阿賀町議会 > 2021-03-10 >
03月10日-02号

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  1. 阿賀町議会 2021-03-10
    03月10日-02号


    取得元: 阿賀町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-25
    令和 3年  3月 定例会          令和3年阿賀町議会3月定例会議会議録議事日程(第2号)                    令和3年3月10日(水)午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 一般質問日程第3 議案第11号 令和2年度阿賀町一般会計補正予算(第13号)日程第4 議案第12号 令和2年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第5 議案第13号 令和2年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第6 議案第14号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)日程第7 議案第15号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計サービス事業勘定)補正予算(第1号)日程第8 議案第16号 令和2年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第5号)日程第9 議案第17号 令和2年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第10 議案第18号 令和2年度阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)日程第11 議案第19号 令和2年度阿賀町水道事業会計補正予算(第3号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(12名)     1番  宮澤直子君      2番  長谷川 眞君     3番  清野眞也君      4番  斎藤 栄君     5番  小池隆晴君      6番  入倉政盛君     7番  山口周一君      8番  五十嵐隆朗君     9番  石田守家君     10番  神田八郎君    11番  石川太一君     12番  斎藤秀雄君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長         神田一秋君   副町長        南 秀之君 代表監査委員     渡部政勝君   教育長        遠藤 佐君 会計管理者      齋藤啓司君   総務課長       野村秀樹君 町民生活課長     長谷川忠市君  こども・健康推進課長 星 利昭君 福祉介護課長     澤野直也君   農林課長       江花一実君 まちづくり観光課長  眞田政弘君   建設課長       大江修逸君 消防長        清野 隆君   消防本部次長     佐藤秀行君 消防本部予防課長   伊藤 悟君   学校教育課長     清野郁男君 社会教育課長     石川 聡君   農業委員会事務局長  若狭孝之君---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長       阿部 勉    書記         阿部大輔 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(斎藤秀雄君) ただいまの出席議員は全員12名であります。 これから本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(斎藤秀雄君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元にお配りしたとおりであります。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(斎藤秀雄君) 次に、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため求めにより出席した者は、これもあらかじめお手元にお配りしたとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会議の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、3番、清野眞也君及び4番、斎藤栄君を指名します。--------------------------------------- △一般質問 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第2、一般質問を行います。 昨日に引き続き一般質問の終わっていない方から行います。 順次発言を許します。--------------------------------------- △長谷川眞君 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。     〔2番 長谷川 眞君登壇〕 ◆2番(長谷川眞君) それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 まず最初に新型コロナウイルスワクチンの接種の進め方についてということで、2月末現在でも国は新型コロナウイルスワクチンの確保数量を予測ができていない状況ですが、我が阿賀町でのワクチン接種計画についてお伺いします。 1、ワクチン接種の対象者別区分とその人数及び優先順位は。2、接種会場の数とその施行方法は、介護施設や老人ホームでの接種は考えていないのか、移動困難者への送迎対策はあるのか。3、町民全員に接種の意向調査を行って、その結果、対象者区分別ではどうなっているのか、接収拒否者への働きかけは行わないのか。 続きまして、公共交通体系の検討についてということで、平成30年3月策定の阿賀町地域公共交通網形成計画では、令和2年10月から予約制バスの本格稼働の予定でしたが、延びています。また、令和2年度当初予算で交通事業者への補助金が4,300万円で、さらに、12月補正予算で506万円計上されました。事業者との契約がどうなっているのか分かりませんが、早く新しい公共交通網を稼働させ、町民の利便性と経費の削減を図るべきと考えます。 そこで、次の点について確認させていただきます。 1、町内の各路線について利用者数の集計を町は押さえているのか。2番目、新潟交通観光バスがいつまた撤退表明するか分からない中、早急に新公共交通網を形成しなければならないと思うが、町の準備はどこまで進んでいて、いつ稼働できるのか。3、阿賀町地域公共交通活性化協議会は令和元年と2年は何回開催されているのか。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) おはようございます。本日もよろしくお願い申し上げます。 それでは、長谷川議員さんのご質問にお答えをしてまいります。 新型コロナウイルス感染症の発症と重症化を防ぐために非常に高い効果があるワクチン接種が国内においてまずは医療従事者から始まっており、連日の報道のとおりでございます。高齢化が進み、面積が広い阿賀町にあっては、安心してワクチン接種ができる体制、受けていただける体制を取る、これを最重要の課題として位置づけまして、2月22日にワクチン接種推進本部並びにこども・健康推進課内にワクチン接種推進係を設置し、準備を進めているところであります。 接種の具体的な計画を作り進める上で、ワクチンがいつどれだけの量が町に届けられるのか、この情報が必要となるわけでありますが、現段階では4月下旬に最初のワクチンが届くというふうに思われておりますけれども、人数は少人数分にしかならないのではないかというこれも推測的な見込みでありまして、確定した情報がまだございません。新潟県内においては、どこの市町村においても具体的な情報がまだないという段階でありますので、現在の情報の中で答弁をさせていただきますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。 接種の区分けと人数のご質問でございますが、最初に接種をするのは医療従事者等でございます。接種を行う医療機関として、阿賀町で県立津川病院が手を挙げていただきました。新潟県の計画及び責任の下で阿賀町の対象者は津川病院において接種を受けていただくということになります。 その対象となる方でありますが、県立津川病院、町営診療所、渡辺医院、町内の各歯科医院並びに薬局に勤務をする方々でありまして、そこには例えば受付の業務や清掃業務等の派遣されている社員の方も対象となるということでございます。また、阿賀町の消防本部職員、ワクチン接種に関わる町職員なども対象となりまして、おおむね380人程度になるのではないかというふうなことを聞いているところでございます。 医療従事者等の次に接種をするのは、ご案内のように65歳以上の高齢者となりますけれども、およそ阿賀町では5,000人程度でございます。先ほど申しましたように、ワクチンの届く時期と量が示されましたら、これは速やかに接種を始められるように準備を進めているところでございます。 その次の対象者は16歳から64歳以下までの基礎疾患を有する人というふうになっているわけでありますけれども、国はその対象者を総人口の6.3%というふうに試算しているところでございまして、それに当てはめると、阿賀町ではおよそ650人という数字になります。その後、一般の16歳から64歳までの住民基本台帳上で約3,900人となりますが、2回の接種が必要だということにもなりますので、65歳以上の方、また、65歳以上でも施設に入っておられる方、基礎疾患を有する人の接種などにあっては、これはある意味で並行しながら進めていくというふうなことにもなるのかというふうにも思っているところでございます。 2点目の接種会場、方法等についてのご質問でございますが、当面の間はやまぶきの里での集団接種として、接種者数や届けられるワクチンの量を見ながら医療機関での個別接種もできるように進めていきたいというふうに考えておりますが、最初に来るワクチンが本当にごく少人数分であるというふうなところも想定をされるわけでございますので、クラスター対策として介護施設から始めるというふうなところも想定しながら、その場合の接種体制など具体的な検討、施設との調整も今併せて進めているというところでございます。 高齢者等で接種会場までの移動が困難な方々のためにも、私としては、本来は地域を回って接種を行いたいというふうな思いもございますが、最初に来るワクチンはマイナス75度以下の冷凍庫での保管が必要なファイザー社製のワクチンとなります。ワクチンをそれぞれの会場に移送する場合の温度管理、必要以上に揺れないように細心の注意を払う必要もあり、また、万が一接種後のアナフィラキシーショックなどを発症した場合の対応についても万全な対策を取る必要がありますので、やまぶきの里においでいただく集団接種または介護施設からスタートするように準備をしているというふうなところでもございます。 マイナス75度に対応する冷凍庫、実は今日、10日、1台阿賀町に届くというふうな予定になっております。これは停電時の対応として自家発電設備のある場所、そして、夜間も含めてしっかり管理できる場所に置くことが必要でありますので、役場の本庁に設置をするというふうな予定としておりまして、今日届いてからは、報道にありましたように、たこ足配線といいますか、電源の供給が止まるというふうなことも報じられておりますので、専用の回路を設置した中でコンセント等の電気工事も行うという計画にしております。 阿賀町にはもう一台配備される予定でありますけれども、6月下旬頃になるのかというふうなところでの情報でございますが、その時点での接種の推進状況によって設置場所等は決めていきたいというふうに考えているところでございます。 なお、やまぶきの里での集団接種につきましては、医師2名、町の保健師、看護師をはじめとした町職員による2班の体制を基本とし、1日180人の接種を実施する予定としているところでございますけれども、ワクチンの供給状況等によって臨機に対応してまいります。 医師につきましては、町鹿瀬診療所及び上川診療所の医師、県立津川病院から1名派遣していただくこともお願いをして、了解をいただいているところでございます。そして、新潟大学等に所属する医師2名、これらの方々からご協力をいただくというふうなところにしております。また、町内に住所があっても町外の施設に入所されている方や入院されている方などにつきましては、それぞれの施設で接種ができるというふうなところにもなっております。併せて訪問診療を受けている方につきましては、各医療機関から訪問していただいて、自宅で接種ができるようにお願いをし、調整をしているところでもあります。 こうした町の実情、計画については新潟県にもお伝えをし、高齢者が多い広い町ゆえの配慮を要望しているところでもありますけれども、2月27日の全国知事会議で花角知事は、高齢者が非常に多い過疎地域ですと、送迎しないと、とてもじゃないが接種を受け入れていただくことが難しい、医師の確保も大変である、そうした費用もかかってくると。私が知事にあらかじめご説明をお願い申し上げた趣旨を全国知事会議でも発言をしていただいているところでもありますが、県や近隣自治体とも連携をしながら進めてまいります。 3番目の意向調査についてでございますけれども、まずはワクチン接種に関する啓発普及を第1回目として行うというふうなことと、それに併せまして現時点での集団接種の見込みの数の概数を把握することによって、集団接種から個別接種への移行時期の見極め等にも活用したいというふうな目的で調査をお願いし、実施をさせていただいたところでございますが、8日現在、回答いただいた調査の内容でございますけれども、約7,300人から回答をいただきました。回答率は76%でございます。そのうち集団接種の希望は93%でございます。65歳以上では95%、約4,000人の方が希望をされております。週5日接種を実施し、1日当たり182人を接種する体制を計画しているところでありますが、順調にワクチンが届けばという前提ですけれども、65歳以上の2回の接種は、おおむね6月末までに終了できるかなという計算上のスケジュールになるところでございます。 また、ワクチン接種は強制ではないため、拒否する方については強制的な働きかけはいたしませんが、接種のお知らせは丁寧に行ってまいります。迷っておられる方とか受けるつもりがあるけれども、何らかの理由で受けられないという方については、関係機関とも連携しながら丁寧に進めてまいります。 接種の際に予診票というふうなものがございますけれども、通院している方へのそこの中の設問の中で、病気を診てもらっている医師にこのワクチン接種を受けてよいと言われたかと、こうした項目もあります。既に県立津川病院では、院長先生の指示の下でワクチン接種に関して患者さんにそうした説明をしていただけるということでありますので、ほかの町内の医療機関の皆さんにも津川病院にならっていただいて、事前に外来診察の際にワクチン接種の説明をしていただいて、理解を深めるとともに接種時の流れが円滑になるよう事前の指導的なところもお願いをしているところでございます。 ワクチン供給の全体像がまだ見えません。現段階で日程等の具体的な計画を立てることができないという状況でございますけれども、町民皆様には、その都度丁寧なお知らせ案内に努めてまいります。 2点目の町の公共交通体系についてお答えをさせていただきます。 町公共交通につきましては、財政面や既存車両の活用など様々な観点から現行の体制を構築し、住民の皆さんのニーズにも応じて、運行経路、ダイヤの見直し、利便性の向上等々は図ってきたところでございますが、路線バスの利用者は減少の一途をたどっているところでもございます。一方、住民の移動手段、学生の通学手段の確保等は必須であります。また、免許の返納などにより車を運転しない高齢の方々も増えてくると思いますので、利用者のニーズに沿った交通手段の確保、提供が必要であります。 最初の町内の各路線の利用者数の集計というふうなところでございますけれども、現在、路線バスを運行しています新潟交通観光バス株式会社については、町内で10系統を運行しております。また、福祉バスは曜日限定運行で17系統、三川駅と赤谷間を結ぶ三川コミュニティバスのように新潟交通観光バス路線廃止に伴う代替運転をしているコミュニティバスの運行が3路線、同じく平日運行している患者移送車が3路線というふうになっておりますけれども、利用者の把握については、新潟交通観光バスについては、おおむね四半期ごとに5日間、これは平日5日間の実態調査を実施しておりまして、調査は町内の全路線、年4回行われまして、調査日は年間20日程度でございますけれども、その報告を受けて把握しているというところでございます。 新交以外の町の高速バスやコミュニティワゴン等々の利用につきましては、運行委託事業者による運行記録により乗車数を把握しております。運行経路ごとの利用者記録については、今後機会を捉えて議会の皆さんにも情報提供を丁寧にしてまいりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 また、新潟交通観光バスの撤退というふうな中で、撤退がいつあるか分からないという中で、早期の公共交通網の形成というふうなところで、どこまで進んでいるのかというふうなご質問でございますけれども、新潟交通観光バスにつきましては、一昨年の阿賀町地域公共交通活性化協議会の際に、津川営業所の廃止と町の幹線道路を運行する路線バスの廃止について報道にもあったように発言があったわけでございますが、その後、これは撤回をされましたが、そうした廃止という発言の大きな要因は運転手不足というふうなところでございまして、これまた、今、長谷川議員さんからご指摘があったように、いつまたこうした話が出てきても不思議ではない状況であるというふうに認識をしているところでございます。 今後の公共交通網につきましては、現在運行しているスクールバスへの住民の皆さんが一緒に乗っていただく混乗や福祉バスとの連絡も含めて、これらを活用した再構築に向けた準備を進めているところでございまして、住民の皆さんに安全で安心な利便性を確保した移動手段を提供するためにも、利用者ニーズに沿った交通手段の確保に努めてまいります。 なお、これは全面再編の時期でございますけれども、現在は1年後の令和4年4月を予定しているところでございまして、本年度中につきましては、七名地区のデマンドバス運行と津川地区の公共施設等を巡回する循環バスについて実証実験を行う予定を示しているところでございまして、そうした予算も計上させていただいているところでございます。これらは検証しながら、利便性の向上にもまた努めていきたいというふうに思っているところでございます。 次に、地域公共交通活性化協議会の回数でございますけれども、令和元年度2回開催でございます。令和2年度は、これまたコロナウイルス感染防止というふうなところがございまして、書面協議というような形でございまして、2回実施しておりますけれども、今月の24日には委員の皆様にお集まりをいただいて、3回目の開催を予定しているところでございます。 この協議会は、公共交通事業者や道路管理者、老人クラブ、PTA代表の方々等々公共交通の利用をされる方々、また、公安委員会や国土交通省の運輸局などの関係機関で組織をしておりまして、管理者の立場、利用者の立場と、そして、様々な観点から町の公共交通施策についてご意見をいただき、協議をしているというところでございます。 冒頭のまさにご質問で、当初の計画よりも計画が遅れているというふうなところでもございますが、ある意味でその際にも想定していなかった路線バス系統の廃止に伴う代替手段の構築といったところにも時間を要したというふうなところでもございます。また、お話がありました新潟交通観光バスへの廃止代替路線の補助金でございますけれども、これにつきましては、個別の契約というふうなことではなくて、これは阿賀町だけじゃなくて、こうしたいわゆる廃止代替路線につきまして運行しているというバス事業者に関しては、これは県が入りながら、いわゆるその会社が運行しているある意味で全路線の運賃収入、また、費用というふうなものを勘案しながら、いわば均等割的な部分もあるわけでございますけれども、そうした中で、県が入りながら路線代替バスの運行を阿賀町としても継続しているというところでございまして、ここにかかる町からも大きな補助金を支出しているわけでございますが、8割について特別交付税で算定をされ、阿賀町にも交付を受けているというところでございます。 今後もこうした移動ニーズに合わせた公共交通の実現、移動手段の確保、利用者の促進、利便性向上のためにも充実に努めていくとともに、まさに広い阿賀町でございますので、公共交通網の形成にあっては、検証を重ねながら、ある意味で改善を図りながら、推進をしながら努めていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) それでは、ちょっと追加質問ということでお願いしたいと思います。 今ほどの答弁は、非常に私が期待したよりも細かい答弁をしていただきまして、ありがとうございました。それで、ワクチン接種については、2月19日に柏崎で県内第1号の接種が行われたと。その時点で、次の3日後ですか、22日が質問の締切り、その時点で阿賀町の接種の計画とか何かというのが全然知らされていなかったという中で、21かな、土日あたりに阿賀の里に食事に行きましたら、意向調査の封筒詰めをしているんだという話を聞きまして、意向調査をするんだということで質問の中にも意向調査を入れさせていただいたんですけれども、その後、22日に新聞では連絡会議と、コロナワクチンの接種に対する各県ですとか各課との連絡会議ということで出ていました。 その中でちょっと話が飛ぶかもしれませんけれども、その中で医療機関でも個別接種をするということ、先ほど町長が言いましたように最初は医療機関、津川病院でという話もありましたけれども、今非常にワクチンの供給が少ない、あるいはいつ入ってくるか分からないその仮定の中での質問で申し訳ないんですけれども、個別接種となると、集団接種よりもワクチンの無駄が出るんじゃないかというような心配をするわけです。無駄が出ないような接種の方法、個別単位なり、それから、先ほど町長が言われましたように来られない人について、寝たきりだとか車椅子に乗っている人については訪問接種という中で無駄をなくすというような考えをどのように考えているのかお聞かせ願います。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
    ◎町長(神田一秋君) まさに今も報道にありますように、1瓶便から針によってもいろんな工夫もあって、数も今ほどのとおりでございますけれども、まさにここは私どももある意味で完全予約制というような形の中で進めていくしかないというふうなところで、これはワクチンの無駄といいますか、そうしたものは出せないというふうなところでありますので、まさに完全予約制の中で、どなたがどこでいつ接種をするのかと、ある意味で時間的なところもそうした中で計画に組みながら、お知らせをしながら進めていかざるを得ないというふうな非常に難しいことですけれども、それをやっていかないとやはり今お話にあったように無駄になってまいります。 特にこれは個別接種、各医療機関に行って打っていただくというふうなところは、本来ここはやっぱりかかりつけのお医者さんで打ってもらうのが一番打ってもらう人にとっても安心でもあるし、ある意味で外来で一緒にできればいいわけですけれども、ここもそのとおりで、もう予約を取った中で、どこの医療機関でいつ誰が、いわゆるワクチンの量に合わせた中でそこは設定をしながら、そして、これは冷凍が必要なワクチンであれば、町のほうからその都度お届けをしなきゃならないというふうなところでもあります。 これは訪問にあってもなおさらでございますので、通常の訪問診療をやっていて、そこの中で打つというふうなところはなかなかこれも難しいと思います。1回そういう瓶を開けてやれば、5時間以内にやっぱりそこで今は5人、6人、7人と言われていますけれども、5時間以内に摂取をしなければなりませんので、ある意味でそうしたところも、これは津川病院さんはまさにそうした訪問診療の患者さんもかなり多いわけですけれども、もうワクチン接種専門で回っていくと。そのワクチンを無駄にしないような形で、そうしたところでございますし、町の診療所にあっても同じような考えの中でやっぱりそこを進めていかなきゃならないというふうに思っています。そうしたところでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) ありがとうございました。 それで、今のように完全予約制でやるというのであれば無駄もなくなると思うんですけれども、それと、意向調査票の資料でいただいたこのつづりの中に65歳以下の人の項目もあって、土日とかありましたけれども、土日も行うのか。例えば土日を行うのは月に1週おきだとか、それから、平日はどういう形で行うのとか、その辺のことと、送迎バスの運行計画も当然その計画によって運行バスの運行計画、曜日ごとだとか地区ごとだとかそういうのも出てくると思うんですが、その辺はどう考えておりますでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まず、特に64歳以下の方については、仕事をされているというふうな方がほとんどといいますか、非常に多いわけでございますから、平日なかなか接種の会場においでいただくことも難しくなるでしょうというふうな思いもあって、これはやはり土曜または日曜のそうした休みの日における接種も計画をしていかないと、皆さんから受けていただくことにつながっていかないんじゃないかなというふうな認識でおりますので、これはまた今具体的にそうした1週おきとか、まだそこまでは具体的に計画の作成に至っていない段階でございますけれども、そこはやっぱり実施をしていかなきゃならないというふうなところで私も計画づくりの指示をしているというふうなところでございます。 また、今現在考えている基本的な部分は、主に町の診療所ドクターも主体的に接種をしていただくわけですので、午前中はやはり外来がございます。そうしたところから、基本的には平日の午後にやまぶきの里での集団接種というふうなところを基本として考えているというところでございます。 そうすると、この送迎、これも本当に広い町ですから、コロナ禍にバスの運行というふうなところもこれは接種の時間もあるわけですから、そうした地域といいますか、バスの運行経路というふうなところも一つ考えながら、さっき言った完全予約制ですので、どなたにいつ来ていただくかというふうなところは、そうした運行というふうなところも一つの大事な要素としながら検討して、運行していかなきゃならないというふうなことで、今現在まさにいつどこでというふうなところをまだ具体的な計画が詰められていないというふうな状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 私も本当にいつワクチンがどれだけ入るかというのが分からない中で質問していて、ちょっと歯がゆい気持ちもあるんですけれども、ただ、実際その場になってみて戸惑わないような計画をしっかり練っていただきたいということの中で質問していますので、それと、町とすれば、新聞に載るようなシミュレーションとか実際のシミュレーションとかなんかはやっていないと思うんですけれども、ほかの新発田とか弥彦あたりのシミュレーションをやった町村の記事を見ますと、待ち時間が多いという苦情が結構あったということを聞きましたけれども、バスで巡回してくると、バスで例えば地区を回って18人ぐらいがぽんと来ると、やっぱり最後の18番目の人は結構時間がかかるんじゃないかなと、そういうところもちょっと解消していただきたいなと思っております。 それと、アンケートの中に入っていましたスケジュール、これは実際その時点での、22日以前の時点での予定だから当てにはなりませんけれども、実際河野大臣の予定が3月になって出ましたけれども、そうすると、65歳以上であっても6月以降になるんじゃないかというような予想ですけれども、それについてははっきりしないので、どうということはないんですけれども、その中で接種の案内と予診票を送付と。予診票はいいんですけれども、ここに接種の記録書、例えば1回接種したら1回目のところにスタンプを押すとか、次は何日ですよとやっている行政機関というか--国だったかな--もあるらしいんですけれども、そういう接種記録スタンプとか次回が3週間後の何日ですよ、四、五日ずれるかもしれませんけれども、そういうようなことで接種した、2回目はいつだ、2回も接種したというような管理をすることはちょっと考えていないんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まず、このシミュレーションは非常にやはりもういきなりぶっつけ本番というわけにいきませんので、非常に大事なことですので、これ実は私も県ともある意味で密にやっているところでございますけれども、弥彦村で先般やったのがテレビや新聞にも出ておりましたけれども、あれは弥彦村の会場で、弥彦村さんが主体ということですけれども、そこには新潟県が関わりながらいわゆる共催で、私どもの町からも2人そこに参加をしながら、状況も確認をしながらやっているところでございまして、県もまさにそうしたシミュレーション等々をやりながら、そこでの課題を共有化しながら、いい方法を新潟県全体としてまさに作っていこうじゃないですかというふうなところでの進め方をしているところでございますので、まさにそうした今いい方向の作り方をしている最中でございますから、そうしたものができてきてから、また町としてもこれはやっぱりやっていかなきゃいけないというふうなところでありますし、今現在も会場をやまぶきの里というふうに決めている中で、机の配置であったり人の流れであったり、そうしたところは、これは全員のシミュレーションにはなっておりませんけれども、計画を作る段階でまさにそこは会場を確認しながら、いろんなところの具体的な計画を行っているというふうなところでございます。 また、待ち時間の長い、まさにそれもそういうところで特にこの時期になれば腕をまくらないと駄目なわけですし、ご高齢の方はやっぱりそうしたところにもかなり時間がかかるわけですから、私どもとしては、そうした介助というと少しあれでしょうけれども、一人一人にまさに会場まで来ていただく、着ている服を腕まくりしてもらう、こうしたところへの支援というか、そうした担当もこれは必要になってくるんだろうなというふうなところで想定をしながら進めているというところでございます。 また、これはワクチンを打っていただく際に、一人一人に接種券といいますか、そこに1回目、2回目のついたものをお送りしながら、まさに言ったようにこれを受けているかどうかというふうなところもしっかり確認しながら、次はいつの接種になるかというふうなところもご案内していかなきゃならないわけですので、それは一人一人の管理をさせていただきます。 一方、これを一人一人にお送りするんですけれども、正直申し上げまして、ご高齢の方に送ってしまって、紛失をしてしまったり、また、1回目は打ったけれども、2回目のときもそれを持ってきていただかないと駄目なので、その間に紛失をしたり、そうした可能性も高い部分があるので、ご高齢の皆さんについてはやはり町で管理をしながらというふうなところも一つの方向といいますか、考え方として今検討しているというふうなところでもあります。まさに接種をしたら、その場の会場で誰が来て誰が接種をしたかというふうなところは、これは国でもそこを義務づけるようなシステムを今作って、全市町村に渡すというふうなところですし、もう入力もしながら一人一人の接種状況は常に確認をして、次の2回目の接種も、いつどこですというふうなところの案内をしながら進めていくことがこれは絶対的に必要になってまいりますので、そうしたところから進めてまいります。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 幸いなことに阿賀町では患者の発生がいまだかつてないと。でも、これが逆に例えば県のほうで阿賀町にどれだけ配分するか、あるいは三条市なりとなったら、やっぱり優先順位は患者の出ているところが先になるんじゃないかという懸念があるわけで、そういう意味では、もう町のほうではそういう後回しにされないような働きかけをしっかりとやっていただきたいんですが、町長はそういう懸念は持っていないんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) さっき言いましたように私は知事とも直接お話ししているんです。お話しさせていただいているんです。そこで、県もいわゆる国からそれぞれの県に割当てがある。特に4月になればかなり報道にもあるように、多めのワクチンが1週間ずつ届けられる予定になっているようでありますけれども、その県に届いたものをまさに県が今度は市町村に配分をするわけですので、もう私がお願いしているのは、高齢者は65歳以上から接種を始めるわけですから、阿賀町が一番高齢者率も高い。阿賀町からひとつ可能な限り配分をお願いしたいと知事にも直接お願いもしながら、また、あるいは全市町村にそうした要望意見の調査も行っていますので、そうしたところで要望はしておりますけれども、東京等々を見ても、やはり全人口じゃなくて高齢者率で配分をしているところもあるようでもありますけれども、私としては可能な限り多く配分を早めにしていただけるような要望を行っているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) そのようなことがない、後回しにされることがないようにとにかくお願いしたいと思います。 それと、先ほど町長は介護施設等、老人ホームと介護施設のほうを優先したいということを言っておられましたけれども、非常にいいことだと思うんですが、それは介護施設まで出向いて打つのか、それと、まず出向くのかというのと、介護施設の介護員の方は、65歳以下であっても一緒に打つべきではないかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 先ほど申し上げましたのは、65歳以上が優先でございますから、そうした中で、ワクチンがある意味で相当数来れば、まさにそうした中でのやまぶきの里の集団接種から始めようかなという計画でもおったんですけれども、どうもそう多く来ないんじゃないかなという懸念もありますので、そうした場合には、まず施設で、そうした場合も想定しながら、施設に入所されている皆さんを先に接種を進めたほうがまさに万が一そうしたクラスター的なところへの心配もあるわけでございますから、それが一つ効果的な部分にもなってくるんじゃないかなというふうなところも含めながら、その数にも関係してまいりますけれども、そうしたことも持ちながら今検討を進めているというふうなところでございます。 なお、今おっしゃったように仕事をされている皆さんもまさに非常にこれは大事なことでございますので、その入所施設で働いている皆さんもそこの一緒に先行接種といいますか、入所している皆さんと一緒の接種が可能だと、ここは国もそうした方向を出しているところでございますから、やはり一緒に進めていくことが効果的であるというふうに思っていますので、まさにそうした基本的な考え方の中で今計画を作っているというところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 出向くのか出向かないのか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 入所されている方は、ご案内のように来てくださいと言っても非常にこれは無理でございますから、ここはドクターが出向く、職員が出向くと。ただ、やっぱりそれぞれの入所施設は協力医療機関というふうなところがございまして、入所者一人一人にある意味でそうした主治医というとあれですけれども、医療機関にそうした先生がいらっしゃるわけですから、まさにそこの先生からワクチン接種も行っていただくというようなことが一番安心感のある、よく知っていることなので、そうした考えの中で先ほども言いましたように進めていくように、今は相談といいますか協議といいますか、そうしたところを行っているというふうなところでございます。これも来ていただくというふうなところではできないというふうに思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) それでは、問題なく接種するような体制づくりをお願いして、次に公共交通問題についてお伺いいたします。 これは私も何度も言っていますけれども、私の集落へ平日は9往復のバスが来るんですよ。9往復ですよ、9便じゃなくて。通常の新潟交通のバスが7往復、それと、赤谷へのあれが2往復、その赤谷へのバスは結構乗っているような感じはするんですけれども、通常の7往復については、ほとんど小学生が通学に使う以外は乗っていないのを毎日のように見ているわけで、もったいない、もったいないと私は常に思っているわけです。たまたま1週間ほど前に1人だけ乗っているのを見ましたけれども、珍しいなと思って。 それで、そのことについてお伺いいたしますけれども、集計を取っているということであれば、古岐だけじゃなくてほかのところも取っているということなので、その契約の関係がどうなって、とにかく7便走らせないと駄目となっているのか、それとも、4便ぐらいに減らして、4往復ぐらいに減らして料金を安くすればいいんじゃないかというふうに思うんですが、そういうことはできないんでしょうか。例えばまた予算書のあれを見ますと、ほぼ同じ金額、新潟交通というか交通委託料というか、助成金が出ているわけですね。だから、そういうことが期の途中でもできないんでしょうか。その辺をお聞かせ願います。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 今、古岐便の数のお話がありましたけれども、実はまだ町民の皆さんへの説明もないのかなと思っておりますけれども、まさにそうした利用の状況を把握しているわけでございまして、私どももまさにそうした乗りの非常に少ないというか採算性のない路線というふうなところで、一番あれなのは、やはり利用されているかどうかというふうなところが一番大きな観点になるわけでございますけれども、この4月から古岐三川駅間、ここについては1日7往復から4.5往復に減便をさせていただくというふうなところで、ある意味で進めさせていただくというふうな考えでございますので、これもまた町民の皆さんをはじめ沿線の皆さんに丁寧にご説明をしていかなきゃなりませんけれども、そうしたところで進んでいくというふうなところでございます。 なお、バス会社は10月と4月かな、まさにその2回の年間の中でタイミングがございまして、その補助金に関しても前年の10月からというふうな部分があって、今年度の予算にあっても、そうしたところも踏まえながらまだ前年度の半分が翌年度になるというふうなところもありますけれども、今言ったように、ここは古岐の便でもそうでございますし、先ほども少し申しましたけれども、東川丸渕方面への路線バスについても、10月からはそうしたデマンドといいますか、そうした別な形の中での運行を計画しているというところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) それから、実際的にはやっぱり今やっている八ツ田のほうのデマンドバスですとか、これから令和3年10月から始める七名地区のデマンドバスですとか、そういうデマンドバスが主流にして経費を節減していくのがよろしいんじゃないか。福祉バスとかスクールバスは、これは確実に乗る人がいるわけですから、それはいいんですけれども、デマンドバスの実験を令和3年10月から行うというのは、これは七名の七福の恵が行うデマンドバスのことを言っているのか、それともほかの路線も例えば上川ですとかの地区についてちゃんと頭で思い浮かべてもデマンドバスが有効なんじゃないかなというところがありますけれども、その辺、古岐線なんかもデマンドバスでもいいんじゃないかなというふうには思いますけれども、その辺、町長はデマンドバスを全部に広げていって経費節減になるかどうかは実際いろいろな問題があると思うんですけれども、町長はその辺をどのように考えていますでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まず、最初の10月からの七名方面については、NPO七福の恵、ここに運行に関しても委託をしていこうというふうなことで考えているところでございます。まさにこういう同じような状況が今お話にあったようにあるわけでございますので、これはより利用の状況をよくよく勘案しながら、そして、まさに経費ですよね。どれぐらいの経費がかかっているかというふうなところでございます。 一方、大きな金額を新潟交通観光バスに払っているわけですけれども、先ほど申しましたように、こうやってバスがやめた、代替でバス会社が走らせる。そうすると、国の制度の中で出した分の8割は財源として来ると。こうしたデマンドをやっていけば、最初の立ち上がりの段階では実証実験だというふうな形の中で、公共交通協議会で決めたものについては、これは半分、5割財源として来る部分もありますけれども、そうした財源等々も見ながらやはり進めていかなければなりませんし、新潟交通観光バスさんも運転手さんがいないというふうなところができないという一番の理由といいますか、その理由があるわけですから、私どもも今度町でやるにしても、まさにドライバーの確保、車両の確保、そうしたところも非常に基本的な部分ですし、デマンドというふうなところになれば、いわゆるいつ誰が乗りますよ、私は乗りますよというふうな連絡を受ける。そして、そこを動かすと、そうした体制もこれまた必要になってくるわけでございますので、そうした課題もある。ですから、定時定路線といいますか、決まった時間に今の路線バスのような運行というふうなものもありますので、その辺をよくよくやはり地域の状況にも応じた中でこれは作っていかなきゃならないというふうなところでございますので、まずは今言うように今年度はそうした中でスタートしながら、ここを一つのまたさっき言った実証実験という形の中で、そこの地域ばかりじゃなくて、これはほかの地域でも、ほかの路線でもそうした取組ができていって、また、利用する人々がそんなに不便でなくて、また、経費面でもいいというふうなところであれば、やはりそうしたあるべき姿というか、そこを目指しながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) やり方があるのかどうか分かりませんけれども、例えば定時定期路線といいますか、それをすることによって8割の助成が国から来るということがあるということなんですけれども、では、新潟交通観光バスにデマンドバスを運行させたら8割もらえないのかなということもついつい考えてしまうんですけれども、その辺もできればいいなと思うんですが、とにかく平成4年4月から新交通システムと先ほど町長おっしゃいましたので、それがどういう形になるのか私なんかは非常に興味を持っておりますので、議会のほうにも知らせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) これも本当に本当に重要なことでございますから、これはしっかり私どものところでまずは検証しながら、さっきも言いましたいろんな様々な関係機関の皆さんの協議会もあるわけですから、そこでもご意見をいただいて、これはよく検討して、その都度といいますか、これは本当に議会の皆さんからもまずもってご理解いただかないと進まないということでございますので、しっかりこれは丁寧に説明をし、議会の皆さんのご意見をいただきながらそこを作っていきたいと思っていますし、正直申し上げまして、いきなり1つの完成した形には、これは難しいというふうに思っていますので、1つのものをやりながら、進めながらより改善していくというふうなことで進めていかざるを得ないかなというふうにも思っているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 町長が答弁の冒頭で言いましたように、高齢者で運転できない人、免許証を返納する人、そういう人がこれから増えていく現状の中で、利便性のいい公共交通機関であり、さらに、町とすれば経費削減できるような交通網をぜひどんどん、途中で手直しは、これはやむを得ませんけれども、確立していってほしいと要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、2番、長谷川眞君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △清野眞也君 ○議長(斎藤秀雄君) 次に、3番、清野眞也君。     〔3番 清野眞也君登壇〕 ◆3番(清野眞也君) それでは、通告に従いまして、3点の質問を町長のほう、また、教育長にも質問させていただきます。 まず1点目、2年間の町政運営はどうだったかということで質問させていただきますが、神田一秋町長が就任しまして2年が経過をしました。残り任期2年でどのようなことを行っていくつもりなのか、町長が目指しているビジョンはどこまで達成されているのか、今後2年間の町長の目標と計画を伺わせてください。 2点目、町の歳入をどう増やすかということで、国の地方交付税が減額されている中で、いかに自治体として歳入を増やすことができるのかが大切になってきております。今後の歳入確保の手段をどのように考えていらっしゃいますでしょうか。また、一つの手段として基金の運用方法見直し、少しでも歳入増が見込めるよう検討すべきではないでしょうか。 そこで、一つ細かく聞かせていただきますが、現在の基金運用益はどの程度でしょうか。2、債権と預金割合、基金全体の利回りはどの程度でしょうか。3、基金の一括運用をするべきではないでしょうか。4、国債等の割合を増やすことはできないでしょうか。 3点目、阿賀町子ども未来フォーラムに実効性をということで、毎年阿賀町子ども未来フォーラムが開催されておりますが、子供たちの発表から実行に移されているものは幾つあるのでしょうか。子供たちの思いを現実に行動に移すために、実行するための予算を事前に確保するというふうなことが考えられるべきではないかと思いますので、3点の質問に答弁をお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、清野議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。 お話にあったように、私も任期の折り返しから2年も少しを過ぎたわけでございます。この間、清野議員さんからも本当に様々な面でご指導、ご支援をいただいておりましたことに改めて感謝を申し上げるところであります。 町の総合計画におきまして、これは就任後にこういう計画を作らせていただいたところでございますけれども、それぞれの施策の方向性であったり目標というふうなものを抱えた中で、それに沿った各事業を進めてきているところでございますけれども、特に子供医療費の高校卒業までの無料化、小・中学校の給食費の半額化などは、子育ての支援に関して、そして、小・中学校普通教室のエアコンの設置、スクールバスの計画的な更新、GIGAスクールへの準備など教育環境の充実、これは私のぜひ進めていきたい、いかなきゃならないというふうな強い思いを持ってきたところでもございますけれども、議会のご理解をいただく中で進めてきていることができるなというふうなところで、感謝を申し上げるところでございます。 一方で、この2年間でも人口の減少、高齢化が進んでおります。各集落にあっても町民皆様にあっても本当にこれはそうしたところから従来普通のことが難しさを増しながら、経済においても縮小傾向にあるというふうなところでございまして、昨日のお話にもございますが、独り暮らしの方も増えて生活不安が増していく、そうした課題がより深刻化してきているというふうなところがございます。 私は、区長さん、また、いろんな団体の皆様、事業者の方々等々、実情をお聞きし、町が一緒になってそうしたところを少しでも進めていくことが必要でありますので、これは県内外の私も様々な方面の方々から情報をいただいたり、協力いただいたり、また、町への今後の支援もいただけるようにというふうなところで活動といいますか、そうした意見を伺ってきたところでもございますけれども、そんなところから外部の人的ネットワークというふうなものは、この2年間の中で相当広がることができて、ありがたいなというふうに思っているところでございますけれども、やはりこうした町長、基礎自治体の長の最大の使命であります町民の皆様の生命と財産を守る、ここは常に念頭に置きながら、そして、この町に私はより希望が見えるような、そうしたところを進めていきたいというふうに考えて、目指していきたいというふうに考えているところであります。 若者から町に残ってもらえるように、遊休施設の活用の面というふうなところからもこれは企業誘致といいますか、そうした働く場というふうなところは非常に大事でありますけれども、やはりなかなか難しいところでありますが、何とかこれをまた進めていきたいというふうな思いを持ちながら、ある意味で具体的な協議を進めているというふうな案件もあるわけでございますので、何とかここは進めていきたい、形にしていきたいというふうにも思っているところでございます。 また一方、昨日の五十嵐議員さん、宮澤議員さん等々のご質問にも関連するわけでございますけれども、高齢者の独り暮らし世帯が全世帯のもう27%、高齢者のみの世帯が46%というふうな状況であり、空き家の増加、人口減少、これらのスピードも早めているというふうなところでもあります。そんな中で私も全国町村会の週報、機関誌があるんですけれども、そこの中でつい先週記載された結城登美雄さんというふうなフォーラムがありまして、大変恐縮なんですけれども、ひとつ紹介をさせていただきたいと思います。 かつての地域づくりは、特産品や工場誘致など経済中心だったが、高齢化社会を生き暮らす人々が抱える様々な願いや規模、悩みや苦しみなど、その土地を生きてきた人々が抱える様々なテーマをしっかり受け止め、よりよき方向に変えるために地域住民と同じ土地をともに生きる行政マンが連携した活動が今後の地域づくりの基本となるのではないか、こうしたことが書いてありまして、私も改めてそうした思いも持ちながら、非常に大事なご指摘かなというふうに感じたところでございます。 高齢者も障害をお持ちの方もこの町で安心して生活していただけるように、これはまた町内の社会福祉法人との連携、支援、そうしたものも強化をしていきたい。そして、この介護の施設、これはもう阿賀町はある程度充実しているというふうな評価もあるわけでございますけれども、現実には約100人の方が町外の施設に入所をしておられます。それに関して町の予算から約2億円もの介護給付費が支出をされているというふうな現状がありますので、そこをやはり何とか進めていきたいと、そうした思いも持っているところでございます。 今までも昨日もお話にありますが、NPOかわみなとさん、七福の恵さん、こうして2つのNPOが立ち上がり、また、綱木地区では、えちご四駆村さん、若い人の斬新な発想とエネルギーあふれた活動が開始をし、これまた全国から注目を集めて、人も来ています。それぞれの思いを持った皆さんがこうして阿賀町に集まっていただいて、地域活性化にまた向かって活動していっていただく法人さんであります。 また、地域おこし協力隊の皆さんはそれぞれの分野で活動していただいているわけですが、任期を終えられて、起業され、町に残って活躍していただく人が確実に増えるように、これは任期中の関係をより深めていくことが大事だなというふうにも思っているところでございます。発信力の本当に強い人たちでもありますので、阿賀町に来たら、阿賀町は自分の夢を実現できる町だと、そういった評価といいますか、そうしたところにもつながっていくようなところを私は目指していきたいなというふうにも思っているところでございます。 具体的なものは先ほど申しましたが、総合計画等を着実に進めるとともに、本当に昨日来、いつもの様々な大きな課題がありますので、そうしたところへの対策は講じていかなきゃなりませんが、まさにそれだけでなくて新たな希望が持てるような、具体的なものが見えるような、そうしたところへ取り組んでいくというふうな所存でおります。大変抽象的なところで恐縮でございますが、次のご質問の中でまたお答えをさせていただきたいというふうに思っております。 2点目の町の歳入どう増やすかというふうなところでございます。 まず、本町の一般財源の歳入でございますけれども、税におきまして、個人・法人住民税は今年の収入の所得の落ち込みによりまして、その影響額が前年度比で1,200万円の減を見込んでおります。固定資産税にありましては、評価替え等によって5,200万円の大きな減、町税全体で約7,800万円の減にもなるというふうな見込みでございまして、お話しありましたように、地方交付税におきましても合併特例による算定外の増額措置が今年度で終了することにより減額をしていくわけであります。今後も町税等の一般財源についてはなかなか増加の要因が少なく、また、今言うように減少する見込みというふうなものもむしろあるわけでございまして、国や県の補助金、また、様々な財団等からの助成金などについても、積極的に今もそうしたところでの獲得に向けて進んでおりますけれども、なお一層そうしたところを進めていかなきゃならないというふうに思っております。これまた税にあっては、これは法定外の税や、また、標準税率を用いるというふうなところは現実でございませんので、やはり徴収率の向上というふうなところを図りながら確保していくというふうなところが基本だというふうに思っております。 今年度から企業版のふるさと納税というふうなものを開始したところでもあります。私は、これは阿賀町にゆかりがある企業さんに、これはいろんな折に、例えば東京へ行った折に昨日もお話ししましたけれども、訪問させていただきながら、町のPRと、また、ここへの支援というふうなものもお話をしながら、また、この町においでいただく、また、いろんな機会で会うというときにも、そうしたある意味でセールスもしているというふうなところでございますけれども、なかなかやはりそこも直接的には難しいというふうなところもあるのが現実でございまして、一方、また一般のふるさと納税、本当に今年は大きく実績を下げてしまっているところでございます。米に並ぶ返礼品、そしてまた、PRの仕方、これもまた新年度に向けて本当に強化をしていかなきゃならないというふうなところでございますので、ある意味で県外の先進地、本当に桁が違うぐらい、そうした中でふるさと納税、寄附を進めてといいますか、そうした寄附の実績のあるところがあるわけでございますので、まさにそうしたところの取組の状況も私も教えてもらいながら、ある意味で指導を受けながら新しくそこへは改めて強く進んでいかなきゃならないというところで、ある意味で勉強もしているというふうなところでございます。安定した町民のサービスには財源の確保がやはり必要でございますので、一層の工夫、努力をしてまいる所存でございます。 次に、基金の運用方法について、ご質問をいただいたことについて具体的にお答えをさせていただきます。 1点目の基金運用益でございます。 基金につきましては、土地開発基金の土地を除きまして、前年度末現在高で約65億4,000万円の基金を保有してございます。現在は定期預金と債券により運用しているところでございます。運用金につきましては、今年度の見込みでございますけれども、定期預金の利息で約34万円、債券で388万円、計約422万円でございます。 2つ目の債権、預金割合と基金全体の利回りでございますが、まず割合でございますが、債券の運用で7億円、全体の10.7%でございます。残りの約58億4,000万円は定期預金でございます。利回りでございますが、債券の中途売り買いによる償還差損益を加味しない利率で申し上げますが、全体で0.06%となります。現在の定期預金の利率は年0.005%、保有債券の年利は0.554%でございます。 次の基金の一括運用でございますが、最近では、小規模な自治体においても基金の債券運用が増加しているというふうなところを私も認識しているところでございます。県内の半数以上の市町村でも債券運用を行っているというふうなところでございます。しっかり金利のいいところでもって運用益を上げていくというふうなところが一つ大事な基本的な考え方であり、進めていくべき財源確保の一つだというふうに思っております。 平成28年3月に導入されたいわゆるマイナス金利政策によって金利が本当に低い水準となり、預金運用の利回りを大幅に押し下げられておりまして、預金運用はある意味で壊滅的な状況にありますので、定期預金をしても運用益はほとんど得られないというふうなところから、各自治体でも基金などの余剰財産の適正化を図っているというふうなところでもございます。現在、阿賀町では15の基金がありまして、それぞれ口座を開設した個別管理、個別運用をしているところであります。これは従来からの管理、運用方法でありまして、定期預金の満期の管理と利息の収入処理等において、これらも手間を要する状況にもありますことから、一括での管理及び運営をやはりしていくというふうなところがより効果的だと、まさにそうしたご提案をいただいたとも思っておりますので、そうしたところの準備を指示しながら進めているというところでございます。 次の国債等の割合を増やすことについてでございますが、金融機関の定期預金利率を比較しても債券運用による利回りが有利、これはもうまさに明確でございます。また、基金の保管や運用につきましては、地方自治法や地方財政法により、確実かつ効率的な運用が求められているところでございますので、基金の運用先、その額、方法などを規定した資金管理方針を定め、債券の3要素とされます安全性、収益性及び流動性により債券運用の判断を行い、基金の一括管理と併せて国債、地方債、政府保証債といった信頼性の高い公共債による基金運用を増額し、少しでも一般財源の収入増加につなげていくというふうな所存でございます。 3点目の子ども未来フォーラムでございますが、小・中学生、高校生の思いを聞かせていただくとともに、その実現に向けて町が支援することがあってこそ、今、清野議員さんからお話があったことがあってこそ、その効果が上がるものというふうに私も思っておりますので、私は今お話しいただいたとおり、実施に向けてある意味で柔軟に対応できる予算化というふうなところも含めながら指示をしているというふうなところでございますが、具体につきましては教育長から答弁をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 遠藤教育長。 ◎教育長(遠藤佐君) それでは、阿賀町子ども未来フォーラムにつきまして私のほうからもお答え申し上げます。 本年度は12月に開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大第3波のために、直前まで準備を進めていたところですが、やむなく中止とさせていただいたところでございます。そのため、昨年度までのことということでちょっとお話しさせていただきます。 令和元年度のフォーラムでは、自分の未来を創造し、帰ってみたくなる阿賀町を創造するというテーマで子供たちから様々なアイデアが出されました。そのアイデアは大きく分けると、地域、いわゆる地域行政が行うものというふうな観点からのアイデア、それから、自分たちが行うものという2つの観点のアイデアがあったかというふうに把握しているところでございます。 まず、前者のほうですけれども、例えば商業施設や大きな店を誘致して活気ある町にするといったややちょっと実現の難しいところもありましたが、中には空き家をリフォームして移住する人を増やすといったまさに今町が課題として取り組もうとしていることについてのアイデアもあったことがあります。 それから、今度は後者のほうです。自分たちが行うものということで、例えばあったアイデアでは、町のよさをSNSや自分たちの力でPRするといったこと、それから、お年寄りを大切にしたり元気に挨拶をしたりして、人と人とが明るく楽しく生活できる町にしたいといった意見もあったところでございます。 これらの意見につきましては、役場のグループウェア、掲示板等にアップさせていただいているところでありますので、全職員が読めるようにさせていただいたところでございます。いわゆる地域行政がそのようなアイデアをまず見ていただいて、実現可能なものについては実現していただければありがたいということで、アップさせていただいたところでございます。 続きまして、この後者のほうですね。自分たちが行うものの中で過去に実行に移されたものとしては、例えば旧日出谷小学校で行っていたエゴマの商品開発等がございましたし、そのエゴマの取組につきましては、商品開発まではまだ行っていませんけれども、津川小学校や阿賀津川中学校のほうに今引き継がれて行っているというところでございます。また、上川小学校の皆さんがふるさと学習で取り組んだ阿賀町のよさや特産品をSNSのフェイスブックで県内外に広く発信したということもその一つが挙げられるかと思います。 このような、いわゆる子供たちの貴重な提言といいますか。子供たちとしては、いわゆる未来を語るということでお話をしているところですが、私ども大人にとってはいわゆる教育長への提言という形で受け止めるべきだと思っておりますが、それを真剣に受け止めまして、そういう夢の実現に向けた子供たちの学びというものあるいは活動というものを教育委員会としては、例えば予算上も含めて強力に今後もバックアップしていきたいというふうに考えているところでございます。 ちなみに、今年度は新型コロナウイルスで開催できませんでしたが、2021年につきましても同じようにといいますか、形式を変えるつもりは今のところありませんけれども、子ども未来フォーラム2021ということで開催していきたいと思いますので、地域の宝である子供たちと私たち大人が一緒に知恵を出し合ったり、そして、元気な阿賀町、明るい阿賀町にしていければいいかなというふうに考えているところでございます。 大変雑駁ではございますけれども、阿賀町子ども未来フォーラムについてのご答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) ありがとうございました。 それでは、再質問させていただきたいと思いますけれども、2年間の町政運営ということで総合計画を新たに作り直したという部分もあり、総合計画に沿って行っていきますというふうな話でしたけれども、総合計画に乗らない部分での町長の思いもぜひ聞かせていただきたいなという思いがありまして、何かあればぜひお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさに総合計画は基本的な目指すある意味で文書的な部分に沿った中で具体の事業が載っているというふうなところでございますので、ここはやはりそうした中で必要な部分を計上しているわけですから、しっかり進めていきたいと思っていますけれども、やはりそこに載ってきていないといいますか、載っていても、そこの本当に根底にある部分をやっぱりしっかり進めていかなきゃならないんじゃないかなというふうな思いで先ほども申し上げたわけですけれども、非常にやはりある意味で厳しいというか、暗いというか、本当にそうした部分が多く出てきている2年間でもありますから、さっきも言ったようにやっぱり少し明るさといいますか、そうしたものが見えるように、そこに具体的なものを私もやっぱり取り組んでいきたいなというふうに思っているところでございまして、その一端がさっきも少し申し上げたところでございますけれども、議会の皆さんにも概要のご説明をさせていただいた部分もありますけれども、そうしたぜひこの町の中で遊休施設もあるわけですから、そこを活用していただく中で新しい事業といいますか、そうしたところもぜひこれは進めていただくようにしていきたいなというふうにも思っているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) なかなか具体的なところが見えないので、何て言っていいか分からない部分もあるんですけれども、先ほど答弁の中で希望が見えるような町を作りたいというふうにおっしゃっていたんですけれども、2年間たって希望が見えているような町民というのは増えたと思いますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 先ほども言いましたけれども、これはやはりなかなか難しい状況が本当に続いてきているわけなので、そうしたところが大きくて、ある意味で町全体のこともどうなるのかなというのは、むしろ不安的な部分が強いのかなというふうにも思っておりますけれども、一方で、町が少し今まで違う部分への歩み出しがあるんじゃないかなというふうなところでの期待といいますか、そうした部分も私としてもこれは大事な部分でありますから、そうしたところも少し感じながら、さっき言ったように、これは町で作り上げたNPOさんではありません。皆さんの思いの中で作り上げてきた、そうしたところが動き出してきた部分がありますので、やはりこれは町で全てのものが進むわけでありませんから、むしろそうした中で町民の皆さんといいますか、そうした皆さんがまちづくりを進めていくんだと、そうしたところへの一歩といいますか、歩み始めがあるというふうに思っているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 今NPOのお話が出ましたが、町の課題というと、結局は町民一人一人の課題だと僕は考えておりまして、町民の主体性がいかに発揮されているか、行政がまちづくりをやってくれるものだという人が多い限りはなかなか町も変わっていきませんし、そのきっかけとしてNPOというのはありかなと思いますけれども、ただ、町長から提案されているNPOがそのままうまくいくか、なかなかうまくいかないと僕自身は思っておりますが、またそこは予算案の中で話をさせてもらえればなと思っておりますし、町の全体の課題というのは、総合計画等々いろいろ話もさせていただいておりますけれども、その中で少し角度を変えて、2年間の中、行政の内部の話、町長が就任されたときには、行政の中、職員たちの意識改革をしていくというふうな話をしていましたし、僕も何度も一般質問でどうなっているかというふうな話を聞いたことがありましたし、その中で、行政の内部の話が2年間でどういうふうに変わってきたか、どのようにやってきたか、また、これから2年間どういうふうに変えていきたいかという部分のお話をお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) やはりそこが本当に昨日と阿賀の里の話にも通じる部分が本当に大きいわけですけれども、やはり一番大事なところだと思います。やっぱり私ども町の職員が町民の皆さんのために仕事をしているんだ、させていただいているんだというふうな意識を持ちながら、正直申し上げて本当に役場に入っても今もまだ足りない部分はあるかと思います。本当に基本の大きな声での挨拶といいますか、元気のよさ、明るさというふうなものがあってからの全てのところへつながってくると私も思っていますので、でも、そこはかなり前よりはよくなってきたかなというふうな部分もありますけれども、まだまだ足りない部分がそうした部分ではありますし、何よりもやはり自分の仕事はそれぞれ職務といいますか、忠実にそれぞれ向かっているわけですけれども、自分の所管を超えた中で町の課題に意見を出しながら、ある意味で自発的に、グループ的に意見を出しながら進めていくというふうなところがやはり今は絶対必要でございますので、そこはある意味で動き出してきたところもありましたが、そこを一旦またコロナであるとか、こうした例えばクマであるとか、いろんなものが出てくるとやっぱりなかなか継続もできないというふうな状況もあるんですけれども、そこはそうしたあまり止まらないような形の中で、引き続きそうした自主的なものを進めていかなきゃならないというふうに思っていますし、これはまた副町長からちょうど1年になりますけれども、副町長に来ていただいてからいろんな課題があります。 それを課を横断的に、いわゆるワーキンググループ的に副町長の下で幾つかの検討課題を進めているところもありますので、やはり具体的にそしたらところをやりながら職員の皆さんが思っているところを課を超えながら、仕事を超えながらやはりアイデアを出しながら進めていくというふうなところがあってこそだと思っていますので、しっかりそこをやっぱりもう少し進めていきたいなというふうに思っているところですけれども、かなり変わったといいますか、いいほうに変わってきていただいているなというふうに思っているところでもあります。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 町長の中では変わってきているなという部分の実感はあるのかと思いますけれども、我々町民からすると、何がどう変わったかというのはやっぱりなかなか見づらい部分もあるので、改めて具体的にやっていきたいというふうな話もありますし、具体的にやってきたという部分もあったので、それを「これをやりました」、「これをやっていきます」というのを幾つか挙げていただけるとありがたいです。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 私がというふうなところで。     〔「役場の中で」と言う人あり〕 ◎町長(神田一秋君) 役場の中で。本当に様々な課題あるわけですよね。今現在も進めていただいているのは、まさにこうした中山間地というか、人口が減っている中で、国がいろんな個々に応じた制度というか、取り組む地方創生に向けたいろんなものをある意味で作ってきていただいています。この町の状況に応じた中で、そこで取り組むものはないだろうかというふうなところで、一つはICTといいますか、そうした関連の活用です。これは有害鳥獣であったり、また、医療であったり、いろんな課題があるわけですから、そこにそうしたものを活用できないかというふうな部分のものも検討を進めておりますし、もう一つは特定地域、まさにこうした中山間というか過疎というか、こうした中でそれぞれ民間の皆さんも忙しいときもあれば余裕のあるときもあれば、そうしたところにある意味で人を派遣しながら、うまくそうした忙しさと余裕のあるところを平準化しながら、そうした派遣的なものをこれまた本当に国がすばらしい財政支出の中で取り組めるものもありますので、そこに向けて本当にこれは今各企業も回りながら、横断的な職員の中で進めていきたいと、ぜひそうしたものの組合を作って進めていきたいというふうなところに向けながらやっているというふうなところでございます。 また、これはご心配もいただいているところでございますけれども、清川のあそこでの新しい取組あっても、これも一つの担当といいますか、担当課だけというふうなところでは、なかなかこれはまた進みませんので、そうした中でこれは横断的に意見をもらいながらというふうなところですし、阿賀の里も同様でございますけれども、そうしたある意味で課題に向けて町がそうしたチームの中で進めているというふうなところで、なかなかこれもまたそういうところで町民の皆さんにも議会の皆さんにも見えにくいというふうなところは今また認識をしたところでございますけれども、もう一つは、やはり私は自発的にそうした活動につながっていってもらえるというふうなところを期待しているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 職員の皆さんの自発性というところで、以前の一般質問で副業の解禁というか、そこら辺のお話をさせていただいたところもあるんですが、それ自体はもうルールとしては解禁されていることなんですが、実際に申請をしていろいろやっているという方というのは実際にいらっしゃるんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 野村総務課長。 ◎総務課長(野村秀樹君) 明確なこうした事業をしていわゆる収入を得るという形のものは、はっきり言って今のところはないということですが、ただ、農業の分野で、いわゆる町で言う営利企業従事という形になりますが、そうしたお手伝いをしながら農業活動をしているというような事例はあります。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) もともと兼業の農家さんとかがいらっしゃったというのは確認を聞いていますので、そういう方たちはそれに当てはまるかなと思いますけれども、結局町民の人からすると、行政の職員さんは楽してばかりだみたいなイメージがあったりとかそういう声を僕自身も聞いたりとかしますけれども、僕の場合は行政の皆さんももちろん頑張っていらっしゃる方もいらっしゃいますのでという話をさせてもらうんですが、次の歳入の確保という部分にもつながりますけれども、結局町の中でいかに産業を増やしていくか、小さくてもそこら辺のチャレンジをする人が増えてこないと歳入の確保という部分につながっていきませんし、これから先ほど町長がおっしゃっていた働く場の確保というところにもつながってこないと思います。 また、前回の一般質問もさせていただいた公民連携の推進にもありますけれども、以前、私が町の中のイベントで職員さんと話をしたときに、行政が主体のイベントだったので、いろいろ話をして聞いていたときに、行政というのはお金を稼ぐべきではないというふうな話をされた職員さんがいらっしゃって、ちょっと違うのになとすごい残念に感じた部分があるんですけれども、昔の行政職員さんなんかはそういう考えの方が多かったのかなと思いますけれども、そこら辺は町長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まず、職員で、私もそうですけれども、特に小さな所属と言うと語弊がありますけれども、そうしたところの職員はしっかり区の役員等々、また、消防団であったり、まさにそうしたリーダー的な立場で活動している、活躍している職員もいっぱいいますので、引き続き頑張っていただくというふうなところが大事だというふうに思っております。 それで、お金を稼ぐことがある意味で本業になっては、まさに違う部分のご質問でもありますけれども、これはやっぱりある意味で気持ち的にもそうだし、それが自分のためになっていいかもしれない、いろんな形でやっぱりお金が回っていくというふうなところが町の中で、社会の中では非常に大事なところですから、そこの認識というか、そうした認識の下で私はしっかりそうしたところにもある意味で職員が携わって、関わっていくというふうなところが大事かなと思っておりますし、特にNPOにあっても、そこに中核的に関わるというふうな2つのNPOにあっても、そうしたものばかりじゃなくていわゆる支援できる部分もあるので、私は地域の人が特に地域の活動の中にこれは主体的に、中心的に参画していただきたいというふうに思っていますので、むしろそうしたところが大事だというふうな今のいわゆる従来のまさに公務員、職場の中で仕事をするというふうなところからやっぱり一歩抜け出ないと時代に応じたところにはつながっていかないというふうに思っていますので、今おっしゃるところは、ある意味で同じような気持ちでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 行政の皆さんは、僕は期待を持って皆さんにお話をさせていただいているんですけれども、やはり部署によっては少し余裕がある方もいらっしゃったりとかいろいろしますし、もちろんそれだけが仕事ではないと思いますので、地域の方と一緒に何かしら行政という情報をたくさん得ている立場でありますので、どんどん積極的に動いていってほしいなと思いますし、行政だけではできないことも多いですので、グラウンドを作ったりとかしましたけれども、それを行政だけで運営というのはなかなか難しい部分もありますので、公民連携もぜひ推進をしていってほしいなと思います。 具体的なところで基金の運用の話に入りますけれども、私自身、この基金の運用方法を変えたほうがいいというふうな話を聞いたのが議員になって3年前ぐらいの研修で福岡の福津市というところの市長さんのお話を聞いたときに基金の運用方法を変えたと。それで、大分利益を出すようになったというふうな話を聞いていました。 ただ、なかなか僕自身理解できていない部分があって今まで質問させていただいていなかったんですけれども、改めて質問しようと思ったときにいろいろ調べていた中で2015年の資料になりますけれども、地域公共団体の基金の効果的な運用と地方金融機構債の活用についてという資料がありまして、これは基金の運用で検索していただくとすぐ出てきますが、せっかくためているお金をばらばらに預金口座に入れておくよりも、一括で運用したほうが利回りを出せますよというふうなお話なんですが、この当時、福岡県福岡市が利回りで1.749%、大分市の国東市が1.960%というすばらしい利回りで運用をしていました。 この当時の資料だと、やはり県とか大きな政令市、その後も83%が債券運用を積極的にやっていたというふうな状況です。ただし、市区町村になるとやはり基金の額自体も少なかったので、そんなに多くはないというふうな状況だったんですけれども、改めてこの資料を作った団体に問合せをさせていただいて、一括運用をしている市区町村が平成26年度だと23%だったんですが、平成29年の段階だと29.7%まで上がってきているというふうな話で、阿賀町はどちらかというと、基金の額は多いほうかなと思いますので、これはぜひ実践をしていただいて、やはり歳入が少なくなっている現状の中、いかに少しでも1円を拾わないものは1億円も稼げないというふうな話を聞いたことありますし、1円でも稼ぐという努力を行政としてはできる限りやるべきかなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当にここはまさに今おっしゃるとおりでございますので、本当に1円ずつのまさにそうしたところをよくよくある意味でどっちが有利になるかというふうなところ、これはやっぱり考えるというか、そこにつながるような形の中での運用をしていくというふうなところがやはり大事であります。非常にこれは基金の種類がかなりあって、これは昔からの固定的な考え方で、それぞれの基金はそれぞれの中で、しかも、従来国が出していたのはもう絶対リスクのないというふうなところの中で、そうした固定観念がやっぱりなかなか抜け切れていないというのが現実です。 かつては本当に定期預金だけでも5%、6%といった高い利率の場合はまさにそこでもよかったわけですけれども、今はほとんどないというふうな中ですから、そこの中でいわゆるより当然安全性、リスクのないというふうな中での運用が必要でありますけれども、さっき町の状況を申し上げましたけれども、証券で10%の運用ですけれども、そこから得る利益が388万円、ほとんどなんです。いわゆる定期預金が58億もやっていても34万円しか、これは利息をつけていないというか、ついていないわけですから、やはり運用としてはもっとここをやっぱり変えるべきだと。変えるというか、リスクのあるところにはいけませんけれども、そしてまた、証券はいわゆるさっき言った国債とかはまさに安全なものでなければなりませんし、ある意味で長くなればなるほどこれは金利もいいわけですけれども、そこのスパンといいますか、そこもそれぞれの基金の目的に応じた中でのものもやはり考えていかなきゃなりませんけれども、今言うように一個一個というよりも、これはまた金額の中で、当然その中で一個一個の区分はしっかり基金としての管理をしていく必要があるわけですけれども、まさにここはトータル的に今ある65億円の基金をやはり有効的に安全に活用しながら、町の歳入につなげていくというふうなところは本当に大事ですから、これはさっきも言いましたけれども、今からそこへ向けての具体的なところを図っているというふうなところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 条例の整備等々必要になるとは思いますので、すぐできるものではないと思いますが、できる限り早くやることが大事かなと思います。ただ、利回りが下がってきている部分もありますけれども、そこら辺でタイミングを見ながらぜひ進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 最後に子ども未来フォーラムの件ですけれども、今年度できなかったのは大変残念ですが、僕も参加をさせていただいてはいるんですけれども、発表会で終わっているなという部分が非常に感じていますが、課題感としてやはりいかに実行につなげていくかという部分を私は思っていますので、事前に例えば10万円とか100万円とかの予算決めて、これをみんなに使ってほしいというふうなアイデア募集するというほうがちゃんと出口がしっかりして分かりやすいのかなと思いますけれども、どう思いますでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) ありがとうございます。私も可能であればそうしたところでのまさに支援、予算化をぜひお願いしたいなというふうな思いもありますので、ぜひまたご理解いただく中で、そうした中で子供たちの発想で本当に自らが活動しながら、地域づくり、まちづくりに、学校のため、みんなのためになっていけるというふうなところで、ぜひこれはそうしたところも具体的に進めていきたいというか、そうした制度というか、そうした予算を作っていきたいというふうな思いでございますので、何とぞ皆様方からご理解いただきたいなというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) ほかの自治体だと子供議会をやって、そこで100万円やって、議長も議員も提案者も全部子供から選んで、何をやろうかというのは決めている自治体があってすばらしいなと思っていたんですけれども、我々議会で主導してやるというよりも、もう今子ども未来フォーラムがありますので、そこにこのような事例を学びながら実際に動かしていくというところができてくると、より子供たちも頑張っていけると思いますし、また、お金があるということで、今はお金をかけないでどのように何をやるかということを大人が仕掛けて考えさせている部分もあると思いますけれども、そこにお金が加わることで勉強という部分の学びも増えると思いますので、ぜひ実行していただきたいと思います。 最後に、町長、2年間やっていたと思います。総括の部分で自己採点、100点満点中何点でしょうか。コロナもあったので、なかなか難しい部分もあるかと思いますが。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) なかなか自己採点できない部分があるので、これはぜひ皆さんから採点をいただくというのが私の立場かなというふうに思っていますので、私は自分は厳しくというか、そうした思いでなければいろんなこともできませんので、合格点をいただけるような形の中で進めていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 職員にぜひ聞いてみたらいかがでしょうか。また、町民にも聞いてみたらいかがでしょうか。ぜひアンケートとか取る形をしていただいて、残り2年間頑張っていただいて、ぜひ少しでもこの町がいいように頑張っていただければと思います。ありがとうございました。 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、3番、清野眞也君の一般質問を終わります。 ただいまから午後1時まで昼食休憩とします。 午後1時から、6番、入倉政盛君の一般質問から始めます。 △休憩 午前11時44分 △再開 午後1時00分 ○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ、会議を再開します。--------------------------------------- △入倉政盛君 ○議長(斎藤秀雄君) 一般質問の終わっていない6番、入倉政盛君から始めます。 6番、入倉政盛君。     〔6番 入倉政盛君登壇〕 ◆6番(入倉政盛君) 6番、入倉です。 それでは2問ほど質問させていただきます。 1問は、加齢性難聴者への支援ということでお尋ねします。 平成31年3月定例会において、また、昨年の定例会においても加齢性難聴者の助成制度を求める一般質問をさせていただきました。新年度予算では、軽中等度難聴用の補聴器購入の助成が拡充されております。全額で68万3,000円ほどですが、このことに対しまして、ありがとうございます。難聴者にも低所得者には希望が見えてきたんじゃないかと私は思っております。町長の答弁では、現在は基本的なデータがないので、専門家や調査を含めて検討していきたいとのことでした。その後の取組についてお聞きいたします。 もう一点は、補聴器の購入を助成だけなのか、購入後の補聴器が自分に合うように調整してくれるよう後押ししてくれるような本人の聞こえに合わせて調整やトレーニングが必要だと思います。補聴器の購入制度だけでなく、調整期間のアフターサービスについても考えていただきたいと思います。 2点目は、小・中学校の体育館に空調設置や老朽化対策はどうかということで、国の21年度の予算では公立学校施設の整備費688億円となっております。この中に体育館への空調設置対策については、20年度の第三次補正予算の中に、防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保の公立学校への整備費が含まれています。普通教室にも空調は整備できましたが、体育館はほとんどの学校が災害時の避難所に指定されていることや夏の熱中症対策の観点からも、空調の導入が必要ではないかと思います。 感染症対策としては、感染症がされにくくするためのトイレの洋式化や乾式化、給食施設のドライシステム化が公立学校の施設整備の予算として計上されています。町ではどのような対応をされますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) それでは、入倉さんのご質問にお答えしてまいります。 まず、加齢性難聴者への補聴器購入助成制度についてでございますけれども、まさにお話しいただいたように、入倉さんから2回の質問をいただく中で、私どもも他自治体の取組等々、これも調査をした中で検討してきたところでございます。難聴、聞こえにくいということは日常生活での支障が大きく、ご自身に合った補聴器を正しく使用することによって難聴によって感じていた不便な部分を解消することもできまして、生活の質の向上及び閉じ籠もりや認知機能低下などのリスクも下がり、そうしたことが期待できるわけであります。 新年度から購入費用の半額を助成するというふうなところで予算化をさせていただいているところでございますので、よろしくご審議をお願いしたいというふうに思っておりますけれども、具体的には、本人が住民税の非課税の方であれば5万円を限度として、課税者であれば3万円を上限として補助制度を創設していきたいというふうに考えているところでございます。まず、これは購入費というふうなところで進めさせていただきます。今、その後のアフターといいますか、そうしたところへのご質問もいただいたわけでございますけれども、購入するに当たっては、やはり医療機関でいわゆる耳鼻科で診ていただく、そして、そこの先生の指導、また、そうした専門的なところの指導によって購入していただく部分について助成をさせていただくというふうなことですから、多分その機器についてもある程度の保証期間的なものもあるかと思いますし、当然その使用に当たっての説明というふうなものもあろうかと思っておりますので、まずはそうした購入費の助成というふうなところで新年度は進めていきたいというふうに考えております。 難聴を抱える18歳未満の児童につきましては国の制度があるわけでございますので、町としては18歳以上の障害者手帳に該当しない方について助成対象とすることで、購入の手助けをしながら、併せて聞こえにくいなどの不便、そうしたリスクが解消、軽減されることによって、より安全・安心、そして、充実した日々が送れるというふうなところを期待しているところでございます。 続きまして、2点目の小・中学校の体育館の空調設備、老朽化対策等々でございますけれども、現在、町立の小・中学校体育館には空調設備を設置していないのはご案内のとおりでございます。体育館は規模が大きく、天井が高いというふうなことに加えまして、断熱材等を対応した構造でないというふうなことからも、空調効果が上がるようにするには相当の設置経費、また、設置後のランニングコストも必要だというふうな財政面的な部分がある意味でネックになってきているというふうなところでもありまして、まだ正直言って具体的な検討も至っていなかったというふうなのが現状でありますけれども、まさに普通教室へのエアコンの設置というふうなところに関しても、これは数年前まで同じような認識といいますか、そうした部分があったのかなと思いますけれども、子供たちが学ぶ学校環境の充実というふうなところは誰しもが願うところでありますので、国が補助制度を設けたことで普通教室のエアコン設置も一気に進んだわけでございます。 お話にありましたとおり、阿賀町ばかりでなく、ほとんどの学校が避難所にも指定されているというふうな現状がございますので、減災・防災、国土強靱化、まさにそうした切り口から国に働きかけることも非常に効果的であると考えておりますので、まずは、町としてはこれを設置した場合の事業費等々のコストの試算から検討していかなきゃならないなというふうに思っているところでございます。 感染症対策でございますが、コロナ感染症対策の臨時交付金、ここのある意味で次の配分というのはあまり大きな金額でないというふうなところの実態もございますし、学校のトイレ改修等にそこを充当していくと、ほかにいわゆる必要な部分もできなくなってくるというふうなところもありますので、老朽化した学校のトイレ、まさにそうした現実がございますので、現在、この3月末までに策定することとして進めております阿賀町学校施設超寿命化計画、これに基づきまして国の大規模改修の補助事業の申請をした中で、令和4年度から学校のトイレについてある意味で計画的に改修、整備を進めていきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) ただいま町長から答弁がありましたけれども、これから具体的なものを進めていくことで、助成の制度だけは作ったということですよね。だけれども、難聴児の補聴器の購入などをやった場合、やっぱりドクターというんですかね、そういう行きつけの先生がおられると思うんですよね。それも併せてそういうのを利用したらできるんじゃないかと私は思うんですけれども、その辺のあたりはどう考えておられるんですか。 もう一回。 ○議長(斎藤秀雄君) 意味が通じるように。 ◆6番(入倉政盛君) 今、難聴児の耳の調整とかそういうのを担当している医師の方とか専門家の方がおられると思うんですよね。そういう人たちの中に今回新しくやられた方も購入するときに、そういうふうな説明とか何かをしていてやっていただきたいと私は思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) これは先ほども申しましたけれども、まず、ご自身である意味で売っているところから買うという意味じゃなくて、耳鼻科に行っていただいて、先生に診ていただいて、そうした先生の指導の下で補聴器を購入していただくと、それを前提として町は助成をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) だけれども、耳鼻咽喉科でも果たして専門的な知識を持ち合わせている医者がおられるかどうか、行きつけの先生のところに行っても、そういうのをやっていませんと言われれば何も効果がないわけですよ。ただ行って調べてもらうんだけれども、そういう認定されたような医院を町のほうでも推薦するというんですかね、そこまでいかなくても説明書というんですかね、難聴の人に対してはこういうふうなあれが、先生から難聴だと認定された場合、そこはそういうふうな先生がいればいいんだけれども、いなかった場合は何らかの形で専門のほうに行ってもらうような指導というんですかね、そういうのをさせていただきたいと思うんですけれども。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。
    ◎町長(神田一秋君) 普通は耳鼻科の先生なので、そっちは専門だと思いますから、開業している先生、また、病院の先生方は、まさにそうしたところは十二分に診ていただいてご指導いただけるものだと思いますけれども、町の制度はまさにそうした特に近くの、また、大勢へかかっているというか、行かれるような耳鼻科のほうにもこの町の制度のご案内もしながら協力といいますか、そうした指導をお願いしていくと。どこの医療機関に行っていいかというふうなところの迷いがあったら、これはまたそうした部分も含めながら、これもまた親切に案内をしていきたいと思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) 今助成を拡充されたんですけれども、これは町民の皆さんというんですかね、こういう該当する方が受けてみたいなと思われるためにも、町としても事前に分かりやすい広報をしないと理解できないんじゃないかと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) これはまさに町民の皆さんのために制度を作っていきたいというふうなところで予算をお願いしておるところでございますので、まずは予算のご審議をいただいて、ご決定を賜りましたら、今お話しあったようにここは丁寧な周知を行っていきたいというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) では、その辺のところはよろしくお願いします。 次に、小・中学校の体育館の空調施設、お金のかかる問題なんですけれども、今国のほうでもいろんな日本の教育費は最低のほうなので、教育費にもすごく金かけてくればいいんだけれども、地方の自治体としてもなかなか金が出せないと。だから、文科省あたりでもいろんな施策をやっているので、そういうふうなものを利用しながら、なるべく空調施設は今後これから必要になってくると思いますけれども、ここに書いてあるように我々もそうなんですけれども、入学式、卒業式のときに音のうるさい暖房機で流しながらやるよりも、空調が設備してあれば、安心してそちらの卒業式とか入学式もできると思うんですよね。その辺のところも前向きなあれで検討していただきたいんですが。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 学校はいろんなまさに使用もあるわけですけれども、これはやっぱり子供たちの教育というふうな観点がやはり大事だと思いますから、しっかりそうした観点と、お話にもあったように、これはやっぱり災害等々の場合は避難所としても活用するというふうな位置づけにもありますから、そうしたいろんな様々なことを想定した中で検討を進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) 次に、トイレの関係ですけれども、これは令和5年から計画的にやるということですけれども、どうなんですかね。もう少し早くならないかなと思うんですよね。その辺は町長、どうお考えですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 私は先ほど令和4年度からぜひ取り組めるような形の中で、これは国のほうにも要望しながら、また、その前に議会の皆様によくご説明、ご相談しながら進めていかなきゃならないと思っておりますが、可能であれば令和4年度から実施できるような形の中で取り組んでいければなというふうに思っているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 6番、入倉政盛君。 ◆6番(入倉政盛君) 前向きな答弁をいただきましたけれども、もうこれで私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、6番、入倉政盛君の一般質問を終わります。--------------------------------------- △斎藤栄君 ○議長(斎藤秀雄君) 次に、4番、斎藤栄君。     〔4番 斎藤 栄君登壇〕 ◆4番(斎藤栄君) 4番、斎藤でございます。私のほうからは、2点通告に従い質問させていただきます。 今年は大変年末から大きな寒波がたびたびありまして、大雪等々、また、コロナが終息しない中で役場の皆さん方は業務に携わっていただきまして、大変ご苦労があったと思います。大変お疲れさまでございます。 それで、私のほうからは2点ですが、今まだコロナが終息していない中でこれからの阿賀町の復興についてということで、都市の急激な感染地区に1月7日に再度の緊急事態宣言が発せられましたけれども、有効な効果が見られないまま陽性感染者の数もだんだん減ってきております。このコロナウイルス、COVID-19のワクチン接種が2月末から医療従事者を先行にして始まりました。これによって終息が見込まれるわけですけれども、予断は許せません。感染激増のピークも日々の感染者の発生状況を見ますと、終息が見えているかなと思います。 それで、今後は町においてコロナ禍の中で冷え切った経済復興のためにはどういう施策が必要で、どういう政策のビジョンを立てていくのか、また、産業別計画を立てているのか。令和3年度の予算に反映しているのかを伺いたいということであります。ワクチン接種計画については前の長谷川議員のほうからあったので、これについては重複しますので、よろしいです。 2点目、町観光事業と一般社団法人阿賀町観光協会との役割分担については明確にされているかということが2点目です。 一般社団法人阿賀町観光協会には、町からの補助金と指定管理費、委託費が投入されております。観光協会と他の市町村に比して交流人口の呼び込みを増やす手段として、なかなかホームページの情報量か少ないのではないかというふうに思っております。今後、コロナ感染が落ち着いた時期に、また、国のGoToキャンペーン事業が再開されます。今は情報発信の差がこの事業が再開されたときに表れてくると感じております。 昨年のGoTo事業では、私の聞くところによりますと、会員の方から始まったGoTo事業の内容や申請方法等々、会員の方が協会のほうに指導を仰いだけれども、中身は知らないと、そう言って教えてもらえなかったと。何のための会員の協会なのか大変戸惑っていたというふうなお話も聞いております。観光協会ですから、会員の方々にそういう事業に関係する情報については、やはり会員に指導するのが協会の立ち位置だというふうに思っておりますが、町や観光協会のこのような現状をどのように思っておられるのか。そして、今後の対処にについてどう考えておられるか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 冒頭に斎藤議員さんから職員への慰労のお言葉、誠にありがとうございました。 それでは、ご質問にお答えをさせていただきます。 初めに、コロナ禍、また、これがある意味で終息後の阿賀町経済に向けての復興についてというふうなところでございますけれども、お話がありましたように、この新型コロナウイルスの感染症の拡大、本当にこれは全国的に経済を疲弊させ、特に観光業、飲食業等大きな影響を受けているわけでございます。 阿賀町は町民の皆さんをはじめ町内で仕事をされている方々、仕事や観光でおいでいただく方々、お一人お一人が感染症対策を取っていただいているおかげで、1人の感染者も今までいらっしゃらないというふうなところでございまして、本当に感謝申し上げるところでございますが、経済のほうにおいては本当に大きな打撃を受けているという状況でございます。 令和2年度におきましては、国の臨時交付金を活用した中で、国の融資やら交付金やらの申請への相談窓口的な支援、宿泊割引、プレミアム飲食券の発行、商工会議への支援、商店活性化の支援、住宅改修助成、飲食店や輸送事業者の感染症対策支援、公共施設の手洗い水栓等々の改修を実施をし、できるだけ広い分野の皆さん、多くの関係の皆様に幾らかでも仕事が回るというふうなところも念頭に置きながら、支援策を講じてきたところでもございます。 また、お話にありました本当に豪雪で町民の皆様にはご苦労をいただいた年でございましたが、ある意味で除雪に関わっていただいております建設業の皆様、また、燃料店の皆様等々、この雪も経済というふうな面では、ある意味でそうした対策といいますか、ものにもなったのかなというふうにも思っているところでございます。令和3年度におきましても、これは町の限られた財源の中ではありますが、できるだけ効果的な支援策を講じていかなきゃならないという思いを持って当初予算の編成を行ってきたというところでありますが、その過程におきまして、国が3次補正で臨時交付金として経済対策予算を市町村に交付するというふうな情報が入ってまいりました。国は予算を翌年度に繰り越して、新年度交付というふうなところでもありまして、この予算内示というふうなものも町の当初予算の編成にある意味で間に合わないというような最終盤のタイミングであったというふうなこともございまして、本当に恐縮なんですが、新年度早期に補正予算としてご審議をいただきたいというふうなところで準備をしているというところでございます。 特にこれは農業の分野、これはコロナ禍からいわゆる商店等々を含めながら、米余りというふうなところがございまして、政府は令和3年産主食用米をこの2年度よりも30万トン少ない693万トンというふうなことを設定しながら、これを受けて新潟県は前年度実績から12.7%減産の52万トンという県全体の数字がございまして、その減少相当分は国の助成金を手厚くした加工用米や備蓄米に転換するというふうな方針の中で、阿賀町にもマイナス6.6%の需給目安が提示をされたというふうなところもございました。 しかし、これ町としては従前どおりといいますか、おいしい米を作り続けるというふうなところで、この数字というふうなものには、言葉は変ですけれども、ある程度従わないといいますか、そうした中で引き続き米づくりを進めて、農地の維持も図っていきたいというふうなところで関係者の皆様とも協議を進めたところでございますが、阿賀町産の米100%で酒づくりが行われているというふうな中で、日本酒の消費も激減をし、それが米づくりにも本当に大きく影響をしますので、まさに関係者との調整も行ってまいりましたけれども、これは米づくりに回らない分、おおむね半分近くもあるわけなんでございますけれども、主にやはりコシヒカリに転換をするというふうな中で、販路は政府の備蓄米にも振り替えるというふうなところを主に考えているところでございますが、農家の皆さんからは安心して米づくりを行っていただくというふうなところが大事でございますので、JAの買取り価格よりもこの備蓄米が30キロ当たり100円以上安くなったというふうな場合には、町から補助金を支出するというふうなところで当初予算にも計上をさせていただいているところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 ある意味でそうした具体的な経済対策につきましては、今年度実施をした部分の検証も含めながら、効果的にまさにその交付金も有効に活用しながら、また、ある意味で足りない部分については、そうした町の中での可能な部分で新たな支援策といいますか、そこを今組み立てる最中でございますので、本当に大変恐縮でございますが、そうした中で、補正予算の中でまたご審議をいただきたいというのが現実なところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、2点目の町観光事業と一般社団法人阿賀町観光協会との役割分担というふうな点でございます。 阿賀町観光協会は、町の補助金委託事業、このほかに教育体験旅行の事業収入により運営をしてきたところでございます。観光協会の本来の業務はお話にもありましたけれども、やはりこれは会員となる観光事業者等に有益となるように役割を発揮する宣伝、誘客活動等が基本であるというふうなところで考えております。観光協会ではまさに今申しましたが、教育体験旅行を実施し、それが本当に大きな一つの柱で、町としても大事な事業であるというふうなところで観光協会の事業のウエートも今まで大きなものであるわけでございますが、今年度はこうしたコロナ禍が大きなネックになってしまって、なかなか思うような活動ができないというふうなところが現実でございました。 私としてもやはり観光協会が本来の業務について十分にその役割を発揮しながら、ある意味で見えるような活動というふうなものをしていただくことが基本だと思っておりますので、そうしたところを流してきているといいますか、話をしてきているところでございます。 町の中でも昨年末にコロナ禍であっても各種イベントも実施をしているところでございますが、これらは地域おこし協力隊や観光ガイドの皆さん、森林セラピーなどの皆さんが企画したもので、観光協会がある意味で後援というふうな形で名前を連ね、ある意味協力、後援したというふうなものがほとんどではないかなというふうにも見てきたところでございますけれども、ある意味で観光協会の自主性、戦略性にやはり少し欠けている部分があるんじゃないかと。まさにこのコロナ禍を観光協会の職員も、また、行政もアイデア出しながら難局を突破しようというような意気込みに少し欠けている部分があったんじゃないかなというふうなことをある意味で率直に私からも申し上げながら、そうした協議をしてきたところでございますけれども、そんな中でまさに今お話にあったようにGoTo事業も実施をされる中で、今お話しいただいたように、そこすら少し分からなく、会員の皆さんが戸惑っているというふうな声であっては、やはりその後はどう対応したのかなというふうなところは今お聞きをして、これをご質問いただいて非常に気になったところでありますけれども、まさに会員のための協会にならなきゃなりません。そして、不明なところがあったら、まさにそこは町はじめ、そうしたところにつないでいくというふうなところがやっぱり非常に重要な部分であると思っておりますので、しっかりそうした認識の下で進めていっていただかなければ駄目だというふうに思っているところでございます。 今後いつになるかですが、GoTo等々の再開、また、今後の観光事業の振興に向けましては、今、斎藤議員さんからお話がありましたように、情報の発信が本当にこれは重要になってきます。町としても今年度は町のホームページの改修や観光パンフレット、観光ポスターの新規作成に取り組んでおりまして、効果的な情報発信に努めていくというふうな方針でいるわけでございまして、観光協会のホームページにあっても、それらに沿った中でもより見やすい、検索しやすい、見ていただけるホームページとなるよう改修を進めるべく、ここは今協議をしているところでございます。 教育体験旅行も新型コロナの感染症によりまして、これまでのスタイルから、まさに国全体でも体験旅行は進めているわけでございますけれども、もう変化しようとしております。そこに対応していかなければなりません。むしろ先取りして、自然豊かな受入れのノウハウのある阿賀町の教育体験旅行を積極的にPRして、新たな学校の開拓も行っている。また、ある意味で身近な町内の小・中学校を含めながら、身近なところの学校への町のPRを含めながら、また、特に県内の高校であったり専門学校であったり大学や企業など、まさにそうしたところに積極的な営業を行ったというふうなところで新たな開拓を促してきているところもございまして、ここは少し動き始めていただいているというふうにも思っているところでございますが、より形にしていっていただきたいというふうに思っております。 そうしたところへ来ていただくのにつなげるためにも、やはり感染症対策はよりしっかりとして、新たなメニューというふうなものも準備をして、阿賀町ならではの内容を打ち出して、ほかの団体にもある意味で負けない魅力というふうなものが必要になるわけでございますから、それらが一般の観光の誘客にもつながって、会員の皆様にも効果的な対策・対応となるようにやっぱり進めていかなきゃならないというふうに考えております。 そうしたところを踏まえまして、今後の観光協会へは、本来の観光協会の基本的な業務であります会員である観光事業者等へのPR活動や町の宣伝、町への誘客活動の拡大につながるような業務について多角的・俯瞰的に推進できるよう、これまで以上に町も連携を深めるとともに、町と観光協会の役割分担、まさにこれはある意味で官と民のそうした部分もあるわけでございますから、しっかり調整、協議をしながら町全体の観光振興の充実に努めたいと思っております。 以上でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) ありがとうございました。何か息苦しいと思ったら、マスクをしていてしゃべりにくかったので、すみません、マスクを取ります。 再質問を始める前に、ちょっと町長に苦言を申し上げたいと思います。次年度の施政方針が初日に町長から発表になったわけですけれども、その中で、町長は日頃観光については阿賀町の最重要な施策だというふうに申し述べておりますが、施政方針ではそれがございませんでした。昨日もそういうご指摘があったと思います。このままではちょっとやっぱり関係する町民の方々はすごく憤りを感じるんじゃないかと思いますので、広報等で発表されるときには、新たに追加されてお話ししていただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 さて、再質問に移ります。 コロナ禍の復興に向けて、ある雑誌社が47都道府県度を年代別に同数になるような形で2万人からアンケート取った調査がありまして、その結果を集計したデータも見ることができました。その中で、コロナが終息した後、自粛解除されたときに何をしたいかというふうな項目の中で、1番に外食49.3%、2番に国内旅行48.9%、3番目にショッピング37.9ということで、手身近なこういうところに自粛生活で行き詰まったところを解消したいというふうなことがあるなというふうに言っております。 そういう中で、コロナ終息後はやはり国内旅行の需要がすごく高いというふうなことを感じられますし、また、いわゆるまだまだ余波が続くコロナの感染に近場までのリフレッシュ、そしてまた、今までふるさとに帰れなかった、ふるさとに行きたいというふうなことが言われています。となると、ある程度インバウンド頼みというのはもう数年先になるわけですから、こういう国内旅行の需給競争がこれから起こるわけです。そうするとなると、やはりこういうところが各町村または観光協会の手腕となる、物すごい力を発揮する場面だと思いますけれども、その辺のところはどういうふうな認識でございますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当にこれまた今もご指摘いただいたとおりでございまして、私は昨日もご指摘いただいたんですが、本当に施政方針の中で1ページ飛んでしまったんじゃないかなと思うぐらい触れていなかったというのは、本当にこれは大事な部分をというふうなところで、これは改めておわびを申し上げながら、私の気持ちはまさに今議員さんからもおっしゃっていただいたとおりでございまして、観光はやはり町にとって非常に大事な多くの産業とも関わりながら、人たちとも関わりながらのことでございますので、それによって町を知っていただける、本当にここは私としても大事なところでございますので、しっかりと新年度であっても今後にあっても、そこは推進をしていきたいというふうなところでございますので、おわび申し上げながら、またよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。 今コロナの終息後といいますが、まさに本当にコロナの中で町民の皆さんも国民の皆さんもある意味我慢というふうなものもしながら、しっかりそうしたところで終息を待っているというふうな中で、今お話にあったように、これは国内旅行に約半数の皆さんが行きたいというふうな希望、これは私どもも同じようなものが本当に多くの皆さんの中にあるというふうに思っております。そうした中で、本当に阿賀町においでいただくと。そこは積極的に進めていくというふうな、そうしたまさにほかの自治体、観光地に負けないようなやはりPRといいますか、取組というふうなところは非常に重要になってくるというふうに思っておりますので、今後も関係の皆さんとそうしたところでいろんな誘客といいますか、PRといいますか、そうした方法も含めながら、先ほど申し上げました次に今準備をしているところも含めながら、それが次につながっていくと、終息後にもつながっていくというような取組をこれは積極的に進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) そういう中で、やはり近場での旅行ニーズというのは多いということが分析されます。そこで、域内旅行といいますか、この近辺の活用、近辺の旅行といわゆる近場の人たちを呼び込むこともすごく大事だと思っております。まだまだ県外からの旅行客が見込めない中で、そうした中で新潟県もいち早く安心感といういわゆる県民割、キャンペーンが打ち出されています。 それに翌日もそれこそ新発田市がまた割引きに対しまして、市だけじゃなくて県民の皆さんを相手に6,000円出しました。こういう中で、町として今後そういういわゆる県民割を使ったお客様をどういうふうに呼び込んでいくのか、その辺のいわゆる取組はもうされているでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさにそうして県も近隣の自治体も具体的な制度といいますか、そうしたものを設けながらお客さんを呼び込もうというふうにしているわけでございますから、今残念ながらまさに町独自のものがないというふうなところでございまして、次は急いでそういうことで準備をしていきたいと思っておりますが、ここはやはり県の制度も使いながら阿賀町にも来ていただくというふうなところだというふうにも思っておりますので、各旅館さんをはじめ、そこはある意味で常連の皆さんのお客さんもいらっしゃるというふうなところだとも思っておりますし、そうしたお客さんへの丁寧な呼び込みというふうなところも各旅館さんといいますか、そうした皆さんからも取り組んでいただくとともに、これもやはり町にまさにこれから雪が溶けて春になって、新緑の本当に阿賀町の魅力あふれる季節を迎えるわけですから、そうした中でコロナにもある意味で安心というか、あまり安心という言葉はあれかもしれませんけれども、気をつけながらまさにこっちも感染症対策をしっかりやっているというふうなことも出しながら、特に県内から、また近くの皆さんから阿賀町にお越しいただくというふうなところは非常に大事でございますから、しっかりそこは連携しながら具体的な策というふうなものを取り組んでいきたいというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) それで、そういう中で湯ノ浦の温泉が2件あるわけですけれども、やはり3密を避けたサービスが盛況だそうです。平日も休日前も満杯だというふうに聞いております。いわゆる一番あれなのが個室での食事、それから、部屋つきの浴室、それから、他の客と遭遇しないようなもてなし、そういうところが受け入れられているんじゃないかなとおっしゃっておられます。 そういう中で、こういう客ニーズに合ったサービスというのはある程度大切なことだと思いますし、また、できない施設もございます。しかしながら、工夫をすればできないことはないと思いますので、その辺をやはりそういうニーズをいかにこういうできない施設でも、特に三川なんかもそうですし、三川温泉なんかもそうですし、そういうところに普及させていくか、アイデアを出してやっていくか、そういう指導もやはり観光協会とかが一番先立ってやらなきゃ駄目なことだと思うんですけれども、町としてそういうふうな対応の仕方を観光協会でのご指導とか、考え方のアイデアをどういうふうにしてお互いに共有するかどう考えておりますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさにおいでいただくお客様は、そうした感染症対策がしっかり取れているかというふうなところが非常に大事なところでございますから、今麒麟山温泉さんの取組をご紹介いただきましたけれども、本当そうした中で、いや、あそこはもうしっかりした感染症対策を取っていると。安心して来ていただいているからこそ、そうしたところが継続しているんだと思いますので、この取組は阿賀町はある意味でどこへ行ってもそう大きな差がない中でしっかりどこの旅館さんも取り組んでるんだというふうなところが大事でございますので、これはもう既に昨年の段階から予算もいただきながら、そうした感染予防への支援といいますか、そこの制度も使わせていただきながら、また、そこには当然そういうふうな形でみんなで取り組んでいきましょうというふうな方針の中で進めているところでございますけれども、やはりそこには少しの温度差といいますか、まさにそうした部分もあると思いますので、よりそこはお客さんの安心につながる、おいでいただけるというような体制とお客様への接し方といいますか、そうした工夫というふうなものは必要でございますから、町も当然そこの中でしっかり入って、また、特に観光協会にはほとんどのところがやはり会員として入っているわけでございますから、しっかり連携した中でそこを進めていくというふうなところが非常に重要だというふうに思っておりますので、ここは改めてまたそうした取組を強めていきたいというふうに思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) そういうところは大変大事かなと思っております。さらに、いわゆる感染が収まったときに県外客を受け入れるということができるはずですけれども、いわゆる一番必要なのはというふうなことで統計の中で見られるところは、いわゆる興味を持った人は必ず行くと思うんですよね。 ただ、やはり呼び込みのPRとか、それから、いわゆるキャッチフレーズとかというところが結構行く気持ちを呼び起こすのにすごく大事だというふうなことも言われていますが、しかしながら、全く知らないところには行くということはないと思うんですね。そういうキャッチフレーズとか何かというのは、やはり関係人口ですかね、いわゆる交流人口じゃなくて、いわゆる交流人口というのは目的を持ってそこへ行くわけですから、そうじゃなくて、関係人口というのは自分の遠い親戚が住んでいるとか、それから、ふるさと納税で寄附したことがあるとか、そういういわゆる何かしらの形の中で阿賀町で関係している方々のことを言うそうなんですけれども、例えばコロナ禍で帰郷できなかった郷人会の方々もおられるでしょうし、そういう地元にすごく愛着を持った方々をいかに呼び込むアピール、キャッチフレーズを要して迎えるかというのがすごく大事だと。それが今競争になっているんだというふうなことが言われています。 そこで、阿賀町としてキャッチフレーズをやはり早く準備しなきゃ駄目だというふうに、旅行のメニューもそうですし、いわゆるお金を出せないならメニューを考えて、それこそ人の心をつかむようなキャッチフレーズを用意しなきゃ駄目だと思うんですけれども、例えば見ず知らずの人でもおかえりなさいと言われれば、すごくいい気持になるわけですよね。何かすごく優しい言葉で迎えてくれているなというふうな、そういうこともやはり必要だと思うんですけれども、この辺のキャンペーンと、そういうの考えるということは、町としても考えてほしいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさにこれはおいでいただくのに、本当にこれは人と人とのつながりの中で阿賀町に来ていただく、そうした取組を進めていくための本当にすばらしいご提案をいただいたわけでございますけれども、そうした阿賀町に関係のある方々、関係人口、まさにそうしたところで今阿賀町ファンクラブも募集方法をしながら、先般も1回目の抽せん会をやったりそこの関係を深めていこうというふうな取組で、新年度はまさにそうした皆様への情報発信というふうなところをある意味で情報を今お話あったように、この阿賀町をやっぱり思い出してもらいながら、思ってもらいながら阿賀町にも足を運んでもらえるような、そうした取組がやはり非常にここは重要だというか、一番効果があるというか、非常に大事な部分だと思いますし、ここは本当にそれぞれの旅館の皆さんであったり、そうしたところが一緒になりながら、今議員さんからお話しいただいたようなキャッチフレーズ的な、まさに本当におかえりなさい、そう言って迎えていただいたらどんなに来ていただく皆さんも心が和んで、それが次にまたつながっていくというふうなところは間違いないわけでございますから、行政がまさにそうした仕掛けというふうなものは私どももやりながらそうしたところで進めていかなきゃならないと思っていますし、観光協会であったり旅館の組合といいますか、そうした関係者の皆さんであったり、そうした皆さんからも本当になかなか今こうした大変な時代だから、むしろそうした前向きというか、お客さんに来てもらえるような方策を一緒になって検討しながら、一緒になってやっぱり進めていくというふうなところが非常に大事なんだろうなと思っておりますので、そうした部分での動きというふうなものも私どものほうも一緒になりながら進めていかなきゃなんないことだなというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) やっぱり来てよかったという気持ちが今お年寄りでもスマートフォンを使っている方がたくさんおられますので、SNS等々で発信していただければ、ますますそれに波及するんじゃないかなというふうに思っております。 それで、飲食店への支援もいろいろ考えられることを先ほどおっしゃっておられましたし、やはり都会の方々は、この中では感染することに日々不安と健康意識がすごく気になっている人が多いというふうなところが統計で分かったそうです。中でもやはり感染力を弱める抗酸化食品や野菜が都会のスーパーではよく売れ切れていたそうです。 しかし、阿賀町の広大な山野にも自生している山菜にも抗酸化機能または抗アレルギー機能のあるものがたくさんあります。例えば抗酸化作用でタラの芽、それから、ワラビ、ゼンマイ、コゴミ、ウド等が挙げられています。となれば、ある程度こういう中で来られた方々に対して、いわゆる宿泊しなくても町の食堂に行って、こういうものを食べられるよ、健康によいよと。いわゆる感染症にもなかなかかかりにくい食事だよというふうなPR、それから、そういう山菜がこういうのに効くんだよというメニューつきのいわゆる開発、メニュー開発ですね。そして、どういうふうに効くのかという情報提供、こういうのがやはり都会から来られる方々にすごく興味を起こすと思われます。 やはりそういうことは食生活改善推進員の方々もおられますし、町にも栄養士さんがございます。いわゆるそういうメニュー開発をしてお店に情報提供して、一緒になってメニューを開発していくのも一つ町の飲食店の皆様への支援策となると思うんですけれども、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 今、山菜のそうした効能といいますか、まさに今私もお聞きして、なるほど、すごいなというふうに思いました。これからまさにタラの芽、ウド、コゴミ、ワラビ、まさにこれからシーズンを迎える自然の中であるわけでございまして、それらがそうしたところに非常に効能といいますか、そうしたものを含んでいるというふうなところであれば、本当に今おっしゃったようにそれを認識して、正直私も日頃から食べていながら初めて今お聞きして知ったところでございまして、それを本当に皆さんが認識した中で、阿賀町の本当にここの山菜というのはやっぱり大事な食べるものの中でも、お客さんに提供するにも大きな魅力でもあるわけですから、しっかり今お聞きしたところをこれはみんなで認識しながら、これが料理につながっていって、阿賀町に行ったら本当にそうしたおいしさとともに、体といいますか、健康といいますか、そうしたアレルギーというか、そうしたところにもいい作用が含まれているんだというふうなところを発信していくということは非常に効果的なところでありますので、ありがとうございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) いや、本当に町の宝をこちらの方々が取る前に、島のほうから取りに来るという方々がたくさんおられますので、その辺をやはり私も以前そういう山菜は大事にしないと駄目だということで質問してきたんですけれども、なかなかやはり人的なマンパワーがないから、島のほうから来られた方々にみんな持っていかれるような状態になっているのはすごく残念で悔しい思いをしております。よろしくお願いしたいと思います。 次に、2点目の阿賀町と観光協会の役割分担の中でお尋ねしますけれども、町として先ほども町長のお話にあったとおり、観光協会に毎年1,000万の補助金、それから、川屋敷の指定管理、それから、委託等々で出していますけれども、すみませんが、観光協会に何を期待してそういうお金を出されているのか、その辺のところを再度確認させてください。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) やはり町でやる観光の行政、そして、観光協会はまさに民間でございますから、私どもはやはりスピード感、そして、そうした観光業界のある意味で専門的な部分もないというふうな中でございますので、これは観光協会としてそうした法人として独立といいますか、ある中で、そこはやはりまさに本当にそうした民間ならではの活動といいますか、そこを期待しながら、そして、当然協会なので会員の皆さんがいらっしゃいますから、会員の皆さんそれぞれ観光協会の活動によって活性化をしているというふうなところがやはり本来のあるべきところだというふうに私も思っているところでございますので、そこを本当にコロナ禍であるというふうなとこはあり、また、様々なことがあるのかもしれませんけれども、ここはそうした自分たちの役割といいますか、あるべきものをやっぱり私はもう少し活発に特に会員の皆さんとよく意思疎通といいますか、協議をしながら自分たちの活動を決めていく、いわゆる町と独立した組織でもあるわけでございますので、そうした中で町全体の活性化につながっていくんだというふうなところが町の補助金の支出の目的かなというふうに思っておりますので、そこがしっかり発揮をしていただけるようにというふうなところ、これは補助金を出資する町側の大事な観点、姿勢でありますから、その基本の中でやっぱり進めていかなきゃならない。そこが少しやはり先ほど私も言いましたけれども、薄いというか見えないというか、そうした部分があり、また、斎藤議員さんからは、会員の方からもそうしたお話があるというふうなところであれば、やはりもう一回といいますか、観光協会の役割というふうなものを事務局の皆さんからもよくよくまた認識をいただく中で進めていただかなきゃならないというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) それで、町はいわゆるそういうふうな委託、また、補助金を出しているわけですけれども、実態としていわゆる補助金がどういうふうにして活用されているかという実績調査等々をやられているのか。何か見た目では、もうそれこそ人件費にみんな消えてなくなっているんじゃないかなというふうな感じがするんですけれども、事業等はそれこそ観光協会も計画を立てて遂行していると思うんですけれども、その辺の実績等々の調査または指導をされているんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 私からちょっと基本的なことを申し上げて、数字といいますか、そうした状況についてはこの後、課長から答弁させていただきたいというふうに思っていますけれども、やはりこれは観光協会はある意味であまり収益事業といいますか、そうしたいろんなイベントをやる、仕掛けて制度をやるとしても当然そこには職員が必要なわけですから、そうした面での職員給与等々への充当というのは当然これまたあるわけでございましょうけれども、一方で教育体験旅行というふうに本来はここもまた収益が上がってきたような事業もやってきているというふうなところもあるわけですから、トータル的にやはりそこの自分たちの収益も上げながら、お客さんにも来ていただきながら、会員の皆さんがまさにそうして活性化していくというふうな取組をやっぱりトータル的に進めていくというふうなところが重要だと思っていますので、次の具体的なところについては担当課長から答弁をしていただきますので、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) それでは、一例ではございますが、具体的なものについて私のほうから説明をさせていただきます。 新年度予算を編成するに当たりまして、観光協会のほうからは新年度の事業計画について概要を示していただいた中で、町としてはそれに基づいて予算づけをしているところでございます。 現在、新聞等でご承知のことと思いますが、嫁入り屋敷内ではおひな様を飾って誘客に努めているところでもございますし、昨年の秋につきましては、鬼滅の刃効果もあって嫁入り屋敷に外からの誘客というふうなことを新聞等ばかりでなく、実際に新潟方面に出向いて営業をしているというふうなところでございます。嫁入り屋敷の入館者数につきまして昨年度と比較してみたところ、昨年の4月、5月はコロナの影響で全く休館していたにもかかわらず、令和2年度の来館者数は昨年とほぼ同様の人数が訪れているところでもございますので、こういった取組がある程度の町の誘客にもつながっているというふうなところでもございます。 町長の基本的なお話の中にもありましたが、やはり町のほうとしては、町が今観光のいわゆる方針というふうなものを基本的には観光協会とよく協議をした中で定めた上で、観光協会のほうではそれを企画、実践をしていくというふうなことの連携をさらに深めながら、町への誘客の増加につなげていきたいというふうに思っているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) その辺のところはしっかり事業計画と、それから、その後の実績調査等々を照らし合わせて、観光協会が自主的にやっていっていただくような体制を整えていただきたいと思います。やはり補助金委託というこれを出すわけですから、ある程度中身をしっかり調査して、いわゆる事後結果の内容が町の観光の状況にどういういい影響を与えているかどうかをやはり調べてほしいというふうに感じております。 それから、先ほど来、町長のほうからも体験旅行の受入れということで、これで収益を上げてもらっているんだというふうなお話を伺いましたが、一昨年でしたでしょうか、何か観光協会ではこの受入れ体験旅行はいわゆる観光協会にそぐわないようなことで、事業そのものをお返ししたいということがあったかと聞きました。それで、昨年の場合はコロナ禍でそういうどころじゃなかったわけですけれども、お返しするというお話はその後どうなったんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 実は私もその申出といいますか、そうした協議を直接受けました。観光協会も私としては大事なまさに会員の皆さんの構成といいますか、そうしたところも見た中で、非常に教育体験旅行はある意味で観光協会の大事なむしろ柱であって、今まで活動していたんじゃないかなというふうなところもお話をしながらですけれども、ある意味でそこの申出がそうやって今いる職員の皆さんと話をしていくと違う認識でございまして、引き続き継続していくんだというふうなところで、私としてはその後お聞きをしているというふうなところでございます。 また、課長のほうで補足があったらお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 若干の補足をさせていただきたいと思います。 今、町長が話をした件につきましては、一昨年の夏頃から観光協会の会長のほうから当時の事務局長と相談をされまして、現在の観光協会が行っている体験修学旅行につきましては、本来の観光協会の業務ではないので、町のほうに引き取っていただきたいというふうな話が一昨年の夏時分から正式に町のほうに相談を持ちかけられたところでございます。 町のほうでは、いろいろ協議をする中で、その中で観光協会と町の距離が離れているというふうな課題もあったことから、事務所につきましても庁内に移行すべく段取り等をして、体制についてもそういうふうな調整を図ってきたところですが、当時の専務理事さんが一身上の都合で昨年の3月末をもって観光協会を退任されたわけですが、その後、今ほど町長が話したように職員の皆さんの中でよく話し合われた結果、どうも今まで会長さんと前の専務理事さんが町に話された内容については齟齬があった部分があるというふうな認識の下、現在では引き続き観光協会のほうで体験修学旅行も担っていただいているところですが、ご案内のとおり昨年はコロナの影響で実施はできていないというふうな状況でございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) 事務をやる職員、それから、会長、専務理事との齟齬があったということなんですけれども、いわゆるトップのほうと職員とのこういう行き違いというのは、なかなか組織としてはあり得ないかなと思うんですけれども、その辺も含めて今後ご指導のほうをお願いしたいと思います。 それで、この体験旅行を継続するに当たり、前にNPOの機構と観光協会が合併する中で、機構の代表さんはいわゆる協会が旅行業の資格取得することを前提に、協会のほうに残余予算を引き継いでいいというふうに議会も承認したと思うんですけれども、その後、観光業の資格というのを職員の中で取られた方はおられるんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) まず、基本的なことからちょっと説明をさせていただきますが、まず、今町の観光協会については地域限定の旅行業の資格は有しているところでございます。ただ、その取扱管理者については、今職員としてはいないんですが、その管理資格を有する方と契約をしているというふうな状況でございます。このことにつきましては、地域限定の旅行業の場合は複数のそういうふうなものにおいて兼ねることができるというふうな選任要件というふうなものが緩和されておりまして、現状では、旅行業については資格的には問題がないというふうなところでございます。 なお、体験修学旅行につきましては、旅行業の資格がなくても一応できることになっております。これは民泊というふうなものが前提になりますので、そして、それをこの地域まで運んでくるのが大手旅行会社というふうなこともありまして、体験修学旅行のみの実施であれば旅行業の資格は必要ないというふうなことでございます。これまでの件につきましては、私よりも議会の皆さんの中でよく承知をしている方がいるとは思うんですが、当時はやはり体験修学旅行ばかりでなく、着地型のいわゆる旅行というふうなものを目指していたというふうに伺っております。そういった修学旅行的でないもののツアーを観光協会が企画する場合には、旅行業の資格を持った管理者が必要になるというふうなことで町のほうとしては承知をしているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) 分かりました。大変私も勉強不足で申し訳ありません。 そういうことだと分かりましたので、それで残り時間も少なくなってきたんですけれども、国土交通省の観光庁がいわゆるある程度地域の観光協会の役割として観光地域づくり法人という移行のほうを進めているそうでございます。いわゆる体験型、いわゆる今の子供たちだけじゃなくて社会人をターゲットにした体験旅行とか、それから、文化財のツアーとか、いわゆるその地域の中のあらゆる業者とのつながりで観光メニューを作って収益を上げるようないわゆるプランニングをするような形で、そういう観光協会、そういう法人も収益を上げながら、その地域の活性化等、それから、協会の活性を目玉にした中で事業ができるような展開を図るように指導されるというふうなお話も聞いていますけれども、阿賀町の観光協会もそういうふうな形で進めていけるような体制になれば、もっともっと地域が活性化するんじゃないかなと思うんですけれども、その辺のところをお聞きしたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさに今お話しあったように、この観光協会、観光から一歩本当に前進しながら地域づくりを目指すDMO的な、まさにそうしたところを国も進めているわけでございまして、県内でも佐渡であったり十日町のほうであったり、また、村上のほうでもこうした動きというか、もう組織があるのかなとも思っておりますけれども、本当に私もそうしたトータル的なところを目指しながら、ある意味そこで収益も上げながら、そこが本来というか、本当にそうした姿の取組ができればまさに最高な部分でありますし、これはある意味で阿賀町の中だけでも厳しいというふうなところであれば、これまた阿賀野川ラインとか、そうした少し広域の近隣の皆さんとの連携の中でも図って進めていくというふうなところもこれはある意味で大事な部分かなと思っていますので、目指すところは本当にそうしたところを目指すような組織というふうなものは、これもあればありがたいと、他人事で大変恐縮ですけれども、ぜひそうしたところ目指して取り組んでいくというふうなところの原点といいますか、方針を私はみんなの中で出てくるというふうなところを期待しながら、そうした話もしていきたいなというふうに思います。 ○議長(斎藤秀雄君) 4番、斎藤栄君。 ◆4番(斎藤栄君) 今いろいろ申し上げてきましたけれども、時間になりますので、やはり観光協会と町のそういう観光行政の分野とか、しっかり役割分担をしていただいて、重複するような事務については町から軽減していただいて、本来の行政目的でありますまちづくり、移住定住促進、また、大きな観光面での行政に重心を置いていただくようにお願いを申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、4番、斎藤栄君の一般質問を終わります。 ここで、これから私が一般質問を行いますので、副議長と議長を交代します。 暫時休憩します。 △休憩 午後2時14分 △再開 午後2時15分 ○副議長(石川太一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。--------------------------------------- △斎藤秀雄君 ○副議長(石川太一君) 議長、斎藤秀雄君の一般質問が終わるまで議長の職務を務めさせていただきます。 それでは、一般質問を行います。 12番、斎藤秀雄君。     〔12番 斎藤秀雄君登壇〕 ◆12番(斎藤秀雄君) 大変お疲れさまです。私は3点ほど質問させていただきます。 最初に石田議員、小池議員が質問されていますけれども、阿賀の里の改革についてであります。それから、もう一点がワクチン接種に関して、それから、町の観光と農業支援という3点であります。 私は、神田町長が平成30年に就任してから12月議会で阿賀の里について町長の選挙リーフにすばらしい提言があったので、これを本当に実行していただければ阿賀の里も再生可能ではないかなというところを期待して聞いたんですけれども、そのとき、町長はまだ阿賀の里の中身がよく分からないので、勉強して対応するという答弁がありました。そして、2年がたちました。ところが、我々議会に来るときには、常に阿賀の里の財政状況が逼迫して明日にお金が足りないと。どうしたらいいのかという相談事でしか来ないと。そして、その辺を含めたときに町長はどのような思いがあるのかなというところでお聞かせ願えればなというふうに思っています。 私は、経営者というのは経営責任があります。そして、株主には株主責任があります。ここを考えたときに、どうやったら阿賀の里の再生ができるのかなというところを常々思ってきました。阿賀の里の再生には多くの資金が必要です。負債部門をゼロベースにしなければ再建は不可能だというふうに自分としては思っています。ただ、その再建をするための負債を処理するためには、町長がどのように考えているのかが分からないと議会としても対応できないし、町民への話もできないという状況であります。 私は阿賀の里を支援するのが悪いというわけではありません。先般、上川温泉が現状の中では、私の感覚では破産だというふうに思っています。それを誰がやったのかというところを町民が一番思っているところであります。町への相談内容等に関しては、我々議会もあまり詳しくは町民にお知らせすることができません。まだまだ今途上だということの中で、整理が終わっていないということで話ができない。ただ、町民からは、町長は上川温泉は破産手続をさせたというふうに思っている方が多いということだけは伝えておきたいなというふうに思います。ですから、さっきの一般質問で石田議員が言われたとおり、今猶予はないんだと。速やかに結論を出すべきだというふうな話が出てくる状況であります。 私は町長が選挙リーフで挙げた連合法人化、これは一つの手段として必要な方策であって、すばらしい発想だったなというふうに思っているので、町長はこの連合法人化に向けた考えが変わってしまったのかなというちょっと思いがあって、今回の質問にさせていただきました。そして、町長は連合法人化が可能であったのか、それとも考えが変わったのか、この辺をお聞かせ願えればというふうに思っています。 2点目はワクチンの接種に関してですが、先ほど長谷川議員だとか多くの方がワクチンに関しては接種についていろいろ話がありました。私はコロナウイルスとインフルエンザの関係性からお聞かせ願えればなというふうに思っています。 コロナウイルスのワクチン接種は国の基準、先ほど長谷川議員が聞いた段階の話の経緯、経過からいきますと、1番目は医療従事者、その次が医療従事に関わる人ということで、病院の看護師さんだとかが阿賀町の場合は優先的になると。そして、病院の敷地内にある高齢者施設、例えば県立津川病院の脇にある東蒲の里、ここに働いている人たちは同一敷地内と考えれば優先的に接種ができるのではないかなというふうに思っているんですが、先ほど町長の答弁にあったとおり阿賀町の高齢化率の高さ、これを考えたときに65歳以上の人が優先ではなくて、これを見守る人を先にできないのか。国・県は、厚生労働省の話では、それは3番目なんです。阿賀町独自でいろんな仕組みを考えて対応できないのか、ここだけお聞かせ願えればなというふうに思っています。 それから、もう一点はインフルエンザであります。今年度の予算を見ると、予防接種は2,700万ということですから、いろんな子供たちの接種等も含めたときに上がっているのかなということでありますが、昨年、インフルエンザの予防接種を町民、多くの方々に町として助成をして対応していただきました。そのおかげでインフルエンザの発生が抑えられているし、今現在も阿賀町ではインフルエンザにかかってどうのこうのという方がないかなというふうに思っています。 先般、県立病院の原院長は、コロナ対策で皆さんがきちっとしているからインフルエンザを発生しなかったというふうなアドバイスを受けましたし、それから、コロナに関しては、コロナワクチンは有効性が95%以上あるから、該当した人は必ず受けなさいよというメッセージを私はいただいたところであります。その辺も含めて、町長が発信するのではなくて、医師がこういうことを言っているんだということも含めて発信していただければなというふうに思いますので、お聞かせいただければというふうに思います。 それから、3点目が町観光と農業支援であります。 先ほどから町長の施政方針に町の観光が載っていないというのは、私も見てびっくりはしたんですけれども、これはこの後の話でちょっと強く述べていきたいなというふうに思いますので、1点目が飲食規制をしています。会食等が自粛されているおかげで、町の飲食業の皆さんはテークアウトだとか等々で弁当販売だとか、そういう形で今一生懸命自分の店を守ろうというふうな努力をしています。阿賀町の飲食券を発行して町も支援をしましたけれども、第2弾、第3弾をやはり考えていただきたいから、町民限定での支援を考えませんかということでの質問であります。 それから、農業支援策であります。 町長の答弁にもいろいろありましたけれども、農業支援の中で米余り、これは明確に今年度は出るんですよね。そうしたときに耕作放棄地になっては、イノシシ、猿、熊、これの鳥獣被害を発展させる、大きくなる、拡大していく状況が懸念されますので、この辺について、この農業支援については、今回、黎明学舎、合わせて清川に留学生等々支援もやるわけですから、この辺を連携したまちづくり、米づくりをするような、農泊ではありませんけれども、対応ができないのかということで町の対策をお聞かせ願えればというふうに思います。よろしくお願いします。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、斎藤議長さんのご質問にお答えをさせていただきます。 まず、阿賀の里でございますけれども、私も先般、委員会での機会もいただいて、思っているところは少しお話をさせていただいたところでございますし、また、本当に今般も議員の皆様からいろいろとご意見、ご指導をいただいてきたところでございまして、特にまた議長さんからは、いつもまさにそうしたある意味で具体的なところも含めながらご指導いただいてきているというふうなところでございまして、重複をするような部分がありますが、少しお許しをいただく中でお話をさせていただきたい、思いを申し上げさせていただきたいというふうに思っております。 振り返るのももう既になんでございますけれども、まさにオープン当時は本当ににぎわったわけでございます。舟下り、そしてまた、大型バスを迎えながらの大人数の飲食等々、平成8年度は129万人、売上げは16億円を超えていたというところだそうでございます。しかし、こうしたものが年々減少し、元年度は2億3,000万、今年度においては1億2,000万とまさに半減、そこまでのある意味で本当に切羽詰まっているような状況まで来ているというふうな認識でございますが、何でこうしたところにつながってきたのかと。阿賀の里の皆さんはじめ、高速道路ができた、旅行形態が変わった、また、舟下りが川の形状で下れなくなった等々、まさにそうしたところが返ってくるわけですけれども、本当にここはそれはそういうところなんでしょうけれども、そこに対応してこなかったというのがまさに状況への対応ができてこなかったというふうなところなんだと。国道からの入り口も分かりにくい、看板、標識がない、動線が分からない、物販も代わり映えない、阿賀町産でないものが多い、まさにこうしたところも同様のことなのでありまして、といいながらも今までも様々な工夫をしながら努力もしてきたというふうなところだと思いますけれども、ある意味でそこへの対応が追いついていないというふうなところから、こうした窮地に陥っているというふうなことだというふうに思っておりますが、経営者と社員の意識改革がないと何も変わらないというふうなところだというふうに思っております。 本当にこれは議長さんはじめ、皆様からたびたびご指摘を受けているところでございますが、いわゆる第三セクターというふうなところへの甘えというふうなのも、まさにそうしたところが続いてきた部分がやはりあるんだろうというふうなところで思いますし、経営者と社員が同じ気持ちを持って、危機意識を持って、熱意を持って売上げを伸ばそう、お客さんに来てもらおうというような努力、様々な創意工夫からやはり具体的に進んでいくことが足りなかったんだというふうに思っております。 阿賀の里にはやっぱり原点に返ってもらう中で、本当にすばらしい景色があるわけでございます。あの景色を見ながら例えばバーベキューをやる、自転車でできた堤防を走る、中庭の池で釣りができたら、空いているスペースでフォトコンの写真であったり、江川卓さんの資料であったり、ふるさと学習館で今展示しておりますが、持倉銅山の資料であったり、子供たちの作品であったり、町民の皆さんが育てた盆栽であったり、いろんなことの提示もできるんじゃないでしょうか。春は山菜まつり、また、秋はアユであったり、川ガニであったり、またキノコであったり、季節ごとのそうしたものもできるんじゃないでしょうか。 遊覧船もこれはやっぱりリピーターを増やすというふうな仕掛け、例えば本当にこれは船頭さんも一生懸命やっているところでございますでしょうけれども、ガイドさんのそうした口上、弁舌、これはやはりもう少し面白くといいますか、もう一度聞きたいなというふうに思ってもらうような努力というふうなものも私は大事だろうなというふうにも思ってきております。 そんな中で、このコロナの影響で子供たちの修学旅行などの形態も変わってきておりますから、遊覧船と例えばこの阿賀町に合った郷土料理であったり、いわゆる笹団子であったり、くるみの実を使ったものもいろいろやっているわけですから、そうしたものでクッキーを作ったり、いろんな体験を組み合わせた商品開発というふうなものもあるんじゃないだろうか。特に休みになるとバイクが大勢集まっています。あのライダーの皆さんにお金を使ってもらうような工夫も必要なんじゃないでしょうか。 少し考えただけでもこうしたいろんなことが思い浮かびながら職員とは話をしているわけでございますけれども、そうしたアイデアを出しながら、それを実行に移せるポテンシャルというふうなものは阿賀の里の施設は持っているというふうに思います。しかし、そこを生かし切れていないのが実情だというふうに思っております。ここはやはり原点に戻って、お客様の対応というふうなところにも本当の原点の原点からやはり進めていかなきゃならないというふうに思います。 前社長であった前町長の退任ですけれども、これは会社法等々の定款の中で、ある意味で役員の定数内であれば届けるだけで株主の承認も必要ないというふうなことだそうでして、私も後で知って、それが現実でございまして、ということは、いかにやはり私どもはまさにその当時もそうしたやっぱりコミュニケーション不足もこれは現実のものとしてあり、情報提供もやはりなかったというのが現実でございます。 さきの産業建設常任委員会におきまして、取締役の人事について私も言及をさせていただいたところでございますけれども、やはり阿賀の里の再生は、情熱を持ったリーダーが社員と信頼関係を築きながら、社員の意識も変えてもらいながら、明るい接客といった普通のことが欠かせないわけであります。よって、この施設に寄っていただける、そうした施設へ創意工夫で取り組んでいくという決意でございます。 また、2月は平日の休業策を取り、これは3月の上旬まででございますけれども、来ているわけでございますが、まさにこれは入る収入と増える経費というふうなものの勘案の中で経費の節減を図ったというふうなことでもございますが、それがいわゆる国の調整助成金頼みでいいのかというふうなところ、本当にこれも本来にあっては、まさにそのとおりのご指摘であるというふうに思います。経営の努力が足りないと言えばまさにそこまででございますけれども、冬季はやはりなかなかお客さんの動きが、入りが少ないというのが例年のことでもございますし、また、遊覧船も天候に左右されるというふうなところもありますけれども、やはり阿賀の里は店でありますので、営業した中で利益を確保して、社員の雇用も確保するのが本来の姿であるわけでございます。 コロナ禍の影響と言うとまたこれはお叱りを受けるというふうなところでありますけれども、やはりそうした緊急事態宣言やらGoToの停止等々によって大幅な減収が去年の暮れから続いてきているわけでございまして、休業というふうなもの、100%そうした雇用調整金の措置というふうなところから休業策を取ってきたというふうなところでございます。 次に、連合法人化でございますけれども、正直申し上げまして、これはまさに私の政治活動の中で、懇談会を開いた中で、私がその場で回答した部分がこの会報の中で連合法人という表現になっていたというふうなところを私も確認を当時からしているわけでございますけれども、正直申し上げまして、連合法人という組織を私自身もよく分からないというふうなところが現状で、これまたご質問いただいて、正直言うとネットで調べたんですけれども、そうした言葉が出てこない部分でございまして、これまた議長からご指導いただければありがたいなというふうに思っていますけれども、私がその場で申し上げたといいますか、質問を受けたのが赤字の阿賀の里をどう考えているんですかと。倒産したら更地にして地権者に返す約束があるというふうなところで、解体したら10億もかかるという話もあります。それだけでも潰せないというふうなことを聞いていますけれども、あなたはどうなんですかと、正直言うとそういう質問を率直的にそのときにいただいた私も記録を取っております。 そこの中で、私からは、阿賀の里へ買い物に行く町民も少ない、正直自分もほとんど寄らないと。出店で野菜を売っていますけれども、地元のものが少なく、町の農家さんが作った野菜や取った山菜や阿賀の川やそれぞれの川で取った魚を販売する、料理するといった、そうした阿賀町のこだわりが本当に見られない。そうしたものがやはりこうしたところに来ているんじゃないでしょうかと。町の農家やこうした事業者の皆さん、企業とのつながりが弱い状況だと思います。もっとそうした関係を広く強く持つことが必要なんじゃないでしょうかと。例えば咲花温泉があるわけですけれども、ここのお客様は阿賀の里に駐車してもらって、車を止めてもらって、船で渡って帰りは阿賀の里で買い物をしてもらう。これは旧三川村時代にもそうした話があったんですけれども、一向に変わる気配が私としても見えない部分があります。 私が観光担当をたった1年ですけれどもやって、イベントをやったら国道が渋滞するほどお客様が来ていただいたこともありました。そうした仕掛けもないし、人気商品を持つ事業者との連携であったり、まさにそこは販売だけじゃなくて人的交流も含めた経営を行っていくなど、人が集まって収益を上げられるようにアイデアを出して実行することが足りないんじゃないでしょうかとは申し上げた記録があるんです。それがある意味で連合法人というふうなことにつながったと。これは後援会報でございまして、私も見たら、一番最後のほうの11月過ぎてからの後援会報でしたけれども、間違いなく書いてありましたので、また一つこれは議長からご指導いただければというふうによろしくお願いします。 上川温泉についても、これは石田議員さんにもお答えしたところでございまして、本当にここは今まで時間がかかり過ぎているというふうなところで私も思いまして、まさに昨日この議会が終わってから課長と担当している職員と打合せを持った中で、弁護士さんに早く進めるようにしてくださいよと。石田議員さんから和解というふうな言葉があったので、むしろ和解というか、解決へ向けてそのために弁護士さんにお願いしているわけだから、今まさに裁判をしているというふうなわけではありませんけれども、そうした解決をやっぱりしなきゃならない。最終的に温泉のほうで資金といいますか、そうした余力がないのであれば、これは町民の皆さんに大変なご迷惑をかけることになるわけですけれども、出資金にしても貸付金にしても指定管理料にしても。ただ、ある意味でそうしたところは、方向性というふうなものはもうしようがないと言うと大変失礼ですけれども、私としても決まっているんじゃないですかと。何で動いてもらえないのかというふうなところをまた強く昨日も申し上げたところでございまして、まさにここらは町民の皆さんからの思いというのは今議長さんからお話しいただいたとおりだというふうにも思いますので、しっかりまさにそうした経緯も含めながら、まずはその方向というものをこれは本当に可能な限り早く議会の皆様にご報告をさせていただいて、またここを決めながら進めていかなきゃならないというふうな思いでございます。 次に、ワクチン接種とインフルエンザの関係でございまして、今ほど絞って申し上げさせていただきますけれども、まさにそうした医療関係の皆さんと施設が同じところにある、こうした介護施設ですね。東蒲の里もそうですし、ある意味でしんあい園なんかはまさに一体なわけでございますから、そうした中でワクチンの数にもよりますけれども、そうしたところからの先行接種というのは、ある意味で私は具体的、効果的なものだというふうにも思っているところでございまして、併せてそこで従事している皆さんに対してもやっていくということが先行して接種をしているというふうなことがこれはやはり効果的な部分にもなってくるなというふうにも思っていますし、また、ワクチンが本当に幾つというか、いつどれぐらいの量が来るかというところがなくて、本当にこうしたいろんなことを仮定しながら進めているわけですけれども、議長さんのお話しいただいたことは私もまさにそうした同じような思いでいるところでございますので、ただ、一方、国の基準を超えたいんです、ある意味で。超えたくて私も申し上げてきているんです、町の実情も。 ただ、基本的な順番を変えるとまた何かいろいろあるようですけれども、ただ、そこの中に例えば入所施設の問題です。もっと言えばデイサービスもあります。やろうとしているやまぶきの里にデイサービスを置いていただいているわけです。そこに行きたい人がまた別に注射を打ちにきてもらうんですかと。同じ施設に来ているんだから、デイサービスに来たときにその場でワクチンを接種してもらう。それによって職員の皆さんも介助してもらうというふうなところがあってうまく進むんじゃないでしょうかと、まさにそうした話もしておりまして、そこについてはある一定程度少し深まってきたかなと思っていますけれども、今の段階でただそこもその施設でコロナ感染者がいた場合は認めるとあまり現実的でないような話でありますけれども、そうした部分を今まさに深めながら、私どもも要望しながら、町の実態に合うようにやっぱり理解して進めていくということが大事だというふうに思っております。 次のインフルエンザ、本当にここをまさに今年もそうした中で感染者は聞こえないぐらい健康といいますか、インフルエンザにかからない中で過ごしてきていただいているわけでございますので、ここは議長さんからお話しあったとおりでございますけれども、今の現状の中で、これまた今年度予算にあっては、少し65歳以上の方については従前どおりの予算組みはしているところでございますけれども、一方で、今年は高校生までこの対象を広げさせていただきましたので、ここは高校卒業まで制度として確立させていただきたいなと思っておりますし、併せて妊婦さんについてもここは制度として進めていきたいなというふうに予算組みをさせていただいたところでございます。 65歳以上の皆様につきましては、まさに今後の状況も見ながら現在は予算措置をしておりませんけれども、よくよくまた検討した中で、これまたご意見を伺う中で必要であれば、まさにそうしたところでまた議会の皆さんとご相談をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいというふうに思っております。 次の観光と農業支援でございます。これも今まで申し上げてきた部分もありますけれども、本当にここは飲食店の皆さんをはじめ、やはり本当に大変な状況が続いているわけでございますから、先ほど来も申し上げてきましたが、本当にこれは少し遅れてしまって、私ももっと早くというふうなところが本筋だなと思っておりますけれども、しっかり次の第2弾もそういう形の中で今検討しておりますので、早期にまたお諮りをさせていただきたいと思っておりますので、お願いをしたいと思います。 それを町民向けというのがやはりこれは大事な観点かなというふうに思っております。町民の皆さんが町の中で、やはりそうしたところで、先ほどもやっぱり飲食というのは非常に大きなある意味で皆さんの思いでありますから、外食というのは。そうしたところもやりながら、町の中を回すことに効果があったらと思っておりますので、次の段階で早期にまたこれをあらかじめご相談の上、お願いしていきたいというふうに考えているところでございます。 農業でございます。これも先ほど斎藤議員さんのところで申し上げたところでございますが、本当にこの米余りというふうなところがあるわけでございますので、ここへの対策、このまままさに国から、県から示されたものの数値はある意味で守らないというふうな中で、今年どおりというか、今までどおりに作付をお願いするというか進めてもらうというふうなところで、JAはじめ関係の皆さんと協議をさせていただいたところでございまして、そういった中で酒米にしてもまさにそうした部分がこれはコシヒカリに主体的に転換をしていくというふうなことになって、そこの確保も併せて進めてもらっているところですけれども、片やこれはJAの価格より安いとなれば、これはやっぱり作っていかれないわけですから、先ほど申し上げましたとおり、これは100円以上の差がついたら、その分は町のほうから支援をするというふうな考え方の中で予算を組ませていただいているというふうなところでございます。 本当にこれはイノシシの被害が大きくて、そこをやっぱり何とかしないと条件の悪いというか、そうしたところからやめてしまうふうなというところにつながってくるわけですから、そこを何とかやはり継続していくというふうなためにも、有害鳥獣の対策もまさに関連するわけでございますけれども、一方で、今お話しいただいたように、ここに若い高校生をはじめ、そうした皆さんから取り組んでもらうというか、いわゆる体験的にやってもらうこともこれまた非常に次につながっていくことだなというふうにも思っておりますし、新年度予算の中には次の後継になっていただくことをある意味で希望といいますか、そうした中で地域おこし協力隊を誘致して進めていきたいというふうな予算も計上しているというふうなところでございますので、よろしくお願い申し上げます。 長くなりました。恐縮でございますが、お願い申し上げます。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 私の質問も多岐にわたるので、長くなるのは当然かなというふうに思っていますので、手短に1つ行きます。 まず、阿賀の里の関係であります。 先ほど町長は連合法人化の話、私は知らないといいますか、このリーフの中には書かれていたので私は先般も聞いたんですけれども、これ造語なんですよね。連合法人というのは、多くの企業がお互いに金を出し合って支援していこうというのが多分この趣旨での連合法人化だというふうに自分としては感じていたので、阿賀の里のファンといいますか、そういう企業が金を出して、この阿賀の里を何とかしようという盛り上がりを神田町長にはリーダーシップを取って、出資者を募っていただければよかったのではないかなというふうに思うんですが、あくまでも町が出していくだけでは駄目なんですよ。何のために町が出すと、先ほど町長が言ったように使わない人が多い、町民が誰も寄らないという言い方は悪いですけれども、魅力のない施設になってしまっているところが問題なので、逆にほかの人は魅力を感じてくれているわけですよ。 先般、新潟国道の祢津さんが言われたとおり、川もあり、魅力があるんだと。ほかの人が魅力を感じてくれている、そういう人たちから出資をしていただくクラウドファンディングではありませんけれども、出してもらうことによってリピーターが増えるし、再生が可能かなというふうに思うので、逆に私は期待したんですよ。ですから、町長はこの辺、どう思いますか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) ありがとうございました。 私も連合法人が分からなくて本当ありがとうございました。まさにそうした多くの皆さんから出資を募るというか、お金を出すことは気持ちの面でもあるわけでございますので、ここは、ただ、今の株式会社阿賀の里というのは本当にあれだけの負債というふうなものを負いながらなので、そこを一緒にやっていくというふうなところ、いわゆるお金を出しながら一緒にやっていくというふうなところは、ある意味で非常に厳しさもあるのかなというふうな思いはありますけれども、私もさっき言ったように、述べたのは出資というふうな具体的な部分には言っていないわけですけれども、まさにそうした阿賀の里への思いがある皆さん、むしろあそこだったら商売になるだろうなと、むしろ自分もというふうな人だっているんじゃないかなというふうな思いは今もある意味で持っているところでありますので、そうした皆さんと連携しながら、阿賀の里のいわゆる内容も変えていくというふうなところだと思っているんです。 出資、実はこうしたところにもあるので、私もこれ出資にはならないと思うんですが、まさにクラウドファンディングというか、阿賀の里はこういう形の中で変わっていかなきゃならない、変わっていきたいというふうなものをお示ししながら、併せて皆さんの力もいただきながら一緒にいうふうな考え方は必要ないんじゃないでしょうかというふうなところも申し上げているところではあります。 そして、もう一方はやはり例えばですけれども、あまり言うとあれですけれども、何とか牛乳というふうなものが前面に入っているとあるわけですよね。私は隣の町の有名なものかなと思っていたんです。ところが、違う。そうであれば、その隣の町の有名なものに置いていただくというふうなところであったり、そうしたものから、まさにそうしたいろんな皆さんとの関係をより作りながら進めていくということは、私も今はまさにそこをやらなきゃならないなというふうに思っているところでございますので、そうした中である意味で出資といいますか、そうした部分までつながっていくというふうなところであれば、これはまた何か非常に強いものになっていくのかなと思いますけれども、これも相手次第といいますか、そうした部分もあるのかなと思いますけれども、ありがとうございました。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 私は期待したからあえて聞くのであって、そういう連携をしながら、地域の業者さんも含めてやっていただければなというふうに思ったんです。 それで、四万十ドラマにグランドデザインを出しているんですけれども、その成果が今月いっぱいでしか上がってこないこの状況下の中で、私がここに参画しようとした人たちから提言を受けたのは、ハード面でいくと、建物設備の老朽化、空きスペースの活用、デザインの陳腐化、周辺の河川、歴史文化等を生かし切れていない。それから、施設維持費が高額であると。これはハードですよね。そして、ソフト面では経営方針の不在、経営トップの不在というのがありました。では、阿賀の里はどういう魅力があるのかと言われたときに、阿賀野川の川に面していると。整備された箱、床があると。そして、遊覧船があると。そして、地域の温泉に近い、そして、サービスエリアにも近いと。先ほど話があったように新潟と会津のちょうど中間にある、ちょっとした田舎なんですよという魅力があるということで、ちょうどいい田舎町なんだという阿賀の里に対するイメージを持っていた人がいました。 本当に自分もこれを見させられたときに、自分たちのちょっと伝え方が下手だったんだなというふうに自分としても反省はしているんですけれども、今回の冬のときに除雪、阿賀の里に人を呼ぶような体系になっていないんですよ。道路から見たとき、道路に雪を押してきているんですよ、農道側に。ああいうのは、町としては注意できないんですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 今お話いただいたのは、四万十ドラマさんの筋書きというか、構成じゃないんですよね。ないんですよね。ですから、そこもまさにすばらしいそうした中での提案というか、思いだなというふうに思ってお聞きしました。 四万十ドラマさんとは、これまた昨日も少し申し上げましたけれども、いろんな方々に入ってもらいながら、ワークショップを重ねながら、今言ったように課題であったりそうした部分を出してもらって、まとめている最中で、本当にこれまたもっと早くあれば次につながっていけるというふうなところがあったのになというふうに思っているところでございますけれども、一昨日、私も会いました。方針部分も聞きました。コンセプト的にはそう大きな差がないかなというふうな思いの中でお聞きしましたけれども、まさに本当にそうしたところだというふうに思っています。 やはり今除雪の件でお話しありましたけれども、本当に私もそう思って、この話はした中で、また、正直言えば、雪が降っているのに玄関先まで雪があって、どこから入っていくのか、そうした状況があるわけですから、それを見ると、本当にお客様を迎えるというふうなところにないなというふうなところで、これはもう本当にそうした今お話にあった部分は強く強く現場にも届いていると思っていますので、そうしたところを本当に一つ一つですよね。ごみが落ちていても拾わないわけですし、今言うように本当に玄関まで雪の上を歩いた道しかついてなくて、お客様を迎えられるのかというふうなところもありますので、本当にご指摘のとおりでございます。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 私は、今の株式会社阿賀の里は経営トップも、そして、これを道の駅阿賀の里を運営する能力がないという判断をしているんですよ。それで、あえて強行に行くと、民事再生をしてはどうですかということなんですけれども、いかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさに今の負債があって、なかなか思っても動けないというふうな部分も確かにあるんだというふうに思いますし、ここは私もどういう形の中でそうしたものを進めていけばいいのかというふうなところですけれども、例えばというと大変恐縮ですが、本当に思いがある人もあの負債を見た中では、やはりなかなか一緒になってというふうなところの思いに至らないというふうな部分がもう最初からあるんだろうなというふうにも思いますので、その辺はまた議長さんからご指導いただく中で検討を私も深めていかなきゃならないというふうに思っておりますし、まずは、そうした中で次のスタートはその基本から立ち返った中で進めさせていただきたいというふうに思っているところでございますので、またよろしくご指導いただきたいと思います。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) もう救いようがないという言い方は悪いですけれども、私はあえて血を出さないと、身を切る覚悟をしないと駄目だというふうに思っているんですよ。これは合併当初の平成17年の合併のときから、私は合併する以前に三川地域のあのときは監査委員をされていた人に、阿賀の里の監査委員をされていた人になぜゼロベースにしなかったんだという話をさせてもらいまして、町村合併をする以上は、あの当時で9億円の負債がありました。ところが、合併するときに半分の4億5,000万に圧縮した、これでいいじゃないかという話をされたので、そうではないです。たまたま自分が平成15年に勤めている会社がそういう民事再生を100億ぐらいの負債があったときに、そういうふうな形の中でやった経験があったので、あえて強く言わせてもらったんですけれども、それをずっと押しなべてきて16年たつと、なおさらその思いが強くなったんですよ。 ですから、今回あえて町長には英断をしてもらいたいと。そういう方向で走っていかないと、阿賀の里は再生可能なんですよ、道の駅そのものは。グランドデザイン、今私が述べたとおりいろんなポテンシャルがあって、有効活用ができるんですよ。株式会社阿賀の里は駄目なんですよ。その思いが強くなったので、あえてここで検討していただけないでしょうか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 私もまさに阿賀の里というか、店としての阿賀の里、船としての阿賀の里は、これはやはりもう公共施設であれば、まさに今お話があったようにいろんな工夫をしていく中で、これはやはりむしろもっとよくなっていくものがあるというふうにも思っております。 一方、そこの経営する株式会社にあっては、これは本当に課題でございますので、そこがあってやっぱり次へ進めないというふうな部分もありますけれども、そこの現実的な部分というところは、今議長さんからお話しあったような、まさにそうした方向というふうなものもあるんだと思いますので、時間がないと言われるのはまさにそのとおりなのかなとも思いますけれども、改めてまたゆっくりご指導をいただく中で、ひとつ検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 私も自分一人ではなくて、各議員といろんな協議をしながら、どうやったら阿賀の里がよくなるのか、イザベラバードを作れていたのも川を生かしたまちづくりのために必要だから作ったほうがいいということでやったんですけれども、言い出した以上は、道の駅阿賀の里に関しては何とか再生させたい、阿賀町の観光拠点として再生をさせたいという思いがあるので、あえて神田町長をはじめ前神田町長に強く言ってきたんですが、前の町長さんは社長をしていましたから、経営に関わっていたはずなので、知らないとは言わせたくなかったんですが、外れてしまった経緯が我々議会としてもちょっとつかめなかったので、あえて今、神田町長には強く言っている次第でありますので、その辺は勘弁願えねばなというふうに思いますが、やはり有効な生きる道を探すというのが我々の仕事かなと思いますし、我々もあえて税金を、公金を突っ込むのはいかがなものかという判断があります。 上川温泉もそうでした。その当時の上川温泉の経営者は、町にお金を出してほしいからああいう手段を取ったのではないかなと思ったので、もうこれ以上は出せませんよという判断の中で、神田一秋町長は英断を下しているのではないかなというふうに思っているので、上川温泉をやったんだから阿賀の里もやってもいいんだというのが私の持論なので、それを踏まえて今後協議していきたいなというふうに思いますので、この点については、今後我々議会と密に協議していければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 それでは、次のコロナに関してですが、先ほど述べたとおり、国の基準の裏を返すという言い方は悪いんですけれども、先ほど町長がいろんな手だての中で、介護士さん、ヘルパーさん等々の優先順位をどうやって上げていくかについては、健康福祉課長として長年の経験があるので、その辺はうまくやっていただけるのではないかなと思うんですが、いかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当にこれは基本的なところを国から抑えられているような部分もありますけれども、ただ、言ったようにこれは町の実情というか、そうしたものもあるわけですから、大幅に順番を全く逆転するわけじゃなくて、このためにこうなんだというふうな部分があるわけですから、これもそういうことで最適というところであって、またそれを感じてもらっている部分もあるなというふうに思っていますので、そこはそういうふうな中でやはりいっぱいというか、量が一気に来てもらえばいいんですけれども、それが少なくなったらやっぱりある意味でどう効果的にやっていくかというふうなところが非常に大事になってきますし、特にワクチンが5人、6人、まさにそうした分が取れる中で、ある意味でそこのちょうどいい数にならないというふうな部分もあれば、そこはどういう形の中でワクチンを大事にしながら接種を進めていくかと。そうした場合にも、これまたそうした介護等々の従事者の皆さんにある意味でおいでいただく中でやっていくのも、これまた一つのものじゃないかなとも思っていますので、そこは本当にワクチンを大事にしながらある意味で早く打って皆さんに安心していただけるというふうなところを目指しながら、言ったいたように理解してもらえるように進めていきたいなというふうに思っております。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 高齢者を介護している人がかかってはまずいので、それが要は、国は65歳以上だから全ての皆さんが優先だという線引きをするんですけれども、65歳、70歳以上でもよかったのではないかなと自分としては思っているんですよ。65歳だから、前期高齢者になったから率先ではなくて、やはりその辺を含めたやり方が各自治体の実情に任せてもらえる。最近、田村厚生労働大臣がちょっとニュアンス、言い方が若干国会の質疑の中で変わってきているというのが実情なので、情報収集は町長、密にしていただければと思いますので、その点はよろしくお願いします。 それから、高卒までのインフルエンザについては、これはよかったなというふうに思いますけれども、やはり今後のコロナとインフルエンザとの関係性からいったら、逆に原院長は、インフルエンザは打たなくてもコロナの予防をきっちりやっていればならないんだよというふうな話もありましたけれども、自分に対して言われたんですよ。私もインフルエンザを受けていなかったので、「先生、受けていいですか」と言ったら「受けなくていいよ」と言われてしまった口なので、きちっと対応すればいいんだよということなので、その辺も含めてインフルエンザに対しての予防に関しては、町のほうもアピールをコロナ対策と同等にきちっとやるようにというふうな形を予防接種をしなくてもならないとは、可能性はないですけれども、なる可能性もありますけれども、やはりきちっと広報をしていただきたいと思うんですがいかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当にここはやはり皆さんもマスクをして、手洗いをして、そうした日頃の予防策がインフルエンザに大きな効果があったんだというふうに思いますので、本当に話に聞かないぐらいすばらしい今状況が続いているわけですから、まさにそうしたところを継続していくというふうなところをしていただくというようなところは、これは非常に大事なことでございますから、町民の皆様にもしっかりそうしたことを分かりやすくまたお伝えをしながら、継続をしていっていただけるようにというふうなところで取り組んでまいりたいと思います。
    ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) それでは、次の町観光と農業支援であります。 飲食に対しては町民限定で支援を考えてほしいということを述べましたけれども、町長もそれなりに発想があるのかなというふうに思いますが、というのは、今年の豪雪のときに除雪する作業員がやはり慰労会もできないんですよ。少人数での飲食しかできないなると、やはり各飲食店が盛んにならない。では、豪雪で疲れた癒す場所もないというふうなことであってはならないということで、今後の4月以降になろうかと思いますが、そういうのを町長としては考えていただきたいんですけれども、いかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさに具体的に本当に1日中、朝から晩までまさにご苦労いただいた除雪の皆さん等々、ようやく春だというふうな中で、本当に疲れを癒やしてもらいながら、町の経済にもご貢献いただけるのが本来の今のシーズンなんですけれども、本当にお話にあったとおりでございますし、また、そこで利用していただけない飲食店の皆さんの大変さ、私も重々承知しているところでございますので、これまた飲食店に行くばかりじゃなくて、そこからある意味でオードブルであったりいろんな料理も含めながら、お持ち帰りにもこれまた使っていただくようなものの中で、これは今そうした部分の組立てといいますか、計画しているところでございますので、これも早めにまた皆様にご相談をさせていただく中で進めさせていただきたいというふうに思っております。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) では、いろいろ施策を考えていただけるということで、期待をしたいというふうに思います。 次は、農業支援であります。米余りの関係なんですが、先ほども子どもフォーラムの話があったときに、上川の小学校の子供たちが米を作って新潟市に行って、上川産米ということで言って、それなりの評判も得ている。それで、三川小学校もそうですし、各小学校は当時エゴマに関しては津川小学校が日出谷小学校等々、それから、三郷小学校、鹿瀬小学校と統合になっていろいろ取り組んでいるわけですけれども、これを今回の米づくりに生かす考えはないですかね。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) まさにこれは上川小学校の皆さんの活動、活躍が報道にもされて、私も本当にうれしいなというふうに思って見てきたので、可能な限りそうしたところを応援していきたいなというふうな思いでいっぱいであります。本当に子供たちからそうしてこの町でみんながそうした指導ももらいながら、作物を作りながら、それを町の自分たちの宝として、また、人にもそうやってPRを世間にもしながらやってもらうということは本当に大事なありがたい取組でありますので、これもやっぱりさらに引き続きしっかりそうしたところを拡充といいますか、皆さんから積極的にまた取り組んでいただけるというふうなところは、これは小学校も含めながら学校のほうでもいろいろ実際的には大変なところもあるのかもとも思いますけれども、まさにそうした取組を進めていただけるように、小・中ばかりじゃなくて、そうしたところから、また、これは農業体験というとあれですけれども、やはり教育体験旅行というのは、やっぱりもともとこうした農業といいますか、そうした分野もやっぱりスタートの大事な大きなメニューの柱であったわけでございますから、そうしたところもこれは町内を含めながら、県内皆さんからも来ていただけるような、そうした中で阿賀町へのまさにおいしい米だというふうなところの認識と、農業体験等々を通しながら町の関わりというふうなものも深まっていけばこれは本当にすばらしいことでありますから、ぜひそうしたところで進めていくようにこれはまた協議を進めていきたいというふうに思います。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 子供を出しに使って申し訳ないんですけれども、やはり阿賀町産米をアピールするときに、魚沼ではないんですが、魚沼市の農業法人がテレビコマーシャルに出ましたよね。そこと同じことをやっては、阿賀町産米のあれが上がらない、逆に子供たちがこのお米を作って、阿賀町さんには思い入れがあるんだという形を逆にすることによって商品の特産化ができるかなというふうに思いますので、阿賀黎明高校の存続のためにも小・中・高連携をして米づくりに思いをはせて、地域活性化に向けた教育をしていただきたいんですが、いかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当におっしゃるとおりでございます。これはやはりストーリーというか、そこを見ていただいて、理解を深めていただくというふうな面でも本当にこれはある意味で子供たちからそうしたところでの子供たちの姿というふうなものは、大人と違うまた思いを持っていただけるというふうなところは、本当にこれは非常に強いなというふうにも思いますので、今のご意見を大事にしながらそうしたところの協議を進めていきたいと思います。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) それで、イノシシだとか、鳥獣被害があると、この米づくりをせっかくしても駄目なんですよ。ですから、その辺の米づくりに対する農業支援なんですけれども、柵への助成というのは今年度充実、耕作放棄地がなくなるようにといいますか、減反政策の中で耕作放棄地になると、イノシシ等が近くに出てきて米のところで暴れると、その米が使えなくなるという状況なので、そういう防護に関しての予算というのは充実されたんでしょうか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 本当にこのイノシシ対策が農業、米づくりにあっては非常に重要なところになってきてしまいました。この雪でイノシシがある意味で数が減ってくれればいいなと思っているところですけれども、逆にこれ今雪があれば、雪のない土のところに既に里に今イノシシも出てきているというふうなところもあるんで、どれだけこの雪の効果というとあれですけれども、あったのかなと思っていますけれども、本当にこのイノシシの対策は自然に任せるというふうなところばかりじゃなくて、よりこれを防いでいくというふうなところは進めていかなければなりませんので、しっかり従前のまさに電気柵が効果的だというのはそのとおりなんでしょうけれども、これまた非常に大変な作業でもあれば、管理でもある部分ですけれども、そこの要望に応えられるというふうな部分では、予算組みはした中でおりますし、これはやっぱり地域の皆さんと一緒になって、地域ぐるみで進めていくというふうなところも非常に大事になってくるかと思いますので、柵のないところからやっぱり入ってくるというふうなのはどうしてもあるわけでございますから、そうした地域全体での取組の進め方というのは、今年またさらに一歩進めていくというふうな計画でもありますけれども、本当はいろんな今日の話の中では、例えばこうやって電気柵ですと、雪が降るので外したり、草が伸びてくると、また草刈りとか本当に大変な作業が続くわけですから、ある意味で恒久的にシシガキではないですけれども、恒久的に何かそんなものというふうなところでも、担当課長等々とも話をしながらしているところでございますけれども、やはりここは一歩でも二歩でも進めていくというふうなところでおりますし、これまた予算的といいますか、そうしたところでは少し充実はさせていただいているつもりでございますけれども、当然ここは皆さんの要望にお応えをしていかなきゃならないと思っておりますので、予算の面でもまたある意味で不足等々が出てまいりましたら、またご理解をいただいていきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(石川太一君) 12番、斎藤秀雄君。 ◆12番(斎藤秀雄君) 阿賀の里は、生かすも殺すも町長の判断次第です。私は、あくまでも道の駅阿賀の里は生かす、株式会社阿賀の里は閉じる、この決断をお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ○副議長(石川太一君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 議長さんの思いは強くお聞きをいたしました。私も本当にこの道の駅阿賀の里は、これはやはり継続をするというふうなための今工夫の取組をスタートさせていただきますので、よくよくお聞きをいたしました。 ○副議長(石川太一君) 12番。 ◆12番(斎藤秀雄君) では、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(石川太一君) これで、12番、斎藤秀雄君の一般質問を終わります。 ここで議長と交代します。 暫時休憩します。これから3時30分まで休憩いたします。 △休憩 午後3時15分 △再開 午後3時30分 ○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ、会議を再開します。--------------------------------------- △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) これで一般質問を終わりましたので、次に日程第3、議案第11号 令和2年度阿賀町一般会計補正予算(第13号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第11号 令和2年度阿賀町一般会計補正予算(第13号)についてご説明を申し上げます。 別冊の一般会計補正予算書1ページをお開きいただきたいと思います。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億5,714万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ137億3,743万4,000円とするものであります。 第2条、繰越明許費についてですが、7ページの第2表繰越明許費に記載しております事業について、それぞれの金額を令和3年度に繰り越して使用することとし、その総額を4億5,020万6,000円とするものでございます。 第3条、地方債の追加及び変更でありますが、9ページから11ページの第3表、地方債補正のとおり補正をするものであります。 それでは、事項別明細書によりご説明を申し上げさせていただきますが、事業費等の額の確定に伴う補正につきましては、内容の主なものを説明させていただき、また、職員給与費につきましては、それぞれの科目において不用額の整理をするものでありますので、詳細につきましては、18ページからの補正予算給与費明細書をご覧いただくことで説明に代えさせていただきますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 それでは、歳出につきまして26ページをお願いいたします。 1款1項1目議会費でございますが、8節旅費及び13節使用料及び賃借料は、新型コロナウイルス感染症の影響により研修視察等が取りやめとなりましたので、その経費について減額するものでございます。 12節の会議録調製委託料51万2,000円につきましては、不足が見込まれますことから追加をお願いするものでございます。 18節の政務活動費につきましては、申請実績により30万円の減額でございます。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の社会保険料につきましては、会計年度任用職員に係る社会保険料で、支出見込みにより不用額を減額するものでございます。 27ページ上段でございますが、区長連絡員費415万3,000円の減額でございますが、コロナウイルス感染症により、研修視察及び各種会議の中止に伴うものでございます。 5目財産管理費につきましては、閉校小学校の管理にかかります経費の実績見込みにより減額するものでございます。 6目企画費の地域づくり活性化支援事業につきましては、津川地区の雁木通りに足元を照らすフットライトを整備する計画でありましたが、整備にあたり、関係する区長さんや近隣の方々の意向を再度確認し調整したところでありますが、必要性も含め事業の見直しが必要であると判断し、その整備費の全額220万円を減額するものでございます。 次の移住定住促進事業でありますが、今年度の実績といたしましては、家賃補助で9件、通勤費助成で2件、住宅改修奨励金が1件で、新築住宅建築奨励金及び空き家住宅の家財道具処分助成金は申請がございませんでした。 本事業は人口増加を目的として年度当初から事業を拡大し、重点施策としても位置づけ進めてまいったところでありますが、期待しておりました申請件数の増加にまでは至らない結果となりました。今年度から拡充した事業であり、即結果が出るというものでもございませんが、PR方法等の検討強化、制度の見直しを図りながら、より効果的に進めていかなきゃならないというふうに考えているところでございます。 最下段から28ページになります。 地域おこし協力隊招致事業の223万1,000円の減額でございますが、7月から農業部門の協力隊員として招致いたしました1名が11月末に退員したことに伴う不用額でございます。 次の阿賀町応援寄附金事業でございますが、当初予算では5億円の寄附金を見込み返礼品や事務委託費を計上しておりましたが、寄附額が3億円を切るという見込みとなりましたので、寄附額に対応します寄附謝礼品代で8,100万円。納税業務委託料で3,700万円を減額するものでございます。 10目基金費は、奨学金の繰上げ返済がありましたので、その返済額を基金へ積み戻しするため、積立金34万5,000円を追加するものでございます。 下段から29ページになります。 12目特別定額給付金の特別定額給付金給付事業でありますが、国の交付金事業により全国民に1人当たり10万円を給付したものでありますが、給付実績及び事業完了により不用額766万9,000円を減額するものであります。給付実績につきましては、基準日現在の対象者数1万579人に対しまして、1万570人へ給付、辞退等による未給付は9人となりました。 29ページ、下段の感染症対策特別定額給付金給付事業(臨時交付金事業)につきましては、町独自の対策といたしまして、感染症予防物品の購入費に充てていただくため、全町民に1人当たり1万円を給付した事業で、完了に伴います不用額103万円を減額するものでございます。実績でございますが、対象者数1万448人に対しまして、1万427人に給付しております。未給付となりました21人につきましては、辞退等の理由によるものでございます。 30ページをお願いいたします。 2項徴税費、1目税務総務費の一般税務費30万円でございますが、コロナウイルス感染症による軽減措置等の事務の追加により、職員時間外手当に不足が生ずる見込みとなりましたので、追加をお願いするものであります。 次の段の3項1目戸籍住民基本台帳費は、それぞれのシステム改修費の確定により減額するものでございます。 31ページをお願いします。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の国民健康保険特別会計繰出金68万6,000円の減額でございます。 次の新型コロナウイルス感染症対策事業の413万円の減額につきましては、福祉施設等感染予防対策給付金で10の法人、福祉施設衛生設備等改修費補助金は1法人から申請があり、実績によりそれぞれ減額するものでございます。 2目社会福祉施設費、地域包括支援センター管理運営費の12節介護予防プラン作成委託料10万円でございますが、要支援認定者の介護予防サービス利用者数の増加により不足が見込まれますので、追加をお願いするものでございます。 高齢者生活福祉センター管理運営費の10節施設修繕料は、上川地区にあります高齢者生活福祉センターの浴室換気扇において経年劣化による作動不良が生じましたので、その修繕に要する経費として30万円を追加させていただくものであります。 32ページをお願いいたします。 高齢者生活支援ハウス管理運営費の650万円及び次の新型コロナウイルス感染症対策事業30万円の減額でございますが、管理費の実績見込み及び衛生設備等の改修工事の完了による不用額でございます。 3目障害福祉費につきましては、重度心身障害者医療費助成事業で受給資格者の減少に伴います実績見込みにより310万円を減額、障害児等通学費助成事業につきましては、特別支援学校通学バスに係る助成金におきまして、利用者数の変動により不足が生ずる見込みとなりましたので、6万円の追加をお願いするものでございます。 次の障害者自立支援給付費990万円は、就労継続支援及びグループホームの利用減少による実績見込みによる減額でございます。 最下段から33ページになりますが、自立支援事業事務費の12節電算福祉システム改修委託料につきましては、令和3年4月から障害者総合支援法及び児童福祉法に基づく障害サービス報酬単価の改定に伴い障害者自立支援給付審査システムの改修が必要となりますので、そこに要する経費20万3,000円をお願いするものでございます。 33ページ、児童発達支援事業の68万7,000円でございますが、計画しておりました講座や教室が感染症の影響を受け開催できませんでしたので、それぞれの科目における利用額を減額するものでございます。 4目老人福祉費の一般老人福祉費でございますが、寝たきり老人等在宅介護手当において支給対象者の減少による不用額150万円の減額でございます。 下段から34ページの上段になりますが、敬老会開催事業でございますが、感染症の影響により、敬老会を中止したことに伴う不用額771万円を減額するものでございます。 34ページの介護保険特別会計繰出金でございますが、各介護保険特別会計における補正に伴う減額でございます。 下段から35ページの5目養護老人ホームきりん荘運営費、入所者生活費の432万5,000円の減額でございますが、入居者の入院や短期入所者の減少による給食材料費の不用額と入居者の健康診断経費の支出見込みによるものでございます。 7目後期高齢者医療費でございますが、特別会計繰出金412万6,000円の減額でございます。 次の2項児童福祉費、1目児童福祉総務費及び2目児童措置費につきましては、支給実績及び見込みによりそれぞれ減額するものでございます。 36ページ上段でございます。 3目児童福祉施設費、一般児童福祉施設費の12節保育園広域入所委託料でございますが、当初見込みは継続新規利用を含め4名分の委託料を計上しておりましたが、実績で3名となりましたので、不用額420万円を減額するものでございます。新型コロナウイルス感染症対策事業費の36万円につきましては、改修工事の完了に伴います減額でございます。 37ページでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費の診療所特別会計繰出金は、特別会計に係る補正により減額するものでございます。患者輸送車等運行事業の200万円の減額でございますが、運行実績の見込みによるものでございます。 4目予防費につきましては、臨時交付金により実施しておりました高齢者及び児童・妊婦へのインフルエンザ予防接種助成におきまして、例年と比較し接種者で約900人増加したことによりまして予算額に不足が生じましたので、100万円の増額をお願いするものでございます。 最下段から38ページの2款清掃費、1目清掃総務費の五泉地域衛生施設組合負担金315万1,000円でございますが、現在、五泉地域衛生施設組合で進めております施設整備事業の予算におきまして、国交付金及び地方債の財源更正により構成市町村の負担金が増額となりましたので、追加をお願いするものでございます。 3目し尿処理費、汚泥再生センターの管理費でございますが、基幹改良工事の実施による設備の一部停止も要因し、電気使用料において85万円の不用額が生ずる見込みとなりましたので、減額するものでございます。 6款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費は職員給与費等の不用額でございます。 3目農業振興費の有害鳥獣対策事業でございますが、農作物の鳥獣被害対策補助金につきましては電気柵等の整備に対する補助金でありますが、これまで210件の申請があり、補助金に47万5,000円の不足が見込まれますことから、追加をお願いするものでございます。 39ページの有害鳥獣対策連絡協議会補助金につきましては、事業実績及び県補助金の決定に伴い229万3,000円を減額するものでございます。一般農業振興費の農業次世代人材投資資金、農業機械等整備費補助金及び奥阿賀そば振興協議会補助金につきましては、実績による減額でございます。 4目農地費、県営農業農村整備事業につきましては、県営事業で実施しております大堰頭首工、細越頭首工及び曲松ため池整備工事に対する負担金でありまして、県の計画事業費の調整等により564万円の減額と国の第3次補正予算による芹田ため池整備の新規採択及び曲松ため池整備の事業費追加により869万円の増額となりましたので、合計いたしまして305万円の追加をお願いするものでございます。 国土調査事業408万円の減額でございますが、国・県の交付決定額が要望額の78%でありましたので、交付決定額に応じ地籍調査測量委託料等を減額するものでございます。 40ページ上段でございますが、防災減災対策農業水利施設点検調査計画事業でございますが、それぞれの科目において、事業費の確定により574万円を減額するものでございます。 次の段の2項林業費、1目林業総務費でございますが、職員給与費等における不用額の減額でございます。 下段から41ページになります。 2目林業振興基金、一般林業振興費の200万円及び森林環境整備事業の238万7,000円でございますが、事業の実績に伴う不用額の減額でございます。 3目林道費、林道開設事業の602万円及び地方創生道整備推進交付金事業1,521万円につきましては、事業費の確定により、それぞれの科目において減額するものでございます。 42ページをお願いいたします。 4目林業施設管理費でございますが、森林公園等の衛生設備等改修工事費の完了による不用額112万円の減額でございます。 7款1項商工費、1目商工総務費は職員の期末手当の減額でございます。 2目商工業振興費の120万円の減額につきましては、緊急経済対策事業の一環として事業化いたしました旅館や飲食店等に対するWi-Fi整備費補助金でございますが、実績による不用額でございます。 3目観光費、町営スキー場事業特別会計繰出金は、スキー場事業特別会計における補正に伴います減額でございます。 43ページをお願いいたします。 阿賀町まつり開催事業2,095万円、地域再生マネジャー事業の91万3,000円の減額でございますが、感染症の影響による各種まつり等の中止及び首都圏でのイベント等への参加を取りやめたことに伴います不用額を減額するものでございます。 4目施設管理費、第三セクター温泉施設管理費の307万8,000円でございますが、今年度当初から営業を休止しておりました赤崎荘の指定管理料を減額するものでございます。 次の清川高原保養センター管理運営費220万円の減額及び44ページのみかぐら荘管理運営費140万円の減額につきましては、直営としております温泉施設の実績による不用額でございます。 新型コロナウイルス感染症対策事業につきましては、観光施設の衛生設備改修工事の完了による不用額850万円を減額するものでございます。 下段の8目土木費、1項土木管理費、1目土木総務費でございますが、職員の期末手当の減額でございます。 45ページをお願いいたします。 2目道路橋梁費、1目道路橋梁総務費は、それぞれの事業費の確定により減額するものでございます。 3目道路新設改良費は、いずれも事業費の確定に伴う増減でございますが、14節の津川中学校線改良工事につきましては、歩道及び消雪パイプ工事費において増額が見込まれますことから580万円の追加をお願いし、繰越明許費とさせていただくものでございます。 21節の物件補償費でございますが、津川中学校線の改良工事に伴います家屋の補償料でございましたが、所有者との交渉により不用額となりましたので、減額するものでございます。 46ページの3項河川費、1目河川総務費でございますが、事業費の確定による減額でございます。 なお、河川除草につきましては県からの受託事業でありますので、県委託金につきましても同額の減額となります。 5項1目下水道費につきましては、下水道事業特別会計における補正により217万1,000円を追加するものでございます。 6項住宅費、1目住宅管理費の290万円でございますが、三川地区の阿賀野団地1棟で積雪により軒先が破損いたしましたので、その復旧工事に要します経費の計上をお願いするものでございます。 なお、工事費の一部については保険会社からの見舞金を充当するものとしております。 2目住宅建設費の170万円の減額でございますが、大規模盛土の宅地耐震化におけるスクリーニング計画委託料の事業費確定によるものでございます。 47ページでございます。 9款1項消防費、1目常備消防費の職員給与費につきましては職員の給与費等の減額で、次の一般管理費の3節職員手当等38万円につきましては消防署職員の休日給及び夜間勤務手当に不足が見込まれることから、追加をお願いするものでございます。 10節需用費及び12節委託料につきましては、それぞれ不用額の減額でございます。 48ページ上段にかけてとなりますけれども、警防費331万1,000円の減額でございますが、感染症の影響により救急救命士の資格取得に要する実習及び講習が受けられませんでしたので、受講等に係る経費について減額となります。 2目非常備消防費405万3,000円の減額につきましては、五泉東蒲地区支会及び町消防団における各種訓練及び事業等が感染症の影響により中止となりましたので、関連する経費について減額するものでございます。 49ページから50ページでございます。 10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費の516万円の減額でございますが、実績による支出見込みによりそれぞれ減額するものでございます。 4目学習指導センター費につきましては、感染症の影響により講演会を開催することができませんでしたので、関連する経費44万円の減額です。 2項小学校費、1目学校管理費につきましては、国庫補助金の充当による財源内訳の更正でございます。 2目教育振興費の404万円の減額につきましては、それぞれの児童就学援助費における実績見込みによるものでございます。 51ページの3項中学校費、1目学校管理費につきましては、国・県補助金の充当による財源内訳の更正でございます。 2目教育振興費につきましては、生徒就学援助費の実績見込みにより、合わせまして303万6,000円の減額でございます。 52ページをお願いいたします。 4項社会教育費、1目社会教育総務費、一般社会教育総務費の57万円の減額でございますが、町文化祭の開催委託料及び町文化協会への補助金でありますが、感染症の影響により行事の一部中止など縮小しての開催に伴います不用額でございます。 2目公民館費141万円の減額でございますが、社会教育施設の衛生設備等の改修工事費の確定によるものでございます。 52ページの下段から54ページになります。 5項保健体育費、1目保健体育総務費の一般保健体育総務費364万円の減額につきましては、各種スポーツ大会、講習会等の中止に伴う不用額でございます。 54ページ、ボートのまち推進事業でございますが、当初ボート指導者1名を採用し、職員、選手の育成に合わせボート競技の魅力向上を計画しておりましたが、感染症の影響を受け指導者の選考が困難となり、採用することがかないませんでした。その指導者に関係する経費の減額及び阿賀野川レガッタをはじめとする各種事業の中止に伴い1,257万2,000円を減額するものでございます。 55ページでございます。 2目体育施設費につきましては、上川B&Gプール監視員の任用職員給料の不用額で34万2,000円、衛生設備等の改修工事費の確定により27万円を減額するものでございます。 3目学校給食費につきましては、経年劣化による津川給食センターのボイラーの交換を予定しておりましたが、施設の構造やボイラーの状態等を確認し、交換の再検討を行った結果、今年度の実施を見送り、施設の再整備も含め検討をさせていただくものとし、予算額420万円を減額するものでございます。 56ページでございます。 11款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費から57ページ中段の2項公共土木施設災害復旧費の減額につきましては、7月29日から31日の豪雨により被災しました各施設等の復旧事業におきまして、災害査定及び工事の発注による確定見込みにより減額するものでございます。 下段の12款1項公債費、1目元金につきましては、平成22年度に借入れいたしました町債の一部につきまして、10年経過による借換えを実施いたします。この借換えに係る償還元金及び昨年度末の借換えの実施による償還元金としまして9,969万円の追加をお願いするものでございます。 それでは、17ページにお戻りいただきまして、歳入についてご説明を申し上げさせていただきます。 17ページでございます。 1款町税、2項固定資産税から5項入湯税につきましては、歳入実績見込みにより、それぞれ増減するものでございます。 18ページの7款地方消費税交付金5,493万7,000円、10款地方特例交付金462万9,000円、11款地方交付税1億7,598万4,000円につきましては、各交付金、交付税の交付額確定に伴う追加でございます。 最下段の13款分担金及び負担金から22ページ上段までの15款国庫支出金、16款県支出金につきましては、それぞれの歳出でご説明申し上げました事業費の確定等に伴う増減が主なものでございます。 22ページをお願いいたします。 中段の18款1項寄附金、1目一般寄附金につきましては、前年度の実績を基に5億円の寄附金を見込み予算計上しておりましたが、年末における寄附額が伸びず、決算額で2億8,800万円程度を見込み、2億1,200万円を減額するものでございます。ふるさと納税制度による寄附につきましては、特色ある返礼品の開発など寄附の獲得が過激化していることから、本町においても一層の魅力ある返礼品の発掘やPRを強化し、多くの皆様から寄附いただけるよう進めてまいる所存でありますので、よろしくお願いをいたします。 19款繰入金、1項基金繰入金の3億5,628万6,000円の減額でございますが、このたびの地方消費税交付金、普通交付税の追加及び新型コロナウイルス感染症の影響などによる各種事業費の確定により、各基金からの繰入金を減額するものでございます。 23ページでございます。 20款繰越金につきましては、前年度歳計剰余繰越金の未計上分を予算化させていただくものでございます。 21款諸収入、3項貸付金元利収入34万5,000円でございますが、奨学金貸付元金の繰上償還分で、歳出の基金積立金に充当するものでございます。 5項雑入から24ページの22款町債につきましては、それぞれ確定による増減補正をお願いするものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第11号 令和2年度阿賀町一般会計補正予算(第13号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第11号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず初めに、歳出について款を追って行います。 1款議会費、26ページです。質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、2款総務費、27ページから30ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、3款民生費、31ページから36ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、4款衛生費、36ページから38ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次に、6款農林水産業費、39ページから42ページです。 質疑ありませんか。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 39ページの国調でお伺いします。これで400万程度の減額になったわけでありますけれども、ここの進捗状況というのはどんなふうに今はなっているんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 国調事業の進捗状況につきましては、第1期、太田地区の調査を進めているところでございまして、今年度、現地調査をこれで完了いたしました。次年度から新規路線ということで新年度予算のほうの説明で申し上げたいとは思いますけれども、次期調査箇所に移っていくという状況になっております。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 太田は結構長いですよね。やっぱり時間はかかるんですか。順調にいっているんですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 着手から1か所の調査が大体5年程度かかっております。今後また新しい地区へ行きまして、同じような形で5年ずつかかっていくというような予定でございます。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 1番、宮澤直子君。 ◆1番(宮澤直子君) 39ページの一般農業振興費、農業次世代人材投資資金が150万円のマイナスということで、これは1名分だと思うんですが、計上されなかった理由はどういう理由でしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 江花農林課長。 ◎農林課長(江花一実君) 年間所得に基準がございまして、年間所得150万円を超えますと適用されないということになります。 ○議長(斎藤秀雄君) 1番、宮澤直子君。 ◆1番(宮澤直子君) 確認ですが、申請はあったが適用にならなかったということでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 江花農林課長。 ◎農林課長(江花一実君) こちらの方は前年度が適用になっていたんですけれども、たまたまこの年はちょっと所得が上がりまして、適用にならなかったということです。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 9番、石田守家君。 ◆9番(石田守家君) 41ページの上段の森林整備の意向調査の関係、減額はされているんですけれども、本来であればどの程度調査をしてという内容について説明してください。 ○議長(斎藤秀雄君) 江花農林課長。 ◎農林課長(江花一実君) これは森林環境譲与税を使えました森林の整備について、町が行うという新しい制度に伴いまして意向調査をするものでございますけれども、とりあえず津川地域の国道49号線の沿線を対象に調査いたしました。調査についてちょっと詳細なアンケートの結果を今持ち合わせていないんですけれども、大体半数の方が町に任せたいという意向を持っているということで、今後はどのように進めていくかということを検討して、相談してまいりたいと思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) よろしいですか。 ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、7款商工費、42ページから44ページです。 質疑ありませんか。 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 42ページの観光費の中で町営スキー場事業特別会計繰出金というのが63万ほど減になっているんですが、これはまだシーズンが7日に締めたばかりで、もうこういう数字が出てくるのは、後でまた収入とあれで再度出すんでしょうか。何か二度手間になるような気がするんですが、なぜ今回なのか教えてください。 ○議長(斎藤秀雄君) これは特会に関わってくるので、特会のほうで出入りがあるので、そこでちょっと聞いていただけますか。 ◆2番(長谷川眞君) 分かりました。 ○議長(斎藤秀雄君) この件に関しては特会のほうで再度お聞きしますので、それまでに答えを考えておいてください。よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 3番、清野眞也君。 ◆3番(清野眞也君) 43ページの第三セクター温泉施設管理費、赤崎荘の指定管理料の減額の件なんですけれども、赤崎荘はご承知のようにずっと使われずに放置されたということだと思うんですけれども、何もしなければどんどん朽ちていきますし、劣化をしていきますが、ここに関しては何かしら対応を早めに取らないと、ほかの施設は指定管理を募集していますが、早めに対応しないといけないと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 赤崎荘につきましては、底地が鹿瀬生産森林組合の底地になっておりまして、町のほうとしましては売却の方向で検討しているところですが、底地の問題もありまして、なかなかちょっと判断に悩んでいるところでもございます。 今後、今ご指摘のとおり傷んでいくばかりでございますので、そういった条件でも購入を検討されているような方を見つけるべく、今後検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 5番、小池隆晴君。 ◆5番(小池隆晴君) 44ページの第三セクターのところですけれども、一番下のところで850万の減額ですよね。850万は結構大きいんですけれども、これはどんな修理でやって減額がこれなんでしょうね。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) この工事請負費につきましては、町内一円の公衆トイレの要はコロナ対策というふうなことで実施を計画したものでございます。この中で入札請差もございますが、中でも大きなものは、当初全ての和式トイレについてウォシュレット化を予定していたんですが、やはり冬場の管理等を考えるとウォームレットにしたというふうな部分もございますし、和式トイレについても全て洋式化というふうなことで検討していたところですが、トイレブースのスペースの関係で工事ができない部分もございました。こういった関係で要は実施しなかったところもございましたので、ちょっと大きな工事費が残ったというふうなことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 1番、宮澤直子君。 ◆1番(宮澤直子君) 今の件についてなんですが、補正予算を組む際には、詳細が決まっていなかったということで明細は出ていなかったと思うんですが、もう確定していれば、やった箇所とどのような工事をしたかという明細を提出いただけるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 明細については、こっちのほうで把握をしている部分がございますので、それについては18か所ございますのでは、後日、ワンペーパーにしてお知らせしたいと思いますので、ご了解いただきたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、8款土木費、44ページから47ページです。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) それでは、お聞きします。 45ページです。阿賀津川中学校の前の道路だと思うのでありますけれども、なかなか進まない。物件の補償について決裂したんだと思うんです。しかし、この改良には580万上がっているわけですね。この改良というのは、どう改良したんですか。建物が邪魔になってなかなかできないんじゃないでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 建物につきましては、公共補償の基準に基づきまして、地権者、持ち主の方に対して補償を行って除却していただくと。その後に工事をする予定として進めてまいりましたが、その建物の地権者ではございませんが、隣の地権者の方から異議申立てがいろいろありまして、契約行為にちょっと時間がかかったと。建物につきましては、建物の所有者のほうから町のほうに解体を一任していただけるということで、補償を切り替えて工事費の中で除却するということにいたしました。それで補助金のほうも減額になっております。 また、この工事費の増額でございますが、説明したとおり建物を除却した後、車道だけを中学校に向かって取り付けるという計画でありましたが、その建物を除却したところの車道の脇に歩道をつけると。歩道をつけて、なおかつ消パイ路線でありましたので、消パイの移設が必要だということから580万の増額になっております。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) なかなか複雑なんですが、いわゆるこの道路は完成するということで理解してよろしいですか。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 用地交渉も終わりましたので、来年早々着工して完了する予定でございます。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 7番、山口周一君。 ◆7番(山口周一君) 46ページですけれども、住宅管理費290万、保険から見舞金が出るということなんですけれども、これ雪か何かの関係で、やはり住宅が壊れる、たまたま人的被害がなかったからよかったようなものだろうけれども、雪の関係、屋根の管理というのは住んでいる人がやらなきゃならないのか、町がやられているのか、その辺、管理はどうなっているのかお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 基本的には入居されている方に管理していただくということになろうかと思いますが、当該施設につきましては、雪崩止めがついておりません。雪崩止めがついていない屋根の上に入居者が上がられると転落する可能性もありますので、基本的には私ども住宅の管理者のほうで適切に見て対応するという方法が一番いいのではないかなというふうに思っております。 また、今回の屋根の破損ですが、屋根の塗装が大分劣化しております。これにつきましては、昨年から計画的に全町営住宅の屋根の塗装の塗り替えを計画的に実施するということで分割計画を作成しまして対応しているというところで、軒先の折れの原因については、屋根の劣化から屋根裏に水が大分漏って根太木が腐っていたということから、雪の重みに耐えられなく、軒が折れたということでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 7番、山口周一君。 ◆7番(山口周一君) この住宅は築後何年ぐらいの住宅なんでしょうかね。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 平成7年から平成11年までに作られた住宅で、築後22年から26年の年数がたっている住宅となっております。 ○議長(斎藤秀雄君) 7番、山口周一君。 ◆7番(山口周一君) そういう雨漏りで弱って雪の重みで壊れた、雪崩止めがついていないということは、雪崩で雪がたまらない間に壊れたということになりますので、やはりそういう賃貸住宅ですから、町の責任はかなり大きいなと思いますので、この建物ばかりじゃなくて、やはり20年、30年たった建物に関してはきっちりとそういう管理といいますか、見ないといけないかと思いますので、以後気をつけていただきたいんですけれども、人身がなかっただけよかったと思っていますが。 ○議長(斎藤秀雄君) 大江建設課長。 ◎建設課長(大江修逸君) 議員言われるとおりだと思います。管理のほうを徹底して、修理のほうを早めに行うということに徹していきたいというふうに思っております。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次に、9款消防費、47ページから49ページです。 質疑ありませんか。 5番、小池隆晴君。 ◆5番(小池隆晴君) 47ページの10節電気使用料250万の減額ですごいなと思いますけれども、この原因というのは庁舎が変わったからなんでしょうかね。 ○議長(斎藤秀雄君) 清野消防長。 ◎消防長(清野隆君) 今のご質問ですけれども、見積もりを出していただいて、それで790万ぐらいになるということで、予算は790万ぐらい上げたんですけれども、実際新電力ということで電気料も大分安くなりましたし、職員のほうも大分節約ということで努めさせていただきましたので、この減額となりました。 ○議長(斎藤秀雄君) 5番、小池隆晴君。 ◆5番(小池隆晴君) 1年目だから、過大になったということですね。分かりました。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに。 4番、斎藤栄君。
    ◆4番(斎藤栄君) 48ページの負担金及び交付金ですけれども、こういうコロナ禍において研修等ができなかったわけですけれども、今後いわゆる技術力の低下を防ぐためにも、かなりやはり研修等が必要だと思うんですけれども、そういう面でどのような方策を今後されていくのかお答えいただければと。 ○議長(斎藤秀雄君) 佐藤消防署長。 ◎消防本部次長(佐藤秀行君) この260万のうち一番大きいのは東京研修所の救命士の関係で200万ちょっと、ほかもろもろの研修もあったんですが、令和3年度もまた東京研修所を予定しています。研修所も今リモート授業をしたりいろいろ対策はしているんですが、研修所の意向に沿って、感染予防して研修を受けさせたいと考えております。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、10款教育費、49ページから55ページです。 1番、宮澤直子君。 ◆1番(宮澤直子君) すみません、ちょっと具体的な項目はないんですが、阿賀町子ども未来フォーラムがなくなったということで、この予算計上は特にされていなかったでしょうか。であればちょっと質問させていただきたいんですが、それに関して、子供たちが準備してきたもので全くできなかったというのは非常に残念なんですが、代替というのか、何か違う方法で発表させるような取組を検討できなかったんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) この項目にはないですよね。 ◆1番(宮澤直子君) はい。今確認したらないと。 ○議長(斎藤秀雄君) ないと駄目なので、予算のときに。当初予算、新年度予算のときに質疑していただければと思います。 1番、宮澤直子君。 ◆1番(宮澤直子君) 54ページにボートのまち推進事業、地域おこし協力隊が見つからなかったということでマイナス計上になっているんですが、コロナのせいとちょっと十把ひとからげにされたような形なんですが、これは探す努力をなさって、なおかつ見つからなかったのか、それとも最初から探さないで見つからなかったのか、どちらでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 石川社会教育課長。 ◎社会教育課長(石川聡君) ただいまのご質問でございますが、当初の予定では、採用に当たっては一般公募をする予定としておりましたが、その後、再度ボート協会や黎明高校ボート部と公表に関しての検討を行いました結果、ジュニアボートクラブと黎明高校ボート部との連携や調整を図りながらの多様な指導力が求められているなどから、町のボート活動に関して精通して、即戦力としてご指導いただける方に何とかお願いできないかというふうな、そういった話になりました。 そこで、一応我々のほうといたしましては、過去にジュニアボートクラブや、あと、阿賀黎明高校ボート部で活躍をして、現在県外に在住しながら町のボート活動にご支援をいただいているOBの方々からまず指導していただけるかというふうな意向のお話をさせていただいたところなんですけれども、やはり先方の答えとしては、やっぱり家庭の都合や、あと、勤務条件などの調整がつかないというふうな結果になってしまいまして、結局最終的には雇用ができなかったというふうな、また、そういった側面もございます。 なお、また、今後の雇用に当たりましては、勤務条件や雇用形態などを考えながら、正規職員と言ったらあれなんですけれども、やはりそういった常勤的な、正規職員的な雇用を含めまして再度検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、11款災害復旧費、56ページから57ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、次、12款公債費、57ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。17ページから25ページです。 質疑ありませんか。 11番、石川太一君。 ◆11番(石川太一君) 22ページ、寄附金についてお尋ねいたします。 当初5億を見ていたと。ところが、半分ぐらいだったということですね。非常にコロナの関係もあったりして、なかなか読めなかったと思われるんですが、これにつきましてはやはり大きな財源でありますので、計画をきちんとしてやらないといけないと思うんですが、次年度の中で、これから予算説明がありますので、私はそこでまた聞きたいと思うんですが、やはり計画としてどのような形で組んだのか、それをざっとでいいですから教えてください。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 当初予算につきましては、昨年度、一昨年度の実績を見込んでふるさと納税の寄附金として5億円を計上したところでございます。 その減額となった主な要因としましては、やはりコロナの影響で、本来であればレストランやそういうところに回る業務用米として流通しているものが、ふるさと納税市場に安価で米市場に入ってきたというふうなことで、阿賀町がふるさと納税の大きなウエートを占めるポータルサイトのさとふるのサイトで、山形県産のはえぬきであるとか、いわゆる新潟県で言えばコシヒカリに次ぐブランドのものが安く入ったことによって寄附額が大きく落ちてしまったというふうな状況でございます。新年度の予算につきましては、3億円で計上をしているところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから、議案第11号 令和2年度阿賀町一般会計補正予算(第13号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第4、議案第12号 令和2年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第12号 令和2年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明をさせていただきます。 別冊の特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,987万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,515万3,000円とするものでございます。 それでは、事項別によりご説明をさせていただきますが、11ページ、歳出についてお願いをいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員手当等で支出見込みにより不用額を減額するものでございます。 2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費につきましては、実績等を踏まえまして、最終見込額の精査により、給付費1,000万円を減額するものでございます。 下段から12ページでございますが、6款1項基金積立金、1目国民健康保険財政調整基金積立金の2,875万2,000円でございますが、令和元年度決算における歳計剰余金において、今年度の補正予算の財源充当後、さらに剰余金が生じましたので、後年度において資金不足が発生した場合の財源調整のため積立てをするものでございます。 12ページでございます。 8款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金につきましては、社会保険の遡り取得による過去2年間分の国保税の還付により保険税還付金に不足が生ずる見込みとなりましたので、78万6,000円をお願いするものでございます。 3目償還金につきましては、令和元年度に歳入いたしました県補助金の特定健康診査負担金等の精算によりまして還付が生じましたので、45万5,000円をお願いするものでございます。 それでは、お戻りいただきまして、9ページでございます。歳入について申し上げさせていただきます。 1款1項国民健康保険税の一般被保険者国民健康保険税につきましては、現年度課税分の収入見込みにより147万1,000円の減額でございます。 5款国庫支出金、1項国庫補助金77万8,000円でございますが、新型コロナウイルス感染症による保険税の減免に対する特例補助金が交付されるものでございます。 6款県支出金、1項県補助金の1,000万円の減額でございますが、歳出の一般保険者療養給付費の減額によるものでございます。 10ページをお願いいたします。 8款繰入金、1項一般会計繰入金68万6,000円の減額でございますが、国の算定基準等により、それぞれ増減するものでございます。 9款1項繰越金の2,920万7,000円でございますが、前年度の歳計剰余金繰越金の残額を予算化し、このたびの補正財源として充当するものでございます。 10款諸収入、2項雑入の204万5,000円でございますが、前年度に支出いたしました療養給付負担金の精算還付金でございます。 以上、雑駁でございますが、議案第12号 令和2年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審査の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第12号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。11ページから12ページです。 質疑はありませんか。 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) ちょっとお聞きします。2款の給付金のところで1,000万円という大きな減額があったわけでありますけれども、この詳細というのはもう少し教えていただけますか。 ○議長(斎藤秀雄君) 星こども・健康推進課長。 ◎こども・健康推進課長(星利昭君) 1,000万については、医療費です。ただ、これは国保連からの数字でして、内容の部分は示されていなくて、金額だけの明示ということになっています。 ○議長(斎藤秀雄君) 8番、五十嵐隆朗君。 ◆8番(五十嵐隆朗君) 金額だけの明示なんですか。こういうことはあるんですね。分かりました。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。9ページから10ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第12号 令和2年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第5、議案第13号 令和2年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第13号 令和2年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。 特別会計補正予算書の17ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ904万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,836万3,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書によりご説明をさせていただきます。 28ページをお願いいたします。 歳出でございますが、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、職員に係る給与費等で支出見込みにより不用額を減額するものでございます。 2項1目徴税費の57万1,000円の減額でございますが、システム改修費の確定によるものでございます。 29ページでございます。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、納付金の確定見込みにより350万円を減額するものでございます。 3款1項1目保健事業費の93万円につきましては、健康診査に係る委託料等を実績により減額するものでございます。 次に、戻りまして、25ページの歳入についてご説明をさせていただきます。 1款1項後期高齢者医療保険料でございますが、収入見込みにより、それぞれ増減補正をさせていただくものでございます。 3款分担金及び負担金、1項負担金でございますが、健康診査等個人負担金の実績により減額をさせていただくものでございます。 4款国庫支出金、1項国庫補助金につきましては、電算システム改修に対する補助金の交付決定がありましたので、このたび11万2,000円を計上するものでございます。 26ページをお願いいたします。 5款繰入金、1項一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金412万6,000円を減額するものでございます。 6款1項繰越金の4万7,000円は、前年度の歳計剰余繰越金を予算化し、このたびの補正財源として充当するものでございます。 7款諸収入、1項延滞金加算金及び過料及び27ページの3項受託事業収入でございますが、実績見込みによる増減補正でございます。 4項雑入の25万円でございますが、前年度に負担いたしました保険料等負担金に精算還付が生じましたので、計上させていただいたものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第13号 令和2年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第13号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。28ページから29ページです。 質疑ありませんか。 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 29ページの1目の後期高齢者医療広域連合納付金というのがあるんですが、これは例えば治療実績、治療といいますか、介護実績なり治療実績によって決まるのか、それとも人数によって決まるのか、350万の齟齬といいますか、クルーというのはちょっと私とすれば理解できないんですけれども、ちょっと教えてください。 ○議長(斎藤秀雄君) 星こども・健康推進課長。 ◎こども・健康推進課長(星利昭君) この辺についても県から示された数字なんですけれども、ただ、納付金ということにつきましては、保険料を納付していただいた中でそれを納めるという科目でございます。 ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 県からこれだけ納めなさいという指示が来て、それが350万少なくなったということなんですね。 ○議長(斎藤秀雄君) 星こども・健康推進課長。 ◎こども・健康推進課長(星利昭君) 後期高齢の場合は県が保険者なんで、ある意味そこにということで。 ○議長(斎藤秀雄君) 神田町長。 ◎町長(神田一秋君) 私から補足をさせていただきますけれども、まず、後期高齢者医療、75歳以上の方々の要件の制度でございますが、これは新潟県の全市町村でいわゆる一部事務組合で、後期高齢の一部事務組合があるわけでございますけれども、そこに保険料については、これは歳入のほうでもあるわけでございますけれども、徴収をいたしまして、この徴収したいわゆる保険料についてはそっくり納めるわけでございます。そうすると、歳入のほうでも保険料自体として440万円の減額にもなっております。 また、そこに町負担分の医療費の関係があるものでございますから、そこについて加えた中で、それをそういう形の中でそれぞれの自治体が自分のところの住民の皆さんの保険料プラスかかった医療費の実績に伴うそれぞれの負担分を広域連合のほうにお支払いをしていくというふうなところでございます。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。25ページから27ページです。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第13号 令和2年度阿賀町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第6、議案第14号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計(保健事業勘定)補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第14号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。 特別会計補正予算書の33ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億6,769万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億9,136万2,000円とするものでございます。 それでは、事項別明細書により歳出からご説明をさせていただきます。 44ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の20万円の減額でございますが、職員の期末手当の不用額でございます。 次の2款保険給付費、1項介護サービス等諸費から48ページ下段の6項特定入所者介護サービス等費につきましては、要介護認定者、要支援認定者及び特定入所者の介護サービス利用実績見込みにより、それぞれの給付費において増減の補正をお願いするものでございます。 49ページでございます。 4款地域支援事業費の1項及び2項につきましても、各事業の実績見込みにより増減補正をお願いするものでございます。 それでは、14ページにお戻りいただきまして、歳入についてご説明させていただきます。 41ページをお願いいたします。 3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金から2項国庫補助金、2目地域支援事業交付金(介護予防日常生活支援総合事業)までにつきましては、歳出の介護給付費等の補正額に応じて増減補正をお願いするものでございます。 同じく中段、2項国庫補助金、4目被保険者機能強化推進交付金189万8,000円及び6目介護保険者努力支援交付金186万6,000円の増額でございますが、高齢者の自立支援、重度化予防に関する取組に対する交付金の計上でございます。 7目介護保険災害等臨時特例補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による保険料の減免に対する特例補助金が交付されますので、37万9,000円の計上でございます。 42ページの上段でございます。 4款支払基金交付金、次の5款県支出金及び43ページの7款繰入金の補正につきましては、歳出の給付費等の補正によるものでございます。 8款1項1目繰越金の83万円でございますが、前年度の歳計剰余繰越金の残額を予算化し、このたびの補正財源として充当するものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第14号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第14号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。44ページから49ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。41ページから43ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第14号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第3号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第7、議案第15号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計サービス事業勘定)補正予算(第1号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第15号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計サービス事業勘定)補正予算(第1号)についてご説明を申し上げさせていただきます。 特別会計補正予算書の53ページをお願いいたします。 このたびの補正予算につきましては、歳入予算額における款項の組替えによるものでございまして、歳入予算の補正でございます。 それでは、事項別明細書によりご説明をさせていただきます。 歳出につきまして、63ページになります。 歳入予算の補正による財源内訳の更正というふうなところでございます。 お戻りいただきまして、61ページ、歳入について申し上げます。 1款サービス収入につきましては、ヘルパーステーション事業等の介護収入及び特定施設利用者負担金の収入見込みにより、それぞれ増額補正させていただくものでございます。 下段の2款繰入金、1項1目一般会計繰入金1,082万円につきましては、サービス収入の増額に伴う一般会計からの繰入金の減額でございます。 62ページ、3款1項1目繰越金でございますが、前年度の歳計剰余繰越金を予算化し、このたびの補正財源として充当するものでございます。 以上、雑駁でありますが、議案第15号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計サービス事業勘定)補正予算(第1号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第15号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。63ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。61ページから62ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第15号 令和2年度阿賀町介護保険特別会計サービス事業勘定)補正予算(第1号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩します。 △休憩 午後4時54分 △再開 午後4時55分 ○議長(斎藤秀雄君) 休憩を閉じ、会議を再開します。--------------------------------------- △議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第8、議案第16号 令和2年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第5号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第16号 令和2年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第5号)についてご説明を申し上げます。 65ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ158万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,051万7,000円とするものであります。 それでは、事項別明細によりご説明をさせていただきます。 歳出つきまして、74ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費につきましては、感染症予防対策として実施しました待合室及び衛生設備の改修等にかかる事業費の確定により、158万円を減額するものでございます。 2款1項1目医業費でございますが、国庫補助金であります臨時交付金の充当替えによる財源内訳の更正でございます。 戻りまして、73ページ、歳入について申し上げさせていただきます。 3款繰入金、1項1目一般会計繰入金でございますが、歳出予算の減額等により一般会計からの繰入金187万円を減額するものでございます。 4款1項1目繰越金69万円は、前年度の歳計余剰繰越金の残額を予算化し、このたびの補正財源としまして充当するものでございます。 7款国庫支出金、1項国庫補助金、1目総務費国庫補助金の40万円の減額でございますが、臨時交付金による感染症対策事業費の確定に伴うものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第16号 令和2年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第5号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第16号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。74ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようでありますので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。73ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第16号 令和2年度阿賀町診療所特別会計補正予算(第5号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○議長(斎藤秀雄君) それでは、先ほど議運で話が出たように、ただいまから本日上程予定の議案が終了するまで延長します。 賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) それでは、本日の議案上程予定が終了するまで延長します。--------------------------------------- △議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) それでは、日程第9、議案第17号 令和2年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第17号 令和2年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。 75ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ217万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億5,834万4,000円とするものでございます。 第2条、繰越明許費でございますが、79ページの第2表繰越明許費に記載しております農業集落排水施設整備事業の1,800万円について、令和3年度に繰り越して使用することとするものでございます。 それでは、事項別明細によりご説明をさせていただきます。 歳出につきまして、86ページをお願いいたします。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の消費税217万1,000円でございますが、令和元年度決算における消費税額が864万5,000円に確定したことに伴いまして、令和2年度中に支払います消費税に不足が生ずるということになりましたので、追加をお願いするものでございます。 戻りまして、85ページ、歳入について申し上げます。 6款繰入金、1項1目一般会計繰入金でございますが、一般会計からの繰入金217万1,000円をもって財源とさせていただくものでございます。 以上、雑駁でございますが、議案第17号 令和2年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第17号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。86ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳出の質疑を終わります。 次に、歳入全般について質疑を行います。85ページです。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第17号 令和2年度阿賀町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第18号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第10、議案第18号 令和2年度阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ◎町長(神田一秋君) それでは、議案第18号 令和2年度阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げさせていただきます。 87ページをお願いいたします。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ560万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,085万円とするものであります。 それでは、事項別明細によりご説明を申し上げます。 歳出につきまして、96ページをお願いいたします。 1款1項維持運営費、1目スキー場維持運営費560万円の減額につきましては、スキー場スタッフに係る任用職員給与費及び手当等でございますが、今年は2月の下旬から春の陽気になったというふうなこともございまして、3月7日、この前の日曜日で今シーズンの営業をやめたというふうなところでございまして、不用額を減額させていただくものでございます。 戻りまして、95ページの歳入でございます。 1款使用料及び手数料、1項1目使用料でございますが、昨シーズンとは一転しまして今シーズンには雪に恵まれ、オープン予定のとおり営業することができたというふうなところでございますが、当初見込んでおりましたリフト使用料等につきまして、4,000万円を見込んだところでございますが、500万円ほど下回るというふうな決算見込みとなりましたので、減額をお願いするものでございます。 2款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金63万9,000円を減額するものでございます。 3款1項1目繰越金3万9,000円でございますが、前年度の歳計剰余繰越金を予算化させていただいて、このたびの補正財源として充当するものでございます。 以上、雑駁でありますが、議案第18号 令和2年度阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)につきましての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第18号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 まず、歳出全般について行います。96ページです。 質疑ありませんか。 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) 歳入で63万9,000円のマイナスというのがそっくりそのまま一般会計のほうに来ているということで、それは分かりました。ただ、今年の入場者数というのは、ある程度通年よりも多かったと思うんですね。過去5年で多分一番営業日数が多く、入場者数もあったんじゃないかと思うんですが、やっぱりリフトの使用料がマイナス500というのは、これはちょっと解せないんですけれども、何か説明があればお願いします。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 過去5年間の数字というのは今ちょっと手元に持っていないんですが、今年の入り込みにつきましては、全体で2万3,708人おりました。去年は1日も営業できなかったわけですけれども、これは近年の入り込みとしては非常に大きいものだというふうに思っております。 あと、歳出で若干従業員の給与については、町長の説明のとおりでございまして、最初の営業の部分と、もう少し延ばした部分で当初見込んでいたんですが、それを早く切り上げたというふうなことでございます。 それと、あともう一点、リフト券の500万の減額につきましては、シーズン中、ちょうど大雪のときに新潟市近郊の皆さん、土日にちょうど当たってしまいまして、その分やっぱり影響があったんだと思います。一番多い日で150万に近いような売上げ、リフト券だけの売上げであった日もございましたので、ちょうどそういうふうなときに大雪に当てられて、見込みよりもちょっと少なくなってしまったというふうなところでございます。
    ○議長(斎藤秀雄君) 2番、長谷川眞君。 ◆2番(長谷川眞君) だから、多分今年は非常に入り込み数が近年になく多かったという前提であれば、私がさっき言いましたように過去5年間の平均入場者数だとか売上げを次年度の特別会計スキー場会計の予算に生かすべきじゃないかなと思えば、結構予算よりもプラスになったんじゃないかと思うんですが、その辺の予算の立て方というのはどういう形でやったんでしょうか。 ○議長(斎藤秀雄君) 眞田まちづくり観光課長。 ◎まちづくり観光課長(眞田政弘君) 予算組みにつきましては、実質管理運営をします三川支所のほうともよく協議をした上で、また、総務課財政係のほうともよく協議をした上で今後の予算組みというふうなものに反映させていきたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。 ○議長(斎藤秀雄君) ほかに質疑ありませんか。 今、歳入歳出一括でありますので、質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、以上で歳入歳出の質疑を終わります。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第18号 令和2年度阿賀町営スキー場事業特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第19号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(斎藤秀雄君) 日程第11、議案第19号 令和2年度阿賀町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。 朗読を省略して、提案理由の説明を求めます。 神田町長。     〔町長 神田一秋君登壇〕 ○議長(斎藤秀雄君) それでは、議案第19号 令和2年度阿賀町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。 101ページをお願いいたします。 第2条、資本的収入及び支出の補正でございますが、収入の第1款資本的収入、第7項補償料の予定額から562万1,000円を減額し、資本的収入総額を4億6,857万4,000円に、支出につきましては、1款資本的支出、1項建設改良費の予定額から562万1,000円を減額し、資本的支出総額を5億3,513万8,000円とするものでございます。 103ページの資本的収入及び支出の実施計画説明書をご覧いただきたいと思います。 収入の1款資本的収入、7項1目補償料の562万1,000円の減額につきましては、このたびの資本的支出の減額補正に伴い、その事業の財源としておりました津川水道施設補償料を減額するものでございます。 支出の1款資本的支出、1項建設改良費、1目拡張工事費の562万1,000円の減額でございますが、平堀区の常浪川堤防改修計画に伴いまして、常浪川を横断しています津川浄水場の送水管の移設等に係る測量設計を計画しておりましたが、堤防改修計画が見直されることから、その計画に即した測量設計を行う必要がありますので、今年度の実施は先送りとなり、委託料を減額させていただくものでございます。 以上、雑駁でありますが、議案第19号 令和2年度阿賀町水道事業会計補正予算(第3号)についての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(斎藤秀雄君) ただいま、議案第19号について提案理由の説明を受けました。 これから質疑を行います。 質疑は全般について行います。101ページから103ページです。 質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) ないようですので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(斎藤秀雄君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これから、議案第19号 令和2年度阿賀町水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(斎藤秀雄君) 起立多数です。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(斎藤秀雄君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 これで本日の会議を閉じます。 本日はこれにて散会とします。大変ご苦労さまでした。 なお、次の議会は3月12日10時からです。明日は休会日です。 △散会 午後5時16分...