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09月01日-01号

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  1. 新富町議会 2017-08-29
    09月01日-01号


    取得元: 新富町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-12
    平成 29年 第04回定例会(09月)   新富町告示第87号    平成29年第4回新富町議会定例会を次のとおり招集する       平成29年8月29日                                 新富町長 土屋 良文   1 期 日  平成29年9月1日   2 場 所  新富町議会議事堂──────────────────────────────開会日に応招した議員長濵  博君          大木 俊二君吉田 憲市君          永友 正章君中山 英雄君          阿萬 誠郎君髙野 賢治君          倉永 豪修君丹  邦敏君          圖師 孝一君永友 繁喜君          三浦 千尋君櫻井 盛生君          吉田 貴行君──────────────────────────────9月5日に応招した議員──────────────────────────────9月6日に応招した議員──────────────────────────────9月8日に応招した議員──────────────────────────────9月19日に応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────────────────────────────────────────────平成29年 第4回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第1日)                           平成29年9月1日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第1号)                       平成29年9月1日 午前10時00分開会    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第30号 平成29年度新富町一般会計補正予算について    日程第4 議案第31号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について    日程第5 議案第32号 平成29年度新富介護保険特別会計補正予算について    日程第6 議案第33号 平成28年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第7 議案第34号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    日程第8 議案第35号 新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について    日程第9 認定第1号 平成28年度新富町一般会計歳入歳出決算認定について    日程第10 認定第2号 平成28年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第11 認定第3号 平成28年度新富介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第12 認定第4号 平成28年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について    日程第13 認定第5号 平成28年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算認定について    日程第14 認定第6号 平成28年度新富町水道事業会計決算認定について    日程第15 平成28年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第16 請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書の提出を求める請願書    日程第17 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に伴う意見を求めることについて    日程第18 報告第8号 平成28年度決算に基づく新富財政健全化判断比率報告書について    日程第19 報告第9号 平成28年度決算に基づく新富水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第30号 平成29年度新富町一般会計補正予算について    日程第4 議案第31号 平成29年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について    日程第5 議案第32号 平成29年度新富介護保険特別会計補正予算について    日程第6 議案第33号 平成28年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第7 議案第34号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    日程第8 議案第35号 新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について    日程第9 認定第1号 平成28年度新富町一般会計歳入歳出決算認定について    日程第10 認定第2号 平成28年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第11 認定第3号 平成28年度新富介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第12 認定第4号 平成28年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について    日程第13 認定第5号 平成28年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算認定について    日程第14 認定第6号 平成28年度新富町水道事業会計決算認定について    日程第15 平成28年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第16 請願第1号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書の提出を求める請願書    日程第17 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦に伴う意見を求めることについて    日程第18 報告第8号 平成28年度決算に基づく新富財政健全化判断比率報告書について    日程第19 報告第9号 平成28年度決算に基づく新富水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────出席議員(14名)1番 長濵  博君       2番 大木 俊二君3番 吉田 憲市君       5番 永友 正章君6番 中山 英雄君       7番 阿萬 誠郎君8番 髙野 賢治君       10番 倉永 豪修君11番 丹  邦敏君       12番 圖師 孝一君13番 永友 繁喜君       14番 三浦 千尋君15番 櫻井 盛生君       16番 吉田 貴行君──────────────────────────────欠席議員 (なし)──────────────────────────────欠  員 (なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 東  良一君       書記 宮武 祐二君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  副町長 ………………… 揖斐 兼久君まちおこし政策課長 … 出口 敏彦君  総務財政課長 ………… 青木 和宏君防災基地対策課長 …… 太田  功君  税務課長 ……………… 長友 一彦君町民こども課長 ……… 比江島光裕君  いきいき健康課長 …… 山本 茂人君福祉課長 ……………… 若木家浩順君  農業振興課長 ………… 平塚 貢一君農地管理課長 ………… 壱岐  進君  都市建設課長…………… 今村 行信君まちづくり推進室長 … 比江島信也君  環境水道課長 ………… 金丸 雅弘君会計管理者会計課長 … 道下 秀人君  教育長 ………………… 米良 郁子さん教育総務課長 ………… 池田 真二君  生涯学習課長 ………… 河野佐知子さん農業委員会事務局長 … 壱岐  進君  町代表監査委員 ……… 坂東 啓男君──────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(長濵博君) おはようございます。 ただいまから、平成29年第4回新富町議会定例会を開会いたします。 6月定例会以降における諸般の報告につきましては、プリントしてお手元に配付しておりますので、これをもって諸般の報告にかえさせていただきます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(長濵博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において、永友繁喜議員永友正章議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(長濵博君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月19日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は19日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第30号 △日程第4.議案第31号 △日程第5.議案第32号 △日程第6.議案第33号 △日程第7.議案第34号 △日程第8.議案第35号 ○議長(長濵博君) 日程第3、議案第30号平成29年度新富町一般会計補正予算についてから、日程第8、議案第35号新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正についてまで、以上6議案一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 本日ここに、平成29年第4回新富町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、大変お忙しい中に御出席いただき、御審議賜わりますことを厚くお礼申し上げます。 それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、議案第30号平成29年度新富町一般会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正予算は第3回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,257万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ92億3,823万円にしようとするものでございます。 歳出につきましては、まちづくり事業に伴うサッカー場費用効果調査委託費大和地区集会所浄化槽改修工事費、町内の小規模福祉施設に設置するスプリンクラー等整備事業補助金一般廃棄物処理基本計画等の見直しに係る策定業務委託費等を計上し、農業振興として農畜産物海外販路開拓等の調査に係るしんとみアグリブランド創生事業補助金、6次化産地育成事業補助金新富ライチ産地化支援事業補助金、農作業の効率化、高収益化を図るための資材導入に係る産地パワーアップ事業補助金等を計上しました。 また、生活環境整備のための道路改良事業に伴う関連経費教育施設整備として、上新田中学校給食配膳室空調設備設置工事費六反田~原口線道路災害復旧工事費等を計上いたしました。 次に、歳入につきましては、地方交付税普通交付税の額の確定に伴う減額調整、子どものための教育・保育給付費に伴う国・県負担金産地パワーアップ事業県補助金道路改良事業のために公共施設等整備基金繰入金、前年度繰越金等を計上し、額の確定に伴い臨時財政対策債減額調整しました。 第2表、債務負担行為補正につきましては、新富温泉健康センター「サン・ルピナス」指定管理者管理経費に係る期間及び限度額を定めようとするものでございます。 第3表、地方債補正は、六反田~原口線道路災害復旧事業に係る借入限度額の設定及び臨時財政対策債に係る借入限度額を変更しようとするものでございます。 次に、議案第31号平成29年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は、第2回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ100万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億8,540万4,000円にしようとするものでございます。 補正内容は、過年度の国民健康保険税所得更正等による還付が発生した場合の還付金を計上し、その財源として前年度繰越金を充てるものでございます。 次に、議案第32号平成29年度新富介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第2回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,611万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億9,739万4,000円にしようとするものでございます。 歳出は、平成28年度介護給付費地域支援事業等の精算に伴う国庫、県費及び支払基金への返還金並びに一般会計負担金精算金を計上いたしました。 歳入は、繰越金を計上いたしました。 次に、議案第33号平成28年度新富町水道事業会計剰余金の処分について御説明申し上げます。 本案は、平成28年度新富町水道事業会計決算において剰余金が生じましたので、その処分をしようとするものでございます。 当年度未処分利益剰余金1,604万2,294円につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、建設改良積立金に1,000万円を積み立て、残り604万2,294円を翌年度繰越利益剰余金として繰り越しをしようとするものでございます。 次に、議案第34号職員育児休業等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 今回の改正は、地方公務員育児休業等に関する法律及び人事院規則の一部改正に伴い、関連します本条例を一部改正するものです。 改正の主な内容は、育児休業の対象となる子の範囲の拡大及び保育所等の入所を希望しているが、当面、入所利用ができない場合を、育児休業の再度の取得、育児休業期間の再度の延長、1年以内に再度の育児短時間勤務をすることができる特別の事情の要件に加えるものでございます。 次に、議案第35号新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正は、総務省からの地方自治法第245条の4第1項に基づく技術的助言により改正するものでございます。 改正の内容は、印鑑登録証明書に記載されている男女の別を削除しようとするものでございます。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜わりますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── △日程第9.認定第1号 △日程第10.認定第2号 △日程第11.認定第3号 △日程第12.認定第4号 △日程第13.認定第5号
    日程第14.認定第6号 ○議長(長濵博君) 日程第9、認定第1号平成28年度新富町一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第14、認定第6号平成28年度新富町水道事業会計決算認定についてまで、以上6議案一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ただいま上程いただきました認定第1号から認定第6号までを順を追って御説明申し上げます。 まず、認定第1号平成28年度新富町一般会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 一般会計決算額は、歳入総額92億2,348万円、歳出総額88億7,267万円で、差し引き収支3億5,081万円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は3億1,549万7,000円の黒字決算となりました。 次に、歳入歳出決算額について、前年度と比較しながら御説明申し上げます。 歳入決算額について、地方税は所得の増に伴い3.4%の増、寄附金ふるさと納税の増に伴い3億9,941万3,000円の増となりました。一方、駆け込み需要反動減等にて地方消費税交付金が11.0%減、国庫支出金では大型事業複合施設建設事業終了等により20.0%の減等が主な要因となり、前年度と比較すると5.3%の減となりました。 町税等一般財源は59億5,921万4,000円で、歳入に占める割合は64.6%となっており、町税、寄附金繰越金等が増となったため、前年度に比べ1.6%の増となりました。 次に、国・県支出金等特定財源は32億6,426万6,000円で歳入に占める割合は35.4%となっており、道路橋梁費普通建設事業補助金の減、複合施設建設事業の終了に伴う国庫支出金のほか、県支出金地方債等の減により15.8%の減となりました。 自主財源依存財源を割合で見ますと自主財源が37.4%、依存財源が62.6%となり、前年度に比べ、自主財源は12.1%の増、依存財源は13.4%の減となりました。 また、市町村財政力をあらわす財政力指数は0.42となり前年度と比べ0.02ポイント改善となりました。 次に、歳出決算について、ふるさと納税に係る積立金補助金大幅増となったものの、複合施設建設事業終了等で前年度と比較すると4.2%の減となりました。 性質別に見ますと、義務的経費は35億2,946万円で前年度に比べ0.8%の増となりました。 公債費は6.9%の増、人件費は5.4%の減、扶助費障害介護給付費障害児給付費臨時福祉給付金などにより3.1%の増となりました。 次に、物件費補助費等任意的経費は39億5,006万円で、児童福祉施設ICT化補助ふるさと納税推進事業補助の増等及び基金積立金の増により、前年度に比べ16.8%の増となりました。 普通建設事業費等投資的経費は13億9,315万円で歳出の15.7%を占め、スポーツ交流センター建設事業複合施設建設事業の減等で、前年度に比べ41.5%の減となりました。 次に、認定第2号平成28年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度の決算額は、歳入総額28億5,936万6,000円、歳出総額26億6,323万8,000円で、実質収支は1億9,612万8,000円となりました。対前年度比では、歳入が3.4%減、歳出が5.6%減となりました。 歳入では、国民健康保険税の現年度分収納率は94.4%で、前年度より0.4%の減となりました。 歳出では、歳出総額の56.7%を占める保険給付費は、対前年度比1億2,683万8,000円の減となりました。 保険給付費減少要因は、被保険者数の減少に加えて入院・手術の件数が前年度と比べ減少したことや、特定健診受診率の向上、健診結果による保健師の指導、ジェネリック医薬品利用促進など医療費削減のためのさまざまな取り組みの成果があらわれてきたことによるものと考えております。 保険給付費保険税は密接な関係があるため、今後も被保険者国民健康保険制度の仕組みや事業の現状についてわかりやすい説明に努め、御理解、御協力を賜わりたいと存じます。 また、健康でいきいきと充実した生活を送っていただくため、特定健康診査受診勧奨がん検診助成充実、疾病の早期発見早期治療の啓発に努めるとともに、レセプトデータ等を活用した医療費の分析やジェネリック医薬品の積極的な活用の推進など、医療費の抑制にさらに取り組んでまいります。 次に、認定第3号平成28年度新富介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。 平成28年度末の第1号被保険者は5,066人で、認定状況は、要介護・要支援認定者は654人で、前年度比49人の減となっております。 歳入総額は15億7,825万2,000円、歳出総額は14億4,164万円で、実質収支は1億3,661万2,000円となりました。 歳入では、第1号被保険者保険料は、前年度比4.3%増の2億8,735万6,000円で、現年度分収納率は99.04%で前年度比0.06%増となりました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出の90.2%を占めます保険給付費は、前年度比2.8%増となりました。主なものでは、地域密着型介護サービス給付費が59.8%増、施設介護サービス給付費が7.7%増となりました。 一方、居宅介護サービス給付費は10.2%減、介護予防サービス給付費は27.0%減となりました。 地域密着型介護サービス給付費の59.8%増と居宅介護サービス給付費の10.2%減については、小規模な通所介護事業所サービス居宅介護サービスから地域密着型介護サービスへ移行したこと。また、介護予防サービス給付費の27.0%減は、このサービスの一部が地域支援事業へ移行したことが要因となっております。 第1号被保険者認定状況等で減となっている状況、これらにつきましては、これまでのいきいきサロン、元気キラリ体操、そういったものの取り組みが効果としてあらわれているんではないかというふうに思っております。 今後とも介護にかからないように、あるいは介護にかかっていても介護が必要でないような取り組みを推進しながら、いつまでも元気で在宅で暮らせるような施策をしっかりとしてまいりたいと思っております。 次に、認定第4号平成28年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度の決算額は、歳入総額3億6,428万9,000円、歳出総額3億6,319万1,000円で、実質収支額は109万8,000円となりました。対前年度比では、歳入歳出ともに4.4%の増となりました。 歳入では、後期高齢者医療保険料は1億1,183万5,000円で、収納率は100%となりました。一般会計からの繰入金が2億4,141万2,000円で、前年度比0.3%増となりました。 次に、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金が3億3,769万8,000円で対前年度比2.4%増となりました。 今後も被保険者数増加傾向にあり、高齢者健康長寿医療費の抑制が大きな課題であるため、健診の受診勧奨に努めるなど健康増進と疾病の予防・早期発見早期治療の啓発に取り組んでまいります。 次に、認定第5号平成28年度西都児湯情報公開個人情報保護審査会特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度の決算額は、歳入総額11万7,000円、歳出総額7万1,000円で、実質収支は4万6,000円となりました。 歳入では、各市町村からの分担金負担金6万4,000円、新富町からの繰入金1万1,000円、繰越金4万2,000円となり、歳出では、事務費として一般管理費7万1,000円となりました。 次に、認定第6号平成28年度新富町水道事業会計決算認定について御説明申し上げます。 平成28年度の業務量は、総配水量178万8,000立方メートル、有収水量154万5,000立方メートルで有収率86.37%となりました。有収水量につきまして前年と比較しますと4万8,585立方メートルの減となりました。給水戸数につきましては8戸増の5,677戸となっております。 収益的収支は、税抜きで総収益2億9,834万7,000円、総費用2億8,765万8,000円となり、1,068万9,000円の当期純利益となりました。 次に、資本的収入及び支出について御説明いたします。 資本的収入は、国庫補助金企業債等で、総額1億7,241万8,000円であります。資本的支出は、総額2億8,360万2,000円で、支出の内容は企業債の償還及び弁指配水池築造工事並びに配水管布設がえ工事等であります。 資本的収支不足額1億1,118万4,000円につきましては、損益勘定留保資金等で補填をしたところでございます。 以上、よろしく御審議の上、御認定賜わりますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── △日程第15.平成28年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について ○議長(長濵博君) 日程第15、平成28年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について、審査結果の報告を求めます。坂東啓男代表監査委員。 ◎町代表監査委員(坂東啓男君) 平成28年度新富町一般会計特別会計及び水道事業会計決算について、平成29年7月4日から平成29年8月24日にかけて、三浦千尋監査委員と審査を実施しましたので御報告申し上げます。 各会計の審査に当たりましては、歳入歳出関係諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、決算計数については誤りがなく、かつ予算の執行はその目的に沿って執行されており、所期の目的を果たしていると認めます。 なお、概要等詳細につきましては、決算審査意見書を御参照いただきたいと思います。 まず、平成28年度の経済・社会情勢でございます。 日本経済は、年度半ばまでは新興国経済の減速等から円高が進行したことにより企業の景況感が悪化し、消費者心理の冷え込みによる個人消費の伸び悩みもあり、景気は足踏み状態が続きました。 しかし、年度後半は、政府の景気対策による景気下支えや、米国大統領選の影響による政策動向が懸念されていましたが、米国の景気回復に伴い輸出や生産活動、設備投資で改善の動きが見られ、個人消費についても持ち直しの動きが拡大してきました。 県内におきましては、平成28年4月に発生しました熊本地震の影響もあり、個人消費を中心に足踏み状態となっていましたが、雇用環境の改善が続く中、年度半ば以降は穏やかに持ち直し、企業活動は一部前年を上回る状態となり、個人消費についても熊本地震の影響は残っているものの持ち直しの動きが続いておりました。 このような状況の中での平成28年度決算であります。 では、審査の総括を申し上げます。 まず、財政の健全性でございます。 新富町の平成28年度決算における健全化判断比率でありますが、指標が4つあります。実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つの指標全てにおいて早期健全化基準を下回り、財政が健全であると言えます。詳細につきましては、後ほど町長から御報告されると思います。 財政の運営状況でございます。 財政の運営目標は、財政の健全性を確保し、限られた財源を重点的、効果的に活用し、住民福祉の向上を図ることにあります。 新富町の一般会計決算規模は、前年度と比較して、歳入におきましては5.3%減、歳出におきましても4.2%減と、いずれも減少しております。 これは、複合施設建設事業の終了などが減少の主な要因であります。 歳入では、地方交付税国庫支出金が減少しましたが、一方では町税やふるさと納税制度による寄附金が増加しました。 歳出では、扶助費公債費補助費等積立金が増加するとともに、人件費や維持補修費が減少し、複合施設建設事業費等の大型建設事業の終了により投資的経費も減少しました。 財政収支状況で見ますと、実質収支は3億1,549万7,000円の黒字でありましたが、実質単年度収支は赤字となっております。 また、公債費比率においては、昨年よりは悪化してはいますが、町債残高は前年度より減少し、基金は前年度より増加しています。 今後の行財政運営につきましては、新たに建設した施設の管理・運営費の増加、さらには今後計画の具体化が検討されているまちづくり実施計画に基づく大規模事業などが考えられます。これまで以上に財政規律を意識した運営を行っていただきたいと思います。 次に、特別会計につきましては、まず、国民健康保険特別会計でございます。 新富国民健康保険制度における被保険者数は、毎年減少し、平成28年度は5,074名となっております。 平成28年度は、歳入では被保険者の減少に伴う国民健康保険税は減少しましたが、歳出では保険給付費が大きく減少しており、財政収支状況における実質単年度収支は1億71万7,000円の黒字となっております。 今後も、被保険者の減少に伴い、歳入は減少し、逆に医療費増加傾向は続くと思われます。そうした中、国民健康保険財政安定化のためには、健康増進対策の強化や健康診査の受診率の向上により病気の予防、早期発見早期治療への取り組みがますます重要と考えられます。来年度平成30年度からは、運営主体が県になるわけでありますが、納税者は同じであります。国民健康保険事業の厳しい現状も変わらないと思われますので、さらなる取り組みに努力をお願いしたいと思います。 次に、介護保険特別会計でございます。 新富介護保険特別会計における平成28年度の第1号被保険者数平成27年度より122名増加し、4,903名となっております。 介護を必要とする要支援・要介護認定者は、平成28年度は前年度より減少し、全国平均より5.4%ほど低くなっております。しかし認知症高齢者は増加しております。介護予防事業の積極的な取り組みが必要とされており、地域包括支援センターの役割がますます重要になってきております。 次に、後期高齢者医療特別会計でございます。 平成28年度の後期高齢者医療対象者は2,577名で、前年度と比べますと147名増となっております。医療費総費用は18億9,859万8,000円で、1人当たり73万7,000円となっております。 男性女性とも平均寿命が80歳を超えたとのことでもあり、健康寿命を延ばすことに重点を置き、高齢者の生活の質を高める施策・事業に取り組んでいただきたいと思います。 次に、西都児湯情報公開・個人情報保護審査会特別会計でございます。 財政状況は、各市町村負担金収入であり、歳入歳出とも問題は見られません。 最後に水道事業会計でございます。 水道事業の平成28年度の決算を総括いたしますと、減収・減益の決算であります。 水道事業を取り巻く環境は人口減少などにより年々厳しさを増しています。平成28年度は総収益が減少し、総費用は増加し、前年度と比較して純利益は大きく減少となっております。 しかし、現在のところ、財政状況はまだ健全性を維持しております。借入資本金5億2,033万2,000円に対して、現金預金5億6,391万3,000円で、実質無借金企業体となっております。 しかし、今後は施設の更新時期が到来し、改修費用で多額の投資が必要となることが予想されます。 早目に中長期の施設整備計画を策定するとともに、経営計画を策定し、財政収支の見通しを図られるよう望みます。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(長濵博君) この件につきましては以上で終わります。 暫時休憩いたします。午前10時36分休憩………………………………………………………………………………午前10時36分再開 ○議長(長濵博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 町長のほうから、先ほど説明をいただきましたが、訂正があるとの申し出でございます。お受けしたいと思います。町長。 ◎町長(土屋良文君) 先ほど、議案提案理由を説明申し上げましたが、その中で「議案第35号新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例」と申し上げました。正確には、「議案第35号新富印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について」でございますので、訂正方をお願いいたします。済いませんでした。 ○議長(長濵博君) この件につきましては以上で終わります。────────────・────・──────────── △日程第16.請願第1号 ○議長(長濵博君) 日程第16、請願第1号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書の提出を求める請願書を議題といたします。 この件につきましては、会議規則第91条第1項の規定により、お手元に配付いたしております請願・陳情付託表のとおり、文教厚生常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、請願第1号教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書の提出を求める請願書については、請願・陳情付託表のとおり、文教厚生常任委員会に付託することに決定いたしました。会期中における審査をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第17.諮問第2号 ○議長(長濵博君) 日程第17、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦に伴う意見を求めることについてを議題といたします。 この件につきましては、平成29年8月25日付で、お手元に配付しておりますとおり、町長から議会への意見を求めたい旨の文書が参っております。 人権擁護委員の推薦に伴う意見については、これを適任と認めることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、諮問第2号は適任と認めることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第18.報告第8号 △日程第19.報告第9号 ○議長(長濵博君) 日程第18、報告第8号平成28年度決算に基づく新富財政健全化判断比率報告書についてから、日程第19、報告第9号平成28年度決算に基づく新富水道事業資金不足比率報告書についてまで、以上2件を一括議題といたします。 報告書提出者に報告書の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ただいま上程いただきました報告案件につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、報告第8号平成28年度決算に基づく新富財政健全化判断比率報告書について御説明申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、本町の財政状況を判断するための普通会計の実質赤字比率、公営企業まで含めた赤字の比率である連結実質赤字比率、債務残高の財政負担を示す実質公債費比率、公社・第三セクターまで含めた将来的な負担を示す将来負担比率、この4つの財政指標について監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 次に、報告第9号平成28年度決算に基づく新富水道事業資金不足比率報告書について御説明申し上げます。 報告第8号の中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律について述べましたが、同法第22条第1項の規定に基づき、公営企業の経営の健全化のため、資金不足比率について監査委員の審査に付し、議会に報告、公表することになっているため、資金不足比率について監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 以上、報告といたします。 ○議長(長濵博君) この件につきましては、以上で終わります。────────────・────・──────────── ○議長(長濵博君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 2日から4日までは議案熟読のため休会であります。5日午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。お疲れさまでした。午前10時41分散会──────────────────────────────...