八潮市議会 > 2020-02-20 >
02月28日-01号

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  1. 八潮市議会 2020-02-20
    02月28日-01号


    取得元: 八潮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    令和 2年  3月 定例会(第1回)八潮市告示第72号 令和2年第1回八潮市議会定例会を次のとおり招集する。  令和2年2月20日                         八潮市長  大山 忍 1 期日  令和2年2月28日 2 場所  八潮市議会議場             ◯応招・不応招議員応招議員(21名)  1番  大泉芳行議員    2番  矢澤江美子議員  3番  福野未知留議員   4番  岡部一正議員  5番  川井貴志議員    6番  金子壮一議員  7番  篠原亮太議員    8番  林 雄一議員  9番  池谷 正議員   10番  鹿野泰司議員 11番  鈴木貞夫議員   12番  前田貞子議員 13番  朝田和宏議員   14番  寺原一行議員 15番  服部清二議員   16番  大山安司議員 17番  郡司伶子議員   18番  小倉順子議員 19番  森下純三議員   20番  瀬戸知英子議員 21番  荻野清晴議員不応招議員(なし)      令和2年第1回八潮市議会定例会会期及び日程表 1.会期 令和2年2月28日から令和2年3月19日まで 21日間 2.日程日程月日曜日開議時刻摘要12月28日金午前10時開会、開議、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸報告、議案の上程及び提案理由の説明22月29日土 休日休会33月1日日 休日休会43月2日月 議案調査(一般質問、午前11時〆切)53月3日火 議案調査63月4日水 議案調査(総括質疑、午前11時〆切)73月5日木 議案調査83月6日金 議案調査93月7日土 休日休会103月8日日 休日休会113月9日月午前10時本会議(総括質疑、委員会付託)123月10日火午前9時総務文教常任委員会133月11日水午前9時建設水道常任委員会143月12日木午前9時福祉環境常任委員会153月13日金 休会163月14日土 休日休会173月15日日 休日休会183月16日月 休会193月17日火 休会203月18日水 休会※公共施設整備等調査特別委員会213月19日木午前10時本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)          令和2年第1回八潮市議会定例会 第1日議事日程(第1号)                  令和2年2月28日(金曜日)午前10時開議 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸報告       o市長       o議長 日程第4 請願の上程及び委員会付託       請願第1号 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書       請願第2号 国会への種苗法改正反対、慎重審議を求める意見書を八潮市議会から提出することを求める請願書 日程第5 議案の上程及び提案理由の説明       議案第1号 令和元年度八潮市一般会計補正予算(第6号)       議案第2号 令和元年度八潮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第3号 令和元年度八潮市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議案第4号 令和元年度大瀬古新田土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)       議案第5号 令和元年度西袋上馬場土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)       議案第6号 令和元年度八潮南部東一体型特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)       議案第7号 令和元年度八潮市介護保険特別会計補正予算(第4号)       議案第8号 令和元年度八潮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案第9号 令和2年度八潮市一般会計予算       議案第10号 令和2年度八潮市国民健康保険特別会計予算       議案第11号 令和2年度稲荷伊草第二土地区画整理事業特別会計予算       議案第12号 令和2年度鶴ヶ曽根・二丁目土地区画整理事業特別会計予算       議案第13号 令和2年度大瀬古新田土地区画整理事業特別会計予算       議案第14号 令和2年度西袋上馬場土地区画整理事業特別会計予算       議案第15号 令和2年度八潮南部東一体型特定土地区画整理事業特別会計予算       議案第16号 令和2年度八潮市介護保険特別会計予算       議案第17号 令和2年度八潮市後期高齢者医療特別会計予算       議案第18号 令和2年度八潮市上水道事業会計予算       議案第19号 令和2年度八潮市公共下水道事業会計予算       議案第20号 八潮市附属機関設置条例の一部を改正する条例について       議案第21号 八潮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について       議案第22号 八潮市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について       議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について       議案第24号 八潮市長等給料特例条例の一部を改正する条例について       議案第25号 八潮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について       議案第26号 八潮市立公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例について       議案第27号 八潮市立資料館条例の一部を改正する条例について       議案第28号 八潮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について       議案第29号 八潮市学童保育の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について       議案第30号 八潮市みんなでつくる美しいまちづくり条例の一部を改正する条例について       議案第31号 八潮市都市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例について       議案第32号 八潮市市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について       議案第33号 八潮市臨時職員の任用、勤務条件等に関する条例を廃止する条例について       議案第34号 八潮市教育委員会委員の任命について本日の会議に付した事件 議事日程のとおり 出席議員(21名)    1番   大泉芳行議員    2番   矢澤江美子議員    3番   福野未知留議員   4番   岡部一正議員    5番   川井貴志議員    6番   金子壮一議員    7番   篠原亮太議員    8番   林 雄一議員    9番   池谷 正議員   10番   鹿野泰司議員   11番   鈴木貞夫議員   12番   前田貞子議員   13番   朝田和宏議員   14番   寺原一行議員   15番   服部清二議員   16番   大山安司議員   17番   郡司伶子議員   18番   小倉順子議員   19番   森下純三議員   20番   瀬戸知英子議員   21番   荻野清晴議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者   大山 忍  市長         宇田川浩司 副市長   前田秀明  企画財政部長     柳澤 徹  企画財政部理事   會田喜一郎 総務部長       香山庸子  健康福祉部長   遠藤忠義  子育て福祉部長    武内清和  生活安全部長   鈴木圭介  市民活力推進部長   荒川 俊  建設部長   中村史朗  都市デザイン部長   宮下泰朗  会計管理者   大山 敏  水道部長       晝間徳浩  監査委員事務局長兼公平委員会 事務局職員出席者   峯岸恒元  事務局長       天野 茂  議事調査課長   藤井隆彰  議事係長       衛藤裕一  調査係長   木村敦子  議事係主任      梁取弘美  調査係主事 △開会 午前10時01分 △開会の宣告 ○岡部一正議長 皆さんおはようございます。 本会議が始まる前に、議員の皆様にご報告いたします。 石黒教育長、荒浪教育総務部長及び井上学校教育部長が、新型コロナウイルス対策に係る学校対応のため、急遽欠席いたしますので、ご了承願います。 次に、議会事務局からも、本定例会中、議場内での撮影許可の申し出があり、これを許可することといたしましたのでご了承願います。 ただいまの出席議員数は21名で、定足数に達しております。 よって、令和2年第1回八潮市議会定例会第1日目は成立いたしましたので、開会いたします。----------------------------------- △開議の宣告 ○岡部一正議長 直ちに本日の会議を開きます。----------------------------------- △議事日程の報告 ○岡部一正議長 本日の日程について申し上げます。 本日の日程は、お手元に配付してあります。その順に議事を進めますので、ご協力をお願い申し上げます。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○岡部一正議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において指名いたします。 6番、金子壮一議員、8番、林雄一議員の両名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○岡部一正議長 日程第2、会期の決定を議題といたします。 会期につきましては、本定例会の招集に当たり、議会運営委員会が開かれております。その審査の経過と結果について、議会運営委員会委員長の報告を求めます。 議会運営委員会委員長。 18番。     〔小倉順子議会運営委員長 登壇〕 ◆小倉順子議会運営委員長 皆さんおはようございます。 ただいま議長の指名がございましたので、議会運営委員会の経過と結果についてご報告申し上げます。 去る2月21日議会運営委員会を開き、本定例会の会期、日程等について協議をいたしました結果、会期につきましては本日から3月19日までの21日間とし、日程につきましてはお手元に配付されているとおりであります。 議案のうち、人事案件につきましては委員会付託を省略し、議案第1号から議案第33号までにつきましては、所管の常任委員会に付託し、審査をお願いすることに決しました。 また、請願第1号及び請願第2号につきましては、本日議会運営委員会を開き、請願第1号につきましては総務文教常任委員会に、請願第2号につきましては福祉環境常任委員会にそれぞれ付託し、審査をお願いすることに決しました。 この会期、日程等にご賛同を賜り、円滑な議会運営ができますよう議員各位のご協力をお願い申し上げまして、報告といたします。 よろしくお願いいたします。 ○岡部一正議長 お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおりといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○岡部一正議長 異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月19日までの21日間と決定いたしました。----------------------------------- △諸報告 ○岡部一正議長 日程第3、諸報告であります。 この件について、市長から発言の要請がありましたので、市長の発言を許可します。 市長。     〔大山 忍市長 登壇〕 ◎大山忍市長 皆さん、おはようございます。 本日ここに、令和2年第1回八潮市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましてはご健勝にてご参集を賜り、令和2年度予算案をはじめ、市政における重要議案のご審議をいただきますことに感謝を申し上げます。 また、令和元年度の主要事業が、議員の皆様のご支援、ご協力により順調に進んでおりますことにつきましても、重ねて感謝申し上げます。 それでは、本定例会の開会に当たり、諸議案のご審議をお願いするに先立ち、令和2年度の主な施策の運営方針につきまして、第5次八潮市総合計画基本構想の6つの分野別将来目標に沿いながら、順次申し上げます。 初めに、第1点目の「教育文化・コミュニティ~学びとつながりを大切にするまち~」でございます。 「生涯にわたり楽しく学べる環境づくり」では、市民一人一人が生涯にわたりさまざまな学習をする機会を提供するとともに、地域におけるボランティア活動や市民活動などにつながるよう、人材育成事業、情報の提供や相談体制の充実に取り組んでまいります。 「次代を担う人づくり」では、「八潮市教育大綱」に基づき、小中一貫教育を一層推進する中、新学習指導要領に対応し、児童・生徒一人一人の学力の向上と豊かな心の育成を図ってまいります。 また、子供たちが安心して生活し、健やかに成長できるよう、「八潮市みんなでいじめをなくすための条例」、いわゆる「いじめゼロ条例」に基づいて、地域と一体となって取り組みを進めてまいります。 さらに、児童・生徒の安全確保と教育環境の充実を図るため、学校施設・設備の改修に努めるとともに、令和2年度から始まる「八潮市学校適正配置指針・計画」に基づく、適正な学校配置に向けた取り組みを進めてまいります。 「心豊かな青少年を育む環境づくり」では、家庭・学校・地域等との連携を深め、青少年が豊かな情操や思いやりの心を育むことができるよう、さまざまな体験活動などを展開することにより、青少年育成事業を推進してまいります。 「社会の要請に応えた教育の環境づくり」では、社会的な課題や市民の要望に応じた社会教育活動の充実を図るとともに、親の学習講座や家庭教育学級等を開催し、家庭における教育力の向上を推進してまいります。 「人権を尊重する社会づくり」では、差別や偏見のない、安心して生活できるまちづくりを推進するため、人権教育及び人権啓発活動等に取り組んでまいります。 「平和な社会づくり」では、平和パネル展や平和施設見学会等を通じて、平和意識の高揚に努めてまいります。 「個性あふれる豊かな市民文化づくり」では、市民が自主的に文化活動に参加できる機会を提供するとともに、文化活動団体の育成・支援、施設間の連携や活動団体との協働により、文化活動の振興に取り組んでまいります。 また、地域に伝わる文化財や歴史資料の保存と活用を図るため、資料館事業の充実や文化財の保護及びその支援を推進してまいります。 「ふれあいと連帯感にみちた地域社会づくり」では、町会・自治会などへの市民の加入や参加を促すとともに、町会・自治会の活動拠点となるコミュニティ施設整備への助成などを行い、地域コミュニティの活性化に取り組んでまいります。 また、日本人住民と外国人住民が地域社会で支え合い、ともに歩む地域づくりなどを進めるため、「(仮称)八潮市多文化共生推進プラン」の策定に取り組んでまいります。 「男女がともに育む社会づくり」では、「第4次八潮市男女共同参画プラン」に基づき、政策決定分野における女性の参画を促進するなど、男女共同参画社会の実現に向けた各種施策を推進してまいります。 また、DV被害者等への支援強化に積極的に取り組んでまいります。 次に、第2点目の「健康福祉・子育て~誰もがいきいきと暮らせるまち~」でございます。 「ともに支え合う、心豊かな健康づくり」では、「第2次八潮市健康づくり行動計画」に基づき、市民、関係団体、行政が一体となって健康づくりを推進してまいります。 また、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うため、関係部局の連携体制を強化しながら「子育て世代包括支援センター」の機能充実を図るとともに、各種母子保健事業の充実に努めてまいります。 さらに、生活習慣病予防対策や各種がん検診、予防接種事業を適切に実施し、市民の健康づくりを推進してまいります。 「いのちを守る医療体制づくり」では、地域の医療機関との連携・協力によるかかりつけ医の普及や産科の誘致等の地域医療体制づくりに取り組んでまいります。 また、休日診療所を円滑に運営するとともに、近隣自治体や医療機関と連携・協力し、救急医療体制を充実してまいります。 「誰もが安心して生活できる社会づくり」では、特定健康診査をはじめとする国民健康保険の各種保健事業や医療費の適正化などを進めるとともに、埼玉県と連携を図りながら国保財政運営の健全化に努めてまいります。 「スポーツ・レクリエーションに親しめる環境づくり」では、「八潮市スポーツ推進計画」に基づき、スポーツへの参加機会の充実を図るとともに、新たにトップアスリートへの支援制度を設けるなど、新たな担い手の発掘・育成に向けた取り組みを進めてまいります。 また、新たに「(仮称)八條北運動広場」の整備を図るとともに、既存のスポーツ施設の整備・充実やスポーツ情報の発信を行い、『だれもが「する」「みる」「まなぶ」「ささえる」スポーツやしお』の実現に向けた取り組みを進めてまいります。 「互いに支え合い誰もが安心して暮らせる社会づくり」では、「第2期八潮市地域福祉計画」に基づき、市民や地域活動団体等と協働し、自助・互助・共助・公助のそれぞれの役割分担のもとで、地域福祉を推進してまいります。 また、生活に困窮する方の経済的自立と生活意欲の増進を図るため、一人一人の状況に応じた各種支援を推進してまいります。 「安心して暮らせ活躍できる長寿社会づくり」では、「第7期八潮市高齢者保健福祉計画介護保険事業計画」に基づき、高齢者保健福祉施策を推進するとともに、介護保険事業を適正かつ円滑に実施してまいります。 また、八潮版地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組むとともに、介護予防を推進してまいります。 「障がい者の安心を支える社会づくり」では、「第6次八潮市障がい者行動計画・第5期八潮市障がい福祉計画」に基づき、障がい福祉サービスの充実に努めるとともに、障がいのある人の日常生活及び社会生活の総合的な支援を充実してまいります。 「全ての子どもの幸せづくり」では、新たに策定する「第2期八潮市子ども・子育て支援事業計画」に基づき、子育てを社会的に支援する体制を推進するとともに、多様な保育需要を考慮した保育内容の充実を図るなど、安全・安心でいきいきと子育てができる環境づくりに取り組んでまいります。 次に、第3点目の「防災・防犯・消防・救急~誰もが安全で安心して暮らせるまち~」でございます。 「災害に強いまちづくり」では、「八潮市地域防災計画」に基づき、防災・減災対策の取り組みを充実させるとともに、実効性を高めてまいります。 また、地域防災力の向上を図るため、各自主防災組織の実情に合った地区防災計画の作成を支援するとともに、担い手である自主防災組織の育成と連携強化を推進してまいります。 「危機に備えた体制づくり」では、市民の生命、身体、財産、さらには市民生活に重大な被害を及ぼす事態に迅速かつ的確に対処するため、関係機関と連携を図り、危機管理体制を充実してまいります。 また、感染症対策として、新型インフルエンザ等の感染症が拡大する危機事象等に即応できる体制づくりを充実してまいります。 「犯罪のない安全で安心なまちづくり」では、「八潮市防犯推進計画」に基づき、自主防犯組織の育成及び防犯施設の整備を促進し、犯罪抑止力の強化並びに犯罪の防止に努めてまいります。 「市民を守るまちづくり」では、市民が安心して暮らせるよう、草加八潮消防組合と連携し、広域的な消防・救急体制の充実を促進するとともに、消防団を中核とした地域消防力の向上を支援してまいります。 「交通事故のない安全で安心なまちづくり」では、関係機関・団体と連携・協力し、「八潮市自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づく自転車の交通事故防止対策をはじめとする安全対策を総合的に推進するなど、交通安全意識の高揚や交通環境の整備を促進してまいります。 「安全・安心で豊かな消費生活づくり」では、多様化・複雑化する消費生活に関する相談体制の充実に努めるとともに、消費者被害を未然に防ぐため、関係機関との連携をさらに深め、積極的な啓発活動に取り組んでまいります。 次に、第4点目の「産業経済・観光~地域の特性を活かしたにぎわいと活力のあるまち~」でございます。 「環境にやさしい魅力ある都市型農業づくり」では、「第2次八潮市都市農業振興基本計画」に基づき、自然環境や人への安全性に配慮した効率的で付加価値の高い都市農業を推進してまいります。 また、農・商・工連携事業を進めるとともに、「やしお八つの野菜」のイメージアップを図り、新たな需要の拡大や販路の開拓を促進してまいります。 「魅力あふれる商業づくり」では、市内商業の活性化を図るため、魅力ある個店づくりや駅周辺を中心とする地域における魅力ある商業拠点の形成に向けた支援に取り組んでまいります。 「活力ある工業づくり」では、中小企業の安定的な経営や経営力の向上に向けた支援に取り組んでまいります。 また、本市の知名度アップと地域経済の活性化を図るため、市内のすぐれた製品等を「八潮ブランド」として認定し、市内外に積極的に情報発信してまいります。 「水と花にふれあう観光づくり」では、関係団体との連携により「中川やしおフラワーパーク」と「中川やしお水辺の楽校」での観光事業の充実を図るとともに観光情報を提供してまいります。 「いきいきと働ける就業環境づくり」では、引き続き若年者就労相談を実施するとともに、草加公共職業安定所や八潮市ふるさとハローワーク等の関係機関との連携により、高齢者、障がいのある方、女性、外国人など、一人一人に応じた就労情報を提供してまいります。 次に、第5点目の「都市基盤・環境~快適でやすらぎと潤いのあるまち~」でございます。 「自然と調和した都市空間づくり」では、「八潮市都市計画マスタープラン」や「八潮市みんなでつくる美しいまちづくり条例」に基づき、自然環境と調和した均衡ある土地利用を推進するとともに、地域特性を生かしたまちづくりに取り組んでまいります。 また、北部地区では(仮称)外環八潮パーキングエリアの早期整備に向け、外環八潮パーキングエリア予定地内地権者の会及び東日本高速道路株式会社と連携して取り組んでまいります。 さらに、(仮称)外環八潮スマートインターチェンジの整備に向けた検討を進めるなど、北部拠点にふさわしいまちづくりを推進してまいります。 「快適で住みやすい市街地づくり」では、土地区画整理事業を計画的かつ効率的に推進するため、稲荷伊草第二地区の換地処分などを行うとともに、八潮南部西地区の施行者である埼玉県への事業支援を継続してまいります。 「快適で便利な道路・交通網づくり」では、安全で誰もが安心して利用できる道路を実現するため、幹線道路、生活道路等の道路特性に応じた整備を推進するとともに、事故を未然に防ぐ体制を構築し、適正な維持管理を行ってまいります。 また、八潮駅の利便性向上を図るため、輸送力の強化等について、首都圏新都市鉄道株式会社に対して要望してまいります。 さらに、高齢化の進展、基盤整備の進捗及び市民ニーズ等を踏まえ、誰もが安全で快適な利便性の高い地域公共交通網の形成に向けた計画の策定に引き続き取り組むとともに、関係機関と連携し、総合的な整備を促進してまいります。 「水と緑ゆたかな都市景観づくり」では、「八潮市まちの景観と空家等対策計画」に基づき、空家バンク制度の普及や適切な管理が行われていない空家等の対策を関係団体と連携し、推進してまいります。 また、利用者が安全・安心かつ快適に利用できるよう、公園施設の適正な維持管理や改修を進めるとともに、南部西地区1号近隣公園の整備に向け、実施設計を進めてまいります。 さらに、葛西用水路につきましては、引き続き自然環境を生かした親水化護岸として遊歩道の整備を推進してまいります。 「安全な水を供給する体制づくり」では、安全で安心な水道水を安定的に供給するため、「八潮市水道事業ビジョン」に基づき、「安全」「強靭」「持続」の観点を基本に、中央浄水場配水施設の強化をはじめ、新たな水道管の導入を含めた耐震管の布設を行うとともに、引き続き健全な公営企業経営に努めてまいります。 「治水と水循環によるまちづくり」では、河川改修の促進及び排水施設等の整備に取り組むとともに、適正な維持管理に努めてまいります。 また、水質汚濁を防止するため、公共下水道の整備を積極的に行うとともに、水洗化を促進し、安定した下水道経営を推進してまいります。 さらに、公共下水道事業の公営企業会計への円滑な移行を図ってまいります。 「安全で良質な住環境づくり」では、「八潮市市営住宅長寿命化計画」に基づき、改修事業を行うとともに、高齢者や障がいのある方に配慮した安全で安心な居住環境を維持してまいります。 また、「改定八潮市建築物耐震改修促進計画」に基づき、耐震診断及び耐震改修による木造住宅の耐震化やブロック塀等の倒壊防止対策を促進してまいります。 「環境にやさしいまちづくり」では、「第2次八潮市環境基本計画」に基づき、市民、事業者等との協働により、水と豊かな緑に囲まれた地域の自然を保全するとともに、環境への負荷の少ない持続可能な社会の構築に向け、取り組んでまいります。 「清潔できれいなまちづくり」では、ごみの分別収集の徹底を図り、さらなる減量化、資源化に取り組むとともに、ゴミゼロ運動をはじめとする美化活動等を展開してまいります。 次に、第6点目の「新公共経営~協働で経営する自主・自律のまち~」でございます。 「市民との協働によるまちづくり」では、「八潮市自治基本条例」に基づき、市民と行政がともに力を合わせ、まちづくりの課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。 「市民に開かれたまちづくり」では、広報「やしお」、ホームページ等のさまざまな媒体を利用し、市政情報を広く市民に提供してまいります。 また、本市のイメージアップを図るため、シティセールスを継続的・効果的に実施してまいります。 「健全で計画的・効率的な行政の体制づくり」では、総合計画に基づく事業を計画的に推進するため、行政評価制度を活用し、より効果的な手法で事業執行に当たるとともに、事務事業の見直しを行い、行政サービスの向上に努めてまいります。 また、「八潮市人材育成基本方針」に基づき、職員の公共の責務を担うことに対する意識や、公務を遂行するために必要な能力の向上を引き続き図ってまいります。 さらに、健全で柔軟な財政運営を推進するため、市税の適正な課税及び公正・公平な徴収を行い、自主財源の確保に取り組んでまいります。 「公共施設資産の管理体制づくり」では、「八潮市公共施設マネジメントアクションプラン」に基づき、公共施設の長寿命化を図るために必要な整備や維持管理に取り組むとともに、「八潮市市有地活用基本方針」に基づき、跡地活用に係る検討に取り組んでまいります。 特に、「新庁舎整備事業」については庁舎建設基本設計及びその具現化に向け、実施設計等に取り組んでまいります。 「広域的な連携体制づくり」では、埼玉県東南部都市連絡調整会議を通じて近隣5市1町の連携を強化し、広域的な行政課題の調査研究を行ってまいります。 以上、第5次八潮市総合計画基本構想の6つの分野別将来目標に沿って令和2年度の主な施策を申し上げましたが、各施策の実施に当たりましては「共生・協働」「安全・安心」のまちづくりの基本理念に基づき、「住みやすさナンバー1のまち 八潮」及び「先端『健康』都市・八潮」の実現を目指してまいります。 続きまして、令和元年度第4回八潮市議会定例会以降の市政執行の概要についてご報告申し上げるところでありますが、お手数ですが、お手持ちの資料15ページをお開きいただきたいと思います。 下段の危機管理防災関係では、2月10日及び20日に八潮市新型コロナウイルス対策会議を開催し、発生状況や各部の取組状況等について庁内で情報共有を図りました。 また、2月21日には八潮市新型コロナウイルス対策本部を設置し、「新型コロナウイルス感染拡大防止に係る市主催イベント等の対応方針」を決定しました。2月27日には、第2回本部会議を開催し、国の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」などを情報共有し、市の対応について協議しました。 今後も、国・県との連携を図りながら、市民への迅速かつ正確な情報発信に努めるとともに、感染拡大防止に努めてまいる所存であります。 お手数ですが、他の部関係につきましては、お手元の資料にてのご報告にかえさせていただきます。よろしくどうぞお願いします。 ○岡部一正議長 以上で市長からの諸報告を終わります。 続いて、議長から諸般の報告をいたします。 まず、監査委員から、令和元年11月分、12月分及び令和2年1月分に関する例月出納検査の結果報告、令和元年度定期監査(令和元年度前期分及び部監査)の結果報告、並びに令和元年度財政援助団体等監査結果の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、市長より専決処分の報告がありましたので、その写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。 次に、本定例会に提出されました議案第1号から議案第34号までについて、配付してありますので、ご了承願います。 次に、本定例会に説明員として出席通知がありました者の職氏名を一覧表にして、お手元に配付してありますので、ご了承願います。 次に、請願文書表並びに請願第1号 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書及び請願第2号 国会への種苗法改正反対、慎重審議を求める意見書を八潮市議会から提出することを求める請願書の写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。 次に、令和元年第4回定例会以降の議長会の動向について概略を報告いたします。 去る12月24日、東南部正副議長会第3回正副議長会が吉川市において開催され、今後の日程等について協議いたしました。 次に、2月7日、正副議長を対象に令和元年度埼玉県市議会議長会議員行政研修会が株式会社大和総研調査本部研究主幹、河口真理子氏の講師による「SDGsが変える社会と地域経済」をテーマに越谷市で開催され、出席いたしました。 次に、2月12日、全国高速自動車道市議会協議会定期総会が千代田区都市センターホテルにおいて開催され、平成30年度決算、令和2年度予算等について審議し、それぞれ原案のとおり承認されました。 以上で、議長からの諸報告を終わります。 以上で、諸報告を終了いたします。----------------------------------- △請願第1号及び請願第2号の上程及び委員会付託
    ○岡部一正議長 日程第4、請願の上程及び委員会付託であります。 請願第1号 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書を議題といたします。 本請願の紹介議員は、小倉順子議員及び服部清二議員であります。 紹介議員のうち1名、提案理由の説明を求めます。 18番。     〔18番 小倉順子議員 登壇〕 ◆18番(小倉順子議員) 議長の発言の許可がございましたので、請願第1号 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書につきまして、朗読をもって提案理由といたします。 請願第1号 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書。紹介議員、小倉順子、服部清二。 八潮市におけるパートナーシップの公的認証制度(仮称)及び性的少数者に関する諸問題への取組に関する請願書。 要旨。 (1)八潮市で、同性同士で生活する人も含め家族として扱う「パートナーシップの公的認証制度(仮称)」を早期に創設し、その存在を公に認めることで、性的少数者にとっても住みやすい、魅力あるまちづくりをしていただきたい。 (2)八潮市の教育、福祉、医療、就業その他の行政活動において、性自認、性的指向による差別を受けないための諸施策を講じていただきたい。 理由。 平成27年に渋谷区でいわゆる「同性パートナーシップ条例」が創設され、その後、世田谷区の「同性パートナーシップ宣誓制度」等、現在、同性同士を含めたパートナーの認証制度が34自治体で創設されています。埼玉県内では、これまで、さいたま市、川越市、飯能市、毛呂山町、坂戸市、和光市、狭山市、富士見市、蕨市、所沢市、加須市、朝霞市、草加市、新座市、ときがわ町、越谷市の16市町議会にて、同制度の創設や性的少数者の諸施策を求める請願や陳情が採択されており、さいたま市、川越市、越谷市では具体的な導入に向けた準備が進められています。 平成29年12月には、9都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)で、性的指向や性自認による偏見や差別のない社会をめざすためのLGBT配慮促進キャンペーンが実施され、オリンピック憲章には「性的指向による差別の禁止」が明文で盛り込まれています。民間企業においては、パートナーシップ証明書を提示することで、戸籍上の同性カップル社員にも、異性間の結婚と同様の福利厚生が適用されているところがあります。また、生命保険会社等では、戸籍上の同性カップルも死亡保険金の受取人として指定することを認めているところがあります。 家族を形成し、社会から承認を得ることは人としての根源的な欲求で、重要な人権課題です。異性愛者には、家族を形成し法的に保護がなされる一方で、同性等と親密な関係を築きたい人をそこから排除しているのが現状です。 八潮市において、パートナーシップの認証制度(仮称)を創設し、性的少数者に関する諸問題への取組を進めることは、性的少数者への理解の促進や差別の解消につながります。誰もが自分らしく生きられる八潮市を実現するために、1日も早く取組を進めていただくことを切望しています。 上記地方自治法第124条の規定により請願いたします。 令和2年2月25日。 請願者、住所、埼玉県草加市旭町◯◯◯◯◯◯。氏名、岩井紀穂。 (宛先)八潮市議会議長、岡部一正様。 議員各位の同意をよろしくお願いを申し上げます。 ○岡部一正議長 以上で提案理由の説明を終わります。 直ちに委員会付託を行います。 本請願は、総務文教常任委員会に付託いたしますので、休会中の審査をお願いいたします。 次に、請願第2号 国会への種苗法改正反対、慎重審議を求める意見書を八潮市議会から提出することを求める請願書を議題といたします。 本請願の紹介議員は、鹿野泰司議員及び池谷正議員であります。 紹介議員のうち1名、提案理由の説明を求めます。 10番。     〔10番 鹿野泰司議員 登壇〕 ◆10番(鹿野泰司議員) 議長の指名がありましたので、請願第2号につきまして文書の朗読をもって提案の説明とさせていただきたいと思います。 請願第2号 国会への種苗法改正反対、慎重審議を求める意見書を八潮市議会から提出することを求める請願書。 紹介議員、鹿野泰司、池谷正。 件名。 国会への種苗法改正反対、慎重審議を求める意見書を八潮市議会から提出することを求める請願書。 請願趣旨。 令和2年1月20日からの通常国会で種苗法改正法案が審議されようとしています。 種苗法は種苗会社の知的財産を守るための法律です。育成者が新しい品種をつくり品種登録すると、その品種の種を育種、販売する権利を得る一方、登録品種を第三者が勝手に増やす(自家採種)、売るを禁じた法律です。 今回の種苗法の一部を改正する法律案検討資料(昨年11月に農水省が公表)では、登録品種は農家が次期作に自家増殖するのも含めて育成者権者の許諾が必要とされています。農水省では登録品種が対象で、非登録品種は引き続き自家増殖ができるとの見解ですが、すでに農水省は、農家が自家増殖するのを「一部を除き原則OK」から「一部を原則禁止」にする方針を出しています。 種苗法が改正されれば、農家が自家増殖で苗を増やすサトウキビや安納芋は、作付けできず、翌年以降は農研機構から毎年お金を払って許諾をもらうか、毎年種苗を購入しなければなりません。また、農業競争力強化支援法で、民間企業が、農研機構の種子データを無料で得て品種登録を行うことができます。 海外では、数社の多国籍化学企業で種子市場の7割を占め、種子の寡占が進んでいます。また、種子法廃止、自家採取禁止のセット導入は多国籍化学企業のビジネスモデルとなっています。多国籍化学企業を含む民間企業が、農研機構から無料で種子データを得て、品種登録を行えば、農家は許諾を得られず、種苗を、多国籍化学企業から買わざるを得なくなります。 現在、数社の多国籍化学企業は、各国の種苗会社を買収し、種子市場を支配し、特許つき遺伝子組み換え種子を農薬、除草剤とセットで売るビジネスを各国で行っています。その結果、現在、各国で様々な社会問題を引き起こしています。すなわち、土壌汚染、水質汚染、環境破壊、在来種の遺伝子汚染による消滅、除草剤散布による人の健康被害、特許つき種子の主張による賠償金の請求、または、裁判、特許ライセンス使用料の請求などです。 種苗法が改正されれば、公的機関による種子の保全、育成及び供給を困難にし、種子開発生産の民間企業支配と独占に道を開くことになりかねず、農家の経済的負担が増大することや、農家による種苗の自家採種・増殖の権利を奪う可能性もあり、育成者権者からの権利侵害を理由とした訴えなどを懸念して営農意欲をそがれ、後継者不足も重なって、伝統的な日本の農業のさらなる衰退をもたらす恐れがあります。ひいては、食料の安全保障、種の多様性、環境の保全、地域の存続、といった持続可能な経済社会の確立にとって大きなマイナス要因ともなりかねません。 請願事項。 国会での種苗法改正の審議に当たっては、以下のことを十分踏まえて反映していただくよう、種苗法改正に反対もしくは慎重審議を求める意見書を国会へ提出してください。 記。 1 農業者が、登録品種の収穫物、種苗から得られる収穫物の一部を次期収穫物の生産のために種苗として用いる自家採種・増殖は、原則自由とすること。登録品種の育成者権者が種苗の栽培・採種・増殖に関わる限定条件を付帯した場合(許諾性など)は、農業者に対して、許諾料のようなものが発生しないよう措置すること。 2 農研機構などの公的な機関、また地方公共団体で育種・育成された、公共品種については、登録品種であっても、農業者による自家採種・増殖の権利を認めること。 3 新品種登録のための審査について、厳正、公平な審査が行われるよう、出願された品種を登録品種として認定するための機関に、農家や農民団体の推薦する代表者と、農業に関わる遺伝資源と分類に関わる生物学者が認定決定権に関われるよう措置すること。 4 種苗会社などの育種・育成者権者が、農業者に対して、権利侵害として、濫訴しないよう担保するため、権利侵害の立証は現物主義を原則とし、特性表を用いて権利侵害を立証する場合でも、農業者を訴える場合は、農家・農民団体の推薦者と、農業に関わる遺伝資源と分類に関わる生物学者も加えた、農水大臣諮問の第三者機関などを設置し、農業者に対する権利侵害で種苗会社や育種・育成者権者が訴える前に、機関に事前通知し、育成者権が及ぶ品種か否かを判定する制度を設けること。 理由。 種は、特定の企業が利益のために所有するものではなく、人類共通の資源です。 国、都道府県、民間企業、農家の自家採取という、多様な種の供給が、持続可能な農業をつくり、農家の自家採種が多様な種子と土地の環境を守る、特許つき遺伝子組み換え種子に頼らない食の安全を保障します。 参考までに、以下に各国の被害事例を記載します。 メキシコでは、多国籍化学企業が種子の特許申請をしたため、メキシコの農家はロイヤリティーを支払わなければ、トウモロコシを作れなくなりました。また、トウモロコシの在来種と遺伝子組み換え種子の交雑により、奇形のトウモロコシができ、遺伝子汚染により、多様な在来品種を失っています。 アルゼンチンでは、除草剤散布により地下水が汚染され、周辺地域の住民のガンが、平均41倍発生、白血病、肝臓、アレルギー等、人的健康被害が出ています。除草剤散布による、空気汚染、土壌汚染、環境破壊、家屋まで除草剤まみれにされその土地を立ち退く家族、遺伝子組み換え作物を食べ、内分泌腺異常を発症する健康被害など、様々な問題が発生しています。 カナダでは、多国籍化学企業が、遺伝子組み換え種子を一度買った農家に対し、自家採取や種子保存を禁じ、毎年確実に種子を買わせる契約を結び、そうでない農家には、突然特許侵害の脅しの手紙を送ります。手紙の内容は、特許のある遺伝子組み換え作物が農家の畑にあることを確認したので、賠償金を支払わなければ裁判を起こすというものです。実際に、特許つき種子が畑の作物に混ざっているとして、菜種農家が裁判で訴えられ、裁判では敗訴しています。ほとんどの農民は、金銭面の負担が大きい裁判をあきらめ、賠償金を支払っています。 種は、特定の企業が利益のために所有するものではなく、人類共通の資源です。栽培される品種が営利目的で淘汰されれば、失われた遺伝資源は、二度と取り戻せません。植物の多様性を失えば、突然の気候変動や病気の発生に対応できず、食糧飢饉が起きます。国内で種の遺伝子汚染が起きれば、消費者の食の安全が保障されません。 国、都道府県、民間企業、農家の自家採取という、多様な種の供給があり、持続可能な農業、食が保たれます。日本の在来品種、ブランド品種を守り、特許つき遺伝子組み換え種子に頼らない、持続可能な農業と社会をつくることを願い請願します。 上記地方自治法第124条の規定により請願いたします。 令和2年2月25日。 請願者、住所、埼玉県八潮市八條◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。氏名、山根健吾。 (宛先)八潮市議会議長、岡部一正様。 皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○岡部一正議長 以上で提案理由の説明を終わります。 直ちに委員会付託を行います。 本請願は、福祉環境常任委員会に付託いたしますので、休会中の審査をお願いいたします。----------------------------------- △議案第1号~議案第34号の上程及び提案理由の説明 ○岡部一正議長 日程第5、議案第1号から議案第34号の上程及び提案理由の説明であります。 議案第1号から議案第8号まで一括上程いたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。 市長。     〔大山 忍市長 登壇〕 ◎大山忍市長 本定例会にご提案いたしました議案の提案理由につきまして、順次ご説明申し上げます。 初めに、議案第1号から議案第8号までにつきましては、令和元年度一般会計及び特別会計の補正予算でございます。 議案第1号 令和元年度八潮市一般会計補正予算(第6号)についてでございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,898万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ319億1,420万1,000円とするものでございます。 まず、「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、歳入の主な内容といたしまして「国庫支出金」では、生活保護費に係る医療扶助費等負担金などについて補正するものでございます。 「県支出金」では、保育士宿舎借上補助事業補助金などについて補正するものでございます。 「財産収入」では、市有地売払収入について補正するものでございます。 「寄附金」では、寄附受け入れに伴い、総務管理費寄附金などについて補正するものでございます。 「諸収入」では、草加八潮消防組合運営費負担金返還金などについて補正するものでございます。 「市債」では、南部西一体型特定土地区画整理事業について補正するものでございます。 次に、歳出の主な内容といたしましては、「総務費」では財政調整基金積立金や庁舎整備基金積立金などについて補正するものでございます。 「民生費」では、障がい者総合支援事業の自立支援医療費や生活保護費に係る医療扶助費などについて補正するものでございます。 「衛生費」では、がん検診に係る委託料などについて補正するものでございます。 「農林水産業費」では、台風19号により農業用施設等が被災した農業者への復旧支援に係る被災農業者向け経営体育成支援事業費補助金について補正するものでございます。 「土木費」では、南部西一体型特定土地区画整理事業負担金などについて補正するものでございます。 「教育費」では、小中学校管理事業の光熱水費などについて補正するものでございます。 次に、「第2表 繰越明許費補正」でございますが、被災農業者向け経営体育成支援事業費補助金など7件について追加するものでございます。 次に、「第3表 債務負担行為補正」でございますが、令和元年度から翌年度にわたって債務を負担する32件を追加するとともに、事業費が確定した1件につきまして限度額の変更をするものでございます。 最後に、「第4表 地方債補正」でございますが、南部西一体型特定土地区画整理事業に係る市債を変更するものでございます。 なお、詳細につきましては、後ほど企画財政部理事に説明させます。 次に、議案第2号 令和元年度八潮市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ378万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ91億860万円とするものでございます。 まず、「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、内容につきましては保険基盤安定事業負担金の交付決定、平成30年度保険給付費等交付金返還額の確定などに伴うものであり、歳入につきましては「国庫支出金」22万円を増額し、「繰入金」400万6,000円を減額するものでございます。歳出につきましては、「諸支出金」2,917万円を増額し、「総務費」301万9,000円及び「予備費」2,993万7,000円を減額するものでございます。 次に、「第2表 債務負担行為」でございますが、令和2年度の当初から役務の提供を受ける2件について債務負担行為を設定するものでございます。 次に、議案第3号 令和元年度八潮市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,835万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億1,262万円とするものでございます。 まず、「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、内容につきましては主に事業費の減額に伴う市債の減額などによるものであり、歳入につきましては「分担金及び負担金」2,725万円を増額し、「市債」1億2,560万円を減額するものでございます。歳出につきましては、「総務費」670万円及び「事業費」2億7,691万8,000円を減額し、「予備費」1億8,526万8,000円を増額するものでございます。 次に、「第2表 繰越明許費」でございますが、南後谷ポンプ場改修工事費、南後谷ポンプ場改修(2期)工事費、管渠築造工事費、下水道事業施工監理委託料、管渠等築造工事費、下水道事業施工監理委託料につきまして、令和元年度内に終了できない見込みとなりましたことから、繰越明許費を設定するものでございます。 次に、「第3表 地方債補正」でございますが、公共下水道事業、南部地区公共下水道事業及び公営企業会計適用債につきまして、限度額を変更するものでございます。 次に、議案第4号 令和元年度大瀬古新田土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、本議案は繰越明許費の設定でございます。 内容につきましては、街路築造及び舗装新設工事費、家屋移転補償費につきまして、令和元年度内に終了できない見込みとなりましたことから、繰越明許費を設定するものでございます。 次に、議案第5号 令和元年度西袋上馬場土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、本議案は繰越明許費の設定でございます。 内容につきましては、家屋移転補償費につきまして令和元年度内に終了できない見込みとなりましたことから、繰越明許費を設定するものでございます。 次に、議案第6号 令和元年度八潮南部東一体型特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、本議案は繰越明許費の設定でございます。 内容につきましては、家屋移転補償費につきまして令和元年度内に終了できない見込みとなりましたことから、繰越明許費を設定するものでございます。 次に、議案第7号 令和元年度八潮市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてでございますが、「第1表 債務負担行為」は令和2年度の当初から役務の提供を受ける1件について、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、議案第8号 令和元年度八潮市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでございますが、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ403万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億8,449万7,000円とするものでございます。 まず、「第1表 歳入歳出予算補正」でございますが、内容につきましては保険基盤安定事業負担金の交付決定に伴うものであり、歳入につきましては「繰入金」403万9,000円を減額するものでございます。歳出につきましては、「後期高齢者医療広域連合納付金」244万2,000円を増額し、「総務費」648万円及び「予備費」1,000円を減額するものでございます。 次に、「第2表 債務負担行為」でございますが、令和2年度の当初から役務の提供を受ける1件につきまして債務負担行為を設定するものでございます。 以上で、議案第1号から議案第8号までの提案理由についての説明を終わります。 ○岡部一正議長 議案第1号についての補足説明を企画財政部理事。 ◎柳澤徹企画財政部理事 議案第1号 令和元年度八潮市一般会計補正予算(第6号)について、歳入歳出補正予算事項別明細書により補足説明させていただきます。 それでは、議案第1号の15ページ及び16ページをお開きください。 初めに、1、歳入の主なものについてご説明いたします。 款14国庫支出金では、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金1,235万1,000円の増額は、実績見込みの増加に伴う生活保護費に係る医療扶助費等負担金等の補正です。 款15県支出金では、項1県負担金、目2民生費県負担金247万円の増額は、交付決定に伴う後期高齢者医療保険基盤安定負担金等の補正です。 続きまして、15ページから18ページにかけましての項2県補助金のうち、目2民生費県補助金2,281万3,000円の増額は、予算の組み替え及び幼児教育・保育の無償化に係る事務経費に対する子ども・子育て支援事業費補助金等の補正です。 目4農林水産業費県補助金381万5,000円の増額は、台風19号において農業用施設等が被災した農業者への復旧支援に係る被災農業者向け経営体育成条件整備事業費補助金の補正です。 款16財産収入、項2財産売払収入、目2不動産売払収入163万6,000円の増額は、市有地売払収入の補正です。 款17寄附金、項1寄附金のうち目2民生費寄附金100万円、目3土木費寄附金9万2,000円、目4総務費寄附金500万円、目5教育費寄附金300万円の増額及び予算化は、それぞれ寄附受け入れに伴う補正です。 款20諸収入、項5雑入、目4雑入6,323万2,000円の増額は、負担金の精算に伴う草加八潮消防組合運営費負担金返還金等の補正です。 続きまして、19ページ及び20ページをお開きください。 款21市債、項1市債、目4土木債2,000万円の増額は、事業費の増加見込みに伴う南部西一体型特定土地区画整理事業の補正です。 以上、歳入の主なものについてご説明いたしましたが、歳入合計欄にありますとおり歳入予算を1億2,898万4,000円増額し、補正後の歳入総額を319億1,420万1,000円とするものです。 続きまして、21ページ及び22ページをお開きください。 2、歳出についてでございますが、歳出の全般的な補正事項といたしまして、契約実績などにより事業費が確定したものなどについて補正させていただくものです。 続きまして、主な内容についてご説明いたします。 款2総務費、項1総務管理費のうち目7財政調整基金費、説明欄の01財政調整基金積立金2億2,291万1,000円の増額は、財政調整基金積立金の補正です。 目23アセットマネジメント推進費、説明欄の02新庁舎整備事業1,326万8,000円の減額は、事業費の確定に伴う新庁舎建設工事基本設計・実施設計業務委託料等の補正です。 項4選挙費、目3埼玉県議会議員一般選挙費、説明欄の01埼玉県議会議員一般選挙事務79万円の増額は、埼玉県議会議員一般選挙における平成30年度委託金の精算に伴う埼玉県議会議員一般選挙委託金返還金の補正です。 続きまして、23ページ及び24ページをお開きください。 款3民生費、項1社会福祉費のうち目2障がい者福祉総務費、説明欄の02障がい者総合支援事業607万1,000円の増額は、実績見込みの増加に伴う自立支援医療費の補正です。 続きまして、25ページ及び26ページをお開きください。 項3生活保護費、目2扶助費、説明欄の01生活保護事業1,525万5,000円の増額は、実績見込みの増加に伴う医療扶助費の補正です。 項5生活安全費のうち、目1生活安全総務費、説明欄の03防犯施設整備事業118万7,000円の増額は、実績見込みの増加に伴う町会・自治会防犯灯補助金の補正です。 款4衛生費、項1保健衛生費のうち目2予防費、説明欄の02健康増進事業1,186万円の減額は、実績見込みの減少に伴うがん検診委託料の補正です。 続きまして、27ページ及び28ページをお開きください。 款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、説明欄の01経営体支援事業545万6,000円の増額は、台風19号により農業用施設等が被災した農業者への復旧支援に係る被災農業者向け経営体育成支援事業費補助金の補正です。 続きまして、31ページ及び32ページをお開きください。 款8土木費、項3都市計画費のうち目5土地区画整理費、説明欄の08八潮南部西一体型特定土地区画整理促進事業2,000万円の増額は、事業費の増加見込みに伴う南部西一体型特定土地区画整理事業負担金の補正です。 続きまして、33ページ及び34ページをお開きください。 款10教育費、項2小学校費のうち目1学校管理費、説明欄の02小学校管理事業1,772万8,000円の減額及び項3中学校費、目1学校管理費のうち、説明欄の01中学校管理事業751万4,000円の減額は、それぞれ実績見込みの減少に伴う光熱水費等の補正です。 以上、歳出の主なものについてご説明いたしましたが、35ページの歳出合計欄にありますとおり、歳出予算を1億2,898万4,000円増額し、補正後の歳出総額を319億1,420万1,000円とするものです。 次に、37ページから42ページにかけましては、債務負担行為に関する調書でございます。 最後に、43ページにつきましては地方債に関する調書でございます。 以上で、補足説明を終わらさせていただきます。 ○岡部一正議長 以上で、議案第1号から議案第8号までの提案理由の説明を終わります。 会議の途中でありますが、ここで10分間の休憩をいたします。 △休憩 午前11時04分 △再開 午前11時14分 ○岡部一正議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、議案第9号から議案第19号まで一括上程いたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。 市長。     〔大山 忍市長 登壇〕 ◎大山忍市長 続きまして、議案第9号から議案第19号までにつきましては、令和2年度一般会計予算、特別会計予算、上水道事業会計予算及び公共下水道事業会計予算でございます。 まず、議案第9号 令和2年度八潮市一般会計予算についてご説明申し上げます。 令和2年度八潮市一般会計予算は、対前年比で23億9,000万円の増となる325億6,000万円の予算規模としたところでございます。 当初予算編成に当たりましては、さまざまな行政課題に対応しつつも、健全で持続可能な財政運営を推し進めるべく、限られた財源を有効かつ効率的に活用し、真に必要な事業を厳選して編成してまいりました。 初めに、歳入で留意した点を申し上げますと、市税では経済情勢の推移や税制改正等の国の動向を十分に勘案の上、的確に見積もるとともに、公正・公平な課税・徴収を遂行し、自主財源の確保に全力で取り組むものとしたものでございます。 譲与税・交付金につきましては、今年度の実績や地方財政計画を踏まえ、的確に見積もるとともに、法令改正等に伴い法人事業税交付金を新設しました。 国・県支出金につきましては、国・県の予算編成や制度改正の動向等に留意したところでございます。 市債につきましては、後年度の財政負担を十分考慮して、できるだけ市債残高の抑制を図っていくことを基本としながら、世代間の負担の均衡に留意し、適債事業の財源等として活用を図ったところでございます。 次に、歳出についてでございますが、第5次八潮市総合計画で掲げる「共生・協働」「安全・安心」の基本理念に基づき、本市の将来都市像である「住みやすさナンバー1のまち八潮」の実現、さらには私の2期目の取り組みとして掲げております「ひと・暮らし・まちが健やかで元気な先端「健康」都市やしお」の実現を目指すとともに、市民要望に的確かつ柔軟に応えるため、事業の必要性、優先度や事業効果、さらに経費の内容などについて徹底的に検証を行い、事業の厳選に努めたところでございます。 令和2年度の主な事業といたしましては、令和2年度から開所予定の小規模保育施設1施設、民設民営学童保育所1施設などへの運営支援、病後児保育事業の開始、新生児聴覚スクリーニング検査の費用助成、ロタウイルスワクチンの定期接種化への対応、多文化共生推進プラン等の各種計画の策定、大原中学校の校舎、中馬場住宅等の公共施設の適正な維持管理を進めるための大規模改修、水害に対する安全性を向上するための古新田ポンプ場の増築工事や水路整備工事、さらに新庁舎建設に向けた基本設計・実施設計や建設に備えた庁舎整備基金への積み立てなど、市民生活に密着した事業、将来を見据えた事業に重点配分を行い、予算編成を行ったところでございます。 なお、詳細につきましては後ほど企画財政部理事に説明させます。 次に、議案第10号 令和2年度八潮市国民健康保険特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ84億6,454万1,000円とするものでございます。 歳入の主な内容につきましては、国民健康保険税が19億6,070万3,000円、県支出金が57億6,514万5,000円、繰入金が6億8,558万4,000円でございます。 歳出の主な内容につきましては、総務費が2億1,908万8,000円、保険給付費が57億5,589万3,000円、国民健康保険事業費納付金が23億5,237万円、保健事業費が1億1,139万2,000円でございます。予算総額は、前年度と比較いたしますと4.7%の減となっております。 今後も、国民健康保険加入者の相互扶助のもと、給付の平等と負担の公平を図る観点に立ちまして、国民健康保険事業の健全な運営に努めてまいります。 なお、詳細につきましては、後ほど健康福祉部長に説明させます。 次に、議案第11号 令和2年度稲荷伊草第二土地区画整理事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,673万5,000円とするものでございます。 歳入につきましては、事業収入が4,500万円、使用料及び手数料が173万円、繰入金が1億7,000万円、繰越金が4,000万円、諸収入が5,000円でございます。 歳出につきましては、総務費が1,081万1,000円、事業費が2億3,350万円、予備費が1,242万4,000円でございます。 予算総額は、前年度と比較しますと19.6%の増となっております。 次に、議案第12号 令和2年度鶴ヶ曽根・二丁目土地区画整理事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,213万5,000円とするものでございます。 歳入につきましては、事業収入が4,000万円、使用料及び手数料が212万円、繰入金が8,000万円、繰越金が7,000万円、諸収入が1万5,000円でございます。 歳出につきましては、総務費が1,090万5,000円、事業費が1億6,930万円、予備費が1,193万円でございます。 予算総額は、前年度と比較いたしますと22.3%の増となっております。 次に、議案第13号 令和2年度大瀬古新田土地区画整理事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億5,632万7,000円とするものでございます。 歳入につきましては、事業収入が5,000万円、分担金及び負担金が1億6,000万円、使用料及び手数料が79万円、国庫支出金が1億1,000万円、繰入金が1億500万円、繰越金が5,000万円、諸収入が53万7,000円、市債が2億8,000万円でございます。 歳出につきましては、総務費が2,101万2,000円、事業費が5億9,150万円、公債費が1億2,644万4,000円、予備費が1,737万1,000円でございます。 予算総額は、前年度と比較しますと45.9%の増となっております。 次に、議案第14号 令和2年度西袋上馬場土地区画整理事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億9,409万4,000円とするものでございます。 歳入につきましては、事業収入が1,500万円、分担金及び負担金が1億5,000万円、使用料及び手数料が8万円、国庫支出金が1億5,000万円、県支出金が2,898万円、繰入金が2億6,500万円、繰越金が3,500万円、諸収入が3万4,000円、市債が3億5,000万円でございます。 歳出につきましては、総務費が2,932万円、事業費が7億2,190万円、公債費が2億2,800万9,000円、予備費が1,486万5,000円でございます。 予算総額は、前年度と比較しますと20.5%の増となっております。 次に、議案第15号 令和2年度八潮南部東一体型特定土地区画整理事業特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億705万6,000円とするものでございます。 歳入につきましては、事業収入が4億円、分担金及び負担金が1億6,800万円、使用料及び手数料が95万円、国庫支出金が1億1,800万円、繰入金が3億円、繰越金が2,000万円、諸収入が10万6,000円、市債が5億円でございます。 歳出につきましては、総務費が4,804万4,000円、事業費が9億8,340万円、公債費が4億6,109万2,000円、予備費が1,452万円でございます。 予算総額は、前年度と比較しますと25.2%の減となっております。 次に、議案第16号 令和2年度八潮市介護保険特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億5,732万4,000円とするものでございます。 歳入につきましては、保険料が12億1,675万円、国庫支出金が12億259万9,000円、支払基金交付金が15億5,369万2,000円、県支出金が8億6,469万円、財産収入が49万3,000円、繰入金が11億1,860万9,000円、繰越金が1,000円、諸収入が49万円でございます。 歳出につきましては、総務費が7,588万9,000円、保険給付費が55億7,215万4,000円、地域支援事業費が2億8,670万5,000円、基金積立金が49万3,000円、公債費が6万1,000円、諸支出金が202万2,000円、予備費が2,000万円でございます。 予算総額は、前年度と比較いたしますと8.9%の増となっております。 なお、保険給付費及び地域支援事業費につきましては、第7期介護保険事業計画を基に積算しております。 次に、議案第17号 令和2年度八潮市後期高齢者医療特別会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億2,712万3,000円とするものでございます。 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が7億7,954万6,000円、繰入金が2億665万7,000円、繰越金が1,000円、諸収入が4,091万9,000円でございます。 歳出につきましては、総務費が8,036万8,000円、後期高齢者医療広域連合納付金が9億4,315万4,000円、諸支出金が310万1,000円、予備費が50万円でございます。 予算総額は、前年度と比較いたしますと7.3%の増となっております。 次に、議案第18号 令和2年度八潮市上水道事業会計予算についてでございますが、業務の予定量は給水件数4万5,689件、年間総給水量を1,037万立方メートルといたしました。 収益的収入の予定額は、対前年度比4.2%の減となる21億9,581万1,000円といたしました。また、収益的支出の予定額は、対前年度比3.2%の減となる19億7,649万7,000円といたしました。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入が5億7,373万9,000円、支出が13億7,950万円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額8億576万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,383万9,000円、過年度分損益勘定留保資金3億6,817万5,000円、建設改良積立金3億6,374万7,000円で補填いたします。 なお、詳細につきましては、後ほど水道部長に説明させます。 次に、議案第19号 令和2年度八潮市公共下水道事業会計予算についてでございますが、業務の予定量は水洗化戸数2万8,384件、年間有収水量を1,084万立方メートルといたしました。 収益的収入の予定額は27億5,485万6,000円といたしました。また、収益的支出の予定額は26億4,549万2,000円といたしました。 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入が35億7,189万6,000円、支出が42億5,757万7,000円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億8,568万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億994万5,000円、引継金2億2,000万円、当年度分損益勘定留保資金3億5,573万6,000円で補填いたします。 なお、詳細につきましては、後ほど建設部長に説明させます。 以上で、議案第9号から議案第19号までの提案理由について説明を終わります。 なお、ご説明をいたしました議案第11号から議案第15号まで及び議案第18号から議案第19号までの工事の予定箇所につきましては、建物等の移転補償の関係や今後の事業の進捗状況により多少変更する場合もありますが、お手元に配付いたしました図面の箇所を施行する予定でございます。 ○岡部一正議長 議案第9号についての補足説明を企画財政部理事。 ◎柳澤徹企画財政部理事 議案第9号 令和2年度八潮市一般会計予算につきまして補足説明させていただきます。 それでは、3ページ、議案第9号をごらんください。 第1条の歳入歳出予算につきましては、令和2年度八潮市一般会計予算の総額を325億6,000万円と定めるものです。また、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、4ページから8ページまでの「第1表 歳入歳出予算」に記載されておりますが、主なものにつきましては後ほど17ページからの歳入歳出予算事項別明細書により説明させていただきます。 次に、第2条の継続費につきましては、地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額を定めるもので、9ページの「第2表 継続費」に記載されておりますとおり、仮設駐車場等整備事業ほか1件です。 次に、第3条の債務負担行為につきましては、地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めるもので、10ページから11ページまでの「第3表 債務負担行為」に記載されておりますとおり、八潮市土地開発公社が借り入れる事業資金の債務保証ほか15件です。 次に、第4条の地方債につきましては、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるもので、12ページから13ページまでの「第4表 地方債」に記載されておりますとおり市民文化会館改修事業ほか22件です。 次に、第5条の一時借入金につきましては、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額を30億円と定めるものです。 次に、第6条の歳出予算の流用につきましては、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項に計上した給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用について定めるものです。 次に、14ページから19ページにかけましての歳入歳出予算事項別明細書の1、総括をごらんください。 本年度予算額は、歳入歳出それぞれ325億6,000万円となっており、前年度予算額301億7,000万円と比較して23億9,000万円の増となっております。 次に、20ページをお開きください。 ここからは、歳入における款別の増減の主な内容についてご説明いたします。 まず、款1市税につきましては、項1市民税のうち目1個人では、実績見込み等を勘案の上、57億170万円を計上し、対前年度比9,460万円の増額を見込んだところです。 目2法人では、税制改正により法人税割の税率が引き下げられたことを勘案の上、10億7,900万円を計上し、対前年度比1億6,700万円の減額を見込んだところです。 次に、項2固定資産税のうち目1固定資産税では、実績見込み等を勘案の上、78億9,500万円を計上し、対前年度比9,770万円の増額を見込んだところです。 次に、項3軽自動車税のうち目1環境性能割では、令和元年10月からの消費税率引き上げによる自動車関係税の見直し等を勘案し、500万円を計上し、対前年度比321万8,000円の増額を見込み、また令和元年度まで軽自動車税であった目2種別割では、実績見込み等を勘案の上、1億2,880万円を計上し、対前年度比600万円の増額を見込んだところです。 次に、22ページをお開きください。 項4市たばこ税、目1市たばこ税では、実績見込み等を勘案の上、7億490万円を計上し、対前年度比2,487万2,000円の増額を見込んだところです。 款2地方譲与税につきましては、項2自動車重量譲与税、目1自動車重量譲与税では、交付実績等を勘案の上、1億3,100万円を計上し、対前年度比1,300万円の増額を見込んだところです。 項3森林環境譲与税、目1森林環境譲与税では、国の財源の見直し等を勘案の上、695万6,000円を計上し、対前年度比368万3,000円の増額を見込んだところです。 次に、24ページをお開きください。 款5株式等譲渡所得割交付金につきましては、項1株式等譲渡所得割交付金、目1株式等譲渡所得割交付金では、交付実績等を勘案の上、3,200万円を計上し、対前年度比2,600万円の減額を見込んだところです。 款6法人事業税交付金につきましては、項1法人事業税交付金、目1法人事業税交付金では、税制改正による法人市民税法人税割の減収分の補填措置として1億1,518万円を予算化したところです。 次に、26ページをお開きください。 款7地方消費税交付金につきましては、項1地方消費税交付金、目1地方消費税交付金では、令和元年10月からの消費税率引き上げ等を勘案の上、18億5,800万円を計上し、対前年度比2億800万円の増額を見込んだところです。 款8環境性能割交付金につきましては、項1環境性能割交付金、目1環境性能割交付金では、令和元年10月からの消費税率引き上げによる自動車関係税の見直し等を勘案の上、3,008万6,000円を計上し、対前年度比1,709万2,000円の増額を見込んだところです。 款9地方特例交付金につきましては、項1地方特例交付金、目1地方特例交付金では、交付実績等を勘案し、1億3,000万円を計上し、対前年度比5,000万円の増額を見込んだところです。 款10地方交付税につきましては、項1地方交付税、目1地方交付税では交付実績等を勘案の上、前年度と同様に普通交付税の不交付を見込み、特別交付税は前年度と同額の2,800万円を見込んだところです。 次に、28ページをお開きください。 款12分担金及び負担金につきましては、項1負担金のうち目1民生費負担金では2億911万1,000円を計上し、対前年度比2億5,205万6,000円の減額を見込んだところです。 減額の主な要因につきましては、節2児童福祉費負担金において保育所入所児童保護者負担金(現年分)など2億823万1,000円を計上し、対前年度比で2億5,228万1,000円の減額となったことによるものです。 次に、32ページをお開きください。 款14国庫支出金につきましては、項1国庫負担金のうち目1民生費国庫負担金では49億5,607万8,000円を計上し、対前年度比3億240万2,000円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節2児童福祉費負担金において子どものための教育・保育給付交付金など9億5,771万2,000円を計上し、対前年度比で2億4,459万9,000円の増額となったことによるものです。 次に、34ページをお開きください。 目3教育費国庫負担金では、節1幼稚園費負担金において、子育てのための施設等利用給付交付金(従来型私立幼稚園)を新たに計上し、2億5,164万円を予算化したところです。 次に、項2国庫補助金のうち目4土木費国庫補助金では2億7,610万8,000円を計上し、対前年度比1億7,284万5,000円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節2下水道費補助金において防災・安全社会資本整備交付金(都市下水路事業)事業費補助金1億2,744万円を予算化したことによるものです。 次に、36ページをお開きください。 款15県支出金につきましては、項1県負担金のうち目2民生費県負担金では13億9,509万円を計上し、対前年度比1億3,329万8,000円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節2児童福祉費負担金において子どものための教育・保育給付費負担金など4億1,895万4,000円を計上し、対前年度比9,195万6,000円の増額となったことによるものです。 次に、38ページをお開きください。 目5教育費県負担金では節1幼稚園費負担金において、子育てのための施設等利用給付費負担金(従来型私立幼稚園)を新たに計上し、1億2,582万円を予算化したところです。 次に、46ページをお開きください。 款20諸収入につきましては、項3貸付金元利収入、目1貸付金元利収入では8億5,851万円を計上し、対前年度比2,557万8,000円の減額を見込んだところです。 減額の主な要因につきましては、節1貸付金元利収入のうち49ページの上から5行目にございます首都圏新都市鉄道(株)貸付金収入において5億2,003万円を計上し、対前年度比2,447万5,000円の減額となったことによるものです。 次に、52ページをお開きください。 款21市債につきましては、項1市債のうち目1総務債では2億4,250万円を計上し、対前年度比1億7,310万円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節1総務管理債において新庁舎整備事業の皆増などにより1億7,310万円の増額となったことによるものです。 目3土木債では13億3,700万円を計上し、対前年度比3億130万円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節1道路橋りょう債において橋りょう整備事業の増額などにより1億2,540万円の増額となったことや、節3下水道債において古新田ポンプ場増築事業の皆増などにより、1億9,260万円の増額となったことによるものです。 目4教育債では2億9,550万円を計上し、対前年度比2億7,290万円の増額を見込んだところです。 増額の主な要因につきましては、節1中学校債において大原中学校大規模改修事業の増額などにより、1億6,910万円の増額となったことや、節2資料館債において資料館空調設備更新事業の増額により1億1,570万円の増額となったことによるものです。 次に、歳出につきましてご説明いたします。 まず、全般的な事項といたしまして、会計年度任用職員制度への移行により会計年度任用職員に係る報酬、給料等は各目に新たな事業を設定し、予算化しています。 次に、款別に主な内容をご説明いたします。 それでは、54ページをお開きください。 款1議会費につきましては、項1議会費、目1議会費のうち、55ページから57ページにかけましての説明欄02議会事務局運営事業では、議員報酬など2億462万2,000円を計上したところです。 次に、70ページをお開きください。 款2総務費につきましては、項1総務管理費、目8企画費のうち、71ページにございます説明欄01計画行政推進事業では、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて機運を醸成するとともに、聖火リレーを安全かつ円滑に行うための経費を予算化するなど1,078万1,000円を計上したところです。 次に、78ページをお開きください。 目15自治振興費のうち、81ページにございます説明欄05多文化交流活動支援事業では、お互いの文化や習慣等の違いを理解し、地域社会の一員としてともに生活できるよう、「八潮市多文化共生推進プラン」を策定する経費を予算化するなど、565万4,000円を計上したところです。 次に、94ページをお開きください。 目23アセットマネジメント推進費のうち、97ページにございます説明欄02新庁舎整備事業では、令和元年度に引き続き新庁舎建設工事基本設計・実施設計業務に係る経費や、庁舎整備基金積立金を計上するとともに、新たに別館庁舎の解体工事費や仮設駐車場等の整備工事費を予算化するなど5億2,905万2,000円を計上したところです。 次に、96ページの目24スポーツ振興費のうち、99ページにございます説明欄03スポーツ振興事業では、トップアスリート育成支援を目的に国際大会に出場する市内のスポーツ競技者・団体に対して支給する奨励金など595万6,000円を計上したところです。 次に、同ページから101ページにかけましての説明欄04体育施設管理運営事業では、(仮称)八條北運動広場の整備に係る経費や防球ネットの設置工事費を予算化するなど1億1,839万8,000円を計上したところです。 次に、122ページをお開きください。 款3民生費につきましては、項1社会福祉費、目2障がい者福祉総務費のうち、129ページから131ページにかけましての説明欄12地域活動支援センター事業では、平成30年度に実施した建物診断の結果を踏まえ、身体障がい者福祉センターの大規模改修工事を行う経費を予算化するなど1億2,802万円を計上したところです。 次に、131ページにございます説明欄14障がい者行動計画・障がい福祉計画推進事業では、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とする「第7次八潮市障がい者行動計画・第6期八潮市障がい福祉計画」を策定する経費を予算化するなど757万5,000円を計上したところです。 次に、132ページをお開きください。 目5高齢者福祉費のうち、135ページにございます説明欄03高齢者支援事業では、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とする「第8期高齢者保健福祉計画介護保険事業計画」を策定する経費や、高齢者福祉施設やしお苑の空調設備更新工事費を予算化するなど1億4,154万7,000円を計上したところです。 次に、140ページをお開きください。 項2児童福祉費、目1児童福祉総務費のうち、145ページにございます説明欄09子育て支援事業では、子供の貧困の状況を把握するため、小中学生とその保護者を対象に子どもの生活に関するアンケート調査を実施する経費を予算化するなど469万円を計上したところです。 次に、146ページをお開きください。 目2児童福祉施設費のうち、151ページにございます説明欄07小規模保育事業では、令和2年4月から開所する小規模保育支援1施設を含む合計11施設に対する給付費など5億1,080万5,000円を計上したところです。 次に、同ページから153ページにかけましての説明欄08学童保育所管理運営事業では、令和2年4月から開所する民設民営学童保育所1施設を含む合計4施設に対する補助金など1億9,883万8,000円を計上したところです。 次に、153ページにございます説明欄10病後児保育事業では、病後児を専門施設で保育するサービスを開始するための経費を予算化し、1,527万4,000円を計上したところです。 次に、同ページにございます説明欄11保育所整備事業では、令和3年度に開所を予定している認可保育所の整備に対する補助金を予算化し、1億6,348万5,000円を計上したところです。 次に、160ページをお開きください。 項5生活安全費、目2交通対策費のうち、165ページにございます説明欄07路線バス網整備促進事業では、令和元年度に実施したニーズ調査等に基づき、地域の実情に即した持続可能な公共交通網を構築するため、地域公共交通網形成計画を作成する経費を予算化するなど3,941万7,000円を計上したところです。 次に、164ページの目3災害対策費のうち、167ページにございます説明欄03防災行政無線管理事業では、災害発生時等における通信手段の確保のため、移動系防災行政無線のデジタル化を進める経費を予算化するなど1億3,518万1,000円を計上したところです。 次に、172ページをお開きください。 款4衛生費につきましては、項1保健衛生費、目2予防費のうち、173ページにございます説明欄02母子保健事業では、全ての新生児が聴覚スクリーニング検査を受けられるよう、低所得者に対して検査費用を助成する経費を予算化するなど1億802万9,000円を計上したところです。 次に、175ページにございます説明欄04予防接種事業では、乳児を対象としたロタウイルスワクチン予防接種の定期接種化に対応する経費など2億9,058万7,000円を計上したところです。 次に、194ページをお開きください。 款6農林水産業費におきましては、項1農業費、目3農業振興費のうち、197ページから199ページにかけましての説明欄05地産地消推進事業では、八潮産の枝豆をブランド化するため、枝豆の生産農家に配布する「八潮産」を表示したシールの作成経費など56万1,000円を計上したところです。 次に、204ページをお開きください。 款7商工費につきましては、項1商工費、目4観光費のうち、205ページから207ページにかけましての説明欄02観光資源開発事業では、中川やしおフラワーパークの維持管理方法を見直し、一般社団法人八潮市観光協会が行う同パークの維持管理に対して交付する補助金など1,841万円を計上したところです。 次に、206ページをお開きください。 款8土木費につきましては、213ページにございます項2道路橋りょう費、目2道路維持費、説明欄01道路維持事業では、事故を未然に防ぐため、道路の舗装修繕、わだちを改善する工事費など2億5,469万5,000円を計上したところです。 次に、214ページをお開きください。 項3都市計画費、目1都市計画総務費のうち、215ページにございます説明欄03北部拠点まちづくり事業では、(仮称)外環八潮スマートインターチェンジのアクセス道路として検討している(仮称)入谷東西線に新設する交差点等の形状や既存交差点周辺の交通安全対策を検討する経費を予算化するなど886万9,000円を計上したところです。 次に、217ページにございます説明欄06都市計画道路決定事業では、都市計画道路網構想の見直しに向けて検討及び調査を行う経費を予算化し、608万3,000円を計上したところです。 次に、同ページにございます目2公園費のうち、説明欄01公園等整備事業では、八潮南部西一体型特定土地区画整理事業で用地を確保している近隣公園を整備するための実施設計や、大瀬運動公園の駐車場の整備に係る経費を予算化するなど4,406万1,000円を計上したところです。 次に、222ページをお開きください。 目5土地区画整理費のうち、土地区画整理事業に対する負担金及び繰出金につきましては、223ページにございます説明欄04稲荷伊草第二土地区画整理促進事業では1億7,000万円、説明欄05鶴ヶ曽根・二丁目土地区画整理促進事業では8,000万円、説明欄06大瀬古新田土地区画整理促進事業では2億6,500万円、次に、225ページにございます説明欄07西袋上馬場土地区画整理促進事業では4億1,500万円、説明欄08八潮南部東一体型特定土地区画整理促進事業では4億6,800万円、説明欄09八潮南部西一体型特定土地区画整理促進事業では8,500万円をそれぞれ計上したところです。 次に、226ページをお開きください。 項4下水道費、目2下水道維持管理費のうち、227ページから229ページにかけましての説明欄02水路整備事業では、水害に対する安全性を向上するための水路整備工事費など1億2,694万3,000円を計上したところです。 次に、229ページにございます説明欄03排水機場施設維持更新事業では、水害に対する安全性を向上するため、排水機場の施設更新工事や修繕を行うための経費として1億9,735万3,000円を計上したところです。 次に、同ページにございます説明欄04排水機場施設整備事業では、綾瀬川放水路周辺の浸水被害軽減のため、排水施設の増設等の協議資料を作成する経費を予算化し、300万円を計上したところです。 次に、同ページにございます目3都市下水路整備費のうち、説明欄02都市下水路整備事業では、古新田排水区の浸水被害軽減のため、古新田ポンプ場の増築工事費を予算化し、3億5,700万円を計上したところです。 次に、同ページにございます目4公共下水道費のうち、説明欄01公共下水道推進事業では、公共下水道の整備を円滑に進めるため、公営企業会計に移行する公共下水道事業に対して支出する負担金及び補助金を予算化し、10億9,404万8,000円を計上したところです。 次に、230ページをお開きください。 項5住宅費、目1住宅管理費のうち、233ページにございます説明欄04市営住宅改修事業では、高齢者等にも配慮された安全で安心な住環境を整備するため、中馬場住宅1・2号棟の大規模改修工事費を予算化し、6,580万2,000円を計上したところです。 次に、同ページにございます款9消防費につきましては、項1消防費、目1広域消防費の説明欄01広域消防推進事業では、草加八潮消防組合の運営に係る経費など10億1,917万2,000円を計上したところです。 次に、236ページをお開きください。 款10教育費につきましては、項1教育総務費、目4教育指導費のうち、239ページにございます説明欄07語学指導充実事業では、外国語教育のさらなる充実を図るため、語学指導助手(ALT)を増員する経費など2,959万6,000円を計上したところです。 次に、244ページをお開きください。 項2小学校費、目1学校管理費のうち、247ページにございます説明欄05小学校大規模改修事業では、子供たちが安全に学習できる教育環境を整備するため、「八潮市小中学校長寿命化計画」を策定するための経費として1,048万7,000円を計上したところです。 次に、248ページをお開きください。 項3中学校費、目1学校管理費のうち、251ページにございます説明欄04中学校大規模改修事業では、小学校費と同様に「八潮市小中学校長寿命化計画」を策定するための経費や、老朽化している大原中学校の校舎の大規模改修に係る経費を予算化し、2億8,789万円を計上したところです。 次に、254ページをお開きください。 項6資料館費、目1資料館管理費のうち、255ページから257ページにかけましての説明欄03資料館運営事業では、資料館の施設を快適に利用していただけるよう、空調設備の更新に係る経費を予算化するなど1億6,278万円を計上したところです。 以上、276ページにありますとおり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ325億6,000万円とさせていただくものでございます。 なお、給与費明細書等の予算説明書につきましては、278ページから309ページにございますので、後ほどご確認いただきたいと思います。 以上で、補足説明を終わらさせていただきます。 ○岡部一正議長 会議の途中でありますが、1時間の休憩をいたします。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後1時00分 ○岡部一正議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、議案第10号についての補足説明を健康福祉部長。 ◎香山庸子健康福祉部長 議案第10号 令和2年度八潮市国民健康保険特別会計予算につきまして、歳入歳出予算事項別明細書により補足説明させていただきます。 それでは、322ページをごらんください。 2、歳入における款別の増減の主な内容につきまして、順次説明をさせていただきます。 初めに、款1国民健康保険税につきましては、項1国民健康保険税のうち目1一般被保険者国民健康保険税では、被保険者数の減少見込みなどを勘案の上、19億6,000万円を計上し、対前年度比1億6,500万円の減額を見込んだところです。 次に、款4県支出金につきましては、322ページから325ページにかけましての項1県補助金のうち、目1保険給付費等交付金では、保険給付費等の支払いに必要な財源として57億6,514万5,000円を計上し、対前年度比1億1,908万4,000円の減額を見込んだところです。 続いて、324ページをごらんください。 款7繰入金につきましては、項1他会計繰入金のうち目1一般会計繰入金では5億8,258万4,000円を計上し、対前年度比1億2,413万円の減額を見込んだところです。 それでは、続いて330ページをごらんください。 3、歳出における款別の増減の主な内容につきまして、順次説明をさせていただきます。 初めに、少しページは飛びますが、334ページをごらんください。 款2保険給付費につきましては、埼玉県による国保事業費納付金等の算定データや過去の給付実績などを勘案の上、所要額を計上したところです。この内訳としましては、項1療養諸費のうち目1一般被保険者療養給付費では49億円を計上し、対前年度比1億円の減額を見込んだところです。 続いて、340ページをごらんください。 款3国民健康保険事業費納付金につきましては、県内の医療費水準や所得水準などを踏まえ、埼玉県が昨年11月に試算した額に基づき計上したところです。この内訳としましては、項1医療給付費分のうち目1一般被保険者医療給付費分では15億3,980万2,000円を計上し、対前年度比2億5,397万3,000円の減額を見込んだところです。 項2後期高齢者支援金等分のうち、目1一般被保険者後期高齢者支援金等分では5億5,662万7,000円を計上し、対前年度比2,838万5,000円の減額を見込んだところです。 項3介護納付金分のうち目1介護納付金分では2億5,534万1,000円を計上し、対前年度比1,429万8,000円の増額を見込んだところです。 続いて、342ページをごらんください。 款5保健事業費につきましては、項1保健事業費のうち目3特定健康診査等事業費では、被保険者数の減少見込みなどを勘案の上、9,079万3,000円を計上し、対前年度比713万9,000円の減額を見込んだところです。 最後に、給与費明細書につきましては348ページから355ページにございますので、後ほどご確認いただければと思います。 以上で、議案第10号 令和2年度八潮市国民健康保険特別会計予算の補足説明を終わらせていただきます。 ○岡部一正議長 次に、議案第18号についての補足説明を水道部長。 ◎大山敏水道部長 議案第18号 令和2年度八潮市上水道事業会計予算につきまして、補足説明させていただきます。 予算書の1ページをお開きください。 第1条は総則でございます。 第2条の業務の予定量につきましては、給水件数は4万5,689件、年間総給水量は1,037万立方メートル、1日平均給水量は2万8,411立方メートル、主要な建設改良事業は増補改良事業といたしまして、増補改良工事費の6億4,179万5,000円を計上させていただきました。 次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入の部の第1款水道事業収益につきましては、21億9,581万1,000円といたしました。 続きまして、支出の部の第1款水道事業費用につきましては、19億7,649万7,000円といたしました。具体的な内容につきましては、別添にございます令和2年度八潮市上水道事業会計予算見積基礎によりご説明申し上げます。 恐れ入りますが、見積基礎の1ページをごらんいただきたいと存じます。 款1水道事業収益のうち、項1営業収益につきましては19億3,124万円で、対前年度比では9,051万円の減額となっております。そのうち、目1給水収益につきましては18億7,086万3,000円で、対前年度比では9,160万5,000円の減額となっております。これは、給水件数は増加の見込みであるものの、令和元年度の実績等を踏まえ、有収水量の減少を考慮したものでございます。 続きまして、2ページをお開きください。 款1水道事業費用のうち項1営業費用につきましては18億5,051万7,000円で、対前年度比では5,899万7,000円の減額となっております。その内訳といたしましては、目1原水及び浄水費につきましては7億5,716万6,000円で、対前年度比では2,050万8,000円の減額となっております。これは、主に修繕費及び県水受水費の減額によるものでございます。 続きまして、目2配水及び給水費につきましては2億3,435万9,000円で、対前年度比では916万円の増額となっております。これは、主に委託料の増額によるものでございます。 続きまして、5ページをお開きください。 目4総係費につきましては1億3,245万8,000円で、対前年度比では1,515万3,000円の減額となっております。これは、主に令和元年度に計上していた特別修繕引当金繰入額の皆減によるものでございます。 続きまして、7ページをお開きください。 目5減価償却費につきましては5億8,255万8,000円で、対前年度比では1,581万1,000円の減額となっております。これは、主に中央浄水場電気計装設備の減価償却が終了したことによるものでございます。 続きまして、項2営業外費用につきましては1億480万8,000円で、対前年度比では613万7,000円の減額となっております。これは、主に目1支払利息の減額によるものでございます。 続きまして、項4予備費につきましては2,000万円で、緊急的な修繕に対応するため、昨年度と同じ額を計上しております。 以上が予算書の第3条収益的収入及び支出の内容でございます。 続きまして、第4条資本的収入及び支出につきましては、予算書に戻りましてご説明させていただきます。 予算書の1ページをごらんください。 第4条収入の部の第1款資本的収入につきましては、5億7,373万9,000円といたしました。 続きまして、支出の部の第1款資本的支出につきましては、13億7,950万円といたしました。具体的な内容につきましては、先ほどの見積基礎に戻りまして、ご説明申し上げます。 見積基礎の8ページをお開きください。 まず、款1資本的収入でございますが、項1企業債につきましては建設改良費の財源に充てるため、2億円を計上させていただきました。 項2分担金につきましては1億9,025万6,000円で、対前年度比では1,154万4,000円の減額となっております。これは、令和元年度の実績等を踏まえ減額といたしました。 項3工事負担金につきましては1億8,348万3,000円で、対前年度比では5,485万1,000円の増額となっております。これは、主に八潮南部地区関連事業における工事量の増加によるものでございます。 次に、9ページをごらんください。 款1資本的支出でございますが、項1建設改良費につきましては11億319万3,000円で、対前年度比では2,912万4,000円の減額となっております。 目1拡張事業費につきましては5,060万円で、対前年度比では1,687万4,000円の増額となっております。これは、西ルート相互連絡管布設工事費の増額によるものでございます。 目2増補改良工事費につきましては6億4,179万5,000円で、対前年度比では9,758万円の増額となっております。これは、主に舗装復旧費及び配水管新設工事費の増額によるものでございます。 次に、10ページをごらんください。 目4営業設備費につきましては5,720万2,000円で、対前年度比では1,710万3,000円の増額となっております。これは、主に5トン未満の給水車購入に伴う車両運搬具購入費の増額によるものでございます。 目5施設整備費につきましては1億3,234万7,000円で、対前年度比では1億7,686万2,000円の減額となっております。これは、主に中央浄水場配水施設更新工事費及び機械設備費の減額によるものでございます。 目6八潮南部地区関連工事費につきましては1億2,133万5,000円で、対前年度比では3,426万8,000円の増額となっております。これは、主に八潮南部西地区における配水管新設工事の増加によるものでございます。 項2企業債償還金につきましては2億7,630万7,000円で、対前年度比では1,924万5,000円の増額となっております。これは、これまで借り入れていた企業債の元利均等払いによる返済が進み、支払利息分が減少し、元金償還金分が増加することによるものでございます。 以上が予算書の第4条資本的収入及び支出の内容でございます。 続きまして、予算書に戻りましてご説明をさせていただきます。 予算書の1ページをお開きください。 第4条の括弧書きの財源の補填についてご説明いたします。 資本的収入予定額が資本的支出予定額に対して不足する額8億576万1,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,383万9,000円、過年度分損益勘定留保資金3億6,817万5,000円、建設改良積立金3億6,374万7,000円で補填させていただくものでございます。 続きまして、予算書の2ページをお開きください。 第5条継続費でございますが、建設改良費で1件の事業につきまして継続費を設定させていただくものでございます。 第6条企業債につきましては、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法に関し、定めるものでございます。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用に関し、定めるものでございます。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費に関し、定めるものでございます。 第9条は、たな卸資産の購入限度額で、各支出科目の材料等を合計した金額を設定させていただきました。 以上が令和2年度八潮市上水道事業会計予算の内容でございます。 なお、予算書には予算に関する説明書を3ページ以降に添付してございますので、ご参照いただきたいと存じます。 以上で、補足説明を終わらせていただきます。 ○岡部一正議長 次に、議案第19号についての補足説明を建設部長。 ◎荒川俊建設部長 議案第19号 令和2年度八潮市公共下水道事業会計予算につきまして補足説明させていただきます。 初めに、本市の公共下水道事業は4月1日から地方公営企業法の財務規定等の一部を適用するため、令和2年度の予算案は地方公営企業法を適用したものとなっております。 第1条は総則でございます。 第2条の業務の予定量は、水洗化戸数2万8,384件、年間有収水量1,084万立方メートル、1日平均有収水量2万9,699立方メートル、主要な建設改良事業、管路建設事業として23億6,650万円を計上させていただきました。 収入支出予算は、第3条の収益的収支と第4条の資本的収支の二本立ての予算となってございます。 第3条は、当該年度の経営活動に伴い発生すると予定される収益と経営活動に対する費用の収益的収支予算となっております。 収入は、第1款下水道事業収益27億5,485万6,000円とし、内訳といたしましては第1項営業収益14億1,527万6,000円は、下水道使用料が主体となっております。 第2項営業外収益13億3,958万円は、現金の収入が伴わない長期前受金戻入等を計上しております。 支出は、第1款下水道事業費用26億4,549万2,000円とし、内訳といたしましては第1項営業費用23億647万5,000円は、下水道施設の維持管理費や現金の支出が伴わない減価償却費等でございます。 第2項営業外費用3億1,075万1,000円は、企業債の支払利息等でございます。 第3項特別損失2,626万6,000円、第4項予備費200万円を計上しております。 第4条は、公共下水道を普及拡大等するための建設改良費と、建設改良に要する資金の資本的収支予算となっております。 第4条の括弧書きは、財源の補填についての記載でございます。資本的収支額が資本的支出額に対して不足する額6億8,568万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億994万5,000円、引継金2億2,000万円、当年度分損益勘定留保資金3億5,573万6,000円で補填させていただくものでございます。 収入は、第1款資本的収入35億7,189万6,000円とし、内訳といたしましては第1項企業債17億6,730万円、第2項他会計補助金6億4,593万1,000円は、一般会計からの補助金でございます。 第3項負担金等1億1,183万5,000円は、受益者負担金や草加市からの負担金等でございます。 第4項国庫補助金10億4,530万円、第5項長期貸付金償還金153万円を計上しております。 2ページにございます支出は、第1款資本的支出42億5,757万7,000円とし、内訳といたしましては第1項建設改良費29億6,157万7,000円は、管渠築造工事費等でございます。 第2項企業債償還金12億9,200万円、第3項長期貸付金400万円を計上しております。 第4条の2特例的収入及び支出につきましては、公共下水道事業が初めて地方公営企業法の財務規定を適用することとなった場合に、適用以前において発生した債権及び債務に係る未収金、未払金を特別の扱いとして予算に計上することとされているもので、未収金8,358万3,000円及び未払金1億66万6,000円を計上させていただいております。 第5条では、企業債の目的、限度額、起債の方法等を、また第6条では一時借入金の限度額を定めるものでございます。 第7条は、予定支出の各項の経費の流用に関し、定めるものでございます。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費に関し、定めるものでございます。 第9条は、一般会計からの補助金の額を8億5,593万1,000円とさせていただいております。 以上が令和2年度八潮市公共下水道事業会計予算の内容でございます。 続いて、3ページ、4ページには予算実施計画を、5ページには予定キャッシュ・フロー計算書を、6ページから12ページには給与に係る事項を、13ページには過年度に係る分の債務負担行為に関する調書を、14ページ、15ページには地方公営企業法の財務規定等の一部適用が始まる4月1日の予定開始貸借対照表を、16ページ、17ページには令和3年3月31日の予定貸借対照表となっておりますので、後ほどご確認いただければと存じます。 以上で、議案第19号 令和2年度八潮市公共下水道事業会計予算の補足説明を終わらせていただきます。 ○岡部一正議長 以上で、議案第9号から議案第19号までの提案理由の説明を終わります。 次に、議案第20号から議案第34号まで一括上程いたします。 提案者より提案理由の説明を求めます。 市長。     〔大山 忍市長 登壇〕 ◎大山忍市長 続きまして、議案第20号から議案第34号までにつきまして、順次ご説明を申し上げます。 まず、議案第20号 八潮市附属機関設置条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は八潮市多文化共生推進プラン策定委員会を設置したいため、提案するものでございます。 次に、議案第21号 八潮市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は地方公務員法の一部改正により会計年度任用職員制度が実施されることを踏まえ、育児休業に係る規定を整備したいため、提案するものでございます。 次に、議案第22号 八潮市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は妊娠中の職員が受けることのできる特別休暇を新たに追加したいため、提案するものでございます。 次に、議案第23号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は地方公務員法の一部改正により会計年度任用職員制度が実施されることに伴い、非常勤特別職から会計年度任用職員に移行する等の整備をし、並びに投票管理者及び投票立会人について交替制とすることに伴う報酬の額に係る規定を整備したいため、提案するものでございます。 次に、議案第24号 八潮市長等給料特例条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は市長、副市長及び教育長の給料月額を減額する特例を令和3年3月まで延長したいため、提案するものでございます。 次に、議案第25号 八潮市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は地方税法施行令の一部改正を踏まえ、国民健康保険税の賦課限度額を改定したいため、提案するものでございます。 次に、議案第26号 八潮市立公民館設置及び管理条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は地方公務員法の一部改正により会計年度任用職員制度が実施されることを踏まえ、公民館分館の分館長の職に係る規定を整備したいため、提案するものでございます。 次に、議案第27号 八潮市立資料館条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は八潮市立資料館専門研究員の職を廃止したいため、提案するものでございます。 次に、議案第28号 八潮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令(令和元年内閣府令第8号)の一部について、官報による訂正手続が行われたことに伴い、所要の規定の整備をしたいため、提案するものでございます。 次に、議案第29号 八潮市学童保育の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正を踏まえ、放課後児童支援員の資格要件に関し、放課後児童支援員として採用された日から2年以内に研修を修了する予定の者についても放課後児童支援員としての要件を満たすこととする等したいため、提案するものでございます。 次に、議案第30号 八潮市みんなでつくる美しいまちづくり条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案はこれまでの運用状況を踏まえ、実情に即した都市計画の手続及び各開発事業に係る基準の見直しによる運用改善を図りたいため、提案するものでございます。 次に、議案第31号 八潮市都市公園設置及び管理条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は新庁舎建設工事に伴い、工事期間中に八潮中央公園の一部を仮設駐車場等として占用することができることとしたいため、提案するものでございます。 次に、議案第32号 八潮市市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例についてでございますが、本議案は民法の一部改正を踏まえ、入居の際の手続について連帯保証人の指定に替えて、緊急時等に連絡ができる者の指定を要することとする等したいため、提案するものでございます。 次に、議案第33号 八潮市臨時職員の任用、勤務条件等に関する条例を廃止する条例についてでございますが、本議案は地方公務員法の一部改正により会計年度任用職員制度が実施されることを踏まえ、臨時職員制度を廃止したいため、提案するものでございます。 次に、議案第34号 八潮市教育委員会委員の任命についてでございますが、本議案は八潮市教育委員会委員でございます中川まどか氏が令和2年3月31日をもって任期満了になることに伴い、新たに田口理恵氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 略歴を申し上げますと、田口氏は専門学校を卒業後、県内の歯科医院等に勤務され、その後、平成31年1月から都内の高齢者福祉施設において歯科衛生士として、主に高齢者の口腔ケアを担当し、活躍されております。 平成28年4月から平成31年3月まで八幡小学校PTA役員を務められ、平成29年度は八潮市PTA連合会家庭教育委員長として後進の指導に当たられております。 田口氏は、児童生徒一人一人に応じたきめ細やかな教育の推進に努め、これからの時代に必要な確かな学力、豊かな心の育成、健やかな体を育むことに力を注ぎたいとお考えでございます。 また、子供たちや市民が学ぶ学校などの施設は、安全・安心で快適な環境が求められており、そのため学校、地域、家庭でつながりを築き、よりよい教育環境づくりをともに担っていきたいとのお考えでございます。 さらに、これからの時代に必要とされる資質、能力の育成が求められる中、何をどのように学ぶかが重要となり、未来を切り開く力を育てたいと強く願っております。 今後、教育に関する高い識見や高潔な人格をもって、本市の教育行政の発展にご尽力いただきたく、ご提案申し上げた次第でございます。 なお、任期は4年となっております。 以上、本定例会にご提案いたしました各議案の提案理由についてご説明を申し上げました。 何とぞご審議の上、ご議決、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○岡部一正議長 以上で、議案第20号から議案第34号までの提案理由の説明を終わります。 以上で、提案理由の説明を終了いたします。----------------------------------- △散会の宣告 ○岡部一正議長 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。 △散会 午後1時31分...