敦賀市議会 2020-12-08 令和2年第6回定例会(第2号) 本文 2020-12-08
一方、私も9月議会で質問しました高速増殖原型炉もんじゅの敷地内に計画されています試験研究炉の効果的な活用に向け、大阪府熊取町にあります京都大複合原子力科学研究所の研究炉、KURを見学する県内企業向けのツアーを行い、ニーズを掘り起こすとも説明。必要な附帯施設や実験設備を詳細設計に反映するよう国に訴えるとも述べられ、県の原子力政策の現況をかいま見るところであります。
一方、私も9月議会で質問しました高速増殖原型炉もんじゅの敷地内に計画されています試験研究炉の効果的な活用に向け、大阪府熊取町にあります京都大複合原子力科学研究所の研究炉、KURを見学する県内企業向けのツアーを行い、ニーズを掘り起こすとも説明。必要な附帯施設や実験設備を詳細設計に反映するよう国に訴えるとも述べられ、県の原子力政策の現況をかいま見るところであります。
廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅの敷地で文部科学省が計画しています試験研究炉の新設について、建設可能な炉型として、熱出力500から1万キロワットの低出力か中出力、さらに小型の臨界実験装置を有力な候補として検討していることを去る7月、我々議会に明らかにしたのであります。
それにもかかわらず、平成28年12月、国は一方的に高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃止措置を決定した。その結果、核燃料サイクル政策の実現性は極めて不透明となり、「第4次エネルギー基本計画」との齟齬が生じたのみならず、国と立地地域との信頼は大きく損なわれた。 本市は、国策である原子力発電との共存共栄を、半世紀にわたり市の方針としてきた。
また、高速増殖原型炉もんじゅ関連協議会が去る11月22日開かれ、西川知事、渕上市長が出席し、西川知事は「政府として責任ある対応をいただいたものと考え、もんじゅの廃止措置手続を進めることを了解する」、市長は「政府として責任ある回答をいただいたものと受けとめており、廃止措置に向けた次のステップに進めることを了解する」と、おのおの述べられたのであります。ここまでは一昨日までのことであります。
次に、福井県原子力環境安全管理協議会関係では、7月21日に開催された第199回福井県原子力環境安全管理協議会の報告中、議題となっている「高速増殖原型炉もんじゅ」について、文科省からの説明のあった内容について確認する質疑がありました。
次に、その他の項では、3月27日に開催された第198回福井県原子力環境安全管理協議会の報告中、議題となっている県内原子力発電所の新規制基準適合性審査等の状況及び高速増殖原型炉もんじゅについて、各省庁からの説明があった内容について確認する質疑がありました。
政府が昨年末に廃炉を決めた日本原子力機構の高速増殖原型炉もんじゅについて、去る5月20日、県庁を訪れた松野文部科学大臣が西川知事、そして渕上市長との面談により政府が示した廃炉体制強化策を大筋で認め、これを了承。さらに6月7日、政府の関連協議会で、西川知事は廃止措置に移行することはやむを得ないと容認の考えを明確にしたとの報道がありました。 国が一方的に廃炉を決定したのは昨年12月。
敦賀市の原子力とのかかわりは、1970年に日本で初めて商業用軽水炉として営業開始に入った日本原電敦賀発電所1号機に始まり、1987年には敦賀発電所2号機、また、天然ウラン資源の効率化が目的のMOX燃料を利用したふげんが1978年に、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖原型炉もんじゅが1995年に発電を開始してきました。
次に、その他の項では、1月10日に開催された第197回福井県原子力環境安全管理協議会の報告中、議題となっている県内原子力発電所の新規制基準適合性審査等の状況、また高速増殖原型炉もんじゅについて、各省庁の説明内容を確認する旨の質疑がありました。
敦賀市は現在、日本原子力発電株式会社の1号機廃止、2号機の再稼働の見通しが立っていない現状に、さらに高速増殖原型炉もんじゅの廃止措置と敦賀市の経済、雇用環境に大きな停滞感を及ぼし、疲弊した経済を生み出している現状から、これからの敦賀市の経済の活性化、観光産業の活性化について質問をさせていただきます。
高速増殖原型炉もんじゅは、国の核燃料サイクル政策の柱に位置づけられていましたけれども、1995年の開始以来、ナトリウム火災事故や炉内中継装置の落下、そして相次ぐ不祥事でほとんど運転していません。 こうした中、ついに政府は原子力関係閣僚会議を開き、もんじゅについて廃炉も含め抜本的な見直しを行うと決定しました。
核燃料サイクル政策に係る国の責任ある対応を求める意見書 敦賀市は、エネルギー資源の乏しい我が国にとって核燃料サイクルの確立が必要であり、特に高速増殖原型炉もんじゅについては、ウラン資源の有効利用、高レベル放射性廃棄物の減容化・有害度低減等の観点から重要な意義を持つとの国の再三再四の説明を信頼し、国策として協力してきた。
高速増殖原型炉もんじゅに関する勧告後の対応についての意見書 国のエネルギー基本計画等に示されているもんじゅの役割や研究開発については、安全確保を最優先にしながら、関係省庁と連携し、取り組むことが肝要である。
件名省略 日程第4 第92号議案~第110号議案 件名省略 日程第5 B議案第8号 第92号議案 平成27年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)に対する附帯決議の件 日程第6 第83号議案~第86号議案 件名省略 日程第7 請願第7号 LNG火力発電所誘致についての請願 日程第8 原子力発電所特別委員会中間報告及び新幹線対策特別委員会中間報告 日程第9 B議案第9号 「高速増殖原型炉
│ 算(第5号)に対する附帯決議の件(説明、質疑、採決) │ │ │ │ │*第83号議案~第86号議案(委員長報告~採決) │ │ │ │ │*請願第7号(委員長報告~採決) │ │ │ │ │*原子力発電所特別委員会及び新幹線対策特別委員会中間報告 │ │ │ │ │*B議案第9号 「高速増殖原型炉
委員長報告から採決まで) ──────── 230 ○日程第7 請願第7号 LNG火力発電所誘致についての請願(委員長報告 から採決まで) ───────────────────────── 236 ○日程第8 原子力発電所特別委員会中間報告及び新幹線対策特別委員会中間 報告 ────────────────────────────── 237 ○日程第9 B議案第9号 「高速増殖原型炉
規制委員会に安全審査が出されています青森県六ヶ所村にあります日本原燃の使用済核燃料再処理工場、さらに当市に位置します高速増殖原型炉もんじゅの再稼働見通しも不透明であり、原発再稼働がこのまま進めば、この使用済核燃料の処分問題がまたまた大きくなることは火を見るよりも明らかであります。 使用済核燃料は、原発を再稼働すればさらにふえ、動かさなくても今あるものは最終的に安全に処理しなくてはなりません。
この新エネルギー基本計画案で、高速増殖原型炉もんじゅについて実用化の時期を示さず、本来の役割とは異なる核廃棄物の減容化の研究強化を掲げ、位置づけが曖昧になり、核燃料サイクル政策全体も中長期的な見直しの可能性に含みを持たせており、我々が期待する夢の原子炉の実現が一歩後退した感が否めません。
敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅでは、今年7月に原子力規制庁による調査で、「立入制限区域の柵等の障壁の高さが一部不十分であった」等、4件の核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律違反が確認されましたが、その後の対応等について敦賀市に報告があったのは11月1日でした。
原子力防災については、本市のほぼ全域が日本原子力発電の敦賀発電所及び日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅから半径30キロ圏内に位置してるため、平成23年12月に市防災会議に専門部会を設置し、市地域防災計画原子力災害対策編の年内策定に向け検討を進めています。