福山市議会 2011-03-09 03月09日-04号
予算の限度額を決めるシーリング方式は,一律カットという効果が発揮できるものの,個別項目への切り込みや精度が十分でないとの問題が指摘されています。こうした点から一層の施策の選択と重点化を図るために,「再(Re)」の視点で施策,事業について再検討をし,可能なものから新年度予算に反映できる取り組みを進めるとしていました。今次予算編成に当たり,「再(Re)」の成果がどうであったのか,お示しください。
予算の限度額を決めるシーリング方式は,一律カットという効果が発揮できるものの,個別項目への切り込みや精度が十分でないとの問題が指摘されています。こうした点から一層の施策の選択と重点化を図るために,「再(Re)」の視点で施策,事業について再検討をし,可能なものから新年度予算に反映できる取り組みを進めるとしていました。今次予算編成に当たり,「再(Re)」の成果がどうであったのか,お示しください。
平成23年度の予算編成では、従来の経常経費の枠配分、いわゆるシーリング方式というものから、事業の必要性、目的、成果の検証と事業主体や契約方法など、事業の実施方法なども検証を行いまして、必要な予算をゼロから積み上げる、そういう方式に変更をいたしました。
このため、これまで昨年、一昨年と経常経費のシーリング方式により経費の節減を図ってまいりましたが、新年度においては、いわゆるサマーレビューの実施による経常的経費の総点検を行ったことも含め、すべての経費につきまして、ゼロベースでの見直しを行うことを基本といたし、各部局の裁量の幅を広げられるよう枠配分方式を導入したところでございます。
新年度予算及び次期財政健全化計画では,市民にこれ以上痛みを求める全分野一律カットのシーリング方式ではなく,高速5号線など,不要不急,採算性のない大型事業はきっぱりとやめて,市民の暮らし,福祉を守りながら,長期的視点に立った健全化計画を策定されるよう強く求めるものであります。 また,指定管理者制度については,結局,安上がりの労働者に置きかえただけではなかったのか。
この際,安逸なシーリング方式を改め,より抜本策として1件ごとの内容を吟味する査定方法を実施すべきと思いますがいかがでしょうか。 三つ目は,財源確保についてであります。 毎年伸び悩む税収の中で,事業の優先順位を議論することも大切なことかもしれませんが,しょせん事業促進の抜本策にはほど遠いと思います。そこで考えられる手法が税収以外の資金活用であります。身近な例が南道路の早期実現であります。
このようにシーリング方式につきましては,限られた財源の重点的・効率的配分を行う上で,一定の効果を上げているものと,このように考えております。 次に,財政健全化計画の見直しについての御質問でございますが,平成12年度に改訂いたしました財政健全化計画では,財源不足の解消と市債残高増加の抑制のこの二つの目標を掲げており,それを基本に各年度の財政運営に取り組んでおるところでございます。
このため,シーリング方式による各局での要求の絞り込みなどを行いながら,毎年度の予算編成に取り組んでおりますが,公共施設の改築等につきましても,以前のような予算額を確保することは難しくなっております。 こうした中であっても,例えば,市民生活に密着した生活道路,学校,公民館等の公共施設の一般整備,一般補修,これらにつきましては,従来からシーリングの対象外とし,事業費を確保してまいりました。
さらに、委員より、財政運営2次計画の策定に当たっては、一律のマイナスシーリング方式ではなく、事業ごとにその必要性について、また個々の補助事業について部長会等集団で論議していくことも必要なのではないかとただしたのに対し、理事者より、部長会などでは十分に行っているが、やはり最終的には市長、助役の意思決定であると答弁がありました。
私は,前にも財政状況が厳しいからといって,対前年度比による一律に縛りをかけるシーリング方式の導入はいかがなものかと指摘をいたしました。その理由は,一律カット方式では事業別の見直しができないという心配をしたからであります。確かに,本市の方式は国のやり方とは異なり,各年度で大きな状況の変化のあるものについては,その対象から外すという特別の措置をとっておられます。
ここで少々辛口に言わせてもらえば,財政再建計画を余りにも強調したために,それが裏目となり,検討の段階で大きな壁となったこと,さらに聖域なき改革といってシーリング方式による問答無用のやり方に大きな問題があるのではないでしょうか。その結果として,まず削減ありきから始まり,削減数値による一律カットによって,もはや,そこには目玉も重点性も効率性もないめり張りの薄いものになったのではないでしょうか。
すなわち、各省の補助金は毎年15%ずつ5年間で75%減らしていくというシーリング方式がとられようとしております。地方交付税の特別会計をつくりかえて、自治体共同調整基金に組み替えられ、残り25%はその内容を災害のために残すというふうに変えられつつあるわけであります。今日の基準財政事業という積算は、もはややめる方向で進められていると聞いております。
こうしたことから、平成9年度の予算編成に当たってもシーリング方式を導入されるとともに、事務事業の見直しや経常経費の思い切った削減、公債費の抑制など、将来の健全な財政運営のため、英断を持って予算編成を行われたところであります。今後、重要課題に取り組むためには、財源の確保はもとより、こうした手法も必要であることは、ある程度は理解するものであります。
こうしたことから、平成9年度の予算編成に当たってもシーリング方式を導入されるとともに、事務事業の見直しや経常経費の思い切った削減、公債費の抑制など、将来の健全な財政運営のため、英断を持って予算編成を行われたところであります。今後、重要課題に取り組むためには、財源の確保はもとより、こうした手法も必要であることは、ある程度は理解するものであります。
シーリング方式の導入や投資的事業の縮小、公債発行の抑制、そうしたことから予算総額を結果的にマイナスにするなど、その面から見れば財政健全化への第1歩とする、そうした努力をかいま見ることができます。
シーリング方式の導入や投資的事業の縮小、公債発行の抑制、そうしたことから予算総額を結果的にマイナスにするなど、その面から見れば財政健全化への第1歩とする、そうした努力をかいま見ることができます。
また、既に国ではシーリング方式の予算編成の弊害として、事業別、所管別のシェエ争いを招き、施策の効果よりも予算枠の確保自体が目的化されてくるという指摘があり、見直しが言われております。まさにシーリングの弊害が、事業採択に当たって、そのままあらわれているのではないかという感想を持ちます。 そうだとすれば、自治体の企画力や創造力、市長のリーダーシップは十分に発揮されていないことになります。
また、既に国ではシーリング方式の予算編成の弊害として、事業別、所管別のシェエ争いを招き、施策の効果よりも予算枠の確保自体が目的化されてくるという指摘があり、見直しが言われております。まさにシーリングの弊害が、事業採択に当たって、そのままあらわれているのではないかという感想を持ちます。 そうだとすれば、自治体の企画力や創造力、市長のリーダーシップは十分に発揮されていないことになります。
三,シーリング方式の導入による効果と言えないでしょうか。以下,3点に絞って私なりの提案も交えつつ,順次お尋ねしたいと思います。 まず,一つ目の財政硬直化についてであります。 地方財政はここ数年,苦しい,そして厳しい財政事情のもとに置かれております。本市の新年度予算の税収入の伸びは,戦後2番目に低い伸びとなる上,市債残高の累積増に伴う公債費はさらに14%の増加にまで達しております。
このため,平成9年度予算につきましては,初めてのシーリング方式の導入や経常経費の一律カットの拡大,あるいは徹底した既存の事務事業の見直しなど,これまでにない厳しい編成方針で臨みました。また,編成作業の中でも,事業全般に例年以上に厳しい目を向けながら予算査定を行ったところでございます。
その中で新たに、従来の積み上げによる概算要求方式からシーリング方式の導入が行われております。相当厳しい姿勢での財源確保の意思があらわれていると考えられます。このことによって具体的にどんな事業選択をして、そのためにどれだけの財源を確保されようと考えておられるのか。