新富町議会 > 2013-08-30 >
09月04日-01号

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  1. 新富町議会 2013-08-30
    09月04日-01号


    取得元: 新富町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-12
    平成 25年 第06回定例会(09月)   新富町告示第58号    平成25年第6回新富町議会定例会を次のとおり招集する       平成25年8月30日                                 新富町長 土屋 良文   1 期 日  平成25年9月4日   2 場 所  新富町議会議事堂──────────────────────────────   ○開会日に応招した議員長濵  博君          阿萬 誠郎君増永 逸雄君          髙野 賢治君倉永 豪修君          丹  邦敏君下村  豊君          圖師 孝一君小嶋 崇嗣君          永友 繁喜君比江島義秋君          三浦 千尋君櫻井 盛生君                ──────────────────────────────   ○9月9日に応招した議員──────────────────────────────   ○9月10日に応招した議員──────────────────────────────   ○9月11日に応招した議員──────────────────────────────   ○9月20日に応招した議員──────────────────────────────   ○応招しなかった議員────────────────────────────────────────────────────────────────────平成25年 第6回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第1日)                           平成25年9月4日(水曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第1号)                       平成25年9月4日 午前10時00分開会    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第40号 平成25年度新富町一般会計補正予算について    日程第4 議案第41号 平成25年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について    日程第5 議案第42号 平成25年度新富町介護保険特別会計補正予算について    日程第6 議案第43号 平成25年度新富町水道事業会計補正予算について    日程第7 議案第44号 平成24年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第8 議案第45号 新富町介護保険条例及び新富町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について    日程第9 認定第1号 平成24年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第10 認定第2号 平成24年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 認定第3号 平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第12 認定第4号 平成24年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第13 認定第5号 平成24年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第14 平成24年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第15 報告第6号 専決処分の報告について(平成24年度防衛施設周辺民生安定施設整備事業 佐土原~木城線上新田地区道路改修工事(1工区)請負契約増額変更契約を締結することについて)    日程第16 報告第7号 平成23年度新富町継続費精算報告書について(新富町一般会計)    日程第17 報告第8号 平成24年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告書について    日程第18 報告第9号 平成24年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 会期の決定    日程第3 議案第40号 平成25年度新富町一般会計補正予算について    日程第4 議案第41号 平成25年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について    日程第5 議案第42号 平成25年度新富町介護保険特別会計補正予算について    日程第6 議案第43号 平成25年度新富町水道事業会計補正予算について    日程第7 議案第44号 平成24年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第8 議案第45号 新富町介護保険条例及び新富町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について    日程第9 認定第1号 平成24年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第10 認定第2号 平成24年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 認定第3号 平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第12 認定第4号 平成24年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第13 認定第5号 平成24年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第14 平成24年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について    日程第15 報告第6号 専決処分の報告について(平成24年度防衛施設周辺民生安定施設整備事業 佐土原~木城線上新田地区道路改修工事(1工区)請負契約増額変更契約を締結することについて)    日程第16 報告第7号 平成23年度新富町継続費精算報告書について(新富町一般会計)    日程第17 報告第8号 平成24年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告書について    日程第18 報告第9号 平成24年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について──────────────────────────────出席議員(13名)1番 長濵  博君       2番 阿萬 誠郎君3番 増永 逸雄君       5番 髙野 賢治君6番 倉永 豪修君       7番 丹  邦敏君8番 下村  豊君       10番 圖師 孝一君11番 小嶋 崇嗣君       12番 永友 繁喜君13番 比江島義秋君       14番 三浦 千尋君16番 櫻井 盛生君                ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(1人)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 井上  透君       書記 壱岐  進君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  副町長 ………………… 壱岐 健一君まちおこし政策課長 … 後藤 博己君  総務財政課長 ………… 三本 英弘君防災基地対策課長 …… 今村 行信君  税務課長 ……………… 河野  裕君収納対策監 …………… 瀬戸口 誠君  町民こども課長 ……… 小野 博明君いきいき健康課長 …… 若木家浩順君  福祉課長 ……………… 壱岐 利美君農業振興課長 ………… 石谷 秀三君  都市建設課長 ………… 河野 博敏君環境水道課長 ………… 山内 清三君  会計管理者会計課長 … 中山 房雄君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 平塚 貢一君生涯学習課長 ………… 太田  功君  農業委員会事務局長 … 桑畑  等君町代表監査委員 ……… 三宅 照美君                    ──────────────────────────────午前10時00分開会 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼、着席。 ○議長(長濵博君) おはようございます。 ただいまから、平成25年第6回新富町議会定例会を開会いたします。 6月定例会以降における諸般の報告につきましては、プリントにてお手元に配付しておりますので、これをもって諸般の報告にかえさせていただきます。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(長濵博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、議長において、丹邦敏議員小嶋崇嗣議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(長濵博君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から9月20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は17日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第40号 △日程第4.議案第41号 △日程第5.議案第42号 △日程第6.議案第43号 △日程第7.議案第44号 △日程第8.議案第45号 ○議長(長濵博君) 日程第3、議案第40号平成25年度新富町一般会計補正予算についてから日程第8、議案第45号新富町介護保険条例及び新富町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてまで、以上6議案を一括議題といたします。 議案朗読につきましては、議案熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) 本日ここに、平成25年第6回新富町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、大変お忙しい中に御出席いただき、御審議賜りますことを厚く御礼申し上げます。 庁舎本館耐震補強増築改修工事のため、本館の業務を仮設庁舎と新館2階で行うことになり、議員各位、町民の皆さんを初め、御来庁舎の方々に御不便と御迷惑をおかけしております。御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、ただいま上程いただきました議案につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、議案第40号平成25年度新富町一般会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第4回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,205万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ100億365万9,000円にしようとするものでございます。 それでは、歳出の概要から御説明申し上げます。 第2款総務費には、庁舎耐震改修増築に伴う備品購入費騒音激甚地区生活道路舗装工事費日向新富乗車券発売事務委託料新富町議会議員選挙費等を計上しました。 第3款民生費には、福祉サービス利用促進に関する事項等を策定するための新富町地域福祉計画及び地域福祉活動計画策定業務委託料等を計上し、第4款衛生費温泉施設及びし尿処理施設修繕料等を計上しました。 第5款農林水産業費には、新規就農等の支援を行う青年就農給付金農業基盤整備促進事業として、農道舗装を行う工事請負費及び水田の暗渠排水施設設備に助成する補助金等を計上し、町単独事業として、認定農業者生産性向上を図る農業機械購入農業施設の導入に助成する新富町認定農業者経営改善緊急支援事業補助金担い手育成のための新富町就農支援交付金施設園芸農家の機械や資材導入の助成を行う新富町施設園芸産地再生緊急支援事業補助金、新富町産小麦を活用した商品開発普及活動を支援する「小麦でつくる新富ブランドオンリーワン事業補助金等を計上しました。 第6款商工費には、三納代商工業振興会電灯設置改修設計委託料等を計上しました。 第7款土木費には、地域の元気臨時交付金を活用した町道及び排水等整備事業費等を計上しました。 第8款消防費避難誘導看板設置工事費等を計上し、第9款教育費には、中学生の各種大会出場補助金富田小学校児童用机・椅子の購入費、町内運動広場ベンチ設置費等を計上しました。 第10款災害復旧費排水路復旧工事費を計上しました。 次に、歳入について御説明申し上げます。 第9款地方特例交付金は、額の確定に伴い減額調整を行い、第12款地方交付税は、普通交付税の額の確定に伴い追加計上し、第15款使用料及び手数料に新富東霊園使用料を計上しました。 第16款国庫支出金に地域の元気臨時交付金を計上しました。 第17款県支出金には、土地利用規制等対策負担金青年就農給付金事業費補助金農道整備事業及び水田の暗渠排水施設設備事業を行う農業基盤整備促進事業費補助金、宮崎県市町村権限移譲交付金等を計上しました。 第19款寄附金一般寄附金及びふるさと納税寄附金を計上しました。 第20款繰入金には、介護保険事業特別会計の前年度精算金を計上したほか、ふるさと農村活性化基金農業振興基金をそれぞれ計上しました。 第22款諸収入に、し尿処理施設の落雷被災に伴う建物災害共済金口蹄疫ファンド事業のみやざき畑地かんがい営農基盤整備事業補助金等を計上しました。 第23款町債は臨時財政対策債を減額しました。 次に、第2表債務負担行為につきましては、2件の事項でございます。 まず、新富町地域福祉計画及び地域福祉活動計画策定業務委託につきましては、平成25年度に新富町地域福祉計画策定に係る調査分析支援業務委託を行い、その調査分析の結果に基づき、平成26年度に新富町地域福祉計画及び地域福祉活動計画策定業務委託を行うための債務負担行為でございます。 次に、新富町文化会館指定管理者管理経費は、平成25年度までで、現在の新富町文化会館指定管理者期間が終了することから、本年度内に公募等の手続及び指定管理者指定の決定を行う必要があることから、平成26年度から平成28年度までの3カ年間の債務負担行為を行おうとするものでございます。 次に、第3表地方債補正は、臨時財政対策債の借入金を減額調整しようとするものでございます。 次に、議案第41号平成25年度新富町国民健康保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第2回で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ58万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億6,387万2,000円にしようとするものでございます。 歳入では、前期高齢者交付金交付額確定による減額、歳出では、後期高齢者支援金等及び前期高齢者納付金等増減調整を行いました。 次に、議案第42号平成25年度新富町介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第2回で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,172万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億959万9,000円にしようとするものでございます。 歳出の主なものでは、一般管理費等に係る職員の時間外勤務手当及び高額医療合算介護サービス費並びに国県支出金支払い基金交付金一般会計繰入金の精算に伴う返還金を計上しました。歳入につきましては、一般会計繰入金及び繰越金を計上いたしました。 次に、議案第43号平成25年度新富町水道事業会計補正予算について御説明申し上げます。 今回の補正は第2回で、予算第4条に定めました資本的支出につきまして、第1款第1項建設改良費に1,560万円を追加し、資本的支出の総額を1億2,441万8,000円にしようとするものでございます。内容は町道今別府4号線ほかの道路改良工事に合わせた配水管布設がえ工事費でございます。 次に、議案第44号平成24年度新富町水道事業会計剰余金の処分について御説明申し上げます。 本案は、平成24年度新富町水道事業会計決算において剰余金が生じましたので、その処分をしようとするものでございます。 当年度未処分利益剰余金3,811万2,235円につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、減債積立金に200万円、建設改良積立金に800万円をそれぞれ積み立てを行い、残り2,811万2,235円を翌年度繰越利益剰余金として繰り越しをしようとするものでございます。 なお、利益の処分につきましては、平成23年4月の地方公営企業法の改正において、条例に定めることにより、または議会の議決を経て処分を行わなければならないことになったことから、本町においては議会の議決を経ることとして提案するものでございます。 次に、議案第45号新富町介護保険条例及び新富町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、地方税法の一部改正に伴い、関連します新富町介護保険条例及び新富町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正しようとするものでございます。 改正の内容は、督促手数料、延滞金及び還付加算金について、町税条例の規定を準用しようとするものです。 以上、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。────────────・────・──────────── △日程第9.認定第1号 △日程第10.認定第2号 △日程第11.認定第3号 △日程第12.認定第4号
    △日程第13.認定第5号 ○議長(長濵博君) 日程第9、認定第1号平成24年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第13、認定第5号平成24年度新富町水道事業会計決算の認定についてまで、以上5議案を一括議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案の熟読の期日を設けておりますので、これを省略し、議案提出者提案理由の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ただいま上程いただきました認定第1号から認定第5号まで、順を追って御説明申し上げます。 まず、認定第1号平成24年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 一般会計決算額は、歳入総額79億1,797万8,000円、歳出総額76億286万5,000円で、差し引き収支3億1,511万3,000円、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は2億5,405万3,000円の黒字決算となりました。 平成23年度に新田中学校建設等の事業が終了したことなどにより、前年度に比べ、歳入で3.9%、歳出で3.7%と、それぞれ減額となりました。 平成24年度から新田学園が開校し、新田地区における小中一貫教育がスタートし、学校、地域一体となった取り組みが進んでおり、地域の皆さんを初め、関係者の皆様の御尽力に感謝いたします。 また、民事訴訟事件におきましては、裁判所の和解勧告に沿い、議会の議決をいただき、和解が成立いたしました。この間、議員各位や町民の皆様には、御心配と御迷惑をおかけしましたことにおわびを申し上げます。 平成24年度の主な取り組みといたしまして、町内全域をカバーする高速通信基盤整備として、光ファイバーによる有線ラジオ放送施設整備に着手しました。 また、庁舎本館耐震補強と利用者の利便性向上を図る増築のための事業にも着手しました。 さらに、町民の防災意識をより高めるため、町民の参加する防災訓練自主防災組織への防災資機材の整備及び防災士育成ドクターヘリ離着陸場案内板設置、防犯灯の設置などに取り組み、通学路として、道路・歩道の設置など、安心安全に取り組みました。 上新田児童プールを改築し、ヒブワクチン等の接種、妊婦健診、不妊治療を受ける夫婦の経済的負担を軽減するための不妊治療費助成安心こども基金を活用しての幼児・児童生徒医療費助成保育料軽減などの子育て支援取り組みました。 また、各がん検診や65歳以上の無料がん検診ひとり親家庭医療費助成など、町民の健康づくり取り組みました。 指導主事の教育対策監補助教員を配置し、学力向上支援を行うとともに、図書の購入、図書支援員を配置した町内図書施設ネットワーク推進事業、小学校の講堂用地造成学校備品の整備など、教育振興取り組みました。 町道の改良、排水路の整備や地区集会所の大規模改修コミュニティバス運行のための実証実験、町営住宅の改修、合併処理浄化槽設置助成、個人が取り組む太陽光発電設備に対する助成など、町民生活環境整備取り組みました。 口蹄疫からの復興として、畜産農家家畜導入の助成、水田農業特別対策事業として、米粉用米飼料用米への転換に対する町単独の助成、藤山ため池しゅんせつ・土砂どめ工事、農作業道路コンクリート舗装及び生コンクリート支給事業等取り組みました。 また、雇用の場の創出支援として、地場産品を生かした新商品開発事業等緊急雇用創出事業地域活性化の支援として、口蹄疫で多大な影響を受けた地域経済の活性化を図るための地域観光支援事業助成商工振興のための景品つき歳末大売り出し事業助成などの取り組みを行い、湖水ヶ池公園、湯之宮座論梅周辺整備新田原古墳群周辺整備スカイパーク基本構想など、新富町観光資源開発取り組みました。 次に、歳入歳出決算について、前年度と比較しながら御説明申し上げます。 まず、歳入についてであります。 町税等の一般財源は54億5,971万3,000円で、歳入に占める割合は68.9%となっており、町税、地方特例交付金地方交付税等が減となったため、前年度に比べ1.4%の減となりました。 次に、国県支出金等特定財源は24億5,826万5,000円で、歳入に占める割合は31.1%となっており、学校建設事業に係る国庫支出金地方債等の減により8.9%の減となりました。 自主財源依存財源を割合で見ますと、自主財源が30.4%、依存財源が69.6%となり、額で見ますと、前年度に比べ自主財源は2.9%の減、依存財源は4.3%の減となりました。 また、市町村の財政力をあらわす財政力指数は0.39となり、前年度より0.02ポイント下降しました。 次に、歳出の状況についてであります。 性質別に見ますと、義務的経費は32億4,215万8,000円で、前年度に比べ0.5%の増となりました。公債費は7.4%減、人件費は1.6%の減、扶助費は、平成24年度から制度改正に伴う障害者自立支援事業費の増などにより6.5%増となりました。 次に、物件費や補助費等任意的経費は27億7,733万3,000円で、維持補修費が増となったものの、賃金、修繕料等の需要費、小中学校の備品、積立金の減により、前年度に比べ6.3%の減となりました。 普通建設事業費等投資的経費は15億8,337万4,000円で、歳出の20.8%を占めましたが、西体育館大規模改修新田中学校建設の事業等が終了するなど、前年度に比べ7.3%の減となりました。 また、翌年度に繰り越す額が大幅にふえたことにつきましては、平成24年度に国の緊急経済対策に対応した平成25年3月の第9回補正予算で、15カ月予算として、平成25年度に事業を実施します事業費5億2,628万9,000円を編成し、繰越明許費補正を行ったことによるものでございます。 次に、認定第2号平成24年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成24年度の決算額は、歳入総額26億7,432万8,000円、歳出総額24億7,520万2,000円で、実質収支は1億9,912万6,000円となりました。対前年度比では、歳入が0.2%増、歳出が0.5%減となりました。 歳入では、国民健康保険税の現年度分の収納率は93.0%で、前年度より0.5%の減となりました。 次に、歳出についてであります。歳出総額の65%を占める保険給付費は、対前年度比4.8%減となりました。このうち療養諸費は5.4%、高額療養費は0.1%減となりました。 一方、後期高齢者支援金は、対前年度比12.5%増、介護納付金は9.4%増となっております。 保険給付費の減額要因は、医療費適正化に対するジェネリック医薬品の活用、重複受診の取りやめなど、被保険者各位の積極的な取り組みのたまものであると感謝申し上げます。 国民健康保険事業を取り巻く情勢は、高齢化の進展に伴う後期高齢者支援金介護納付金の増加が見込まれるなど、依然として大変厳しい状況であります。このため、特定健診や各種がん検診の受診率の向上を図り、疾病の早期発見、早期治療に努めるとともに、被保険者の御理解、御協力をいただきながら、引き続き医療費適正化に取り組んでまいります。 次に、認定第3号平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成24年度の決算額は、歳入総額3億909万2,000円、歳出総額3億821万5,000円で、実質収支額は87万7,000円となりました。 歳入について御説明申し上げます。後期高齢者医療保険料は8,734万円で、収納率は99.87%となりました。一般会計からの繰入金が2億1,727万5,000円で、前年度比10%増となりました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 総務費では、後期高齢者医療広域連合に対する事務費負担金等1,522万円、後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料徴収分及び保険基盤安定負担金並びに療養給付費負担金を合わせて2億8,845万5,000円を支出しております。 後期高齢者医療制度における医療費は、高齢化の進行や1人当たりの医療費の増加等により、伸び続けています。医療費適正化のため、重複・頻回受診対策、「すこやか高齢者健康診査」の受診率の向上を図り、疾病の早期発見・早期治療・予防に努めます。 また、健康寿命の延伸のため、高齢者の健康づくりや生きがいづくりを推進してまいります。 次に、認定第4号平成24年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。 平成24年度は、第5期介護保険事業計画の初年度でありましたが、総費用で見ますと、ほぼ計画どおりの実績となりました。歳入総額は13億4,253万円、歳出総額は12億7,126万9,000円で、実質収支7,126万1,000円となりました。 歳入では、第1号被保険者の保険料は前年度比18%増の2億3,044万5,000円で、収納率は、現年度分の普通徴収、特別徴収で98.7%でありました。 次に、歳出について御説明申し上げます。 歳出の91.6%を占めます保険給付費は、前年度比3.2%増となり、主なものでは通所介護サービスなどの居宅介護サービス給付費が前年度比9.7%の増、施設介護サービス給付費では前年度比2.9%減となりました。 今後も、高齢者の増加に伴い介護認定者の増加が見込まれますので、介護予防事業及び高齢者の福祉サービスの充実を図り、高齢者が住みなれた地域で生きがいのある生活が送れるよう努めてまいります。 次に、認定第5号平成24年度新富町水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。 平成24年度の業務量は総配水量165万8,000立方メートル、有収水量155万7,000立方メートルで、有収率93.87%となりました。有収水量につきまして、前年と比較しますと、6万7,000立方法メートルの減となりました。給水戸数につきましては112戸増の5,653戸となっております。 収益的収支は、税抜きで総収益2億3,984万1,000円、総費用2億1,032万2,000円となり、経常収支2,951万9,000円の当期純利益となりました。 次に、資本的収入及び支出について御説明いたします。 資本的収入は、企業債、工事負担金で、総額3,129万1,000円であります。資本的支出は総額8,017万4,000円で、支出の内容は企業債の償還、浄水場ろ過池表洗管取りかえ工事、六反田~浜線配水管布設がえ工事、県道川床日向新富停車場線配水管布設工事等であります。 資本的収支の不足額4,880万3,000円につきましては、過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金及び当年度消費税資本的収支調整額で補填をしたところでございます。 今後も費用の見直し、節減を行い、安定経営に努め、施設の耐震化、改修、整備を計画的に行い、安心安全な水道水の供給と安定給水の確保に努めてまいります。 以上、よろしく御審議の上、御認定賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 訂正して、おわびを申し上げます。認定第5号の水道会計の決算におきまして、資本的収入の不足額4,880万3,000円と申し上げました。不足額4,888万3,000円の誤りでございますので、御訂正をお願いいたします。────────────・────・──────────── △日程第14.平成24年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について ○議長(長濵博君) 日程第14、平成24年度新富町一般会計特別会計水道事業会計決算審査報告について、審査結果の報告を求めます。代表監査委員三宅照美委員。 ◎町代表監査委員(三宅照美君) 平成24年度新富町一般会計特別会計及び水道事業会計決算について、平成25年7月1日から平成25年8月22日にかけて、櫻井監査委員と審査を実施いたしましたので、御報告申し上げます。 審査の結果につきましては、各会計とも歳入歳出関係諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、決算計数については誤りがなく、かつ予算の執行はその目的に沿って執行されており、所期の目的を果たしていると認めます。 なお、概要等詳細につきましては、決算審査意見書を御参照いただきたいと思います。 ここで、審査の総括を申し上げます。 まず、平成24年度の経済・社会情勢でございます。 日本経済は、輸出や生産の減少等により、弱い動きが続いておりましたが、足元では緩やかに持ち直しております。先行きにつきましても、一部に海外経済の下振れ等による景気減速のリスクを指摘する向きはありますが、円安等に伴う輸出環境の改善や経済対策・金融政策の効果等により、次第に景気が回復していくことが期待されております。このような背景の中での平成24年度の決算でございます。 ここで、審査の総括を申し上げます。 まず、財政の健全性でございます。 新富町の平成24年度決算における健全化判断比率は、4つの指標全てにおいて早期健全化基準を下回り、かつ前年度よりも好転しており、財政が健全であると言えます。詳細につきましては、後ほど町長から御報告されると思います。 財政の運用状況でございます。 新富町の一般会計の規模は、前年度と比較して、歳入におきましては3.9%、歳出におきましては3.7%の減少となりました。 財政の運営目標は、財政の健全性を確保し、さらに限られた財源を重点的・効果的に活用して、住民福祉の向上を図ることにあります。 平成24年度の行財政運営は、前年度までの大型建設が終了したことにより、歳入歳出ともに規模は減少しました。歳入では、大型建設事業終了に伴い、国庫・県支出金、町債が減少、町税につきましては、固定資産評価見直しにより減少となりました。歳出では、建設事業終了により投資的経費が減少、人件費、物件費については、経常経費の抑制を図り減少となりました。 今後の行財政運営につきましては、国の経済対策に対応した平成24年度一般会計補正予算と合わせた15カ月予算と位置づけ、精力的・効率的に推進していただきたい。 さらに、庁舎改修整備事業、有線ラジオ放送施設整備事業、複合施設建設等、大規模事業が始まります。常に財政規律を意識した運営を行っていただきたいと思います。 特別会計につきましては、まず、国民健康保険特別会計でございます。 新富町国民健康保険制度における被保険世帯数、被保険者数は毎年減少しておりますが、医療費は平成21年度から平成23年度まで毎年増加しておりましたが、平成24年度は被保険者数の減少や後期高齢者医療への移行等で減少しております。 一方、健康診断の受診率は、前年度と比較し、子宮がん・乳がんを除き高くなっております。その努力は認められますが、国民健康保険事業の厳しい現状に鑑み、予防・早期発見・早期治療のため、さらなる受診率の向上に努めていただきたいと思います。 次に、介護保険特別会計でございます。 新富町介護保険特別会計における第1号被保険者数は、制度発足時に比較し966名増加しております。平成24年度では4,359名となっております。 介護を必要とする要介護(要支援)認定者は毎年増加し、かつ要介護度の高い被保険者が増加しております。今後の課題は、介護予防事業の積極的な取り組みが必要と思われます。 次に、後期高齢者医療特別会計でございます。 平成24年度の後期高齢者医療対象者は2,311名で、前年度と比べますと77名増となっております。医療費総費用は18億5,229万7,000円で、1人当たり80万2,000円となっております。 健康寿命を延ばすことに重点を置いた施策・事業に取り組んでいただきたいと思います。 最後に、水道事業会計でございます。 水道事業会計の平成24年度の決算を総括いたしますと、減収減益の決算であります。 水道収益の伸び悩み、コスト高による圧迫から収益性は低下してきておりますが、現在のところ、財政状況は健全性を維持しております。借入資本金5億1,201万9,000円に対して、現金・預金5億3,259万1,000円で、実質無借金企業体となっておりますが、将来、多額の投資が必要になることが予想されますので、一層の預金積み上げに努力されるよう望みます。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(長濵博君) この件につきましては、以上で終わります。────────────・────・──────────── △日程第15.報告第6号 △日程第16.報告第7号 △日程第17.報告第8号 △日程第18.報告第9号 ○議長(長濵博君) 日程第15、報告第6号専決処分の報告について(平成24年度防衛施設周辺民生安定施設整備事業佐土原~木城線上新田地区道路改修工事(1工区)請負契約増額変更契約を締結することについて)から、日程第18、報告第9号平成24年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書についてまで、以上4件を一括議題といたします。 報告書提出者に報告書の説明を求めます。土屋町長。 ◎町長(土屋良文君) ただいま上程いただきました報告案件につきまして、順を追って御説明申し上げます。 まず、報告第6号専決処分について御説明申し上げます。 平成24年度防衛施設周辺民生安定施設整備事業佐土原~木城線上新田地区道路改修工事(1工区)の工事請負契約につきましては、平成24年11月12日臨時会で議決をいただいております。工事期間中におきまして、上新田児童公園から上新田学習館までの区間の駐車場舗装復旧を工事影響部で計画をいたしておりましたが、全体的に現況舗装部のひび割れがひどいため、全面舗装復旧を行うことといたしました。このため、一部工事内容の変更に伴い、変更前の金額5,544万円に変更金額107万1,000円を追加増額し、変更後の契約金額を5,651万1,000円で南州建設株式会社代表取締役大迫幸一と平成25年6月24日に契約締結したものでございます。 地方自治法第180条第1項の規定に基づいて、議会の議決により指定された町長の専決処分事項にて専決処分をさせていただきましたので、同条第2項の規定により報告いたします。 次に、報告第7号平成23年度新富町継続費精算報告書について(新富町一般会計)御説明申し上げます。 土木費の佐土原~木城線道路改修事業につきましては、平成23年3月の定例会において継続費設定を議決いただき、年割り額の変更に伴い、平成24年3月の定例会において継続費補正を議決いただきました。この年割り額に応じて事業を執行し、完了いたしましたので、別紙の精算報告書のとおり御報告いたします。 次に、報告第8号平成24年度決算に基づく新富町財政健全化判断比率報告書について御説明を申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、本町の財政状況を判断するための普通会計の実質赤字比率、公営企業まで含めた赤字の比率である連結実質赤字比率、債務残高の財政負担を示す実質公債費比率、公社・第三セクターまで含めた将来的な税負担を示す連結将来負担比率の4つの財政指標について、監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 次に、報告第9号平成24年度決算に基づく新富町水道事業資金不足比率報告書について御説明申し上げます。 報告第8号の中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律について述べましたが、同法第22条第1項の規定により、公営企業の経営の健全化のため、資金不足比率について監査委員の審査に付し、議会に報告、公表することになっているため、資金不足比率について監査委員の意見書を添えて御報告いたします。 以上、報告とさせていただきます。 ○議長(長濵博君) この件につきましては、以上で終わります。────────────・────・──────────── ○議長(長濵博君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 5日から8日までは、議案熟読のため休会であります。9日、午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて延会いたします。お疲れさまでした。 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼。午前10時50分延会──────────────────────────────...