宇和島市議会 > 2018-03-05 >
03月05日-02号

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  1. 宇和島市議会 2018-03-05
    03月05日-02号


    取得元: 宇和島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    平成30年  3月 定例会平成30年3月宇和島市議会定例会議事日程第2号平成30年3月5日(月)午前10時開議会議録署名人指名議案第1号 宇和島市事務分掌条例の一部を改正する条例議案第2号 宇和島市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例議案第3号 過疎地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例議案第4号 宇和島市農林水産業振興基金条例議案第5号 宇和島市教育文化スポーツ振興基金条例議案第6号 宇和島市林業総合センター設置条例を廃止する条例議案第7号 宇和島市立勤労青少年ホーム設置条例を廃止する条例議案第8号 宇和島市都市公園条例の一部を改正する条例議案第9号 平成29年度宇和島市一般会計補正予算(第6号)議案第10号 平成29年度宇和島市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第11号 平成29年度宇和島市財産区管理会特別会計補正予算(第1号)議案第12号 平成29年度宇和島市土地取得事業特別会計補正予算(第2号)議案第13号 平成29年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第3号)議案第14号 平成29年度宇和島市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)議案第15号 平成29年度宇和島市病院事業会計補正予算(第3号)議案第16号 平成29年度宇和島市介護老人保健施設事業会計補正予算(第3号)議案第17号 平成29年度宇和島市水道事業会計補正予算(第3号)議案第18号 債権の放棄について議案第19号 債権の放棄について議案第20号 財産の取得について議案第21号 工事請負契約の変更について議案第22号 工事請負契約の変更について議案第23号 工事請負契約の変更について議案第24号 市道路線の認定及び廃止について議案第25号 宇和島市スポーツ交流センターの指定管理者の指定について  (委員長報告・質疑・討論・採決)議案第26号 宇和島市立学校設置条例の一部を改正する条例議案第27号 宇和島市保育所条例の一部を改正する条例議案第28号 宇和島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第29号 宇和島市乳幼児及び児童医療費助成条例の一部を改正する条例議案第30号 宇和島市ひとり親家庭医療費助成条例の一部を改正する条例議案第31号 宇和島市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第32号 宇和島市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例議案第33号 宇和島市国民健康保険条例の一部を改正する条例議案第34号 宇和島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例議案第35号 宇和島市介護保険条例の一部を改正する条例議案第36号 宇和島市指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員及び指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第37号 宇和島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第38号 宇和島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例議案第39号 宇和島市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案第40号 宇和島市一般廃棄物処理施設及び処分場設置条例の一部を改正する条例議案第41号 宇和島市中小企業・小規模事業者等振興基本条例議案第42号 宇和島市営住宅管理条例の一部を改正する条例議案第43号 宇和島市消防団条例の一部を改正する条例議案第44号 宇和島市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例議案第45号 平成30年度宇和島市一般会計予算議案第46号 平成30年度宇和島市国民健康保険特別会計予算議案第47号 平成30年度宇和島市後期高齢者医療特別会計予算議案第48号 平成30年度宇和島市介護保険特別会計予算議案第49号 平成30年度宇和島市財産区管理会特別会計予算議案第50号 平成30年度宇和島市土地取得事業特別会計予算議案第51号 平成30年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議案第52号 平成30年度宇和島市公共下水道事業特別会計予算議案第53号 平成30年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算議案第54号 平成30年度宇和島市病院事業会計予算議案第55号 平成30年度宇和島市介護老人保健施設事業会計予算議案第56号 平成30年度宇和島市水道事業会計予算     (市長施政方針表明)     (理事者提案説明)-----------------------------------本日の会議に付した事件     議事日程のとおり-----------------------------------出席議員(24名) 1番    田中秀忠君 2番    山本定彦君 3番    畠山博文君 4番    佐々木宣夫君 5番    山瀬忠弘君 6番    椙山三也君 7番    浅田美幸君 8番    川口晴代君 9番    中平政志君10番    武田元介君11番    浅野修一君12番    赤松孝寛君13番    安岡義一君14番    三曳重郎君15番    石崎大樹君16番    岩城泰基君17番    福島朗伯君18番    我妻正三君19番    坂尾 眞君20番    清家康生君21番    上田富久君22番    松本 孔君23番    福本義和君24番    泉 雄二君-----------------------------------欠席議員     なし-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名市長         岡原文彰君副市長        玉田光彦君総務部長       藤田 良君教育長        織田吉和君病院事業管理者    市川幹郎君市民環境部長     山田喜昭君保健福祉部長     岡田一代君産業経済部長     上田益也君建設部長       藤堂勝男君教育部長       常盤修二君水道局長       石丸孔士君病院医療行政管理部長 竹葉幸司君総務課長       楠 憲雄君財政課長       西本能尚君-----------------------------------会議に出席した議会事務局職員局長         赤松 明君次長         木原義文君次長補佐       酒井宏治君議事法制係長     毛利泰三君主任         矢野明美君主査         内舛哲治君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時00分 開議 ○議長(清家康生君) ただいまの出席議員は24名であります。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第2号により進めます。 本日の会議録署名人に、泉 雄二君、田中秀忠君を指名いたします。 それでは、「議案第1号・宇和島市事務分掌条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第25号・宇和島市スポーツ交流センターの指定管理者の指定について」までの全案件を、便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 異議なしと認め、「議案第1号」ないし「議案第25号」までの全案件につきましては、便宜一括議題といたします。 各常任委員長から委員会審査の経過、並びに結果について報告を願います。 まず、総務環境委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 安岡義一君。     〔総務環境委員長安岡義一君登壇〕 ◆総務環境委員長(安岡義一君) 皆さん、おはようございます。 総務環境委員会の報告をいたします。 去る2月26日の本会議におきまして、私ども総務環境委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。 理事者より提出されました議案7件につきましては、それぞれ担当理事者より詳細な説明を受け、検討の結果、お手元に配付の審査報告書のとおり、全会一致により、原案のとおり可決決定いたしました。 次に、審査の過程におきまして議論されました主な事項につきまして、その概要を申し上げます。 「議案第9号・平成29年度宇和島市一般会計補正予算(第6号)」の第2条、繰越明許費の補正におきまして、委員より、特に土木について毎回繰越明許費を計上しているが、職員が少ないことが影響しているのではないかという質問がございました。これを受け、理事者からは、市長以下マンパワーが不足していることは認識しておりますが、技師につきましては募集しても応募がないという現実もありますので、今後は工夫をしながら人材確保に努め、円滑な事業執行を図っていけるよう考えていかなければならないとの答弁がございました。理事者におかれましては、職員不足が事業にどのような影響を与えているのか詳細に分析を行い、適正な人員の配置に努めていくよう申し添えておきます。 「議案第20号・財産の取得について」につきましては、担当理事者より災害応急対策に必要な資機材を避難所に整備するため、毛布、寝袋、災害用資機材を取得したものとの説明があり、委員からの備蓄倉庫のものだけでは避難所の収容人員に対して足りないのではないかとの質問がございました。これに対して理事者からは、必要量の4分の1につきましては市で準備し、4分の1を住民や自主防災組織、残りの2分の1を流通備蓄や救援物資で賄うことを想定しているとの回答がございました。加えて委員より、大切な命をつなぐ備品や食材を購入したことを再認識していただき、有事の際に有効利用できるよう、地元との意思疎通をより一層強固にし、しっかりとやっていただくことの意見が出されました。 このほかに委員会で出されました委員諸氏からの意見も十分に参考にしていただき、適切な事業運営に生かしていただきますよう申し添えておきます。 これをもちまして、当委員会に付託されました全案件に関する審査の経過、並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ○議長(清家康生君) 次に、厚生委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 武田元介君。     〔厚生委員長武田元介君登壇〕 ◆厚生委員長(武田元介君) 去る2月26日の本会議において、私ども厚生委員会に付託となった全案件の審査が終わりましたので、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 当委員会に付託された議案4件について、去る2月28日に委員会を開催し、それぞれ担当理事者から説明を受け、検討の結果、お手元配付の審査報告書のとおり、全会一致により、原案のとおり可決決定いたしました。 なお、審査の過程において、当委員会で特に議論された案件について、その概要を申し上げます。 まず、「議案第9号・平成29年度宇和島市一般会計補正予算(第6号)」のうち福祉課所管の児童福祉総務費にある扶助費、紙おむつ給付費900万円の減額補正については、紙おむつを約1年間購入できる1,000円掛ける50枚つづりの5万円分の購入券を、第2子以降の新生児の保護者に給付する県単独の新規事業でありますが、理事者より、当初予算の対象人数267名の積算に対して、年度末までの交付見込みが約250名、およそ90%となっていながらも、購入券を受けた方の1月末現在の使用率が約30%にとどまっていることから、これに対応する予算の減額をするもので、その理由の一つには、購入券使用の有効期限が出生年度の翌年度末までと規定していることにもあるとの説明がございました。これに対して委員より、使用率が上がらない当市の問題点について、制度の見直しも含めて県へ要望していくべきとの意見が出され、理事者から、今回の決算内容等を把握した上で検討していきたいとの答弁でありました。 また、同じく福祉課所管の障害者福祉費にある扶助費、障害者タクシー料金給付費700万円の減額補正については、条件を満たされた障害者の方にタクシー料金の一部を助成するものでありますが、委員より、広く周知はできているのかとの質疑があり、理事者から、さまざまな周知は行ったが、事業開始が7月からだったということもあり、利用率が41%にとどまっている。来年度はフォローアップ調査を行いたいとの答弁でありました。 理事者におかれましては、両給付費の利用促進について、今後も市民の皆さんがより使いやすいものとなるよう、指摘を生かしていただくよう申し添えておきます。 次に、「議案第10号・平成29年度宇和島市介護保険特別会計補正予算(第2号)」の介護認定審査会費の減額補正は、介護認定審査会の開催に伴う主治医意見書の作成手数料について、認定申請件数の減少見込みにより推計減額されたものでありますが、協議の中で、委員から、当市の介護認定件数の低下について確認があり、介護認定審査請求の抑制はないかとの質問がありました。これに対して理事者から、宇和島市の介護認定率は平成28年度末に23.67%だったものが、国が公表している直近のもので、平成29年11月末には21.3%に低下している。人数でいえば500から600人弱減少しているが、介護認定審査請求の抑制はないと認識しているとの説明がございました。 以上で、当委員会に付託となった全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御採決のほどお願い申し上げます。 ○議長(清家康生君) 次に、産建教育委員長からの報告を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 中平政志君。     〔産建教育委員長中平政志君登壇〕 ◆産建教育委員長(中平政志君) 去る2月26日の本会議におきまして、私ども産建教育委員会に付託となりました全案件の審査が終わりましたので、審査の過程並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案16件につきましては、2月26日に委員会を開催し、担当理事者より詳細な説明を受け、検討の結果、お手元配付の委員会審査報告書のとおり可決決定いたしました。 なお、審査の過程において、当委員会で特に議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。 まず、「議案第5号・宇和島市教育文化スポーツ振興基金条例」につきまして、理事者より、教育文化及びスポーツの振興を図る事業に要する経費の財源に充てるため基金を設置することに伴い、新たに条例を制定しようとするもので、合わせて、3月補正予算に教育文化スポーツ振興基金として8億円を計上しているとの説明がございました。具体的な事業内容といたしましては、小・中学校のパソコンやタブレットの整備、ICT整備事業エアコン空調整備放課後補充学習事業や教師のスキルアップを目的とした研修事業、家庭での学習習慣を身につけるための宇和島土曜塾等の教育振興、さらには、宇和島城保存活用計画や文化及びスポーツ振興に資するイベントの財源等にも充当しようとするものと説明があり、この件に関し、委員からは、外部からの要望にはどのように対応するのかとの質問がなされ、これに対し理事者からは、現在具体的に審査会等を設置する予定はないが、教育委員会の定例会に諮って、市民の方々や議会からの要望に対して真摯に取り組みたいとの回答がありました。 理事者におかれましては、子供たちに豊かな教育環境を提供するため、幅広い意見を聞きながら基金を有効活用していただくよう要望いたします。 次に、「議案第25号・宇和島市スポーツ交流センターの指定管理者の指定について」の審査におきまして、2月6日の選定委員会において株式会社上田が選定されたことについて、委員からは、どういうふうに審査委員が評価、比較したのかといったことや、我々が納得できるような情報を提供していただけないかとの意見が出され、これに対し理事者からは、宇和島スポーツ交流センターの管理及び運営を効率的かつ効果的に行うため、株式会社上田は、これまで石丸温水プールの保守業務を長年行ってきた実績や、自主計画についても指導者を含めて提案ができていたことなどで総合的に特典が高かったとの説明があり、今後、資料や情報については可能な範囲で提供させていただきたいとの回答がありました。 採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可決決定いたしました。 理事者におかれましては、今後においては、十分な資料等を持って臨んでいただきますよう重ねて求めます。 以上で、当委員会に付託となりました全案件に関する審査の経過並びに結果の報告を終わります。 よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。 ○議長(清家康生君) 以上で各常任委員長からの報告が終わりました。 これより一括して委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 この際申し上げます。 各委員長の報告結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおりであります。 採決は分離し、起立採決により行います。 まず、「議案第1号・宇和島市事務分掌条例の一部を改正する条例」ないし「議案第8号・宇和島市都市公園条例の一部を改正する条例」までの8件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第9号・平成29年度宇和島市一般会計補正予算(第6号)」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立全員であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第10号・平成29年度宇和島市介護保険特別会計補正予算(第2号)」ないし「議案第14号・平成29年度宇和島市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」までの5件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第15号・平成29年度宇和島市病院事業会計補正予算(第3号)」ないし「議案第17号・平成29年度宇和島市水道事業会計補正予算(第3号)」までの3件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第18号・債権の放棄について」ないし「議案第24号・市道路線の認定及び廃止について」までの7件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立全員であります。 よって、本件はいずれも委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第25号・宇和島市スポーツ交流センターの指定管理者の指定について」を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、委員長報告のとおり原案可決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(清家康生君) 起立多数であります。 よって、本件は委員長報告のとおり可決決定いたしました。 次に、「議案第26号・宇和島市立学校設置条例の一部を改正する条例」以下、日程記載の順を追い、「議案第56号・平成30年度宇和島市水道事業会計予算」までの全案件につきまして、便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 異議なしと認め、「議案第26号」ないし「議案第56号」までの全案件につきましては、便宜一括議題といたします。 まず初めに、岡原市長から平成30年度施政方針表明があります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(清家康生君) 岡原市長。     〔市長岡原文彰君登壇〕 ◎市長(岡原文彰君) 平成30年3月第63回宇和島市議会定例会の開催に当たりまして、新年度の施政方針について御説明させていただき、議員各位を初め、広く市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。 市民の皆様の御信任を賜り、昨年9月11日より第4代宇和島市長に就任し、半年近くが経過いたしました。この間、えひめ国体の開催、IPU短期大学部に関する決断を初め、市政の掌握、課題の解決に向けて全力を尽くしてまいりましたが、初めての本格予算編成に当たり、所信を申し述べさせていただきます。 さて、我が国の経済に目を向けますと、景気回復や雇用環境の改善は都市部にとどまり、私たちが住む地方においては、少子高齢化の進行も相まって、余り実感できていないのが現状ではないかと思っております。 このような中、本市の財政状況は、地方交付税を初め、国や県などからの財源に大きく依存する体質に変わりはありませんが、各財政指標は、合併当初と比較すると大幅に改善が図られており、今こそ閉塞感を打開するためにも未来への投資を考えるべきではないかと、そう考えております。 そこで、平成30年度の当初予算につきましては、市民の皆様の「声を力に」、宇和島市の「未来」につながる「経済活性化と雇用の創出」、「子育て・教育環境の充実」、「健康づくり・生きがいづくりの推進」を三本柱に掲げ、スピード感を持って重点的に取り組むメリハリの利いた積極的な予算としたところであります。 まずもって各種施策を語る前提として、公約でもお示しさせていただいたように、地方創生時代を生き抜くためには、戦略的かつ効果的な広報戦略と情報発信が極めて重要であると考えております。 本市の魅力、強みを認識し、継続的に発信し、国内外へ強く印象づけ、都市としての好感度・認知度、それを向上し、そして、シティブランド力の向上を目指してまいります。 そのため、新たにうわじまシティセールス戦略事業に取り組み、市民の皆様と共感できる宇和島らしい象徴的なロゴマーク、キャッチフレーズ、スローガン等を形にし、情報発信、観光振興、イベント、新商品開発、トップセールス、文化・スポーツ振興など、あらゆる事業に活用し、統一感のある広報戦略を展開することといたしました。 さらに、本市の魅力資源をデータベース化し、市内企業、関係団体を初め、市民の皆様とオール宇和島、その形で力強く情報発信することで、市民の皆様にはふるさとにもっと愛着と誇りを感じていただき、また、国内外のお客様からは、宇和島市の商品なら買ってみたい、宇和島市に訪れてみたい、住んでみたい、そう思っていただけるまちを目指していきます。 そして、迅速な政策決定と積極的な広報戦略の展開を図るための司令塔として、総務課秘書広報係と営業推進室を統合した市長直轄の市長公室を設置し、全庁的な取り組みとして推進していきたいと考えております。 それでは、公約であります「未来につながる3つの柱」に係る施策を初め、主な事項について御説明させていただきます。 第1の柱は、「地域経済、雇用の未来につながる施策」であります。 先ほど述べた広報戦略と連動して、これまで以上に、愛媛県や地元企業などと一体となって力強く取り組んでいきたいと思います。 まず、市内の幅広い事業者支援につなげるため、商品を紹介するバイヤーズガイドの製作、宇和島で直接商談を行うビジネスマッチングの開催、愛媛県と連携した大規模商談会への共同出展のほか、都市部での催事に積極的に参加をし、トップセールスを含めた戦略的な販促活動を展開してまいります。 また、輸出に関しましては、ここ数年はジェトロ愛媛と連携し、セミナーや商談会を開催し、地元企業の支援に取り組んでまいりましたが、チャンスがあれば愛媛県や民間企業とも連携し、市場調査や魅力ある市場開拓にもチャレンジしていきたいと考えております。 一方、商工団体からの要望を受けて、今議会に提案しております「宇和島市中小企業・小規模事業者等振興基本条例」に基づく振興計画を策定するとともに、先に操業を開始いたしました源吉兆庵に対する企業立地奨励金や地元加工業者などの市場競争力の強化と雇用の創出を図るため、大量に水道を利用している事業者に対する水道料金の一部助成を行うことといたしました。 そして、大浦埋立地の水産物荷さばき施設につきましては、国の水産業競争力強化緊急施設整備事業を活用して、平成32年度の開設を目指し、平成30年度から建設工事に着手することとしております。これと関連して、大浦埋立地から幹線道路へ橋を含めたアクセス道路、樺崎臨港道路の整備が計画されておりますので、早期の完成に向け、国・県に対して引き続き強く要望してまいる所存でございます。 このほか、本市の基幹産業である農林水産業の担い手対策として、引き続き、きめ細かな就業支援に取り組むとともに、鳥獣害対策や優良アコヤ貝の作出などにも意を用いることといたしております。 第2の柱は、「子どもたちの未来につながる施策」でございます。 宇和島市を支える未来の担い手である子供たちへの投資、支援は、優先的に強力に進めてまいりたいと考えております。 まず、私の公約としておりました小・中学生の歯科通院医療費の無料化を実施することとして、疾病の早期発見と治療を促進し、健康な子どもたちの育成を目指します。 次に、わかりやすい授業を実施し、児童・生徒の学習への興味や関心を高めるため、引き続きデジタル教科書を導入するとともに、新たに全ての中学校にタブレット端末と無線LANを配置し、ICT環境の整備を加速することといたしました。 また、学習習慣の確立と基礎学力の定着を目指して、今年度から実施している「うわじま土曜塾」を引き続き実施するほか、特別に配慮を要する子どもたちを支える支援員制度を拡充するなど、全ての子どもたちのために教育の充実を図ってまいります。 そして、平成30年度には、中学校の空調整備を完了させ、平成31年度からは、小学校の空調を順次整備するための設計に着手するほか、老朽化した岩松小学校、城南中学校のプールを改築するなど、安全・安心な教育環境の整備に努めてまいります。また、教育に係る経済的負担軽減策として、子育て支援の視点から学校給食費の一部補助を県立宇和島南中等教育学校前期課程の生徒に対しても拡充するとともに、就学援助制度への部活動用具の追加、離島を離れて暮らす高校生の保護者に対する居住費補助制度を新設することといたしました。 次に、公立の保育所、認定こども園、幼稚園につきましては、緊急通報装置およびAEDの設置、トイレの洋式化を実施し、私立施設に対しては3歳児未満保育の供給拡大を目指し、認定こども園の整備補助を行うなど、教育保育施設の環境整備をいたします。 また、公立教育保育施設の将来在るべき姿を明確にした計画を策定するとともに、正規職員の確保にも取り組んでまいります。 さらに、子供たちの遊び場である公園につきましては、老朽化した遊具等の改修を引き続き実施するほか、吉田公園の大規模改修については、平成31年度の完成を目指して積極的に整備を進めるなど、子育て環境の充実を図ってまいります。 第3の柱は、「健康づくり、生きがいづくりの未来につながる施策」であります。 これまでこの地域を支えてくださいました我々の諸先輩方が、第一線を退かれた後も、健康で、そして笑顔で暮らしていただくことが極めて大切だと考えております。 このため、まず、健診事業の拡充として、19歳以上の市民に生活習慣病健診の機会を提供し、健康管理と生活習慣病の早期発見、早期治療につなげるとともに、新生児の聴覚検査や2歳児の歯科健診など、市民の健康増進に努めてまいります。 また、都市部に住む元気なアクティブシニアの移住を促進する、うわじま版CCRCを推進するため、旧三間幼稚園を改修し、多世代交流施設を整備いたします。 そして、誰もが可能な限り、住み慣れたまちで自分らしい暮らしを続けることができる「地域包括ケアシステム」の構築を目指し、高齢者の転倒や認知症予防として実施している「ガイヤ健康体操」や「ガイヤマイレージ制度」を拡大するとともに、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病の恐れがある市民を対象に、介護予防事業へとつなぐ「重度化予防事業」を展開してまいります。 さらには、住民が主体的に地域課題を把握し、解決を試みることができる地域づくりを進めるため、九島地区と三間地区をモデル地区とする「我が事・丸ごと」の地域づくり推進事業を継続し、行政と地域が連携し、「世帯丸ごと」「我が事」として受けとめる体制づくりを進めてまいります。 また、地域の学びと活動の拠点である公民館の整備につきましては、老朽化した和霊公民館の移転改築と石応公民館の改築設計に着手するほか、その他の公民館につきましても、計画的に耐震改修や改築を進めてまいります。次に、今後30年以内に70から80%の確率で発生すると言われております南海トラフ地震への対応を初めとする防災対策につきましては、防災出前講座等による防災啓発に注力するとともに、自主防災組織が実施する防災活動に対する補助制度を新設し、市民の防災意識と地域防災力のさらなる向上を目指します。 また、宇和島市備蓄計画に基づき、水、食料の備蓄に加えて、被災直後に避難所運営や救助活動に必要な資機材等の整備を進めるとともに、テレビを活用したプッシュシステムの運用により、聴覚障害者を初めとした情報弱者に対し、より確実な情報が伝達できるよう努めていくことといたしました。 さらには、大規模災害への対策として、平成30年度中に「災害廃棄物処理計画」の策定を図るほか、愛媛大学等の協力を得て、平成32年度を目途に事前復興計画の策定指針の作成に着手するなど、適切かつ迅速な災害対応体制の構築を図ってまいります。 なお、防災拠点となる本庁舎及び各支所の庁舎につきましては、これまでに吉田支所と三間支所の建替えを実施したところであり、津島支所につきましても、平成30年度に建替え工事に着手するとともに、本庁舎につきましては、平成30年度から、高層棟は耐震補強工事、低層棟は全面改築工事に着手し、平成33年度中の完成を目指すこととしております。 また、台風や梅雨時期の浸水被害の防止、軽減を図るため、寄松地区と城南地区の浸水対策の検討を行うなど、計画的に排水施設の整備を進めてまいります。次に、国内外から宇和島に来ていただく、観光に関する施策について御説明させていただきます。 明治150年に当たる今年は、全国各地で明治150年記念事業が開催予定でありますが、本市におきましても、明治期の宇和島の偉人、食、文化財等をテーマとした各種イベントを順次展開し、明治の先達が抱いていた進取の精神や気概等を顕彰し、宇和島の誇るべき歴史の再確認と情報発信に取り組んでまいります。 また、先日、愛媛県の無形民俗文化財に指定された吉田秋祭や津島町岩松の伝統的町並みなど、それぞれの地域が受け継いできた伝統や歴史、文化を改めて見直し、住民の皆様がこれまで以上に地域に誇りに持っていただけるよう後押ししてまいります。 そして、観光の分野では、今年度中に策定予定の宇和島市観光戦略ビジョンに基づき優先順位を定め、地に足の着いた観光施策を展開してまいりたいと考えております。 基本的な方向性としては、現存12天守の一つである宇和島城、伊達文化を最大限に生かすこととし、城山下駐車場隣接地に拠点となる観光施設の整備に着手いたします。 さらに、県や商工会議所、観光物産協会と連携し、外国人観光客の誘客や外国クルーズ客船の誘致に努め、市内事業者が実需を得られる取り組みを推進するとともに、愛媛県が推進している「愛媛マルゴト自転車道」の一環として、九島地区にブルーラインと道路案内板等を整備し、サイクリストなど交流人口の拡大を図ってまいります。 次に、その他の主要な事業について御説明をさせていただきます。 初めに、自治会を初め、地域の皆様から存続、拡充の要望が強かった「地域づくり交付金制度」につきましては、予算総額を大幅に増額した上で、配分割合や対象事業の見直しを図るとともに、平成30年度から34年度までの5カ年事業として継続することといたしますので、これまで同様、地域の皆様が主体的に取り組む特色を生かした地域づくり活動に御活用いただきますようお願い申し上げます。 次に、高等教育対策といたしましては、新たに大学等が市内を拠点に行う地域調査研究に対して助成するとともに、宇和島看護専門学校、南愛媛医療アカデミー等の既存高等教育機関に通い、将来の地域を担う専門職を目指す子供たちに対しての支援に向けて準備を進めてまいります。次に、地域公共交通につきましては、平成23年3月に宇和島市地域公共交通総合連携計画を策定し、コミュニティバス路線見直しやデマンドタクシーの導入等を行ってまいりましたが、その後も本市の人口は急速に減少し、公共交通機関においては、路線の統廃合や減便等をせざるを得ない状況となっております。 また、高齢者の移動手段を自家用車から公共交通機関へシフトすることを望む声は大きく、先般の県計画の策定を受けて、平成30年度中に宇和島市地域公共交通網形成計画を策定し、将来にわたって持続可能な公共交通ネットワークの形成に努めてまいりたいと考えております。 次に、南予地域の中核病院である市立宇和島病院を中心とした市立3病院での安定した医療提供を目指し、大学医局との連携強化を初め、奨学金制度の周知拡大、医療従事者の負担軽減などを継続し、医師、看護師等、必要な医療従事者の確保に努めてまいります。 次に、災害時や住宅環境等への対策として、木造住宅耐震化、老朽危険空き家の撤去、住宅リフォームの補助制度を引き続き実施するとともに、特に、周辺環境や災害時の避難に支障を来すおそれがある老朽危険空き家につきましては大幅に予算を拡充するほか、地元との連携を密にしながら、川内改良住宅の改築設計にも着手することといたしました。 また、平成30年7月には、明倫校区にスポーツ交流センターが、年度内には駅前に宇和島市学習交流センター、愛称パフィオうわじまが新たにオープンいたします。 スポーツ交流センターは、プールを初め、県内初の屋内型クライミングホールを備えた施設で、市民の皆様に快適にスポーツに取り組んでいただき、健康増進に寄与することを期待しております。 また、パフィオうわじまは、図書館を中心に、小ホールを備えた生涯学習センターと子育て世代活動支援センターで構成された新たな学習、交流の複合施設として、市民の皆様に親しみを持って利用していただくとともに、中心市街地活性化の拠点として活用していただけるものと期待しているところでございます。 そのほか、昨年9月から10月にかけて開催されましたえひめ国体、えひめ大会を契機にスポーツへの関心が高まっております。そのような中、東京オリンピックが開催される2020年までの3カ年をかけて、愛媛県を野球の聖地として全国にPRするため、愛・野球博が開催されます。多くのプロ野球選手を輩出し、野球が盛んな本市にとってもシティーセールス、地域の文化、スポーツ振興の好機と捉え、県と連携して積極的に参画してまいります。 最後に、本市の喫緊の課題でございます人口減少対策といたしましては、庁内若手職員で構成するプロジェクトチームを立ち上げ、新たな事業検討を進めるなど、引き続き全力で取り組んでまいる所存でございます。 平成30年度の取り組みといたしましては、おかえりプロジェクト(若者地元定着事業)と題し、大学進学や就職などで一旦市外に出た若者が、いずれ本市に帰ってくる、帰ってきたいと思えるような人口循環の仕組みづくりに向けて、生まれ育ったふるさとでの思い出と最新のふるさと情報を共有することで、市外に出た若者と本市に残っている両親、友人が、いつでもつながっていることを実感できる事業を、市内小・中学校、高等学校と連携して展開いたします。 また、来年度から宇和島圏域1市3町が連携、協力し、今後も必要な生活機能を確保し、定住の受け皿を形成するため定住自立圏共生ビジョン事業をスタートし、圏域の結びつきやネットワークの強化、マネジメント能力の強化につながる各種事業を圏域全体で推進することといたしました。 そして、少子化に伴う身近な問題として、複式学級を抱える小規模校が増加し、子どもたちが集団生活の中で教育を受けるという環境が整わないことから、やむを得ず学校の統廃合を検討する必要が生じております。 統廃合については、学校再編整備検討協議会において各委員から多様な御意見をいただき、教育委員会において基本方針の見直しがなされておりますので、今後は、対象地域での説明会を実施し、保護者はもとより、市民、議員の皆様に御理解をいただきながら丁寧に進めてまいりたいと考えております。この結果、一般会計当初予算は約454億円と、平成29年度を大幅に上回る積極型予算といたしました。 なお、先ほど議決いただきました3月補正予算において、決算剰余金等を活用し、新たに農林水産業振興基金、教育文化スポーツ振興基金を造成するとともに、産業振興基金を積み増しし、今後も積極的事業展開を図るための必要な財源の確保を図ったところであり、補正予算等でさらなる施策の展開に努めてまいりたいと考えております。 以上、平成30年度の施政方針を述べさせていただきました。 これまでも、私の信条である「声を力に」のとおり、市民の皆様を初め、関係各位からのさまざまな御意見を参考にさせていただきましたが、これからも、宇和島市の主役である市民の皆様が「今の宇和島市をどう思っているか」「これからの宇和島市をどのようにしていきたいか」これらをお聞きしたいと思っており、早い時期に市内各地に出向き、市民の皆様の声を聞く機会、いわゆるタウンミーティングを開催したいと考えております。 また、職員からも、さまざまな行政課題解決や事務改善について、随時前向きに提案が上がってくるようなボトムアップ型の体制づくりを進めるなど、職員の意識改革と行政サービスの向上にも取り組んでまいりたいと思います。 今後も、初心を忘れることなく、皆様の声を力に、この宇和島市の発展に全力を尽くしてまいる所存でございますので、議員の皆様におかれましては、なお一層の御指導と御支援を改めてお願い申し上げますとともに、市民の皆様の御理解、御協力を重ねてお願いいたしまして、平成30年度に向けての施政方針といたします。 ○議長(清家康生君) 続いて、平成30年度分の上程議案について、各担当理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 藤田総務部長。     〔総務部長藤田 良君登壇〕 ◎総務部長(藤田良君) ただいま上程されました各案件のうち、総務部に係る議案について御説明をいたします。 まず、条例議案を御説明いたします。 「議案第43号・宇和島市消防団条例の一部を改正する条例」につきましては、消防団の組織再編により消防団員の定数の見直すこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第44号・宇和島市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める制令の一部改正に伴い、非常勤消防団員等に対する損害補償に係る補償基礎額について、扶養親族がある場合における加算額の改定を行うため条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、平成30年度当初予算議案について御説明をいたします。 平成30年度は、合併による普通交付税優遇措置の段階的縮減の3年目となる年ですが、当市におきましては、当初の縮減予定額約21億円を目標に徹底した行財政改革を行ってきたこともあり、現在は健全な財政状況となっております。 将来的には、人口減少による市税や普通交付税の減収が見込まれますが、宇和島市の未来を切り開いていくため、総合戦略を初めとする各種施策に積極的に取り組む必要があります。 平成30年度当初予算は、主役である市民の皆様の声をもとに、宇和島市の未来につながる施策を最優先課題として位置づけ、愛媛県との連携強化や積極的な広報戦略を展開しながら、地域活性化と雇用の創出、子育て・教育環境の充実、健康づくり、生きがいづくりの推進などに積極的に取り組む予算を編成いたしました。 一般会計当初予算の総額は約454億円と、前年度と比較すると約28億円の増額となっており、ソフト・ハード両面において拡充した予算となっております。 ソフト事業としましては、当市の魅力を戦略的、効果的にPRしていくためのうわじまブランド構築のための予算を盛り込むとともに、基幹産業の下支え策にも対応し、地元企業の競争力強化のための補助制度を創設するほか、子育て支援策として、小・中学生の歯科通院医療費の無料化などを盛り込みました。また、地域コミュニティの維持、活性化を図るため、地域づくり交付金制度を拡充する予算なども計上をしております。 ハード事業では、安全で災害に強いまちづくりのため、本庁舎や津島支所などの公共施設の改築、耐震補強事業を実施するとともに、安全・安心な水産物の安定供給と産地の競争力の強化を図るため、水産物荷さばき施設の整備を行います。また、子育て環境の充実を図るため、私立認定こども園の整備に対する支援や吉田公園の全面改修、遊具の更新整備を引き続き進めるほか、JR宇和島駅に隣接して広く多世代の方が利用できる学習交流センターの建設事業費などを計上いたしました。 以上の結果、一般会計の予算総額は453億7,000万円、特別会計、企業会計の予算総額は482億7,451万5,000円となっております。 それでは、「議案第45号・平成30年度宇和島市一般会計予算」について御説明をいたします。 第1条、歳入歳出予算は、予算の総額を歳入歳出それぞれ453億7,000万円と定めるものです。 第2条、債務負担行為は、本庁舎の耐震改修などの整備に要する経費のほか7件について、債務負担行為をすることができる期限、限度額を定め、第3条、地方債は、本年度に実施する事業の財源として、借り入れを予定している起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 第4条、一時借入金は、一時的な収支の不均衡を解消するために借り入れすることができる一時借入金の最高額を50億円と定め、第5条、歳出予算の流用は、地方自治法の規定に基づき、歳出予算の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。 次に、歳入予算について御説明をいたします。 まず、市税の状況につきましては、平成29年度と比較して総額としては縮減を見込んでおります。主な要因としましては、市民税が養殖水産業の出荷単価が高水準になっていることなどにより増額となっている一方で、固定資産税が資産評価替えの影響などにより縮減となっていることによるものです。 次に、地方交付税につきましては、国の地方財政対策の概要が発表されており、その総額が2.0%の減額となっているため、これをベースとして、当市固有の要因と一本算定化へ向けた段階的な縮減を踏まえ、平成29年度と同額の予算を計上しております。 また、地方消費税交付金につきましては、平成29年度の交付見込み額をベースに、地域の経済状況や各種統計調査の結果を踏まえた計上となっております。 そのほか、国庫支出金、県支出金、市債などの特定財源につきましては、各種建設事業を初めとしたさまざまな事業の財源となるものですが、現行の制度上、見込み得る限り捕捉し、計上をしております。 なお、歳入全体といたしましては、第1款の市税が予算全体の2割を切る状況が続く一方、第10款の地方交付税が全体の約4割を占め、引き続き歳入の多くを依存財源である地方交付税に頼る財政構造となっております。 続きまして、歳出予算について御説明をいたします。 第1款議会費は、2億5,525万円で、議員の報酬、政策について調査研究を行うための政務活動費のほか、タブレット端末導入に係る経費など、議会活動に要する経費を計上し、第2款総務費は、74億9,580万8,000円で、一般行政事務に要する経費のほか、本庁舎の耐震改修や津島支所の改築に要する経費などを計上しております。 第3款民生費は、154億822万9,000円で、障害者福祉費や生活保護費などの一定水準の社会生活を保障するための経費のほか、小・中学生の入院医療費、通院医療費に加えて歯科通院医療費を助成する経費などを計上し、第4款衛生費は、29億3,304万6,000円で、各種保険事業に要する経費、水道事業会計及び病院事業会計への負担金のほか、新生児の聴覚検査や2歳児の歯科健診などの受診に要する経費などを計上しております。 第5款労働費は、8,000万円で、勤労者教育資金融資預託金などを計上し、第6款農林水産業費は、39億978万3,000円で、宇和島産品の販売促進に要する経費のほか、水産物荷さばき施設の整備に要する経費などを計上しております。 第7款商工費は、10億1,323万7,000円で、新たな企業の誘致や地元企業の競争力強化に対する支援に要する経費のほか、外国人観光客を地域に呼び込むために必要な経費などを計上し、第8款土木費は、44億9,726万3,000円で、道路、河川の補修や改良費などの都市基盤整備のための投資的経費が中心となっており、吉田公園を初めとした公園遊具のリニューアルなどのほか、JR宇和島駅に隣接した学習交流センターの整備に要する経費などを計上しております。 第9款消防費は、3億6,984万5,000円で、消防団員への報酬や消防施設の整備などの非常備消防活動に要する経費などを計上し、第10款教育費は、40億1,167万4,000円で、学校教育施設や社会教育施設などの管理運営費のほか、小・中学校のプールの改築やICT環境の整備、空調の整備に要する経費などを計上しております。 第11款災害復旧費は、5,173万円で、過年度災害に対応するとともに、一定の災害に備え土木施設の災害復旧費などを計上し、第12款公債費は、52億9,413万5,000円で、市債の元利償還金を計上しております。 最後に、第13款予備費には、不測の事態に備え5,000万円を計上しております。 なお、一般会計における主要な事業につきましては、予算説明資料の18ページ以降に掲載をしております。 続きまして、各特別会計予算について御説明をいたします。 「議案第46号・平成30年度宇和島市国民健康保険特別会計予算」につきましては、事業勘定の予算の総額を歳入歳出それぞれ100億6,458万6,000円、直営診療施設勘定の総額を歳入歳出それぞれ2億2,722万1,000円と定めるものです。 事業勘定の歳入は、国民健康保険料、県補助金などを計上し、歳出は、保険給付費負担金や保険事業費納付金など、平成30年度から始まる国民健康保険の運営主体の都道府県化に伴う経費などを計上しております。直営診療施設勘定の歳入は、診療報酬収入などを計上し、歳出は、診療に要する医薬材料費などを計上しております。 「議案第47号・平成30年度宇和島市後期高齢者医療特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ22億3,018万5,000円と定めるものです。 歳入は、医療保険料、一般会計繰入金などを計上し、歳出は、制度の運営主体である後期高齢者医療広域連合への負担金などを計上しております。 「議案第48号・平成30年度宇和島市介護保険特別会計予算」につきましては、保険事業勘定の予算の総額を歳入歳出それぞれ101億511万1,000円、介護サービス事業勘定の総額を歳入歳出それぞれ3,057万円と定めるものです。 第2条、歳出予算の流用は、地方自治法の規定に基づき、歳出予算の各項の経費の金額を流用できる場合を定めるものです。 保険事業勘定の歳入は、介護保険料、国庫支出金、支払基金交付金などを計上し、歳出には、保険給付費や地域支援事業に要する経費などを計上しております。 介護サービス事業勘定の歳入は、介護予防サービス計画費収入、繰越金を計上し、歳出は、介護予防サービス事業費を計上しております。 「議案第49号・平成30年度宇和島市財産区管理会特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ2,700万円と定めるものです。 歳入は、区有林の間伐に伴う財産収入、歳出は、御槇財産区における源池池の環境評価に要する経費としての一般会計繰出金のほか、間伐に要する経費などの管理会費を計上しております。 「議案第50号・平成30年度宇和島市土地取得事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億413万3,000円と定めるものです。 歳入は、土地売払代金と一般会計繰入金などを計上し、歳出は、土地購入費や物件移転補償金を初めとした国道56号津島道路の用地先行取得に要する経費などを計上しております。 「議案第51号・平成30年度宇和島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1,376万円と定めるものです。 歳入は、県支出金、貸付金元利収入などを計上し、歳出は、貸付金の回収に係る事業費と公債費などを計上しております。 「議案第52号・平成30年度宇和島市公共下水道事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ18億7,892万5,000円と定めるものです。 第2条、債務負担行為は、終末処理場の長寿命化に要する経費のほか2件について、債務負担行為をすることができる期間、限度額を定め、第3条、地方債は、本年度に借り入れを予定している起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 歳入は、下水道使用料、一般会計繰入金、下水道事業債などを計上し、歳出は、処理場管理費、ポンプ場管理費といった施設管理に係る経費のほか、終末処理場の長寿命化対策に要する経費などの下水道建設費、公債費などを計上しております。 「議案第53号・平成30年度宇和島市小規模下水道事業特別会計予算」につきましては、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億110万1,000円と定めるものです。 第2条、債務負担行為は、水洗便所改造資金融資に係る利子補給金などについて、債務負担行為をすることができる期間、限度額を定めるものです。 歳入は、小規模下水道使用料、県支出金、一般会計繰入金などを計上し、歳出は、小規模下水道管理費といった施設管理に係る経費のほか、各地区の下水道処理施設の長寿命化対策に要する経費などの小規模下水道整備費、公債費などを計上しております。 以上で説明を終わります。御承認くださいますようによろしくお願いをいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 山田市民環境部長。     〔市民環境部長山田喜昭君登壇〕 ◎市民環境部長(山田喜昭君) ただいま上程されました各案件のうち、市民環境部に係る議案について御説明いたします。 「議案第40号・宇和島市一般廃棄物処理施設及び処分場設置条例の一部を改正する条例」につきましては、宇和島地区広域事務組合環境センターの稼働により、平成29年9月30日をもって宇和島市環境センター及び津島町クリーンセンターを廃止したこと、並びに津島町リサイクルセンターの運用方法を変更することに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 岡田保健福祉部長。     〔保健福祉部長岡田一代君登壇〕 ◎保健福祉部長(岡田一代君) ただいま上程されました各案件のうち、保健福祉部に係る議案について御説明いたします。 「議案第27号・宇和島市保育所条例の一部を改正する条例」につきましては、吉田町に設置している御殿内保育園について平成29年度末をもって閉園すること、戸島に設置している戸島保育所及び日振島に設置している日振島保育所について、小規模保育事業から家庭的保育事業に移行すること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第28号・宇和島市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、国の定める基準の一部改正により、支給認定証の交付については、保護者からの申請があった場合にのみ行うこととされたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第29号・宇和島市乳幼児及び児童医療費助成条例の一部を改正する条例」につきましては、平成30年度8月診療分から、小・中学生の歯科通院費を無料化すること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第30号・宇和島市ひとり親家庭医療費助成条例の一部を改正する条例」につきましては、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律により、都道府県が当該都道府県の市町村とともに国民健康保険の運営を担うこと、高齢者の医療の確保に関する法律における住所地特例の規定が見直されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第31号・宇和島市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、国の定める基準の一部改正により、地域包括支援センターで行う介護予防支援において、医療機関等との連携が義務化されること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第32号・宇和島市重度心身障害者医療費助成条例の一部を改正する条例」につきましては、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律により、都道府県が当該都道府県の市町村とともに国民健康保険の運営を担うこと、高齢者の医療の確保に関する法律における住所地特例の規定が見直されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第33号・宇和島市国民健康保険条例の一部を改正する条例」につきましては、国民健康保険法等の一部改正により、平成30年度から都道府県が当該都道府県の市町村とともに国民健康保険の運営を担うこと、保険料の賦課限度額及び軽減判定所得が見直されること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第34号・宇和島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律により、高齢者の医療の確保に関する法律における住所地特例が見直されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第35号・宇和島市介護保険条例の一部を改正する条例」につきましては、第7期介護保険事業計画における保険料率及び保険料額の改定並びに介護保険法の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第36号・宇和島市指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員及び指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、介護保険法等の一部改正により、居宅介護支援事業者の指定権限が都道府県から市町村に移譲されること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第37号・宇和島市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、国の定める基準の一部改正により、新たな介護保険施設の創設や認知症対応型共同生活介護等における身体的拘束等の適性化を図るための措置について明確化されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第38号・宇和島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例」につきましては、介護保険法の一部改正により、保険者機能の強化という観点から居宅介護支援事業所の指定権限が都道府県から市町村に移譲されることに伴い、居宅介護支援事業所の人員及び運営基準について定める条例を新たに制定しようとするもので、原則平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 続きまして、「議案第39号・宇和島市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」につきましては、国の定める基準の一部改正により、新たな介護保険施設の創設や認知症対応型共同生活介護における身体的拘束等の適性化を図るための措置について明確化されたこと等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 上田産業経済部長。     〔産業経済部長上田益也君登壇〕 ◎産業経済部長(上田益也君) ただいま上程されました各案件のうち、産業経済部に係る議案について御説明いたします。 「議案第41号・宇和島市中小企業・小規模事業者等振興基本条例」につきましては、中小企業・小規模事業者等の振興について基本となる事項を定め、本市における産業競争力の維持向上並びに経済の活性化及び発展を図るため条例を新たに制定しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 藤堂建設部長。     〔建設部長藤堂勝男君登壇〕 ◎建設部長(藤堂勝男君) ただいま上程されました各案件のうち、建設部に係る議案について御説明いたします。 「議案第42号・宇和島市営住宅管理条例の一部を改正する条例」につきましては、公営住宅法の一部改正に伴い、認知症患者などである公営住宅入居者の収入申告義務が緩和されたため、市営住宅においても平成31年度以降の家賃算定から同様の対応とすることなどに伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 常盤教育部長。     〔教育部長常盤修二君登壇〕 ◎教育部長(常盤修二君) ただいま上程されました各案件のうち、教育委員会に係る議案について御説明いたします。 「議案第26号・宇和島市立学校設置条例の一部を改正する条例」につきましては、津島町に設置している畑地幼稚園について、平成29年度末をもって閉園すること等に伴い、条例の一部を改正しようとするもので、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 竹葉医療行政管理部長。     〔病院医療行政管理部長竹葉幸司君登壇〕 ◎病院医療行政管理部長(竹葉幸司君) ただいま上程されました各案件のうち、病院局に係る議案について御説明いたします。 「議案第54号・平成30年度宇和島市病院事業会計予算」の主なものにつきまして御説明いたします。 第2条、業務の予定量につきましては、業務予定として、3病院を合計した稼働病床数640床、年間患者数は、平成29年度実績見込みをもとに、入院患者19万4,180人、外来患者30万9,058人と推計し、前年度と比較して、入院患者で4.2%の減、外来患者では6.3%の減といたしております。 また、建設改良事業予定は、医療機械及び備品購入費を7億661万8,000円、改良工事費を6,047万円としております。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入の予定額を151億3,676万6,000円、支出の予定額を165億6,545万5,000円と定めるものであります。 主な収入といたしましては、入院・外来収益など医業収益に138億4,254万円、他会計補助金及び負担金など、医業外収益に12億8,062万円を計上しております。 主な支出といたしましては、給与費など医業費用として146億9,080万6,000円、企業債支払い利息など医業外収益に6億3,064万円、退職引当金など特別損失に11億9,200万9,000円を計上しております。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の予定額を8億8,007万7,000円、支出の予定額を20億8,331万7,000円と定めるものであります。 主な収入につきましては、企業債5億9,350万円、負担金2億8,209万5,000円などを計上し、主な支出につきましては、建設改良費に11億3,042万円、企業債償還金に8億9,449万7,000円などを計上しております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額12億324万円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。 第5条、企業債につきましては、医療機械器具整備事業及び建設改良事業の財源として、借り入れを予定している起債の目的、限度額などを定めるものであります。 第6条、一時借入金につきましては、その限度額として、3病院とも前年同様の宇和島病院10億円、吉田病院22億円、津島病院10億円とし、計42億円と定めるものであります。 続きまして、「議案第55号・平成30年度宇和島市介護老人保健施設事業会計予算」の主なものにつきまして御説明いたします。 第2条、業務の予定量といたしましては、オレンジ荘、ふれあい荘を合計した年間利用者数を、施設介護4万5,990人、短期入所1,460人、通所6,100人と見込んでおります。 また、建設改良事業予定は、医療機械及び備品購入費を132万円、改良工事費を4,410万円としております。 第3条、収益的収入及び支出につきましては、収入の予定額を6億4,012万3,000円、支出の予定額を8億2,360万1,000円と定めるものであります。 主な収入につきましては、施設運営事業収益に6億3,058万5,000円、施設運営事業外収益に953万2,000円などを計上しております。 主な支出につきましては、給与費など施設運営事業費用に6億7,748万1,000円、退職手当引当金など特別損失に1億3,394万3,000円などを計上しております。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の予定額は、企業債など4,240万2,000円を、支出の予定額は、建設改良費、企業債償還金など1億2,549万8,000円を計上しております。 なお、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額8,309万6,000円は、基金及び過年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。 第5条、企業債につきましては、建設改良事業の財源として借り入れを予定している起債の目的、限度額などを定めるものであります。 第6条、一時借入金につきましては、その限度額をオレンジ荘、ふれあい荘、それぞれ1億円と定めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(清家康生君) 石丸水道局長。     〔水道局長石丸孔士君登壇〕 ◎水道局長(石丸孔士君) ただいま上程されました各案件のうち、水道局に係る議案について御説明いたします。 「議案第56号・平成30年度宇和島市水道事業会計予算」につきましては、第2条、業務の予定量は、給水戸数3万7,800戸、年間給水量868万立方メートル、一日平均給水量2万3,781立方メートルを見込んでおります。 第3条、収益的収入及び支出は、収入の予定額を27億9,728万9,000円、支出を23億8,246万1,000円と定めるものでございます。 主な収入の内訳としましては、給水収益など営業収益に25億8,172万2,000円、長期前受金戻入など営業外収益に2億1,556万4,000円を計上しております。 一方、主な支出の内訳としましては、人件費、受水費、減価償却費などの営業費用に22億6,465万7,000円、企業債償還金利息、消費税などの営業外費用に1億1,455万9,000円を計上しております。 第4条、資本的収入及び支出は、収入に5億9,441万5,000円、支出に15億1,159万1,000円と定めるものであります。 主な収入の内訳としましては、企業債4億5,000万円、出資金6,547万8,000円を計上し、また、主な支出につきましては、建設改良費9億8,948万8,000円、企業債償還金に5億1,965万5,000円を計上しております。 なお、資本的収入が資本的支出に不足する額9億1,717万6,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金などで補填するものとしております。 第5条、債務負担行為は、窓口等関連業務の委託として、その期間及び限度額を定めるものであります。 第6条、企業債は、配水管及び配水施設整備事業の財源として、起債の目的、限度額などを定めるものであります。 第7条、一時借入金は、その限度額を5億円に定めるものであります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(清家康生君) 以上で説明が終わりました。 ただいま上程されました各案件は、後日、議案質疑の上、各委員会に付託予定であります。 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 この際、議員の皆様にお知らせをいたします。 代表質問、一般質問の発言通告は、あす3月6日の午後5時までであります。 本日はこれにて散会いたします。     午前11時28分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   宇和島市議会 議長  清家康生          議員  泉 雄二          議員  田中秀忠...