広島市議会 2020-06-12 令和 2年第 4回 6月定例会−06月12日-03号
中国に依存してきたタマネギやニンジンなど野菜類の輸入が滞り,技能実習生として予定していた海外からの農業労働者の渡航中止は,労働者不足に苦しむ日本の農業に打撃を与えています。また,ベトナムでは米の輸出制限が始まり,ロシアやウクライナは小麦の輸出量を見直しました。
中国に依存してきたタマネギやニンジンなど野菜類の輸入が滞り,技能実習生として予定していた海外からの農業労働者の渡航中止は,労働者不足に苦しむ日本の農業に打撃を与えています。また,ベトナムでは米の輸出制限が始まり,ロシアやウクライナは小麦の輸出量を見直しました。
戦後、産業構造やライフスタイルが大きく変化し、また輸入の農産物との競合が進む中で、機械化、効率化等により我が国の農業労働のあり方は大きく変化を遂げてきました。近年は市場化、規制緩和がより一層進むなど、日本農業を取り巻く外部環境も厳しくなっています。そうした中で、日本農業は、生き残るために、その特色、意義を見出し取り組んでいくことが重要となっていると感じています。
農業は、地域の重要な産業として、地域経済を担っているところでございますが、担い手の高齢化に伴い、労働力不足が生じており、農業労働力の確保が課題となっております。このような状況の中で、地域に密着した就農の場として、農業分野に地域の多様な人材の活用を図り、農業を地域産業の中心として維持させる必要があります。 また、農業は、工業やサービス業と異なり、地域から外へ出ていくことは難しい産業であります。
次に、尾道市の農業を取り巻く環境の変化についてでございますが、農業労働力では、総農家数は23%減少し4,472戸となり、65歳未満の農業就業人口は39%減少して782人、耕作放棄地は6%増加し147.7ヘクタールとなっています。
小規模な販売農家が大きく減少し、法人等の組織経営体が規模拡大を伴いながら増加する中で、農業労働者、労働力の面でも実家を継ぐ形での就農は減少する一方で、雇用による新規就農者がふえつつあります。高齢化や後継者不足により農業労働者が全体として大きく減少する一方で、法人と組織経営体への雇用就農が増加する中、雇用就農の政策的位置づけも高まってきております。
我が国のように国土が狭く、人口が密集している地帯での農業経営は、必然的に耕地面積が少なく、農地の拡大が困難で、農業労働力も兼業農家がほとんどで、中途半端な経営を余儀なくされていますが、数戸の農家が農業組合を組織化し、外国の農産物に太刀打ちできるよう農業経営の競合化ができないか。
一方、本市の農業に目を向けたとき、御質問にありますように、休耕田や耕作放棄地は年々増加しておりますが、その理由の一つとして、生産農家の高齢化、後継者不足、離農者の増大など農業労働力の減少が挙げられ、新たな作物を大規模に取り組むことは困難な状況にあると考えられます。
また,千葉市の農業版ハローワークは,農業従事者の高齢化や担い手不足の恒常化により,農家の労働力を確保する必要があることから,農業に関心があり,農家で働いてみたい市民と,労働力を必要とする農家を結びつけることで,農家は農業労働力を確保し,より安定した農業経営を図ることができるよう支援するものです。実績は,求職登録数が482人で,農家登録数が85件,雇用成立件数4年間で163件となっています。
平成16年の農業白書で、農業労働力の動向を見てみますと、総農家戸数は、高齢化や離農等の進行に伴いまして、長期的な減少傾向に歯どめがかからず、平成16年に300万戸を割り込みまして293万戸となりまして、このうち主業農家は平成11年から16年の間に55万戸から43万戸へと2割減少をいたしております。
さらに,農業労働力の効率的な確保を支援するため,新たに「ひろしま農業応援団育成事業」に取り組みます。そのほか,農業振興地域において,都市部の住民との交流を図りながら住みよい地域づくりを行う事業に対して助成を行います。 次に,林業の振興としては,林道整備や森林の造成・間伐等を行うほか,森林公園など恵まれた森林資源を生かし,市民が自然に親しめる環境整備を進めます。
なぜなら,高度経済成長時による農業労働力の流出や地価高騰など,米の生産調整の強化に農業生産を阻害する多くの外部要因が農地を荒廃させてしまいました。このことは,本市農業を取り巻く環境も例外ではなく,今後も増加傾向にあると言われる農業事業体の経営耕地面積に多大な影響を与える,耕作放棄地と不作付地の現状と農地の維持と保全対策についてお伺いをいたします。
1995年に公表された農業センサス(指定統計第26号)によれば,この5年間で総農家戸数の減少率は10.4%と過去最高で,農業労働力の高齢化の進展,全国的な耕作放棄地の増加,生産緑地法施行地域の農業の減少の激しさなど前回センサス時よりも一層深刻な事態が加速しています。 福山市においては,全国よりもさらに落ち込み,総農家数は前回比13.1%の減少になっています。1960年の44%であります。
次に、農業農村活性化についてでありますが、日本の農業は食糧消費が量的にはほぼ飽和状態にあるもとで、過疎化、高齢化に伴う農業労働者の弱体化、耕作放棄地等の増加により国内生産力の停滞が見られる一方、農産物の輸入自由化など日本の農業は厳しい状況にあります。
90年のセンサスによりますと,直系家族から核家族への変化,農家戸数の減少,農業労働力は高齢化が進み,耕作放棄の増加,後継者不足,農業後継者の嫁不足,農業所得の減少,国際化,情報化による食糧輸入のますますの増大,ポストハーベストの基準緩和は,その増加を助けております。 また,国内的に見てみますと,ビールの各社がバイオで新しい花の品種をつくり出し,市場をめぐって争っております。