宇和島市議会 > 2021-06-28 >
06月28日-05号

  • "産建教育委員長"(/)
ツイート シェア
  1. 宇和島市議会 2021-06-28
    06月28日-05号


    取得元: 宇和島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 3年  6月 定例会令和3年6月宇和島市議会定例会議事日程第5号令和3年6月28日(月)午前10時開議会議録署名人指名報告第10号 専決処分した事件の承認について 専決第 3号 宇和島税賦課徴収条例等の一部を改正する条例 専決第 4号 令和3年度宇和島一般会計補正予算(第2号) 専決第 6号 令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号) 専決第 7号 令和3年度宇和島住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)   (委員長報告・質疑・討論・採決)議案第44号 宇和島固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例議案第45号 宇和島執行機関附属機関設置条例の一部を改正する条例議案第46号 宇和島固定資産税特別措置に関する条例の一部を改正する条例議案第47号 宇和島手数料徴収条例等の一部を改正する条例議案第48号 宇和島家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第49号 宇和島駐車場条例の一部を改正する条例議案第50号 宇和島移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例議案第51号 宇和島空家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例議案第52号 令和3年度宇和島一般会計補正予算(第4号)議案第53号 令和3年度宇和島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議案第54号 財産の取得について議案第55号 土地改良事業の実施について議案第56号 土地改良事業の実施について議案第57号 市道路線の認定及び廃止について議案第58号 宇和島観光情報センター指定管理者の指定について議案第59号 宇和島観光情報センター指定管理者の指定の期間の変更について議案第60号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の一部変更について議案第61号 宇和島執行機関附属機関設置条例の一部を改正する条例議案第62号 令和3年度宇和島一般会計補正予算(第5号)   (委員長報告・質疑・討論・採決)(請願)[今議会提出分](産建教育委員会)請願第3号 柏坂遍路道国史跡指定促進の請願について   (委員長報告・質疑・討論・採決)閉会中の継続審査申出について(追加案件議案第63号 宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例議案第64号 宇和島市清満財産区管理会管理委員の選任につき同意を求めることについて   (理事者提案説明・質疑・討論・採決)-----------------------------------本日の会議に付した事件     議事日程のとおり-----------------------------------出席議員(24名) 1番    田中秀忠君 2番    山本定彦君 3番    畠山博文君 4番    佐々木宣夫君 5番    山瀬忠弘君 6番    椙山三也君 7番    浅田美幸君 8番    川口晴代君 9番    中平政志君10番    武田元介君11番    浅野修一君12番    赤松孝寛君13番    安岡義一君14番    三曳重郎君15番    石崎大樹君16番    岩城泰基君17番    福島朗伯君18番    我妻正三君19番    坂尾 眞君20番    清家康生君21番    上田富久君22番    松本 孔君23番    福本義和君24番    泉 雄二君-----------------------------------欠席議員    なし-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名市長         岡原文彰君副市長        玉田光彦総務企画部長     西本能尚教育長        金瀬 聡君病院事業管理者    市川幹郎市民環境部長     古谷輝生保健福祉部長     伊手博志産業経済部長     楠 憲雄君農業復興統括官    古澤武志建設部長       山田芳人教育部長       片山治彦水道局長       居村研二医療行政管理部長   大宿昌生市長公室長      梶原祥敬総務課長       武田 靖君財政課長       中川耕治-----------------------------------会議に出席した議会事務局職員局長         水野宏一君次長         宇都宮 太君次長補佐       酒井宏治議事法制係長     毛利泰三君主査         中村太郎君主査         細川大地君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時00分 開議 ○議長(福島朗伯君) ただいまの出席議員は24名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第5号により進めます。 本日の会議録署名人に、浅野修一君、岩城泰基君を指名いたします。 それでは、「報告第10号」「専決第3号・宇和島税賦課徴収条例等の一部を改正する条例」、以下日程記載の順を追い、「議案第62号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第5号)」までの23件並びに「請願第3号・柏坂遍路道国史跡指定促進の請願について」を便宜一括議題といたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「報告第10号」「専決第3号」ないし「議案第62号」までの全案件並びに「請願第3号」については、便宜一括議題といたします。 各常任委員長から、委員会審査の経過並びに結果について報告を求めます。 まず、総務環境委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 中平政志君。     〔総務環境委員長中平政志君登壇〕 ◆総務環境委員長中平政志君) おはようございます。 去る6月18日の本会議におきまして、私ども総務環境委員会に付託されました全案件の審査が終了いたしましたので、審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました専決3件、議案7件につきましては、6月23日に委員会を開催し、担当理事者より詳細な説明を受け、検討の結果、お配りしている委員会審査報告書のとおり可決決定いたしました。 なお、審査の過程におきまして、当委員会で特に議論されました主な内容につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「専決第3号・宇和島税賦課徴収条例等の一部を改正する条例」の中で、固定資産税に関する改正について、平成30年7月豪雨に係る被災住宅用地の特例が新設され、平成30年7月豪雨により消失、損壊した家屋の敷地のうち、家屋等敷地の用に供することができない土地の令和3年、4年分の固定資産税について、当該土地住宅用地とみなし、住宅用地の特例を適用する申請手続について規定されたものですとの説明がありました。 理事者におかれましては、改正の趣旨を十分考慮し、今後もできるだけ申請者に負担のかからない対応をしていただきますよう申し添えておきます。 次に、「専決第6号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号)」を審査する過程におきまして、委員より、この専決について臨時会を開く時間的余裕がなかったとの説明を受けたが、ワクチン接種の問題や応援協力金など、議会で議論すべき問題が多々あった。専決処分しなければならなかった理由を再度お伺いするとの質問がなされ、これに対し、理事者から、準備不足のところは大変申し訳なく思います。ワクチン接種の予約と接種自体が喫緊に迫っており、市民への周知等していくという観点から専決させていただいたものですとの答弁がございました。 なお、この専決案件は、採決の結果、賛成多数により可決決定いたしました。 また、「議案第52号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第4号)」のうち、2款総務費ふるさと小包発送業務委託料について、理事者より、市外に住む大学生を応援するため、令和3年度は給付金は給付せず、宇和島からのエールふるさと小包として、送付回数を昨年度の1回から3回に増やして送ろうとするものですとの説明がありました。これについて、委員より、ふるさと小包について昨年度から見直した点があれば教えていただきたいとの質問があり、理事者から、第1回目の小包送付に際して昨年度より商品数を増やしたこと、また、郵送での受付を基本としておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今回はこれに加えインターネットでの受付も可能とし、利便性の向上に努めましたとの答弁がなされました。 以上、主な概要について御報告させていただきましたが、当委員会ではこれ以外にも多数の意見が委員諸氏より出されました。理事者におかれましては、委員からの意見を十分に参考にしていただき、これからの行政運営に生かしていただけますよう申し添えておきます。 以上で、当委員会に付託となりました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。 ○議長(福島朗伯君) 次に、厚生委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 石崎大樹君。     〔厚生委員長石崎大樹君登壇〕 ◆厚生委員長石崎大樹君) おはようございます。 去る6月18日の本会議におきまして、私ども厚生委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました専決2件、議案4件につきましては、去る6月21日に委員会を開催し、それぞれ担当理事者から詳細な説明を受け、審査の結果、お配りしている審査報告書のとおり全案件とも全会一致により可決決定いたしました。 なお、審査の過程におきまして特に議論されました案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「専決第6号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号)」のうち、保健福祉部所管の機械器具等借上料1,320万円につきましては、理事者より、新型コロナワクチン接種医療機関において、ワクチン搬送に必要となる保冷資材等の借上料になりますとの説明があり、委員より、保冷資材等について、今後64歳以下の接種の際に続けて対応することができるのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、当市においては現在ファイザー社ワクチンを使用しており、冷凍のまま輸送するための専用の保冷剤バッグ等の借上げとなり、同社のワクチンを継続する限り対応は可能ですとの答弁でありました。 理事者におかれましては、今後、新型コロナワクチン接種対象者の拡大に伴い、接種希望者に対しスムーズな対応、接種に向けさらに力を尽くしていただきますよう要望いたします。 次に、「議案第62号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第5号)」のうち、保健福祉部所管生活困窮者自立支援金7,500万円につきましては、理事者より、国の施策への対応として新型コロナウイルス長期化に伴い、総合支援資金の再貸付けを終了した困窮世帯に対する支援策として自立支援金を支給するもので、再貸付けが終了する世帯を350世帯と見込み、そのうち300世帯が今回の支援金支給要件を満たす世帯として積算しているものでありますとの説明があり、委員より、現在どのくらい貸付けが行われているのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、5月31日現在で緊急小口資金及び総合支援資金全てを合算した件数で1,868件、金額にして7億3,811万円について市民の方が借り入れられていますとの答弁でありました。 また、委員より、生活困窮者の支援について関係部署との連携はどのようになっているのかとの質疑があり、理事者からは、支援金受付事務等において、保護課の職員についても担当窓口で対応していただき、場合によっては生活保護につなげるといった対応を図っていく計画としていますとの答弁がありました。 理事者におかれましては、安心して暮らせる環境づくりのため関係部署との連携をより一層強め、新型コロナウイルス感染症の影響による休業や失業等により生活が困窮されている方々の一助となるよう、適切に努めていただきますよう強く要望いたします。 以上で、当委員会に付託となりました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 御賛同のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(福島朗伯君) 次に、産建教育委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 三曳重郎君。     〔産建教育委員長曳重郎君登壇〕 ◆建教育委員長曳重郎君) おはようございます。 去る6月18日の本会議におきまして、私ども産建教育委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました専決2件、議案11件、請願1件につきましては、去る6月22日に委員会を開催し、それぞれ担当理事者から詳細な説明を受け、審査の結果、お配りしている審査報告書のとおり承認及び可決決定し、請願1件つきましては継続審査といたしました。 なお、審査の過程で特に議論された案件につきまして、その概要を申し上げます。 まず、「議案第51号・宇和島空家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、理事者から、所有者が不明の管理不全な状態の空き家に対して、応急的危険回避措置をすることを可能とするため、条例の一部を改正しようとするものですとの説明があり、これに対し、委員からは、既に宇和島市内で10%が空き家という数字が出ているが、改正されてどこまで適用されるようになるのかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、空き家の中でも危険度の判定をしております。将来、危険に及ぶと判定されている空き家が48%という数字が出ております。その中で適用になるとすれば、緊急性のある空き家所有者が不明または不確定というものが対象になっていきますとの答弁でありました。 空き家問題は今後の人口減少に伴い増加していく問題の一つであります。理事者におかれましては、市民の安心・安全のために適切な判定を行い、慎重に事業を進めていくよう要望いたします。 次に、「議案第52号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第4号)」のうち、8款土木費、5項都市計画費7,000万円は、天赦公園として市が賃借中の土地について、国の補助の対象となることが確認できたため購入しようとするものであります。理事者から、所有者には購入に向けての事前相談はしていますが、現在、不動産鑑定業務を委託しており、鑑定結果が出ましたら所有者と交渉を開始しますとの説明があり、これに対し、委員からは、この予算を議決すると土地鑑定結果と交渉によって決定した購入金額に対して関与が全くできない。なぜ鑑定結果が出てから予算計上しなかったかとの質疑があり、これに対し、理事者からは、長期的に考えれば賃料を払い続けるより購入したほうが補助事業や起債を充当することができ、市の持ち出しが少なく財政上の大きなメリットになるというところから予算を計上しております。その上で、鑑定評価額で用地を取得するという方針を判断していただきたいとの答弁でありました。 最後に、「請願第3号・柏坂遍路道国史跡指定促進の請願について」につきましては、理事者から、遍路道史跡指定へのスケジュール進捗状況の説明を受け、議論を行った結果、さらに慎重に調査研究する必要があるとの意見が多数に上り、継続審査することに決定いたしました。 以上、主な概要につきましては御報告させていただきましたが、当委員会ではこの他にも多数の意見が委員諸氏より出されました。理事者におかれましては、委員から出されました意見を真摯に受け止め、これからの行政運営に生かしていただきますよう申し添えておきます。 これをもちまして、当委員会に付託されました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で、各常任委員長からの報告は終わりました。 これより、一括して委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 浅野修一君。 ◆11番議員(浅野修一君) 産建教育委員会委員長報告に対する質疑を行いたいと思います。 「議案第52号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第4号)」のうち、8款土木費、5項都市計画費、6目土地再生整備事業天赦公園内にある民有地購入費7,000万円が計上されております。今ほどの委員長報告でもこの問題についての報告があったところであります。 この金額は、一般的な土地の価格である路線価を基準としているようでありますが、該当する土地は都市公園区域内にあり、土地利用に制限がある場所ということになります。今ほどの報告の中で土地鑑定士による価格の設定ということがございましたけれども、おのずと土地の利用に制限がある場所であるということから、それは価格にも反映されるべきと考えますが、委員会ではこの問題についてどのような議論が行われたのでしょうか。 また、土地の購入に関する契約は議会の議決を必要としない5,000平方メートル未満ということになります。契約前に議会への報告を求めるべきだと考えますが、委員長のお考えをお聞かせください。 次に、「請願第3号」についてお伺いをいたします。 委員会を傍聴しておりましたが、この請願の内容について、所管の文化スポーツ課長が意見を述べられました。その際に、請願をいただいて特に早くするというのはスケジュール的にちょっと無理、逆に、請願関係なく粛々と事務作業を進めていくとの発言がございました。この発言は、国民の請願権、議会の議決権を軽視する発言だと思います。この発言が委員の採択することの賛否に影響を与えたのではないかと提案者の一人として危惧をしております。委員会での発言であり、議事録にも残ることになるので、委員長として適正に処理することを求めますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(福島朗伯君) 三曳委員長の答弁を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 三曳委員長。     〔産建教育委員長曳重郎君登壇〕 ◆建教育委員長曳重郎君) 浅野議員からは毎回、当産建教育委員会に対して熱心な質疑をいただき、我々当委員会理事者の詳細な説明を委員全員が共有し、熱心な質疑、討論をして採決をしているということを改めてこの場で皆さんに御報告をできることを委員長としてありがたく思っております。 ただいま浅野議員から質疑のあることに対して答弁をいたします。 都市公園区域内にあるので、土地利用に制限があるので、その価格が反映されるのかというお話でございますが、先ほど委員長報告の中でも申し上げましたように、この問題は当委員会の中でも委員の方より質疑がありまして、委員皆さん議論をさせていただきました。 その理事者の説明といたしましては、当然土地鑑定士が入っていただくので、今、浅野議員が言われた質問、そしてまた、当委員会委員が出された質問に対しては、土地鑑定士の方が十分判断の材料として価格を提示されるんであろうという、そのような説明をいただきました。 続きまして、契約前に議会への報告を求めるべきだろうと言われております。 これは、当委員会ではこの話はあまり出なかったんですが、理事者がその必要があると考えられた場合は、当然、当委員会、招集されて、先に説明があるべきだろうと思います。 続きまして、遍路道、これは私の家の奥、そしてまた家の前にも通っておりますので、身近な問題であると私も捉えております。 それで、理事者の発言というのは、現状を十分委員皆さんに説明し、今後のスケジュールを紹介した文言だと思っております。そしてまた、委員皆さんも今の遍路道の状況、現状、また県が調査をしているという現状を十分理解して、しかし、今の遍路道の現状というのは、今からなお、まだ委員会として調査研究をする必要があるんではないかということで、採択には至らなかったということです。 以前、私もこのような内容の請願の紹介者になりました。採択にはそのときも至らなかったので、浅野議員と一緒で、とても残念な気持ちでございます。 以上で、当委員会の答弁を終わりたいと思います。 ○議長(福島朗伯君) 浅野議員、再質問ございませんね。 ◆11番議員(浅野修一君) 大丈夫です。 ○議長(福島朗伯君) 以上で、浅野修一君の質疑を終わります。 ほかに質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕
    ○議長(福島朗伯君) ほかに質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 発言通告により浅野修一君の発言を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 浅野修一君。     〔11番浅野修一君登壇〕 ◆11番議員(浅野修一君) 「専決第6号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号)」を承認することに反対の討論を行いたいと思います。 予算等専決処分するためには、地方自治法第179条で、議会が成立しないとき、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかなとき、議会が議決すべき事件を議決しないときなどと定められております。 今回、専決しなければならなかった理由として、お酒を提供する飲食店への営業時間短縮等協力金及びえひめ版応援金の詳細が不明だったことにより、制度設計に時間がかかり、議会を招集する時間的余裕がなかったこととされております。協力金応援金の概要は4月23日の段階で公にされており、県議会は4月30日に関連予算臨時議会行い議決をしております。 したがって、5月の連休があったとはいえ、連休明け早々臨時議会を招集する時間的余裕は十分にありました。議員の多くは、いつ臨時議会が招集されても対応できる態勢にあったと思います。議会を招集し、公の場で予算審議を行うべきでした。協力金応援金、議員からは独自に上積みすべきとの意見も出されておりましたけれども、議論されることなく現状に至っております。 また、専決された予算には、ワクチン接種に係る予算も含まれています。議会審議の中でワクチン接種体制についても議論することができました。議員から意見を聞くことによって、接種予約の混乱を未然に防ぐことも可能だったかもしれません。 臨時議会を招集しなかったことにより、補正予算に市民の意見が十分に反映されなかったことも重大ですが、議会からの要望もこの補正予算に反映されることはありませんでした。 4月23日に議会各会派が事業者支援感染症対策などの質問、意見、要望を市長に提出しております。その回答が返ってきたのが、専決予算が提示された後、議会と議論をして予算を決定するという基本を軽んじた対応であったと思います。 そういった経緯を踏まえ、今回の専決処分の承認に反対をいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で、浅野修一君の討論を終わります。 ほかに討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は分離し、起立採決により行います。 この際申し上げます。各委員会報告結果はお配りしている委員会審査報告書のとおりであります。 まず、承認案件のうち「報告第10号」「専決第6号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号)」を除く「専決第3号・宇和島税賦課徴収条例等の一部を改正する条例」「専決第4号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第2号)」及び「専決第7号・宇和島住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」の3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「報告第10号」「専決第3号」「専決第4号」及び「専決第7号」は、いずれも委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「報告第10号」「専決第6号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第3号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立多数であります。 よって、「報告第10号」「専決第6号」は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第44号・宇和島固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例」ないし「議案第51号・宇和島空家等適正管理に関する条例の一部を改正する条例」までの8件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第44号」ないし「議案第51号」は、いずれも委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第52号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第52号」は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第53号・令和3年度宇和島国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第53号」は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第54号・財産の取得について」ないし「議案第61号・宇和島執行機関附属機関設置条例の一部を改正する条例」までの8件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第54号」ないし「議案第61号」は、いずれも委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第62号・令和3年度宇和島一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、「議案第62号」は委員長報告のとおり可決決定をいたしました。 次に、産建教育委員長から現在委員会において審査中の「請願第3号・柏坂遍路道国史跡指定促進の請願について」、会議規則第110条の規定により、お配りいたしております申出一覧表のとおり閉会中の継続審査とするという申し出がありました。 お諮りいたします。 産建教育委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「請願第3号」については、閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。 なお、請願の継続審査期間につきましては、議員の任期満了までといたします。 次に、本日お配りしている「議案第63号・宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例」及び「議案第64号・宇和島市清満財産区管理会管理委員の選任につき同意を求めることについて」が提出されました。 お諮りいたします。 この際、「議案第63号」及び「議案第64号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「議案第63号」及び「議案第64号」を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。 まず、「議案第63号・宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例」を議題といたします。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました「宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例」について説明させていただきます。 先日公表いたしましたとおり、本市職員が自治会費等預り金を横領するという公務員としてあるまじき非違行為を起こし、関係者の皆様に大変な御迷惑をおかけするとともに、市役所及び職員に対する市民の皆様の信頼を著しく失墜させたことに対しまして、この場をお借りいたしまして心より深くおわび申し上げます。 事案の重大さ及び社会的影響も大きいことから、当該職員は最も重い懲戒免職処分といたしましたが、この件も含めて度重なる職員の不祥事に対する引責として、7月1日から私の任期が満了する9月10日までの間、私と副市長の給料月額の100分の10を減額する条例を制定しようとするものであります。 詳細につきましては、総務企画部長から説明させます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 西本総務企画部長。     〔総務企画部長西本能尚君登壇〕 ◎総務企画部長西本能尚君) ただいま上程されました議案について御説明いたします。 「議案第63号・宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例」につきましては、度重なる職員の不祥事に対する引責として、市長及び副市長の給料月額について、令和3年7月1日から令和3年9月10日までの間、給料月額の100分の10に相当する額を減額する特例を定める条例を制定しようとするものであります。 以上で説明を終わります。 御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 浅野修一君。 ◆11番議員(浅野修一君) 先ほど全員議員協議会でも質問をいたしましたが、同じ質問をしたいと思います。 今、議案の説明の中で、度重なる職員の不祥事というふうに説明がありましたけれども、度重なる職員の不祥事とは何を指しているのか具体的な説明をお願いをいたします。 加えて、今回の市長及び副市長の給料月額については同額の100分の10となっております。責任に応じて私は減額をすべきだと考えますけれども、市長と副市長の責任というものは、今回の議案に反映されているのかどうか、それについてどのように市長はお考えかお聞きしたいと思います。 ○議長(福島朗伯君) 理事者の答弁を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) お答えします。 今回、今、浅野議員から指摘された件につきまして、度重なる不祥事という件につきましては、私が認識しているところでは、先日のセクハラ、そしてさらには、これはまだ決定が出されていない、警察のほうでまだ調査中であろう、司法の力をお借りをしているところであろうと思いますけれども、コンビニで騒ぎ事をしたこと、そして今回のこの事案、この3つという認識をしております。 そして、この引責の量ということにつきましては、対外的にはもちろん私のほうが責任は重いところでございますけれども、今回の私に課する処分につきましても、まずは私が9月10日までは10分の1をマイナスをしていこうと決定をさせていただきました。 その中で、副市長との相談の中で、御自身もそれでやっていきたい、そういった申出もありましたので、2人とも同じ条件で今回提案をさせていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(福島朗伯君) 再質問ございませんか。よろしいですか。 以上で、浅野修一君の質疑を終わります。 ほかに質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたします。 これに異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、「議案第63号」は委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は起立採決といたします。 お諮りいたします。 「議案第63号・宇和島市長等の給料月額の特例に関する条例」について、提案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり可決決定をいたしました。 次に、「議案第64号・宇和島市清満財産区管理会管理委員の選任につき同意を求めることについて」を議題といたします。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました議案について御説明いたします。 「議案第64号・宇和島市清満財産区管理会管理委員の選任につき同意を求めることについて」につきましては、前任者が令和3年4月19日をもって辞任したことに伴い、藤原周作氏を委員として新たに選任しようとするもので、宇和島市財産区管理会条例第3条の規定によって、議会の同意を求めるものであります。 以上で説明を終わります。 御同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(福島朗伯君) 以上で説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、即決をいたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 異議なしと認め、これより採決を行います。 採決は起立採決といたします。 お諮りいたします。 「議案第64号・宇和島市清満財産区管理会管理委員の選任につき同意を求めることについて」、提案のとおりこれに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(福島朗伯君) 起立全員であります。 よって、本件は提案のとおりこれに同意することを決定いたしました。 以上で、本定例会の日程を全て終了いたします。 岡原市長から閉会の挨拶があります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福島朗伯君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) 令和3年6月第79回宇和島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 議員各位におかれましては、終始熱心な御審議の上、提案いたしました全ての議案について、議決、御承認をいただき、誠にありがとうございました。 審議の過程におきまして頂戴いたしました御意見、御要望等につきましては十分に尊重し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、沖縄県を除き緊急事態宣言が解除されるなど、全国的に減少に転じており、本県におきましても市民、事業者の皆様の注意深い行動により特別警戒期間が終了し、6月22日からは県外との往来や会食時のルールなどの要請が緩和されましたが、感染警戒期は継続されています。 また、感染力が強いとされるデルタ株の確認が全国的に増加しているほか、これから夏休みの時期を迎え、県境を越えた移動も活発になることが予想され、再拡大の懸念もありますので、基礎的感染防止対策の徹底はもとより、まん延防止等重点措置地域等との不要不急の往来は自粛するなど引き続き警戒しながら、経済活動を徐々に再開していただくようお願い申し上げます。 一方、感染症収束の切り札と言われておりますワクチン接種につきましては、医療機関での個別接種に加え、関係機関等の御支援、御協力により、6月19日からは集団接種も開始しており、65歳以上の高齢者の方々への接種については、予約率は約9割、1回目の接種は27日現在で約7割近くに達するなど順調に進んでいるところであります。 続いて、64歳以下の方々への接種につきましては、7月3日から12歳以上の基礎疾患のある方や高齢者施設等従事者に加え、市独自の方針として子供たちへの感染リスクを抑えるため、保育園、幼稚園、認定こども園等の従事者、小・中・高校の教職員を対象にするとともに、市民の安心・安全の確保に尽力していただいている警察署職員についても優先して接種をするほか、今後のワクチン供給や配分スケジュールを見ながら、遅くとも国が示す11月末までには希望する方への接種が完了するよう、引き続き全力で取り組んでまいる所存であります。 また、7月1日からは愛媛県のGoToイート及び市独自のプレミアム付き商品券の第2弾の販売が開始となりますが、長引くコロナ禍によって大きな影響を受けている飲食店をはじめとした地域経済の支援につなげるため、市民の皆様におかれましては感染防止対策に十分注意していただきながら、積極的な御利用をお願い申し上げます。 なお、これからしばらく梅雨が続きますとともに台風シーズンを迎えますことから、市民の皆様方におかれましては、健康管理や気象情報等にも十分御注意いただきますよう改めてお願い申し上げます。 終わりに、私を含め議員の皆様方におかれましては、任期最後の定例会となります。今期をもって御勇退される議員の方々には、これまで長きにわたり宇和島市の発展のために多大な御尽力を賜りましたことに対して、市民を代表して心から厚く御礼を申し上げます。今後におかれましても、変わらぬ御指導、お力添えを賜りますようお願いいたしますとともに、ますますの御健勝、御多幸を心からお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。 誠にありがとうございました。 ○議長(福島朗伯君) これをもちまして、令和3年6月第79回宇和島市議会定例会を閉会いたします。     午前10時48分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   宇和島市議会 議長  福島朗伯          議員  浅野修一          議員  岩城泰基...