本分科会の審査案件は、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、所管部門であります。
まず、一般会計歳出決算においては、総務費のうち、人事管理費中、退職手当について、退職理由と支給金額を問う質問があり、30名のうち9名が定年退職で、残りの21名は、家庭の事情や転職などが理由と考えられ、合計で約2億4,000万円を支出したとの説明がありました。
同じく総務費のうち、賦課徴収費中、家屋現況図作成・家屋特定調査事業費について、城南地区から開始した理由を問う質問があり、初年度ということで、比較的市役所に近く、棟数的に短時間で作業が完了する地区から始めることとしたとの説明がありました。
また、他の
委員からは、今後の予定を問う質問があり、令和7年度までに全地区が完了する予定で進めているとの説明がありました。
同じく総務費のうち、戸籍住民基本台帳費中、個人番号カード交付事業費について、マイナンバーカードの交付件数と取得割合を問う質問があり、令和3年度末で6万4,053件、交付率は45.4%であるとの説明がありました。
続いて、消防費のうち、常備消防費中、消火栓整備費について、執行残額が多い理由を問う質問があり、消火栓の老朽化による改修とコストキャップ事業に伴う移設は予定どおり完了したが、水道布設替えに伴う施設が想定より進まなかったためであるとの説明がありました。
同じく消防費のうち、災害対策費中、保存版ハザードマップ作成費について、作成費用を抑えることができた理由を問う質問があり、新たに作成するのではなく、広報紙の特別号として発行したため、安価に作成することができたとの説明がありました。
また、決算全体として、ここ数年、経常収支比率が改善されているが、市民生活にどのように反映できているのかとの質問があり、今定例会に提出の補正予算にも計上しておりますが、市議会からの緊急要望を受け、児童・生徒の通学路や見通しが悪い箇所の除草を行うなど、市民生活の身近な課題にも予算配分できているとの説明がありました。
なお、住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入決算に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。
次に、審査案件に対する主な意見表明として、一般会計については、デジタル化ほか、マイナンバーカードに係る事業、公民連携に係る事業等に同意できないこと、また、住宅新築資金等貸付事業特別会計については、会計が終結されていないことから反対との意見のほか、経常収支比率が改善されたことで、今後のインフラ投資や維持修繕に対する経費のほか、民生費などの増加に対する備えができていることから賛成との意見がありました。
以上の経過により、議案第73号所管部門については、意見集約の結果、賛成多数でありました。
これをもちまして、総務安全分科会の審査報告といたします。
5:
委員長(
愛敬重之)
以上で
総務安全分科会長の報告が終了しました。
これより、
総務安全分科会長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で
総務安全分科会長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、
教育福祉分科会長から報告を求めます。
6:
教育福祉分科会長(冨田 薫)
教育福祉分科会長の冨田でございます。
教育福祉分科会における審査の概要を御報告申し上げます。
本分科会の審査案件は、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、所管部門であります。
まず、一般会計歳出決算において、民生費のうち、社会福祉総務費中、福祉総合相談事業費について、相談件数が増加した要因を問う質問があり、大山田地区に加え、新たに多度地区、長島地区の福祉なんでも相談センターを年間を通して運営したこと、積極的に訪問や地域介護への参加等を行ってきたことが要因と考えているとの説明がありました。
同じく民生費のうち、児童福祉総務費中、放課後児童対策事業費について、不用額が生じた理由を問う質問があり、コロナウイルス感染症の影響により、学童保育所の開所日数が減少したためであるとの説明がありました。
同じく児童福祉総務費中、子どもの安全見守り支援事業費について、児童虐待等の事例を発見することがあったのかとの質問があり、事例等の発見はなかったものの、家庭を訪問することで生活困窮等の情報を得られることが多かったことは本事業の成果であると考えているとの説明がありました。
次に、教育費のうち、教育振興費中、いじめ防止対策事業費について、令和2年度と比較し、執行額が増額した理由を問う質問があり、いじめの疑いのある事例に対し、専門
委員会の調査を実施したことにより、当初想定していたよりも
委員報酬が増加したためであるとの説明がありました。
同じく教育振興費中、教育
ICT環境整備事業費について、インターネットでのアクセスが集中した際に備え、どのような対策を講じているのかとの質問があり、各校においては、教室にあるアクセスポイントの調整等を行い、特に生徒数の多い学校では、直接インターネットにつながるよう、通信環境の改善に取り組んだとの説明がありました。
さらに、
委員から海外とのオンライン授業を行う際の通信環境が整備されているのかとの質問があり、海外とのオンライン授業を実施した中学校もあり、インターネット環境に問題はないと考えているとの説明がありました。
また、小中一貫校費中、多度地区小中一貫校整備事業費について、計画地における試掘調査の結果報告書がない中で、令和4年度の本掘を行うことができるのかとの質問があり、試掘については、本掘を行う際の区域を絞ることを目的としており、報告書という形ではないものの、試掘により作成された図面を基に本掘を行うことができると考えているとの説明がありました。
次に、国民健康保険事業特別会計決算においては、不納欠損が生じた理由を問う質問があり、資格喪失後に保険給付を受けた方に対し、返納を求める通知を再三にわたり送付したものの、回収ができず時効を迎えたためであるとの説明がありました。
次に、介護保険事業特別会計決算においては、収入未済に対する今後の対応を問う質問があり、まずは、担当課で保険料の督促や催告を行い徴収に努めた上で、それでもなお徴収できない場合は、債権管理課へ移管し、収入未済の解消を進めていくとの説明がありました。
なお、後期高齢者医療事業特別会計決算及び地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計決算に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。
次に、審査案件に対する主な意見表明として、賛成意見のほか、反対意見として、一般会計については、小・中一貫教育に対しては、事業内容に賛同できないこと、また、民生費及び教育費中、人権教育の推進等に関わる事業については、同和行政を早期に終結すべきと考えることから反対、国民健康保険事業特別会計決算、介護保険事業特別会計決算、後期高齢者医療事業特別会計決算及び地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計決算については、市民を守るための予算執行となっていないことから反対との意見がありました。
以上の経過により、分科会報告書のとおり、議案第73号所管部門については、意見集約の結果、賛成多数でありました。
これをもちまして、教育福祉分科会の審査報告といたします。
7:
委員長(
愛敬重之)
以上で
教育福祉分科会長の報告が終了しました。
これより、
教育福祉分科会長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で
教育福祉分科会長報告に対する質疑を終結いたします。
次に、
都市経済分科会長から報告を求めます。
8:
都市経済分科会長(
近藤 浩)
おはようございます。
それでは、都市経済分科会における審査の概要を御報告申し上げます。
本分科会の審査案件は、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてないし議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての3議案であります。
初めに、議案第73号一般会計歳出決算において、商工費のうち、商工費中、商店街活性化助成事業費について、事業実績を問う質問があり、多度山トレイルランの助成事業費として執行したとの説明がありました。
続いて、土木費のうち、土木総務費中、木造住宅耐震事業費について、事業実績が減少傾向となっているが、どのように啓発を行っているのかとの質問があり、空き家や耐震性能が不足している家屋の所有者に対し、空き家・住宅相談会や補助制度の内容等の案内を個別に送付しているとの説明がありました。
同じく土木費のうち、土地区画整理事業費中、桑名駅自由通路整備事業費において、自由通路に対する鉄道事業者の負担はないのかとの質問があり、鉄道事業者と協議をした結果、通路に関しては公共施設、駅舎に関しては補償ということで整理し、駅舎機能の増強分に対して、鉄道事業者から負担いただいているとの説明がありました。
その他、農業集落排水事業特別会計に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。
なお、本件に対する主な意見表明としては、賛成意見のほか、反対意見として、ネーミングライツやスマートインターチェンジのほか、桑名駅自由通路整備事業、キャッシュレス決済還元事業、多度山グリーン好循環創出事業、企業等誘致奨励金等に要した費用に対して認めることができないことから反対との意見がありました。
次に、議案第74号においては、特段質疑はなく、主な意見表明として、賛成意見のほか、反対意見として、水道料金は値下げすべきであること、一般会計からの繰入れに係る議論が進んでいないことから反対との意見がありました。
次に、議案第75号においては、経営審議会から下水道料金の値下げに関する答申は出ていないのかとの質問があり、下水道料金に係る答申は出ておらず、担当部局としては値下げする状況ではないと考えているとの説明がありました。
なお、本件に対する主な意見表明として、賛成意見のほか、反対意見として、水道事業と同様に一般会計からの繰入れに係る議論が進んでいないことから反対との意見がありました。
以上の経過により、分科会審査報告書のとおり、議案第73号所管部門、議案第74号及び議案第75号については、意見集約の結果、いずれも賛成意見が多数でありました。
これをもちまして、都市経済分科会の審査報告といたします。以上です。
9:
委員長(
愛敬重之)
以上で
都市経済分科会長の報告が終了しました。
これより、
都市経済分科会長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。よろしいでしょうか。
10:
委員(
伊藤研司)
伊藤研司です。
あったか、なかったかだけ、ちょっとで構いませんので、多度山トレイルランというか、あれがよく話題になって、それと同時に多度地区には、ここへ上がっていくときに入り口に宇賀神社の古代林というのがあって、あれは東海地方では最大の古代林だと思います。それの一体化という話が分科会で議論されたのか、決算のときに。それだけあったか、なかっただけ、お願いします。
11:
委員長(
愛敬重之)
ただいまの質疑に対して、
都市経済分科会長の答弁を求めます。
12:
都市経済分科会長(
近藤 浩)
伊藤研司委員の質問に答弁させていただきます。
特にその件について、分科会の中で質疑、議論があったかというと、特にありませんでした。以上でございます。
13:
委員長(
愛敬重之)
伊藤研司委員、よろしいでしょうか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で
都市経済分科会長に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論に当たっては、いずれの議案に対するものかを明確にした上で行っていただくとともに、本
委員会における討論はできるだけ簡潔に行っていただき、詳細は本会議で述べていただくようよろしくお願いします。
それでは、討論はありませんか。
14:
委員(
多屋真美)
日本共産党桑名市議団の多屋です。
議案第73号、74号、75号の3議案に対し、反対の立場で、会派を代表し、意見を述べさせていただきます。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、総務安全部門においては、証明書のコンビニ交付サービス事業費、個人番号カード交付事業費、個人情報管理に問題があること、スマート自治体推進事業費、行政情報化事業費、デジタルトランスフォーメーション推進事業費は、全てを否定しませんが、情報管理の危険性があり、自治体職員の削減、行政サービスの削減につながること、PFI事業費、指定管理者導入経費は、民営化や業務委託が進められ、市民の負担増、サービス低下であること、財政管理事務費により公共施設マネジメントが進められていること、人権政策費は、同和関連事業に同意できないこと、自衛官の募集事務費や総務事務費に北勢防衛協会の分担金5万円が含まれていること、消防庁舎再編整備アドバイザリー業務実施事業費は、この間のアドバイザリー業務が利用者の利便性に応じたものになっているとは言えないことから、消防地区市民センターなどの利用者、地域の方とさらに協議を重ねる必要があること、教育福祉部門においては、小中一貫教育推進事業は、小・中一貫教育に同意できないこと、多世代共生施設事業は、民営化したこと、人権保育推進事業費、学校人権教育推進事業費、社会人権教育推進事業費など、同和関係事業費が盛り込まれていること、学校給食の業務委託化、指定管理者制度の導入など、業務運営管理の委託が進められていること、医療センターへの貸付けの経費が盛り込まれていること、桑名市総合医療センター経費に対し、市民の病院を統廃合し、病床削減したことは、今の新型コロナウイルス感染症拡大の状況の中で大きな影響を与えていることを指摘します。
都市経済部門においては、桑名駅西土地区画整理事業は、多額の費用を長期間投入していること、企業等誘致関連経費についても、企業等誘致奨励金は企業優遇のため、スマートインターチェンジ推進事業費は企業誘致を目的であること、みえ森と緑の県民税市町交付金基金については、県の森林対策施策の下、予算が確保されるべきです。森林環境譲与税基金など、内容に問題があること、以上の点を指摘します。
続きまして、特別会計につきましては、国民健康保険事業については、基金を活用して加入者の負担軽減がなされていないこと、税額の引上げ負担増、県下統一広域化のため負担が増えていること、住宅新築資金等貸付事業については、貸付事業は終了しているにもかかわらず、貸付けの回収計画が明らかにされていないこと、回収計画と併せて事業の終結を求めます。
農業集落排水事業については、受益者負担を強いながら一般会計の繰入れを依然として続けていること、今後については、広域下水道整備等の検討を視野に事業の見直しを求めます。
介護保険事業特別会計については、要支援の介護外しが全国に先駆けて行われ、総合事業の実施の下、サービスが低下していること、後期高齢者医療事業については、年齢で区分する医療保険制度は問題であり、高齢者負担が大きくなっていること、桑名市医療センター施設整備等貸付事業については、桑名市が肩代わりして債務を行い貸し付けていること、多額経費が会計に計上されている点を指摘します。
議案第74号 令和3年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、使っていない高い長良川水系の水を購入していること、検針・集金業務など、業務委託が行われていること。
議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、受益者負担下水道整備事業は、まだ未整備地域が数多く残されていること。
以上の問題点を指摘させていただき、この3議案の決算の認定には同意できないものといたします。以上です。
15:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論ありませんか。
16:
委員(
南澤幸美)
皆さん、こんにちは。会派「絆」の
南澤幸美です。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場から討論を行います。
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言が適用され、飲食店の営業時間の制限、イベントや学校行事が中止、行動の移動制限がかかるなど、市民の皆さんにおかれましては、不便な生活を余儀なくされることとなりました。そのような状況の中で、桑名市は、県医師会等と連携し、ワクチン接種体制の整備や自宅療養者への在宅支援など、市民の命と生活を守る支援策をいち早く実行に移されました。さらに、防災面に関しましても、新たに指定された被害想定地域を含めたハザードマップを作成し、全戸へ配布するなど、市民の命を守る政策に取り組まれたことを評価いたします。
また、市税収入が減少する状況の中、財政指標であります財政収支比率85.5%、前年比から4.2ポイントも改善されました。これは、市長が就任以来、状況に応じた各種行政サービスの提供に取り組みながら、適切な財政経営が行われた結果であり、市の財政状況が健全化されておりますことを評価します。
以上、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、私の賛成討論とさせていただきます。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。以上です。
17:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論はありませんか。
18:
委員(
伊藤研司)
伊藤研司です。
住宅新築資金の件で、なかなか若い職員の方も見えますので、私のほうからちょっと言わせていただきます。
私がセールスをやっていた35年ぐらい前に始まりました。そのときは、地域というのを、私も百科事典を配達したりして思ったんですが、本当にびちゃびちゃなところでした。そこに新しい住宅を国のほうから造れということでしました。そのときに、私は職員の人に、何でこれ、桑名市がやるんだということを聞きましたら、実は改修はなかなか難しいんじゃないかなということでした。ですから、一日に50件、60件のオーケーの印鑑を押された経緯もあります。その地域には、実は本来ならば改修が目的ならば、実は銀行なり郵便局なり、金融機関が貸す予定だったんです。しかし、金利が当時は5%でした、住宅資金の金融。それが、当時はインフレで上がっていくと思っていたんですが、それが今のこういう時代になって、なかなか金利が上がっていかないということで、実は行政のほうに集金しろ、集金しろということができました。ですから、最初の頃は、良心的な人が返済していたということを覚えています。
ですから、なぜ行政が関わらなければいけないかということを、ここに見える職員の方は、ぜひ覚えておいていただきたいと思って、この件に関しての賛成討論とさせていただきました。ありがとうございました。
19:
委員長(
愛敬重之)
ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、議案第73号から1議案ずつ起立採決でございます。
まず、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、起立により採決いたします。
議案第73号について、原案のとおり認定することに賛成の
委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
確認しますので、しばらくそのままでお願いします。
起立多数であります。よって、議案第73号については、原案のとおり認定することに決しました。
次に、議案第74号 令和3年度桑名市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、起立により採決いたします。
議案第74号について、原案のとおり可決及び認定することに賛成の
委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
確認しますので、そのまましばらくお待ちください。
起立多数であります。よって、議案第74号については、原案のとおり可決及び認定することに決しました。
次に、議案第75号 令和3年度桑名市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、起立により採決いたします。
議案第73号について、原案のとおり可決及び認定することに賛成の
委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
確認しますので、しばらくそのままでお願いします。
起立多数であります。よって、議案第75号については、原案のとおり可決及び認定することに決しました。
以上で、本
委員会に付託されました3議案に対する審査は全て終了しました。
なお、本
委員会の
委員会審査報告書及び
委員長報告については、正・副
委員長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
最後に、市長、何かございましたら御
発言をいただきたいと思います。
20: 市長(
伊藤徳宇)
委員長に御配慮を賜りまして、
発言の機会を頂戴いたしましたので、一言申し上げさせていただきたいと存じます。
各分科会におかれましては、決算認定に関する3議案につきまして、この審査期間中、熱心に御審議を賜り、また、全体会といたしましても、この3議案について認定をいただきましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。
今回、御審議を賜りました令和3年度決算では、私が市長に就任して以来、あらゆる分野で取り組んできた行財政改革の10年にも及ぶ積み重ねにより、本市の財政は劇的に改善をいたしました。市民の皆様、事業者の皆様、そして、議員の皆様の御理解、御協力をいただきながら、この行財政改革の歩みを止めることなく、今日まで継続することができたおかげであり、改めて感謝申し上げたいと思います。
そして、この行財政改革によって蓄えられた財政の力によって、目前に迫る新たな課題に対して、機動的な対応が可能になるとともに、さらにここから、本市の財政は、これまでの行財政改革から健全な財政経営へとシフトチェンジし、持続可能な財政に向けて、新たなフェーズへと入ってまいります。
そこで、今まさに最優先に取り組まなければならないのが、人口減少への対応であります。本市の人口は、本年2月には14万人を下回る事態となっており、人口減少対策は待ったなしの状況であります。そのため、緊急的な一手として、「桑名市人口減少対策パッケージ“14万”リバウンドプラン」を推し進め、一度落ち込んだ人口減少に歯止めをかけ、まずは14万人に戻し、その上で、それ以上に人口を増やしてまいりたい、そのように考えております。
これらの対策の推進により人口が戻り、ひいては増加に転じ、雇用やにぎわいとともにさらなる地域の活性化を生み出し、桑名に住み続けたい、住んでよかったと思っていただけるまちづくりを進めることが持続可能なまちづくりにつながるものと考えております。
このようにして、健全な財政経営と人口規模の維持拡大の下、持続可能なまちをこれまでどおり目指してまいりますので、引き続き議員皆様からの御支援、また御指導をよろしくお願い申し上げまして、御礼の言葉に代えさせていただきます。どうもありがとうございました。
21:
委員長(
愛敬重之)
ありがとうございました。
それでは、当局の方はここで退室いただきます。お疲れさまでした。
(理事者退室)
以上で
決算特別委員会を閉会いたします。
午前10時34分 閉会
委員会条例第31条の規定により、ここに署名する。
委 員 長 愛 敬 重 之
副 委 員 長 畑 紀 子
発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...