平成 元年 12月
定例会(第4回)
平成元年 鳴門市議会会議録 (第二十一号)鳴門市告示第百四号
平成元年鳴門市議会第四回
定例会を次のとおり招集する。
平成元年十一月二十九日
鳴門市長 矢 野 茂 文 一 期 日
平成元年十二月六日 二 場 所
鳴門市議会議場 ──────────────────────────────────
平成元年十二月六日(会期十五日中第一日目) 議 事 日 程 第 一 号 諸般の報告第一 会期の決定について第二
会議録署名議員の指名について第三 議案第七十九号 昭和六十三
生度鳴門市
農業共済事業会計決算の認定について 議案第八十 号 昭和六十三
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第八十一号 昭和六十三
年度鳴門市
病院事業会計決算の認定について 議案第八十二号 昭和六十三
年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第八十三号 昭和六十三
年度鳴門市
運輸事業会計決算の認定について
委員長報告 質疑 討論 採決第四 議案第百五 号 昭和六十三度鳴門市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第百六 号 昭和六十三
年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百七 号 昭和六十三
年度鳴門市
老人保健事業特別会計競入
歳出決算の認定について 議案第百八 号 昭和六十三
年度鳴門市
立岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百九 号 昭和六十三
年度鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十 号 昭和六十三
年度鳴門市弁財天・
北浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十一号 昭和六十三
年度鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十二号 昭和六十三
年度鳴門市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十三号 昭和六十三
年度鳴門市
文化会館事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十四号 昭和六十三
年度鳴門市
光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について 議長第百十五号
平成元年度鳴門市
一般会計補正予算(第三号) 議案第百十六号 鳴門市
職員恩給条例等の一部を改正する条例 議案第百十七号
鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例 議案第百十八号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 議案第百十九号 松茂町、北島町、藍住町及び板野町に鳴門市
モーターボート競走場を貸与することについて 議案第百二十 号
公有水面の埋立について 議案第百二十一号
公有水面の埋立について 議案第百二十二号
公有水面の埋立について
提案理由説明 ──────────────────────────────────
平成元年第四回
定例会 地方自治法第百二十一条に基づく
説明員一覧表 通知者名 職名 氏名 市長 助役 西 本 信 也 君
収入役 西 田 素 康 君
総務部長 馬 居 貞 夫 君
市民福祉部長 歌 川 重 雄 君
経済部長 益 井 辰 夫 君
建設部長 泉 登 志 男 君
競艇部長 吉 田 実 君
水道部長 佐 藤 喜 美 夫 君
運輸部長 米 澤 敏 光 君
消防長 河 野 忠 久 君
総務部副部長 玉 有 繁 君
市民福祉部副部長 橋 本 毅 君
競艇部副部長 齋 藤 素 久 君 副
収入役会計課長事務取扱 木 村 善 二 君
総務部秘書広報課長 松 岡 正 次 君 〃
企画開発課長 堀 田 順 二 君 〃
人事課長 二 木 俊 幸 君 〃
総務課長 青 木 義 幸 君 〃
税務課長 谷 川 進 君 〃
国民体育課長 武 市 輝 雄 君
市民福祉部参事 〃
市民課長事務取扱 米 崎 文 幸 君 〃
国保年金課長 鎌 田 善 雄 君 〃
環境衛生課長 三 井 隆 夫 君 〃
衛生センター所長 坂 尾 治 美 君 〃
同和対策課長 益 田 光 悦 君 〃
解放センター所長 田 中 弘 君 〃
福祉事務所長 平 島 照 康 君
経済部農林水産課長 徳 永 計 男 君 〃
耕地課長 宮 本 仁 司 君 〃
商工観光課長 元 木 義 時 君
建設部管理課長 辻 潤 一 君 〃
土木課長 宮 崎 義 範 君 〃
都市計画課長 秋 野 昌 郎 君
競艇部管理課長 益 岡 重 男 君 〃
業務課長 桑 淵 岑 生 君
水道部業務課長 引 田 正 男 君 〃
工務課長 坂 本 広 次 君
運輸部運輸課長 播 磨 啓 示 君
消防本部次長兼
消防署長 小 林 勝 忠 君 〃
庶務課長 島 治 君 〃
予防課長 大 島 良 信 君
教育委員長 教育長 藤 倉 利 久 君
教育次長 橋 本 義 男 君
教委庶務課長 播 磨 繁 夫 君
学校教育課長 乾 格 君
社会教育課長 中 川 正 幸 君
同和教育課長 板 東 豊 昭 君
体育課長 桑 島 幸 次 郎 君
図書館長 齋 藤 邦 彦 君
工業高校事務長 大 屋 俊 次 君
監査委員 監査事務局長 平 野 節 夫 君
選挙管理委員長 選管委事務局長 稲 垣 道 徳 君
農業委員会会長 農委事務局長 清 水 則 夫 君 ────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 諸般の
報告日程第一 会期の決定について日程第二
会議録署名議員の指名について日程第三 議案第七十九号から議案第八十三号まで日程第四 議案第百五号から議案第百二十二号まで
提案理由説明 ────────────────────────────────── 出 席 議 員(二十八名) 議長 野 崎 博 文 君 一番 開 発 外 之 君 二番 藤 田 義 行 君 三番 大 石 謙 一 君 四番 金 澤 茂 徳 君 五番 川 上 守 君 六番 工 藤 武 重 君 七番 新 居 義 公 君 八番 松 本 聖 君 九番 泉 善 治 君 十番 近 藤 龍 彦 君 十一番 小 森 圀 彦 君 十二番 牧 野 豊 君 十三番 下 八 明 君 十四番 乾 茂 君 十五番 勘 川 一 三 君 十六番 叶 井 長 助 君 十七番 原 田 一 幸 君 十八番 福 本 節 君 十九番 矢 野 善 治 君 二十番 山 下 善 平 君二十一番 福 島 慧 雄 君 二十二番 遠 藤 将 弘 君二十三番 明 村 春 夫 君 二十四番 佐 藤 絹 子 君二十五番 柿 本 公 君 二十七番 田 淵 豊 君二十八番 平 岡 朔 郎 君 ────────────────────────────────── 欠 席 議 員(一名)二十六番 梅 野 健 寿 君 ────────────────────────────────── 説明のため出席した者 市長 矢 野 茂 文 君 助役 西 本 信 也 君
収入役 西 田 素 康 君
総務部長 馬 居 貞 夫 君
市民福祉部長 歌 川 重 雄 君
経済部長 益 井 辰 夫 君
建設部長 泉 登志男 君
競艇部長 吉 田 実 君
水道部長 佐 藤 喜美夫 君
運輸部長 米 澤 敏 光 君
消防長 河 野 忠 久 君
総務部副部長 玉 有 繁 君
市民福祉部副
部長橋 本 毅 君
競艇部副部長 齋 藤 素 久 君
総務部 秘書広報課長 松 岡 正 次 君
総務課長 青 木 義 幸 君
教育長 藤 倉 利 久 君
教育次長 橋 本 義 男 君
監査事務局長 平 野 節 夫 君
選管委事務局長 稲 垣 道 徳 君 ──────────────────────────────────
議会事務局職員出席者 事務局長 古 林 育 夫 次長 江 川 勝 幸
庶務係長 横 川 俊 彦
議事係長 西 谷 茂
資料係長 後 藤 敏 彦 書記 上 原 恵 子 書記 八 田 美恵子 ────────────────────────────────── 午前 十時 十分 開会
○議長(
野崎博文君)
お忙しいところ御参集御苦労でございます。 これより
平成元年第四回
定例会を開会いたします。ただちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先だち、諸般の報告を申し上げます。 まず、
議長会関係会議の概要を御報告申し上げます。 去る、十月二十七日に第四十回
四国市議会議長会理事会が松山市において開催されました。
事務報告に続き、各
県市議会議員会提出の十六議案を全て可決いたしますとともに、
全国市議会議員会評議員会提出議案等を決定いたしてまいりました。 次に、同日、東京都において
広域市町村圏指定都市議会協議会第三十八回
理事会が開催されました。 昭和六十三年度決算を承認し、平成二年度の
関係予算等の確保に関する要望案を可決するとともに、平成二年度
運営方針等を決定いたしてまいりました。 次に、去る十一月二十一日に
全国市議会議長会第四十七回
評議員会が東京都において開催されました。
会長提出議案及び、
部会提出議案をいずれも原案どおり決定いたしますとともに、平成二年度予算の
見通し等について協議いたしてまいりました。 次に、十一月二十日に
失業対策事業費全額国庫負担促進協議会実行委員会が東京都において開催されました。
失業対策事業費予算の確保に関する要望案を可決するとともに、
実行運動の方法、今後の
運営等について協議いたしてまいりました。 次に、十一月二十九日に
全国競艇主催地議会協議会第九十二回
役員会並びに第七十四回
臨時総会が、東京都において開催されました。
事務事業報告、
競艇事業の
現況報告の後、昭和六十三年度決算を承認し、平成元
年度補正予算及び、平成二年度分担金を原案のとおり決定いたしてまいりました。 次に、去る十一月二十四日に、徳島県
東四国横断自動車道建設促進期成同盟会及び、矢三
応神橋建設促進期成同盟会が東京都において開催されました。 両事業の促進方について建設省、
大蔵省等関係各方面に陳情、あるいは働きかけをいたしてまいりました。 以上が会議の概要であります。
関係資料は、いずれも
事務局に保管いたしておりますので、必要に応じ御覧いただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり議案の
提出通知がありました。 次に、市長及び各
委員長等から
地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明員として
出席通知のありました者の職・氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、
監査委員から十月分の
例月出納検査の報告がありましたので配付いたしております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。本日の
議事日程は、お手元へ配付の
議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第一 会期の決定について
○議長(
野崎博文君) 日程第一、会期の決定についてを議題といたします。 おはかりいたします。
今期定例会の会期は、本日より十二月二十日までの十五日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 よって会期は、本日より十二月二十日までの十五日間と決定いたしました。 ──────────────────────────────────
△日程第二
会議録署名議員の指名について
○議長(
野崎博文君) 日程第二、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第八十条の規定により 二十七番 田淵 豊君 二十八番
平岡朔郎君を指名いたします。 ──────────────────────────────────
△日程第三 議案第七十九号 昭和六十三
年度鳴門市
農業共済事業会計決算の認定について 議案第八十 号 昭和六十三
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について 議案第八十一号 昭和六十三
年度鳴門市
病院事業会計決算の認定について 議案第八十二号 昭和六十三
年度鳴門市
水道事業会計決算の認定について 議案第八十三号 昭和六十三
年度鳴門市
運輸事業会計決算の認定について
○議長(
野崎博文君) 日程第三、議案第七十九号から議案第八十三号までの五議案を
一括議題といたします。 本案については、去る第三回
定例会におきまして閉会中の
継続審査方を
企業会計決算審査特別委員会に付託いたしてありましたところ、
特別委員長から
審査終了の旨、報告がありましたので、ただいまより
企業会計決算審査特別委員長の報告を願います。 〔二十二番
遠藤将弘君登壇〕
◆二十二番(
遠藤将弘君)
企業会計決算審査特別委員長報告を申し上げます。
前期定例会において当
委員会に付託されました議案は、議案第七十九
号昭和六十三年度
鳴門市長業共済事業会計決算の認定について、ほか同年度の四
企業会計決算の認定についてであります。 去る十一月二十日・二十一日の二日間にわたり
委員会を開催し、
監査委員から提出されました
決算審査意見書を参考に、慎重審査いたしました結果、五議案とも、いずれも適正、妥当なものと認め、原案のとおり認定すべきであると決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第七十九
号昭和六十三
年度鳴門市
農業共済事業会計決算の認定についてでありますが、
農作物共済勘定においては、
水田農業確立対策による減反等の強化により
引受面積、
引受収量ともに引き続き減少なっているものの、
共済事故が風水害による
倒伏程度の軽微なものであり、七百二万二千六十八円の純利益を生じております。 また、
家畜共済勘定においては、
飼育頭数の減少により
引受頭数、
共済金領ともに大きく減少している一方、
共済事故については、死・廃が若干減少、傷病が増加したことにより、
支払共済金は増加なっているものの、二十六万三千二百六十六円の純利益を生じております。 また、
園芸施設共済勘定においては、
関係機関の協力等もあり、
引受棟数で二十七棟、
共済金額で五千五百三十六万三千円と大きく増加したことに伴い、風水害による事故があったものの、七万一千百五十円の純利益を生じております。 一方、
業務勘定においては、五百二十三万八千九百九十九円の
当年度純損失を生じており、
一般管理費等の
経費節減になお一層努力されるよう要望を付し、原案を了といたしました。 次に、議案第八十
号昭和六十三
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定についてでありますが、
五大レースの
場間場外発売の実施や
払戻システムの導入による払戻時間の
短縮化等の
売上向上対策に積極的に取り組まれた結果、
舟券売上金は三百八十六億七千三十五万六千四百円となり前年度に比べ二十四億三千五十六万二千七百円の増加、
入場人員は約一万九千人の増加となっております。このことにより総収益は、約四十一億円増収なり、四百二十九億五千五百九十七万一千三百二十八円に対し、総費用四百二十三億一千六百八十一万九千三百八十円となり、六億三千九百十五万一千九百四十八円の
当年度純利益を生じております。 支出面では、
収益均てん化対策として
公営企業金融公庫へ四億円余を納付したほか、
BGプランに対し一億一千七百九十八万六千円を寄付し、
一般会計へは二十八億円を繰り出しております。 また、
資本的支出の主なものは、
審判執行本部席、
西防風フェンスや大時計の
改良工事など
建設改良費の
工事請負費九億五千万円余であります。
BGプランヘの
寄付金を認められないとの意見もあり、挙手による採決の結果、賛成多数で原案を了といたしました。 なお、
広告宣伝費及び
新聞広告費について いろいろ論義されましたが、
売上向上や
ファンサービスのためにも、より効果的な
宣伝広告に努めるよう要望するとともに、
窓口業務において より迅速な対応に努力されるよう要望をいたしました。 また、他競艇場との賃金等の格差も出ておりますので、これらも含め、経費の削減に一層努力されるよう要望を付しておきました。 次に、議案第八十一
号昭和六十三
年度鳴門市
病院事業会計決算の認定についてでありますが、
外来患者は、減少したものの、
入院患者が増加し、
料金収益は六百七万九千四百九十円、二・九パーセントの増収となっております。 諸経費の節減に努めながらも七百五十四万三千四百三十一円の
当年度純損失を生じており、
一般会計で補填するとのことでありますが、
地域医療の確保、住民の
福祉増進への寄与等も考慮しながら、
病院経営に対する
基本的検討をなされるよう要望を付し、原案を了といたしました。 次に、議案第八十二
号昭和六十三
年度鳴門市
水道事業会計決算の認定についてでありますが、
漏水防止対策等による有収率の向上もあり、総収益十二億九千二百十五万六千五百二十五円に対し、総費用十一億四百二万八千八百五十二円となり、一億八千八百十二万七千六百七十三円の
当年度純利益を生じております。 また、
資本的支出の主なものは、
大谷配水池造成工事のほか第十期
拡張事業費の
施設工事費三億四千九百九十五万九千八百九十九円であり、収入の不足する四億四百七十六万九千四百三十九円は
当年度分損益勘定留保資金、
減債積立金及び
建設改良積立金で補填されております。 有収率が、前年度を一パーセント上回り、八一・二パーセントに向上したことは評価いたしますが、今後とも、さらになお一層有収率の向上と
水質保全に努めるよう強く要望いたしておきました。また、手当等の支給において他会計との均衡上問題があると思われますので、
条例等の改正も含めた対策をなされ、諸経費の削減に努めるよう要望を付し、原案を了といたしました。 次に、議案第八十三
号昭和六十三
年度鳴門市
運輸事業会計決算の認定についてでありますが、総収益五億九千六百五十七万二千五百二十七円に対し、総費用六億三十二万七千九百五十二円となり、三百七十五万五千四百二十五円の
当年度純損失を生じております。
輸送人員は、
定期路線で四万四百八十人、
貸切部門で三千九百六十人、合計四万四千四百四十人の減少となっておりますが、収益においては、
定期路線で四百七十七万円余の減収、
貸切部門では二千三百四十三万円余の増収となっております。 また、
資本的支出の主なものは
大型観光バス一両、
路線用中型ワンマンバス二両等の
車輌購入費であり、収入の不足する一千四百七十万八千六百三十八円は、
建設改良積立金及び
過年度分損益勘定留保資金で補填いたしております。
交通事業の経営はますます困難な状況に陥るものと思われますが、市民の足を守るためにも、
健全経営に向けて一層の努力を要望し、原案を了といたしました。 以上が当
委員会の審査の概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
野崎博文君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。 八番 松本 聖君 〔八番 松本 聖君登壇〕
◆八番(松本聖君) え─、私はただいま
委員長より報告のございました
決算認定につきまして議案第八十号の六十三
年度鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の認定について反対の意見を持っておるわけでございますが、反対の理由を簡単に申し上げまして、
議員各位の御理解をいただきたいと思うわけでございます。 ひとつは、毎回申しておりますが、
寄付金の問題でございます。
BG財団に対しまして、一億一千七百九十八万六千円の寄付が、今回もされたわけでございますが、私は、もう何回も言うておるので、私の主張はおわかりのことかとは思いますが、簡単に申し上げたいと思います。 この集めた、
BG財団が集めた金は、
全国各地の
社会体育施設等の建設に使われておることは、事実でございますけれども、本来こういう事業は、国や
地方公共団体がやるべき事業でございます。まあ資金的にもそうでございますが、競艇からまあそういうふうな金をつぎこむいうのは、ちょっと本筋でないんでないかというふうに思うわけでございます。 当然国がやらなきゃならんことは、国の方でやっていくというふうにすべきが本筋でございます。
BG財団からの寄付を受けてやるためには、いろいろと条件を
BG財団が付けておる、いうふうなことを聞いておりますが、そういうふうなやり方事態に反対でございますし、この設立の当初にもそのことを申し上げたんでございますが、笹川さん個人の非常に色彩の強いような性格の団体でございます。こういうふうなことは、一日も早く解消すべきだとそういう観点に立ちまして私は、反対の態度を予算の時にも決算の時にも申し上げておるわけでございます。御理解いただきたいと思うわけでございます。 それともひとつ先程、
委員長から報告がございましたが、賃金、臨時従事員の賃金の問題につきまして、他競走場と比較したら、結局は、高いというふうな評価を決算
委員長報告のなかに、指摘されておるというふうに、理解した訳でございますが、これは問題でなかろうかというふうに思うんです。低い競走場と比較したら、高いかも知れませんが、鳴門市より高いところもたくさんございますし、そういうことは、他との比較というのもひとつの検討の問題でございますが、八千数百円の臨時従事員の一日当たりの賃金が果たして高いんかどうかということを根本的に考えてみた時に、私は、だいたい市民が、一般の人が休んで団らんをしておるような時に、正月とかお盆とか節句とかそういうときに、朝から出ていって市の事業に協力してくれておる方に対して、それぐらいの賃金は別に高いことでもなんでもないと、そういう賃金で、競艇の運営がまひしておるとか赤字になっとるというのならいざしらず、競艇の運営は、どんどんとやれておる訳でございますから、別に問題にすることでないんでないかというふうに思うわけです。 特にまあ私よく話するんですが、農家でございまして、農家の生産者米価が高い高いというふうなことを、マスコミや一部の御用学者の方々が申しますが、たしかにタイの米価なんかと比べたら高いんです。まあ十倍も高いというふうなことを言われておりますが、結局ずっとこうつきつめていきますとですね、タイの農民の方々が日本の農民の五十分の一の年間所得しかないと、そういうふうなところで生産される米だから安く市場に出回ってくる訳でございまして、安くなればいいというふうなことになっていきますと、結局そういう理屈を言うていきますと、日本の農家もタイのまあ悲惨な生活をしておる農家の人と同じような水準にまで、生活水準を下げと、いうふうな理屈になってくるようなことにもなってくるわけでございます。 私は、予算の範囲内で理事者と労働者が、双方が団体交渉をして決めて、決まった賃金であるんですからそういうことに高いとか安いとかいうようなことを、議会の方から意見をさしはさむと、いうふうなことになってまいりますと、市のこういう企業運営に決してプラスにならんのでないかと、まあそういうふうに思いまして、反対の態度を申し上げる次第でございます。以上でございます。
○議長(
野崎博文君) ほかに討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第八十号を採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は、原案認定であります。 本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕 起立多数であります。よって本案は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第七十九号及び議案第八十一号から議案第八十三号までの四議案を一括採決いたします。 本案に対する
委員長の報告は、いずれも原案認定であります。本案は、いずれも
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって本案は、いずれも原案のとおり認定されました。 ──────────────────────────────────
△日程第四 議案第百五 号 昭和六十三
年度鳴門市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第百六 号 昭和六十三
年度鳴門市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百七 号 昭和六十三
年度鳴門市老人保健事業特別会計
歳入歳出決算の認定について 議案第百八 号 昭和六十三
年度鳴門市
立岩土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百九 号 昭和六十三
年度鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十 号 昭和六十三
年度鳴門市弁財天・
北浜土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十一号 昭和六十三
年度鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十二号 昭和六十三
年度鳴門市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十三号 昭和六十三
年度鳴門市
文化会館事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十四号 昭和六十三
年度鳴門市
光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第百十五号
平成元年度鳴門市
一般会計補正予算(第三号) 議案第百十六号 鳴門市
職員恩給条例等の一部を改正する条例 議案第百十七号
鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例 議案第百十八号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 議案第百十九号 松茂町、北島町、藍住町及び板野町に鳴門市
モーターボート競走場を貸与することについて 議案第百二十号
公有水面の埋立について 議案第百二十一号
公有水面の埋立について 議案第百二十二号
公有水面の埋立について
○議長(
野崎博文君) 日程第四、議案第百五号から議案第百二十二号までの十八議案を
一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 〔市長 矢野茂文君登壇〕
◎市長(矢野茂文君) 本日第四回
定例会を招集いたしましたところ議員皆様には、年末何かと御多忙中にもかかわりませず御出席をいただき誠にありがとうございます。
今期定例会におきましては、
平成元年度鳴門市
一般会計補正予算第三号を始め、各種議案の御審議をお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、大谷地区に新設を予定いたしておりました野球場についてでありますが、先に開催された建設
委員会において御説明申し上げましたように、これまでいろいろと努力を続けてまいりましたが、どうしても一部地権者の御理解、御同意がいただけず今日に至りました。国に対する補助申請等の関連もあり、誠に遺憾ではございますが、この時期に大谷地区での新設計画を断念せざるを得ない状況となりました。しかしながら、本市での国体開催は、是非とも成功させねばなりません。したがって代替球場等の決定につきましては、軟式野球連盟や
関係機関の御意向あるいはその他の諸情勢を適確に勘案し、出来る限り早急に対処いたしてまいりたいと考えておりますので、議員皆様のなお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 次にごみ処理問題についてであります。御案内のように萩原地区の方々の御理解と御協力によりまして、新たな処分場の開設を予定いたしておりましたが、周辺地区において概ね御協力の御意思をいただいておりますものの、今日なお一部の方の御理解が得られず、引き続き懸命に努力をいたしているのが実情でございまして、誠に申し訳なく思っております。しかしながら、市民の方々から排出されるごみの量、あるいは里浦の処分場の現状から考えて、こうした努力を続けられる時間も、すでに限界に近づいております。 したがって、市民生活を守るためにも、積極的に関係者の御理解を得るべく努力を行い、この問題が一日も早く解決し、萩原でのごみ処分場が開設できるよう事業推進に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 それでは、本日提出いたしました議案について提案理由を御説明申し上げます。 まず
平成元年度鳴門市
一般会計補正予算第三号でありますが、今回の補正予算につきましては、去る七月二十三日及び九月十七日それぞれ執行されました参議院議員選挙及び県知事選挙等に係る経費並びに過日の台風十七号の襲来に伴う災害復旧費等緊急やむを得ないものに限定し、補正計上いたしたもであります。 補正額は、歳入歳出それぞれ三千八百二十万一千円を追加し、補正後の予算総額は、百九十五億三百六十一万五千円となりました。 以下補正予算の概要について御説明申し上げます。 まず歳出でありますが、総務費では、選挙費において、参議院議員選挙及び県知事選挙の委託事務費の確定等に基づき、それぞれ所要の補正をいたしております。 また災害復旧費では、台風十七号に伴う公共土木災害復旧費、農林水産業施設災害復旧費において、それぞれの所要額を補正計上いたしました。 一方、歳入につきましても地方交付税、国・県支出金及び市債等について、それぞれ補正計上いたしております。 次に鳴門市
職員恩給条例等の一部を改正する条例でありますが、恩給法等の一部を改正する法律の公布、施行に準じ所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容といたしましては、恩給年額の計算基礎となる仮定俸給年額、退職年金及び遺族年金の最低保障額並びに扶養加給年額については、
平成元年四月分以降、また寡婦加算年額につきましては、
平成元年八月分以降引き上げることとし、それぞれ増額改定いたすものであります。 次に
鳴門市立保育所条例の一部を改正する条例でありますが、近年の出生率の低下に伴う措置児童数の減少及び地域における入所希望状況の把握等、全体的見直しの中において、このたび、ひかり乳児保育所における入所定員を十五人減員し、四十五人といたすものであります。 次に廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正でありますが、今日のゴミ問題につきましては、前段御説明のとおりであります。 また、去る二月二十日の非常事態宣言とともに、全面ストップ措置といたしました粗大ゴミの収集、処分につきましても、その後、五月八日に一部解除はいたしたものの、なお予断を許す訳にはまいりません。 かかる窮状を御理解いただき、受益者の応分の負担をお願いいたすため、他市の状況を勘案し明年四月一日から粗大ゴミの手数料等について一部改定を行うものであります。 次に松茂町、北島町、藍住町及び板野町に鳴門市
モーターボート競走場を貸与することについてでありますが、これら四町に対する施設の貸与期間が、平成二年三月三十一日をもって期限切れとなりますが、当事業組合からの更新申請に基づき引き続き二ヵ年間貸与いたしたいと考え、提案いたした次第であります。 次に
公有水面の埋立てについての三議案でありますが、一般国道十一号線のうち、とりわけ北灘町宿毛谷から鳥ケ丸の間にあっては、災害頻度も高く通行阻害等安全な通行の障害となっており、安全で、しかも災害に強い道路改良が重要急務な課題でありましたが、このたび国の事業として埋立による一般国道防災工事が施行される運びとなりました。 今月一日付けをもって、これら会有水面の埋立てに係る免許出願に対し、徳島県知事から諮問がありましたので申請どおり承認されるよう答申いたすため、
公有水面埋立法第三条第四項の規定により議決を求めるものであります。 次に議案第百五号から譲案第百十四号までの十議案につきましては、昭和六十三
年度鳴門市
一般会計及び各特別会計の
決算認定について、
地方自治法第二百三十三条第三項の規定に基づき、
監査委員の意見を付けて議会の認定に付するものであります。 以上のとおりでありますので、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げ、
提案理由説明といたします。
○議長(
野崎博文君) 以上をもって本日の
議事日程は全て議了いたしました。 おはかりいたします。 議事の都合により明十二月七日から十日までの四日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、明十二月七日から十日までの四日間は休会とすることに決しました。 次回は、十二月十一日午前十時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 ────────────────────────────────── 午前 十時四十二分 散会...