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12月21日-07号

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  1. 沖縄市議会 2022-12-21
    12月21日-07号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第424回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││  令和4年                                 ││          沖縄市議会定例会会議録                 ││  第424回                                 ││                                      ││           令和4年12月21日(水)午前10時開議           ││                                      │└──────────────────────────────────────┘              議  事  日  程   第 7 号                 令和4年12月21日(水)                  午前10時 開議第 1        一  般  質  問     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件      (議事日程のとおり)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (29名)  1 番 町 田 裕 介 議員    16 番 藤 山 勇 一 議員  2 番 瑞慶山 良一郎 議員    17 番 稲 嶺 隆 之 議員  3 番 新 屋   勝 議員    18 番 桑 江 直 哉 議員  4 番 新 里 和 也 議員    20 番 喜友名 秀 樹 議員  5 番 大 城   隼 議員    21 番 新 里 治 利 議員  6 番 仲 吉 信 勝 議員    22 番 栄野比 和 光 議員  7 番 桑 江   研 議員    23 番 伊 禮   悟 議員  8 番 伊 佐   強 議員    24 番 仲宗根   誠 議員  9 番 千 葉 綾 子 議員    25 番 高 橋   真 議員 10 番 前 宮 美津子 議員    26 番 阿多利   修 議員 11 番 小 谷 良 博 議員    27 番 屋富祖   功 議員 12 番 金 城 由 美 議員    28 番 宮 城   浩 議員 13 番 當 山 全 克 議員    29 番 諸見里 宏 美 議員 14 番 嵩 元 直 萌 議員    30 番 眞榮城 健 二 議員 15 番 上 地   崇 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員  (1名) 19 番 知 花   圭 議員     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名 市長         桑 江 朝千夫    総務部長     我 謝 勝 俊 副市長        平 田 嗣 巳    総務部次長    森 山 雅 人 企画部長兼      山 内   強    上下水道局長   仲 本 兼 章 プロジェクト推進室長 市民部長       平 安   栄    上下水道部長   新 里 智 昭 健康福祉部長兼    仲宗根   勲    消防長      知 念 順 一 福祉事務所長 こどものまち     與那嶺 智 才    教育部長     島 袋 秀 明 推進部長 経済文化部長     花 城 博 文    指導部長     多和田   勝 建設部長       比 嘉 直 樹    教育総務課長   内 間 三千代 建設部参事      川 満 輝 繁     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名 事務局長       仲宗根   剛    議事課長補佐   喜屋武 千鶴子                       兼調査係長 議事課長       金 城 優 一    議事係長     儀 保 邦 洋 ○瑞慶山良一郎議長 本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数29名でございます。知花 圭議員から欠席の届出が出ております。 本日は、議事日程第7号によって議事を進めます。 △日程第1 これより一般質問を行います。 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 市民の皆様、市長はじめ市職員の皆様、議員諸賢、改めまして大きな声で元気よく、おはようございます。議席番号22番、会派令明、栄野比和光でございます。ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。 昨日、桑江直哉議員からも一般質問で、基地行政の件でありました。本日、本員もまた基地政策の件で質問しますけれども、根っこの部分は違うと思います。よろしくお願いいたします。 そして会派で桑江直哉議員、伊佐 強議員、そして桑江 研議員は前から持たれているということであったのですけれども、防災士資格取得試験に合格されたということで、おめでとうございます。そしてその中で防災士として高橋議員、そして上地議員の紹介がありました。栄野比和光、本員も防災士であります。報告して、仲間に入れてください。よろしくお願いいたします。あってはならない、起きてはならない災害、防災ではございますけれども、しっかりと周りの方、市民の皆様方のお役に立てるように、情報収集はもちろんのことでございますけれども、しっかりと市民に寄り添った活躍ができるような体制づくりを共に頑張りましょう。ユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。スピーディーに一般質問を始めさせていただきますけれども、それでは通告書に基づきまして32ページをお開きください。 質問事項1.米軍嘉手納基地行政について。 質問の要旨(1)本市の一部でもある米軍嘉手納基地についてお伺いいたします。昨今、国際情勢の激変に伴い、これまでになく国防の問題が注目されております。それに対応すべく、嘉手納基地におきましても最新の米軍機の入替えが始まったと聞いております。現在の状況をお聞きいたします。 ①嘉手納基地では機体の老朽化により、機種が交替されると聞いているが、具体的にどういう状況になっているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 おはようございます。それでは栄野比議員の一般質問にお答えいたします。 嘉手納基地に配備されている全54機のF15戦闘機の退役につきましては、11月4日より米本国からF22戦闘機が順次嘉手納基地に到着しており、現時点で約14機が配備されているものと思われます。また、12月1日には約12機のF15戦闘機が米本国へ向け離陸しており、段階的な撤収が行われている状況でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 企画部長、ありがとうございます。米軍機の最新の機種入替えにつきましては国際情勢変化や日米同盟、また国民の生命、財産を守る立場から理解しますが、これがまた地域住民の負担にならないよう危惧するところであります。そこで機種交代による航空機騒音についてお伺いいたします。 ②外来機と常駐機の騒音の違いを説明してください。具体的には騒音のひどさがどれくらい違うのか、これまでの調査状況をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 本市における航空機騒音につきましては、嘉手納基地周辺の5か所に設置しております航空機騒音自動測定器で確認を行っておりますが、現時点で、外来機と常駐機との騒音測定デシベル値での違いは見受けられません。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 御答弁ありがとうございます。今回の機種入替えによる騒音の違いはありませんということで安心いたしましたけれども、もう一つ懸念される事項としては、最新の機種入替えに伴いF35等の導入がないか気になります。以前、本員の住居上空の飛行時には、他機種にはないほどの騒音を感じたところです。そこで、今後F22以外の機種についても配備される可能性があるのか、お聞きいたします。 ③これから騒音はひどくなると予想しているのか、当局の見解をお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現状といたしましては状況把握に努めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。冒頭で申し上げましたとおり今後は国防の必要性も理解しながら、単に騒音被害を訴える抗議要請ではなく、どうすれば騒音負担軽減が図れるか。国や米軍、周辺自治体が建設的な意見交換の場を設けるなど、相互理解の観点から抗議要請の形態を創意工夫していくことが必要かと考えます。現在の状況を教えてください。 ④沖縄防衛局へ抗議要請を行っているのか。抗議要請に対して防衛局はどう回答しているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 お答えいたします。 現在、抗議要請等は行っておりませんが、以前にも三連協と第18航空団との間で航空機騒音負担軽減に関する意見交換を行い、実際に改善が図られた事実もございますので、現状把握に努めてまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございました。 航空機騒音に関する対応として本市では、先ほど本員もちょっと言ったのですけれども、市内での航空機騒音の被害状況について把握するために沖縄市が設置した4か所、知花第2ポンプ場屋上です。山内小学校、宮里小学校、比屋根小学校と沖縄県が設置している2か所、北美小学校、コザ小学校の計6か所に騒音測定器を設置しており、米軍の航空機が発生させる騒音の大きさ等について、24時間体制で観測を行っております。また、基地苦情や受付電話を24時間体制で設置し、市民から寄せられる米軍機による騒音被害について苦情受付を実施しているということで、桑江市長をはじめ、また職員の皆様方は一生懸命対応策を頑張っております。引き続きよろしくお願いしておきます。ありがとうございます。 続きまして、質問事項2.生活環境住宅防音工事についてであります。 質問の要旨(1)住宅防音工事の「航空機騒音に係る環境基準について」お伺いいたします。今後、航空機騒音調査により騒音が増大する傾向がありましたら、現実的な対応策として住宅防音地域の区域拡大や騒音負担軽減に係る柔軟な施策が必要と考えております。そこで、市としての要請等は行われているのでしょうか。 ①本市の住宅防音工事の対象区域見直しについて、沖縄防衛局への要請についてお伺いいたします。
    瑞慶山良一郎議長 企画部長。 ◎山内強企画部長兼プロジェクト推進室長 それではお答えいたします。 住宅防音工事につきましては、対象区域の拡大や区域指定後に建築された住宅への適用拡大など、沖縄県及び軍転協を通じて毎年要請を行っているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 続きまして、質問の要旨(2)室川市営住宅防音工事についてお伺いいたします。これは平成31年2月定例会におきまして、市営室川団地は平成13年から平成18年に建て替え工事として建設され、防衛局の防音工事の要件を全て満たしているにもかかわらず、292世帯中180世帯の住民の方が平成25年8月、防音工事希望届を提出し、防衛局より対象住宅の確認が済み、防音工事の交付申込みが配布される流れを沖縄市当局が止めています。平成29年6月15日、住民説明会も行い、施工の本市の基準を定めていくとのことでございました。その後、平成29年7月7日、沖縄防衛局、沖縄市、施工業者、設計業者で4者協議を行い、4つの技術的な課題があり、解決に向けて調査検討することを目的に、業務委託の工事を発注したと答弁いただきました。そこでお伺いいたします。 ①アルミサッシに関する耐風圧及び工法、玄関ドアの段差、空調設備設置の位置確認、シルバー住戸の玄関ドアの電気錠への対応などの技術的な課題解決をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 おはようございます。栄野比議員の一般質問にお答えいたします。 住宅防音に係る一般的な対応としましては、住戸内の防音性を高めるためサッシ等の交換及び空調機器等の設置工事を行っております。室川市営住宅は特に高層住宅であるがゆえの技術的な課題があり、その解決に向け平成30年度に室川市営住宅防音工事調査検討業務を行っており、4つの課題のうちアルミサッシに関する課題以外は解消できる結果を得ております。まず、玄関ドアの段差につきましては、防音用の玄関ドアに変えることで住宅性能評価の段差20ミリ以下にする基準に適合できない可能性がございましたが、ドア周辺のコンクリートを調整することで対応可能となっております。次に空調設備設置に伴う壁面への配管用スリーブは、貫通による壁耐力を維持する施工が可能となっております。そしてシルバー住戸玄関ドアの電気錠につきましては、防音用玄関ドアに対応する対応品がございませんが、内側に防音区画を設置することで対応可能でございます。最後にアルミサッシについてでございますが、アルミサッシにつきましては防音性と耐風圧性の両方を満たす認定品がない状況のため、現時点では新たにサッシ業者から防音認定品を待つ状況となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 続きまして、②課題解決に向けて、室川市営住宅防音工事について、市内の建築設計事務所に対して調査業務の見積依頼をしたと聞いておりますけれども、委託発注であれば金額等、詳細をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 平成30年度に実施した室川市営住宅防音工事調査検討業務は、室川市営住宅の防音工事に関する課題を整理し、その解決に向けて調査検討することを目的に、平成30年12月26日から令和元年5月24日の工期で契約金額641万5,200円で業務を発注しております。先ほど申し上げましたとおり3つの技術的課題は対応可能と確認できましたが、アルミサッシの耐風圧性能については認定待ちとなっており、今後も時間がかかるものと考えております。しかしながら、入居者の生活環境向上を図る必要があることから、防衛認定品と同等の性能を満たす施工方法など、さらなる検討を行ってまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 建設部長、ありがとうございます。前向きにやらないとものは動かないのです。やはり優秀な職員がいらっしゃるわけですから、それをかけて何が不足して、何を望んでいるかということを常に前向きに捉えて、住民のためにやってほしいと。100%国の補助なのです。住民からは1円たりとも出ないのです。そして防音のアルミ等の問題だけではなくて空調関係、夏場の暑いときのクーラーもついてくるわけなので、そこら辺も狙い目として、住民の生活をより快適にするような施策もよろしくお願いしておきます。 防衛局としては、いろいろ問題はあるが室川市営住宅全体の道筋をきちんと決めた上で、二、三年かけて各棟ごとに計画的に防音工事を実施していくことが最良と考えているともありました。住民の申込みから10年近く、住民説明から5年の歳月が流れております。本庁舎のすぐ隣でございます。近くて遠い室川団地、しっかりと注目していきましょう。よろしくお願いしておきます。 続きまして、質問事項3.建設行政についてでございます。 質問の要旨(1)工事の計画策定に係る業務(計画、設計)についてお伺いいたします。①令和4年10月3日に入札のあった「センター中央通り線植栽計画作成業務委託」について、どのような業務が行われる予定か、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 おはようございます。栄野比和光議員の一般質問にお答えします。 センター中央通り線につきましては、現在の一方通行から相互通行に向け取り組んでいるところでございます。御質問のあった業務委託につきましては、過年度において作成した植栽計画を基に効率的な維持管理手法を踏まえた検討を行うため、持続可能な植栽管理手法の比較検討、植栽計画案、イメージパースの作成、地域との意見交換会の資料作成等を行う業務内容となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 続きまして、②なぜ造園業を登録している建設業者を対象に入札を実施したのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えします。 今年度実施しておりますセンター中央通り線植栽計画策定業務委託につきましては、過年度に作成いたしました植栽計画を基に、財政面を考慮した整備後の効率的な維持管理手法の観点も取り入れ、よりよい植栽計画を実行する上で適切な植栽管理計画を策定するための技術力を有し、また植栽に関する専門知識を有する資格者が在籍する造園業に登録されている業者を対象に入札を実施したところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 続きまして、③コンサルタントや設計事務所等に委託する場合と、建設業者に委託する場合において、区分、すみ分けの基準はあるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 道路工事などに係る計画・設計業務につきましては、基本的に土木コンサルタントを対象に入札を行っているところではございますが、今回の樹木の維持管理方法の観点を踏まえた植栽計画作成に特化した業務内容でありますことから、その特殊性を考慮し、植栽に関する専門的知識を有する造園業者へ委託を行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 ありがとうございます。 続きまして、④今後、道路課以外の他部署で発注する造園関連の委託業務はどのように取り扱うのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 おはようございます。栄野比議員の一般質問にお答えいたします。 市としましては、原則として請負工事の発注は建設業者、設計委託業務等の発注は土木コンサルや建築設計事務所等を指名しております。しかしながら、専門的な資格や知識が必要である場合などにつきましては、事業課の意見を踏まえながら柔軟に対応していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 総務部長、ありがとうございます。なぜこのような質問を、専門業者の質問だったのですけれども、この通り、西通り、ゲート前通りと同じように、将来メインになり得る通りになると思います。そのような設計の段階から専門知識を有する業者、そして短期・中期・長期とこの計画が行われる中、バスタ構想もございます。その中で、沖縄市の市花はハイビスカスでしたね。というふうに花物を咲かせたいときに咲かせる肥培管理、肥料等の施肥、そういうことができる専門業者を選定して、そういうふうに関わっていくような施策をすることによって、長期的に緑や花あふれる沖縄市が、望まれるような形につくれるのではないかと思います。この設計段階から採用したということでとても評価できるわけですけれども、そういうふうに専門業者、何をついていくのかということを、各部局がその専門業者の重要性、あるいはまた知識をフルに生かして、沖縄市の未来の都市づくりに生かしていけたらということで質問をさせていただきました。ぜひ活用してください。よろしくお願いしておきます。 続きまして、質問事項4.総務行政についてであります。 質問の要旨(1)本市技術系職員についてお伺いいたします。①技術系職員について、年齢層はどのような状況か、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 本市の技術系職員の年齢層につきましては、令和4年8月時点の建築技術職と土木技術職の人数でお答えさせていただきます。 建築技術職につきましては、20代が3人、30代が17人、40代が32人、50代が11人の合計63人となっております。全職員に対する割合といたしましては約6.2%となっております。また、土木技術職につきましては、20代が2人、30代が15人、40代が31人、50代が15人の合計63人となっており、全職員に対する割合といたしましては約6.2%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 続きまして、②技術系職員の採用について、なぜ一般職とは違い年連層の枠が大きいのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 建築職及び土木職の採用試験につきましては、39歳までの年齢を受験資格要件としております。行政職が29歳までとなっておりますので、行政職よりも幅広い年齢層で募集をしているところでございます。その理由といたしましては、行政だけではなく民間企業においても技術職が不足しているという状況の中、幅広い年齢層を募集することにより優秀な人材の確保を目的としているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 続きまして、③技術系職員について、担い手不足はないのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 技術職につきましては、職員採用試験での受験者数も年々少ない状況が続いております。複雑・多様化する行政需要に対して、迅速かつ的確にその対応ができる優秀で即戦力となる人材の確保が求められている中、質の高い人材確保の重要性がより増している状況でございます。今後、少子高齢化の影響などにより人材の確保が厳しい現状ではありますが、職員採用試験の時期や手法、県内外大学等への就職説明会を行うなど、引き続き人材確保に向け鋭意取り組んでまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 総務部長、ありがとうございます。 続きまして、④即戦力として年齢層の枠を広げていると思うが、若手育成についてどのように考えているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 若い職員に対する育成につきましては、様々な研修等を通して人材育成に取り組んでいるところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうござました。 職員採用について技術系においては年齢の枠が29歳以上と、一般職より大きい現状があります。 しかしながら、昨今においては技術者の若手不足、担い手不足が民間でも問題となっております。隣接市のうるま市では、令和5年度職員採用試験において、技術系職員の対象を初級(高卒)の枠が設けられており、将来を見越した若手育成などが進められております。また、沖縄市では市内に工業高校が2校存在して、市としても担い手育成を実施する環境は整っているのではないでしょうか。ぜひ検討しながら、人材育成もよろしくお願いしておきたいと思います。それがひいては、いろんな面で現場においての、ややもすると内業にいっぱい時間がかかってしまって現場のことが分からない。それに伴って現場の施工方法、コンサルとか上がってくるものだけで工事が進められたりするということで、現場での土質、あるいはその現場での環境の中身を分かるような将来の技術屋を育てていってほしいということをお願いしておきます。 続きまして、質問事項5.沖縄市優良建設工事表彰についてであります。 質問の要旨(1)市長部局、教育委員会においては、平成29年12月28日に「沖縄市優良建設工事表彰要綱」が定められ、平成30年4月1日から施行されている。以下をお伺いいたします。①上下水道局発注工事は、なぜ優良建設工事の表彰を行わないのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 おはようございます。それでは栄野比議員の一般質問にお答えをいたします。 令和2年度の上下水道の組織統合を受け、下水道工事の土木業者を含めた上下水道局としての優良建設工事表彰につきましては、その実施の前提となる工事成績評定の制定と、これまで適用してまいりました工事監督規定及び工事検査規程などの整備について市長部局との整合を図る必要があり、現在表彰の制度化に向け準備を進めているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 上下水道部長、ありがとうございます。 続きまして、②今後、同制度を整備する予定はあるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 上下水道部長。 ◎新里智昭上下水道部長 お答えをいたします。 規程の整備をはじめ本庁の表彰との兼ね合いなどを検討しながら、なるべく早い時期に上下水道局としての優良建設工事表彰の体制を確立したいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 栄野比和光議員。 ◆栄野比和光議員 部長、ありがとうございます。 沖縄市優良建設工事表彰要綱を設けた背景として、建設技術の向上や適正な建設工事の推進、建設業の育成発展を図ることが目的として明記されております。令和2年度に下水道課が水道局と統合し、上下水道局としてこれまで以上に多くの建設工事が発注される中、要綱制定の目的や市内業者の意識向上などを含め、早急に上下水道局においても市長部局、教育委員会と併せて同制度を整備する必要があると要望いたします。よろしくお願いしておきます。 本年寅年、最後の一般質問でございました。来年はうさぎ年、うちの3歳の孫の言葉を借りますと「ウサジ年」だそうです。ウサジ、方言ですけれども、まだうさぎと言えない我が孫なのですけれども、ウサジ年、皆様方によろしくお願いして、本員の一般質問を終わります。お疲れさまでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で栄野比和光議員の一般質問を終わります。 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 おはようございます。令和4年12月第424回定例会一般質問5日目の2番手になります。爽やかに、そしてスピーディーに、そして明るくまいりますので、明確な御答弁をよろしくお願いいたします。市長並びに当局の皆さん、市民の皆さん、ウマンチュ、ウチスルティ、シジガフーデービル。会派令明、議席番号23番、伊禮 悟でございます。トーサイ、ミーシッチョーティ、ウタビミ。シェービリサイ。ニフェーデービタン。今回もベストなまちづくりをコンセプトに、誇りの持てるまちづくり並びに人材育成、企業育成の観点から一般質問をさせていただきます。一般質問に入る前に、少し所見を述べさせてください。 議員諸兄の皆さん、「ふるさと」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。ウチナーンチュであれば、青い空とか、コバルトブルーの海とか、ウージ畑などを最初に思い描くと思いますが、果たしてそうでしょうか。生まれ育った場所、友と一緒に遊んだ場所を思い浮かべるのが自然ではないでしょうか。本員も幼少期に過ごした高原地域の原風景が、いまだ脳裏に焼きついております。本員が思う「故郷」は生まれ育った地域なのです。昭和から平成になり、そして令和と、地域コミュニティがどんどん衰退化しているように思えてなりません。生まれ育った地域を大事にすることは「故郷」を憂い、心のよりどころと安らぎの地を得ることに等しいと考えます。そこで琉球王朝時代の女流歌人、吉屋チルーの琉歌を紹介させてください。「島ん とぅなどぅなとぅ クバん すゆすゆとぅ ちなじある牛ぬ 鳴ちゅらとぅ みば」、これは、島は穏やかに、クバの葉を渡る風はそよそよと吹き、つながれている牛が鳴いているであろうと思うと、絶句していますけれども、つながれている牛が鳴くという表現が村の穏やかさを一層引き立てている琉歌でございます。この琉歌はチルーが地域愛に満ちあふれた望郷の歌だと思います。13歳に故郷の読谷マジリから辻にジュリ売りされますけれども、ずっとチルーが思い描いていたのはやはり生まれ育った地域コミュニティだと思います。議員諸兄の皆さん、どうか今後とも地域を大事にしていきましょう。それでは所見を終わります。 それでは一般質問に入ります。通告書の34ページ、質問事項1.自治会行政について。 質問の要旨(1)自治会の取組について、以下伺います。①自治会の役割とメリットについてですが、皆さん御承知のことと認識いたしますので、ここでは割愛いたします。 続きまして、②自治会への加入手続と会費について伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 おはようございます。伊禮 悟議員の一般質問にお答えいたします。 自治会の加入手続につきましては、自治会事務所にて直接お申込みをしていただくことになります。また、市民生活課窓口にて仮申込書を御記入いただきますと、市民生活課より自治会へ連絡し、後日、自治会より申込者へ連絡させていただくことも可能となっております。自治会会費につきましては、各自治会の運営状況等によって異なります。また、戸建て、アパートなど住宅種別によって会費を設定している自治会もあることから、月額会費として幅があり、平均約580円程度になっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。市民生活課窓口にて仮申込みができるシステム、大変ユニークで評価いたします。一つ提案がございます。スマホ世代の方々には、スマホで加入手続や会費の納入ができるようなシステムの構築を要望いたします。御検討よろしくお願いいたします。 続きまして、③自治会への加入は義務なのか伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 自治会とは、地方自治法第260条の2第1項、町または字の区域、その他の市町村内に住所を有する者の地縁に基づいて形成された団体と定義され、自治会区域内に住所を有する人は誰でも構成員となれる地縁による団体とも呼ばれております。地域住民が豊かで住みよいまちづくりを目指して、地域における様々な問題解決に取り組むなど、地域に住む人たちの自由な意思によって結成された団体であるため、義務ではなく任意での加入となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。義務ではなく任意の加入ということでよろしいですね。任意となりますと、顧客目線になると思われます。利便性、市民サービスの向上に向けて、さらなる取組が要求されると思います。どうか関係機関と連携を深めながら、協議を進めていってもらいたいと思います。 続きまして、④本市37自治会の加入率の平均値と、目標値について並びに⑤目標値を上回っている自治会と、平均値を下回っている自治会については、統計資料として本員は参考にならないのではないかと判断しまして、この場では割愛いたします。どうもすいません。よろしくお願いします。 続きまして、⑥本市職員の自治会への加入率について伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 令和2年度の職員等の自治会加入調査におきまして、職員及び会計年度任用職員の自治会加入率は、市内在住者が57.3%、市外在住者が55.9%、市内・市外在住者の合計は56.8%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 市内在住者が57.3%、市外在住者が55.9%、本員が思ってた以上に低い数値が出ております。それでは次に行きます。 ⑦本市職員の加入率の目標値について伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 本市職員の自治会加入率につきましては、目標値は定めておりませんが、できるだけ多くの職員が加入することが望ましいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。目標値は定めていないけれども、多くの職員が加入することが望ましいとの答弁ありがとうございます。 続きまして、⑧目標値達成に向けての取組について伺います。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 まずは本市職員が自治会加入の重要性を理解し、率先して自治会加入につながるよう職員への自治会加入促進の取組を推進してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 自治会加入の重要性を理解し、自治会加入促進の取組を検討するとの御答弁ありがとうございます。 取組の内容について再質問したいところですけれども、この問題は一朝一夕には課題解決が難しいと認識いたします。まずは地方公務員として、沖縄市役所職員として地域コミュニティとの関わりを再認識する必要があると思います。例えば本市の職員の皆さんは地域のために、地域の発展のために頑張りたいとの思いで公務員の道を選んだと本員は理解します。自治会は行政運営に欠かせないパートナーであり、行政運営を適切に遂行していく上で本市職員の能力並びに情報の共有は自治会には必要でございます。特に本市職員の事務スキルを自治会の事務作業に生かすことで効率化が図られ、より強固なコミュニティが形成されると思います。どうか本市職員の皆さん、初心に返って何のために公務員になったのか、何のために仕事をしているのか、じっくりと考えて行動していただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、⑨本市職員で自治会の役員はいるか伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。本市職員に自治会の役員がいるかにつきましては把握しておりませんが、今後、自治会加入調査の実施に併せ、役員就任等について確認することも可能かと思いますので、検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。ぜひ自治会加入調査の実施と併せて、役員の就任についても確認をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項2.防災行政について。 質問の要旨(1)東部地域の津波対策について、以下伺います。①東部11自治会の自主防災組織の現状について伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 伊禮 悟議員の一般質問にお答えさせていただきます。 現在、東部11自治会のうち9つの自治会で自主防災組織が結成されているところでございます。活動状況につきましては、昨年度まで新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から積極的な活動を控える傾向にありましたが、徐々に活動が活発化しており、今年度は東部地域の5つの自主防災組織において、避難訓練や防災講話等が実施されたところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。9つの自治会に自主防災組織が結成され、2つの自治会が未結成ということが分かりました。ありがとうございます。引き続き未結成の自治会へ、結成に向けての促進をお願いします。そして結成が厳しいようであれば、結成された近隣の自治会の自主防災組織と協力体制が取れるように、御提言よろしくお願いいたします。 続きまして、②東部4小学校の避難訓練の現況について伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 おはようございます。伊禮 悟議員の一般質問にお答えします。 令和4年度、美東、高原、泡瀬、比屋根の東部4小学校において、地震、津波の自然災害発生を想定して、児童生徒の安全確保のため避難訓練を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 東部全ての小学校において津波を想定した避難訓練を実施しているとのこと、ありがとうございます。 再質問いたします。避難訓練の内容と課題があれば、お聞かせください。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 避難訓練の当日は校内放送での訓練であること、地震が発生したことを効果音も活用し伝える。揺れが収まるまで身の安全を確保し、児童の安全確認後、教師の誘導で避難場所へ避難を行います。到着後、人員や被害状況の報告を行う流れとなっております。課題としましては、学校外の避難場所へ移動の際、学校教職員だけの対応だけではなく、保護者や交通安全ボランティア、地域自治会等の連携・協力が安全に避難訓練を実施する上で課題となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、③小学校の避難訓練は、地域の自主防災組織と連携しているか伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和4年度につきましては、東部4小学校のうち1つの小学校が自主防災組織と連携した避難訓練を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 1校が自主防災組織と連携してることが分かりました。どうもありがとうございます。 再質問いたします。自主防災組織との連携内容についてお聞かせください。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学校の避難訓練実施計画に基づいて、学校から避難場所までの移動において児童が安心安全かつ迅速に避難できるよう、誘導や避難経路の安全確保、道路横断の安全管理、交通整理等を中心に自主防災組織と連携し、避難訓練を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。今後ますます自主防災組織との連携が求められると思います。学校と自治会の連携強化に努めていただきたいと思います。 続いて④に移りますが、訂正がございます。東部地域の「標高表示板」ではなく、正しくは「海抜表示板」になります。議員諸兄の皆さん、訂正よろしくお願いします。 それでは、④東部地域の海抜表示板の設置箇所について伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 本市では平成23年3月に発生した東日本大震災を契機に、本市東部地域における津波防災対策と防災意識の向上を目的に、平成23年度から平成25年度にかけて、本市東部地域の主要道路の電柱350か所に海抜表示板を設置しております。
    瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。平成23年度から平成25年度にかけて、東部地域350か所に海抜表示板が設置されていることは認識できました。海抜表示板は津波などの災害対策のために設置されております。議員諸兄の皆さん、市民の皆さん、どうか避難場所の海抜を日頃から確認していただきたいと思います。 続きまして、⑤津波避難経路を表示する蓄光タイプの「津波避難誘導路面シート」について伺います。ア.避難経路を表示した蓄光タイプの路面シートの認識について、関係部署に伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 蓄光タイプの路面シートにつきましては、最寄りの避難場所までの方向や距離などを示し、夜間でも観光客など土地勘のない方でも円滑に避難できるよう、路面等に標示する蓄光材を使った津波避難標識であると認識しております。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 地震、津波等の自然災害発生時、一刻も早く安全な場所に避難することが求められることから、児童生徒が安全に避難するための視認性のある標識等は重要であるものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 続きまして、イ.避難場所や距離、方向などを記した路面シートは、土地勘のない観光客にも円滑に避難場所へ誘導を図ることができると認識するが、東部地域への設置は可能か伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 津波対策につきましては、夜間時や観光客などの土地勘のない方でも、いち早く円滑に避難できるよう、標識等による指定緊急避難場所等への誘導を行うことが重要であると考えております。誘導方法については様々な手法があることから、御提案の路面シートの活用も含め、より効果的、効率的な手法など、円滑な避難誘導体制の構築に向けて今後検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。標識などによる指定緊急避難場所への誘導を行う上で、重要であるとの認識は共有できました。誘導手法につきまして、路面シートの活用も含め効果的、効率的な設置手法や避難誘導体制の構築に向けて検討していくということですので、よろしくお願いいたします。 再質問いたします。路面シートの市道への設置について検討できるか伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 総務部長。 ◎我謝勝俊総務部長 お答えいたします。 市道への路面シート等の設置につきましては、円滑な避難誘導体制の構築に向け、路面シートの設置も含めた、より効果的、効率的な手法も検討する上で、道路管理者と関係部署とも調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 この設置につきましては、東部地域のある自主防災組織から提案がありました。夜間に津波が起こった場合、地域住民の中には避難経路を熟知している人もいれば、熟知してない人や土地勘のない人もいるのが実情であります。安全安心な生活を営むことは、市民共通の願いであります。例えば東部地域に津波が発生したと仮定した場合、発生時に市民の命を守るためには、行政による防災対策に加え、自らの安全は自ら守る自助、地域で助け合う共助は不可欠であります。協働によるまちづくりを通して、防災・減災について日頃から取り組むことが重要であります。地域の絆を紡ぎ、互いに支え、助け合う共助の心を育み、防災・減災に強い地域コミュニティの構築に向けて、避難経路を表示する蓄光タイプの路面シートの設置を強く要望いたします。御検討よろしくお願いします。 続きまして、質問事項3.市民行政について。 質問要旨(1)マイナンバーカード申請等推進プロジェクトチームの設置について、以下伺います。①プロジェクトチーム設置の背景並びに設置期間について伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 マイナンバー制度は行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平公正な社会を実現する社会基盤として、平成27年度より社会保障、税、災害対策の分野において利用が開始されております。また、マイナンバーカードについては、平成28年1月から市民からの申請を基に交付を行っており、行政手続におけるマイナンバーの提示、顔写真つきの本人確認のための身分証明書、電子申請などのサービスについても利用することができるものとなっております。さらに、地方自治体においてはコンビニ交付による各種証明書の交付なども利用されているところです。本市においても平成28年度よりマイナンバーカードの交付を開始し、交付率は年々増加しているところではありますが、全国の平均交付率より低い状況、専従職員の配置ができていない、出張申請等については取り組んでいるものの積極的対応が難しい状況などの課題があり、交付率が伸び悩んでおりました。そのため庁内各部からの協力により、マイナンバーカード申請等推進プロジェクトチームを設置し、体制強化の下、交付率の向上に努めているところです。なお、同プロジェクトチームの設置期間については、令和4年10月1日から令和5年3月31日までとなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 2022年10月25日の沖縄タイムスのコラム、大弦小弦を少し紹介させてください。「交付開始から6年9か月でようやく人口の半分に届いた。本年度末までに「ほぼ全国民」とした目標にはほど遠い。マイナカードのそもそもの目的は、行政手続の効率化。住民側にも利点はあるが、一元化される自分の情報が漏えいや悪用されないか不安は残る。強引に進める前に、情報管理の在り方を示して信頼を得るのが先だろう」云々とありました。市民の信頼を得て、普及に努めるようにお願い申し上げます。2024年に、現在使用している健康保険証を廃止してマイナ保険証に切り替えると聞いております。切替え完了後に、取り残された人たちが適切な診療を受けられなくなるとの懸念も考えられます。 再質問いたします。プロジェクトチームの設置期間の延長はあるか伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 マイナンバーカード申請等推進プロジェクトチームについては、政府が健康保険証との一体化を打ち出したことから、ほとんどの市民の方が所有するものと考えております。そのため、さらに交付を受ける市民の方が増えるものと考えており、延長を行う予定としております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 延長があるとのこと、どうもありがとうございました。 2023年4月から12月末までに、特例的に従来の保険証での受診料を値上げする方針を固めたと聞いております。取り残される市民がないように、プロジェクトチームの働きを期待しております。どうか部長、プロジェクトチームの働きはこれから重要なものになってくると思いますので、よろしくお願いします。 ②プロジェクトチームの業務内容と組織体制について伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 マイナンバーカード申請等推進プロジェクトチームにおける主な業務内容につきましては、市民課窓口におけるマイナンバーカードの申請、交付、紛失などによる再発行、電子証明書の更新、住所変更などによる券面記載、また出張申請としては自治会、公共施設、商業施設、企業や団体へ出向き、マイナンバーカードの申請を行うものとなっております。組織体制としては、プロジェクトチームリーダーに市民部次長を、副リーダーに市民課長及び課長補佐、その下に窓口班及び出張班を設け、専従職員7人、会計年度任用職員20人で構成しております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。業務内容並びに組織体制について理解できました。出張班の役割が特に重要になってくると本員は認識します。人材育成並びに業務のスキルアップに努めていただきますよう、よろしくお願いします。 続いて、③プロジェクトチームの現況について伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 マイナンバーカード申請等推進プロジェクトチームについては窓口班、出張班を設置しております。窓口班の業務については、政府によるマイナポイントの付与、また健康保険証の一体化による報道により、マイナンバーカードの交付を受ける多数の市民の方が窓口に来所しており、交付までに時間を要しているところとなっております。また、出張班の業務については自治会、市立小中学校、幼稚園、保育園、福祉施設、民間企業や携帯電話ショップと連携した出張申請を行っているところです。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。 再質問いたします。出張申請における件数と出張申請における交付までの流れについて伺います。お願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 市民部長。 ◎平安栄市民部長 お答えいたします。 令和4年10月1日のマイナンバーカード申請等推進プロジェクトチーム設置以降における出張申請については、12月15日現在、自治会9か所、小中学校6か所、保育園4か所、福祉施設1か所、携帯電話ショップ2か所、企業1か所の合計23か所にて241人の申請となっております。 また、本市における出張申請については、申請の際に本市職員において本人確認を行い、申請を希望する方がお持ちのQRコードつき申請書を、本市の専用タブレットにてQRコードを読み取り、写真撮影の後、マイナンバーカードを作成する地方公共団体システム機構(J-LIS)へデータを送信、送付することとなります。申請の際に本市職員において本人確認を行うことから、地方公共団体システム機構で作成されたマイナンバーカードが本市に到着した後、本市から申請を行った方へ郵便にて送付を行うことが可能となります。そのためマイナンバーカードを御自宅で受け取れることから、役所に出向く必要がないものとなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。滑り出しは好調のようで何よりでございます。交付までの流れは窓口業務よりスムーズな流れかと認識しております。市民への周知活動を徹底、活発にすれば、さらなる結果が期待できるものと確信いたしますので、部長、どうか周知活動をどんどんやってください。窓口業務よりも出張業務のほうがスムーズな流れができると思いますので、結果を期待しております。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時05分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時15分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 それでは伊禮 悟、第二部に移ります。よろしくお願いします。 通告書の35ページをお願いいたします。質問事項4.美東小学校施設整備について。 質問の要旨(1)美東小学校の元正面側の門扉の前にガードレールが設置され、車両の出入りができないようになっているが、その理由についてお伺いしようと思ったのですが、昨日、12月20日火曜日の金城由美議員の一般質問で細かく取り上げておりましたので、今日は割愛させていただきます。当局においては一日も早く改修工事に着手して、年度内ではなく、できたら1月いっぱいで終わるような、子供たちの安心安全、そして卒業式等もありますので、一日も早く改修工事に着手してください。要望させていただきます。よろしくお願いします。 続きまして②ですけれども、訂正がございます。民家の「ワシントンヤシ」ではなくて「ナンヨウスギ」でございますので、訂正をお願いいたします。 それでは、質問の要旨(2)美東幼稚園正門の駐車場側に、民家の「ナンヨウスギ」が伸びております。以下、お伺いします。①児童・生徒へ危険は及ばないか、お伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 伊禮 悟議員の一般質問にお答えします。 美東幼稚園駐車場近くの民家に生育するナンヨウスギにつきましては、現在のところ幼児・児童生徒への学校からの被害報告はございません。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 指導部長、児童生徒への実害はないとの御答弁ありがとうございました。しかし、災害は忘れた頃にやってくるという格言もあります。備えあれば憂いなしでございます。台風時がとても気になってしょうがありません。やはり戦後植えられたナンヨウスギ、目視でも20メートル以上伸びているのではないかと思いますので、日頃からの安全対策をしっかりとお願いいたします。 続きまして、②児童・生徒への安全対策についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学校においては学習時や学校行事、通学時、休み時間と、様々な場面を想定し、環境を安全に整えることは重要であり、毎月、安全点検を実施しております。学校外の危険箇所につきましても、家庭、地域、関係課とも連携を図りながら、児童生徒の安全対策を進めていくことが重要であるものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 指導部長、御答弁ありがとうございました。ぜひ地域自治会、関係課とも連携を図りながら協議して、そして地域自治会に関しましては学校側から、PTA側からぜひ要望していただきたいと思います。民家と自治会長と学校現場のほうで話合いはされたかと思うのですけれども、学校側の熱意が自治会へまだまだ伝わっていない。伝わり方が、まだ本気度が足りないのではないかという思いがありますので、子供たちの安心安全な面から、やはり一緒になって対策を考えていこうという思いでぜひ対処していただきたいと思います。事件・事故があったときでは遅いですので、前もって対処をやっていければと思いますのでよろしくお願いします。 それでは最後になります。質問事項5.教育行政についてでございます。10月28日の沖縄タイムスの「部活改革 うるまに熱視線」という見出しの記事を紹介します。「公立中学校の運動部活動の運営を地域団体に移行する部活動改革で、うるま市の先進的な取組が注目を集めている。地元プロスポーツチームと連携した指導者の登用や財源確保に向けた企業版ふるさと納税の活用だ。今後、各自治体が直面するであろう課題に対し、5年前から向き合ってきた成果が一つのモデルケースになるかもしれない」とありました。 それでは、質問の要旨(1)公立中学校の運動部活動などの運営を地域団体に移行する「部活動改革」について、以下お伺いします。①地域団体に移行する「部活動改革」の背景についての認識について伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 伊禮 悟議員の一般質問にお答えします。 学校部活動はスポーツや文化に興味・関心のある生徒が参加し、各部活動顧問の下、教員の献身的な支えにより推進されてきました。全国的には少子化が進展する中、学校部活動をこれまでと同じように運営することに課題が出てきていることから、部活動が持続可能なものとなるよう部活動改革が推進されており、まずは休日の部活動から段階的に地域移行していく方向性となっております。沖縄県においては、令和4年度から大学教授や民間企業、関係団体等による沖縄県運動部活動の地域移行に関する検討会議が立ち上がり、今後は公立中学校運動部活動の休日の活動に関する議論が進められていく状況にあります。本市においても国や県の動向を踏まえながら、部活動改革を推進していく必要があるものと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 指導部長、ありがとうございました。全国的に少子化が進展する中、部活動改革が推進され、本市においても国や県の動向を踏まえながら部活動改革を推進していく必要があると認識できました。よろしくお願いします。 続きまして、②うるま市の取組について、見解をお伺いします。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 部活動改革が全国的に推進される中、うるま市では民間企業のコーディネートの下、民間スポーツ団体と連携した指導者の登用など先進的に取り組んでおります。部活動改革にあっては、改革の方向性やスポーツ指導者の質、量の確保のほか、会費の在り方など多くの課題がございます。うるま市や全国の事例では、関係課や関係団体等とも検討するのはもちろんのこと、地域や民間による力が大きな鍵を握っていると考えられます。そのため、うるま市など先行実施している自治体の事例は、本市の部活動改革の検討に当たって大変参考になる事例でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。先進的に取り組んでいるうるま市や先行実施している自治体の事例を参考に、本市の部活動改革の推進に取り組んでいくとのこと。特に本員が思うのは、うるま市が取り組んでいる財源確保に向けた企業版ふるさと納税の活用については、ぜひ一日も早くヒアリングを実施していただきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは最後になります。③本市でも導入できるか、教育長の見解をお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 子供たちの心身の健全育成と生涯にわたって文化やスポーツに取り組む素地を培う観点から、部活動の地域移行を推進し、部活動改革に取り組んでいく必要がございます。スポーツ庁と文化庁が示す新たなガイドラインの下、本市の現状と課題を踏まえ、子供たちの育成につながる取組に向けて関係課とも連携しながら調査研究を進めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 伊禮 悟議員。 ◆伊禮悟議員 御答弁ありがとうございました。本市の現状と課題を踏まえ、関係課とも連携しながら調査研究を進めていくとの答弁でございました。 再質問させてください。調査研究の内容について伺います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 令和5年度から令和7年度の3年間は、休日の部活動の地域移行に向けた集中改革期間として位置づけられております。生徒や保護者、教員へのアンケート調査のほか、スポーツ等の団体や指導者の状況など本市の現状と課題を把握するとともに、今後の方向性や実現性のある取組について、関係課や関係団体等とともに協議してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 指導部長、御答弁ありがとうございました。令和5年度から令和7年度の3年間で持続可能な取組を期待しております。 そして、うるま市のある中学校の校長先生は、教諭の半分以上が残業70時間を超えている状況が、2022年度からバトミントンやサッカーなど計6競技を外部指導員に依頼し、教諭の残業時間の軽減や未経験者の顧問の心理的負担の一助になると期待を寄せていると沖縄タイムスのインタビューに答えておりました。本市におきましても、令和5年度から令和7年度の3年間で部活動の地域移行が子供たちの育成につながり、財源確保に向けた企業版ふるさと納税の活用並びに持続可能な取組を期待しております。よろしくお願いします。 これをもちまして伊禮 悟、16回目の一般質問を終わります。最後に、May I wish you were Merry Christmas and a Happy New Year.ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で伊禮 悟議員の一般質問を終わります。 新里和也議員。 ◆新里和也議員 市民の皆様、桑江市長をはじめ当局の皆様、そして議員諸賢の皆様、こんにちは。議席番号4番、会派参政党の新里和也です。とても緊張しております。もう皆さん、本員から感じ取っていただいているかとは思うのですが、精いっぱい質問いたしますのでよろしくお願いいたします。 それでは通告書36ページになります。質問事項1.妊産婦支援事業について。 質問の要旨(1)家庭保育を行っている家庭に関して。①本市の令和4年度の待機児童の人数をお伺いいたします。ゼロ歳、1歳、2歳の人数でお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 新里和也議員の一般質問にお答えいたします。 本市の令和4年度、4月時点の待機児童に関しましては、ゼロ歳児2人、1歳児11人、2歳児ゼロ人の計13人となります。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 次に、②本市の現在、妊娠中の方の人数をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年4月から11月において、市へ妊娠届出をされた妊婦数は896人でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 続いて、③令和4年度の産後ケア事業の実績についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年度の産後ケア事業の実績は、11月末現在で宿泊型が26件、通所型6時間が112件、通所型3時間が3件、訪問型が15件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。産後ケア事業は妊娠8か月から出産後1年以内の方が対象で、出産後に支援が必要な母子を対象に本市と契約している産科医院機関、または助産所に宿泊や通所、もしくは助産師等の訪問を通じて母親の心身のケアや育児サポートを行い、産後も安心して子育てができる支援体制の確保を図ることを目的として行っている事業だと本員は認識しております。 では、④産後ケア事業の課題についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 産後ケア事業の対象者は、産後に心身の不調または育児不安等がある方、あるいは御家族等から十分な支援が得られない方となっており、申請後に面談において育児状況や申請者のニーズを確認し、様々な母子保健サービスの中から本事業の利用が適当と判断された場合に利用決定となります。 課題といたしましては、近年の核家族化や新型コロナ感染症の影響で里帰り出産ができなかったり、身内の援助が受けられないことなどで産後の母子が孤立し、育児不安を感じてメンタル不調となる母親が年々増加傾向にあることが挙げられます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。今の部長が答弁した課題もそうだと思うのですが、産後ケア事業という認知度は、まだあまり浸透していないのかと思います。特に産後ケアの支援を受けるまでの流れですとか、対象要件のハードルがちょっと高いのかと考えております。受付する際も窓口での申請となっているため、妊娠中や新生児の育児中に対面で申請を行うというのはやはり手間になってしまったりですとか、あとオンラインなどの利便性の高い申請方法の普及というのが早急に望まれているのかと思っております。また、産後ケア事業の対象者は、家族等から十分な支援が得られない妊産婦とされております。そのため原則支援者がいる方だったり、里帰り先とかそういうところでは産後ケア事業が利用できないと認識しております。 そこで本員は、もっと利用しやすくて様々なニーズに対応できるサービスがあってもいいのではないかと思って、いろいろ調べました。そこで、現在、中城村で行われている「令和4年度なかぐすくパパママ応援サービス利用クーポン事業」のことを知りました。とてもいいサービスだなと思ったので、当局に質問をさせていただきたいと思います。なかぐすくパパママ応援サービス利用クーポン事業の概要というのがiPadにも入っておりますので、議員の皆さんも確認をしていただければと思います。 では、すみません。⑤令和4年度なかぐすくパパママ応援サービス利用クーポン事業のことを把握しているか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 中城村の当該事業につきましては、1歳未満の乳児のいる家庭を対象にクーポンを配布し、家事や育児補助の支援サービスを体験利用していただき、その後のサービスの利用促進へつなげていくことを目的としている事業と伺っております。また、令和4年度のみの単年度で本事業を終了し、令和5年度からは本事業に替えて、国において新設されました「出産・子育て応援交付金」を活用し、現金給付を行っていく予定と伺っております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 そこで⑥本市でもこういうパパママ応援サービス利用クーポン事業というのが実施できないかというのをお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市におきましては今年度、18歳までの子供のいる世帯へ子供1人当たり1万5,000円を支給する子育て世帯給付金を支給し、世帯の状況に応じて柔軟に御活用いただいているところでございます。また、国において出産・子育て応援交付金が新設されたことから、本市では同交付金を活用し、令和4年度中の事業実施を検討しており、より個々の家庭のニーズに合った活用ができるよう、現金での給付を予定しているところでございます。なお、クーポン等を活用した広域的な取組につきましては、都道府県を対象とした補助金もあることから、県の動向も確認しながら、今後効果的な実施方法について検討していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。出産・子育て応援交付金ですとか、子育て世帯給付金など現金での給付というのはとてもありがたいですし、市民もすごく助かったかと思います。本員はまだ2歳の子供がいるので、非常にありがたいと思っています。 しかし本員が考えているのは、国や県の補助金や交付金などを活用する現状の事業というのは継続しつつ、本市独自の対象者の範囲が広く、利用しやすく、また家事や育児に特化した妊産婦支援事業があってもいいのではないのかと思っております。答弁の中でも、クーポン等を活用した広域的な取組については都道府県を対象にした補助金もあるということですので、そういう補助金プラスで市の財源も一部充てて事業を展開することができないのか、前向きに検討をお願いいたします。本員もまだまだ勉強不足ではございますので、勉強をしっかりしながら、当局の皆様に相談をさせていただきながら、前へ進めていければと思いますのでよろしくお願いいたします。次の質問事項に移ります。 2.本市の新型コロナウイルス対策についてでございます。 質問の要旨(1)新型コロナワクチン接種後の対応に関して。①本市で新型コロナワクチン接種後、重篤な副反応によって体調を崩された市民はいるか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種後に発熱、接種部位の腫れ、アレルギー反応などの副反応についての相談は、令和4年12月1日現在で60件ございました。副反応の中でも重篤な副反応とは、医師の判断で死亡、アナフィラキシー、血栓症、心筋炎、心膜炎などを指しますが、先ほどの相談件数の中ではアナフィラキシーが7件、因果関係を確認するために市の健康被害調査委員会で審議された件数が4件ございます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。重篤な副反応でアナフィラキシーが7件、そして4件が因果関係を確認するために市の健康被害調査委員会で審議中とのことですが、重篤な副反応として医師の判断がされたアナフィラキシー7件は既に国の救済措置等の認定が下りたということでよかったでしょうか。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 アナフィラキシーの申請があった7件のうち、国からの認定が下りたものが6件、不認定は1件となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。現在審議中の4件も救済措置の対象になったかということは、また後日、確認させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 次、②本市の新型コロナワクチン接種後、重篤な副反応が出た市民への対応方法をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 副反応についての相談があった場合は担当の保健師で症状を確認し、病院受診が必要な場合は受診勧奨を行いながら、国の救済措置の申請に必要な書類に関しての説明を行っております。副反応が出た市民の体調が落ち着いた時点で、症状の変化や過去の病歴、病院受診の際の医師による指示の内容などを細かく聞き取り、実際に本人より申請の希望があった場合は、書類がそろい次第、健康被害調査委員会を開催いたします。その後、委員会で審議された内容を取りまとめ、国へ救済措置の申請手続を行い、承認が下り次第、医療給付などの支払いを行っております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。
    ◆新里和也議員 ありがとうございます。 次に、③副反応が出た市民への本市独自の救済措置があるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種に関しては国が定める臨時予防接種となっておりますので、国の救済措置が適用されており、現時点では市独自の救済措置はございません。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。今後、市独自の救済措置を検討するのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在の臨時予防接種で実施している新型コロナウイルスワクチン接種については、今後の方針がいまだ示されておりません。しかしながら、国の制度では対象とならない部分の予防接種を市の判断として実施する行政措置予防接種となる場合は、救済措置の検討をする必要があると認識しております。引き続き、国の動向を注視してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。行政措置予防接種となる場合は救済措置も検討する必要があるとの答弁ですが、行政措置予防接種とならない場合でも独自の救済措置の準備を要望いたします。 次に、④本市独自の新型コロナワクチン関連の相談窓口が設置されているのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 本市におきましては新型コロナウイルスワクチン接種予防相談コールセンターを設置し、ワクチン接種の予約だけでなく、ワクチンに関する様々な相談に関しても対応しております。その中で、副反応など体調に関しての相談については市の担当保健師につなぎ、体調不良時の対応や病院受診のタイミングなどに関して適切な助言指導を行っております。内容がさらに複雑になり、医学的な知見が必要な場合は国や県が対応する場合があり、その際は国や県の相談窓口を案内しております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。このワクチン接種後の救済措置ですとか、相談窓口の設置をしているかというアフターフォローの部分に関して、今非常に関心が高くなっており、重要なことだと本員は考えております。国会でも子供へのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派の議員連盟が発足しており、民間でも新型コロナワクチン被害者遺族の会などが発足しております。やはり何か起きてから対応するということでは、後手に回ってしまうことを考えますと、事前に本市独自の救済措置の準備、そしてコールセンターだけではなく保健師などに直接相談が対面でできる窓口などを、例えば中部医師会等と連携して設置できないかなど、ぜひ御検討をお願いいたします。 続きまして、質問の要旨(2)本市のマスク着用に関する考え方について。①厚生労働省が発表しているマスク着用に関する周知を市民や教育機関へ行っているか、お伺いいたします。マスク着用に関するPDFというのをまたiPadに入れていますので、議員の皆様、もしよければ御確認ください。お願いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 新里和也議員の一般質問にお答えいたします。 本市では、6月から熱中症予防と併せて屋外のマスク着用に関する注意喚起を行っているところでございます。また、現在でも引き続き厚生労働省が作成しているチラシを活用いたしまして、屋外では人との距離が確保できる場合にはマスクを着用する必要がないこと。また、高齢者と会うときや病院に行くときなどはマスクを着用することなど、場面に応じた適切なマスクの着脱等を市民に対し、周知を図っているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。9月の本員の一般質問でも同じような質問をさせていただきましたが、今回もなぜ同じような、似た質問をしたかと言いますと、やはり周知があまりうまくいっていないのではないかと本員は思っているからです。 厚生労働省が10月14日付で、場面に応じた適切なマスクの着脱についてリーフレットを作成しましたが、マスクを外していいとされる場面でも、いまだマスクを外せないでいる子供たちが数多く見受けられます。厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードでは、成長期の子供たちがマスクを長期間着用することで、表情が見えにくくなることによる発達への弊害の懸念が示されております。しかし、本員としてはまだまだ正しい情報が浸透していないのかなと感じておりますので、コロナ前のように子供も大人も自由にマスクを着脱できる環境を整えていく必要があると考えております。 次に②に関してですが、周知しているということですので、こちらは飛ばさせていただきます。 続きまして、質問の要旨(3)小・中学校での給食時の黙食に関してでございます。①本市では現在(令和4年12月1日付)小・中学校など給食が提供される場で黙食が行われているか、もしくは黙食を推奨しているか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 新里和也議員の一般質問にお答えします。 沖縄県教育委員会より、令和4年11月30日発出の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の変更等についてという通知文に関しまして、沖縄市教育委員会では12月1日付で市内各小中学校に通知しており、座席配置の工夫や適切な換気の確保等の措置を講じた上で給食を実施し、黙食については各小中学校に求めておりません。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 では次に、②大人は食事をする際に、マスクを外し、会話を楽しみながら飲食をしますが、子供には黙食をさせていることに関して、本市の見解をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 食事の際には座席の位置の工夫や適切な換気等の措置を講じた上で、大人も子供もしっかり味わい、楽しみながら食事ができる環境が必要だと認識しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。まさに健康福祉部長が答弁したとおり、大人も子供も楽しみながら食事をするべきだと本員は思います。 指導部長の答弁にもあったようにマスク着用に関して、児童生徒とのコミュニケーションの影響に関する指摘というのもあることから、給食時間は食事をしながら楽しくコミュニケーションが取れる場であるべきだとやはり本員は考えます。ウィズコロナ、アフターコロナの観点からも、教育委員会が主となって、少しずつでも児童生徒たちがコミュニケーションを取れる環境づくりを要望いたします。 それでは次の質問事項に移ります。3.陳情・市民要望に関して。質問の要旨(1)学校内での緊急時の対応に関してでございます。①学校内で110番や119番が必要な状況になった際の教職員用マニュアル等があるか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 新里和也議員の一般質問にお答えします。 学校内で事故等が発生した際、教職員が円滑に対応できるよう発見者の役割、救命措置、110番・119番への通報者と教職員の役割等を明確にした危機管理マニュアルが作成されております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 次に、②学校内で110番や119番が必要な状況になった際の教職員に対する訓練等が定期的に行われているか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 児童生徒等が災害等の緊急時に安全に避難することができる態度や能力を育成することを狙いとし、毎年、避難訓練を実施しております。教職員は、このような訓練を通して状況を把握し、冷静な対応でその場に応じた行動が取れる対応力の向上に努めております。教職員の役割等を明確にした危機管理マニュアルについては、事故等が発生した際、児童生徒等の安全を確保する体制を確立するため、職員会議等で毎年、共通理解を図っております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 次に③学校内で110番や119番が必要な状況になった際、校内に保護者がいる場合は教職員に代わって保護者が通報や救急車の誘導を行う必要があるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 校内で119番通報にて緊急対応が必要になった場合、基本的には学校職員が通報して救急車の手配を行いますが、状況に応じて、より速やかに、より的確に対応できる人が通報することが、より望ましいと考えます。また、誘導に関しても学校職員が中心となり、周りにいる人が連携、協力して行うことが望ましいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。学校内では、やはり教職員が中心となって通報や救急車の誘導を行うべきだと本員は思いますが、指導課の考えをお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 学校内では、基本的に職員が中心となって通報や救急車の誘導を行うべきだと思います。その状況に応じて、周りにいる全ての人が連携、協力して対応することが大切だと考えます。 ○瑞慶山良一郎議長 新里和也議員。 ◆新里和也議員 ありがとうございます。 今回、本員が市民から相談を受けたケースというのは今答弁いただいた、みんなで協力する、近くにいる人全員で対処するということが、学校内で徹底されていないことが起因しているのではないのかと思っております。また、状況によっては、より的確に対応できる保護者が生徒の持病などを説明するケースが出てくることは理解できますが、やはり早急に処置をするためには原則学校側が通報し、誘導することが望ましいと考えます。ぜひ教育委員会は学校側の対応が本当に適切だったのか、いま一度考えていただきたいと思います。また、指導すべき部分はしっかりと教職員を指導していただきたいと要望いたします。 緊急時の対応は児童生徒の命に関わることです。現在も、そしてこれからも持病を抱えている生徒が万が一のときに迅速な対応と措置が受けられるよう、学校側としっかり協力、連携していただくことを強く要望いたします。 それでは本員の一般質問をこれで終わりたいと思います。今年もお世話になりました。来年もぜひよろしくお願いいたします。こんな感じで来年も進んでいくのではないのかと本員は思っております。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で新里和也議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午前11時55分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 當山全克議員。 ◆當山全克議員 市長並びに市職員の皆さん、また市民の皆さん、こんにちは。本日、最終一般質問をします。会派令明、當山全克です。 早速通告書に従いまして一般質問を行いたいと思います。38ページです。今年は新型コロナウイルスの影響も少しは和らぎ、各地で祭りやイベントも再開されました。また、本土復帰50周年の節目に国民文化祭、全国障害者芸術文化祭、沖縄では美ら島おきなわ文化祭2022が開催され、沖縄の文化・芸能の魅力を県内外に発信することができたと思います。関連して質問事項1.国民文化祭についてお聞きしたいと思います。 質問の要旨(1)美ら島おきなわ文化祭について。去る11月12日は第15回越来城下町まつりもエントリーし開催され、盛大に終えることができました。①沖縄市内で幾つの団体が参加したのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 それでは當山全克議員の一般質問にお答えいたします。 美ら島おきなわ文化祭2022の開催に当たり市内で開催された事業数といたしましては、主催事業14事業、県との関連事業4事業、市実行委員会単独事業3事業の合計21事業となっております。主催事業として実施いたしました14事業のうち13事業につきましては、沖縄市芸能団体協議会や沖縄市文化協会など、9つの市内団体が実施主体として参加をいたしました。また、県との関連事業として実施いたしました4事業、市実行委員会単独事業として実施いたしました3事業の7事業につきましても、特定非営利活動法人サポートセンターケントミやピースフルラブ・ロックフェスティバル実行委員会など、市内団体が実施主体となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。 美ら島おきなわ文化祭の開催期間は10月20日から11月27日の計37日間で開催されていますが、市内では21事業のイベントが開催されたということでほぼ毎週、多くの沖縄の文化・芸術に触れることになったと思います。美ら島おきなわ文化祭には補助金は出ていると聞いておりますが、②補助金を受け開催されたイベントは幾つあったのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 美ら島おきなわ文化祭2022の開催に当たり、沖縄県からの補助を受ける要件を満たして開催された事業につきましては14事業中9事業でございました。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。 再質問させていただきます。沖縄県からの補助金を受けずに開催されたイベントは幾つあるのか。また、補助金を受けずに開催となった理由及び美ら島おきなわ文化祭開催のために市が単独で計上した予算についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 経済文化部長。 ◎花城博文経済文化部長 お答えいたします。 沖縄県からの補助を受けずに開催された事業につきましては、14事業中5事業となります。市といたしましては、美ら島おきなわ文化祭2022の開催に当たり、県の補助金に合算する形で市実行委員会単独予算を計上しております。補助金を受けずに実施した5事業につきましては、当該補助金の補助対象経費が美ら島おきなわ文化祭2022の開催に合わせた新規事業、または既存事業の拡充部分のみとなったため、過年度に実施したイベントにつきましては県補助金を受けない形での開催となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。2年前から沖縄での開催は分かっていたと思います。国を代表するイベントの一つとなっておりますので、次回、47年後かもしれませんが、沖縄開催のときには予算をもっと確保していただいて、実施団体の負担の軽減ができるよう要請いたします。 続きまして、質問事項2.越来城水辺公園についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)越来城水辺公園の活性化についてお伺いいたします。越来城下町まつりでもいつも利用している場所ですが、常時イベントなどができるような造りとなっておりますが、利用は越来城下町まつりだけです。非常にもったいないと思います。ステージ上に屋根が設置されていると、昼間のイベントも増えてくると思います。実はステージを利用して吹奏楽部の定期演奏会や子供たちの発表会をしたいとか、また公園内にウオーキングコースを造り、距離などが分かりやすく表示できないかなど、よく相談されます。本員も大賛成です。 ①越来城水辺公園の利用の充実化についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 當山議員の一般質問にお答えします。 当該公園は比謝川と一体的に整備された公園で、親水公園としてウオーキングや地域交流の場として多くの市民に利用されております。イベントで使用されている部分及びウオーキングコースは河川区域として沖縄県の管理区域となっていることから、その区域へステージや雨よけ用の屋根の部分等の設置、またウオーキングコースの距離表示マップ等の看板設置については県へ確認してまいります。その他の緑地帯や休憩施設等の本市が管理する公園区域への利活用の向上へ向けた新たな施設整備につきましては、地域の意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。もちろん河川は県の管理区域になっておりますのでハードルは高いと思いますが、越来城水辺公園を充実させていただきますよう、よろしくお願いいたします。 ②あずまやの現状と課題についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部長。 ◎比嘉直樹建設部長 当該公園のあずまやでは、飲酒等の迷惑行為が多くあることから飲酒行為禁止看板の設置を行うとともに、警備会社や市職員による巡回、沖縄署と連携した月1回の合同指導パトロール等を実施してまいりましたが、改善されない状況が続いたことから自治会とも相談して、現在仮設フェンスによりあずまやを囲い、使用できない状況となっております。しかしながら、本来あずまや等の公園施設は誰でも利用可能な施設であるべきことから、利用再開へ向けて飲酒等の迷惑行為を防止する効果的な対策を検討してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 この件は多分水辺公園だけではなくて、あらゆる公園のあずまやの問題だとは思いますが、やはり一番つらいのは隣近所の方や公園利用者だと思いますので、対応をしっかり行ってほしいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、質問事項3.道路整備についてお伺いいたします。 質問の要旨(1)安心・安全な道路についてお伺いいたします。これまで舗装の申請、側溝の蓋やカーブミラーの破損などは全て自治会からの要請書で行ってまいりました。非常に便利な道路通報アプリは、その場で誰もが通報できることで、市民の方々や自治会長たちにも大変喜ばれております。 ①道路通報アプリの活用状況についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 當山全克議員の一般質問にお答えします。 沖縄市道路通報アプリは、市が管理する道路の損傷状況をスマートフォンのカメラ、GPS、メール機能等を利用して市に通報するシステムで、令和3年4月より運用を開始しております。通報項目につきましては、舗装面及び側溝の損傷やカーブミラー、ガードレール等安全施設の破損、街路樹の倒木、雑草の繁茂など、道路の不具合全般となっております。通報していただいた方へは、通報メール着信後、メールアドレス宛てに受付確認のメールが自動返信されます。通報後の対応につきましては、損傷箇所の危険性や緊急性に応じて優先順位を決め、順次対応しております。これまでの通報件数は令和3年度が207件、うち187件が対応済みとなっており、令和4年度は9月末時点において149件のうち111件が対応済みとなっております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。受け付けたメールだけではなく、工事完了のメールもできるようになると、一方通行ではなくて、ちゃんと自分が通報したのは完了したんだなと分かりやすいと思いますので、ぜひそれもできるように要望したいと思います。よろしくお願いします。 次に、②街路樹についてお伺いいたします。街路樹については地域の方々から相談を受けることが多々あります。落ち葉が多いとか、落ち葉で水はけが悪い。道路標識が見えづらいので、丈を低い樹木にしてほしい。樹木より花壇にしてほしいなど、いろいろ相談されています。そこで、ア.街路樹の植え替えなどできないか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 街路樹につきましては地域の町並み、景観の向上、緑陰の確保、歩道への車の進入を防ぐなど、様々な役割を担っております。地域の地域住民の皆様が愛着を持って親しんでいただけるような街路樹を形成することは大切なことであると考えております。一部、街路樹の成長による歩道の根上りや街路樹の葉による集水ますの詰まり等の課題もございますので、街路樹の植え替えにつきましては道路の適切な維持管理につなげる観点からも、限られた財源の中ではございますが、地域の意向を確認しながら柔軟に対応を検討してまいりたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。災害時に倒木した場合、避難することや救急車、消防車が現場にたどり着くことが遅れたりと支障が出る場合もありますので、長期的になるとは思いますけれども計画のほうをよろしくお願いいたします。 次に、イ.街路樹で歩道が盛り上がった箇所が幾つもあるが、対応をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 建設部参事。 ◎川満輝繁建設部参事 お答えいたします。 街路樹の根上りの影響により舗装面に凸凹が生じ、歩行に支障がある箇所について現状を確認したところでございます。議員御指摘の箇所につきましては部分的な根の撤去、舗装部分補修等を行い、誰もが安全安心に通行できるよう努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。まず、本当に歩道が安心安全に歩けない箇所があること自体おかしいと思いますので、早急な対応をお願いいたします。 続きまして、質問事項4.まちづくりについてお伺いします。 質問の要旨(1)学校通学路安全点検についてです。①実施の目的と趣旨をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 當山全克議員の一般質問にお答えします。 平成24年度、全国で登下校中の児童生徒が死傷する事故が相次いで発生したことから、各小学校区の通学路において、関係機関と連携して緊急合同点検を実施いたしました。その後も継続して通学路の交通安全確保に向けた取組を行うため、関係機関との連携体制を構築し、平成28年度に沖縄市通学路交通安全プログラムの策定を行い、各小学校区の通学路交通安全合同点検を実施しております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。 ②今後の取組と対策をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 合同点検で確認した危険箇所については、関係機関で構成される沖縄市通学路交通安全推進会議において危険箇所の状況を共有し、各担当者において安全対策に取り組んでおります。また、次年度の合同点検実施前の合同会議で取り組んだ対策内容を確認し、その年の合同点検に反映させ、継続的に取り組んでおります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。子供たちの安全を確保するために、すばらしい取組だとは思います。しかし、点検の実施方法については少し疑問があります。事前に自治会からの聞き取りもないせいか、毎回同じところを見て、毎回同じ話をしているように感じます。 再質問させてください。点検の計画の段階から全自治会の聞き取りも必要だと思いますが、見解をお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 指導部長。 ◎多和田勝指導部長 お答えします。 通学路合同安全点検をより効果的に実施していくために、各自治会に点検箇所の情報提供の強化を図り、さらに自治会が把握している危険箇所の情報を集約し、共通認識の下、安全点検を行うことで通学路の安全確保に努めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。先ほども言いましたけれども毎回同じところを見ているような感じですので、ぜひこれは全自治会から聞き取りしていただいて、計画の段階から自治会も一緒にやっていただいたらいいのかと思っております。 続きまして、質問事項5.福祉事業についてお聞きしたいと思います。 質問の要旨(1)敬老事業についてです。①敬老事業を自治会単位になった経緯をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 當山全克議員の一般質問にお答えいたします。 本市におきましては、平成16年度までは市主催の敬老会と自治会での敬老会がそれぞれ開催されておりました。当時、沖縄市主催の敬老会につきましては、年々参加者が減少傾向であったと聞いております。一方、自治会主催の敬老会については補助金交付に関する要望が多くあり、市主催の敬老会を廃止し、自治会主催の敬老事業に対し補助金を交付することとなったというのが経緯でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。前はよく地域の先輩方が、前は沖縄市も一緒にやっていたよという話をよく聞きますので、何でもうなくなったのかという声も多かったものですから、ちょっと聞いてみました。 そこで、②敬老事業補助金の詳細をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 敬老事業の補助内容につきましては、2万円の定額分と前年度の人数割予算に80歳以上の高齢者人口の伸び率を乗じた額で積算をして交付しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。自治会単位になってから17年経過したということですが、今では会員の減少と自治会離れも多く、自治会運営が厳しくなってきています。そんな中でも敬老会は自治会の大きな事業ですが、逼迫している状況となっております。現状の補助金額ではかなり不足が生じ、結果、大きな負担となっています。補助予算の増額、または市が記念品を購入して自治会に配るなどできないか。また、申請等をもっと簡素化できないか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 健康福祉部長。 ◎仲宗根勲健康福祉部長兼福祉事務所長 お答えいたします。 敬老事業につきましては、補助額や事務作業について自治会の皆様よりいろいろ御意見をいただいているところでございます。本事業の対象者は約9,000人を超え、年々増加してる状況であり、予算総額につきましては財源の確保が課題となっております。敬老事業補助金の在り方につきましては、今後自治会長の皆さんと現状について意見交換を行い、事務改善も含め検討を進めてまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。まずは自治会というよりも、そうなるとまた37自治会ありますので、まずは自治会長協議会の役員の皆様と意見交換して行ってください。この問題は本当に何年も前から自治会長たちの間でも話し合われているものですので、ぜひ対応をよろしくお願いいたします。 続きまして、質問事項6.こどものまちについて。 質問の要旨(1)こどもの居場所についてお聞きいたします。①市内児童館の数についてお伺いいたします。
    瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 當山全克議員の一般質問にお答えいたします。 現在、本市の児童館はあげだ児童館、福祉文化プラザ児童センター、宮里児童センターの3館ございます。また、桃山公園内体験学習施設やまっちも児童館機能を有する施設として運営しておりますので、合計4館となります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 ありがとうございます。 ②児童館の校区の計画をお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 児童館の整備につきましては、現在、美里中学校区におきまして(仮称)北美小学校区児童館を整備しているところでございます。越来、コザ、沖縄東中学校区につきましては、用地選定や運用方法等を含め、今後検討していきたいと考えております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。第5次沖縄市総合計画にも、1中学校区1か所の整備に向け取り組むとあります。整備がまだな校区の地域の方や子育て中の親御さんたちにも、まだかまだかと待ち望んでいる声がたくさん聞かれます。残り3校区です。早めに実現できるよう要望いたします。 それでは、③出前児童館についてお伺いします。ア.実施した経緯と実施している自治会の数についてお伺いします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 出前児童館事業につきましては、児童の遊びと活動を通して地域の人材育成とコミュニティづくりを目的に、児童館未整備地域の公民館を活用して平成17年度より開始しております。平成20年度は6か所、平成26年度は10か所と開催自治会を段階的に増やし、平成28年度からは子供の居場所づくりを進めるために国の沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金を活用し、令和4年度現在、希望する自治会15か所において実施しているところでございます。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。 再質問をさせていただきます。国の沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金を活用した子供の居場所支援事業の令和4年度の歳出予算額と出前児童館事業の予算額についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 令和4年度の子供の居場所支援事業の総事業費は当初予算ベースで1億3,297万5,000円となっており、そのうち出前児童館事業については委託料として964万7,000円、総事業費に占める割合は7.25%となっております。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。 すみませんが、また再質問をさせていきます。出前児童館を希望する自治会があれば、実施自治会の数を増やすことはできるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 児童館未整備地区の自治会へのアンケート調査などにより、希望する自治会の公民館活動の状況や子供たちのニーズを把握しつつ、今後財源となる国や県の補助事業等の動向を注視して検討してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 御答弁ありがとうございます。児童館の未整備地区の自治会へのアンケート調査とありましたが、この校区には児童館があっても広い校区であれば、家から児童館まで距離があるため利用できていない児童もいると思います。アンケート調査は全自治会に取るよう、お願いいたします。 それでは、質問の要旨(2)小学校内にある学童についてお伺いします。①現在何校あるのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 現在、小学校施設内に設置した放課後児童クラブは山内小学校、美東小学校、高原小学校、越来小学校の4校になります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 それでは、②定員や利用状況についてお伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 小学校区内に設置した各放課後児童クラブの定員につきましては、山内が45人、高原40人、美東40人、越来42人でございます。また、学校内という安全安心面の利点があるため、常に定員を満たしている状況でございます。なお、利用料につきましてはおやつ代を含めた金額となりますが、山内、高原、美東は1万円、越来は8,000円でございます。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。越来も新しい小学校ができて、学童クラブも入ってかなり親御さんたちも助かっていると。やはり学校の中にあるというのは物すごくいいことだと思います。多分これからの小学校建設、そういうときにも全て入ってくるのかと思います。 そこで、また再質問をさせていただきます。小学校内に整備する際の定員の決め方、例えばニーズがあれば2クラスを整備することも可能なのか、お伺いいたします。 ○瑞慶山良一郎議長 こどものまち推進部長。 ◎與那嶺智才こどものまち推進部長 お答えいたします。 小学校区内に児童クラブを整備する際には、その地域の人口推計や周辺の民間施設の状況などを検討した上で定員を決定してまいります。 ○瑞慶山良一郎議長 當山全克議員。 ◆當山全克議員 答弁ありがとうございます。こどものまち宣言をしている本市ですから、これからも子供たちの居場所づくりと子育てしやすい環境を整えていただきますよう、お願いいたします。 ちょっと足早ではあるのですけれども、以上で本員の一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○瑞慶山良一郎議長 以上で當山全克議員の一般質問を終わります。 休憩いたします。  休 憩 (午後 2時35分)  ~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時35分) ○瑞慶山良一郎議長 再開いたします。 お諮りいたします。 本日は、これをもちまして延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○瑞慶山良一郎議長 御異議なしと認めます。よって本日は、延会することに決定いたしました。 次の本会議は明日12月22日木曜日、午前10時より会議を開きます。 本日は、これをもちまして延会いたします。お疲れさまでした。    延 会 (午後 2時36分)...