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12月10日-01号

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  1. 東広島市議会 1993-12-10
    12月10日-01号


    取得元: 東広島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-12
    平成 5年第4回12月定例会(第1日目)1. 日時  平成5年12月10日(金曜日)2. 場所  東広島市議会議場3. 出席議員(29名)  1番 高 木 昭 夫   2番 遠 地 和 明   3番 坂 本 一 彦  4番 村 主 武 彦   5番 伊野本 雅 昭   6番 下 村 昭 治  7番 鷲 見   侑   8番 森 本 博 文   9番 橘 川 正 三  10番 橋 本 尚 子   11番 冨 吉 邦 彦   12番 山 田 經 介  13番 杉 井 弘 文   14番 黒 川 通 信   15番 土居川 和 彦  16番 岩 田   寿   17番 石 丸 正 喜   19番 渡 辺 司 三  20番 北 野 雅 司   21番 木 原 亮 二   22番 貞 岩   武  23番 城 楽 隆 幸   24番 鳴 輪 積 三   25番 岡 田 準 三  26番 井 林 文 明   27番 山 本 孝 喜   28番 槇 田 修 三  29番 浅 井 義 昭   30番 金 清 守 雄4. 欠席議員(1名)  18番 川 元 秀 徳5. 本会議の書記  事務局長   森   清 明      局次長    財 満 弘 明  議事調査係長 高 原 正 治      主任主事   吉 村 康 明6. 説明のため出席した者  市長     讃 岐 照 夫      助役     中 森 桂 三  助役     徳 島 征 二      収入役    中 田 徹 郎  総務部長   小 川 誠 吾      総務部次長兼総務課長                             渡 辺 博 憲  職員課長   邑 岡 昭 二      企画管理部長 瀬 尾 登 之  財政課長   丸 谷 作 蔵      市民部長   石 村   勲  福祉部長兼福祉事務所長         産業部長   松 山 一 義         渡 辺 国 彦  建設部長   中 谷   武      都市部長   小 西 秀 明  教育長    山 内 吉 治      教育次長   西 原 忠 徳  水道局次長  岡 田 芳 樹7. 会議事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 議案第67号 平成4年度東広島市水道事業会計決算の認定について     (水道決算特別委員長報告)日程第4 議案第76号 平成4年度東広島市歳入歳出決算の認定について     (決算特別委員長報告)日程第5 議案第79号 財産の取得について日程第6 議案第78号 市道の路線の認定について     議案第80号 請負契約の締結について     議案第81号 字の区域の廃止について     議案第82号 住居表示の実施に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について     議案第83号 東広島市文化振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について     議案第84号 特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の一部改正について     議案第85号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について     議案第86号 職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第87号 東広島市立図書館設置条例の一部改正について     議案第88号 平成5年度東広島市一般会計補正予算(第4号)     議案第89号 平成5年度東広島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)     議案第90号 平成5年度西条第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)     議案第91号 平成5年度東広島駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)     議案第92号 平成5年度東広島市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第93号 平成5年度東広島市老人保健特別会計補正予算(第3号)     議案第94号 平成5年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第95号 平成5年度東広島市水道事業会計補正予算(第1号)日程第7 請願第4号 地方バス生活路線運行維持補助制度の改善を求める請願について────────────────── * ──────────────────                      午前10時2分 開  議 ○議長(金清守雄君) ただいまの出席議員は25名であります。定足数に達しておりますので、これより平成5年第4回東広島市議会定例会を開会いたします。 なお、この議会の運営につきましては、議事が円滑に終始いたしますように、皆様方の格段のご協力をお願いする次第であります。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 お諮りいたします。 この際、説明員として、本会議に市長並びに説明の委任を受けた者の出席を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認めます。よって、説明員等の出席を求めます。 暫時休憩いたします。                      午前10時3分 休  憩────────────────── * ──────────────────                      午前10時4分 再  開 ○議長(金清守雄君) 再開いたします。 日程に入るに先立ち、讃岐市長から招集にあたりあいさつがありますので、これを許します。 ◎市長(讃岐照夫君) はい、議長。 ○議長(金清守雄君) 市長。 ◎市長(讃岐照夫君) (登 壇)本日、平成5年第4回東広島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には、年末を控え何かとご多用の時節にもかかわりませず、ご参集をいただきまして誠にありがとうございます。 さて、現下の国際情勢は、ウルグアイラウンドの合意に向けてぎりぎりの交渉が続けられておりますが、本市の重要な産業である農業の将来に大きな影響を及ぼすものであり、非常に大きな関心を持って見守っているところでございます。 このように、我が国が国際的な大きな試練に立たされている一方で、我が国の経済情勢は、昨年来の数次にわたる経済対策にもかかわらず、極めて深刻な状況が続いており、本市も本年6月及び9月の補正予算における総合経済対策などの取り組みも行っておりますものの、依然として厳しい状況が続いております。政府の抜本的な対策を強く望みますとともに、一日も早い景気の回復を心から願っているものであります。 こうした厳しい状況の中で、本市の都市づくりの面におきましては、去る10月の山陽自動車道の県内全線開通に続く広島空港の開港や、市民から期待の高い東広島市立中央図書館の竣工など、将来の発展への礎は着実に築かれつつあります。今後とも、厳しい財政環境の中にありましても、市民福祉の向上に向けて最善の努力を傾注してまいりたいと考えております。 それでは、本定例会に提出をいたしました議案につきまして、ご説明をいたします。 まず、平成5年度東広島市一般会計補正予算でございますが、その後の景気対策の追加や、行政需要の動向に対処するため、9億7,945万円の追加補正をお願いをし、歳入歳出それぞれ368億9,202万円といたしたいというものであります。 その主なるものは、歳出予算では、先般の長雨により住宅宅地に被害を受けられた人が、その復旧費用として金融機関から借り入れをされる額、100万円を限度としての利子補給を行うための費用、身体障害者福祉施設や市立保育所における国の措置単価の改定に伴う費用として、民生費では8,040万円。農林水産業費では、長雨と異常気象に伴う農作物病害緊急防除対策事業新設に伴うもの、松くい虫抜倒駆除事業アジア大会会場周辺景観対策事業に変更になったもの、県の補助額確定によるもので、3,824万円の減額。土木関係では、景気対策による街路上寺家下見線下見地区あるいは市道下三永郷曽線などの7億1,314万円。そのほか職員の給与改定に伴う人件費の増額を行っております。 これが主たる財源といたしましては、市税2億8,922万円、国庫支出金3億3,333万円、市債3億2,520万円などであります。 そのほか、債務負担行為として、産業振興会館建設にかかわる経費、西志和小学校校舎増築工事の設計にかかわる経費など、合わせて10億5,385万円余りをお願いをしております。 次に、東広島市農業集落排水事業特別会計など6会計につきましては、補助対象事業費、給与改定などの補正をお願いするものであります。 補正予算以外の議案といたしましては、市道の路線の認定、財産の取得、請負契約の締結、字の区域の廃止、住居表示の実施に伴う関係条例など条例の制定2件、特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例など条例の一部改正4件、以上10議案を提案をいたしております。 なにとぞ慎重なるご審議を賜り、適切なるご議決をいただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(金清守雄君) 以上で、市長のあいさつを終わります。 この際、諸般の報告を行います。 まず、議会の活動状況につきましては、お手元に配付しております諸活動表をご覧いただきたいと思います。 次に、監査委員から例月出納検査及び定期監査の結果報告がありましたので、お手元にその写しを配付しております。ご覧いただきたいと思います。 次に、市長からの報告事項2件について申し上げます。 報告第11号専決処分の報告について、報告第12号専決処分の報告について、以上2件の報告書が提出されております。お手元に配付しておきましたから、ご了承願いたいと思います。 次に、議長において受理しております陳情書等は、陳情書等受理状況一覧表としてお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 次に、本定例会の会期予定については、お手元に配付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。この案につきましては、先般の議会運営委員会においてご協議いただき作成したものでありますので、ご了承願います。 以上で、諸般の報告を終わります。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) それでは、これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は議長において、16番岩田寿君、17番石丸正喜君、19番渡辺司三君を指名いたします。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 本定例会の会期は、本日から12月17日までの8日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月17日までの8日間と決定いたしました。 なお、会議予定につきましては、お手元に配付しております会期予定表のとおりでありますので、ご了承願います。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) 日程第3、議案第67号平成4年度東広島市水道事業会計決算の認定についての件を議題といたします。 本件は、平成4年度東広島市水道事業会計決算特別委員会に付託となっていたものであります。 委員長の報告を求めます。委員長、北野雅司君。 ◆水道決算特別委員長(北野雅司君) 20番、北野。 ○議長(金清守雄君) 20番。 ◆水道決算特別委員長(北野雅司君) (登 壇)ただいま議題となりました、議案第67号平成4年度東広島市水道事業会計決算の認定について、決算特別委員会における審査の経過並びに結果をご報告申し上げます。 まず、平成4年度水道事業の経営概要を申し上げますと、年度末の事業実績は、給水戸数2万5,334戸、給水人口7万1,286人で、前年度に比較いたしますと、給水戸数で2,333戸、給水人口で3,394人増加しております。行政区域内における普及率を見ましても70.7パーセントで、これを前年度に比較いたしますと、1.2ポイント上昇しております。 また、年間配水量は835万9,446立方メートルを示し、これに対する年間有収水量は749万64立方メートルで、有収率は89.6パーセントとなっております。これを前年度に比較しますと、0.8ポイント上昇しております。 次に、建設改良事業について申し上げますと、昨年度から始まった第5期拡張事業として、5億3,666万円余りで、宗吉ポンプ所及び配水池の築造や、造賀地区への送水ポンプ所用地の買収が行われております。また配水管設備事業としては、3億1,391万円余りで、東広島ニュータウンの配水池の敷地造成と、地域振興整備公団民間開発業者からの水道管布設受託事業を実施されております。さらに9,993万円余りで施設整備事業が行われております。 次に、財政状況を見ますと、損益勘定の収入におきましては、総額20億2,141万3,294円で、前年度に比べ1億688万423円の増となっております。この増となった要因は、水道料金7,915万3,491円と、学生アパートの建設増による加入分担金1億3,206万円などであります。反面、収入減となった主なものは、特別利益としての西条第一土地区画整理事業に伴う水道施設の物件移転補償費1億3,565万5,698円などであります。 一方支出につきましては、総額18億4,011万2,757円で、前年度に比べ6,630万3,338円の増となっております。この増となった主なものは、修繕費1,321万2,152円、受水費5,693万6,000円、減価償却費1,460万1,517円など、減となった主なものは、特別損失2,260万3,813円などであります。 収支差引におきましては、1億8,130万537円の純利益を生じております。 また資本勘定では、収入総額8億5,062万3,248円、支出総額10億8,683万6,966円で、前年度の未借入企業債1億7,550万円を除くと、差し引き4億1,171万3,718円の不足を生じております。この不足分は、減債積立金1億339万1,000円、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分の損益勘定留保資金2億9,178万2,014円及び当年度分消費税資本的収支調整額1,654万704円で補てんをされております。 以上が平成4年度の概要でありますが、本案は先の第3回定例会中の9月27日、本特別委員会が設置されて直ちに付託となり、閉会中の継続審査となったものであります。同日第1回目の委員会が招集され、委員会構成を行った後、審査日程を定め、これにしたがって10月14日、15日の両日にわたり慎重審査を行いました。 なお、この審査にあたりましては、決算書をはじめ監査委員の審査意見書、その他関係資料等の提出を求め、説明を聴取する中で、経営の安定性、行政効果等を主眼に審査を進めた次第であります。 その結果、当該年度における経営成績は総じて向上しているが、昨年度からスタートした志和、造賀等を編入した第5期拡張事業におきましては、今までよりも一層多額の資金を必要とするため、厳しい経営状況になることが予測されるところであります。したがって、今後こうした厳しい状況を十分踏まえ、効率的な施設計画のもとで普及促進、有収率向上を目指し、水道事業の健全経営によって、市民に安定した水を供給することを強く望むものであります。 また、今後水源確保条例等を早急に検討され、自己水源の十分な管理、監視を行って、きれいな水の確保に努めていただきたい。さらに、年々増加の傾向にある水道料金未収については、十分な内容分析を行うとともに、不能欠損とならないように努力されたい。 その他、より効率のよい資金運用、口座振替制度により、一層の普及、一日も早い全市域への普及等、意見・要望が出たところでありますが、本委員会といたしましては、採決の結果、全会一致をもって認定すべきものと決した次第であります。 以上、ご報告申し上げます。 ひと言委員長として、特別委員会でこの審査にあたっていただきました過程におきまして、水道事業、非常に難しい今日でありますが、少数精鋭と言いますか、非常に努力をされておりますことに敬意を表するということで、皆さんにもお伝えしてくれということでありますので、ひと言付け加えさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(金清守雄君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたし、討論に入りたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) 次に、賛成討論があればこれを許します。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) 討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第67号平成4年度東広島市水道事業会計決算の認定についての件を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり認定することに、賛成の諸君の挙手を求めます。          〔賛成者挙手〕 ○議長(金清守雄君) 挙手全員であります。よって、議案第67号は認定することに決しました。────────────────── * ──────────────────
    ○議長(金清守雄君) 日程第4、議案第76号平成4年度東広島市歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。 本件は、東広島市歳入歳出決算特別委員会に付託となっていたものであります。 委員長の報告を求めます。委員長、貞岩武君。 ◆決算特別委員長(貞岩武君) 議長、22番貞岩。 ○議長(金清守雄君) 22番。 ◆決算特別委員長(貞岩武君) (登 壇)ただいま議題となりました、議案第76号平成4年度東広島市歳入歳出決算の認定について、決算特別委員会における審査の経過及び結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る11月16日招集された第1回臨時会において設置され、同日本会議終了後、直ちに招集された委員会において、本決算の審査日程等について協議を行いました。その結果、11月17日、19日、22日、24日、25日、26日及び29日の7日間を審査にあて、さらに最終30日は総括審査を行うこととし、通算9日間にわたって審査を進めたところであります。 また審査方法としては、執行部から提出された決算書、主要施策の成果に関する報告書、決算付属書類のほか、証書類等をもとに、さらに詳細なる説明を聴取する中で、予算執行の適正、効率性、行政効果等を主眼に、審査を実施したところであります。 さて、平成4年度はバブル経済崩壊による景気後退の影響を受け、極めて厳しい財政環境の中で、経常経費の節減、事業の合理化、財源の重点配分を図り、学園都市づくりを基本指針とした都市基盤の整備、生活基盤の整備など緊急を要する事業の推進、さらには高齢化、国際化、情報化の進展など、社会情勢の変化に対応する施策を展開すべく予算が編成され、豊かな生活が実感できる居住環境づくりを目指して、その執行にあたられたところであります。 その結果、平成4年度決算は、一般会計においては予算現額371億3,071万9,000円に対し、歳入総額359億753万3,000円、歳出総額356億4,718万5,000円で、形式収支は2億6,034万8,000円の黒字となっております。翌年度への繰越財源2億1,257万7,000円を控除した実質収支は4,777万1,000円の黒字となっております。 ちなみに、この歳入歳出総額を前年度に比較いたしますと、歳入は8億769万3,000円の増、増加率2.3パーセント、歳出では8億4,870万9,000円の増、増加率2.4パーセントと、大変低い伸びになっております。 次に、予算の執行状況を見ますと、まず歳入では、予算現額に対する収入比率は96.7パーセントで、前年度対比0.4ポイント減少し、また調定額に対する比率は98.5パーセントで、前年度対比0.3ポイント減少となっております。 一方歳出においては、予算現額に対する執行率は96.0パーセントで、前年度対比0.3ポイント減少しております。性質別構成比を見ますと、投資的経費36.6パーセント、人件費14.5パーセント、公債費11.2パーセント、補助費等10.0パーセント、物件費7.6パーセント、扶助費6.3パーセントの順となっており、投資的経費の歳出総額に占める比率は、前年対比6.5ポイント減少しております。 次に、翌年度への事業繰越額は7億6,380万1,000円で、予算現額に対して2.1パーセントを占めており、また不用額は7億1,973万3,000円で、予算現額に対して1.9パーセントの比率となっており、中には多額の不用額を生じた費目もあります。この不用額については、それぞれやむを得ない事情があったことは理解できるわけでありますが、徹底した予算の執行管理をするとともに、適時適正な補正により財源の効率的運用を行うよう、なお一層の努力が望まれるところであります。 次に、特別会計についてでありますが、住宅新築資金等貸付事業特別会計ほか13会計の決算合計額は、歳入総額179億515万3,000円、歳出総額176億2,811万7,000円で、形式収支は2億7,703万6,000円の黒字となっており、翌年度への繰越財源4,329万6,000円を控除した実質収支は、2億3,374万円の黒字となっております。 この特別会計については、おおむねその目的に沿った運営がなされておりますが、特に住宅新築資金等貸付金及び国民健康保険税収入未済解消については、自主財源の確保と負担の公平を期すうえからも、一層の努力を望むところであります。 また、老人保健特別会計については、診療報酬の改定等により医療費が高騰しているので、健康づくり事業の推進及び医療費の適正化対策等を、一層強化されるよう望むものであります。 以上が本決算の審査概要でありますが、当年度の予算執行において、各委員から問題点の指摘と、その改善策等について積極的な意見が述べられたところであります。 そこでこの際、指摘事項として若干申し上げますと、市税等の未収については、より一層の収納率の向上に努め、不納欠損処分にあたっては安易に行うことなく、この実態を十分調査したうえで、慎重に執行されることを要望いたします。また、本市の財源措置は、年々財政力が低下する一方で、経常収支比率公債費負担比率が高くなっており、今後の財政運営には特段の配慮を願いたいものであります。 さらに、一般財源が大きく見込めない一方で、箱物等の建設に伴う維持管理費の増大は必至であるため、事務事業の見直し、経費抑制を行い、中長期的計画に基づいた事業執行に努めていただきたい。 このほか、形骸化した補助金、負担金の見直し、投資効果の現れる施策の執行、事業発注方法の改善及び地域格差の生じない公共施設整備等、各般にわたって指摘要望した点につきましても、今後十分留意され、これが新年度の予算編成に反映されるよう強く要請し、平成4年度東広島市歳入歳出決算は、賛成多数をもって認定すべきものと決した次第であります。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(金清守雄君) 報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいまの委員長報告に対する質疑は省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認め、質疑を省略いたします。 これより討論に入ります。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。 ◆10番(橋本尚子君) 議長。 ○議長(金清守雄君) 10番。 ◆10番(橋本尚子君) 私は、この決算につきまして、いちばん視点で欠けている点というのは、豊かな生活が実感できる居住環境を実施するというふうに、予算編成にあたっては幾度となく述べられておりますけれど、実際には生活重視の視点が非常に欠落をしているという決算になったというふうに思います。 例えば、少子社会に向けた保育対策や高齢者助成対策であります。そして障害者福祉都市と言いながら、実際にはまだまだ大変不十分な点が残っています。そして市営住宅の建設にあたっては、整備計画すらまだできていないというのはどういうことでしょうか。 過渡的には箱物に片寄らざるを得ないことは認めるところでございますが、一方では憩いの森など、本当に大きなものを取り組む一方で、多くの人が利用することは認めながらも、もっと生活の中で、豊かさが実感できる制度というのは取り組めるはずでございます。 予算執行では、例えば憩いの森ができたとして、この管理費が3,000万かかるというふうに述べられましたけれど、3,000万あれば、例えば少子社会に向けた、高齢者社会に向けた制度というのは、どれだけできるかというふうに考えますと、本当に生活者を重視した予算配分というのをしっかり考えていただいて、やっていただくことが必要であるというふうに思います。 そして、各地区施設の不公平についてもですけれど、今、生涯学習が叫ばれる中で、高齢者社会に向けてもこういう各地域での公共施設の公平化、そしてもっとたくさん利用できるような施設を整備することは大切でありますが、残念ながら、不公平が生じているということは否めない事実でございます。 こういうことに関しましても、もっと生活者に、生活の場で本当に豊かさが実感できるには、予算の配分というのは、私はもっとでき得るのではないかというふうに考えるわけでございます。 そして国保老人会計についても、今医療費の高騰の中で、とりわけ健康対策というのは不可欠でございます。私は、1人の職員が長期にわたって、例えばこういう専門家により近づいていくという努力をしていただく中で、長寿社会、そして健康を保持して、この当市の中で、この町で生きてよかったという施策を展開するには、長期にわたったプランをきちんと打ち立てていく必要があるというふうに思います。 私も6年間ここに在籍をいたしまして考えますことは、場当たり的な対処でしかなかったように思います。そういう意味では、きちんと高齢者社会に向けた政策というのは、例えばゴールドプランに盛り込むよ、子供たちの政策はエンゼルプランの中でやるよという、国の政策だけに頼るプランでは、実際には困るのではないかというふうに思います。 そういう意味では、本当に自治体らしい、自治の本旨に沿った決算を見たかったというふうに思いますが、こうした意見が新年度予算に反映されることを望みまして、反対意見といたします。 ○議長(金清守雄君) 次に、賛成討論はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) 反対討論はございませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) 討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第76号平成4年度東広島市歳入歳出決算の認定についての件を採決いたします。 お諮りいたします。 本件は委員長報告のとおり認定することに、賛成の諸君の挙手を求めます。          〔賛成者挙手〕 ○議長(金清守雄君) 賛成多数であります。よって、議案第76号は認定することに決しました。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) 日程第5、議案第79号財産の取得についての件を議題といたします。 この案件については、地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、1番高木昭夫君、20番北野雅司君、27番山本孝喜君、29番浅井義昭君の退席を求めます。          〔退 席〕 ○議長(金清守雄君) 提案者の説明を求めます。 ◎総務部長(小川誠吾君) 議長、総務部長。 ○議長(金清守雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小川誠吾君) (登 壇)ただいま議題とされました議案第79号財産の取得について、ご説明申し上げます。 うぐいす色の、提出議案説明書でご説明させていただきますので、2ページの方、お開き願いたいと思います。 議案第79号財産の取得について。本案は、市道下三永郷曽線道路改良事業の用に供する土地を買い入れるもので、所在は、3ページから4ページにかけての、東広島市西条町大字大沢字下南、字堀越及び字下北のご覧の40筆、合わせて面積は7,014.72平方メートル、予定価格は2億4,693万5,367円、相手方は東広島市土地開発公社でございます。 なお、資料2として位置図を添付しておりますので、ご参照下さい。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(金清守雄君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件につきましては質疑を省略し、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。 退席者の入場を許します。          〔入 場〕 ○議長(金清守雄君) 暫時休憩します。                      午前10時43分 休  憩────────────────── * ──────────────────                      午前10時44分 再  開 ○議長(金清守雄君) 再開いたします。 日程第6、議案第78号市道の路線の認定についてから、議案第95号平成5年度東広島市水道事業会計補正予算第1号までの17件を、一括して議題といたします。 提案者の説明を求めます。 ◎総務部長(小川誠吾君) 議長、総務部長。 ○議長(金清守雄君) 総務部長。 ◎総務部長(小川誠吾君) (登 壇)ただいま議題とされました議案のうち、私は第78号から87号までの9議案を、ご説明申し上げます。 引き続きまして、うぐいす色の提出議案説明書によりご説明させていただきますので、1ページをお開きいただきたいと思います。 まず、議案第78号市道の路線の認定について。本案は一般交通の用に供するため、道路14路線を市道として認定するものでございます。 東広島市高屋高美が丘3丁目の高美が丘39号線から50号線までの12路線は、東広島ニュータウンの住宅団地内道路、また高屋町大字小谷の小谷57号線及び58号線は、県道東広島本郷線の改良工事の完成に伴い、本市が旧県道を引き継ぎます。 なお、資料1として位置図を添付しておりますので、ご参照下さい。 次に5ページにまいります。 議案第80号請負契約の締結について。本案は、平成5年度白市入寺線トンネル工事の請負契約締結にかかわる議案でございます。 請負契約の内容ですが、(1)で工事場所は東広島市高屋町大字白市で、全延長600メートル。トンネル部分は延長377メートル、幅員9.25メートルで、NATM工法、これは吹きつけコンクリートとロックボルトを主たる使用部材とする安全かつ経済的な三角トンネル工法です。またトンネルの起点側の道路135メートル、終点側の道路88メートル、幅員10メートルも併せて土工、擁壁工及び排水工等の改良工事を行います。また契約の方法は指名競争契約で、(2)で請負金額は10億9,180万円。(3)で請負者は五洋・鴻治特定建設工事共同企業体、いわゆるジョイントベンチャー方式であり、代表者は広島市西区西観音町2番1号の五洋建設株式会社中国支店。6ページにまいりまして、構成員は広島市安芸区船越南一丁目2番6号の株式会社鴻治組広島支店。(4)で工期は東広島市議会の議決のあった日の翌日から平成7年7月31日までの約1年半となっております。 なお、資料3として建設工事請負仮契約書及び位置図を添付しておりますので、ご参照願いたいと思います。 次に7ページにまいります。 議案第81号字の区域の廃止について。東広島市八本松町大字飯田において、八本松町大山土地区画整理組合が、八本松町大山土地区画整理事業により、平成3年度から5年度にかけて区画整理工事を施行いたしました。その結果、工事による区画形状の変更に伴い、8ページにまいりまして、別表にまいりまして、八本松町大字飯田字八本松、字大山及び字溝ヶ迫、合わせて8.1ヘクタールの、ご覧の地番の字、いわゆる小字を廃止するものでございます。 なお、資料4として位置図を添付しておりますので、ご参照下さい。 次に9ページにまいります。 議案第82号住居表示の実施に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。本市は東広島市高屋高美が丘六丁目から九丁目までの住居表示を、本年11月19日から実施し、また西条中央一丁目から八丁目までの住居表示を、今月6日から実施しております。これに伴って、本案は公の施設の位置等を改正するものでございます。 条例の内容は、(1)で、東広島市立学校設置条例を一部改正して、東広島市立西条小学校の位置を、現行の西条町大字御薗宇34番地の1から西条中央二丁目15番1号に改正します。 (2)で、東広島市水道事業の設置等に関する条例を一部改正して、水道事業の給水区域に、西条中央一丁目から八丁目までと、10ページにまいりまして、高屋高美が丘六丁目から九丁目までの全部を加えます。 (3)で、東広島市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例を一部改正して、西条地域である第1選挙区に西条中央一丁目から八丁目までを加え、11ページにまいりまして、高屋地域である第4選挙区に高屋高美が丘六丁目から九丁目までを加えます。 (4)で、東広島都市計画事業西条第一土地区画整理事業施行条例を一部改正して、事業の施行地域を、現行の西条昭和町、西条町大字御薗宇及び大字下見の各一部から、西条中央一丁目、二丁目、五丁目から八丁目までの全部並びに西条昭和町及び西条中央三丁目の一部とし、また西条第一土地区画整理事務所の位置を、現行の西条町大字御薗宇710番地の5から、西条中央五丁目2番9号に改正します。 なお、本条例は公布の日から施行いたします。 次に13ページにまいります。 議案第83号東広島市文化振興基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について。本案は、東広島市の文化振興に要する資金に充てるため、東広島市文化振興基金を設置するとともに、当該基金の管理及び処分に関して必要な事項を定めるものでございます。広島市西区観音町在住の平田周子氏が、芸術文化の振興に役立てるようにと、14ページ別紙の、東広島市西条町大字田口字東中郷の、ご覧の土地合わせて20筆、7,700平方メートルを本市に寄贈されました。この土地は市街化区域に含まれております。本市は、この条例の別表に平田芸術文化振興基金を定め、当該土地の売却収入の運用から生ずる収益により芸術文化の振興を図ります。 本条例は公布の日から施行いたします。 なお、資料5として位置図を添付しておりますので、ご参照下さい。 次に15ページにまいります。 議案第84号特別職の職員等の給与、旅費等に関する条例の一部改正について。本年度の人事院勧告に基づき、このあとの議案第86号職員の給与に関する条例の一部改正により、一般職の職員の期末手当の支給率を引き下げます。これに合わせて、本案は市議会議員並びに市長、助役及び収入役、いわゆる三役の期末手当の支給率のうち、3月期を現行の0.55月分から0.05月分引き下げ、0.5月分に、また12月期を現行の2.7月分から0.1月分引き下げ、2.6月分とするもので、年間では現行の5.45月分から0.15月分引き下げ、5.3月分となります。 平成2年度及び3年度においては、人事院勧告に基づき、一般職の職員の期末手当の支給率引き上げに合わせて、市議会議員及び三役の期末手当の支給率を引き上げていることから、今回はやむなく支給率を引き下げさせていただくもので、議員の皆様のご理解をお願いしたいと思います。 なお、改正条例は交付の日から施行しますが、12月期の期末手当は現行の支給率で本日支給することから、この調整のため、特例として平成6年3月期の支給率を0.1月分引き下げて、0.4月分といたします。 次に17ページにまいります。 議案第85号教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について。本案は、教育長の期末手当の支給率を引き下げるもので、改正内容は、ただいま議案第84号で述べました市議会議員及び三役の場合と全く同じでございます。 次に19ページにまいります。 議案第86号職員の給与に関する条例の一部改正について。本案は、本年8月3日の人事院勧告に基づく、国家公務員の一般職の職員の給与改定に合わせて、本市職員の給与の改定等を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、(1)で特別会計及び水道事業会計から給与を支給する職員を含む全職員の給料月額を、平均1.99パーセント引き上げ、行政職給料表を、22ページの別紙のとおり改正させていただきます。 (2)で扶養手当は、配偶者以外の扶養親族のうち、3人目からの者にかかわる手当の月額を、1人につき現行の1,000円から2,000円に引き上げ、また扶養親族である子のうち、15歳に達する日後の最初の4月1日から22歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある子にかかわる扶養手当に、1人につき月額1,000円の加算額を新設いたします。 (3)で住居手当は月額2万3,000円を超える家賃を支払っている職員にかかわる2分の1の加算限度額を、現行の1万5,000円から1万6,000円に引き上げます。したがって、家賃5万5,000円に対する住居手当2万7,000円が最高支給額でございます。この家賃を超える額は住居手当支給の対象とはなりません。20ページにまいりまして、また職員所有の住宅にかかわる住居手当の月額は、現行は新築または購入後5年間が2,500円、その後が1,000円となっておりますが、これをすべて2,500円といたします。 (4)で単身赴任手当のうち、加算額の月額限度額、(5)で初任給調整手当のうち医学または歯学に関する者の月額限度額を、ご覧のように引き上げます。 (6)で期末手当の支給率のうち、3月期を現行の0.55月分から0.05月分引き下げ0.5月分に、また12月期を現行の2.1月分から0.1月分引き下げ2月分とするもので、年間で現行の4.25月分から0.15月分引き下げ4.1月分といたします。改正後の期末手当の支給率と、勤勉手当の支給率を合計した率は、市議会議員及び三役等と同じく、年間5.3月分となります。 なお改正条例のうち、(1)で期末手当の改正は公布の日から施行、(2)で給料及びその他の手当の改正は公布の日から施行し、本年4月1日にそ及して適応いたします。21ページにまいりまして、(3)で今年度の期末手当支給率の特例として、12月の支給率は現行の率、また平成6年3月の支給率は、これを調整するため、0.1月分引き下げて0.4月分といたします。 次に23ページにまいります。 議案第87号東広島市立図書館設置条例の一部改正について。西条第一土地区画整理事業の区域内、ブールバール沿いに建設工事中であった図書館が11月10日に竣工し、来春の待望久しい開館に向けて、現在諸準備を進めておりますが、本案はその名称等を定めるとともに、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 (1)で図書館は中央図書館、地域図書館及び移動図書館で構成し、(2)で新たに設置する図書館の名称は東広島市立中央図書館、位置は東広島市西条中央七丁目25番11号といたします。 なお、改正条例は平成6年4月1日から施行し、東広島市移動図書館車設置及び管理条例は、この条例に含めるため廃止いたします。 以上で、9議案の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金清守雄君) 企画管理部長。 ◎企画管理部長(瀬尾登之君) (登 壇)議案第88号から94号までの予算関係の議案について、ご説明申し上げます。うぐいす色の表紙の、平成5年度予算に関する説明書により、説明させていただきたいと思います。 まず、議案第88号の平成5年度東広島市一般会計補正予算(第4号)でございます。2ページをお開きいただきたいと思います。 歳入歳出補正予算事項別明細書でございます。補正額はいちばん下の歳入合計をご覧いただきますと、9億7,945万9,000円で、補正後は368億9,202万7,000円となり、前年度の最終予算に対しまして1.9パーセントの増でございます。 補正額の主なものをご説明申し上げます。 まず歳入の1款の、市税2億8,922万円余は、法人市民税は1億4,900万円の減収が見込まれますが、固定資産税が償却資産を中心に当初を上回る見込みとなりましたので、その差額を増額いたしております。 10款の分担金及び負担金は、受益者からの分担金、負担金でございます。 12款の国庫支出金3億3,333万円余と13款の県支出金は、景気対策、公共事業等の確定等に伴う国費や県費の増額補正でございます。 16款繰入金の減額9,379万円余は、景気対策財源の確定による都市整備基金への繰り戻し2億1,070万円と、財産区繰入金1億1,690万円余の差額が主なものでございます。 19款市債3億2,520万円は、景気対策や公共事業などに伴う増額等でございます。 以上が歳入でございます。 次に歳出ですが、18ページをお願いしたいと思います。 18ページ、1款の議会費ですが、150万7,000円の減額は、期末手当の引き下げが主なものでございます。 次に20ページをお願いします。 2款の総務費は給与改定に係る職員給与費の補正がほとんどであります。給与費につきましては、のちほど一括ご説明申し上げますので、各歳出項目では省略をさせていただきたいと思います。 7目企画費の減額718万円は、広島国際協力センター等の設置場所の変更により、県からの委託業務の内容が縮小し、県負担金を減額するものでございます。 次に30ページをお願いしたいと思います。 3款民生費、1項社会福祉費、4目老人福祉費については、老人福祉施設措置委託事業の老人ホーム入所者数が実績減の見込みとなりましたので、これに伴う減額が主なものでございます。 次に32ページをお開きいただきたいと思います。 5目の障害者福祉費でございます。身体障害者施設措置委託事業は、国費の単価改定による追加、重度心身障害者医療費支給事業は、対象者の増加等による補正でございます。 次に36ページをお願いしたいと思います。 3款民生費、2項児童福祉費、2目の児童措置費でございますが、市立保育所措置委託事業2,549万円は、保育単価の改定等に伴うものでございます。 その下の3目児童福祉施設費4,248万円ですが、39ページをご覧いただきたいと思います。いちばん上ですが、主なものは公立保育所管理運営2,073万円で、保育所の児童数が増加したことによるものでございます。 次に44ページをお願いしたいと思います。 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費ですが、農業農村活性化、農村構造改善事業、園芸センター設置事業などは、事業費の確定に伴います増減でございます。6目耕地事業費ですが、団体営農道整備事業、同和地区農林漁業特別対策事業は、事業費の確定によるものでございます。 48ページをお願いしたいと思います。 2項林業費、2目林業振興費の減額6,372万円余ですが、単県林道整備事業、松くい虫抜倒駆除事業アジア大会会場周辺景観対策事業は、補助対象額が確定したことによる減額補正等でございます。 次に52ページをお願いしたいと思います。 8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路橋梁新設改良費3億8,099万円余ですが、国庫補助道路改良事業2億9,417万円余は、国の景気対策による下三永郷曽線等、単市道路橋梁整備事業8,800万円は、アジア競技大会関連の昼原下野原線の用地費等でございます。 次に56ページをお願いしたいと思います。 4項都市計画費、2目街路事業費3億4,760万円ですが、国の景気対策に伴う街路上寺家下見線下見地区の追加でございます。 その下の4目区画整理費は、八本松駅前土地区画整理事業について、地元の合意形成の見通しが立たないことから、国費等を西条駅前地区開発事業等に振り替えるものでございます。 次に60ページをお願いしたいと思います。 9款消防費、1項消防費、3目消防施設費ですが、消火栓設置数の増加に伴う水道事業への負担金でございます。 72ページをお開きいただきたいと思います。 13款諸支出金、1項地域振興費、1目地域振興費の1億1,690万円は、吉川土地改良区が借入金の繰上償還をすることに対し、財産区からの繰入金を充て、金利の軽減を図るものでございます。 以上が一般会計歳出の主なものでございます。 続きまして、76ページをお願いいたします。 給与明細のうち、一般職についてですが、補正後の職員数は728人で、補正前よりも4人減であります。給与改定後の給与費及び共済費の合計額は51億5,874万1,000円で、1億3,775万円の追加をお願いするものでございます。 78ページをご覧いただきたいと思います。 いちばん上でございますが、給与改定率は1.99パーセントで、平成5年4月1日にさかのぼって実施することといたしております。 次に80ページをお願いいたします。 債務負担行為の補正ですが、いちばん上の、住宅宅地に係る自然災害復旧資金に対する損失補償及び利子補給は、利子補給制度を新設し、貸付金に対し損失補償を行うとともに、年3パーセントの範囲内で利子補給をするものでございます。 次に、農業近代化資金助成法施行令等に基づく貸付金、利子の補給について、農村若者定住促進住宅資金制度が創設されましたので、債務保証期間を平成19年度から30年度へ延長し、財源の変更を行うものでございます。 次に、(仮称)産業振興会館建設に係る経費ですが、年度内着工に向けて、建設費等9億5,000万円を債務負担に計上させていただいております。 次に、道路事業寺家吉川線改良工事は、景気対策に伴い、アジア大会に向け、早期完成を目指すものでございます。 最後に、西志和小学校校舎増改築は、平成6年度内完成に向けて、設計に早期着手するものでございます。 以上が一般会計でございます。 86ページをお開きいただきたいと思います。 議案第89号の、平成5年度東広島市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 補正額は、歳入歳出とも200万円で、補正後は2億4,769万4,000円となります。これは県道瀬野川福富本郷線の市道移管に伴い、農業集落排水の管きょの一部を繰り上げ施行するもので、財源としては分担金及び負担金、市債を充てております。 次に96ページをお願いしたいと思います。 議案第90号平成5年度西条第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 補正額は、歳入歳出とも1億1,100万円で、補正後は47億5,392万9,000円となります。これは国の景気対策により、道路舗装及び家屋移転補償費が追加されたことによるもので、財源には国・県支出金、市債などを充てております。 次に108ページをお願いいたします。 議案第91号平成5年度東広島駅前土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)であります。 補正額は、歳入歳出とも799万円で、補正後は1億6,765万3,000円となります。これは給与改定等に伴います補正で、財源には国・県支出金、繰入金を充て、市債を減額いたしております。 次に122ページをお願いいたします。 議案第92号の、平成5年度東広島市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 職員給与費等の補正ですが、歳入の補正は行っておりません。 次の124ページをお開き下さい。歳出につきましては、1項下水道総務費を減額し、同じ額を2項下水道維持建設費に増額いたしております。 次に128ページをお願いしたいと思います。 議案第93号の、平成5年度東広島市老人保健特別会計補正予算(第3号)でございます。 補正額は22万円で、補正後は58億3,318万5,000円となります。歳入は一般会計からの繰入金で、歳出は給与改定によるものであります。 最後に、140ページをお願いいたします。 議案第94号の、平成5年度東広島市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でございます。 補正額は921万8,000円で、補正後は41億4,788万8,000円となります。これは老人保健拠出金が確定したことによるものであります。財源は、老人保健拠出金に係る国庫補助金算定係数調整の変更に伴い、国庫支出金を減額し、繰越金で賄うことといたしております。 以上が、議案第88号から議案第94号までの補正予算関係の説明でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 ◎水道局次長(岡田芳樹君) 議長、水道局次長。 ○議長(金清守雄君) 次長。 ◎水道局次長(岡田芳樹君) (登 壇)水道局長が病気療養中のため、私が代わりまして、水道局から議案第95号についてご説明申し上げます。 お手元に配付いたしております白表紙の、平成5年度の水道事業会計補正予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。 まず、第2条の業務の予定の中で、資本的支出に計上いたしております建設改良事業のうち、(イ)の上水道拡張事業を100万円増額いたしまして、6億9,770万2,000円に、(ロ)で配水管設備事業を65万3,000円増額いたしまして、8億5,775万5,000円に改めるものでございます。理由といたしましては、一般職の職員に準じて、職員の給与等の改定を行うものでございます。 次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。 支出の第1款水道事業費用、第1項の営業費用で、786万3,000円増額いたしまして、補正後の水道事業費用を20億5,640万7,000円に改めるものでございます。理由といたしましては、職員の給与等の改定によるものと、12月から新しい水道水質基準が改正になりまして、したがいまして、それに伴いまして水質試験項目が増加いたしましたので、それに伴う委託手数料でございます。 次に、第4条の資本的収入及び支出でございますが、2ページをお開きいただきたいと思います。 まず収入の第4項の負担金を288万4,000円増額いたしまして、第1款の資本的収入の補正後の合計を、12億6,989万7,000円に改めるものでございます。理由といたしまして、新設配水管に伴う消火栓の設置費用でございます。 続きまして、支出で第1項の建設改良費を165万3,000円増額いたしまして、第1款の資本的支出の補正後の合計を、17億3,626万円に改めるものでございます。理由といたしましては、職員の給与等の改定を行うものでございます。 したがいまして、資本的収入額が支出額に対して4億6,636万3,000円不足いたしますが、減債積立金等々で補てんするものでございます。 次に第5条で、議会の議決を得なければ流用することのできない経費でございます。これは流用制限の変更でございます。 以上、議案第95号の説明を終わります。どうかよろしくお願いします。 ○議長(金清守雄君) 以上で説明が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております17件につきましては質疑を省略し、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金清守雄君) ご異議なしと認め、さよう決定いたします。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) 日程第7、請願第4号地方バス生活路線運行維持補助制度の改善を求める請願についての件を議題といたします。 紹介議員からの補足説明があれば許します。10番。 ◆10番(橋本尚子君) (登 壇)この請願は補助金、特に補助金交付について、私どもの当市が負担する額に影響があろうかというふうに思います。 特に芸陽バスさんの関係で申し上げますと、現在では2種と3種の運行というのが非常に多いわけですけれど、生活路線で、例えば1回の便数の中で平均5人というふうになっているもの、運行回数が10回以下というふうに例えば削減されますと、ますます生活路線として、高齢者社会に向けては非常に市民の影響が大きくなってまいります。 補助金制度が5年ごとに変わるということもございますけれど、これが長期にわたって安定的な経営を保持していただくには、補助金制度を大幅に見直すということは、大変問題も起こってまいりますし、特に地方の交通体系の維持のためのプランというのがはっきりしない中では、補助金制度を現行の状態を維持することが何よりも大切ではないかというふうに思います。 現在芸陽バスで運行されております市内のバス路線、乗車率を見ておりますと、ほとんどが5人というのが平均的でございまして、このまま本当に人口が増えましても、高齢者が増えていく中では、乗用車の利用率よりも、むしろバスの路線をどう生活の足として保全をしていくのかということは、私どもの市民の立場から申しますと、本当に考えていかなければならない点が多うございます。 そういう面では、特にこうした補助金の問題や代替バスの問題、交通体系を全体的に見直すということは大変大切ではありますが、当面はこうした請願が出されている項目、なるほどもっともな点、たくさんございますし、今からの当市のまちづくりの状況を考えてまいりますうえにも、こうした問題はしっかりと議論をし、また国に対しても要望することはきちんと要望していくことも、大切であろうかと思います。 詳細につきましては、また委員会の方でも提案はさせていただきますが、皆様方のしっかりしたご議論をいただきまして、採択の方向に向けていただきますようにお願いを申し上げます。 ○議長(金清守雄君) 本請願は、請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。────────────────── * ────────────────── ○議長(金清守雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 会期予定表のとおり、明11日、12日は休会とし、13日は一般質問を行います。 本日はこれにて散会いたします。                      午前11時24分 散  会────────────────── * ────────────────── 以上のとおり会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 東広島市議会議長   金 清 守 雄 東広島市議会議員   岩 田   寿     〃      石 丸 正 喜     〃      渡 辺 司 三...