令和 4年 12月
定例会令和4年12
月宇和島市議会定例会議事日程第1号令和4年11月29日(火)午前10時
開会会議録署名人指名会期の決定について
諸般報告監査報告 宇監報告第14号、
宇監報告第15号、
宇監報告第16号報告第16号 専決処分した事件の報告について 専決第8号 損害賠償の額の決定について 専決第9号
車両接触事故の和解について 専決第10号
車両物損事故の和解について 専決第11号
物損事故の和解について 専決第12号
物損事故の和解について 専決第13号
物損事故の和解について (報告)認定第1号 令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の認定について認定第2号 令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について (
委員長報告・質疑・討論・採決)議案第77号 宇和島市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例等の一部を改正する
条例議案第78号 宇和島市
個人情報の保護に関する
法律施行条例議案第79号
地方公務員法の一部改正に伴う
関係条例の整備に関する
条例議案第80号 宇和島市職員の
高齢者部分休業に関する
条例議案第81号
宇和島市議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する
条例議案第82号 宇和島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する
条例議案第83号 宇和島市職員の給与に関する条例及び宇和島市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する
条例議案第84号 宇和島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する
条例議案第85号 宇和島市財産区
個人情報の保護に関する
法律施行条例議案第86号 宇和島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例議案第87号 宇和島市
病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する
条例議案第88号 令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第7号)議案第89号 令和4年度宇和島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議案第90号 令和4年度宇和島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)議案第91号 令和4年度宇和島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第92号 令和4年度宇和島市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)議案第93号 令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第3号)議案第94号 令和4年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)議案第95号 令和4年度宇和島市
水道事業会計補正予算(第1号)議案第96号
工事請負契約について議案第97号
工事請負契約について議案第98号
工事請負契約の変更について議案第99号
工事請負契約の変更について議案第100号
工事請負契約の変更について議案第101号 字の区域変更について議案第102号
市道路線の認定及び廃止について議案第103号
市道路線の認定及び廃止について議案第104号
市道路線の認定及び廃止について議案第105号
宇和島市立南予文化会館等の
指定管理者の指定について議案第106号 宇和島市
スポーツ交流センターの
指定管理者の指定について議案第107号
祓川温泉施設の
指定管理者の指定について議案第108号 津島やすらぎの里の
指定管理者の指定の期間の変更について (
理事者提案説明)-----------------------------------本日の会議に付した
事件議事日程のとおり
-----------------------------------出席議員(24名)1番 槇野洋子君2番 吉川優子君3番 田中秀忠君4番 山本定彦君5番 畠山博文君6番
佐々木宣夫君7番 山瀬忠弘君8番 椙山三也君9番 浅田美幸君10番
川口晴代君11番 中平政志君12番 武田元介君13番
浅野修一君14番 赤松孝寛君15番 三曳重郎君16番 兵頭司博君17番
石崎大樹君18番 我妻正三君19番 坂尾 眞君20番 清家康生君21番 上田富久君22番 松本 孔君23番 福本義和君24番 泉 雄二君
-----------------------------------欠席議員 なし
-----------------------------------説明のため出席した者の
職氏名市長 岡原文彰君副市長 玉田光彦君
総務企画部長 西本能尚君教育長 金瀬 聡君
病院事業管理者 梶原伸介君
市民環境部長 古谷輝生君
保健福祉部長 伊手博志君
産業経済部長 楠 憲雄君建設部長 山口 勝君
教育部長 片山治彦君水道局長 和田 靖君
医療行政管理部長 大宿昌生君
市長公室長 梶原祥敬君総務課長 武田 靖君財政課長 中川耕治君
-----------------------------------会議に出席した
議会事務局職員局長 水野宏一君次長 宇都宮 太君次長補佐 酒井宏治君
議事法制係長 毛利泰三君主査 中村太郎君主事 中川武史君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分 開会
○議長(
石崎大樹君) ただいまの
出席議員は24名であります。 定足数に達しておりますので、これより令和4年12月第87回
宇和島市議会定例会を開会いたします。 それでは、
岡原市長から、今
定例会招集の挨拶があります。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君)
岡原市長。 〔
市長岡原文彰君登壇〕
◎市長(
岡原文彰君) 皆さん、おはようございます。 本日ここに令和4年12月第87回
宇和島市議会定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、何かと御多用の中、御参集いただきまして、誠にありがとうございます。 さて、
新型コロナウイルス感染症関係につきましては、
アフターコロナを見据え、
全国旅行支援など、経済活動の
本格的再開が進められているほか、県内においても様々なイベントが実施されておりますが、一方で、11月に入り、全国的にも
陽性者数は増加傾向となっており、加えて、BQ.1系統の新たな変異株も確認されています。 今後、年末年始にかけてクリスマス、大みそか、初詣など、人の移動や交流が活発となり、あわせて、
季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されることから、今後とも基本的な
感染回避行動や
会食ルールの徹底、定期的な換気の習慣化をお願いいたします。 また、
感染予防効果や
重症化予防効果が認められている
ワクチン接種が必要な状況に変わりはありませんので、可能な方は積極的に接種を受けていただきますようお願いいたします。 次に、長期間にわたり御不便をおかけしております本庁舎整備については、広報12月号等でお知らせいたしますが、来る12月5日から裏玄関の利用を再開するほか、12日からは高層棟1階部分も含め、全フロアの使用制限がなくなります。 なお、来年3月の完成を目標に、駐車場などの外構工事が続くことから、出入口が変更になるなど御迷惑をおかけしますが、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。 さて、今定例会におきましては、
物価高騰対策や台風14号に係る災害復旧をはじめ、当面する諸課題に対応するための12
月補正予算案などを提案いたしております。 この後、議案の内容等につきましては説明をいたしますので、よろしく御審議いただき、御決定、御承認を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
石崎大樹君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、
議事日程第1号により進めます。 本日の
会議録署名人に、坂尾 眞君、
佐々木宣夫君を指名いたします。 次に、本定例会の会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、お配りしている審議日程のとおり、本日から12月19日までの21日間といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 異議なしと認めます。 よって、会期は21日間と決定いたしました。 次に、お配りしている
諸般報告のうち、主なものを御報告いたします。 去る11月18日、当市で開催されました
四国西南地域市議会議長懇談会定期総会では、令和3年度
会計決算報告を受けるとともに、令和4年度
会計予算案等について承認されました。 また、
四国西南地域関係7市が抱える
地域課題を克服するための提出議案について審議、可決し、関係機関に要望していくことといたしました。 総会終了後は、
宇和島市民、
市職員向け防災啓発の事例紹介、「大災害を生き抜く」と題した講演を行いました。 そのほかにつきましては、報告書のとおりであります。 次に、お配りしているとおり、
監査委員から
監査報告として「
宇監報告第14号」ないし「
宇監報告第16号」の3件が、また、理事者から
報告案件として「報告第16号」、「専決第8号」ないし「専決第13号」の6件が提出されておりますので、御報告しておきます。 次に、閉会中の
継続審査となっております「認定第1号・令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の認定について」を議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 異議なしと認め、「認定第1号」を議題といたします。 本件に関し、
当該特別委員会委員長の報告を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君)
佐々木宣夫君。 〔令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算審査特別委員会委員長佐々木宣夫君登壇〕
◆令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算審査特別委員会委員長(
佐々木宣夫君) さきの9月定例会におきまして、議員12名で設置された令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算審査特別委員会に付託されました「認定第1号・令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の認定について」の審査が終わりましたので、その経過並びに結果について御報告を申し上げます。 去る11月17日、18日両日に委員会を開催し、
各部所管ごとに審査を行い、
監査委員から提出されました
決算審査意見書をはじめ、各会計に関する資料を参考にして、
担当理事者から詳細な説明を受けました。 審査の結果、賛成多数でこれを認定することに決しました。 なお、審査の過程におきまして、特に議論されました案件につきまして、その概要を申し上げます。 初めに、決算の概要ですが、
一般会計におきまして、歳出総額は513億4,574万9,516円で、前年度比5.97%、32億5,942万5,165円の減少となっています。一方で、歳入総額は547億3,368万1,882円、前年度比6.54%、38億3,134万7,185円の減少となっています。 歳入と歳出の差引額は33億8,793万2,366円になりますが、本年度に繰り越すべき金額が10億3,531万8,000円あり、
実質収支額は23億5,261万4,366円となります。 また、前年度
実質収支額約19億7,800万円を控除した単年度の収支額は、約3億7,500万円の
黒字決算となっています。 なお、年度末における
一般会計で管理している各基金の総現在在り高は約174億8,900万円となっており、令和2年度決算時から約27億6,900万円の増となっています。
財政力指数をはじめとした財政指標に大きな変化はなく、堅実な
財政運営がなされているものと考えられます。しかしながら、今後、
地方交付税交付金や、さらなる
人口減少などによる市税の縮減も危惧されます。 つきましては、
経済対策と
財政運営のバランスを取り、さらなる財政基盤の強化と構築に向け、取り組んでいただきますよう申し添えておきます。 次に、
一般会計における審査の過程におきまして述べられた主な意見等を御報告いたします。 重大なものといたしまして、
伊達博物館の報償費の支払いについて、委員より、
伊達博物館の契約書によると、収納作業の協力に対する補助金は前年度の入館料の2分の1の額とする。ただし、入館料の額が500万円を超えるときは、250万円を限度とし、100円未満の端数は切り捨てるものとするとなっているが、令和3年度の入館料を令和3年度の報償費として支払うという理事者の説明には、齟齬があるのではないかとの質疑がありました。 これに対して、理事者からは、平成29年度分から、担当者が失念したことにより、誤って現年度の数字で執行していたという事実が発覚し、あわせて、本来お支払いをすべき額が支払えていなかったことも発覚しました。この差額については、急ぎ過年度分の
協力謝礼金ということで、今年度にお支払いをする手続に入りたいと考えております。今回の御質問を受けて明白になりましたので、正しい姿にして反映させていただきたいと考えておりますとの回答がありました。 理事者におかれましては、
予算措置の在り方や今後の
予算計上において、内容を十分に精査され、引き続き、限られた財源を有効かつ適正に活用するため、適切な
予算執行に努められますよう強く要望いたします。 次に、
地籍調査修正作業委託料及び
地籍調査委託料につきまして、委員より、都道府県によって差があるが、当市においては
国土調査はいつ頃終了する予定なのかとの質疑がありました。 理事者からは、三間地区と
吉田地区は終了していますが、
吉田地区につきましては
地図訂正作業を行っている段階です。また、旧
宇和島地区と津島地区では現在実施中でありまして、
地質調査は概算として約50年程度はかかる見込みですとの回答でした。 理事者におかれましては、速やかに施策に反映していただくことを要望いたします。 また、主要な施策の
成果説明書について、事業の成果等をもっと分かりやすく記載すべきではないかとの意見がありました。 理事者におかれましては、今後十分に留意されるよう申し添えておきます。 続きまして、
特別会計の主な意見などについて、まとめて審査の概要を報告いたします。 まず、
国民健康保険特別会計の
事業勘定では、委員より、はり・
きゅう施術負担金の不用額が3分の1程度発生しているが、これは利用者が減少したのかとの質疑があり、これに対して、理事者からは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、施術が直接身体に触れることから控えられたのではないかと考えておりますとの回答でありました。 また、
介護保険特別会計の
保険事業勘定では、委員より、これだけの基金は必要ないのではないか、人員を増やして
サービスを充実させるということに真剣に取り組んではどうかとの質疑がありました。 これに対して、理事者からは、高齢者の状態が悪化するおそれがあるため、結果として
介護保険料が上がってしまう結果につながってしまいます。
介護保険料を据え置くためにも、基金残高はある程度積んでおきたいと考えておりますとの回答でありました。 理事者におかれましては、適切な
サービスが継続して受けられるように、引き続き啓発活動に努めていただくことを要望いたします。 当
特別委員会では、2日間にわたりまして、審査を慎重かつ丁寧に行い、全ての会計、
調査書類、報告書を賛成多数で認定することに決しました。 以上で、令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の
審査報告を終わります。よろしく御賛同のほど、お願いをいたします。
○議長(
石崎大樹君) 以上で報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 発言通告により、
浅野修一君の発言を許します。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君)
浅野修一君。 〔13番
浅野修一君登壇〕
◆13番議員(
浅野修一君) ただいま委員長から報告がありました「認定第1号・令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の認定について」、認定に反対する立場から討論を行います。 令和3年度は令和2年度に続いて、
新型コロナ感染症対策に終始した1年になりました。令和3年度に
感染症対策関連予算として組まれた予算は、
予算ベースで約52億円、
決算ベースで45億円になります。 その財源は、
地方創生臨時交付金約8億6,000万円、
ワクチン接種事業関連が約7億9,000万円、種々の給付金、
支援事業補助金約20億円など計37億円、県からも
応援金事業などで約2億円となっております。したがって、45億円の事業の財源は、9割ほどが国・県の交付金、補助金によるものであることが分かります。 令和2年度の
一般会計決算では、単
年度収支が13億7,000万円の黒字、加えて、
一般会計で管理している基金が前年度から13億7,000万円増加をしていました。結果として、令和2年度は27億円以上、お金を余したことになりました。 過去に例のない
感染症対策に苦慮した1年であったことを考えると、結果としての27億円の黒字を責めることはいたしませんでしたけれども、2年目となるとそうはいきません。令和3年度、単
年度収支は3億7,400万円の黒字、基金も約26億7,000万円増加し、合わせて約30億円になります。 感染症の影響もあって、日々の生活に困窮している市民が多数存在する中で、令和3年度だけで30億円、令和2年度と合わせれば57億円、
市民生活を支えるためにあるべき市の予算を有効に使うことなく余らせたことに、問題はないのでしょうか。
財政担当者の弁明は、本市の
財政状況や今後の状況を考慮した上で基金の積立てを行っているとのことですが、
市民生活の困窮を見過ごしてまで、総額170億円もの基金を積み立てる必要があるのでしょうか。 令和3年度、令和4年3月の
補正予算の歳入は約18億円でしたが、
災害対策基金、減債基金、
環境保全基金に約28億円の積立てを行っています。事業の
進捗状況、当初に計画された予算の
執行状況等を考慮すれば、
市民生活を支援するための
事業計画を9月あるいは12月に立てることはできたのではないかと思います。 将来を見据え基金を積み立てること自体を否定するものではありませんが、災害とも言えるパンデミックの中、
市民福祉の向上を最大の目的とする自治体のすべきことは、予算を投じて
市民生活をしっかりと下支えすることにあります。残念ながら、その意思が十分に感じることができない令和3年度
一般会計決算になっているのではないでしょうか。 また、
委員長報告にもありましたが、同決算において、誤りが発覚をいたしました。
伊達博物館の入館料の2分の1が
伊達文化保存会に支払われている
協力謝礼金が、
契約書どおりに行われていなかった問題です。 契約書にある前年度を当年度と誤っていたことが原因です。誤っていたこと自体も問題ですが、それ以上に、
決算審査の事前質問で、前年度の入館料の2分の1を支払うとのことと指摘していたにもかかわらず、令和3年度の入館料との回答書を作成していました。 なぜ委員会時に問い詰められるまで、誤りに誰も気づくことがなかったのか。回答書を作文した担当課、それを了とした
教育部長、教育長、とても議員の質問に対して真摯な姿勢で臨んでいるとは思えません。 猛省を求めて、
決算認定に対する反対討論といたします。
○議長(
石崎大樹君) 以上で、
浅野修一君の討論を終わります。 ほかに討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は
電子表決システムにより行います。 賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 この際、申し上げます。 本件に対する
当該特別委員会委員長の報告は認定であります。 お諮りいたします。 「認定第1号・令和3年度宇和島市
一般会計及び
特別会計決算の認定について」につきまして、ただいまの
委員長報告のとおり認定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対のボタンにより表決〕
○議長(
石崎大樹君) 押し忘れありませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
石崎大樹君) 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成多数であります。 よって、「認定第1号」につきましては、
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 続きまして、同じく閉会中の
継続審査となっております「認定第2号・令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について」を議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 異議なしと認め、「認定第2号」を議題といたします。 本件に関し、
当該特別委員会委員長の報告を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君)
川口晴代君。 〔令和3年度宇和島市
公営企業会計決算審査特別委員会委員長川口晴代君登壇〕
◆令和3年度宇和島市
公営企業会計決算審査特別委員会委員長(
川口晴代君) さきの9月定例会におきまして、私ども令和3年度宇和島市
公営企業会計決算審査特別委員会に付託されました「認定第2号・令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について」の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 去る10月24日に委員会を開催し、宇和島市
水道事業会計、宇和島市
公共下水道事業会計、宇和島市
病院事業会計並びに宇和島市
介護老人保健施設事業会計の決算につきまして、
監査委員から提出されました
決算審査意見書をはじめ、それぞれの会計に関する資料を参考に、
担当理事者から詳細なる説明を受け、検討の結果、令和3年度の各
事業会計について、全会一致でこれを認定することに決しました。なお、審査の過程で特に議論された案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、
水道事業会計につきまして申し上げます。 水道局の年齢構成は40歳以上の職員数が約68%を占めており、
給水課職員の
平均年齢は48歳となっております。 委員より、
平均年齢が高いと感じるが、今後の対策はとの質疑があり、これに対し、理事者からは、職員の配置については今後、定年延長となることも考慮しながら検討する必要があります。また、技術職は人事異動が少ないという実情もあるため、基本的には退職者の補充をベースとして、
次世代職員を確保せざるを得ないと考えていますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、安定的な
水道事業を継続できるよう、採用枠や
後継者確保のために適切な職員の配置を行うよう要望します。 次に、
病院事業会計につきまして申し上げます。 当市における
病院事業は、
宇和島病院、
吉田病院及び
津島病院の3病院を経営しております。地域の
基幹病院として、多様化する
医療ニーズに応えるとともに、
患者サービスの向上に努めながら、
地域住民に密着した医療・福祉の増進に寄与しております。 経営状況については、医業収益は136億1,745万7,215円で前年比0.2%の減収、医業費用は147億4,955万1,777円で前年比3.3%の増加となっております。
新型コロナウイルス感染症の流行により、前年度に引き続き、
コロナ対策として国・
県補助金が措置されたものの、患者数は前年度と同様に大きく落ち込んだままの状況であることなどにより、令和3年度は1,818万884円の純損失を計上しております。 なお、
審査過程において、委員より、過疎化や
少子高齢化により年々厳しさを増す経営環境の中、
累積欠損金の推移による3病院の今後の見通しと最大の課題はとの質疑があり、これに対し、理事者からは、高齢化により、
人口減少より少し遅れて
医療需要が減少していくと見込まれます。しかし、単純に規模を縮小するわけにもいかず、
政策医療については継続していく責務があると認識しています。
公営企業である以上、独立採算が基本ですが、病院は独自で料金設定できませんので、経営努力を続けていくのはもちろんですが、コロナなどの
感染症対策や
医療需要の変化に臨機応変に対応できる力をつけていきたいと考えていますとの答弁でありました。 理事者におかれましては、厳しい経営環境に対処し、3病院それぞれの特質を生かした機能分担及び連携の強化により、なお一層、財政基盤の強化、経営の合理化・健全化に努めるよう申し添えます。 続いて、
介護老人保健施設事業会計について申し上げます。 老人保健施設は、オレンジ荘及びふれあい荘の2施設を経営しており、要介護老人の自立支援、家庭への復帰を目指す施設として、地域の高齢者ケアに寄与しております。 介護老人保健施設事業の決算につきまして、施設運営事業収益は6億4,697万7,739円で、前年比2.5%の減収、施設運営事業費用は7億445万9,471円で、前年比0.9%の増となり、経営損失の3,864万8,955円に特別損益を加えた3,836万2,129円の純損失を計上しております。 なお、介護
サービスに要する経費は介護報酬により賄うことになっており、制度上では独立採算が可能な仕組みになってはいますが、介護老人保健施設事業を取り巻く経営環境は年々厳しさを増してきております。引き続き財政の健全化を図ることは当然のことではありますが、施設の設置目的である要介護老人の心身の状況などに応じた適切な介護や機能訓練、そのほか必要な療養など、利用者のニーズに応えたより質の高い
サービスを提供し、地域の高齢者のケアの向上に貢献されるよう要望いたします。 以上で、令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の
審査報告を終わります。よろしく御賛同のほどお願いいたします。
○議長(
石崎大樹君) 以上で報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
石崎大樹君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(
石崎大樹君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は
電子表決システムにより行います。 この際、申し上げます。 本件に対する
当該特別委員会委員長の報告は、認定であります。 お諮りいたします。 「認定第2号・令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について」につきまして、ただいまの
委員長報告のとおり認定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対のボタンにより表決〕
○議長(
石崎大樹君) 押し忘れありませんか。 〔「発言する者なし〕
○議長(
石崎大樹君) 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、「認定第2号」につきましては、
委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、「議案第77号・宇和島市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例等の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第108号・津島やすらぎの里の
指定管理者の指定の期間の変更について」までの32件を便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 異議なしと認め、「議案第77号」ないし「議案第108号」までの全案件につきましては、便宜一括議題といたします。 理事者の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君)
岡原市長。 〔
市長岡原文彰君登壇〕
◎市長(
岡原文彰君) ただいま上程されました議案のうち、
一般会計補正予算の概要について説明させていただきます。 今回の
補正予算につきましては、
新型コロナウイルス感染症及び
物価高騰対策と令和4年台風14号に係る災害対応のほか、当面する諸課題に対応する予算を計上いたしました。 このうち、主なものについて説明いたします。 まず、
新型コロナウイルス感染症、
物価高騰対策分については、市民、事業者に対する支援として水道基本料金の減免を実施するほか、配合飼料価格高騰の影響を受けている魚類養殖業者への支援、コロナ禍での大きな負担の中、
サービスの維持・運営に努めていただいている医療・福祉施設等への支援などに約3億9,400万円を計上いたしました。 次に、災害対応分では、台風14号で被災した施設の復旧等に必要な経費として約3億2,800万円を計上いたしました。 このほか、通常分では、アコヤガイの大量へい死の影響を受けている真珠・母貝養殖業者の事業継続を支援するため、稚貝の購入経費を助成するほか、移住者や子育て世帯の住宅取得を支援する住むなら宇和島応援金について、申請者数が当初の見込みを上回ることから、必要な予算を追加計上するとともに、マイナンバーカードのさらなる普及促進を図るため、新たに郵便局との連携による申請窓口の開設などに全体で約1億3,500万円を計上いたしました。 このほか、エネルギー価格高騰に伴う公共施設等の電気料金等の追加措置や人事院勧告に基づく給与の改定に伴う人件費を計上いたしました。 以上の結果、今回の
一般会計の補正額は約8億5,400万円、
特別会計で約2,500万円の増額、企業会計で約4億円の減額となっております。 なお、
補正予算の詳細及びその他の議案の詳細につきましては、この後、各担当部長から説明させます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 西本
総務企画部長。 〔
総務企画部長西本能尚君登壇〕
◎
総務企画部長(西本能尚君) ただいま上程されました各案件のうち、総務企画部に係る議案について御説明いたします。 まず、
条例議案を御説明いたします。 「議案第77号・宇和島市公の施設に係る
指定管理者の
指定手続等に関する条例等の一部を改正する条例」につきましては、
個人情報の保護に関する法律の改正により、地方公共団体に同法が直接適用されることに伴い、字句の整備を行うため、
関係条例の一部を改正しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第78号・宇和島市
個人情報の保護に関する法律施行条例」につきましては、
個人情報の保護に関する法律の一部改正により、地方公共団体に同法が直接適用されることに伴い、法に基づく事務を執行するため、現行の宇和島市
個人情報保護条例を廃止し、新たに条例を制定するもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第79号・
地方公務員法の一部改正に伴う
関係条例の整備に関する条例」につきましては、
地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年引上げ等の制度改正について、
関係条例の規定を整備しようとするもので、原則、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第80号・宇和島市職員の
高齢者部分休業に関する条例」につきましては、職員の定年引上げ及び
地方公務員法の改正を踏まえ、職員の加齢による諸事情等へ対応し、仕事との両立を支援するための環境整備として、職員の
高齢者部分休業の導入に関し必要な事項を定めるため、新たに条例を制定しようとするもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 「議案第81号・
宇和島市議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」、「議案第82号・宇和島市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、相関連しておりますので、一括して御説明いたします。 両議案とも、令和4年8月8日付人事院勧告に基づき、議会議員及び特別職の職員で常勤のものに係る期末手当の支給割合を0.05月分引き上げることに伴う改正で、原則、公布の日から施行しようとするものであります。 「議案第83号・宇和島市職員の給与に関する条例及び宇和島市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、令和4年8月8日付人事院勧告に基づき、一般職の職員の給与について、令和4年4月1日に遡って給料表の水準を平均0.3%引き上げ、また、勤勉手当の支給割合を0.1月分引き上げること等に伴う改正で、原則、公布の日から施行しようとするものであります。 「議案第84号・宇和島市
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、
会計年度任用職員の給与について、令和5年1月1日から給料表の水準を一般職の職員と同様に引き上げ、また、期末手当の支給割合を0.05月分引き上げることに伴う改正で、原則、公布の日から施行しようとするものであります。 「議案第85号・宇和島市財産区
個人情報の保護に関する法律施行条例」につきましては、
個人情報の保護に関する法律の一部改正により、地方公共団体に同法が直接適用されることに伴い、法に基づく事務を執行するため、新たに条例を制定するもので、令和5年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、予算議案を御説明いたします。 「議案第88号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第7号)」につきまして、今回の
補正予算は、
新型コロナウイルス感染症及び
物価高騰対策、令和4年台風14号に係る災害対応のほか、当面する諸課題への対応に要する経費を計上いたしました。 まず、第1条は、予算の総額に歳入歳出それぞれ8億5,378万2,000円を追加し、総額を518億3,566万5,000円としようとするものです。 第2条繰越明許費の補正は、アコヤガイへい死対策特別
支援事業補助金ほか1件について、年度内完了が困難であるため、翌年度に繰り越して使用できる額を定めようとするものです。 第3条債務負担行為の補正は、都市再生整備事業(畑枝川ポケットパーク)ほか3件について、債務負担行為をすることができる期間、限度額を変更または新たに設定しようとするものです。 第4条地方債の補正は、本年度に事業を計画し、その財源に予定している市債の限度額を変更しようとするものです。 それでは、予算の概要を御説明いたします。 まず、歳入予算につきましては、歳出に対応する財源として、第15款国庫支出金、第16款県支出金などを計上し、第22款市債の見込額を調整した上で、なお不足する額について、財政調整基金の繰入れや繰越金などによる対応としております。 次に、歳出予算につきましては、第1款議会費は50万6,000円の追加で、職員給与費などを調整しております。 第2款総務費は、8,504万9,000円の追加で、マイナンバーカード普及促進事業のほか、愛媛県議会議員選挙に要する経費などを計上しております。 第3款民生費は、3,215万9,000円の追加で、医療・福祉版応援金に要する経費を計上するほか、
特別会計に対する繰出金などを調整しております。 第4款衛生費は、1,613万6,000円の追加で、水道基本料金減免事業に要する経費のほか、職員給与費などを調整しております。 第6款農林水産業費は、1億7,242万5,000円の追加で、養魚配合飼料価格高騰対策
支援事業補助金やアコヤガイへい死対策特別
支援事業補助金などを計上しております。 第7款商工費は、4,718万2,000円の追加で、津島やすらぎの里に設置してある樹根太鼓保管庫整備に要する経費などを計上しております。 第8款土木費は、8,884万6,000円の追加で、港湾整備に係る県営事業負担金などを計上しております。 第9款消防費は、161万3,000円の追加で、職員給与費などを調整しております。 第10款教育費は、1億916万6,000円の追加で、給食食材高騰対策事業に要する経費のほか、エネルギー価格高騰に対応するため、小・中学校の電気料などを計上しております。 第11款災害復旧費は、3億70万円の追加で、令和4年台風14号により被災した公共土木施設等の災害復旧に要する経費を計上しております。 続きまして、
特別会計の
補正予算について御説明いたします。 「議案第89号・令和4年度宇和島市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、
事業勘定では予算の総額に8,845万8,000円を追加し、直営診療施設勘定では予算の総額から820万8,000円を減額するもので、保険給付費及び職員給与費などを調整しております。 「議案第90号・令和4年度宇和島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」につきましては、予算の総額から歳入歳出それぞれ6,064万6,000円を減額するもので、実績見込みに基づいた保険料収入に伴い広域連合負担金を減額するほか、職員給与費を調整しております。 「議案第91号・令和4年度宇和島市
介護保険特別会計補正予算(第2号)」につきましては、
保険事業勘定の予算総額に498万4,000円を追加するもので、高齢者見守り配食事業に要する経費を計上するほか、職員給与費などを調整しております。 次に、一般議案について御説明いたします。 「議案第98号・
工事請負契約の変更について」につきましては、令和3年議案第116号にて議決された本庁舎新低層棟建設・高層棟耐震改修工事(建築)に係る請負契約について、既存石綿含有仕上げ塗材の除去・撤去工法の変更等に伴い、契約金額24億748万2,000円を833万円減額し、23億9,915万2,000円に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって議会の議決を求めるものであります。 「議案第99号・
工事請負契約の変更について」につきましては、令和3年議案第117号にて議決された本庁舎新低層棟建設・高層棟耐震改修工事(電気)に係る請負契約について、高層棟エレベーター機械室の床はつり及び復旧の追加等に伴い、契約金額6億5,136万8,000円を187万6,000円増額し、6億5,324万4,000円に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって議会の議決を求めるものであります。 「議案第100号・
工事請負契約の変更について」につきましては、令和3年議案第119号にて議決された本庁舎新低層棟建設・高層棟耐震改修工事(衛生)に係る請負契約について、ますの位置、配管ルートの変更等に伴い、契約金額1億5,750万4,000円を372万3,000円増額し、1億6,122万7,000円に変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって議会の議決を求めるものであります。 「議案第105号・
宇和島市立南予文化会館等の
指定管理者の指定について」につきましては、宇和島市立南予文化会館、宇和島市立コスモスホール三間、宇和島市中央町駐車場及び宇和島市城山下駐車場の管理及び運営を一括して効果的かつ効率的に行うため、株式会社レスパスコーポレーションを令和5年4月1日から令和10年3月31日までの間、これらの施設の
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定によって議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いをいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。 〔
市民環境部長古谷輝生君登壇〕
◎
市民環境部長(古谷輝生君) ただいま上程されました各案件のうち、市民環境部に係る議案について御説明いたします。 「議案第86号・宇和島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、市民の廃棄物処理の利便性向上のため、指定ごみ袋(特小)のごみ処理手数料を規定することに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、令和5年3月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 楠
産業経済部長。 〔
産業経済部長楠 憲雄登壇〕
◎
産業経済部長(楠憲雄君) ただいま上程されました各案件のうち、産業経済部に係る議案について御説明いたします。 「議案第101号・字の区域変更について」につきましては、吉田町河内地区農地災害関連区画整備工事の施行による土地の形状変更に伴い、字の区域を変更しようとするもので、地方自治法第260条第1項の規定によって議会の議決を求めるものであります。 「議案第107号・
祓川温泉施設の
指定管理者の指定について」につきましては、
祓川温泉施設の管理及び運営を効果的かつ効率的に行うため、祓川温泉運営委員会を令和5年4月1日から令和10年3月31日までの間、当該施設の
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定によって議会の議決を求めるものであります。 「議案第108号・津島やすらぎの里の
指定管理者の指定の期間の変更について」につきましては、施設の再整備による解体工事に伴う休止の前日までの間、現在の
指定管理者に管理運営を行わせるため、現在の
指定管理者の指定の期間を延長しようとするもので、地方自治法第244条の2第6項の規定によって、議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますようよろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 山口建設部長。 〔建設部長山口 勝君登壇〕
◎建設部長(山口勝君) ただいま上程されました各案件のうち、建設部に係る議案について御説明いたします。 まず、予算議案について御説明いたします。 「議案第92号・令和4年度宇和島市
公共下水道事業会計補正予算(第1号)」につきましては、燃料費高騰による処理場、ポンプ場の動力費などを計上しております。また、職員人件費の調整、処理場再構築設計に係る委託業務内容の変更などにより、収益及び費用の減額計上をしております。 第2条収益的収入につきましては、雨水処理負担金を55万円増額する一方で、
一般会計補助金を1,862万2,000円減額しております。 収益的支出につきましては、動力費を増額する一方で、人件費などは減額し、総額で1,196万2,000円増額しております。 第3条資本的収入につきましては、企業債と国庫補助金で4,887万円減額しております。資本的支出につきましては、建設改良費の減額などで、総額で7,890万4,000円減額しております。 第4条債務負担行為につきましては、企業会計システム更新業務を令和5年度から令和10年度まで、限度額を1,560万円とし、追加設定しております。 第5条職員給与費は、調整により633万3,000円減額しております。 第6条他会計からの補助金につきましては、5億5,239万3,000円に改めようとするものです。 第7条当年度利益剰余金のうち、補填財源として処分する額を3,213万7,000円に改めようとするものです。 次に、一般議案について御説明いたします。 「議案第96号・
工事請負契約について」につきましては、こども支援施設等建設工事を施行するため、建築工事に係る
工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって議会の議決を求めるものであります。一般競争入札により、兵頭住建株式会社が5億9,004万円で落札いたしました。 「議案第97号・
工事請負契約について」につきましては、2期川内公営住宅建設工事を施行するため、建築工事に係る
工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によって議会の議決を求めるものであります。一般競争入札により、株式会社山下工務店が6億4,350万円で落札いたしました。 「議案第102号」から「議案第104号」につきましては、いずれも
市道路線の認定及び廃止についてですが、「議案第102号」は川内公営住宅建て替え事業に伴い、「議案第103号」は県河川改修工事に伴い、「議案第104号」は、漁港漁村総合整備事業に伴い、市道整理のため、
市道路線の認定及び廃止をしようとするもので、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定によって議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 片山
教育部長。 〔
教育部長片山治彦君登壇〕
◎
教育部長(片山治彦君) ただいま上程されました各案件のうち、教育委員会に係る議案について御説明いたします。 「議案第106号・宇和島市
スポーツ交流センターの
指定管理者の指定について」につきましては、宇和島市
スポーツ交流センターの管理及び運営を効果的かつ効率的に行うため、株式会社上田を令和5年4月1日から令和10年3月31日までの間、当該施設の
指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定によって議会の議決を求めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 大宿
医療行政管理部長。 〔
医療行政管理部長大宿昌生君登壇〕
◎
医療行政管理部長(大宿昌生君) ただいま上程されました各案件のうち、病院局に係る議案について御説明いたします。 まず、
条例議案を御説明いたします。 「議案第87号・宇和島市
病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、令和4年8月8日付人事院勧告に基づき、
病院事業管理者に係る期末手当の支給割合を0.05月分引き上げることに伴う改正で、原則、公布の日から施行しようとするものであります。 次に、予算議案を御説明いたします。 「議案第93号・令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第3号)」につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策に係る予算を補正したほか、年間所要額の過不足を調整しております。 主なものといたしまして、まず、第3条収益的収入につきましては、外来収益など医業収益を3億2,780万1,000円減額したほか、
県補助金など医業外収益を4億3,693万5,000円増額し、収益的支出につきましては、医業費用と医業外費用を合わせて1億1,693万円増額しております。 第4条資本的収入につきましては、企業債を1億8,050万円減額したほか、
県補助金を250万1,000円増額し、資本的支出につきまして、建設改良費を2億3,526万7,000円、企業債償還金を4,595万7,000円、それぞれ減額しております。 「議案第94号・令和4年度宇和島市
介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)」につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策経費のほか、年間所要額の過不足を調整しております。 第2条収益的収入につきましては、
県補助金など施設事業外収益を1,369万3,000円増額し、収益的支出につきましては、材料費や電気料など施設運営事業費用を1,009万5,000円増額しております。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石崎大樹君) 和田水道局長。 〔水道局長和田 靖君登壇〕
◎水道局長(和田靖君) ただいま上程されました各案件のうち、水道局に係る議案について御説明いたします。 「議案第95号・令和4年度宇和島市
水道事業会計補正予算(第1号)」につきましては、上半期の業務
執行状況等を基に年間収支見込額に調整を行ったものであります。 第2条収益的収支のうち、収入は、水道料金減免に対する
一般会計負担金の受入れにより、1億8,700万円増額しております。支出は柿原浄水場運転管理業務委託料の調整及び
一般会計負担金を給水収益に振り替えるための
予算措置などにより、総額で2億3,946万3,000円増額しております。 第3条資本的収支のうち、収入は、海底送水管更新工事に係る企業債や宮下浄水場施設整備に係る出資金を中心に、総額で3億594万5,000円減額しております。支出は、宮下浄水場施設整備に係る工事請負費を中心に、総額で4億2,049万6,000円減額しております。 第4条債務負担行為の補正は、柿原浄水場ほか第3期運転管理業務委託について、限度額を変更するものです。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
石崎大樹君) 以上で説明が終わりました。 ただいま上程されました各案件は、後日、議案質疑の上、各委員会に付託予定であります。 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 この際、議員の皆様にお知らせをいたします。 一般質問の発言通告は、本日午後5時までといたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前11時07分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 宇和島市議会 議長
石崎大樹 議員 坂尾 眞 議員
佐々木宣夫...