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12月20日-05号

  • "一般廃棄物処理業等"(/)
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  1. 福山市議会 2004-12-20
    12月20日-05号


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    平成16年第7回(12月)定例会          平成16年第7回福山市議会定例会会議録(第5号)          ────────────────────────2004年(平成16年)12月20日(月) ────────────────── 議 事 日 程 (第5号)2004年(平成16年)12月20日           午後1時開議第 1        会議録署名議員の指名第 2        委員長報告について    議第130号 平成16年度福山市一般会計補正予算    議第131号 平成16年度福山市下水道事業特別会計補正予算    議第132号 平成16年度福山市介護保険特別会計補正予算    議第133号 平成16年度福山市財産区特別会計補正予算    議第134号 平成16年度福山市病院事業会計補正予算    議第135号 福山市新市スポーツセンター条例の制定について    議第136号 福山市伝統的建造物群保存地区保存条例及び福山市みどりのまちづくり条例の一部改正について    議第137号 福山市名誉市民条例の一部改正について    議第138号 福山市表彰条例の一部改正について    議第139号 福山市農業委員会の選挙による委員の定数、選挙区の設定及び選挙区において選挙すべき委員の定数に関する条例の一部改正について    議第140号 福山市支所設置条例の一部改正について    議第141号 福山市沼隈町地区行政推進員設置条例の制定について    議第142号 福山市情報公開条例の一部改正について    議第143号 福山市個人情報保護条例の一部改正について    議第144号 福山市行政手続条例の一部改正について    議第145号 沼隈町の編入に伴う福山市税条例の適用の特例に関する条例の制定について    議第146号 福山市行政財産の使用料に関する条例の一部改正について    議第147号 福山市手数料条例の一部改正について    議第148号 福山市税外収入金の督促及び滞納処分条例の一部改正について    議第149号 福山市立学校設置条例の一部改正について    議第150号 福山市立女子短期大学授業料等徴収条例の一部改正について    議第151号 福山市給食センター条例の一部改正について    議第152号 福山市公民館条例の一部改正について    議第153号 福山市図書館条例の一部改正について    議第154号 福山市ぬまくま文化館条例の制定について    議第155号 福山市沼隈サンパル条例の制定について    議第156号 福山市放課後児童クラブ条例の一部改正について    議第157号 福山市ぬまくま交流館条例の制定について    議第158号 福山市沼隈体育センター条例の制定について    議第159号 福山市沼隈体育館条例の制定について    議第160号 福山市文化財保護条例の一部改正について    議第161号 福山市遺児年金条例の一部改正について    議第162号 福山市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について    議第163号 福山市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部改正について    議第164号 福山市長寿祝金条例の一部改正について    議第165号 福山市重症心身障害者福祉年金条例の一部改正について    議第166号 福山市コミュニティセンター条例の一部改正について    議第167号 沼隈町の編入に伴う福山市国民健康保険条例の適用の特例に関する条例の制定について    議第168号 福山市介護保険条例の一部改正について    議第169号 福山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について    議第170号 福山市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例の一部改正について    議第171号 福山市浄化槽保守点検業者の登録等に関する条例の一部改正について    議第172号 福山市墓地、埋葬等に関する条例の一部改正について    議第173号 福山市斎場条例の一部改正について    議第174号 福山市動物愛護管理条例の一部改正について    議第175号 福山市農業振興地域整備促進協議会条例の一部改正について    議第176号 福山市アリストぬまくま条例の制定について    議第177号 福山市沼隈高齢者ふるさと産品開発センター条例の制定について    議第178号 福山市沼隈産地形成促進施設条例の制定について    議第179号 福山市沼隈新農産業体験実習館条例の制定について    議第180号 福山市地域農業総合管理施設条例の制定について    議第181号 福山市農村女性の家条例の制定について    議第182号 土地改良事業及び治山治水事業分担金徴収条例の一部改正について    議第183号 福山市火入れに関する条例の一部改正について    議第184号 福山市平家谷椿園条例の制定について    議第185号 福山市道路占用料条例の一部改正について    議第186号 福山市の管理する公共用水路並びに道路に関する条例の一部改正について    議第187号 福山市屋外広告物条例の一部改正について    議第188号 福山市港湾施設管理条例の制定について    議第189号 福山市営住宅条例の一部改正について    議第190号 福山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正について    議第191号 福山市水道給水条例の一部改正について    議第192号 福山市消防団条例の一部改正について    議第193号 (仮称)うつみ市民交流センター建設工事請負契約締結について    議第194号 (仮称)うつみ市民交流センター建設電気設備工事請負契約締結について    議第195号 (仮称)うつみ市民交流センター建設機械設備工事請負契約締結について    議第196号 (仮称)福山駅南自転車駐車場整備工事請負契約締結について    議第197号 漁港改修工事(田尻漁港)請負契約締結について    議第198号 中野・加茂幹線下水道築造工事(その3)請負契約締結の変更について    議第199号 中津原ポンプ場築造工事(土木工事)請負契約締結の変更について    議第200号 過疎地域自立促進計画を定めることについて    議第201号 辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定めることについて    議第202号 新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について    議第203号 新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更について    議第204号 市道路線の認定について    議第205号 市道路線の廃止について    議第206号 土地区画整理事業等による町の区域の変更並びに字の区域の変更及び廃止並びに町の区域の設定について    議第207号 福山市・沼隈町合併協議会の廃止について    議第208号 町の区域の設定について    議第209号 港湾管理事務の委託事務の変更に関する協議について    議第210号 福山沼隈広域行政組合の解散について    議第211号 福山沼隈広域行政組合の解散に伴う財産処分について    議第212号 福山・府中広域行政事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山・府中広域行政事務組合規約の変更について    議第213号 福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合の解散について    議第214号 福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合の解散に伴う財産処分について    議第215号 福山地区消防組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山地区消防組合規約の変更について    議第216号 平成16年度福山市一般会計補正予算    議第217号 平成16年度福山市下水道事業特別会計補正予算    議第218号 平成16年度福山市国民健康保険特別会計補正予算    議第219号 平成16年度福山市介護保険特別会計補正予算    議第220号 平成16年度福山市老人保健特別会計補正予算    議第221号 平成16年度福山市水道事業会計補正予算    議第222号 平成16年度福山市一般会計補正予算    議第223号 平成16年度福山市都市開発事業特別会計補正予算    議第224号 平成16年度福山市下水道事業特別会計補正予算    議第225号 平成16年度福山市国民健康保険特別会計補正予算    議第226号 平成16年度福山市介護保険特別会計補正予算    議第227号 平成16年度福山市病院事業会計補正予算    議第228号 平成16年度福山市水道事業会計補正予算    議第229号 平成16年度福山市工業用水道事業会計補正予算    議第230号 福山市職員定数条例の一部改正について    議第231号 福山市職員の再任用に関する条例の一部改正について    議第232号 福山市職員の分限に関する条例の一部改正について    議第233号 福山市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正について    議第234号 職務に専念する義務の特例に関する条例の一部改正について    議第235号 福山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について    議第236号 福山市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について    議第237号 福山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について    議第239号 福山市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について    議第240号 福山市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について    請願第 2号 消費税大増税反対に関する要望について    請願第 6号 福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望について第 3 議第241号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めることについて第 4 発第 14号 福山市議会委員会条例の一部改正について第 5 発第 15号 福山市議会特別委員会の委員の定数変更について第 6 発第 16号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに対する意見書案について第 7 発第 17号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書案について第 8        所管事務等の調査について ────────────────── 本日の会議に付した事件諸般の報告以下議事日程のとおり ────────────────── 出 席 議 員      1番  土 屋 知 紀      2番  大 田 祐 介      3番  今 岡 芳 徳      4番  西 本   章      5番  高 橋 輝 幸      6番  中 安 加代子      7番  高 田 健 司      8番  五阿彌 寛 之      9番  千 葉 荘太郎     10番  藤 原 泰 助     11番  塚 本 裕 三     12番  熊 谷 寿 人     13番  池 上 文 夫     14番  高 木 武 志     15番  宮 地 徹 三     16番  瀬 良 和 彦     17番  浜 本 洋 児     18番  神 原 孝 已     19番  桑 田 真 弓     20番  法 木 昭 一     21番  稲 葉 誠一郎     22番  早 川 佳 行     23番  佐 藤 和 也     24番  須 藤   猛     25番  黒 瀬 隆 志     26番  藤 原 照 弘     27番  川 崎   誠     28番  池ノ内 幸 徳     29番  小 川 勝 己     30番  小 林 茂 裕     31番  川 崎 卓 志     32番  藤 井 真 弓     33番  桑 原 正 和     34番  村 井 明 美     35番  徳 山 威 雄     36番  上 野 健 二     37番  小 川 眞 和     38番  蔵 本   久     39番  背 尾 博 人     40番  森 田 泰 元     41番  三 谷   積 ────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長      羽 田   皓  助役      岡 崎   忞  助役(兼保健福祉部長事務取扱)          開 原 算 彦  収入役     岡 野 勝 成  市長室長    飛 田 文 悟  総務部長    内 田   亮  財政部長    秋 田 和 司  税務部長    山 岡 孝 幸  経済部長    羽 原 敏 雄  競馬事務局長  塩 手 照 之  福祉担当部長福祉事務所長          高 垣 宗 滋  保健所長兼保健担当部長          田 中 知 徳  保健所次長   井 亀   貢  児童部長    若 井 久 夫  市民生活部長  三 好 正 泰  市民担当部長  北 村 仲 夫  人権推進担当部長藤 井 哲 朗  松永支所長   三 谷 和 範  北部支所長   小 野 乃 史  市民病院事務部長勝 岡 慎 治  環境部長    門 田   均  環境事業担当部長古 志 利 雄  参与(建設担当)三 宮   武  建設部長    岸 田 明 史  土木担当部長  野 田 幸 男  農林土木担当部長石 井 副 夫  都市担当部長  日 下 恒 夫  建築担当部長  三 好 信 男  下水道部長   門 田 修 治  教育長     福 万 建 策  管理部長    赤 澤   收  学校教育部長  吉 川 信 政  社会教育部長  高 橋   茂  水道企業管理者水道局長          安 達 好 博  業務部長    占 部   實  業務部次長   村 上 俊比古  工務部長    丸 山 高 司  工務部次長   梅 田 圭 吾  代表監査委員  平 田 宏 二  消防担当部長  森 原 英 藏  消防担当部長  岡 田 昭 二  消防担当部長  倉 田 安 生 ────────────────── 事務局出席職員  事務局長    小 川   勇  庶務課長    高 橋 洋 典  議事調査課長  中 島 晴 基  議事担当次長  村 上 博 章  調査担当次長  高 垣 光 利  書記      檀 上 知 子  書記      高 橋 弘 人  書記      藤 井 千代治  書記      石 田   浩  書記      石 川 英 伸  書記      田 中 智 子 ──────────────────           午後1時6分開議 ○議長(小川眞和) これより本日の会議を開きます。 ────────────────── ○議長(小川眞和) ただいまの出席議員41人であります。 ────────────────── △諸般の報告 ○議長(小川眞和) 日程に入るに先立ち,諸般の報告をいたします。 監査委員から,2004年平成16年10月分の例月出納検査結果の報告がありましたので,写しをお手元に配付いたしております。 以上の報告について質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして,諸般の報告を終了いたします。 ────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小川眞和) これより日程に入ります。 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,19番桑田真弓議員及び21番稲葉誠一郎議員を指名いたします。 ────────────────── △日程第2 委員長報告について 議第130号 平成16年度福山市一般会計補正予算から請願第6号 福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望についてまで ○議長(小川眞和) 次に,日程第2 委員長報告について,議第130号平成16年度福山市一般会計補正予算から請願第6号福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望についてまでの112件を一括議題といたします。 ただいま議題となっております案件につきましては,各常任委員会及び予算特別委員会においてそれぞれ審査をいただいておりますので,順次,委員長の報告を求めます。 総務委員長 22番早川佳行議員。 (22番早川佳行議員登壇) ◆総務委員長(早川佳行) 総務委員会委員長報告をいたします。 総務委員会にその審査を付託されました案件について,本委員会が審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。 12月10日の会議において付託されました案件については,12月13日会議を開き,関係理事者の説明を求め,慎重に審査いたしました結果,次のとおり結論を得た次第であります。 まず,沼隈町の編入に伴う条例の制定,一部改正等の28件の案件については,一括議題とし,一括討論,採決に付したところであります。 すなわち,議第137号福山市名誉市民条例の一部改正については,沼隈町名誉町民を福山市名誉市民とみなすもの。 議第138号福山市表彰条例の一部改正については,従前の沼隈町の議会議員及び常勤の職員の在職年数を,一般表彰と特別表彰の年数計算の際通算するとともに,所要の経過措置を定めるもの。 議第141号福山市沼隈町地区行政推進員設置条例の制定については,沼隈町地区の行政の円滑な運営を図るため,沼隈町地区行政推進員を設置し,その職務,任期,招集及び報酬等について定めるもの。 議第142号福山市情報公開条例の一部改正については,沼隈町から引き継ぐ公文書の公開に関する取り扱いについて,決裁処理等が終了している公文書で開示を行うための整理が完了したものは開示請求の対象とするなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第143号福山市個人情報保護条例の一部改正については,沼隈町から引き継ぐ個人情報の取り扱いについて,沼隈町の編入の日前日において同町が保有する個人情報は,本条例の規定により収集等を行ったものとみなすなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第144号福山市行政手続条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に沼隈町行政手続条例の規定によりされた不利益処分に係る手続その他の行為は,本条例の相当規定によりされた手続その他の行為とみなすもの。 議第145号沼隈町の編入に伴う福山市税条例の適用の特例に関する条例の制定については,沼隈町の区域における本市税条例の適用について,法人市民税の法人税割の税率,事業所税,都市計画税の賦課徴収に関する特例,原動機付自転車等の標識の扱い,及び編入日前にした沼隈町税条例に違反する行為に対する罰則に関する経過措置を定めるもの。 議第146号福山市行政財産の使用料に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前の同町の区域内の行政財産の使用の許可に係る使用料の取り扱いについて,本条例において年額または月額で定められていない使用の許可に相当する場合は沼隈町の例によるものとするなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第147号福山市手数料条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前にした同町手数料条例に違反する行為に対する罰則の適用については同条例の例とするもの。 議第148号福山市税外収入金の督促及び滞納処分条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に同町が発した督促状に係る督促手数料については,同町条例の例により徴収するなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第150号福山市立女子短期大学授業料等徴収条例の一部改正については,平成17年度の入学料等についての市内,市外の区分について,沼隈町の区域を市内とし,同町での在住期間を含め市内在住期間とするため,所要の経過措置を定めるもの。 議第155号福山市沼隈サンパル条例の制定については,沼隈町が設置している沼隈サンパルについて,引き続き本市の公の施設として設置するため,名称,位置及び使用料等について定めるもの。 議第166号福山市コミュニティセンター条例の一部改正については,沼隈町が設置している沼隈町拓心館を引き続き本市のコミュニティセンターとして設置するため,名称及び位置について定めるもの。 議第167号沼隈町の編入に伴う福山市国民健康保険条例の適用の特例に関する条例の制定については,沼隈町の区域における本市国民健康保険条例の適用について,葬祭費の支給,保険税の賦課,及び罰則に関する特例を定めるもの。 議第169号福山市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に沼隈町印鑑登録及び証明に関する条例の規定により印鑑登録及び印鑑登録申請されたものについては,本条例の相当規定によりされたものとみなすなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第173号福山市斎場条例の一部改正については,沼隈町が設置している斎場について,引き続き本市の公の施設として設置するため,名称及び位置並びに使用料等について定めるもの。 議第192号福山市消防団条例の一部改正については,沼隈町消防団を本市消防団として統合するため,定員に係る規定中,2236人を2464人に改めるとともに,任命に係る経過措置を定めるもの。 議第207号福山市・沼隈町合併協議会の廃止については,沼隈町と協議の上,福山市・沼隈町合併協議会を平成17年1月31日をもって廃止するもの。 議第208号町の区域の設定については,平成17年2月1日から旧沼隈町の区域をもって福山市沼隈町を新たに画するもの。 議第212号福山・府中広域行政事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山・府中広域行政事務組合規約の変更について,及び議第215号福山地区消防組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山地区消防組合規約の変更については,平成17年1月31日をもって,福山・府中広域行政事務組合及び福山地区消防組合を組織する市町から沼隈町を除き,それぞれの組合議会の議員の定数を改めるとともに,福山地区消防組合の副管理者を5人から4人に改めるもの。 議第230号福山市職員定数条例の一部改正については,職員の定数について,現行の職員定数4073人を4191人に改正するもの。 議第231号福山市職員の再任用に関する条例の一部改正については,沼隈町の職員として25年以上勤務し,沼隈町の編入の日前に退職した者で,当該退職の日の翌日から起算して5年を経過する日までの間にあるものについては,本条例に規定する定年退職に準ずる者とみなす経過措置を定めるもの。 議第232号福山市職員の分限に関する条例の一部改正について,議第233号福山市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正について,議第234号職務に専念する義務の特例に関する条例の一部改正について,及び議第235号福山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に同町の職員に対してなされた分限等に係る手続及び効果等は,本条例の相当規定によりされたものとみなす経過措置を定めるもの。 議第236号福山市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前及び福山沼隈広域行政組合及び福山市沼隈郡沼隈町中学校組合の解散の日までに発生した沼隈町及び同組合の議会議員及び非常勤の職員の公務,通勤による災害について,編入及び解散後も継続して補償等を実施する経過措置を定めるもので,討論において,反対の立場から,日本共産党は,議第141号福山市沼隈町地区行政推進員設置条例の制定については,沼隈町の合併に伴い失職する町議会議員を市長が福山市沼隈町地区行政推進員に任命し,町議時代と同額の報酬月額24万5000円を14カ月にわたって支払うものである。 町議会議員の任期を残しながら合併の採決が行われ,沼隈町での採決は反対7,賛成8であった。このような状況の中で合併が強行されるがゆえに,行政推進員を設けることにもつながっている。 総額5000万円を超える支出となり,行政推進員の設置については,合併の誘導策ではないか,お手盛りではないかとの市民の批判が上がり,市民オンブズマンから市長に対して設置を取りやめるよう申し入れもされた。また,今議会に設置しないことを求める請願が提出されている。市民の批判が多い行政推進員の設置は取りやめるべきであり,本条例制定に反対。 議第145号沼隈町の編入に伴う福山市税条例の適用の特例に関する条例の制定については,徴収金の賦課徴収免除に関する特例期間を設けるものであるが,その後については新たな負担増となるものであり反対。 議第167号沼隈町の編入に伴う福山市国民健康保険条例の適用の特例に関する条例の制定については,葬祭費の支給について平成16年度分までは沼隈町の葬祭費2万7000円を支給するものであるが,平成17年4月からは2万円に引き下げるものである。サービスは高い方にの立場から,本市の葬祭費こそ引き上げるべきである。また,国民健康保険税は,合併後は直ちに低い本市の賦課に改めるべきである。以上の点から反対。 議第192号福山市消防団条例の一部改正については,福山市・沼隈町合併協議会で明らかにされたように,現在の5分団を4分団に再編成し,さらにその後は方面隊の統合も示唆されたところである。島嶼部や周辺部の消防団の統廃合は,防災組織を手薄にすることが懸念されることから反対。 議第207号福山市・沼隈町合併協議会の廃止については,合併の協議事項を短期間で終了し,十分な審議が尽くされていないことを指摘し賛成。 議第212号福山・府中広域行政事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山・府中広域行政事務組合規約の変更については,沼隈町が本市に編入合併するため,自治体の減少により,組合議会議員の定数を15人から14人に減少させるものである。合併により,本市の面積,人口はふえることになるが,組合議会と議員の果たす役割から,減少させるべきではない。合併が次々と行われる中で,2002年度は20人であったものが6人も減少することになる。少なくとも現行の15人を堅持すべきであり反対。 議第215号福山地区消防組合を組織する地方公共団体数の減少及び福山地区消防組合規約の変更については,沼隈町が本市に編入合併するため,自治体の減少により,組合議会議員の定数を21人から20人に減少し,副管理者も5人から4人に減少するものである。合併により,本市の面積,人口はふえることになるが,組合議会と議員の果たす役割から,減少させるべきではない。2002年度は27人であったものが7人も減少することになる。少なくとも現行の21人を堅持すべきであり反対。 本委員会では,28件の合併関係の条例案が出され,これを含めて今議会74件を駆け足で行うものである。これについて,市民の理解は不十分であると同時に,合併の機運は十分醸成されていない中で進められるものである。 28件のうちには賛成できるものもあるが,採決は一括であり,以上に述べた政治的比重から反対。 次に,賛成の立場から,水曜会は,各議案は,平成17年2月1日に予定されている沼隈町との合併に伴い,現在本市で施行されている条例に沼隈町を加える一部改正等である。現在まで,沼隈町との合併について,会派として推進の立場を表明してきたところであり,次の要望意見を付して各議案に賛成。 1.来年2月1日の合併期日に向け,電算システムの統合など事務統合において,混乱のないよう万全の体制で取り組むこと。 1.合併後は,沼隈町の住民に福祉,環境,教育などすべての行政サービスについて合意した施策を着実に進め,沼隈町の方々が福山市民として一体感が持てるよう最善を尽くすこと。 同じく,賛成の立場から,市民連合は,議第141号福山市沼隈町地区行政推進員設置条例の制定については,合併特例法によると,新設合併,編入合併にかかわらず,議員は在任特例として議員の身分をそのまま認めることができるとされている。すなわち,本市議会議員の任期2008年4月30日までは同じ待遇で在任することができるということであるが,編入町の議員の全員を在任することは,法で認められているものであったとしても,今日的に市民感情からすれば到底受け入れがたい。 本市においては,1974年,1975年の芦田町,駅家町,加茂町の合併において,編入側の議員の処遇についての先例があり,これをさきの内海町,新市町の合併でも踏襲をした。今回に限って一部に反対はあるものの,大方の理解は得られているものと考える。 また,行政推進員は,これまで沼隈町の住民福祉の充実に役割を果たしてこられた町議会議員としての豊富な経験を生かし,合併が落ちつくまでの間,本市行政と沼隈町の地域住民とのパイプ役,相談役として日常的な活動を行い,合併後の円滑な市政運営に寄与することを任務としたもので,沼隈町民の合併による不安を取り除く上からも有効な制度であると考える。 以上,行政推進員制度に対する見解を明らかにし,各条例改正等に賛成。 同じく,賛成の立場から,公明党は,各議案は,平成17年2月1日に沼隈町が本市に編入合併されることに伴う条例の制定及び一部改正等である。 本市は備後の中核都市として県東部の発展を牽引する役割と責任があり,そうした観点から,隣接町との合併推進については積極的に取り組み,なかんずく特例措置の対象となる法定期限内に行われることが望まれる。平成17年2月1日に沼隈町は本市に編入されることとなり,今後両市町の住民福祉の向上と限りない発展を期待するものである。 福山市沼隈町地区行政推進員制度は,沼隈町議会議員としての経験に基づき,沼隈地区のまちづくりやその他の行政事務実施について,住民と福山市との連絡調整などを行う現実的かつ有効的な制度である。 合併後,合併建設計画がスケジュールにのっとって着実に実施され,福山市の沼隈町としてのバランスある発展が推進されることを強く要望して賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第140号福山市支所設置条例の一部改正については,沼隈町の編入に伴い,同町の区域を所管区域とする福山市沼隈支所を福山市沼隈町大字草深1889番地6に設置し,あわせて11月22日からの住居表示の実施に伴い,町の区域及び名称が変更となったため,東部支所の所管区域に引野町南三丁目を新たに加えるもので,討論において,反対の立場から,日本共産党は,本条例改正は,合併に伴い沼隈町役場を支所に改めるものである。合併によって住民サービスの低下は来さないとしながら,沼隈支所は予算編成や執行の権能を持たない市民部直轄の支所となり,組織・機構,職員体制は縮小され,また今後,行政改革を一層進め,スケールメリットを出していくため,職員の削減が進められていくことは明らかである。支所の設置はやむを得ないものであるが,配置される職員が減少することは当然住民サービスの低下を来すあり方として,その政治的比重から反対。 との意見が述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第193号(仮称)うつみ市民交流センター建設工事請負契約締結について,議第194号(仮称)うつみ市民交流センター建設電気設備工事請負契約締結について,及び議第195号(仮称)うつみ市民交流センター建設機械設備工事請負契約締結については,(仮称)うつみ市民交流センターの建設工事,電気設備工事及び機械設備工事の請負契約の締結について,議会の議決を求められたもので,審査の都合上,一括議題とし,1件ずつ討論,採決に付したところ,いずれも全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第200号過疎地域自立促進計画を定めることについては,内海町との合併に伴い,過疎地域自立促進特別措置法の規定により,計画期間を平成17年度から平成21年度とする内海町地域における過疎地域自立促進計画を定めることについて,議会の議決を求められたもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第201号辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定めることについては,内海町との合併に伴い,辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により,計画期間を平成17年度から平成21年度とする内海町東部辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画を定めることについて,議会の議決を求められたもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第237号福山市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については,非常勤の特別職の報酬額について,より明確化を図るため,現行の条例の別表に定める者以外の非常勤の特別職に適用する報酬の上限額及び旅費の額を別表第2として定め,業務の内容により医療,教育及びその他の業務に区分し,その報酬額は日額,月額または年額の欄に定める額を超えない範囲内で任命権者が定める額とするもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第240号福山市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については,沼隈町の編入に伴い,編入日前に同町の消防団員等の公務災害に係る損害補償の権利を有する者は,本条例の規定により損害補償を受ける権利を有する者とみなすとともに,内海町及び新市町についても同様の経過措置を定めるもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,6月11日の会議において付託されました請願第2号消費税大増税反対に関する要望については,なおその結論を得るに至りませんので,引き続き閉会中の継続審査の請求をすべきものと決定いたしました。 次に,12月2日の会議において付託されました請願第6号福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望については,福山市木之庄町三丁目6番10号 福山社会保障推進協議会事務局長 花岡利明氏ほか163人からの提出に係るもので,その趣旨は,福山市は,沼隈町の編入合併に伴い,沼隈町地区の行政の円滑な運営を図るため,福山市沼隈町地区行政推進員を置くとし,沼隈町議会の議員であった者を市長が委嘱するとしている。そして,連絡調整のため年4回程度及び市長が必要あると認めたとき推進員を招集し,平成17年2月から平成18年3月31日までの14カ月間,月額24万5000円の報酬を支払うとのことである。 福山市は,内海町,新市町との合併に際し,失職町議を行政諮問委員に委嘱し,月額25万5000円の報酬を支払っていたが,合併を誘導するためのお手盛りではないかと厳しい批判を受けたところである。 今回,名前を変え,年4回の会議を持つとのことであり,職務は住民との連絡調整,パイプ役とのことであるが,具体的な職務の内容は明確ではなく,また行政推進員には議決権や発言権など議員固有の職務や権限は何もない。倒産やリストラ,長引く不況で市民の生活が逼迫しているとき,失職した町議に現職議員と同額の報酬を14カ月にわたって支払うということは,到底市民の理解を得られることではない。 請願項目として,福山市沼隈町地区行政推進員の設置を取りやめることを要望されたもので,討論において,反対の立場から,市民連合は,議第141号議案と同趣旨で反対。 次に,賛成の立場から,日本共産党は,本請願は,提出日の6団体ほか158名の署名に本日提出分156名を加え,合計320名となり,さらに署名を広げており,議第141号議案と同趣旨で賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,賛成少数をもちまして,不採択とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 ただいまの委員長報告のうち,請願第6号福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望についてを除く37件について,これより一括して討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 委員長報告のうち,請願第6号福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望についてを除く37件について,一括して採決いたします。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,請願第6号福山市沼隈町地区行政推進員設置を取りやめることを求める要望について,これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 請願第6号に対する委員長の報告は不採択であります。 請願第6号は採択することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立少数であります。したがって,請願第6号は不採択と決定いたしました。 次に,民生福祉委員長 20番法木昭一議員。 (20番法木昭一議員登壇) ◆民生福祉委員長(法木昭一) 民生福祉委員会の委員長報告をいたします。 去る12月10日の会議において民生福祉委員会にその審査を付託されました案件について,本委員会は12月13日会議を開き,関係理事者の説明を求め,慎重に審査いたしました結果,次のとおり結論を得た次第であります。 まず,沼隈町の編入に伴う条例の一部改正等の8件の案件については,一括議題とし,一括討論,採決に付したところであります。 すなわち,議第164号福山市長寿祝金条例の一部改正については,沼隈町の区域に居住する者の長寿祝い金の支給について,居住要件の期間に同町の区域に居住していた期間を含めること,及び同町の区域における祝い金について,2005年3月31日までは沼隈町長寿祝金条例の例によることとするなど,必要な経過措置を定めるもの。 議第168号福山市介護保険条例の一部改正については,福山市介護認定審査会委員の定数をふやすとともに,介護保険料の賦課その他の事項について,沼隈町の条例との適用関係の整理などを行うもの。 議第170号福山市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に町長が交付した一般廃棄物処理業等の許可証及び沼隈町の区域におけるし尿処理手数料についての経過措置を定めるもの。 議第171号福山市浄化槽保守点検業者の登録等に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に県条例の規定によりされた処分,手続等の行為で市長が管理し,及び執行することとなる事務に係るものについては,本条例の相当規定によりされた処分,手続等の行為とみなすなどの経過措置を定めるもの。 議第172号福山市墓地、埋葬等に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に県知事がした経営の許可または変更許可で市長が管理し,及び執行することとなる事務に係るものについては,本条例の規定によるものとみなすとともに,沼隈町の区域内における編入日以後の経営の許可または変更の許可を受ける者に対する条例適用についての経過措置を定めるもの。 議第174号福山市動物愛護管理条例の一部改正については,広島県動物愛護管理条例の規定により県知事が沼隈町の区域から引き取った犬,猫が処分されていない場合,県知事がした公示を福山市長がした告示とみなす経過措置を定めるもの。 議第210号福山沼隈広域行政組合の解散については,同組合を構成する地方公共団体が一つとなるため,2005年1月31日限りで同組合を解散することについて沼隈町と協議を行うため,議会の議決を求められたもの。 議第211号福山沼隈広域行政組合の解散に伴う財産処分については,同組合の解散に伴い,同組合の財産処分について沼隈町と協議を行うため,議会の議決を求められたものであります。 討論において,反対の立場から,日本共産党は,議第164号福山市長寿祝金条例の一部改正については,合併に伴い本市の制度に統一するもので,沼隈区域在住の高齢者の祝い金支給額が引き上げになるため,本来なら賛成できるものである。しかし,本件は合併に伴う議案であり,政治的比重にかんがみ反対。 議第168号福山市介護保険条例の一部改正については,福山市介護認定審査会の委員の定数の改正,また介護保険料の賦課その他の経過措置を定めた内容である。沼隈地域の対象は,合併に伴う経過措置のために沼隈町制度の保険料率が一定期間引き継がれ,平成18年度までは現行制度を維持することになり,福山市域住民と沼隈在住住民との間に格差が生まれることになる。今日の深刻な不況のもと,高齢者をめぐる社会状況が厳しい中で,直ちに福山市の制度に移行して高齢者の負担は軽減すべきであり,このようなあり方は認められないため反対。 議第170号福山市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例の一部改正については,本市の制度に統一することに伴い,沼隈町区域の住民の手数料引き下げにつながる側面があるが,経過措置を定めているため,およそ2カ月間は沼隈区域住民の手数料は現行のままとなる。住民負担を軽減するための施策は直ちに実行すべきであり反対。 議第171号議案,議第172号議案,議第174号議案,議第210号議案及び議第211号議案については賛成。 今回,合併に伴う関連の議案が一括ということであるが,我が会派は,合併に伴い財政負担がどのようになるのか住民に十分説明がなされないまま拙速な合併は行うべきではないと指摘してきたところである。一括討論,一括採決であるので,賛成できる議案もあるが,その政治的比重にかんがみ反対。 次に,賛成の立場から,水曜会は,議第164号議案,議第168号議案,議第170号議案,議第171号議案,議第172号議案及び議第174号議案については,いずれも,平成17年2月1日に沼隈町が本市に編入合併されるに当たり,条例の一部改正を行い,必要な経過措置を講ずるものである。また,議第210号議案及び議第211号議案については,本市と沼隈町の合併に伴い,福山沼隈広域行政組合を平成17年1月31日限り解散し,同組合の財産をすべて本市に帰属させるものである。この合併で中核市福山が果たす役割は,将来に向けた広域的まちづくりが一層推進され,両市町の市民福祉の向上と住みやすいまちづくりに資するものであり,合併に係る行政事務の移管,取り扱いについては遅滞なく進捗されることを要望し賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第165号福山市重症心身障害者福祉年金条例の一部改正については,沼隈町の区域内に居住する者の重症心身障害者福祉年金の受給資格についての経過措置を定めるとともに,年金の支給要件について所要の改正を行うもので,討論において,反対の立場から,日本共産党は,本条例改正は,合併に伴い本市の重症心身障害者年金制度を沼隈町に適用するもので,本来なら住民福祉を拡充するもので賛成できるものである。しかし,我が会派は,合併に伴い財政負担がどのようになるのか市民に十分説明がなされないまま拙速な合併は行うべきではないと指摘してきたところであり,その政治的比重にかんがみ反対。 次に,賛成の立場から,水曜会は,議第164号議案,議第168号議案,議第170号議案,議第171号議案,議第172号議案及び議第174号議案と同趣旨で賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,民生福祉委員会の委員長報告といたします。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,文教経済委員長 25番黒瀬隆志議員。 (25番黒瀬隆志議員登壇) ◆文教経済委員長(黒瀬隆志) 文教経済委員会の委員長報告をいたします。 去る12月10日の会議において文教経済委員会にその審査を付託されました案件について,本委員会は12月13日会議を開き,関係理事者の説明を求め,慎重に審査いたしました結果,次のとおり結論を得た次第であります。 すなわち,議第135号福山市新市スポーツセンター条例の制定については,合併建設計画に基づき,社会体育施設として新たに福山市新市スポーツセンターを設置することに伴い,目的,位置,使用許可等に関する事項を定めるもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第136号福山市伝統的建造物群保存地区保存条例及び福山市みどりのまちづくり条例の一部改正については,文化財保護法の一部改正に伴い,条項移動の整理を行うもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第139号福山市農業委員会の選挙による委員の定数、選挙区の設定及び選挙区において選挙すべき委員の定数に関する条例の一部改正については,11月22日からの住居表示の実施に伴い,第1選挙区の区域に引野町南三丁目を加え,また沼隈町の編入に伴い,第4選挙区の区域に沼隈町を加えるもので,討論において,反対の立場から,日本共産党は,本条例改正のうち沼隈町との合併に伴う改正は,地域は広くなるにもかかわらず農業委員の定数を実質的に減らすものである。自民党政権によるこれまでの農業政策で,日本の農業は大きく衰退してきたところである。農業委員は農業振興と農家の経営を守る上で大きな役割があり,その定数を減らすことになる本条例改正に反対。 との意見が述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,沼隈町の編入に伴う条例の制定,一部改正等の23件の案件については,一括議題とし,一括討論,採決に付したところであります。 すなわち,議第149号福山市立学校設置条例の一部改正については,沼隈町及び一部事務組合が設置している小学校4校及び中学校2校を本市に引き継ぐに当たり,名称及び位置を定めるもの。 議第151号福山市給食センター条例の一部改正について,及び議第153号福山市図書館条例の一部改正については,沼隈町が設置及び管理している給食センター及び図書館について,引き続き本市において管理することに伴い,名称及び位置等について定めるもの。 議第154号福山市ぬまくま文化館条例の制定について,議第157号福山市ぬまくま交流館条例の制定について,議第158号福山市沼隈体育センター条例の制定について,議第159号福山市沼隈体育館条例の制定について,議第176号福山市アリストぬまくま条例の制定について,議第177号福山市沼隈高齢者ふるさと産品開発センター条例の制定について,議第178号福山市沼隈産地形成促進施設条例の制定について,議第179号福山市沼隈新農産業体験実習館条例の制定について,議第181号福山市農村女性の家条例の制定について,及び議第184号福山市平家谷椿園条例の制定については,沼隈町が設置している沼隈町地域文化館,沼隈町生涯学習センター,むかしぐらし生活体験館,沼隈町体育センター,沼隈町体育館,アリストぬまくま,沼隈高齢者ふるさと産品開発センター,沼隈産地形成促進施設,沼隈新農産業体験実習館,農村婦人の家及び平家谷椿園について,それぞれ引き続き本市の公の施設として設置するため,名称及び位置等について定めるもの。 議第156号福山市放課後児童クラブ条例の一部改正については,沼隈町の区域における放課後児童クラブ事業に関する取り扱いについて,平成17年3月31日までの間は,編入日以後新たに同事業を利用しようとする者を除き,沼隈町の例によるとするもの。 議第161号福山市遺児年金条例の一部改正については,遺児年金支給に当たっての資格要件の期間に沼隈町の区域に居住していた期間を含めるもの。 議第162号福山市乳幼児等医療費助成条例の一部改正について,及び議第163号福山市ひとり親家庭等医療費支給条例の一部改正については,沼隈町の条例の規定によりされた認定,請求その他の行為について,本条例の相当規定によりされたものとみなすもの。 議第175号福山市農業振興地域整備促進協議会条例の一部改正については,編入日以後最初に任命される委員の任期を他の委員の任期を合わせるため,平成17年7月31日までとするもの。 議第180号福山地域農業総合管理施設条例の制定については,沼隈町が設置,管理している地域農業総合管理施設について,引き続き本市において設置,管理するため,位置,事業,使用許可等に関する事項を定めるもの。 議第183号福山市火入れに関する条例の一部改正については,沼隈町の条例の規定によりされた申請その他の行為等について,本条例の相当規定によりされたものとみなすもの。 議第213号福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合の解散については,平成17年1月31日限りで福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合を解散することについて沼隈町と協議を行うため,議会の議決を求められたもの。 議第214号福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合の解散に伴う財産処分については,平成17年1月31日限りで福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合を解散することに伴い,財産処分をすることについて沼隈町と協議を行うため,議会の議決を求められたもの。 議第239号福山市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正については,本市と沼隈町の合併及び当該合併による福山市、沼隈郡沼隈町中学校組合の解散に伴い,町立及び一部事務組合立の学校の学校医,学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関し,沼隈町の編入の日前に県条例の規定によりされた手続その他の行為について,本条例の相当規定によりされたものとみなすものであります。 討論において,反対の立場から,日本共産党は,議第156号福山市放課後児童クラブ条例の一部改正については,沼隈町との合併に伴う条例改正で,放課後児童クラブの利用料が高い本市の料金に統一されるもので,保護者の負担増となるものである。合併を推進するために,サービスは高く,負担は低くと言ってきた原則に反するものである。また,本市の利用料の引き下げを求める市民の要望は強いものがあり,この際,利用料の引き下げで市民の要望にこたえるべきである。以上の点から反対。 議第159号福山市沼隈体育館条例の制定については,合併に伴い使用料の一部が値上げとなるもので反対。 議第176号福山市アリストぬまくま条例の制定については,利用料規定の新設で新たな負担増であり反対。 他の20件については賛成できるものである。 沼隈町との合併の経緯は,短期間で拙速した協議のあり方や,沼隈町臨時議会の合併の採決に対し,賛成8,反対7と賛否拮抗した状況に見られるように,合併への機運が醸成されたとは言えない状況で推し進められたことは極めて遺憾なことである。 合併関連の議案が一括ということであり,その政治的比重にかんがみ反対。 次に,賛成の立場から,水曜会は,各条例の一部改正等は,平成17年2月1日に実施予定の沼隈町との合併に伴い,現在本市で施行されている条例に沼隈町を加えるものである。現在まで,沼隈町との合併については,会派として推進の立場を表明してきたところであり,次の要望意見を付して各議案の条例改正等に賛成。 1.平成17年2月1日の合併期日に向け,電算システムや事務の統合において,混乱のないよう万全の体制で取り組むこと。 1.合併後は,沼隈町の住民に福祉,環境,教育などすべての行政サービスについて合意した施策を着実に取り組み,合併地域の方々がより早く福山市民として一体感が持てるよう最善を尽くすこと。 同じく,賛成の立場から,市民連合は,議第151号福山市給食センター条例の一部改正については,今日,子どもたちを取り巻く食環境はレトルト・加工食品のはんらんの一方で飽食となり,これが生活習慣病の原因とも言われており,食教育の重要性がうたわれている。こうした中で,学校給食の果たす役割は,子どもの食環境,食教育として重要である。したがって,サービスの公平性と学校給食の充実を図ることから,給食センター方式を廃止し,自校調理の単独校給食方式に改めることを強く求め賛成。 また,各議案は合併にかかわる重要な議案であり,地域住民に福祉,環境,教育などすべての行政サービスについて着実に取り組むことを求め賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第152号福山市公民館条例の一部改正については,沼隈町の編入に伴い,同町が設置している公民館を引き続き本市の公民館として設置するもの,及び福山市内浦公民館の移転新築に伴い,所要の改正を行うもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第160号福山市文化財保護条例の一部改正については,沼隈町の編入日以後最初に任命される文化財保護指導員の任期を平成18年6月30日とするもの及び文化財保護法の一部改正に伴う条項移動の整理等を行うもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,文教経済委員会の委員長報告といたします。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,建設水道委員長 23番佐藤和也議員。 (23番佐藤和也議員登壇) ◆建設水道委員長(佐藤和也) 建設水道委員会の委員長報告をいたします。 去る12月10日の会議において建設水道委員会にその審査を付託されました案件について,本委員会は12月13日会議を開き,関係理事者の説明を求め,慎重に審査いたしました結果,次のとおり結論を得た次第であります。 まず,沼隈町の編入に伴う条例の制定,一部改正等の7件の案件については,一括議題とし,一括討論,採決に付したところであります。 すなわち,議第182号土地改良事業及び治山治水事業分担金徴収条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に同町において施行された土地改良事業について,沼隈町工事分担金徴収条例の例によるとするもの。 議第185号福山市道路占用料条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に同町において許可された道路の占用料について,同町の例によるとするもの。 議第186号福山市の管理する公共用水路並びに道路に関する条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に同町の区域内において公共用地の使用に関してされた処分,手続その他の行為は,本条例の相当規定によりされたものとみなすほか,使用料についての経過措置を定めるもの。 議第187号福山市屋外広告物条例の一部改正については,沼隈町において編入日前に広告物等について県条例及び特例条例の規定によりされた処分,手続その他の行為は,本条例の相当規定によりされたものとみなすとともに,現に許可を受け,もしくは適法に表示され,または設置されている広告物等の取り扱いについてなど,所要の経過措置を定めるもの。 議第188号福山市港湾施設管理条例の制定については,新たに地方港湾阿伏兎港の管理者となることから,港湾施設の管理に関する条例の制定について,議会の議決を求められたもの。 議第191号福山市水道給水条例の一部改正については,沼隈町の編入の日前に沼隈町水道事業給水条例の規定によりされた処分,手続その他の行為は,本条例の相当規定によりされたものとみなすほか,料金等についての経過措置を定めるもの。 議第209号港湾管理事務の委託事務の変更に関する協議については,広島県と福山市との間における港湾管理事務の事務委託に関する規約に地方港湾千年港を追加することについて広島県と協議を行うに当たり,議会の議決を求められたものであります。 討論において,反対の立場から,日本共産党は,議第185号福山市道路占用料条例の一部改正については,沼隈町においては,合併以後の新たな利用者に,これまで無料であったものが使用料を課されるもので反対。 議第186号福山市の管理する公共用水路並びに道路に関する条例の一部改正については,平成17年2月1日の合併または平成17年3月31日以後の道路や水路の新たな利用者に,これまで無料であったものが使用料を課されるもので反対。 議第182号議案,議第187号議案,議第188号議案,議第191号議案及び議第209号議案については賛成。 これまで我が党は,押しつけの合併そのものに反対を表明してきた。政府・与党の目指す平成の大合併は,自治体リストラであり,地方自治のじゅうりんとなっている。それは,沼隈の町議会において8対7で合併議案が可決されたことを見ても明らかである。また,これまで合併協議会で,住民サービスは高い方に,負担は低い方に合わせることを基本としてきたことからも問題となるものである。 本来なら,一つ一つの議案について採決すべきものであるが,一括採決であるので,政治的比重にかんがみ反対。 次に,賛成の立場から,水曜会は,各議案は来年2月1日に予定されている沼隈町との合併に伴い,現在本市で施行されている条例に沼隈町を加える一部改正等である。現在まで,沼隈町との合併について,会派として推進の立場を表明してきたところであり,次の要望意見を付して各議案に賛成。 1.来年2月1日の合併期日に向け,事務の統合について混乱のないよう全庁一体となり,万全の体制で取り組むこと。 1.合併後は,両住民が行政サービスについて十分な合意を得た上での施策の着実な取り組みを実施し,合併地域の方々が福山市民として一体感が持てるよう最善を尽くすこと。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第189号福山市営住宅条例の一部改正については,下迫市営住宅の建物除却に伴う市営住宅の用途廃止,及び沼隈町の編入に伴い,同町が管理する町営住宅及び特定公共賃貸住宅を本市が引き継ぐことから,条例の題名を福山市営住宅等条例に改めるとともに,条例別表から下迫市営住宅を削除し,沼隈町の8住宅を加えるなど,所要の改正を行うもので,討論において,反対の立場から,日本共産党は,本条例の改正は,沼隈町との合併に伴い,沼隈町が設置している町営住宅及び特定公共賃貸住宅を引き続き福山市の住宅とするため,位置,名称及びその他必要な事項を定めるものである。合併以後3年間の経過措置はあるものの,その後は家賃が引き上がる懸念があるもので反対。 との意見が述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第190号福山市水道事業等の設置等に関する条例の一部改正については,引野町の一部において住居表示が11月22日に実施されたことに伴い,計画給水区域を規定する別表に引野町南三丁目を加えるもの,また沼隈町の編入により水道事業が本市水道事業に統合されることに伴い,計画給水区域に沼隈町の一部を加え,計画給水人口を42万560人から43万4860人に,計画給水量を22万9500立方メートルから23万8100立方メートルに改める等の改正を行うもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第196号(仮称)福山駅南自転車駐車場整備工事請負契約締結については,三之丸町地内において自転車駐車場を整備するもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第197号漁港改修工事(田尻漁港)請負契約締結については,田尻町地内において田尻漁港の防波堤等改修工事を行うもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第198号中野・加茂幹線下水道築造工事(その3)請負契約締結の変更については,地下埋設物が想定位置と異なっており,立坑の位置を変更するとともに管径別の区間距離を変更する必要が生じたこと,及び管路部の転石が当初想定より大きいため,推進機械を変更することにより,工事費が増加することに伴い,契約金額を1億4679万円から1億5129万7650円に増額するもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第199号中津原ポンプ場築造工事(土木工事)請負契約締結の変更については,工事用進入路の設置に当たり,関係者との協議の結果,既設昇降路の共用が可能となったことにより,工事費が減少することに伴い,契約金額を1億7535万円から1億7152万4850円に減額するもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第202号新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更については,公有水面埋め立てにより地方港湾横田港内に新たな土地が生じたので,これを確認し,内海町字濱沖の区域に編入することについて,議会の議決を求められたもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第203号新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更については,公有水面埋め立てにより重要港湾福山港内に新たな土地が生じたので,これを確認し,港町二丁目の区域に編入することについて,議会の議決を求められたもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第204号市道路線の認定について及び議第205号市道路線の廃止については,道路新設工事に伴う新設道路の認定など16路線の認定及び圃場整備に伴う既設道路の終点変更などによる4路線の廃止について,道路法の規定に基づき議会の議決を求められたもので,一括質疑の後,1件ずつ討論,採決に付したところ,いずれも全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第206号土地区画整理事業等による町の区域の変更並びに字の区域の変更及び廃止並びに町の区域の設定については,中新涯土地区画整理事業の施行に伴い,事業区域内等の字の一部をもって南今津町を新たに設定するもので,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,建設水道委員会の委員長報告といたします。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,委員長報告のとおり決定いたしました。 次に,予算特別委員長 35番徳山威雄議員。 (35番徳山威雄議員登壇) ◆予算特別委員長(徳山威雄) 予算特別委員会委員長報告をいたします。 去る12月10日の会議において予算特別委員会が設置され,その審査を付託されました議第130号平成16年度福山市一般会計補正予算を初めとする19件の補正予算について,本特別委員会が審査いたしました経過並びに結果について御報告を申し上げます。 予算特別委員会は,同日招集され,正副委員長の互選を行い,私,徳山威雄が委員長に,宮地徹三委員が副委員長に選任されました。委員会は,14日及び15日の2日間質疑応答を重ね,引き続き討論,採決に付したところ,次のとおり結論を得た次第であります。 まず,議第130号平成16年度福山市一般会計補正予算について,日本共産党は,本補正予算は,合併準備に係るもの,災害復旧に係るもの,篤志家からの寄附や既定経費の調整等の措置である。この中には,鞆町原地区,箕島町の水害を防止する逆流防止弁設置など,住民要求や緊急に対応するものなど,賛成できるものが多数計上されている。 しかし,合併関連予算として,議会費,市議会議員増員選挙費,議場改修費などが計上されている。 また,行政推進員報酬2カ月分が計上されている。行政推進員の設置については,沼隈町の合併に伴い失職する町議会議員を市長が任命し,町議時代と同額の報酬月額24万5000円を14カ月にわたって支払うものである。これは,合併の誘導策ではないか,お手盛りではないかとの市民の批判が上がっている。我が党は,沼隈町との合併については,地方自治を突き崩すものとして反対してきた。 また,15億円の財政調整基金積立金が計上されている。これは,前年度決算の黒字分の2分の1を積み立てることができるという制度上の定めがあるとはいえ,予算全体を,長引く不況や国の福祉施策の後退から,市民の暮らし,福祉,営業を守る施策に生かすことが求められるものであり,不要不急のため込みを行うべきではなく,政治的比重にかんがみ反対。 水曜会は,本補正予算は,歳入歳出にそれぞれ34億6323万6000円を追加し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ1430億4316万7000円とするもので,その内容は,沼隈町との合併に伴うもの,公共事業等の追加または整理に伴うものとして台風被害による災害復旧に関するものなど,また寄附金対応等で,効率的な執行による施策の充実に資することを強く求め,次の要望意見を付して賛成。 1.生活道路の改良,維持補修に積極的,計画的に措置すること。 1.災害復旧を早急に措置すること。 1.ごみの減量化に努めること。 1.児童,高齢者の安全対策の推進に努めること。 1.税・料等の収納率の向上に努めること。 緑風会は,本補正予算は,歳入歳出にそれぞれ34億6323万6000円を加え,歳入歳出予算の総額をそれぞれ1430億4316万7000円とするものであり,その内容は,合併準備に係るもの4508万1000円,公共事業等の追加または整理に伴うもの5億8908万円で災害復旧事業3億6950万円などである。 いずれも制度上必要で,また市民生活に資するものであり,合併準備に必要なものでもある。特に,災害復旧については迅速に対応することを求め,次の要望意見を付して賛成。 1.災害復旧に当たっては,地域の事情を考慮し,早急に対応すること。 1.災害時要援護者に対しては,今後対応マニュアルの策定を早急にすること。 1.学習障害,注意欠陥多動性障害の児童生徒などに対する通級学級を初めとする制度の拡充を図ること。 公明党は,本補正予算は,合併準備に係るものとして,沼隈支所の開庁式や市議会議員の増員選挙に係る経費,議場の改修,公共事業等の追加または整理に伴うものとして,耕地施設の改良や富谷公園の整備,災害復旧事業として10月の台風23号による土木・耕地施設の被害に対する緊急復旧,篤志家からの書道美術館に対する寄附金対応,さらに制度上補正を必要とするものとして,生活保護扶助費や障害者(児)支援費の増額を図るもの,地域集会施設建設費補助,水上消防署の救急業務開始に伴う施設整備,(仮称)しんいち市民交流センター等の設置などの事業を行うため,歳入歳出総額34億6323万6000円を補正するものであり,いずれも市民生活に直結し,沼隈町との合併を受け,本市の将来を見据えた施策を展開するものと評価するものである。 本補正予算に災害復旧費が計上されているが,昨日も北海道において大規模な地震が発生したところであり,本市においてもあらゆる災害を想定した災害予防が重要な課題となっている。特に,減災対策の視点で,東京都中野区で実施されている行政によるインセンティブ制度を参考にし,事前に自助努力で住宅などの耐震補強を促すような取り組みを求めるものである。あわせて,庁内においても危機管理室のような体制強化と専門職員の育成を強く要望し賛成。 市民連合は,本補正予算は,歳入歳出予算にそれぞれ34億6323万6000円を追加し,予算総額1430億4316万7000円とするもので,市議会議員増員選挙費ほかを含む合併準備に係るもの,また公共事業等の追加または整理に伴うものとして,(仮称)中央図書館建設費,富谷公園整備費,土木・耕地施設維持補修費,災害復旧事業など,制度上補正を必要とするものとして,財政調整基金積立金,生活保護扶助費,障害者(児)支援費,地域集会施設建設費補助などで,いずれも市民生活の安定と向上に資するものであり,次の要望意見を付して賛成。 1.沼隈町との合併に当たっては,事務と組織体制に万全を期すとともに,まちづくりプランの着実な取り組みを進め,早期に福山市民としての一体感が醸成されるよう,最大限の配慮を行うこと。   また,地方分権の時代にふさわしいまちづくりを進めるため,合併地域を含めた新たな市民センター構想の確立,地域の特性やニーズに合った市民参画によるまちづくりと公共施設の配置が展望できる次期総合計画を明らかにすること。 1.庁内分権とともに,市域のバランスある発展,地域の活性化へ公民館の役割は重要である。公民館へ配置されているパソコンを活用した福山市ホームページの閲覧など市民への情報提供や,視聴覚障害者への行政情報提供,ファクシミリ設置公民館の拡大,取り扱い業務の拡充など積極的に検討し,実施すること。 1.高齢社会がますます進行する今,高齢者の交流施設としてふれあいプラザの利用頻度は年々高まっており,その改修が急がれる。今後,施設の拡張も含めて改修計画に基づき早期改修を完了すること。   また,地域における市の遊休施設の利活用策としてのシルバーサロン構想は,ふれあいプラザの補完策として有効な施策である。関係諸団体と連携を図る中で,施策の周知を徹底し,地域要望にこたえること。 1.高齢者,障害者に優しいまちづくりは,まちづくりの基本理念である。この理念に基づいて,JR福山駅を初め松永,東福山,大門など各駅のバリアフリー化が急がれる。交通バリアフリー法の趣旨に沿い,自治体構想に早期に着手し,整備すること。 1.福山市災害弔慰金の支給等に関する条例の災害見舞金について,前回の改定後時間が経過しており,抜本的な見直しを行うこと。   また,市民の事故,災害等に関しては,行政サイドの判断のみで管理瑕疵の有無を問うのではなく,公的機関としての説明責任を果たす上からも,第三者機関の設置を行うなど,無用な係争を避けるための方途を講ずること。 1.市道,水路等の緊急箇所整備に当たっては,3カ年計画にかかわらず,市民生活の安全確保の視点から,街路灯の整備なども含め,遺漏のないよう万全を期すこと。 1.福山空襲60周年,被爆60周年を来年に控える今,人権・平和教育の重要性は言うまでもない。教育長も認めているが,市内小・中・高等学校において実施されている人権・平和教育の重要性を認識し,さらなる拡充を図ること。 新政クラブは,本補正予算は,歳入歳出にそれぞれ34億6323万6000円を追加するものであり,その内容は,合併準備に係るもの,公共事業等の追加または整理に伴うものとして災害復旧事業など,また制度上補正を必要とするものなど,それぞれ円滑な市政運営や市民生活の向上に資するものである。特に,台風による災害復旧事業については,速やかな執行を要望し賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第132号平成16年度福山市介護保険特別会計補正予算について,日本共産党は,介護保険制度が発足して来年度で6年目を迎え,重要な時期を迎えるが,次の要望意見を付して賛成。 1.国庫負担を直ちに30%に引き上げ,さらに制度導入前の50%まで計画的に引き上げるよう,政府に求めること。 1.政府に対し,保険料,利用料を応能負担に改めるよう求めること。 1.高齢者人口の1.5%という特養ホーム建設の参酌標準の押しつけをやめ,財政支援を政府に求めること。 1.福山市として特別養護老人ホームの増設を行うこと。 との意見が述べられ,採決の結果,委員全員をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第134号平成16年度福山市病院事業会計補正予算について,日本共産党は,本補正予算は,患者緊急搬送用のヘリコプター離着陸場整備や医業費用の補正に係るものである。自治体病院本来の役割である市民の命と健康を守るとりでとしての使命を果たすことを求め,次の要望意見を付して賛成。 1.ヘリポートからの患者の緊急搬入路については,一層の改善策を講じ,万全の安全対策を行うこと。 1.ヘリコプター離着陸時の騒音については,必要に応じて騒音調査を行い,適切な措置を講ずること。 との意見が述べられ,採決の結果,委員全員をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第131号平成16年度福山市下水道事業特別会計補正予算及び議第133号平成16年度福山市財産区特別会計補正予算については,討論もなく,採決の結果,委員全員をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第216号平成16年度福山市一般会計補正予算から議第221号平成16年度福山市水道事業会計補正予算までの6件について,一括討論,採決に付したところ,日本共産党は,本補正予算は,沼隈町の編入合併に伴う引き継ぎに係るものである。我が党は,いわゆる平成の大合併が,財政を誘導策として,国・県主導で推し進められており,合併は最大の行政改革と言われるように,住民サービスを低下させるものとして反対の立場を明らかにしてきた。合併による行政職員の減員で,沼隈町独自のきめ細かい施策や住民への行政サービスが低下し,農業委員の減員,議員の減員などにより,沼隈町民の声が行政に届きにくくなる。また,土地開発公社所有の土地について,沼隈町議会でも問題とされたように,売買協議不成立という不適切な処分のまま引き継ぐことも拙速な合併のあり方を示すものである。 我が党は,沼隈町との合併が法期限内にと強引に行われ,住民に合併によるメリット,デメリットを十分知らせることなく進められた問題を指摘してきた。沼隈町議会で福山市との合併議決が8対7で決められたが,福山市との合併機運の醸成がないまま拙速に合併を進めてきたことは問題であり,予算の引き継ぎ6件については,以上の点から反対。 緑風会は,本補正予算6件は,沼隈町との合併に伴い,沼隈町は平成17年1月31日をもって打ち切り決算となるため,歳入歳出にそれぞれ24億8097万円を加えて,歳入歳出総額それぞれ2990億2560万円とするものである。内訳として,公共事業などの引き継ぎ分1億5892万9000円,制度による引き継ぎ分3億3255万8000円,施設管理費に係る引き継ぎ分5643万9000円などであり,我が会派は沼隈町との合併については当初より推進を求めてきた。合併後スムーズな予算執行を行うことを求め賛成。 公明党は,市営住宅への光ファイバー通信設備などの導入に当たっては,早期に対応することを要望し賛成。 との意見がそれぞれ述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議第222号平成16年度福山市一般会計補正予算から議第229号平成16年度福山市工業用水道事業会計補正予算までの8件について,一括討論,採決に付したところ,日本共産党は,議第222号議案及び議第228号議案については,特別職の報酬額引き下げを5%から3%に変更して,期間を延長する措置がとられている。これについては,同時期から議員の報酬引き下げを取りやめることを含め,長引く不況の中,議員や特別職の報酬減額措置は引き続いて継続すべきであるとの立場から反対。 その他については,職員の変動に伴う措置や負担金,委託料などの整理であり,賛成し得るものであるが,採決は一括であるため,政治的比重にかんがみ反対。 との意見が述べられ,採決の結果,委員多数をもちまして,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして,予算特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,委員長報告のとおり決定いたしました。 ────────────────── △日程第3 議第241号 人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めることについて ○議長(小川眞和) 次に,日程第3 議第241号人権擁護委員の候補者を推薦するにつき意見を求めることについてを議題といたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 (羽田 皓市長登壇) ◎市長(羽田皓) ただいま御上程になりました人権擁護委員の候補者を推薦にするにつき意見を求めることについて御説明申し上げます。 本案は,人権擁護委員としてお務めいただいております大村貞夫氏及び檀浦眞二氏の任期が満了することに伴い,再び両氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたいと考えるものであります。 大村貞夫氏は,市内金江町に居住され,福山市立大成館中学校長,福山市社会教育委員などを歴任されております。 檀浦眞二氏は,市内内海町に居住され,内海町観光協会副会長などとして活躍されています。 両氏とも人格,識見が高く,人権擁護について理解があり,引き続き人権擁護委員として御就任いただくことが適当と考え,推薦いたすものであります。 何とぞ御同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第241号議案については,委員会付託を省略いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議第241号議案については,委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) これをもちまして討論を終了いたします。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立多数であります。したがって,本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 ────────────────── △日程第4 発第14号 福山市議会委員会条例の一部改正について ○議長(小川眞和) 次に,日程第4 発第14号福山市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考) 発第14号    福山市議会委員会条例の一部改正について  上記の議案を別紙のとおり,地方自治法第112条及び会議規則第13条第1項の規定により提出します。 2004年(平成16年)12月15日  福山市議会議長 小川 眞和様    提出者      福山市議会議員 小林 茂裕    賛成者      福山市議会議員 池ノ内幸徳         〃    小川 勝己         〃    川崎 卓志         〃    村井 明美         〃    藤原 照弘  (別紙)    福山市議会委員会条例の一部改正について 条例第  号    福山市議会委員会条例の一部を改正する条例  福山市議会委員会条例(平成14年条例第31号)の一部を次のように改正する。  第2条第1項第2号中「10人」を「11人」に改める。    附 則  (施行期日) 1 この条例は、平成17年2月1日から施行する。  (経過措置) 2 この条例の施行の際現に改正前の福山市議会委員会条例(以下「改正前の条例」という。)の規定による民生福祉委員会の委員(委員長及び副委員長を含む。以下同じ。)である者は、改正後の福山市議会委員会条例(以下「改正後の条例」という。)の規定による民生福祉委員会の委員となるものとし、その任期は、改正前の条例の規定による常任委員会における委員の残任期間とする。 3 この条例の施行の際現に改正前の条例の規定により民生福祉委員会に付議されている事件は、改正後の条例の規定による民生福祉委員会に付議されたものとみなす。 4 沼隈町の編入に伴い議会の議員となった者が最初に選任された常任委員会の委員の任期については、改正後の条例第3条本文の規定にかかわらず、この条例の施行の際現に在任する常任委員会の委員の任期満了の日までとする。 ……………………………………………… ○議長(小川眞和) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発第14号議案については,自後の議事手続を省略し,これより採決いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,本案は自後の議事手続を省略し,これより採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第5 発第15号 福山市議会特別委員会の委員の定数変更について ○議長(小川眞和) 次に,日程第5 発第15号福山市議会特別委員会の委員の定数変更についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考) 発第15号    福山市議会特別委員会の委員の定数変更について  上記の議案を別紙のとおり,会議規則第13条第2項の規定により提出します。 2004年(平成16年)12月15日  福山市議会議長 小川 眞和様    提出者      福山市議会議員 小林 茂裕    賛成者      福山市議会議員 池ノ内幸徳         〃    小川 勝己         〃    川崎 卓志         〃    村井 明美         〃    藤原 照弘  (別紙)    福山市議会特別委員会の委員の定数変更について  福山市議会委員会条例第5条第2項の規定により、福山市議会特別委員会の委員の定数を次のように変更する。  競馬事業特別委員会「13人」を「14人」に、合併調査特別委員会「40人」を「41人」に、それぞれ変更する。  (施行期日) 1 平成17年2月1日から施行する。 ……………………………………………… ○議長(小川眞和) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発第15号議案については,自後の議事手続を省略し,これより採決いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,本案は自後の議事手続を省略し,これより採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第6 発第16号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに対する意見書案について ○議長(小川眞和) 次に,日程第6 発第16号「食料・農業・農村基本計画」見直しに対する意見書案についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考) 発第16号    「食料・農業・農村基本計画」見直しに対する意見書案について  上記の議案を別紙のとおり,会議規則第13条第2項の規定により提出します。 2004年(平成16年)12月15日  福山市議会議長 小川 眞和様    提出者      福山市議会議員 川崎 卓志    賛成者      福山市議会議員 小林 茂裕         〃    池ノ内幸徳         〃    小川 勝己         〃    村井 明美         〃    藤原 照弘  (別紙)    「食料・農業・農村基本計画」見直しに対する意見書(案)  現在行われています「食料・農業・農村基本計画」見直しにおいて,本年8月に「中間論点整理」が報告され,明年3月の見直しへ向け作業が進められているところです。「食料・農業・農村基本計画」は今後の日本の食料・農業政策を大きく左右するものであるにもかかわらず,現在示されているのは,①担い手政策のあり方,②品目横断的政策等の経営安定対策の確立,③農地制度のあり方,④農業資源・環境保全対策の確立であり,最大の課題である食料自給率の向上に向けての施策は先送りされたままです。  基本計画の見直しに当たっては,「食料・農業・農村基本法」に基づき,食料自給率の引き上げを基本に,食の安全・安定に結びつく施策を展開することが日本農業の再生には必要であります。  よって,政府(国)におかれては,「食料・農業・農村基本計画」の見直しにおいて次の事項を実現するよう強く要望します。 1.食料自給率が横ばいで推移してきた原因を明らかにし,生産者と消費者の理解と協力のもとに,自給率引き上げ政策を推進すること。 2.担い手は,「プロ農家」に限定せず,意欲を持つ農業者及び地域で「育成すべき担い手」として推薦される者等を対象とすること。また,集落営農は,地域の条件に見合った多様な農業の展開を可能とするものとして位置づけること。 3.新たな経営安定対策は,農産物価格の構造的な低落をカバーし,耕作意欲を持てるよう本格的な策を講ずること。 4.土地・農地等土地利用規制の体系を整備し,農地を農地として利活用できる法・制度を早急に確立すること。また,構造改革特区でのリース方式による株式会社の農地取得・農業参入について,拙速な全国展開を行わないこと。 5.担い手以外の農家,地域住民などを含めた農業資源保全の「共同」の取り組みに対する支援策を,経営所得安定対策とセットで導入すること。また,環境保全型農業の推進を支援すること。 6.現行の中山間地域等直接支払制度は,拡大・充実して継続実施すること。  上記のとおり,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  2004年(平成16年)12月        福 山 市 議 会 ……………………………………………… ○議長(小川眞和) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発第16号議案については,自後の議事手続を省略し,これより採決いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,本案は自後の議事手続を省略し,これより採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第7 発第17号 平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書案について ○議長(小川眞和) 次に,日程第7 発第17号平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書案についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考) 発第17号    平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書案について  上記の議案を別紙のとおり,会議規則第13条第2項の規定により提出します。 2004年(平成16年)12月15日  福山市議会議長 小川 眞和様    提出者      福山市議会議員 池ノ内幸徳    賛成者      福山市議会議員 小林 茂裕         〃    小川 勝己         〃    川崎 卓志         〃    村井 明美         〃    藤原 照弘  (別紙)    平成17年度地方交付税所要総額確保に関する意見書(案)  平成16年度政府予算においては,地方交付税及び臨時財政対策債の大幅な削減により,地方財政運営に支障を来すとともに,地方の信頼関係を損ねる結果となっております。  平成17年度政府予算編成においては,平成16年度予算のような大幅な削減が行われることのないよう,国は誠実に対応し,国と地方の信頼関係を構築し,住民サービスの低下を来さないようにすべきであります。  よって,政府(国)におかれては,平成17年度政府予算編成に当たり,「地方交付税の所要総額」が確実に確保されるよう,次の事項についてその実現を強く要望します。 1.昨年のような地方交付税等の大幅な削減により,地方公共団体の財政運営に支障を来すことのないよう,平成17年度の地方交付税総額は,少なくとも平成16年度の水準以上を確保すること。 2.税源移譲に伴い,財政力格差が拡大する財政力の弱い地方公共団体に対しては,地方交付税の財源調整・財源保障を強化して対応すること。 3.地方財政計画上の歳出と決算との乖離については,投資的経費と経常的経費の実態を踏まえ,一体的に是正すべきであり,一方的な,不合理な削減は絶対認められないこと。  上記のとおり,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  2004年(平成16年)12月        福 山 市 議 会 ……………………………………………… ○議長(小川眞和) お諮りいたします。 ただいま議題となっております発第17号議案については,自後の議事手続を省略し,これより採決いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,本案は自後の議事手続を省略し,これより採決することに決定いたしました。 これより採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立) ○議長(小川眞和) 起立全員であります。したがって,本案は原案のとおり可決されました。 ────────────────── △日程第8 所管事務等の調査について ○議長(小川眞和) 次に,日程第8 所管事務等の調査についてを議題といたします。 ……………………………………………… (参考)   閉会中における所管事務調査 総務委員会  1.斎場並びに墓苑の整備について  2.男女共同参画について  3.国民健康保険事業について  4.交通安全の啓発について  5.市立女子短期大学について  6.所管に係る建設工事(300万円以上)及び業務(100万円以上)の入札結果について 民生福祉委員会  1.民生行政について  2.福祉行政について  3.障害者施策について  4.保健行政について  5.環境行政について  6.市民病院の運営について 文教経済委員会  1.商工業振興について  2.観光行政について  3.農林水産業振興について  4.保育行政について  5.教育行政について 建設水道委員会  1.建設工事及び業務の執行状況について  2.土木行政について  3.農林整備について  4.下水道行政について  5.都市行政について  6.建築行政について  7.水道行政について  8.契約事務の執行について  9.工事検査の執行について ………………………………………………   閉会中における所管事項調査 議会運営委員会  1.議会の運営に関する事項(臨時会を含む)  2.議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項  3.議長の諮問に関する事項 ……………………………………………… ○議長(小川眞和) お諮りいたします。 お手元に配付いたしておりますとおり,各常任委員長及び議会運営委員長から,それぞれ閉会中における所管事務調査及び所管事項調査の申し出がありましたので,許可することにいたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,お手元に配付いたしておりますとおり,各常任委員会及び議会運営委員会に,それぞれ閉会中における所管事務等の調査を許可することに決定いたしました。 ────────────────── ○議長(小川眞和) 以上で,本定例会に付議されました事件は,すべて終了いたしました。 これをもちまして,平成16年第7回福山市議会定例会を閉会いたします。          午後2時40分閉会 ────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 福山市議会議長 福山市議会議員 福山市議会議員...