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令和 5年 3月総務委員会−03月22日-01号

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  1. 長岡市議会 2023-03-22
    令和 5年 3月総務委員会−03月22日-01号


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    最終取得日: 2023-06-09
    令和 5年 3月総務委員会−03月22日-01号令和 5年 3月総務委員会 令和5年3月22日(水)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(8人)   深 見 太 朗 君   豊 田   朗 君   五十嵐 良 一 君   関   充 夫 君   中 村 耕 一 君   丸 山 勝 総 君   笠 井 則 雄 君   五 井 文 雄 君    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   高見副市長       大滝副市長   野口政策監兼      渡邉地域政策監     危機管理監・     危機管理防災本部長   竹内地方創生      茂田井女性活躍推進     推進部長         担当部長   五十嵐ミライエ長岡   柳鳥総務部長      担当部長   新沢行政DX推進    近藤財務部長
        担当部長   今井財務部参事・    山田原子力安全     市民税課長       対策室長   渡邉地域振興      佐藤会計管理者     戦略部長   目黒政策企画課長    穂刈人権・男女                 共同参画課長   山田ながおか魅力    佐藤広報課長     発信課長   松尾ミライエ長岡開設  斎藤人事課長     準備室企画担当課長   水内行政管理課長    杉本デジタル行政                 推進課長   川上行政DX推進    武樋市民窓口     担当課長        サービス課長   植木庶務課長      小熊財政課長   諸橋契約検査      吉田管財課長     課長補佐   関財産マネジメント   猪俣資産税課長    担当課長   田辺収納課長      桜井防災政策                 担当課長   金子危機対策      五百川原子力安全対策     担当課長         担当課長   江田地域振興      関地域プロジェクト     担当課長       担当課長   入澤会計課長   高坂消防長       齋藤消防本部次長   近藤総務課長      大川予防課長   佐々木警防課長     谷口指令担当課長   武選管委事務局長    笠井監査委事務局長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   小池事務局長      青柳課長   宮島課長補佐      木村議事係長    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  なお、報道関係者から写真撮影の申出がありましたため、委員会傍聴規則に基づいて委員長においてこれを許可いたしましたので、御了承願います。  今定例会においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、委員外議員の傍聴は自粛し、控室でインターネット中継を視聴していただいております。  また、換気のため、おおむね1時間ごとに休憩を取りますので、御了承をお願いいたします。    ────────※──────── 1 議案第4号 令和5年度長岡市一般会計予算(続) ○深見太朗 委員長  議案第4号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出4、9、11、12款〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。 ◆五十嵐良一 委員  説明書の367ページ、ハザードマップ関連事業費まちなか防災サイン設置等経費について、少し御説明をお願いいたします。 ◎金子 危機対策担当課長  まちなか防災サイン設置等経費について御説明いたします。  この事業の目的、事業内容といたしましては、地域内の電柱に当該地点想定最大浸水深を表示した標識と、その高さにラインテープを設置しまして浸水リスクを見える化します。あわせまして、設置対象町内会でワークショップを開催し、浸水リスクを知ることに加えまして、サイン標識を活用した避難行動を検討するなど、住民へ浸水深などの知識の普及啓蒙を図り、住民主体防災活動を支援し、継続的な防災意識の醸成を行うものです。 ◆五十嵐良一 委員  大変大事なことだと思うのですけれども、ただお知らせするだけではなくて、津波も含めて何か非常時があったときに、そこの浸水深をどういうふうに発信していくかについても考えられているのでしょうか。 ◎金子 危機対策担当課長  まず、この事業につきましては、対象となる町内会から応募いただきまして選定した後、来年度はモデル事業として開催させていただきます。今後につきましては、そういった横の水平展開を図るべく、新たに市民主体防災活動ができるような形で仕掛けを考えていきたいと考えております。具体的には、電柱の位置情報電柱製作のノウハウを有する事業者と新たに連携しまして、引き続き場所の拡大を図ってまいりたいと思っております。 ◆五十嵐良一 委員  次に、同じページの防災情報システム管理運営費の考え方についてお伺いいたします。 ◎金子 危機対策担当課長  防災情報システム管理運営費につきましては増額となってございますけれども、こちらの主な理由といたしましては、執行内容を整理しまして、従来ありました災害対策本部維持管理費から仮想サーバー利用料気象情報収集経費緊急地震情報システム管理費などを防災情報システム管理運営費へ移管しまして、事業内容を整理しシステム等の関係で統一させていただきました。また、新たにサーバーの関係で、ながおか防災ホームページの音声読み上げ機能の追加を新年度に予定しております。 ◆五十嵐良一 委員  そういった気象情報等は大変大切な情報だと思うのですが、来年度にはDX推進部ができるわけです。こういった防災関係はやっぱりDXが大変重要だと思うのですが、この項目がないです。やっぱり情報をどうやって整理し、そして住民に伝え、安心・安全な防災対策をつくるかというのは、もうDXの大事なところだと思います。全部見ましたけど、どこにもDXの関係はないですが、なぜなのでしょうか。 ◎金子 危機対策担当課長  来年度の事業内容につきましては、今年度実施させていただいたものを精査し、引き続き実施させていただくものでございます。DX関係については、特にDXと名のる新規のものはないですけれども、それぞれの事業ごとに見直しを図りまして、障害者の方に見やすいホームページだとか、広域避難等でもホームページの中に地図を埋め込んで新たに住民の方から場所を見やすくするような仕組みにするとか、そのような形で対応させていただきました。 ◆五十嵐良一 委員  一昨日もちょっと防災関係についてお聞きした点がありますが、やはり過去の経験を積み重ねていって、記録として、そしていわゆるイテレーションといいますか、反復しながらよりいいものをつくっていくと思います。それがデジタル技術だと思うのですが、そういったものがここに書かれていないというのは、やはり今後のDXという中では、私は少し足らないのではないかなという気がいたします。デジタル技術を活用した価値の創造を含めて、災害に対してどう対応するかといった取組が必要だと私は思うので、ぜひそこも考えていただければと思います。 ◆笠井則雄 委員  説明書の365ページ、地域防災計画関連経費に要配慮者利用施設避難体制強化支援経費として260万円ほど予算が盛ってありますが、まず事業内容についてお伺いしたいと思います。 ◎桜井 防災政策担当課長  当事業につきましては、市が行う施設の避難確保計画の点検及び助言業務につきまして、防災の専門的知見を有する民間事業者に委託することによりまして計画の実効性を高め、要配慮者の方々の円滑かつ迅速な避難確保を図ってまいりたいと考えているものでございます。 ◆笠井則雄 委員  この間の論議の中で、残念ながら施設によっては進み具合が遅いというか、心配もあるということもあったと記憶しております。このことによって新たな計画が提出されると理解していますが、効果などはどのように考えておられるのか聞かせてください。 ◎桜井 防災政策担当課長  効果といたしましては、本市におきましては施設の防災タイムラインと呼んでございますけれども、市独自の避難確保計画の新たなひな形の作成が令和4年度で完了したところでございます。今後、この新たな様式を用いまして、計画策定を幅広く呼びかけてまいりたいと考えてございます。このことから来年度は、この計画の再提出が多数見込まれると考えてございます。委託化によりまして、点検業務の強化、迅速化、正確化を図ってまいりたいと考えてございます。 ◆笠井則雄 委員  施設からの再提出も含めて、安心・安全が高まることを期待したいと思います。  367ページに広域避難普及促進経費がありますが、この事業内容と効果を併せて聞かせていただきたいと思います。 ◎金子 危機対策担当課長  広域避難普及促進経費について御説明いたします。  まず、この事業の内容と目的でございますが、信濃川の氾濫を想定しました大規模水害時には、市内の避難対象者が約20万人という試算がされております。私どもといたしましては、通常より早いタイミングでの避難を呼びかける信濃川早期警戒情報を発表し、車による広域避難を呼びかけているところでございまして、車による避難行動を市民に平時から知っていただく普及啓発に取り組むとともに、市民の防災意識の向上と円滑な避難体制の確立を図ることを目的に実施いたします。  事業内容といたしましては、防災ホームページに地図を埋め込んだ車中避難場所案内ページを作成します。これは、昨年の避難訓練時に避難場所が分かりづらかったという意見を踏まえて取り組むものでございます。そのほか、色覚弱者の方のために文字サイズや背景色の変更機能を有するような仕掛けのホームページ改修を行います。 ◆笠井則雄 委員  私も昨年の訓練を視察させていただいたわけですけど、移動する地域によっては、そういう不案内ということがこのことによって解消されるのは大変いいことではないかなと思っていますので、お願いしたいと思います。  最後になりますが、369ページの原子力安全対策事業費に、原子力防災訓練に関する経費があります。県との連携を強化して、訓練が実施されるということは十分承知しています。まだ決まっていないのか分かりませんが、令和5年度の訓練内容や実施時期が分かれば披瀝願いたいと思います。 ◎五百川 原子力安全対策担当課長  原子力防災訓練につきましては、令和元年度から4年間、毎年実績を重ねております。また、今年度は実施地域を2地域から4地域と規模も拡大させていただいております。  令和5年度は、これまでに訓練を重ね練度を高めてきた中で、訓練備品が十分に充足しており新たな購入費用が発生しないことから、計上額は減少してございますが、今年度に実施した訓練規模を維持し、広域避難用バスの借り上げに係る経費など十分な対応ができるよう予算計上をしております。訓練時期につきましては、現時点では県からの情報は未定でございますが、例年どおり10月下旬から11月初旬に実施されるものと私どもは想定しております。いずれにいたしましても、参加される市民の皆様には原子力災害時の情報伝達屋内退避安定ヨウ素剤緊急配布、バスによる広域避難等訓練メニューをしっかりと実施させていただき、原子力防災における基本の避難行動の理解が深まるよう努めてまいりたいと考えております。    ─────────────────   午前10時12分休憩    ─────────────────   午前10時15分開議    ─────────────────   〔歳入1款〕 〇近藤財務部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ─────────────────   〔2〜22款〕  (2) 第2条 継続費中当委員会付託分  (3) 第3条 債務負担行為中当委員会付託分  (4) 第4条 地方債  (5) 第5条 一時借入金  (6) 第6条 歳出予算の流用 〇近藤財務部長武選管委事務局長高坂消防長柳鳥総務部長新沢行政DX推進担当部長渡邉地域振興戦略部長茂田井女性活躍推進担当部長野口政策監兼危機管理監危機管理防災本部長竹内地方創生推進部長山田原子力安全対策室長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○深見太朗 委員長  質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ───────────────── ○深見太朗 委員長  それでは、本案に対する意見はありませんか。 ◆豊田朗 委員  議案第4号令和5年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分につきまして、市民クラブの意見を申し上げます。  混迷する世界情勢の中、我が国を取り巻く環境は急激な物価高騰や円安の進行等により、国民生活社会経済活動に深刻な影響を与えております。長岡市におきましても同様であり、事業者等事業継続や地域の生活、経済を守るために強力に対策を講じていくことが急務であると思います。本予算は、こうした大きな変化に対応するため、DXの推進や女性活躍と多様性の確保、新たな価値の創出を重点的な柱としており、いかなる社会変動においても対応できる基盤を整備する上で期待されるところであります。  人材育成では、新設される米百俵プレイスミライエ長岡を拠点とした多様な人材の活用により社会全体の生産性の向上が見込まれるほか、人手不足の解消にもつながることが期待されます。また、日本初のイノベーション地区創設に係る取組は、経済人の育成や商品、サービスの開発を促すほか、学生や若者が起業しやすい環境を提供することで、新しいビジネスの創出に大きく寄与することが予想されます。さらに、地域と行政のDX推進では、書かない窓口やAI技術を活用した相談支援ツールの導入などにより、市民の利便性向上業務効率化など、行政サービスのさらなる向上が大きく期待され、評価するところであります。  以上のことを踏まえ、混迷する社会情勢下において、あらゆる分野での変革と人づくりを進め、選ばれるまち長岡が構築されることを期待し、市民クラブは議案第4号令和5年度長岡市一般会計予算の当委員会付託分について、賛成いたします。 ◆関充夫 委員  議案第4号令和5年度長岡市一般会計予算の当委員会付託分に対して、長岡令和クラブの意見を申し上げます。  新年度の市政執行方針でも市長が述べられていましたが、地域と行政のDXの推進においてデジタル技術の活用を進めるために、高齢者のスマホ活用を図るデジタル活用支援事業の展開、高齢化や人口減少が一段と進む地域での地域別課題解決対応に向けた新たな地域づくり推進事業の展開、さらに現場を調査研究しての地域課題検討プロジェクトの実施と、ある意味弱者に寄り添う施策は地味ながら大変評価できるものと思います。また、栃尾地域交流拠点施設整備の次のステップのため、現状で不足する駐車場整備に向けた旧市民会館の解体など、地域の声をくみ上げた事業も大いに評価できますし、これからの展開に期待するものです。  ただ、一言言わせていただければ、今後の財政運営を図る点において、漫然と歳入不足を基金の取崩しで補うだけでなく、歳入増をいかに図るか、図らない場合には事業の緊急性や市民要望での事業選択で、限られた予算の中での事業実施を進めていかないと、市が自ら立てた持続可能な行財政運営が図れなくなるおそれがあります。  また、令和5年度は財政調整基金への繰戻し額が令和4年度より多く見積もられているようですが、事業実施を予算ありきで制約せず、あくまで事業目的の達成による市民の幸福度の上昇が大切です。市民の幸福度上昇に対して予算が不足するなら、補正してでも事業の目的達成を図る姿勢が求められます。目的達成のための市の努力に期待し、令和5年度長岡市一般会計予算に賛成いたします。
    ◆中村耕一 委員  議案第4号令和5年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分につきまして、長岡市公明党の意見を申し上げます。  長引くコロナ禍物価高騰により、市民生活は大きく影響を受けております。令和5年度当初予算案は、先を見通すことが困難な今だからこそ新しい視点と価値観で長岡の課題に取り組み、明るい未来をつくる基盤をつくりたいとの思いの籠もった予算と認識できました。大きな柱として、新年度をDX元年と位置づけ、改めて行財政の課題を洗い出し、デジタル技術を活用した効率化に取り組んでいます。また、女性活躍の推進と多様性の確保、新しい価値の創出を共通の課題とし、あらゆる分野で変革を促すことは評価できるものであります。  今後も懸念されることは、長引く物価高やウクライナ戦争による世界的な経済の不安定化です。少子高齢化人口減少や雇用、貧困など、待ったなしの社会的課題もあります。今後の市民生活に敏感に寄り添い、市民の生活と健康を守るための柔軟な対応、執行こそが必要と考えております。そのことを強く要望いたしまして、本予算に賛成いたします。 ◆笠井則雄 委員  議案第4号令和5年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、日本共産党議員団の意見を述べさせていただきます。  磯田市長は、令和5年度市政執行方針で、選ばれるまちの実現には誰もが快適で安全安心に暮らせることが基本と述べています。安心して子どもを産み育てられる環境を充実させるため、健診や発達相談体制を強化するなど、きめ細かい子育て支援策に取り組んでおります。市民に寄り添っていく基本方針を示したものと共感するところであります。  ロシアのウクライナ侵攻で、改めて平和の問題や原発の問題に注視、関心が集まっています。長岡市は、長岡戦災資料館移転整備事業長岡戦災資料館20周年記念事業の企画など、未来に向けた新たな平和の取組を始動させ、期待が持てます。また、災害対策ではドローンを使った活動や要配慮者利用施設避難体制の強化、信濃川早期警戒時の広域避難情報発信など、市民の安全・安心につながるきめ細かな施策は評価します。  次に、柏崎刈羽原発再稼働問題についてであります。磯田市長は、豪雪時の避難の問題など多くのことが解決しない限り市民の確実かつ安全な避難は難しいと考えており、実効性ある避難計画の策定は簡単でないとの認識を示しています。原発関連原子力防災訓練予算で、新潟県との連携を強化した訓練を期待しております。市政の基本に当たり、市民の安全・安心確保のために全力を挙げていただきたいことを改めて求めまして、令和5年度一般会計予算に賛成いたします。 ○深見太朗 委員長  議案第4号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○深見太朗 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○深見太朗 委員長  これにて散会いたします。   午前10時48分散会    ────────※────────...