四国中央市議会 2021-12-14 12月14日-02号
中山間部では,荒廃農地の増加が平たん部より進んでおり,農地の管理不足による雑草に起因する害虫の発生,野生鳥獣のすみかとなり他の農地を荒らすなど,荒廃農地の増加が問題となっております。 市といたしましては,中山間部での農業生産活動を継続していくため,中山間地域直接支払制度を活用しております。この制度は,農業生産活動を行う集落等を単位に協定を締結し,面積に応じて一定額を交付するものです。
中山間部では,荒廃農地の増加が平たん部より進んでおり,農地の管理不足による雑草に起因する害虫の発生,野生鳥獣のすみかとなり他の農地を荒らすなど,荒廃農地の増加が問題となっております。 市といたしましては,中山間部での農業生産活動を継続していくため,中山間地域直接支払制度を活用しております。この制度は,農業生産活動を行う集落等を単位に協定を締結し,面積に応じて一定額を交付するものです。
これ、稲作にとどまらず、農業全般に関わる問題となるんですが、野生鳥獣による農作物被害は、全国で約160億円に及ぶと言われております。被害金額が高い水準にあることで、これも営農意欲の減退につながることから、深刻な影響を及ぼしていると考えます。では、現在の被害状況について、農作物で宇和島市の面積と金額はどのぐらいになるでしょうか。楠産業経済部長。
野生鳥獣対策は、森林整備と里山保全を抜きには成立しません。見解をお伺いいたします。 ○議長(原田達也) 3の野生鳥獣被害とその対策について、理事者の答弁を求めます。 清水町長。
6点目、野生鳥獣被害についてお伺いをいたします。 イノシシや鹿など野生鳥獣被害は年を追うごとに増大しております。今や農作物被害だけではなくて、生活圏への侵入も増え、市の安心安全ナビでイノシシの目撃情報が多く見られます。 毎年、捕獲頭数が増え、奨励金の交付も増加の一途であります。
そうしたことで、これまでの山と里の境目が曖昧になってきたため、野生鳥獣が行動する範囲が、農村部やまちの中まで拡大していると思われます。その結果、農家の皆様が汗水流してつくった農作物は食い荒らされ、出荷することができないだけではなく、農地も荒らされ、営農の継続にも支障が出ているなど、農家の生活を脅かす大きな原因となっております。
また,野生鳥獣が人家周辺に来ている最大の要因は,何と申しましても動物にとって安全な餌がそこにあるからです。地域が主体となって未収穫の果樹や生ごみを動物の目につくところに放置していないことや,柵で農作物を囲う等,安全な餌を減らす努力をすることで有害鳥獣が減少し,またその周辺では捕獲効率が上がることになります。
野生鳥獣被害対策についてです。 野生鳥獣の捕獲や利活用している方々からの御意見では,対策として主に3段階があると体系づけられて考えております。 最初の段階は,被害発生初期と捉え,防護対策を行います。柵などにより農地への侵入を防ぎ,農業被害を防ぐ対策です。行政では,現在の主な対策として,防護柵への設置助成を行っていただいております。
一方、第一次産業が最大の産業であるという現実からも、新規就農者の確保・育成をはじめ、耕作放棄地や野生鳥獣被害などの解決に向け、引き続き市農業振興センターを核に、魅力ある農業の振興に努めてまいります。
◎野志克仁市長 本市では、野生鳥獣の農作物被害が、島嶼部や中山間地域を中心に広がっているため、有害鳥獣を捕獲する駆除、農作物を有害鳥獣から守る防除、被害防止意識を醸成し、有害鳥獣に強い環境をつくる環境整備の3つの柱で総合的に対策をしています。
そういった森林に最近鹿が大きく被害を与えておる、こういった報道もありますし、林野庁は鹿と野生鳥獣による被害が深刻化しており、森林においては、造林地の食害のみならず、樹木の剥皮による天然林の劣化や下層植生の食害、あるいは踏みつけによった土砂の流出、こういった被害が多くなり、森林の持つ公益的な機能が著しく低下しておると、このように述べております。
◆山瀬忠吉議員 有害野生鳥獣被害についてお伺いいたします。近年、イノシシや猿等の有害野生鳥獣による農作物被害が広域化し、市街地周辺にまで出没するようになってきております。私の住む周辺の下伊台町では、家の前の花壇までイノシシが入り込み花壇を荒らしたり、ビニールハウスの中まで入ってきて作物が被害に遭っております。上伊台町では、田んぼにイノシシがやってきて田を荒らしておりました。
当市では、農林課におきまして、野生鳥獣の農作物被害軽減を目的といたしまして、有害鳥獣捕獲を実施しておるところでございます。相当数の捕獲実績を上げてはおりますが、議員のおっしゃますとおり、野生鳥獣の人の生活圏への侵入は、当市のみならず、全国的に問題となってきているものでございます。イノシシに襲われ住民がけがをしたというような例も挙がっております。大変遺憾に思っております。
野生鳥獣は、しとめてから時間がたつと熟成が進み過ぎ、癖の強い肉になってしまいます。ジビエとは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉、フランス語で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。野生の動物は、家畜と異なり、同じ種類でも個体差が大きく、年齢や健康状態、さらには育った環境や食べていた餌などでも肉質が異なるため、それぞれの個性を見きわめて調理する必要があります。
そうした中、県内の被害状況に目を向けてみると、平成28年度の野生鳥獣による県全体の農作物被害額は4億3,640万円で、前年度から約13%ふえ、過去10年間で最多となっており、中でもイノシシによる果樹の被害が大きかったということでした。
次に、ジビエの地産地消を推進するための連絡会などの結成についてですが、現在、本市では、野生鳥獣による被害防止対策の充実、強化を図るため、各猟友会や中島のイノシシ対策協議会等の関係団体で構成する松山市鳥獣被害防止対策協議会を設置しています。
まず、鳥獣害駆除の担い手確保の取り組みにつきまして、野生鳥獣による被害は、依然として深刻な状態が続いており、有害鳥獣の捕獲を一層進めることは、全国的な課題となっておりますが、有害鳥獣捕獲の担い手である狩猟者は、高齢化の進行となり手不足などから、本市では70人余で推移しておりました。
2番目といたしまして、野生鳥獣対策についてお伺いをいたしたいと思います。 本市の野生鳥獣対策につきましては、重信、川内両猟友会において実施を願っております。近年はイノシシ、鹿等増加傾向にあり、年間捕獲頭数は、平成26年以降イノシシで約600頭、鹿で約400頭であり、平成27年の有害鳥獣期間(4月から10月)、イノシシで209頭、鹿で221頭となっております。
農林水産省の統計によりますと、野生鳥獣による全国の農作物被害額は、近年毎年200億円前後で推移しており、全体の約7割がイノシシ、鹿、猿によるものです。鳥獣被害は、営農意欲の減退や耕作放棄地の増加等をもたらし、被害額として数字にあらわれる以上に農家に深刻な影響を及ぼしています。
農林水産省の資料によると、野生鳥獣の増加、拡大により、農作物被害金額は年間約100億円を超えると言われています。東温市においても、ここ数年、200万円以上の農作物への被害が出ています。野生鳥獣による被害は、農家への経済的被害のみならず、営農、林業、経営意欲の減退、また耕作放棄地の増加、森林の生物多様化の損失や土壌流出などの一因にもなり、表面に出ている被害額以上の経済損失となってきています。
まず1番目として、新聞等の報道によりますと、全国における野生鳥獣による農作物被害額は近年、年間200億円まで拡大、本県においても年間約4億円と年々増加しているようで、個体数の増加に目立った歯どめがかけられず、全国各地で積極的に鳥獣の捕獲が進められているようです。しかし、捕獲された鳥獣の大半は埋設、焼却処分され、食肉活用されているのは全体の1割程度のようです。