広島市議会 2022-03-17 令和 4年第 2回 2月定例会−03月17日-10号
新年度予算は,児童館の遊戯室のエアコン整備や危険空き家の除去に対する補助,人工崖を対象にした住宅防災・減災推進事業など,評価すべき事業も含まれておりますが,大型開発事業優先,効率優先で,市民の命と暮らしを守る予算になっていないことが問題です。 黒い雨被爆者の認定指針について,広島高裁による確定判決よりも,国の指針,総理談話を優先させ,11疾病がなければ認定されません。
新年度予算は,児童館の遊戯室のエアコン整備や危険空き家の除去に対する補助,人工崖を対象にした住宅防災・減災推進事業など,評価すべき事業も含まれておりますが,大型開発事業優先,効率優先で,市民の命と暮らしを守る予算になっていないことが問題です。 黒い雨被爆者の認定指針について,広島高裁による確定判決よりも,国の指針,総理談話を優先させ,11疾病がなければ認定されません。
新年度予算は,児童館の遊戯室のエアコン整備や精神障害者の通院医療費補助が拡大されるなど,評価すべき事業も含まれておりますが,大型開発事業優先で,市民の命と暮らしを守る予算になっていないことが問題です。 まず第一に,コロナ対策関連費が不十分です。この1年間,コロナ禍ではっきりしたのは,広島市の感染病床の不足や保健所の職員不足です。今後も予断を許さない状況が続きます。
第1に,大型開発事業優先で,市民の命と財産を守る防災事業が後回しになっています。この5年間に2度の土砂災害が発生し,多数の犠牲者を出し,住まいが奪われました。深刻な自然災害が相次ぐ中,防災対策の強化は最優先の課題のはずです。しかし,広島市が施行する急傾斜地崩壊防止対策に充てるのは昨年度並みの7億円です。
また,保育料の1.9%値上げなどにより5000万円に及ぶ公共料金の引き上げとなっており,我が党は,市民生活を豊かにしてこそ今日の消費不況を打開できるとの立場からも,大型開発事業優先の市政運営のあり方を改め,市民の福祉,暮らし,教育を守る方向への転換を求めるものである。また,住民本位の町づくりという立場から,現在進めている備後新都市や鞆港の埋め立てと架橋計画の見直しを求めるものである。