庄原市議会 2007-12-21
12月21日-05号
○
八谷文策議長 他に討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第148号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって議案第148号は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第3 議案第150号 庄原市
自治振興会館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
総務地域振興常任委員会委員長報告)
△日程第4 議案第159号 庄原市
楽笑座設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
総務地域振興常任委員会委員長報告)
△日程第5 議案第160号 庄原市
農業振興施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
総務地域振興常任委員会委員長報告)
○
八谷文策議長 日程第3、議案第150号、庄原市
自治振興会館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例から、日程第5、議案第160号、庄原市
農業振興施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例までを一括議題とします。
総務地域振興常任委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。
小谷鶴義議員。 〔20番
小谷鶴義議員 登壇〕
◆20番(
小谷鶴義議員) 議案第150号、議案第159号、案第160号の
委員長報告を続けて行います。議長のお許しをいただきましたので、12月6日、市議会本会議において
総務地域常任委員会に付託されました議案第150号、庄原市
自治振興会館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例、議案第159号、庄原市
楽笑座設置及び
管理条例等の一部を改正する条例、議案第160号、庄原市
農業振興施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例についての
委員長報告を行います。去る12月7日、金曜日に委員会を開催し、
関係理事者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。以下、審査の経過と結果について報告を申し上げます。提案理由は、いずれも
施設使用料等を統一的に見直すためのものであります。まず議案第150号、庄原市
自治振興会館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例について質疑の主な内容をご報告いたします。
営利宣伝等の等とはどのようなものを想定しておられるのかとの質疑に対して、
自治振興課の所管の施設においては、等には冠婚葬祭を含んでいる。冠婚葬祭について施行規則の中で減免基準を設けて料金設定をするものです。なお、その減免基準については、現行の料金、あるいは類似条件の中の施設の整合性、類似施設の整合性等を勘案しながら、大きな変動にならないように基本的に調査をしたいと考えていると答弁がありました。 次に議案第159号、庄原市
楽笑座設置及び
管理条例等の一部を改正する条例について主な内容をご報告します。利用団体について市民とは市内に住所を有するもの、また事務所を有する法人となっているが、団体については含まれていないが、市内に住所を有する団体についても市民とすべきではないかという意見が出されました。それに対して、会社等では法人であり、
スポーツ団体等であれば団体ということになり、その点については整合性が図られるよう運用させていただきたい。また庄原市に本店がなくても庄原市にある事務所の申請であれば市民扱いということで運用をしたいとの答弁がありました。 議案第160号、庄原市
農業振興施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例についての特段の質疑はなかったところであります。 それでは採決の結果を申し上げます。議案第150号、庄原市
自治振興会館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例については、全員一致で
原案可決すべきものと決した次第であります。議案第159号、庄原市
楽笑座設置及び
管理条例等の一部を改正する条例については、賛成多数で
原案可決すべきものと決した次第であります。議案第160号、庄原市
農業振興施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例については、全員一致で
原案可決とすべきと決した次第であります。以上で報告を終わります。
○
八谷文策議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより採決を行います。まず議案第150号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第150号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第159号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第159号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第160号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第160号は、原案のとおり可決されました。
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△日程第6 議案第153号 庄原市ふれあい
センター設置及び
管理条例の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
△日程第7 議案第154号 庄原市
老人福祉センター設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
△日程第8 議案第155号 庄原市
高齢者等生活支援施設設置及び
管理条例の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
△日程第9 議案第156号 庄原市
健康増進施設設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
△日程第10 議案第157号 庄原市斎場設置及び
管理条例の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
△日程第11 議案第164号 庄原市
公民館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例(
教育民生常任委員会委員長報告)
○
八谷文策議長 日程第6、議案第153号、庄原市ふれあい
センター設置及び
管理条例の一部を改正する条例から、日程第11、議案第164号、庄原市
公民館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例までを一括議題とします。 教育民生常任委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。横山邦和議員。 〔27番 横山邦和議員 登壇〕
◆27番(横山邦和議員) それでは審査報告を行います。12月6日の本会議におきまして、教育民生
常任委員会に付託をされました議案第153号、庄原市ふれあい
センター設置及び
管理条例の一部を改正する条例案ほか5件は、12月7日、理事者の出席を求めまして委員会を開催し、慎重に審査を行ったところであります。審査におきまして主に議論となりました点の要点を申し上げまして、審査報告にかえさせていただきます。まず議案155号、
高齢者等生活支援施設設置及び
管理条例の一部改正案につきましては、無料扱いであった部分が有料となるわけでありますが、この考え方、あるいは将来のあり方等についての議論がありました。理事者からは、平成16年度以降、国からの運営費補助がなくなったこと、また収入のある方等については、統一性を図るという観点から若干の負担をお願いすることになるわけでありますけれども、ご理解をいただきたいという答弁でありました。 次に議案第153号、ふれあいセンターの関係でありますけれども、窓口業務がなくなり、人権侵害等を受けた場合、どこへ相談にいけばいいのかわからないといったような現状も実際にあるわけでありますけれども、こういう問題にどのように対応していくのかというような問題が中心に議論をされたところであります。 その他の公民館の関係、老人福祉センター、健康増進施設の関係等につきましては、料金の設定に関して築年数、あるいは設備内容等々との整合性がどのように料金に反映しておるのかと。あるいは料金の減免の関係についての法人、団体、個人、そこらあたりの条文の整理の問題等々が質疑をされたところであります。 特に斎場の問題につきましては、特段の質疑のなかったところであります。 以上でありますけれども、採決の結果を申し上げます。議案第153号、庄原市ふれあい
センター設置及び
管理条例の一部を改正する条例は、賛成多数。議案第154号、庄原市
老人福祉センター設置及び
管理条例等の一部を改正する条例は、賛成全員。議案第155号、庄原市
高齢者等生活支援施設設置及び
管理条例の一部を改正する条例は、賛成多数。議案第156号、庄原市
健康増進施設設置及び
管理条例の一部を改正する条例は、賛成全員。議案第157号、庄原市斎場設置及び
管理条例の一部を改正する条例は、賛成全員。議案第164号、庄原市
公民館設置及び
管理条例等の一部を改正する条例は、賛成全員という採決の結果でありましたけれども、いずれも原案どおり可決すべきものと決したところであります。以上、簡単でありますけれども、付託されました議案につきましての審査報告といたします。
○
八谷文策議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより採決を行います。まず議案第153号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって議案第153号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第154号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第154号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第155号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって議案第155号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第156号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第156号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第157号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第157号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第164号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第164号は、原案のとおり可決されました。
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△日程第12 議案第162号 庄原市
都市公園条例の一部を改正する条例(
環境建設常任委員会委員長報告)
○
八谷文策議長 日程第12、議案第162号、庄原市
都市公園条例の一部を改正する条例を議題とします。 環境建設常任委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。竹内光義議員。 〔12番 竹内光義議員 登壇〕
◆12番(竹内光義議員) それでは議案第162号、庄原市
都市公園条例の一部を改正する条例案について審査の経過並びに結果について報告を申し上げます。本議案は、去る12月6日、本会議において環境建設
常任委員会に付託となったものであり、去る12月7日に
関係理事者の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査を行ったところでございます。以下、審査の内容についてご報告をいたします。提案理由については、都市公園内の有料公園施設の使用料等を統一的に見直すために改正を行おうとするものでありますが、詳細については既に本会議で説明をされておりますので省略をさせていただき、以下、質疑の主な点を述べまして審査報告といたします。まず使用料を徴収することができるという規定を明らかにする法令上の解釈については、地方自治法上のできるとあるのは、一般的に条例で定める場合は、するもの、またしなければならないと解釈しているという答弁がありました。次に今回の改正により使用料の増収見込みに関してですが、実績として上野総合公園については供用開始からまだ1年が経過していないけど、11月末日実績で48万5,000円となっている。また東城中央運動公園は、18年度実績で94万3,000円であるとのことでありました。これらを参考に今回の改正による増収見込額は、上野総合公園で22万円、東城中央運動公園で9万4,000円、庄原北公園においては6,000円、合計で32万円程度を見込んでいるとの答弁がありました。次に施設利用料の設定に当たっては、三次の陸上競技場やびんご運動公園との施設のグレードも違い、同一料金とはならないが、参考として設置をしているとのことでありました。新規に使用料を設定された写真判定装置の積算根拠は、これまでの備品については、1回当たりの使用料は購入価格の1,000分の1で積算をしていたが、この装置は5年リースでもあり、計算上は9,000円で余りにも高価な使用料となるため、三次市の使用料2,240円を参考に2,200円に設定したものであるとのことでありました。教育委員会所管の屋外体育施設、板橋町にある野球場、庄原市運動広場と東城野球場の使用料の4倍の差は、いろんな施設内容の差であるということでありました。庄原北公園、東城中央運動公園、上野総合公園をトータルした年間管理費と使用料収入については、指定管理料が年間約4,172万円、使用料は見込みであるが、改正後は190万円程度を想定しているとの答弁がありました。市民と市民以外の区分けの判断ですが、市民、あるいは市の団体等が主催される行事に他の市町から参加される場合には専用使用であり、市民扱いになるとの答弁でありました。東城中央運動公園の陸上競技場については、第3種公認の更新をされていない件についての住民理解と今後の維持管理方針については、更新には2,000万程度の経費をかけて整備する必要がある。東城支所、教育委員会とも協議をして理解をいただいていると思っている。そしてそのことで困っているとの話は聞いていないとの答弁でありました。また維持管理については、公認グランドではないけど今の状態を維持するよう今後とも指定管理を続けていくとの答弁がなされております。その他、次の時期に使用料の見直しを検討する場合、市内の各施設にはグレードの違いがあるけど、部局を超えた総合的な視点に立った対応が必要であるとの意見がありました。以上が審査に当たりましての主な質疑の内容でありますが、採決の結果、全員一致で
原案可決すべしと決した次第であります。以上で本案に対する報告を終わります。
○
八谷文策議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 横山議員。
◆27番(横山邦和議員) 委員長にお尋ねをいたします。東城運動公園の維持管理の今後の考え方について述べられておりますが、今一度ですね、確認をさせていただきたい。私が聞く範囲では、何か旧庄原市の方の施設はいろいろとあれされるんだけれども、どっちかには東城の方が疎外感を受けておるんだというようなですね、話もあれこれ住民の方からは承っておりますが、どうも今の話を聞きますと、住民も支所の方も関係者はみんな納得しているんだというような報告ではなかったかなというふうに思っておりますが、委員会の方ではどういうふうな。もう一遍、今一度ですね、お考えなのか。それから執行者の方はどういう今後お考えなのか。今後もあのまま銭がかかるんじゃけぇほっておけばいいという考えなのか。そこら辺をちょっと確認させていただきたい。
○
八谷文策議長 答弁。竹内委員長。
◆12番(竹内光義議員) はい、議長。今の質問に対しましては、先ほど私が経過報告、審議の結果で報告をいたしましたが、このままずっと、私も気になっている点が何点かありますけども、このままずっと投げておくわけではないと。先ほども報告をしましたように、公認グランドではないけどしっかりと状況を判断しながら管理をしていくということの答弁があった中でそういう報告をさせていただいたわけでございます。市民の声もいろいろ、私も地域ですから聞いておりますけど、そう混乱をするような話は私は聞いておりません。以上でございます。
○
八谷文策議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第162号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第162号は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第13 議案第176号
工事請負契約の締結(
総務地域振興常任委員会委員長報告)
○
八谷文策議長 日程第13、議案第176号、
工事請負契約の締結の件を議題とします。
総務地域振興常任委員長から審査の経過及び結果について報告を求めます。
小谷鶴義議員。 〔20番
小谷鶴義議員 登壇〕
◆20番(
小谷鶴義議員)
委員長報告を行います。議長のお許しをいただきましたので、12月18日に
総務地域振興常任委員会へ付託された議案第176号、
工事請負契約の締結についての
委員長報告を行います。去る12月18日に委員会を開催し、慎重に審議をいたしました。当日は委員外議員も傍聴にたくさん訪れていただき、13名も傍聴がありました。審査の冒頭に、委員より委員会付託された意味を理解し、契約の経過について十分な質疑を行い、委員会議決を行われたいとの意見が出されました。それでは審査の中で出された主な質疑の内容を報告いたします。今回の応札は1社しかなかったことの検証をされたと思うが、それは設計価格が非常に厳しいものだったのか。そしてこれは想像だが、県内業者が地元業者とJVを組もうにも地元大手2社でJVを組めば、県内業者が親となって地元業者とJVは組めないのではないか。また11月2日から12月5日までの仕様書閲覧期間中に閲覧する業者が、他に閲覧がないことを知るすべはなかったのかという質疑がありました。当事者からは、入札資格要件に値する県内で代表者になれる業者は20社、JVの組める市内業者5社に限定されたので、応札業者がこの結果になったのではないか。市としてもある意味では地域経済への還元も考慮し、代表者以外の会社は市内業者のJV参入をしていただければという判断もあった。今年は資材単価の鉄関係、鋼材の単価、原油の高騰による入札不調の例もあり、とても心配をいたしました。また業者が知りえる状況にあったのかということだが、我々は応札状況がわからないように入札事務を進めた。1社しかないとわかれば入札価格にも影響が出るので、応札等の問い合わせはすべて非公開でやってきたという答弁がありました。予定価格が厳しく設定されていると判断すればよいのかという質問があり、議会よりコスト削減の宿題もいただいた意味を含めて材料等の見直しを図り、設計段階でも精査をして1億円のコスト削減を出しました。そういう意味で設計や積算段階においてぎりぎりの状態だった。またガソリンなどの燃料や建設資材の高騰の現実があるので、業者から見れば相当厳しい状況での積算ではなかったかと思うという答弁もありました。それに関連して11月1日当時の積算根拠と12月5日の入札まで1カ月ぐらいの間に建築物価などが相当違うのか。また諸経費率はどのぐらいかという質疑がありました。理事者からは、1カ月で1億、2億の変化はないが、少し前の時点での積算単価になると思う。上半期、下半期で考えるとある程度の期間で調査した統一価格が共通的に使用される場合もあるという答弁でした。また諸経費は、国土交通省の示す100%は見ておりません。一般管理費等は、事務経費や固定資産税等に充てるものなので、そこらを考慮して下げております。次に財政難を訴えながら大きな財政投入をするので、適切な価格競争が複数の業者、またJVによる応札、競争入札の予想をしていた。今回の入札制度を一般競争入札にしたのはなぜかという質問がありました。答弁は、一般競争入札は要件を定めて広く入札参加を募るので、より談合がしにくいということで全国的にこの制度に移行している状況であります。こういう大きな事業は、より広く入札参加できる業者を範囲を広げての入札ということで競争性を高めたのであります。あわせて総合評価による落札方式を取り入れているというものでした。この答弁を受けて、その思いはあったのだろうが、結果は競争にならなかった。応札時点で1社では競争にならないとは思わなかったのかという質疑もありました。1社入札の妥当性を検討したが、一般競争入札の場合は1社でも競争性は確保されているという判断になり、予定どおり入札を執行したという答弁がされました。当初聞いた11月5日公告予定を11月1日にした理由、そして業者への周知方法について質疑がありました。少し早く決裁処理ができたため、少しでも閲覧期間等が長く取れるように11月5日予定を11月1日に変更したのであります。公告方法は公告告示を行い、また建設新聞へも情報提供をいたしましたので業者への周知はできたと理解しているという答弁でした。最低制限価格は適正な工事が行われる最低限の価格ということで間違いないかという質疑に対し、採算性、赤字が出るかどうかの境界として個別具体に精査、積算して最低制限価格を定めるというのは非常に困難である。一般論として市が定めている最低制限価格設定方針に基づいて85%に今回はしたという状況であるという答弁がされております。次に予定価格に対して99.2%の落札は高いと思う。市長は、2006年の国保会館の入札例で説明されたが、そのときの落札率はどうであったのか、という質疑では、確かに75%で落札されているという答弁がありました。公告の条件設定に疑問を持った。900点以上で6,000平方メートル以上、完工高18億円をクリアできる市内の会社は1社しかないと思うがどうかという質疑がありました。理事者からは、市内業者はそのとおりだが、900点以上というのは県内業者を対象にしているから、対象業者は20社ぐらいあるという調べをしておるという答弁がありました。市長は、新庁舎建設についてコスト削減をし、適正な競争を図っていきたいと言われていたが、結果としてはそうならなかった。そうならなかったのは入札の公示の条件ではないか。市内業者が子会社として受け入れを認めなかったら、庄原市外に本店を持つ県内の業者は入って来ようがない。市内業者ですることに異議はないが、落札率に大きな問題があると思うが、意見を聞きたいという質疑がありました。適正な競争を求めて正規なルールにのっとり入札を実施した。言われるのはあくまでも結果であり、仕組みについてもくろみを持ってやったわけではない。落札率はいつも問題になるが、設計そのものはそのときの実勢情勢等々により設計者が適正に積算している。落札率が低ければよいというものでもないと思っている。また、この落札率がおかしいという議論は結果であり、我々は落札率をコントロールできるものではないと理事者からの答弁がなされました。予定価格と最低限価格を公表しているので、適正価格で入札することは可能だ。しかし1社しかないということになれば、競争の必要がないから落札率が高くなる。そういうことになるのではないかという質疑がありました。理事者からは、資材が高騰している中で業者も営業に来られなくなり、応札がないのではないかと心配をいたした。その中でたまたま1社しか応札がなかったということであったという答弁でありました。国保会館の例を出されたが、今回の結果を受けて市長はどう思うかという質疑がありました。またこの落札方式をどう考えるのかという質疑もありました。答弁は、これほど物価が高騰しなければ期待したかもしれない。国保会館の例を引いたのは、こういうこともあるので期待できるのではないかという期待感を持って言ったものであります。その都度都度一生懸命行政として市民の皆さんに迷惑をかけないようにやって期待される庁舎建設をめざす気持ちで頑張っていきたいという答弁でした。大規模工事と一般的な工事の取り扱いは違うが、一般的な工事は来年から市内限定での地域を取り払った一般競争入札という方向でやる。大規模事業については総合落札方式への移行という形で今後やっていくべきと考えているという答弁もありました。また市民感情から言えば、もっと安くなるのではないかという思いがあると思う。そういう意味では市民に対して説明責任を果たし、今後の市政でうまくやっていくことに最大限注意を払っていただきたい。そういう意見も出されております。理事者からは、今までいろいろと経費節減に一生懸命取り組んでおり、その姿勢は今後も変わらない。その姿勢にご理解いただきたいとの答弁がなされております。それでは委員会における採決の結果を申し上げます。採決は、賛成多数により
原案可決と決した次第であります。以上、
総務地域振興常任委員会委員長報告を終わります。
○
八谷文策議長 ただいまの
委員長報告に質疑があれば許します。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 宇江田議員。
◆21番(
宇江田豊彦議員) 総務委員長にお伺いをいたします。若干、報告の中で触れられましたけど、入札条件の設定の問題であります。今回の入札条件によると、最高でも5社しか入札することができない仕組みになっていると。その中で適正な競争が行われるかどうかという評価について、もっとその他多くの業者が参入をできるような条件を設定すべきではなかったのかというふうな議論はあったのかなかったのか、その点についてお伺いをしたいと思います。
○
八谷文策議長 答弁。小谷委員長。
◆20番(
小谷鶴義議員) 隣同士というのもなかなか難しいんでございますが、そういうことは大いにありました。しかし、入札に関しては既に執行者の方で決められた範囲でやられたので、これを委員会としては変更も、あるいはまた議論の対象として採決の理由にされるというような部分ではなかった。確かにそういう点では指名競争入札の方がよかったんではないかというような意見もありましたが、いったんこれを決めたということなので、特別にこの部分が議題として大きく取り上げられた部分ではなかったというふうに思っております。
○
八谷文策議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 これより討論に入ります。討論ありませんか。はじめに原案に反対の討論を許します。 〔「33番、反対です」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 はい。松浦議員。 〔33番 松浦昇議員 登壇〕
◆33番(松浦昇議員) 日本共産党の松浦です。ただいま提案されています議案第176号、庁舎建設
工事請負契約について反対の立場から討論を申し上げます。まず第1点は、市民の庁舎建設について合意が得られているのかどうか、こういう点から見た場合、まず建設について市民の思いは今まだ2分しています。財政難の中での建設に疑問を投げかける。特に周辺部の市民の声は消えていません。もう1つは、3年前、私が市議選に立候補したとき、大型工事、特に合併協では庁舎、有線テレビ、これがあわせて100億円近い工事だということで、共産党が行った口和選挙区でのアンケート調査では、見直し、反対が9割台であったことがあります。こういう点で市民の多数の合意が得られない財政難の中での建設工事はやるべきでないという立場で、まず第1点が反対の理由であります。もう1つの点は、市議選の立候補の際、私はアンケート調査の結果等に基づいて議員になったら大型工事、庁舎や有線テレビの建設については抑制をする立場で活動することを公約をして当選をさせていただきました。大型工事を抑えて、市民の福祉の増進、教育、産業振興を進める市政実現に取り組むとの公約との関係であります。3年経った今日の庄原市の財政状況、そして市民の福祉の増進や暮らし守れの要求は、3年前に比較してさらに厳しく、強くなっていると認識をしているところです。この2つの理由で反対をいたします。課題として今も質疑の中でありましたが、一般競争入札としてこの庁舎建設における方法が機能したとは言い難い点を指摘をせざるを得ません。2つ目にはJVで組む相手方、3割以上の相手方は、庄原市内の業者という条件がついた件であります。確かに執行者が言われるように、市内の公共事業を行うことによって地元の業者が落札をすることは地域の活性化になるという点では私も異議はありません。しかし、本来の一般競争入札として機能しなかったという点では、やっぱり十二分に市民に対する説明責任がいるのではないかと思うところです。そしてやはり市内の5社とJVを組むといったことが今、宇江田議員からも指摘があったように、やはり数が多くても5社しか参加しない入札になるという結果は初めからわかっていたことで、同時に市内の5社で見れば誰がどういう業者と組むというのは推察できる状況にあった。だから競争もせずにですね、いろんな予定価格を形成する諸条件の中で一番応札業者が利益を得やすい額に決まっていったんではないか、このように思うわけであります。これは反対の理由とはしませんが、今後庄原市は建設事業についてはすべて一般競争入札とし、全区を1区としてやるという方針を立てられていますが、私は特に周辺部の小さい業者等の問題についてはですね、さらなる検討がいるのではないかということを指摘をして反対討論といたします。
○
八谷文策議長 次に原案に賛成の討論を許します。市川議員。 〔18番
市川基矩議員 登壇〕
◆18番(
市川基矩議員) 私は、議案第176号、
工事請負契約の締結についての賛成討論をいたします。この工事は、新庁舎新築工事は、総合評価落札方式による条件付一般競争入札方式によるものでございました。この方法は、事前に議会にも説明された方法であり、説明どおりに公募して行われたもので、結果的に庄原の2社がJVを組んで、1社の、こうなった結果でございます。その手続き上は何らこの不正もないわけで、合法的なものでありました。先ほど
委員長報告にもございましたように、最近の情勢、特に鉄骨の値上がり、あるいは石油の値上がり、生産資材一般にこの大変厳しい条件が整っております。そういう中で議会も建設費の削減というのも決議をした次第でございます。結果的に先ほど
委員長報告のとおり、1億円の設計価格の低下になり、この落札率が非常に高くなったということではないかと私は思っております。このことは最近、庄原市だけでなしに各地でこういう現象が起きております。それと一般的にこうした建築物を建てるのは、車やトラクターやら農機具を買うのとは私は少し違った感覚を持っております。一度建ったらこれは40年、50年と毎日この庁舎は使うものでございます。安ければすべてよいという考え方は持っておりません。私も建築の経験がございますが、やはりどのいろいろ相談をしてみても、やはり安ければいいもんじゃないと。結果的に安いもので安物買いの銭失いがあるんだという話もたくさん私は聞いております。そういうことでこの落札率が非常に高かったということもあるわけなんですが、この結果は、私は認めていかなければいけないと思います。またこの庁舎建設におきましては、この合併以来、特別委員会を立ち上げて、本当に慎重に議論をしてきたところでございます。そして皆さんおわかりのとおり、今日に至ってこの本庁舎の造成も終わっております。今、一番有利な特例債を使われる時期に、この庁舎を建てるチャンスでございます。もう時間的なリミットもきております。そういう意味で議員の皆様、懸命なる判断により賛同をいただきますようお願いをいたしまして、私の賛成討論とさせていただきます。
○
八谷文策議長 他に討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第176号を採決します。お諮りします。本案について委員長の報告は、
原案可決であります。本案は、これを委員長の報告のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって議案第176号は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△日程第14 議案第178号 平成19年度庄原市
一般会計補正予算(第3号)
△日程第15 議案第179号 平成19年度庄原市
住宅資金特別会計補正予算(第2号)
△日程第16 議案第180号 平成19年度庄原市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第17 議案第181号 平成19年度庄原市
国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第2号)
△日程第18 議案第182号 平成19年度庄原市
老人保健特別会計補正予算(第1号)
△日程第19 議案第183号 平成19年度庄原市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第20 議案第184号 平成19年度庄原市
介護保険サービス事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第21 議案第185号 平成19年度庄原市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第22 議案第186号 平成19年度庄原市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第23 議案第187号 平成19年度庄原市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第24 議案第188号 平成19年度庄原市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
△日程第25 議案第189号 平成19年度庄原市
工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)
△日程第26 議案第190号 平成19年度庄原市
水道事業会計補正予算(第2号)
△日程第27 議案第191号 平成19年度庄原市
国民健康保険病院事業会計補正予算(第2号)
△日程第28 議案第192号 平成19年度庄原市比和財産区
特別会計補正予算(第1号)
○
八谷文策議長 日程第14、議案第178号、平成19年度庄原市
一般会計補正予算から、日程第28、議案第192号、平成19年度庄原市比和財産区
特別会計補正予算までを一括議題とします。 議題の各案については、既に説明が終わっておりますので、これより質疑を行います。質疑ありませんか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 小谷議員。
◆20番(
小谷鶴義議員) 補正予算のお尋ねをいたします。待ってくださいよ。一般会計の補正予算で49ページ、治山事業費の中で小規模崩壊地復旧事業が3,100万減額になっておりますが、この内容をちょっと教えてください。それからちょっと探しているからちょっと。今いいです。
○
八谷文策議長 答弁。
環境建設部長。
◎畠田憲一
環境建設部長 49ページの工事請負が3,076万5,000円減額しております。これは、当初見込んでおりました小規模崩壊地復旧事業19カ所、一応見込んでおりましたけれども、県の予算措置といたしまして、8カ所減の11カ所になったということでございまして、県費補助によって復旧するわけですけども、8カ所の減になったということで補正をお願いしておるものでございます。
○
八谷文策議長 小谷議員。
◆20番(
小谷鶴義議員) 今の答弁は、県からそういうふうに言われてこっちから申請したものが許可にならんかったという判断をすればいいんですか。3回しかできんのんで、ちょっとそれはそれで。 それから43ページの、これは何だ。農業振興費。中核的担い手農家の育成事業が232万6,000円の減額にしている。この中核的担い手農家の育成というのは、ここが減額されるようでは中核的な農家が、担い手が育っておらんという判断ができるんですが、この減額という意味合いを教えてください。 それからですね、商工関係で49ページ、商工振興資金融資関係事業というのが、3,600万が出ておりますが、この意味合いというのは、内容が私ちょっとわからんのですが、貸付金が増えていくということのあり方というのはどういうことなのかというのをちょっと説明してみてください。
○
八谷文策議長 環境建設部長。
◎畠田憲一
環境建設部長 県からまいりますのは、トータルの予算でまいります。したがいまして当初県の方へ要望した額がその予定どおり、庄原市が当初計画した予定どおりの金額が来なかったということでございまして、箇所につきましては、後はいろいろ緊急度と言いますか、市の方で振り分けておるという状況でございます。
○
八谷文策議長 農林振興課長。
◎
小笠原洋行農林振興課長 はい。中核的担い手農家の育成事業について12月で減額補正ということであるけれども、これでは本来の中核農家の育成につながらないのではないかというご質問でございます。中核的担い手農家の育成事業につきましては、農用地利用集積促進事業補助金という形で利用権設定を6年以上設定をされた農家について、設定面積が2ヘクタールを超えた部分について補助金を交付しておるということであります。今回、更新時期を迎えられて10年なり6年の更新時期を迎えた農家の方が、設定されたときには10年前に設定されたので若かったわけでありますけれども、今回非常に歳を取られて10年歳を取られたということで、今後ですね、引き続き6年以上の設定が難しくなったということで、減額をさせていただいておるものでございます。
○
八谷文策議長 商工観光課長。
◎岡野茂
商工観光課長 中小企業融資制度というのがございまして、庄原市が一定の金額を、預託をそれぞれの銀行へさせていただきます。で、その預託した額の3倍をですね、中小企業が借りられるという制度でございます。融資の期間は5年以内、それから7年以内。それから融資の利率は3年以内であれば2.3、5年以内であれば2.4、7年以内であれば2.4ということで、広銀、それからみどり信金庄原支店、東城支店、それから西城支店、口和支店、高野支店、比和支店ということで融資をしております。で、その融資の中身ですが、設備投資、それから運転資金ということになっておりまして、この融資の実態は運転資金がほとんどでございます。で、平成19年度の10月末現在の融資の申し込みが1億1,080万ございまして、市からの預託予定額が3,725万7,000円ということで予定をしております。中身的には28の業者から運転資金が27件、それから設備投資関係が1件という中身になっております。ということで今年度のこの融資につきましては最近利用が増加をしておりまして、今回その利用増に対応して補正をさせていただくという中身でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 小谷議員。
◆20番(
小谷鶴義議員) 今の商工観光課の課長の話がありましたように、非常に私はこの状態を見ると景気というのは、庄原市を取り巻くそういう環境の景気というのは非常に後退しているんではないかと。そこらあたりを今後、いろいろ市としてこういう制度を使ってされるというのは非常に喜ばしいことなんですが、今後景気回復に市の中の業者に対してもっと行政とも話し合って、次なる手を打っていただきということを要望いたします。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 西村議員。
◆11番(西村和正議員) 一般会計の補正予算とですね、59ページのですね、非常備消防費900万余まり。これは、防寒服を何か購入予定だったんだが、補助金がなくなったのでどうのというような説明を受けましたが、今後についてですね、来年度はまた一般財源で購入予定があるのかどうか。そこら辺のところをお聞かせいただきたいと思います。
○
八谷文策議長 答弁。総務課長。
◎堀江勝総務課長 今年度は、公務災害補償等の基金の補助枠に入らなかったということで、やむなく減額をさせていただきましたけども、来年度もその予定で予算を要求をさせていただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。
○
八谷文策議長 和田議員。
◆26番(和田満福議員) 1、2点ちょっと聞いてみたいというふうに思いますが、議案178号、一般会計の部分で53ページになろうかと思いますが、1点、道路新設改良事業単独という中で1億1,242万8,000円という減額補正というふうになされておりますが、この部分におきましてですね、1市6町合併したわけでございますが、ある意味ですね、その旧町村におきましてはいろいろと思いもあってですね、東城町の部分を申し上げることはございませんが、東城町部分におきましては3年間経ってみますと非常に道路網の悪い部分が大変多いという中で、本年度でしたかね、5本の道路ですね、前倒ししていただいた事実がございます。そうした中でこの減額補正に関するどういった部分がどうであったのかという部分。他町村におきましてはですね、どの路線とか言われてもですね、よくわかりませんので、どの程度あるのかというのと東城町の部分におきましては、実際部分を申し上げていただければですね、あの路線だなということもよくわかりますので、東城町部分におきましてはですね、はっきり申し上げてほしいというふうに思いますし、それとですね、副市長さんもですね、国交省から来られたですね、ある意味トップセールスマンであろうというふうな思いを持っておりますので、運用につきましてはですね、いろいろと単独でなしに県補助金、国の補助がついた交付金ですか、ついた部分をですね、どしどしと入れていただくような、そのためにも僕は期待を持っておりますので、そういった部分におきましてもですね、この部分には来年度から交付金事業を入れるという部分がもしですね、ありましたらですね、そういったところをお聞かせ願いたいというふうに思っていますし、もう1点ですね、これは補正予算等々には余り関係ないかというふうに思いますが、10ページ、11ページにですね、教職員住宅の使用料という部分の2万4,000円という部分が入っておりますが、教職員住宅がですね、各地域におきますとですね、非常に使っていない。本当にどういうんでしょうか、空家状況、過疎に過疎をですね、輪をかけるような状況が今見えているように思われるわけなんですが、この教職員住宅のですね、今後の利用をどういうふうにされるのかというところをですね、お聞かせ願えればというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○
八谷文策議長 環境建設部長。
◎畠田憲一
環境建設部長 道路新設改良費の中で単独部分でございます、35ページにございます。トータル的には1億1,200万少々の減額でございますが、主にはこの中で15節の工事請負費9,459万7,000円。これが一番大きいわけでございます。この道路新設改良費につきましては一般単独費。これは起債対応となるわけですが、これが25路線ございます。さらに19年度がですね、あと地方道路整備臨時交付金、これは国の補助をいただいてある。それから道整備交付金。この3つの事業を資本によってやっております。特にこの一般単独費につきまして、先ほど申し上げましたような路線が25路線ございますけども、予定しておりました。この中でですね、一応、大半の路線がそれなりに事業着手をしておるわけですけども、ただし4路線はですね、再度検討した結果、工法検討をする必要がある路線等々がありまして、これにつきまして若干工法検討等を行うために工事費を減額をするという部分がございます。また土質調査を再度やり直して工法決定しなきゃいかん路線もございます。そういった部分がございまして、この4路線だけで約7,500万程度の工事費を調査費に回したりですね、減額をしたりということもやっております。その目的は、やはり1つには事業費の縮減というのが1つございまして、再度これは既にもうずっと以前に設計をされておった路線でございますけども、再度検討をしておるという路線がございまして、これはかなり大きな荷をしとるということでございます。あと東城支所の管内で申し上げますと、平成19年度は4路線ございます。大半が、3路線につきましては、用地測量、測量設計でございまして、今年度工事の予定はございませんが、路線名で申し上げますと天神線がございます。これは工事までを当初は予定をしておりましたけれども、測量設計を地元設計協議等の段階でですね、若干不測の日数を要しておるということでございまして、これは翌年度で工事をお願いしたいというふうに考えております。それでもう1つは、できるだけその国の制度を使ってということでございまして、できれば地方道路特定の臨時交付金制度あたりをですね、これは10分の5.5の補助率でございます。できればそういったものに乗せかえていきたいという路線もございます。したがいまして若干そういったその乗せかえるためにですね、その若干先送りさせていただく路線もその中には含まれております。平成21年度ではですね、できるだけそういった臨時交付金制度へ乗せかえていける路線が若干ありますんで、そういった路線も今度は21年度からのですね、新しいパッケージの中へ組み込んでですね、できるだけそういった補助対応ができるようにですね、ことも考えながら現在やっておるところでございます。できるだけそういう意味で道整備交付金にいたしましても平成17年から21年までのパッケージもございます。またそれも見直しの時期にはできるだけ単独の改良からそちらの方へ乗りかえていきたいというふうなことを考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○
八谷文策議長 はい。
教育総務課長。副市長。江角副市長。
◎江角忠也副市長 先ほど来年度の公共事業も含めまして、今度の補助制度等を活用する中で交付金等も含めてですね、そういったものをできるだけいろいろな状況の中で活用していきたいということでございますけど、まず国、それから県の財政状況は議員の皆様方もご存じのように公共事業、来年度の予算編成、今まさに行われておる最中でございますが、来年度も継続的に3%前後の削減ということでものごとが動いておる中で、県においてはなお一層財政状況厳しい中で来年度からの事業を絞っていくというふうな形の話も出ております。ただ。そういった中におきましても、市長も常々要望活動等で庄原市のこの広い地域においては道路というのは非常に重要な産業を支える、生活を支える上でも重要だということを常々県なりに要望しておりますし、そういったことも踏まえまして特に庄原から各旧町につながる主要な幹線道路でありますとか、または市の中の主要な路線、特に市道としての幹線的な機能を持つ路線、そういったものをやはりある程度優先的な順序をつけながらですね、やっていくということが非常に重要になってくるのかなと思っております。それで特に先ほど減額の話が出ましたけども、部長の方からもご説明がありましたコスト縮減という形で減額しておりますけども、今後はこの縮減した部分をできるだけ延長を伸ばせるような形でですね、実行性のある形で執行することがやはりより効果を発揮することだというふうに思っておりますんで、その予算の中でできるだけ効果がでるような形、そういうふうなものを今後の事業執行においては図っていきたいというふうに思っております。それから特に旧東城におきましては314号の問題がございます。あそこにおきましては、県の方も今後もしっかりと事業を進めていくということを要望の中でも回答いただいておりますんで、そういった意味では十分に県の方へも働きかけをしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○
八谷文策議長 教育総務課長。
◎松木茂穂
教育総務課長 はい、失礼まします。教員住宅の今後のあり方についてのご質問でございますが、確かに教員が数年間入っていないような住宅もございます。今後は、教員が入居される可能性のある住宅は残すとしまして、その他の、その他と言いますか、長年空いている住宅につきましては、普通財産にして売り払い、あるいは貸し付けというふうな方向で検討をしております。ご理解をいただきたいと思います。
○
八谷文策議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 和田議員。
◆26番(和田満福議員) 副市長におかれましてはですね、懇切丁寧な、続にいう1メートルでも伸びた方がいいという部分でですね、ご協力の方をお願いしたいというふうに思いますし、この間はああいうたんじゃが、そがにぃいかんかったというようなことにならんように1つよろしくお願い申し上げておきたいというふうに思います。それとですね、ただ1点ですね、これどうこうないんですけどね、要するに工事費ですよね、9千何百万。要するにこういった部分、組み替えをしてでもですね、ある程度路線のはっきりしたところはですね、前倒しをしてでもですね、少しでも工事をしていただきたいというふうな思いがあったためにですね、質問したわけなんですけど、そういったものの考え方がなかったのかというところをですね、それは理事者として組み替えは無理というふうな部分もあるかもわかりませんけど、でもどの路線におきましてもですね、5本の前倒し路線をしていただきましたが重要な路線であるというふうに思っておりますし、一刻でも早くしてほしいというふうに思っておるんですが、そういった組み替えをしてでも、少しでもですね、前に前にというふうな思いがなかったのかという部分だけ、お聞かせ願えればというふうに思います。
○
八谷文策議長 環境建設部長。
◎畠田憲一
環境建設部長 言われることは十分と言いますか、よくわかるわけでございますが、基本的にはですね、道整備交付金なり、臨時交付金なり、これは国の補助事業になっておりますんで、その例えば入札減によりまして大きく予算が余った、返すということにはならないと。最終年度であれば当然そういうことになりますけども、まだ継続事業であればできるだけ路線延長に入札減等につきましてはですね、充当していこうという考え方を持っておりますが、しかし単独事業につきましてはですね、やはり基本的には当初計画をした工事区間、これでいこうというのを基本的には持っておりまして、したがいまして大幅なその入札減ができたからじゃ、ずんずんずんずん伸ばせばいいと、単純にそういうもんではいかんだろうというふうに我々は思っております。したがいまして当初の計画をそういうことでありましてですね、十分に検討をしてですね、いく必要があろうかと。で、暗にその入札減がよけい余ったから次をということはですね、単独事業につきましてはかなりその財政的な負担が伴いますし、それはご理解をいただきたいというふうには思っております。
○
八谷文策議長 他にありませんか。藤山議員。
◆14番(藤山明春議員) 43ページ、4目の畜産振興費の和牛振興対策事業の補助金、ここをもう少し詳しくお知らせ願いたいと思います。 それからその下の5目水田農業構造改革対策費の広島米づくり推進対策事業、これは直播きとか、あるいはコーティングとか言われたんですけども、これから研究をされるのか。この辺も詳しくお知らせ願いたいと思います。この2点です。
○
八谷文策議長 農林振興課長。
◎
小笠原洋行農林振興課長 はい。議員ご質問の43ページ、和牛振興対策事業の288万4,000円の増額の内容でございます。これにつきましては、農業自立振興プロジェクトに基づきまして、現在、共同飼育を推進をしております。当初平成19年度1地域を、1共同飼育を予定しておりましたけれども、その後追加希望がございまして、本年度2地域において共同飼育を行うということになりましたので、畜舎の建設等にかかる不足分を今回、増額補正をさせていただいておるものでございます。 続きまして同じ43ページで水田農業構造改革対策事業の227万円の減額を行っております。これにつきましては、議員ご案内のとおり、平成19年度から米の生産調整の配分が農協の方へ。 〔「その下」と呼ぶ者あり〕
◎
小笠原洋行農林振興課長 すいません。はい、失礼しました。その下、広島米づくり推進対策事業でございます。これは県の補助金制度がございます。これにつきましては、低コスト米をつくるということで集落農場型農業生産法人が、例えば米の今は稚苗、中苗を田植え機で植えておりますけれども、これを直播きに変えられる。その直播きをするために必要な機器導入について今回、県の補助対象になったということで、こういう補助金として計上させていただいておるものでございます。
○
八谷文策議長 はい、藤山議員。
◆14番(藤山明春議員) はい。今の2地域と言われましたが、共同飼育のあれ。それはどことどこかいうのをお知らせ願いたいと思います。
○
八谷文策議長 答弁。
農林振興課長。
◎
小笠原洋行農林振興課長 具体的には東城地域が1カ所と口和地域が1カ所ということでございます。東城地域につきましては、これは5戸以上の共同飼育。口和につきまして、農業生産法人による共同飼育ということでございます。
○
八谷文策議長 松浦議員。
◆33番(松浦昇議員) はい。市長にお伺いいたします。今、市民生活はですね、非常に困窮しておると言いますか、特に高齢者、ひとり暮らし、二人暮し、低所得層等にはですね、非常に暮らしにくい世の中になっています。今年は雪がですね、どうなるかということはわかりませんが、国の施策としても全国的に特に豪雪地域においては、福祉灯油のですね、対策について12月補正では計上している自治体が、これは共産党の調べですが、約150市町村ぐらいですね、補正を組んだというのが報道を赤旗がしておりました。当庄原市においてもですね、やはり高冷地を含むわけですからそういう論議がですね、この12月補正計上においてされたのかどうか。例えば民生委員さん等を通してですね、そういう状況がどうなのか。把握事務等に取り組まれたのかどうか。それから国の費用がですね、特別交付税でやった場合には手立てをするということがあるわけですが、これが庄原市がそういう当該地域に該当するのかどうか。こういう取り組みをですね、された経緯があるのかどうか。この点についてお伺いをいたします。
○
八谷文策議長 答弁。
社会福祉課長。
◎大庭俊造
社会福祉課長 昨今の灯油の高騰を受けた、そういう全国的な豪雪地帯における灯油等の補助制度につきましてですが、当市の場合、特にそういったご要望等もございませんし、まだそういった東北、北海道のような豪雪地帯でもないということで、特段このたびの補正の段階では検討はいたしておりません。
○
八谷文策議長 松浦議員。
◆33番(松浦昇議員) 議長。冷たい市政とは言いませんが、要望がなかったら構わないという姿勢はどうかなと。特に弱い立場の人というのは、要求型でないんですよね。なかなか自分の自己責任として、言いたいことも我慢をされて、しのぐと言われるのがひとり暮らし、二人暮し。所得が少ない人はですね、所得が少ないのも自分のせいだと、このように考える方が多いわけです。やっぱり全体的を見てですね、こういう時期にどういう施策が必要なのかということはですね、担当課なり関係する諸機関がですね、やっぱりそういう事情を把握して、若干でもやはり温かい正月を迎えてほしい。こういう姿勢を示すのが行政のあり方ではないかと常日頃私は考えています。例えば北海道の豪雪地域ではですね、大体500リットルをめどに、私もガソリンスタンドで聞いたんですが、昨年と比較して灯油の場合1リッターで20円高くなっています。こういう状況でですね、大体25缶ぐらいに対して大体値上げが1万円。それを自治体が5,000円補助をしているというのが報道されていました。雪が降らなくてですね、暖かい冬になればいいんですが、やっぱりそこの優しさというんですか。げんきでやすらぎのあるまちをつくろうという、このテーマに基づいてもですね、行政が積極的に願いをくみ上げる。こういう姿勢が今、私は非常に求められているんではないか。合併前のわが町ではですね、生活保護世帯については定額で正月前には援助をしていました。これもささやかですが、そういった行政は福祉の増進というのが大きなテーマです。こういう多額な金、200万、300万あればですね、私はそういった対応ができるのではないかと思っておるんで、今後やはり状況を見ながらですね、頑張る職員の給与も若干元に戻すような手立てもですね、我々の期末手当についても人勧に沿った改正を当議会ではやったわけですから、そういう状況を見ながらやっぱり一番手を差しのべるべき階層にはですね、目を向けた市政運営をされることを強く求めてですね、ぜひ市長の答弁をいただきたいと思います。
○
八谷文策議長 答弁。市長。
◎滝口季彦市長 ただいま松浦議員がご指摘のとおりでございまして、いわゆる暮らしを、物価高が暮らしを直撃しているということは、私自身も認識しております。ただこの問題はですね、例えば原油価格の高騰がですね、一過性のものであるか、今後もずっと継続するものであるかというのはですね、この短期間ではちょっと判断できかねることがございますんで、そういった推移を見ながらですね、今後は適切なる施策を打っていきたいというふうに思います。ご理解を賜りたいと思います。
◆33番(松浦昇議員) 終わります。
○
八谷文策議長 横山議員。
◆27番(横山邦和議員) はい。
一般会計補正予算の43ページの農業外企業参入促進事業。大体うっすらわかっておるわけなんですが、姿勢としてですね、私どもも農業に携わっておりますし、若い人もいろいろ〔聞き取り不能〕。
○
八谷文策議長 スイッチをいれてください。
◆27番(横山邦和議員) なかなかどう言いますか、実際農業をやっていた人、これから農業をやろうとする人にとって具体的な県の施策も何もないというようなことをよく耳にしますし、私自身も感じております。そういった中で具体的に言いまして、門脇議員の人脈によって大島造船あたりとですね、いろいろな勉強させていただいたり、刺激を受けたりというような中で今後の農業を展開していこうかというようなことを今考えておりますが、市の方針として今後はこういった農業外の企業を頼りに市の農業の展望をこう開いていくのか、どうなのかというような基本的な部分についてどうお考えになっておるかということについてですね、まず聞かせていただきたいなというふうに思います。 それともう1点。先ほどの松浦議員のおっしゃったことにも通ずるかと思いますが、具体的にですね、私どもの地域に生活バスを合併に伴って市の方でいろいろ構えていただきましたけれども、何ら恩恵の受けられない地域がございます。非常に先般も地域の方が2、3名来られまして、実情を訴えられましたが、とにかく道路が狭いんだからどうしょうもないと。入らんのじゃというようなことでですね、もう投げられておると。その地域の状況というのは、若い人が今40歳代の夫婦が1組おりますが、どちらも兼業で勤めておるというようなことで、本当に後はもう70歳以上の人たちばかりの地域で、限界集落の本当に代表的な地域かなというふうに思いますが、通院するにしましても何しましても自分でも運転ができない。人も来てくれるのを嫌がるというようなですね。中を通っておりますのは、一番ランクは下でしょうが、県道備後八幡内堀停車場線というのが通っておりますが。
○
八谷文策議長 議案に戻してください。
◆27番(横山邦和議員) 入口の方でストップしておるわけですよね。だから本当に困っておられる。というようなことがあります。そこらあたりはどういうふうに今後、温かい目を向けてあげてほしいということを申し上げたいと思います。 それともう1点。市民病院の関係で、所管しております関係で非常に気になっておりますが、コンサルを早期に導入するんだというような固い決意でありましたが、未だ具体的な姿が見えてこない。この点についての状況と考え方についてお聞かせをいただきたいと思います。
○
八谷文策議長 答弁。
地域振興部長。
◎中本淳
地域振興部長 横山議員のご質問の1点目でございます。今後の農業振興に対する基本的な考え方ということだと思いますけれども、先の一般質問の答弁の中でも述べておりますけれども、農業振興の基本的な考え方として集落法人とか、あるいは中核的担い手、それから新規就農者、あるいは農業外企業参入も含めてですね、多様な担い手によってやはり農業を振興していく必要があるし、またそれによって荒廃する耕作放棄地等に対する対策にもなろうというふうなことを基本的に考えております。したがいまして今補正予算で計上いたしておりますのは、農業外企業に対する県の補助制度と市の上乗せ、あわせて9分の3を、3分の1を助成するというものでございますけれども、来年度の新たな施策としては、頑張る農業支援事業ということで、農業振興プロジェクトに掲げております市民の所得10%アップというふうなことも含めて、新たに稲作から園芸作物への転換を図る人、そういった多様な担い手を含めた対策を考えております。以上でございます。もう1点補足いたしますと、今回の制度は、県の制度は農業外企業ということでございますが、実態とすれば議員もご承知のように地域の農業者を含めた地域ぐるみの取り組みであるということを申し沿えておきたいと思います。以上でございます。
○
八谷文策議長 市民生活部長。
◎名越千幸
市民生活部長 2点目の生活交通バスの関係でございます。非常に不便を見ているところがあるがどうかというご質問だったろうかと思いますけども、先般来からるる説明申し上げておりますように、この生活交通につきましては生活交通再編計画ということで現在、アンケート調査、それから市場調査等をする中で具体策、その辺の方向性について計画書をまとめているところでございます。来年につきましてこの計画を実施計画という形の中で、この庄原市全体の再編計画、実施計画を行ってまいるということにしております。そうした中で庄原市全体の交通体系をどうするかということで、その辺を、方向性をお示しさせていただきたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
○
八谷文策議長 ただいまの件につきましては、補正予算と関係ないので、これ以上議論しないようにお願いします。それでは
西城市民病院事務長。
◎定木丈宜
西城市民病院事務長 はい。経営コンサルの導入についての状況と考え方についてのご質問でございますが、12月の上旬にはコンサルを決定したいというふうに教育民生
常任委員会の中では申しておりましたが、その後コンサルの選定、あるいは日程調整等に少し調整の時間がとりまして、現在3社の中から提案書等が出てきております。今月末にはそこの業者の決定をしていきたいというふうに考えております。
○
八谷文策議長 他にございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〔挙手あり〕
○
八谷文策議長 秋山議員。
◆13番(秋山愿議員) 議長。1点ほどお聞きいたしたいと思います。一般会計の5ページでございますが、ここに地方債の補正が載っております。これは、他の特別会計の地方債も補正があるわけでございますが、ここの中で利率のところがございます。年5%以内(ただし利率見直し方式で借り入れる資金について利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率)でございます。で、このことからただいま政府資金等で借っておりますが、過疎等も財務局の運用部資金を借っておると思いますが現在、利率はいくらで借っておるのか。一番近いのがございません。資金がうまい具合使われなかった場合は、前年度の率かもわかりませんが、現在の利率はいくらなのかという点と、もう1点、括弧書でありました。ただし、利率見直し方式で借り入れる資金について、利率の見直しを行った後においては、当該見直し後の利率というのは、5%を超えることのときはどういうことが想定されるのか。借り換えをするとか、7%で借りていたものを借り換えをして5%以上で借りるとかいうことを考えるのかどうか。この2点についてお尋ねをいたします。
○
八谷文策議長 答弁。財政課長。
◎矢吹有司財政課長 起債の利率の減でございますが、現在ちょうど借り入れる時期でちょうどございませんので、具体な数字が正確に申し上げられませんが、2%余りという状況であります。 それからここの利率の表現でございますが、年5%以内で借りるという利率の表示でございまして、ただし書きにつきましては、見直しの利率変のあるものと固定のものとあって、見直しの場合については再度見直しが出てくるということのものでありまして、5%を超えるとか、超えないとかいうことじゃ全く意味合いは違いまして、全体として5%以内で借りるということで。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 秋山議員。
◆13番(秋山愿議員) ただいま答弁をいただきましたが、2%前後ということでございます。先ほどの
商工観光課長さんの方も資金を借りたときも2.3%ぐらいのことを言っておられましたが、大体5%以内ということであれば議会で議決するわけですが、いかに言うても金利が下がっておる段階で、当初予算から5%以内で借りるわけで、これを変更なしでずっと予算書をつくるときにですね、検討をしてみていただけばというふうに思うわけです。この補正予算では補正前と同じということでございますが、この補正予算に対しては賛同いたしますが、新年度予算をつくるのが来年の2月、3月ですが、印刷するときに検討をされてはどうでしょうかということで、質疑をさせていただいております。ちょうど矢吹財政課長さんは総領の出身でございますんで、こういうことを聞くのはどうかと思いますけれども、1つ、考え方をよろしくお願いいたします。
○
八谷文策議長 答弁。財政課長。
◎矢吹有司財政課長 はい。以前はですね、それぞれありますが、7%というような表示もしておりましたが、若干それ以降は5%まで考え方を変えております。実際の利率というのは、先ほども申し上げました2%台でございますので、新年度予算につきましては若干検討いたしておきます。
○
八谷文策議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 早瀬議員。
◆19番(
早瀬孝示議員) 国保特別会計についてお尋ねいたします。今回、補正額のほとんどが医療給付費ということで、医療費が大変伸びたということが補正の主要な原因だろうと思いますが、我々の認識では医療費は大体安定しておるということでおりましたので、今回特に伸びたように感じております。そこらの原因がどうかということについてお尋ねしたいと思います。これは、次にあります老人保険特別会計についても一応に医療費が伸びたいということで、補正のほとんどがその医療費関係でございます。現状とそれからこれからの対応についてどのように考えておられるのかということについてお尋ねいたします。
○
八谷文策議長 答弁。
保健医療課長。
◎大原直樹
保健医療課長 はい。それではお答え申し上げます。今回、医療給付費が増えたということで、これは18年に診療報酬改定で平均3.16%のマイナスの改定が行われたわけですが、やはりその2年後となりまして、今1件当たりの医療費がそれぞれ件数、人員等が減少しておりますが、1件当たりの費用額が増えているというような状況があります。それとあわせて高額な医療、特に癌とか動脈瘤の治療とか、1件当たり500万、さらには400万を超す件数もかなり増えてきているということで、そのようなものの高額医療費の伸び。これは老人医療も同様の状況でございます。国保の方で言いますと、1人当たりの医療費が18年度と比べて2万1,000円余り今、増えているというような状況の中で、今回、補正をお願いさせていただいたものでございます。市としましては、医療の適正化ということで、5月等医療分析等も行っております。そうした状況を見ながら適正な執行に努めてまいりたいと思っております。
○
八谷文策議長 他にありますか。早瀬議員。
◆19番(
早瀬孝示議員) はい。もうちょっとお尋ねしたいと思うんですが、ただいまの説明では今年は突発的に高額医療があったということで、傾向としてすれば医療費の改定等による原因で、特に有病率が上がったという認識ではないというような答弁だったように思いますが、大体そのような認識で結構なんですか。
○
八谷文策議長 答弁。
保健医療課長。
◎大原直樹
保健医療課長 はい。ですから先ほど申しました高額の部分は、確かに件数はかなりあったと。それと医療費自体につきましても、先ほど1件当たりの医療費は増えていると。いわゆるよく言われるんですが、診療報酬改定をした年にはある程度診療報酬は下がるわけ。医療費給付費は下がりますが、若干その次年度という形になると伸びてくるということで、実際国保の方でも70歳以上の方で言いますと、1人当たり当初は40万1,000円余りでしたが、46万円という形で、1件当たりの医療費は増えることで給付費が伸びているという状況になっております。
○
八谷文策議長 他にありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。議題の各案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより採決を行います。まず議案第178号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって議案第178号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第179号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第179号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第180号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第180号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第181号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第181号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第182号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第182号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第183号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第183号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第184号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第184号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第185号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第185号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第186号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第186号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第187号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第187号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第188号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第188号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第189号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第189号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第190号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第190号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第191号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第191号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第192号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第192号は、原案のとおり可決されました。
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△日程第29 議案第168号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
八谷文策議長 日程第29、議案第168号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎滝口季彦市長 議案第168号につきましてご説明申し上げます。まず人権擁護委員の定数につきましては、本年11月に現行の20名から人権擁護活動の充実ということから、合併前の合計定数の26名に増員されており、このたびは2名の推薦にご意見をいただくものでございます。本案は、この増員に伴い、新たに庄原市東城町帝釈始終946番地、津村源郎氏を選任するため、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として津村源郎氏は、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお経歴等につきましては、参考資料のとおりでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第168号を採決します。お諮りします。本案は、これに同意するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第168号は、同意されました。
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△日程第30 議案第169号
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求めることについて
○
八谷文策議長 日程第30、議案第169号、
人権擁護委員候補者の推薦に意見を求める件を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◎滝口季彦市長 議案第169号につきましてご説明申し上げます。本案は、人権擁護委員の増員に伴い、新たに庄原市高野町新市844番地の1、柳原則明氏を選任するため、議会のご意見をいただくものでございます。人権擁護委員として柳原則明氏は、人格、識見、経験などあらゆる面において適任と考え、候補者として推薦したいと存じますので、議会のご同意をいただきたいと思います。なお経歴等につきましては、参考資料のとおりでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第169号を採決します。お諮りします。本案は、これに同意するに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第169号は、同意されました。
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○
八谷文策議長 この際、午後1時まで休憩いたします。 午後0時05分 休憩
--------------------------------------- 午後1時00分 再開
○
八谷文策議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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△日程第31 発議第13号
道路特定財源諸税における
暫定税率等の延長に関する意見書
○
八谷文策議長 日程第31、発議第13号、
道路特定財源諸税における
暫定税率等の延長に関する意見書の件を議題とします。 発議者から説明を求めます。竹内光義議員。 〔12番 竹内光義議員 登壇〕
◆12番(竹内光義議員) 発議第13号、道路特定税財源諸税における暫定率等の延長に関する意見書について、発議者を代表いたしまして説明を申し上げます。道路は、国民生活や経済、社会活動を支える最も基礎的なインフラであります。地方の道路整備はいまだ遅れている状況の中、また少子高齢化が進展している中で活力ある
地域づくり、都市づくりを推進するとともに環境問題に対処し、安全で安心できる国土の実現を図るためには、高速道路を含む地域内外の交流と連携を支える公益的な道路、地域間を結ぶ道路、教育、医療、福祉といった住民の生命線となる道路、さらには災害に強い道路づくりなど、道路の整備はより一層重要となっています。こうした中で道路特定財源は、緊急かつ計画的に道路を整備するための財源としての使命を担い、受益者負担の原則のもと、遅れている道路整備を強力に推進するため、暫定税率を導入してまで必要額を確保しているものであります。しかしながら来年春には期限切れを迎える暫定税率が延長されなければ、道路整備に支障が生じるのはもちろんのこと、地方財政へ甚大な影響を及ぼすことになり、地方の道路行政は危機的状況となります。地方の道路整備は今後とも地域の最重要課題であり、道路財源が安定的に確保されるよう訴えていかなければなりません。以上の観点から、真に必要な道路の着実な整備に向けて地方の道路財源が安定的に確保されるよう、次の2点について国へ強く要望するものであります。1点目は、
道路特定財源諸税における暫定税率を延長すること。2点目は、地方道路整備臨時交付金制度を継続すること。以上でございます。議員皆様のご理解とご賛同をいただき、ご可決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。終わります。
○
八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより発議第13号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決し、関係機関に送付することに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「多数」〕
○
八谷文策議長 挙手多数であります。よって発議第13号は、原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定しました。
---------------------------------------
△日程第32 発議第14号 原爆症認定問題の早期解決を求める意見書
○
八谷文策議長 日程第32、発議第14号、原爆症認定問題の早期解決を求める意見書の件を議題とします。 発議者から説明を求めます。松浦昇議員。 〔33番 松浦昇議員 登壇〕
◆33番(松浦昇議員) 提案者の松浦です。原爆症認定問題の早期解決を求める意見書案について、文章を読み上げて提案にかえさせていただきたいと思います。原爆症認定問題の早期解決を求める意見書案。国は、被爆者援護法に基づき原爆症と認定された被爆者に対して医療特別手当の支給などを行っているが、認定を受けている被爆者は被爆者健康手帳を有する被爆者の約1%に過ぎず、大体実数からいえばぐらいなんですが、平成15年以降、全国各地で認定申請を却下された被爆者から却下処分の取り消しを求める集団訴訟が提起されている。昨年8月の広島地方裁判所の判決など、集団訴訟におけるこれまでの地裁判決は、国が認定審査に当たって採用している原因確率を機械的に適応すべきではなく、被爆時の状況や被爆後の行動、急性症状などを総合的に判断すべきであるなどとして、却下処分を取り消す内容となっているが、いずれのケースにおいても国は控訴している。広島、長崎に原子爆弾が投下されて62年が経過し、被爆者が高齢となる中、原爆の放射線が原因と思われるがんなど重い疾病と闘いながら不安な日々を送っている被爆者に対する一刻も早い対応が望まれるところである。よって、国におかれては、司法の判断を尊重し、原爆症に苦しむ被爆者の早期救済、現行の原爆症認定のあり方の抜本的改善など、原爆症認定問題の早期解決を図られるよう強く要望する。以上の内容であります。議員各位のサインをいただいて、国がこういった方向で見直しをされることを強く求めたいと思います。よろしくお願いします。
○
八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより発議第14号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決し、関係機関に送付することに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって発議第14号は、原案のとおり決し、関係機関に送付することに決しました。
---------------------------------------
△日程第33 発議第15号 アメリカ産
牛肉輸入月齢制限の撤廃に反対する意見書
○
八谷文策議長 日程第33、発議第15号、アメリカ産
牛肉輸入月齢制限の撤廃に反対する意見書の件を議題とします。 発議者から説明を求めます。
小谷鶴義議員。 〔20番
小谷鶴義議員 登壇〕
◆20番(
小谷鶴義議員) アメリカ産
牛肉輸入月齢制限の撤廃に反対する意見書案。朗読しながら皆さんにご理解を求めたいと思います。この件につきましては、既に賛成者全員をいただいております。今、非常に厳しい畜産情勢の中で12月7日、町村信孝官房長官は、アメリカ産牛肉の輸入月齢制限を緩和する方向で調整を進めている事実を認めております。国内産牛肉の安全は、全頭BSE検査により消費者に理解をされております。アメリカにおいても全頭BSE検査の実施が当然でありますが、その検査を実施していないにもかかわらず、政府は生後20カ月以下としている月齢制限をまた30カ月未満に緩和する方向で調整を進めるなど、許されることではありません。消費者、生産者、各自治体がBSE対策に取り組むことでやっと食の安全が確保されたにもかかわらず、今回の交渉は食の安全を無視し、アメリカの求めに応じたものであります。月齢制限を現在の20カ月にしたときも、日本と同じ条件にすることを理由に決まったはずであります。一貫して日本と同じ条件を求めるべきであると思います。日本の生産者はコストをかけて安全な食肉を生産しているのに、十分なBSE対策を講じないアメリカ産牛肉の輸入条件がなし崩し的に緩和されるのは認めることができません。よって国及び政府におかれては、毅然とした対応で交渉にあたり、アメリカ産牛肉の輸入月齢制限の撤廃に反対していただくよう強く要望するものであります。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。よろしくご賛同をお願いします。
○
八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより発議第15号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決し、関係機関に送付することに
賛成議員の挙手を求めます。 〔挙手 「全員」〕
○
八谷文策議長 挙手全員であります。よって発議第15号は、原案のとおり決し、関係機関に送付することに決定しました。
---------------------------------------
△日程第34 閉会中の継続審査について(各
常任委員会の所管事務調査)
○
八谷文策議長 日程第34、閉会中の継続審査の件を議題とします。 各常任委員長から所管事務調査につき庄原市議会会議規則第104条の規定により諸般報告書へ掲載しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。これを各常任委員長の申し出のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
八谷文策議長 異議なしと認めます。よってさよう決定します。
---------------------------------------
○
八谷文策議長 以上で今期定例会に付議された案件は、すべて議了しました。これをもって本日の会議を閉じ、平成19年第7回
庄原市議会定例会を閉会します。ありがとうございました。 午後1時13分 閉会
--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 庄原市議会議長 庄原市議会議員 庄原市議会議員 会議録調製者 庄原市議会事務局長...