府中市議会 2021-12-03 令和 3年第5回定例会(12月 3日)
府中市の人工林のほとんどは、杉、ヒノキなどの比較的成長が早く、建設資材などに利用される針葉樹林でございます。 森林は私たちに木材を供給してくれるだけではなくて、二酸化炭素を吸収する水を貯留し洪水を緩和する、土砂の流出を防ぐ、川や海へ養分を供給する、また、多様な生物を育む風景や安らぎを与えるなど、さまざまな公益機能を持っていると考えております。
府中市の人工林のほとんどは、杉、ヒノキなどの比較的成長が早く、建設資材などに利用される針葉樹林でございます。 森林は私たちに木材を供給してくれるだけではなくて、二酸化炭素を吸収する水を貯留し洪水を緩和する、土砂の流出を防ぐ、川や海へ養分を供給する、また、多様な生物を育む風景や安らぎを与えるなど、さまざまな公益機能を持っていると考えております。
しかし、この事業に使っていく木材とは、主に針葉樹林であって、拡大造林によって生まれた樹木の間伐、または伐採残使用、それらを使うんだというふうにおっしゃってますが、これは、市長のおっしゃる理念の中で、どのようにリンクするんか、私の方が逆に言えば聞きたいんです。
しかしながら、娘が嫁にいく、だれかが病気した、親が亡くなった、そういうときには裏に針葉樹林があるから安心してこれを使って、長期の金はそこから出せよというふうにしてきてまわってきたのが、さとやまだというふうに思ってます。さとやまというのは田んぼも含め、山も含め、家も含め、採草地も含めたものをさとやまと思って、その中で拡大造林という杉、ヒノキの植林をしてきた。
同様にその下の針広混交林化、これについても針葉樹林を40%、人工林健全化よりもさらに高い率で間伐をかけてまいります。間伐した後に天然林、要は広葉樹がそこに生えてくるということで森林を保全するということでありますが、これについて15.6ヘクタールを一応今見込んでおるところであります。
針葉樹林では枝打ち、除間伐、そして広葉樹林でも枝切りや下草刈等を行ったらどうかと思います。先ほど市長さんの方からありました同じ気持ちでございます。2点目は、竹林が管理ができずに荒れ果て、ましてや山裾の畑まで伸び、浸食をいたしております。またタケノコをイノシシが掘り、荒れ果てた土穴が多く目に付くところでございます。
森林の持つ機能をじゅうぶんに発揮させるためには、針葉樹林を広葉樹林に変えるとか、またあるいは広葉樹と針葉樹の複層林に変えていくというようなことも考えてはどうかというような質問を、去年の12月の議会でもされておられます。
次に,樹種の選定についてでございますけども,森林の水源涵養機能というのは,森林の成長が盛んなことによって発揮されるということから,議員御指摘のようなブナやクヌギ等の広葉樹林はもちろんでございますけれども,杉やヒノキの針葉樹林であっても永続的かつ適切な管理を行うことによりまして,水源の涵養機能は高度に発揮されるというふうに聞いております。
これは森林と治山治水の関係を研究したものですが,その中で,1 保育が適切に行われている針葉樹林,2 保育が悪く過密林になっている針葉樹林,3 樹林が枯れて雑草,雑木になっているところ,山を三つのタイプに分けて,それぞれの保水能力などを調べています。
加計の土石流災害は、一番大きな理由として、広葉樹林を針葉樹林に人間の力で変えてしまったことが挙げられています。このように、人間が自然に対してごう慢になることは危険でもあることを教えています。人間社会が豊かになれば、自分たちの行動の場を広げたいというのは当然の要求ですが、それにも、一定のルールとそこに居住する人への配慮がなければ実現できないということを、肝に銘じてほしいと思います。