愛南町議会 > 2021-03-19 >
令和 3年第1回定例会(第2日 3月19日)

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  1. 愛南町議会 2021-03-19
    令和 3年第1回定例会(第2日 3月19日)


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    令和 3年第1回定例会(第2日 3月19日)             令和3年第1回愛南町議会定例会会議録(第2号)                  招集年月日 令和3年3月19日(金曜)                  招集場所 愛南町役場議場                  開議 3月19日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 一般質問  日程第 3 第11号議案 愛南町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定               について  日程第 4 第23号議案 令和3年度愛南町一般会計予算について  日程第 5 第24号議案 令和3年度愛南町国民健康保険特別会計予算について  日程第 6 第25号議案 令和3年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について  日程第 7 第26号議案 令和3年度愛南町介護保険特別会計予算について  日程第 8 第27号議案 令和3年度愛南町小規模下水道特別会計予算について  日程第 9 第28号議案 令和3年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について  日程第10 第29号議案 令和3年度愛南町温泉事業等特別会計予算について  日程第11 第30号議案 令和3年度愛南町旅客船特別会計予算について  日程第12 第31号議案 令和3年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算につ               いて
     日程第13 第32号議案 令和3年度愛南町上水道事業会計予算について  日程第14 第33号議案 令和3年度愛南町病院事業会計予算について  日程第15 第34号議案 町有財産の減額貸付について  日程第16 第35号議案 町有財産の減額貸付について  日程第17 発議第 1号 愛南町議会会議規則の一部改正について  日程第18 発議第 2号 愛南町議会基本条例の制定について  日程第19 閉会中の所管事務調査等申出について 2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から日程第19 3.出席議員(12名)   1番  欠   番        2番  欠   番   3番 鷹 野 正 志       4番 原 田 達 也   5番 佐々木 史 仁       6番 坂 口 直 樹   7番 山 下 太 三       8番 中 野 光 博   9番 濱 本 元 通      10番 内 倉 長 藏  11番  欠   番       12番 山 下 正 敏                   14番 吉 村 直 城  15番 土 居 尚 行      16番 西 口   孝 4.欠席議員(1名)    13番 那 須 芳 人 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         木 原 荘 二    教育長         中 村 維 伯    総務課長        浅 海 宏 貴    企画財政課長      立 花 慶 司    消防長         松 本 正 人    会計管理者       本 多 幸 雄    税務課長        山 本 光 伸    町民課長        中 田   章    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        長 田 岩 喜    建設課長        近 田 正 二    商工観光課長      兵 頭 重 徳    環境衛生課長      山 本 正 文    水道課長        金 繁 末 廣    保健福祉課長      幸 田 栄 子    高齢者支援課長     土 幡   淳    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      清 水 雅 人    防災対策課長      守 口 庸 夫    国保一本松病院事務長  赤 松 邦 彦    内海支所長       横 山 修 治    御荘支所長       猪 野 博 基    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       吉 田 潤 一    監査委員        西 村 信 男    農業委員会会長     河 野   仁 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        早 川 和 吉    局長補佐        小 松 一 恵                 午前10時00分 開議 ○議長(内倉長藏) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(内倉長藏) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、7番、山下太三議員と8番、中野議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第2 一般質問 ○議長(内倉長藏) 日程第2、一般質問を行います。  原田議員の質問を許します。  原田議員。 ○4番(原田達也) おはようございます。  それでは、一般質問通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。  2点質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、日本農業遺産認定による地域振興について。  日本農業遺産は、国連食糧農業機関が認定する世界農業遺産を踏まえ、農林水産省が2016年4月に国内版として創設されました。我が国では、古くから伝統的で多様な農林水産業が営まれ、美しい田園風景、伝統あるふるさと、助け合いの農村文化が守り続けられてきています。  農林水産省では、将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業システムを全国から発掘し、その価値を評価するためこの制度を設け、候補地を公募し現在では16県22の地域が認定されています。  本県では、南予で受け継がれてきたかんきつ農業日本農業遺産認定を目指そうと、南予の3市2町(宇和島市、八幡浜市、西予市、伊方町、愛南町)が南予地域農業遺産推進協議会を立ち上げ、愛媛・南予の柑橘農業システムと題し、2016年に申請をしました。しかし、その年の審査では認定には一歩届かず、再度2018年に改めてチャレンジをし、視察や生物調査などを行い、様々な課題をクリアした結果、念願の日本農業遺産に認定されました。  申請書ではリアス式海岸で急傾斜の厳しい地形条件で整備された段々畑や高い栽培技術、多彩な品種の適地適作、生産者が結束して産地づくりを進める共選といった社会的基盤、生産工程管理に関する国際規格、グローバルGAPを取得した県立南宇和高校の取組などもアピールしています。  今回の日本農業遺産認定が、地域の自信や誇りにつながるとともに、伝統ある農林水産業の価値を再認識し、農山漁村への理解を深めるきっかけになるのではないかと考えます。  そこで伺います。  1、認定から3年経過したが、南予地域農業遺産推進協議会ではどのようなことを協議し、どのような取組を行っているのか。  2、本町として、この日本農業遺産を有効に活用し、地域振興に結びつけていくのか検討してみてはどうか。  3、この日本農業遺産認定をステップに、世界農業遺産認定を目指すべきだと考えるが、その計画はあるのか。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員から、答弁分割での質問がありました。  初めに、日本農業遺産認定による地域振興について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 原田議員の質問にお答えをします。  まず、第1の質問、日本農業遺産認定による地域振興について、1点目の南予地域農業遺産推進協議会では、どのような協議、取組を行っているのかについてですが、本協議会は、現在愛媛県を初め愛南町を含む3市2町3JA及び1土地改良区連合会、並びに愛南グリーンツーリズム推進協議会を含む19の地域団体で構成をされております。  平成31年2月15日に愛媛・南予の柑橘農業システムとして日本農業遺産に認定をされてからは、愛媛県を中心に協議会メンバー29団体による協議、各取組を行っております。  協議につきましては、地産地消の促進やかんきつの消費拡大、景観保全活動など、農業遺産の継承につながる保全計画の実践に向けた方針等の協議を行っております。また、各取組につきましては、農業遺産復興マルシェの開催や農業遺産PRプロモーション、地産地消の促進とかんきつの消費拡大などの推進のため、農業遺産継承事業を行っております。  2点目の本町として、この農業遺産を有効活用し、地域振興に結びつけていくのか検討してはどうかについてですが、日本農業遺産認定の愛媛・南予の柑橘農業システムの取組につきましては、南予地域でのかんきつによるつながりで事業展開を行っております。そのつながりによる災害からの復興の役割として、本町でも復興マルシェ農業生物多様性巡回展が開催をされております。  また、宮城県仙台市や東予・中予で開催されました復興マルシェでは、本町の生産者からもコンフィチュールやかんきつジュースの出品を行っております。  今後も、このように愛南町産のかんきつを出品することで、日本農業遺産というブランド力の活用を図るとともに、新たな地域振興への結びつきにも反映してまいりたいと考えております。  3点目のこの日本農業遺産認定をステップに世界農業遺産認定を目指すべきだと考えるが、その計画はあるのかについてですが、南予地域農業遺産推進協議会の意向といたしましては、世界農業遺産の申請に向けて、認定の重要要件となっている地域参加型活動の一層の促進や、遺産に関連する希少在来生物多様性及び世界的視野での産地の独自性の証明等の取組を行う計画としております。このことは、本町のかんきつ農業の振興にも期待できるものだというように考えております。  以上、第1の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、1の1について、再質問はありませんか。  原田議員。
    ○4番(原田達也) この認定から3年が経過したんですが、あの昨年においてはコロナの影響で余り計画をしたような活動ができなかったのではないかと考えておりますが、まず、あのこの認定でですね、やはり全国にこの地域を知っていただくというのが、私はまず第一の目標じゃないかと思います。  それと、あの観光客をこの南予地域に誘致するという、そういったのもまた一つの重要な役割ではないかと思いますが、本町としても、このなんですかねこの協議会に負担金を出しておりますね。たしか今年度40万、来年度も40万の予算を組んでおったと思いますが、この予算、各3市2町から負担しておると思うんですが、実際どのようなことに使われておったのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  先ほど議員から御質問ありました予算の用途についてなんですが、県全体で600万の予算を持っております。そのうち、農業遺産復興マルシェの開催、また、農業遺産のPRというところ、それとあと地域住民参加型という形で、農業遺産継承の事業等について使用しておるということで認識をしております。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、よろしいですか。 ○4番(原田達也) はい。 ○議長(内倉長藏) では、1の2について、再質問ありますか。  原田議員。 ○4番(原田達也) この日本農業遺産、まああの国内で22の地域が認定されておるんですが、ほかの地域との連携というのも1つの目的ではないかと思います、この日本農業遺産の。そこで今年度、本町と姉妹提携を結んでおる丹波篠山市がこの日本農業遺産に認定されました。非常に喜ばしいことと思うんですが、これを機会にですね、一つまた愛南町、丹波篠山、この日本農業遺産を全面的に表に出して、一つ地元の特産品の販売とか、イベントの開催、そういったことを、今以上に取り組んでいくべきだと考えますが、どのようにお考えですか。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  先ほどの丹波篠山市との共同を持ってということなんですが、現在、愛南町につきましては、南予地域農業遺産推進協議会という形で幅広い地域での活動となっております。で、今後につきましては、愛南町として日本農業遺産というブランド力を使ってというところで、先ほど町長もお答えしたのですが、そういうところで、また丹波篠山市との協定を持ちながら、いろいろな面で販売促進、かんきつの販売促進等をまた考えながら、また、ロゴマークの使用等でアピールしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員。 ○4番(原田達也) 今、課長の答弁でロゴマークの件が出ましたが、先日、あの愛南町もロゴマークを制定し、今からそのロゴマークを使っていろんな販売促進等に結びつけると思うんですが、この南予のかんきつ農業施設でも、これも一応ロゴマークを制定しております。ですから、今後、あの愛南町、そして農業遺産のロゴマーク、一緒になってPR活動に利用できたらどうかなというふうに私としては考えておるんですが、その点どうでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  現在、日本農業遺産のロゴマーク、がんばろう!南予の柑橘農業というキャッチフレーズをつけてロゴマークがあります。その今使用につきましては、農林課サイドでは町内のかんきつ農家の有志で構成されます愛南ゴールド等販売促進部会におきまして、首都圏等から愛南ゴールドの受注があった際の出荷用の段ボール箱を作成しており、その段ボール箱の側面に日本農業遺産の認定のロゴマークを使用しております。  今後につきましても、かんきつにつきまして、その愛南町の新しいロゴマーク等も使用しながら、併せた中で販売促進等を図っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、1の3について、再質問ありますか。  原田議員。 ○4番(原田達也) この世界農業遺産の認定の件なんですが、現在、あの世界農業遺産というのは、世界で22か国62の地域が認定されているようです。で、あの国内では11の地域が認定されております。日本農業遺産が現在22の地域、この世界農業遺産が11、半分なんですが、非常にハードルが高いように私としては考えておるんですが、一体この日本農業遺産世界農業遺産、そもそもどこが違うんでしょうか、これ。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  日本農業遺産につきましては、国内において重要かつ伝統の農林水産業を営む地域とされており、また、簡単ではありますが、世界に重要かつというところで世界農業遺産につきましては、世界的に余り類を見ないという形で認定をされるんだと考えております。まあ、1つにつきましては、先ほど議員もおっしゃいましたハードルが高いというところで、世界的に今回、南予の柑橘農業システムが認定に向けてというところで、現在愛媛県を中心に申請の準備をしとるというところですので、そこについてはまた愛南町のあるべき姿を出していきたいとは考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員。 ○4番(原田達也) その世界農業遺産に認定される見込みというのはどのように感じておりますか。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  あの世界農業遺産につきましては、私どももイベント等で目にして勉強もさしていただいておるところなんですけど、そういうところでかなりハードルが高い、また世界的に類を見ないというところもありますんで、また、そういうところを協議会の中でPRできるものを今模索をしとるというところなんですけど、今後につきましても、共同を持ちながら協議会の中で各市町、県を初め協議をしながら進めていくという形で考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) よろしいですか。  次に、2の質問を許します。  原田議員。 ○4番(原田達也) 続いて2番目の質問をさせていただきます。  大規模災害時における生活用水の確保について。  いつ起こってもおかしくない巨大地震に集中豪雨、そういった大災害時に必ず住民生活に支障を来すのがライフラインの寸断だと思います。その中でも断水は生命に関わる重要な問題です。浄水場が被害を受け、また水道管の破裂等で水の確保が非常に難しくなるのは、過去の大災害を見ても必然だと思われます。  このような緊急事態に備え、非常時の水を確保しておくことは必須課題であり、各家庭においても、また町としても備蓄品の中に飲料水が当然含まれていると思います。しかし、備蓄品には限界があり、災害復旧が長引き飲料水が不足するような状況になれば、周辺の自治体からの給水活動や救援物資及び一般小売店等でのペットボトル販売等である程度は確保できます。  しかし、最近の災害事例を見てみると、問題となるのは飲料水以外の洗濯、トイレ、風呂等に使用する大量の生活用水の確保だと思います。  被災住民にとって生活していくために最低限必要な生活用水はどんなに少なく見積もっても1人1日20リットルは必要だと言われています。この大量に必要とされる水は、十分な供給までに相当な日数を要するのではないかと考えます。  災害時には公的な支援とともに、自助・共助の力が重要な役割を担っており、過去の例から見ても、長期間の断水時に地域の民間井戸が生活用水として活用され、地域住民の生活に役立てられたケースも全国で多数報告されています。  現在では、上水道が整備され井戸を使用している事例は少ないとは思われますが、町内において使用可能な井戸は少なからず存在するはずです。そういった井戸所有者に協力を願い、非常時に活用できるよう備えておくべきだと考えます。  そこで伺います。  1、大規模災害時に生活用水確保の手段として、民間井戸の所有者と協定を結び、災害応急用井戸として活用できる体制を整備する考えはないか。  2、町内で現在使用できる井戸がどれくらいあるのか把握しておく必要があるのではないか。  3、災害時の避難場所となる小中学校や公民館等に井戸の設置を考えてみてはどうか。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 2の大規模災害時における生活用水の確保について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第2の質問、大規模災害時における生活用水の確保について、1点目の生活用水の確保のための災害応急用井戸の活用、体制整備についてですが、災害時協力井戸の目的は、議員御承知のとおり、地震などの災害により広域的な断水が発生した場合、また、長期的な干ばつに見舞われたときなどに、これを補完するものとして民間が管理する井戸水を応急用に利用するもので、全国的には阪神・淡路大震災を契機に活用する市町村が増え、県下においては上島町と宇和島市がいち早く活用体制を整えております。  内容につきましては両市町とも、トイレや洗濯などの生活用水に限定し、住民からの善意に基づく自主的な協力の下、井戸を登録していただき、維持管理等も個人が行うこととなっております。  本町の飲用水確保は給水及び水道施設等応急対策計画書に基づき、点在する浄水場や配水池の貯蔵水を利用することとしております。しかしながら、長期化するような場合、住民生活の安定のためにも生活用水の確保は必須となりますので、水源確保の観点からも他市町で実施しております災害時協力井戸を参考に、自主防災会と井戸の把握等を行いながら、活用体制を整備してまいりたいと考えております。  2点目の町内で現在使用できる井戸の把握についてですが、飲用水として使用できる井戸については愛媛県飲用井戸等衛生対策要領に沿った水質検査等を個人で行っているもので、本町に報告を受けているものではありません。一方、各家庭等において生活用水として利用している井戸については把握をしておりませんが、各自主防災会で防災マップ作りなどを実施して、地域の井戸の利活用について話し合うなどして、井戸の把握に努めてまいりたいと考えております。  3点目の災害時の避難場所となる小中学校や公民館等への井戸の設置についてですが、避難所となる学校では生活用水としてプールの水を利用したり、公民館等では非常時に簡易タンクを設置するなどの対応を考えておりますが、避難所付近の活用できる井戸等の調査の実施をし、自主防災会と井戸の利活用について十分な協議を行い、生活用水の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上、第2の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、2の1について再質問ありますか。  原田議員。 ○4番(原田達也) えっと、あの2018年の西日本豪雨ですね、このときにやはり宇和島市が非常に大きな断水になったことはもう皆さん御承知と思うんですが、そのときにやはりこの民間井戸が非常に役に立ったということを聞いております。で、あの今、町長の答弁にもありましたように、上島町と宇和島市ですか、この2地区はもう既に登録制度を行っているということなんですが、ぜひこの愛南町でも登録制度というのをなるべく早いうちに、大災害が起きないうちにですね、これをぜひ進めていければなというふうに考えておりますが、いつ頃、まあなるべく早い時期のほうがいいんですが、計画としては、いつ頃の予定で行うような計画になっておるんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  まず、各地域にある井戸については、地域に精通している自主防災会に使用の可能な井戸の把握をまず行っていただきたいと考えております。  地域防災計画の中にも飲料水、生活用水の確保の項目の中に自主防災会において災害時に利用が予定される井戸等も、その利用方法をあらかじめ検討しておくということがあります。  まずその井戸の利活用、使用できる井戸の確認について、自主防災会とともに早急に始めていきたいと思っています。来年度の自主防災会の総会等でその話もしながら、進めていきたいと考えております。で、なるべく早い段階で、その登録というのも進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、2の2について再質問はありますか。  原田議員。 ○4番(原田達也) ただいまの答弁で、自主防災会でいろいろこう調査をしてみるといった答弁だったんですが、消防署がですね定期的に消火栓とかそういった点検をして回っておると思うんですが、こういった井戸の点検というのは、これまでやったことはないですか、どうですか。 ○議長(内倉長藏) 松本消防長。 ○消防長(松本正人) 原田議員の質問にお答えいたします。  現在、消防本部のほうで町内の井戸の把握しておるところは4か所です。そのいずれの井戸も農業用水源等として使用している比較的大きな井戸で、これは常時貯水量が40トン以上あるんですが、その4か所の井戸しか把握してないし、そこしか点検しておりません。  町内の一般個人が持っとられる井戸は、有水量も少なく消防水利としては不適当であるため、うちは把握しておりませんし、今後もあの調査予定には入っておりません。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員、2の3について。  原田議員。 ○4番(原田達也) 特に大災害時に皆さんが避難する避難所、ほかの自治体では学校あるいは公民館、こういったとこに新たに井戸を設置するとこもどうもあるようですが、現在、町有施設でそういった井戸が実際あるというそういった施設っていうのは、現在あるんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  あの防災面、そういう生活用水等使用を考えたようなその井戸が町有地にあるかというのは、今のところ把握していないんですが、恐らくないと今のところ考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 金繁水道課長。 ○水道課長(金繁末廣) ちょっと補足になりますけど、あの水道課のほうで浄水場等で水をくみ上げる井戸につきましては、複数箇所の設置をして、そこの井戸というか地下水からの水をくむということは行っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員。 ○4番(原田達也) 今、あの水道課長が答弁したんですが、えっと、今言った施設、停電になった場合は非常電源というのはあるんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 金繁水道課長。 ○水道課長(金繁末廣) はい。お答えいたします。  それぞれの施設で非常電源装置等をつけて、停電が起きてもすぐ復旧するような形をしておりますし、まあ長期停電になった場合には、ちょっとそこが対応できないことにはなっております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 原田議員。 ○4番(原田達也) 今後、その井戸をですねぜひ整備していただいて、できれば町のホームページとかですね、あと今後改正される予定のハザードマップ等にそういった井戸の場所を掲載していただければ、住民もすぐにどこに行けば水が手に入るのか分かりやすいと思うので、そこらあたりを検討していただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  もし登録ができるようであれば、その井戸についてはそのホームページなりで公開をしたいと考えております。で、ハザードマップについては、来年度新たに作成する予定にしております。それまでにある程度事業が、登録井戸が完了すれば、そのハザードマップのほうにも載せたいと思います。  ただ、恐らく追加とか出てくる場合もありますので、その辺もまた考えながら対応したいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) これで、原田議員の質問を終わります。  次に、土居議員の質問を許します。
     土居議員。 ○15番(土居尚行) 一般質問を行います。  初めに、愛南町農業の将来展望について。  愛南町の基幹産業といわれる農林水産業の中で、その取扱い額は水産業が多く占めておりますが、本町の水産業発展に不可欠な豊かな自然環境の維持には、農業、林業が大きく貢献していると思います。また、その責任も小さくないと思われます。  現在、愛南町の農業従事者は若い世代が若干増加したとはいえ、60代後半から70代が中心で、80代以降の方も現役で頑張っておられます。  将来の後継者不足がこれからの大きな問題です。愛南町の農業は、全国の農業地域が抱えている担い手不足の問題に直面していると思われます。  農業が他の産業と異なる問題は、高齢やその他の理由でリタイアしても後継者や耕作してくれる方がいないと、田や畑の農地が荒れ地になって残ります。耕作放棄地は年々増加し、これまでは中山間地域の条件の悪いところが中心でしたが、最近では整備された農地の放棄も目につくようになり、農家の間では10年後にはどうなっているのかという心配と諦めの声が大きく聞かれます。  現在、耕作や作業を受託している担い手の方も、これ以上耕作面積を増やすのは無理ですと言われる方がほとんどです。  農地の荒廃は、自然環境の破壊や地域の存続にもつながります。  近年の大雨で河川や農地に大きな被害が出て、数年たった現在でも復旧工事が行われていますが、耕作放棄地の増加がその原因の1つだとも言われております。  水田などの農地や山林は、大きな自然のダムといわれ、その貯水能力で自然を守ってきましたが、荒廃によりその効力は失われ、またこのような災害が発生し農業だけでなく町内全域の産業や生活に影響が出ることも予想されます。  農業委員会は、農地行政を行う組織、農地利用の最適を支援する組織、農地経営の合理化を支援する組織、農業、農村の声を代表する組織として活動されていますが、愛南町の農業、農地の現状と将来への対策について、どのような御意見をお持ちか、農業を熟知されている農業委員会、河野会長の御意見を伺います。 ○議長(内倉長藏) 土居議員から、答弁分割での質問がありました。  初めに、愛南町農業の将来展望について、説明員の答弁を求めます。  河野農業委員会会長。 ○農業委員会会長(河野 仁) 土居議員の質問にお答えします。  まず、第1の質問、愛南町農業の将来の展望について、愛南町の農業、農地の現状につきましては、先人の方々がたゆまぬ努力と創意の下に、農業経営上の不利な条件の中、農地を守り、育て、農業を継続されてこられたことに対し、農家の皆様方には大いなる感謝と誇りを持って営農をされていると感じております。  しかしながら、議員御指摘のとおり、現在は少子高齢化や町外への人口流出等により、大変農業の担い手の減少が進行をしてきている現実を痛感させられる思いです。  5年前の平成27年度から現在の令和2年度の農業と農地の現状を比較してみますと、平成27年度では総農家数1,050戸で、そのうち主業農家数は168戸、農業就業者数は1,616人でありました。また、地域の担い手として頑張っておられます認定農業者数は172経営体で、管内の耕作をされている農地面積につきましては、1,411ヘクタールとなっておりました。また、令和2年度には、総農家数は116戸減少の934戸で、主業農家数も39戸減少の129戸となっております。このことに伴い、農業就業者数も363人減少の1,253人となっております。  認定農業者数につきましては、若者に対する農業次世代人材投資事業の活用により、172経営体と減少は見られないものの、耕作をされている農地面積につきましては、61ヘクタールの減少の1,350ヘクタールとなっており、農業者の減少や農地の荒廃など、農業や農地を取り巻く情勢は極めて厳しい状況であると、改めて感じております。  このような状況を踏まえ、議員も御承知である農地行政を担う組織等、農業委員会の本幹である4つの柱はもとより、今、耕されている農地を、耕せるうちに、耕せる人へ、次の農業者へバトンをつなぐという取組でもある農地等の利用の最適化の推進が何よりも重要であると考えております。  そのため、14人の農業委員と25人の農地利用最適化推進委員、農業委員会事務局が相互に連携し、市町が取り組む人・農地プラン等の地域での話合いに参加し、農業や農地の諸問題の解決、対策に、より一層の努力を惜しまず、農業委員会の業務の強化に努めてまいりたいと考えております。  以上、第1の質問の答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、再質問ありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) あの今、河野会長から農業委員会の活動について力強い言葉を頂いて、大変期待しているところなんですが、この農業・農村問題は、本当に深刻な状態になっておりまして、そうした中で、愛媛県議会でも議員提案で人口減少や担い手不足などの農業を取り巻く環境は厳しく、農業・農村を次の世代に継ぐための愛媛県の未来を創る農業・農村振興条例(案)を10日の特別委員会で全会一致で可決し、本日、最終日の本会議で採決の予定とお聞きいたしました。  農業委員会は、農業問題の全般にわたって広く活動をされていますが、そういう農業委員会の活動をですね、よく町民の皆様に理解していただくためにも、こうして会長に出ていただいたわけなんですけど、特に農業委員会といえば農地の地目変更や所有権の移転を審査する団体であるとの認識が、やっぱり町民には多いと思います。その他の活動は町民に浸透し切っていないところが、私はあると思います。  耕作できなくなったら、まず地域の推移員や農業委員に相談をしていただくことが、農地の荒廃を防ぐまず第一歩であり、重要なことだと思いますが、まあ今後の取組方について、これの問題についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 農業委員会よりお答えいたします。  平成28年4月1日より農業委員会等に関する法律が改正をされております。重点的には農地等の利用の最適化の推進、すなわち担い手への農地利用の集積、集約化、遊休農地の発生防止、解消、新規参入の促進による農地等の利用の効率化及び高度化の促進が農業委員会の必須業務となっております。  このことにつきましては、議員御指摘にありますように、地域の推進員や農業委員に相談をいただき、農地の荒廃を防ぐ役割が重要とされております。  また、会長より先ほどの答弁にもありましたように、農業委員会及び農林課を主としました人・農地プランでの地域農業の在り方、農地の集積、担い手の状況、確保等についての地域の農業者の方々を中心に話合いを行い、5年後、10年後の方針の検討会を現在実施しております。  今年度につきましては、緑、僧都地区の2地区で行っており、今後につきましても随時行う予定としております。  このことにより、地域農業の維持継続を地域の農業者の方々と一緒に考えてまいりたいと思っております。  なお、農業・農地等の諸問題におきましても、地域の推進員や農業委員にお気楽に相談をしていただければ幸いだと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 次に、2の質問を許します。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 2番目の質問に移ります。  愛南町の将来像について。  5か町村の合併から、早いもので15年以上の月日が過ぎました。その間の町の変化は想像を超えたもので、また、最近の新型コロナウイルスに伴う社会生活の変化は、今後どのように変わっていくか想像のつかないところであります。  この15年間の人口の減少は、分かっていたこととはいえ将来の大きな不安となっています。人口減少によるマイナス影響として、地域活力の喪失、公共サービスの低下、住民負担の増加などが挙げられます。国民が平等に利用できるといわれる施設の大半は、東京などの大都市に集中をしていますし、県でも多くの施設は、やはり人口の多い中心に集中しております。  愛南町でも合併から15年間、町の中心地域は以前と変わりなく、またそれ以上に生活の便利さが感じられと思われますが、周辺地域は学校の閉鎖や金融機関の撤退、商店の閉店など、日常の生活、特に高齢者の方には年々不便になってきております。5年、10年、そして15年後には、現在のような地域活動が難しくなると思われます。  愛南町全体の年間の出生数が60人程度と聞き驚きました。我々が経験したことがない人口減少社会に入ってきました。  以前、環境省の職員が、レンジャーですが、篠山のアケボノツツジの現状を見て、長年きれいに咲き誇ったのも自然がつくったものだし、枯れていくのも自然の現象ですと言われたのを思い出します。戦後、人口が増え、それに伴い住宅が建ち、道がよくなり、地価も上がり、土地の値段は下がることはないと言われたのは遠い昔のことではありません。  山林の価格は以前の10分の1以下と言われ、農地も買ってくれる人がいないから、もらってくれる人さえいないとの話がよく聞かれるようになりました。  このようになるのも自然ですと言われれば返す言葉がありませんが、アケボノツツジと同じというわけにはいきません。  政治は将来を予測しその対策を行うものだと言われます。本町も年間約500人程度の人口減少が続いておりますが、行政の執行に緊張感は感じられません。将来の愛南町の姿をどのように予測しているか、お考えを伺います。  1番目に、5年、10年、15年、20年後の愛南町の予想人口、また旧5か町村ごと、地域別の人口の予想をどのように捉えておられるのか。来年度の予算編成に当たり、10年20年後の愛南町の姿を見据えた施策の見直しとありますが、再構築を図るとの発言がありましたが、旧5か町村それぞれどのような将来像を描いておられるのか。  2番目として、将来地域活動の維持が困難な地区が出ることが予想されますが、現状を把握し、今のうちから地域と協議して対策を行うつもりはありませんか。  3、少しでも人口減少のスピードを遅らせる対策が必要と思い、1つの方策として利用する目的のない町有地を住宅地として提供することを以前提案しましたが、その考えはないとの答弁でしたが、その答弁に、考えに変わりはありませんか。  4、高速道路8の字ルートの完成は、町民の長年の夢ですが、完成にはまだまだ長い時間が必要のようです。災害時や救急対応など、大きな効果が期待されます。町長は一石十鳥の効果があると言われますが、高速道路のストロー効果で通勤や買物客などが大きい町に吸い出されるストロー現象の発生により、高速道路過疎と言われる現象が起きた町も多くあります。このストロー現象はこれからの問題ではなく、現在の愛南町でも起こってきています。  以前は考えられなかった宇和島方面への通勤や通学は年々増え、反対に仕事は愛南町でも住居は宇和島という方もおられます。休日の買物は松山などの大きい町に出かける方が多くいますし、この現象は道路整備に伴いさらに拡大をするでしょう。交通インフラ整備などの公共工事は、経済効果の大きさをうたいプラス面を強調してマイナス面を大きく取り上げてこなかった、高速道路の延伸がプラス面だけ持ってくるとは思われません。プラスの影響もあれば必ずマイナスの影響もあります。それまでに魅力ある町をつくっておかないと、ただの通過点になることも考えられます。そうならないために、どのようなまちづくりが必要とお考えかお伺いします。  5、今、桜が今まさに咲き誇ろうとしておりますが、1本で何万人の人を呼ぶことができる桜の木も、何十万人が見学に来るお祭りも、突然できたのではなく、最初の一歩があってのことです。町民がわくわくするような将来のための種まきを検討する考えはありませんか、お考えをお伺いします。 ○議長(内倉長藏) 2の愛南町の将来像について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第2の質問、愛南町の将来像について、1点目の5年、10年、15年、20年後の愛南町の予想人口、旧5か町村地域別の人口の予測はどのように捉えているのか、旧5か町村それぞれどのような将来像を描いているかについてですが、愛南町の将来人口については、愛南町まち・ひと・しごと創生総合戦略において示しておりますが、国勢調査を基にした、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、今後も本町の人口は減少傾向で推移し、5年後は1万7,518人、10年後は1万5,454人、15年後は1万3,411人、20年後となる2040年は1万1,451人と推計されております。旧5か町村ごとでは、全ての地域で人口が減少し、特に、西海地域の人口減少率が最も大きいと推計されております。  旧5か町村ごとの将来像といたしましては、新町建設計画に基本方針を掲げ、土地利用の方針としてのゾーン計画などにより取り組んでおりますが、現状といたしましては、合併時に思い描いた均衡ある発展を実現できているとは言い難く、このことは全国の合併市町村においても同様であり、今後も取り組むべき課題であると認識しております。本町のまちづくりは、愛南町総合計画において、「ともにあゆみ育て創造するまち」を将来像とし、町の持つ特性、魅力を生かし、人口減少を抑制し、町民が安心して住み続けられる、住み続けたいと思えるまちづくりを目指すこととしております。  2点目の、将来、地域活動の維持が困難な地区が出ることが予想されるため、現状を把握し、今のうちから地域と協議して対策を行うつもりはないかについてですが、地域活動は、地域の活性化に向けて意欲的に取り組んでいる地域がある一方で、リーダーや後継者が少ない地域では、地域活動の維持機能の低下が課題となると考えております。  地域活動支援の取組といたしましては、地域の要望により、緑地域において平成29年度より3年間、地域おこし協力隊を配置し、地域に眠っている資源や活用されていない資源を掘り起こすなど、地域住民自らの知恵と工夫で、地域おこし、地域づくりに取り組んでいくための支援を行ってまいりました。  今後も地域の現状や意向を踏まえ、要望がある地域には地域おこし協力隊の配置や、公民館機能強化の取組により、人づくり、地域づくりを支援するなど、地域活動の維持向上に努めてまいりたいと考えております。  3点目の未利用の町有地を住宅地として提供することを以前提案し、その考えはないとの答弁だったが変わりはないかについてですが、以前から議員、御指摘のありました民間企業跡地を住宅地として提供することについては、地域活性化には有効な施策でありますが、該当の土地につきましては、愛媛県広域防災活動要領において、あけぼのグラウンド周辺を自衛隊・消防などの広域支援部隊の活動の拠点の候補地にしており、また、町内の被災状況によっては、応急仮設住宅建設候補地として考えております。  したがいまして、現時点では宅地分譲における有効利用は予定をしておりません。  4点目の高速道路の延伸により通過点とならないよう、どのようなまちづくりが必要と考えるかについてですが、本町における高速道路の完成には長い年月がかかり、また、完成しても地理的要因等により通過点となることも想定されます。  このため、未事業区間である宿毛-内海間の高規格道路早期新規事業化要望活動において、災害に強いまちづくりの推進、救急医療体制の充実、基幹産業の活性化、企業誘致等による雇用対策等を重点に、インターチェンジ設置の重要性を強く訴え、計画段階評価手続において、本町では3か所のインターチェンジ設置が決定をしております。  この決定を踏まえ、本町中心部である御荘平城地区に設置予定のインターチェンジとの接続可能な場所に、国・県の協力の下、道の駅と同様の機能を併せ持つ愛南町防災休憩施設整備を検討するなど、将来の高速道路の整備を見据え、企業誘致活動を積極的に行うことなどにより、定住につながる雇用環境の充実に努め、持続可能なまちづくり、魅力あるまちづくに取り組んでまいりたいと考えております。  5点目の町民がわくわくするような、将来のための種まきを検討する考えはないかについてですが、議員御指摘のとおり、人を呼ぶための仕掛けづくりは必要であり、とても重要であると考えております。  町外から人を呼び込み、町の認知度を高めるため、本町の魅力の一つであります食を核にぎゅぎゅっと愛南!夏の陣・冬の陣等を、また、地域住民との共同によりトレッキング・ザ・空海等のイベントを実施しておりますが、本町には、まだ十分に活用されていない地域資源もあると感じており、それらの資源を最大限に生かしていくためにも、町職員だけではなく、地域住民とともに考え活動し、町民の活力に寄与するものを創出することを目指して、今後も魅力あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。  以上、第2の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 町長の答弁が終わったところでありますが、ここで暫時休憩をいたします。  休憩中に換気と消毒を行います。  この間に、農業委員会会長の退席を願います。  11時15分から再開いたします。               午前11時00分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時15分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。  土居議員、2の1について再質問はありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) あの先ほど将来人口をお聞きしたんですが、まあ20年後には1万1,451人、ほかの統計では1万人を切るというような統計の出ているところも多いことなんですが、先週の14日の日曜日に、第1回の愛媛県民文化大学の第1回の講義に参加する機会がありまして、参加いたしました。東京から来られた講師が、将来世界人口は倍増するが、そのときに日本の人口は半減すると。その講師から、愛媛県愛南町という言葉が出て、名前が出て、唯一出た名前なんですが、期待したんですが、一番人口が減ると予想されている町ですというようなことを言われてちょっとショックを受けたんですけど、その1万1,451人、その方がどこに住んでいるかが問題だと思うんですよ。内海は一番減少すると言われたんですが、その1万1,451人が旧5か町村でどのように生活しているかというようなものは把握しとるんですか。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさせていただきます。  それぞれの地域、旧5か町村でどういった人口が、まず推測されているかというところで御回答をさしていただきます。  2040年に内海地域では735名、御荘地域では3,910名、城辺地域では4,017名、一本松地域では2,049名、西海地域では739名、先ほど土居議員も言われましたように、西海地域が現状の住基人口と比較させていただきますと、マイナスの59.9%の減というふうに推測されております。  また、そこに住まわれている方がどのような生活といいますかお仕事をされるかというところでございますが、なかなか個々の就業状況については把握はできかねておりますが、人口構成で申しますと、例えばなんですが、内海地域では15歳未満の年少人口が27名、また生産人口が229名、高齢者人口が477名、一番構成比として多く占めますのが高齢者人口となると推計をされております。ですので、年少人口が少ない、生産者人口のほうも高齢者人口よりも比率が少ないということで、大まかには高齢者福祉を中心とした生活支援が必要になってくるのではないかというふうに推測しております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。土居議員。 ○15番(土居尚行) 御荘でも4,000人を切るというような数字ですと、またこれを反対に考えると、その御荘の中でどんなに人が住んどるのかといったら、なかなか想像がつかない。多分、3,900人というような数字になると、今の町内だけの人間でちょっと周辺部は誰もいなくてもそのぐらいの数字になる数字だと思うんですよ。やはりそういうことを、どのようになっているかというのが想像がつかないといけないと思うんですよ。なかなか難しい問題ですけど、まあ機会あるごとに、今の方々に言い方悪いですけど10年後にあなたは愛南町におりますか、どこにおりますか。聞きにくいことですけんど、何か考えてまちづくりの基本になる、そのときにどこにどれだけの人がいるのかということを、調査するような考えはありませんか。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  町内全ての行政区において、行政区ごとの人口推計っていうのは、正直まだ出来かねている状況ではございます。ただ、例えば先ほど土居議員が言われました、御荘地域行政区35地域ございます。この35地域につきましては、2040年、20年後の人口推計のほうもできております。今後、場面場面、私ども企画財政課で持っております地域審議会、今年度についても御荘地域全体の人口推計はお示しし、御意見等を頂いているんですけれども、そういった場面、あるいはその公民館と地域住民が集う場所でもございますので、そういったところにつきましても、行政区ごとの推計人口をお渡しし、地域住民の方々についても人口減少、1つの残念ながら課題になるというとこを踏まえて、これからの地域活動の維持とかに生かしていただくような情報提供を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、2の2について。  土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あの今の問題にも特に関連するんですが、なかなかこれだけ人口が減っていくことが予想されると、今の区長さんなり組長さんなり、制度が維持できるものかどうか。祭りとか道、草刈りとか、そういうことも多分年々困難になっていくと思われます。今でも私らの地域でも、80歳以上の方が草刈り機を持って参加される、それで何とかということになっております。  そうなると、やっぱり集会所なんかの問題も、ただ地域の要望があるからそこを改修しようか、しかしその地域にいつまで人がおるのかという問題も、今から出てき得ると思うんですよ。  まあ公民館などの強化というようなことも言われますが、やっぱり総合的な大きい意味で、もうこの人口減少というのは避けて通れないと思います。  なんかこうこういうような方策で、その集会所問題とか地域の問題とか、区長問題とか、検討するような、やはり組織というか、あの会というか、そういうものをして、将来のための本当の考えをしなければいけない、早急にしなければいけない時期だと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(内倉長藏) 木原副町長。
    ○副町長(木原荘二) お答えいたします。  まさに土居議員がおっしゃるとおり、これまでにも人口の減少に向かうということは明確に認識をしているところであります。で、そういうその縮小の時代に向かう中で、やっぱり具体的に何をというのは非常に言いづらいところはありますけど、当然何をやめ、何を残すかというような、やっぱりそういう部分で総合的な判断が、当然、必要になってこようかと思いますので、ただ、それをしようとすると、当然、その生活の根幹に関わるということで、住民との合意形成っていうのが全て必須になってこようかと思います。  ですから、今後はいろいろな場面でやっぱり住民の皆さんと情報を共有しながら、こうなっていくんだよっていうようなことを示しながら、住民との協働でその政策を進めていくと、そういう姿勢で何もかも進めていく必要があろうかなと思います。  で、ちょうど令和3年度に第3次の総合計画の策定ということにも関わってくるので、先ほど議員が御指摘されたそのアンケートの部分とかをですね、より具体的に実行できるというか、確かな数字をお示しして、こうなるというような姿を描いて意向調査をするとか、そういうことも考えていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、2の3について再質問はありますか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あのあけぼの荘近くの元の縫製工場の町有地につきましては、答弁があったような利用の計画があると。まあそれならこの前言っていただけたらまた今日言うことはなかったんですけど、ここにもありますように、あそこだけじゃないんですね。たくさんあるんです。もっと近いところにも一本松らにすれば病院の近くにもありますし、やっぱりそういうところも含めて、今後そういうことへの利用する考えはないかを、検討する考えはないかを再度お伺いいたします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  先ほど再質問で土居議員言われたようにですね、ここは有効にできるんじゃないかと、活用できるんじゃないかというようなところはですね、やっぱりピックアップして、それ相応の対応をしていくべきであるというように考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、2の4について再質問はありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) えっと、あの4と5、一緒に質問いたします。  まあ、あの内海-宿毛間、これが完成すれば3か所のインターチェンジというような答弁がありました。柏も含めたら愛南町に4か所のインターチェンジができるわけなんで、地元の民の利用するのには大変便利なんです。しかし今度、ほかからの人からいうと、極端に言えば分散されるんです。そういうようなのも、私たちがこの懸念を見ることもないかもしれませんので、そのことについてそれ以上のことは言いませんが、まあ先ほど企業誘致も行いたいとか言うたけど、なかなかこれもどこもどなたも答えられますけど、そう簡単にいくもんではない、難しい。強いて言えば、今、テレワークの時代で、あのこの田舎においてもICTを利用した企業が、徳島なんかでもいい例で、離れてもできる。淡路島には大きな会社が何百人規模といいますか、で移転する、会社ごと移転するというような計画もありますんで、案外これが、今、地方にとってはチャンスではないかと思います。そういうことへの、企業誘致でもそういうことへのこの取組。  それとですね最後に書いていることなんですが、合併当初は1つになってどんな町ができるんだろうかというようなわくわく感があったと思うんですよ。まあ最近、人口も減っていることもあって、ちょっとそのわくわく感がなくなってきとるとは言いませんけど、薄れてきてるんではないか。答弁にあったぎゅぎゅっと愛南なんかでも、行ってみますと関係者以外、町民がほとんど来てないんですね。正直言いまして。あの町民が参加して楽しいような祭りというのが、ここでいう祭りというか行事というか、私のこの質問の趣旨なんですけど、人を呼んで1日だけ楽しませることは幾らでもできます、お金かけたら。そうではないと思うんですね、まちづくりというのは。  まあ、なかなか難しいとは思いますけど、若者なんかの意見を聞いて、本当にわくわくするような何か物事の始まりを、あの町長も今期の在任中に合併20周年を迎えます。いい機会にこの20周年を契機にでも、そのときに発表できるような何かこう、そしたらあなたに何がありますかと言われたら、私にはないから聞くんです、分からないから。やっぱり若い人でないとこれは分からないかもしれません。次を生きる若い人たちに、そういうことを考えていただけるような機会を設けるような考えはないかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) はい。お答えします。  大変ありがたいといいますか、あの御意見頂きました。やはりこれからの町を担う子は、もちろん若い子ですので、そういったこの多くの声を吸い上げて、そういう組織を立ち上げるということも、1つの方策ではないかと思います。  ぜひ自分の考えの中で、そういう形をやってみたいなというように思います。  そしてやっぱり、あの最初の質問の事項にもありましたように、ストロー現象というのは、高速が来たらそれが必ず起きると思いますけど、それに比べて勝るプラスの面のほうが格段に大きいと思います。ですから、この高速道路は南予にとって、本町にとっては、もう必ず要るものであるということで、その高速道路を有効にこれからどんどん活用していって、また皆さん、若い子らの意見も取り込んで、そして総体的にみんなでまちづくりをしていきたいというように考えてます。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 次に、3の質問を許します。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 次に、図書館整備について質問いたします。  昨年の7月、図書館等建設検討特別委員会は、執行部側から最終案として示されていた御荘支所駐車場に図書館機能を持った住民集いの館建設計画案を賛成2、反対10の大差で否決をいたしました。  このことを踏まえてか、清水町長は昨年の町長選挙に際して、前回は重要公約の1つに掲げられていた図書館建設を、今回は公約に掲げず選挙に臨まれ当選されました。しかし、昨年8月の記者会見では「来年4月の町議選では、図書館新築に賛成する議員にどんどんきてほしい。」との発言があったと報道もされました。町議選で賛成者が多数になれば、再び建設を進める考えを示されたわけです。その後も同様の発言をお聞きしております。考えに賛同してくれない現在の多くの議員に見切りをつけ、新しいメンバーに期待する、さすが経験豊かな政治家だと感服をいたしました。  しかし、3期目に掲げ、4期目に取り下げた図書館建設への考えを、このような形で町民に示されたことに多くの疑問の声があります。  今回の議員選挙の立候補予定者、特に新人の方は、あなたは図書館建設は賛成なの、反対なのとよく町民から質問されると聞きます。  そこで質問いたします。  それほど強い思いの図書館建設を、町民の声を聞く最高の機会であった町長選挙の公約に掲げなかったのはなぜですか。  2、議員選挙の結果次第で進める案は、御荘支所駐車場に建設する最終案として示したものですか。  3、14人の議員の考え次第ということになれば、立候補予定者は図書館建設に対する考えを、町民に示して選挙に臨まなければならないことになりますが、それを望んでおられるのか。  4、図書館の利用を期待する児童・生徒には、身近でいつでも活用できる学校図書室が一番便利です。世界から大きく後れを取っていたICTを活用した授業が、コロナの影響もあり全児童にタブレットが配布されるようになりました。これを最高の機会と捉え、ICTを活用した学校図書室の整備を進める考えはありませんか。 ○議長(内倉長藏) 3の図書館整備について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 第3の質問、図書館整備についてお答えをいたします。  土居議員、先ほど質問の中でですね、昨年8月の記者会見では来年4月の町議選で図書館新設に賛成する議員にどんどん出てきてほしいとの発言をしたとかいうように質問で言われましたけど、自分はそういう気持ちで言ったことは記憶にないです。どういう意味で捉えられたのかは分かりませんけど、選挙の時点でですね、図書館建設、全然掲げてなかったです。そのことは言わさしてもらいますけど、第3の質問の、図書館整備について、順次お答えさしていただきます。  1点目の町長選挙の公約に掲げなかったのはなぜかについてですが、7月の図書館等建設検討特別委員会において、新たに建設することは否決されましたが、図書館機能そのものには賛成の意見が多かったと理解しております。そのため、図書館整備については、一度白紙にすることとし、新たに建設することに反対した議会の意見を重く受け止め、公約には掲げておりません。  2点目の議員選挙の結果次第で進める図書館整備案についてですが、図書館整備については、白紙としております。一切未定であります。今もその気持ちに変わりはありません。  3点目の議員立候補予定者の図書館建設の考え方を示して選挙に臨むことを望んでいるかについてですが、候補者の政策というのは、それぞれの信念の下で掲げる自由なものと理解しております。議員の御質問のようなことは一切望んでおりません。  4点目のICTを活用した学校図書室の整備についてですが、一般的には、タブレット端末やスマートフォンで電子書籍を読むためには、電子書籍コンテンツを持つサービス会社と契約した上で、クラウド上で構築されたシステムを利用することになります。  電子書籍サービスは、著作権などの関係もあり、まだまだ冊数や種類に制限があります。そのため現時点では、学校図書室における冊数や種類などの機能を十分にカバーできない状況であります。  しかし、ICT技術の進展は目をみはるものがありますので、サービス契約料の経費的側面や、種類や量などの有効性を見据え、将来的な課題として受け止めたいと考えております。  以上、第3の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、3の1について再質問。  土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あの来年4月の町議選で図書館新設に賛成する議員にはどんどん来てほしいと、そのような、どういう意味で取ったのか分からないけどそういう意味で言ったのではないということですけど、私はこれ、この言葉は愛媛新聞の記事そのまま書いとるんです。で、誰が読んでも読むとそのように、私が言うたように取るのが普通だと思うんですよ。で、あのそれは違うと言うのであれば、記事への修正を言えばよかったわけですし、されてないということは、私はこれが、まあ町長の図書館に対する私は強い方針ではないかと思うんで、4期目総決算と言われました。この出たときに。町長が言われた、それでは、ほたら全て白紙ですと言われた。自分の総決算の頭のイメージの中に、今はもう図書館建設はないということですか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  ゼロではないです。ですけど、自分がこうこう思とるから図書館何としても建てると、そういうような気持ちは一切ありません。ですけど、町民の声としてですね、子供さんを育てる親御さんとかいろんな形の声が、愛南町は図書館もないじゃないかというような声があって、ぜひぜひ町民の声を再度聞いて、してほしいなという声があればですね、やはりそれはその声には耳を傾けて、町民に相談するべきではないかというように思います。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) 今後、その今おっしゃられた言葉を、意見を、町民からどのような形で聞くおつもりですか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 必要とあればですね、地域懇談会とかを5か町村で広く各町旧町1か所、2か所じゃなくて、広く出かけていってですね、そういう声も吸い上げて、町民の声がどういうところにあるのか、またほかに重要なことはどういうことをしてほしいと、いろいろ出ると思います。そういった座談会的なことをですねやっていきたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) そういう思いがあるのであれば、それを聞く機会というのが、議会は反対したけど町民の方はどうですかという、本来、それを聞く機会というのが本当は町長選挙なんですね、自分の考えを。一番の。自分の考えを、このような考えを持っている。そして町民の皆さんが支持してくれるんであれば、その考えに向かって4年間行動する、それが公約で、私どうしてもね、町長のやっぱり強い思いがあると思うんですよ、図書館は。あっていいと思うんですよ、今さらないと言われてもおかしいと思うんですよ。でそれなのにそこには触れなかった、そこにやっぱり今ちょっと皆さんが、あれちょっと違うんじゃないかという思いがあるんですが、まあ答弁があればお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 答弁、さっき言うたとおりです。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、3の2について再質問ありますか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 2、3はもう白紙ということなので、再質問はいたしませんので、4について再質問をしたいと思います。  議長、構いませんか。 ○議長(内倉長藏) では、3の4について。 ○15番(土居尚行) あの先日、御荘中学の生徒と図書館について話をする機会がありました。図書館は欲しいかと言うと、即決でした。欲しいという答えでした。で、私がその図書館が、城辺や一本松や西海や内海にできる場合はどうなのと言ったら、即決でした。それなら要らないって。なぜと言うたら、そこまで行って私たちは利用しない。近くにできるというから欲しいんだと。それおかしいことないって言うたら、いや、おっちゃんそうやろうって。素直な気持ちやなという感じ、私受けたんですよ。で、まあ、あの今朝ほどの質問にもありますが、確かに町の中央の近くにそういう施設を造れば利用者はあるかもしれません。人口が多いんですから。そのことが、言えば数に拍車をかけるような状態に結果的になるおそれもあるんです。私は図書館でも、まあ仮の話ですよ、一本松にできたら本当に必要とする者は行くんですよ。で、一本松にできても行く人が本当に図書館を必要とする人なんです。  まあこのICTを活用したその図書室、年間の出生が来年度の予算で59人という予定で。これが50人台を割る、40人台になる、30人台になることも将来考えないけない。そうなると、数字の上からいくと、いろいろな地域の気持ちはありますが、数から言えば小学校も中学校も町内1校で十分な児童・生徒になってしまうんです。そうなると一番は、やっぱり自分とこの図書室があれば、別にこれで問題はないんです。すぐに使える、利用できる。  まあそこまでは急に変化しないでも、このICTを活用したその図書室ですね。まあ今、インターネットでいろんなとこの、青空文庫などというところからでは300万冊の小説が無料で読めるという、そういうようなシステムもあります。せっかくタブレットが導入されるようになったんで、それを活用した、子供たちが自由に本が読めたり小説が読めたりするような活用ができないか、それがタブレットなりICTを活用した本当の効果だと思うんですが、再度、これについての取組をお聞きしたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 私のほうからお答えさしていただきます。  先ほどICTを活用した学校図書室ということなんですけれども、町長のほうからも答弁さしていただいたように、電子書籍として読むためには、そういうサービス利用料等でコンテンツを購入、あの権利を購入しなければ電子図書としては読むことができません。それで、今言われた青空文庫などのような無料のものは当然タブレットから読み取ることはできるというふうに考えております。  それで、現在各学校にある図書については、それをタブレット等で読むことは、先ほど言ったような業者を通さずでは電子化できませんので読めません。ただ、もう5年ほど前から、学校図書管理システムによってどういう図書があるか、また種類があるか、どこの学校にどういうものがあるかというものは、全部そういったシステムで管理しております。で、学校間において必要があれば、そういう図書の貸しかりもできるようになっておりますので、今そういった状態です。  将来的にそういう電子書籍、コンテンツがもっともっと数であるとか料金であるとか、そういったものが活用できるようであれば、そういうのは当然考えていくべきだというふうに思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) それでは、土居議員の次の4の質問を。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 連日テレビをつけますと、新型コロナのニュースのない日がないので、それも最近はワクチンのことが話題になっておりますし、緊急事態宣言も解除される、日曜日には解除されるというようなことなんですが、まあ愛南町でのこの新型コロナ感染症でのワクチン接種の計画をお伺いいたします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第4の質問、新型コロナ感染症の愛南町でのワクチン接種の計画についてですが、新型コロナ感染症のワクチン接種につきましては、南宇和郡医師会や県立南宇和病院、町立病院と情報共有しながら、国の計画に基づき準備を進めております。  まず、医療従事者の接種については、今月より限定的ではありますが、順次、接種が始まっています。  次に住民接種については、16歳以上の方が対象となりますが、国の優先順位に基づき、まずは65歳以上の方、次に基礎疾患を有する方と高齢者等施設の従事者、それから60歳から64歳の方、最後にそれ以外の方の順に接種となります。  接種方法は、町内の医療機関11か所での個別接種を基本に行います。接種の希望者の状況から、必要に応じて補完的に集団接種も検討する予定であります。  対象となる方には、順次接種券と予診票を送付いたしますので、接種を希望される方は、城辺保健福祉センターに電話予約をしていただく流れになると思います。  接種の開始時期につきましては、第1回のワクチンの納入が、現在の段階では4月末の予定ですので4月末以降となります。ワクチンの本数が限られていますので、接種の対象者につきましては、医師会等と協議をし、高齢者施設からの接種を考えております。  今後のスケジュールにつきましては、ワクチン供給状況に左右されますので、決定次第、町民の皆さんには、お伝えしたいと考えております。  以上、第4の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 土居議員、再質問ありますか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あの町内11か所の医療機関での個別接種ということですけど、あのどうしてもそこへ出向いて行けれない方ができると思うんです、医療機関まで。そういう方への対応というのは、どのようにお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) はい。お答えいたします。  医療機関のほうに接種に行けれない方への対応というところですが、従来のインフルエンザの予防接種では7割の71%以上の方が個別の医療機関で接種ができております。まあ、あの個別接種で大半の方はいけるのかとは思うんですけれど、寝たきりであるとかどうしても訪問診療等を受けていて家から出られない方という方もおられるかと思いますが、そういった方にはかかりつけ医による巡回接種という形での対応を考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) なかなか難しい質問かもしれませんけど、大体町民の方は、自分はいつ打てるのというのが、それが一番関心なんで、愛南町でこのワクチン接種が完了するのはいつ頃なんですか。年内にはできる予想なんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) お答えします。  国からの配布の供給量が不透明なので、いつまでにというところはお答えできないんですが、一応接種期間といたしましては、国が示しているのは令和4年の2月末までが接種期間となっております。高齢者につきましては、6月末までに高齢者2回分が配布予定となってますので、5月の連休以降が高齢者については本格稼働になるのではないかと思っております。  以上です。
    ○議長(内倉長藏) これで、土居議員の質問を終わります。  暫時休憩をいたします。  休憩中に、換気と消毒を行います。  午後1時30分から再開いたします。               午前11時53分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時30分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、西口議員の質問を許します。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 日本共産党、西口孝です。私は、町民の皆さんから寄せられた声を基に、今回は2点について質問をいたします。理事者におかれては、明快な答弁を期待して質問に入ります。  1点目、太陽光発電等に関する条例改正を早期に求めることについて、質問をいたします。  条例の正式な名称は、愛南町豊かな自然と調和の取れた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する条例についてであります。本定例会初日、上程をされておりましたが、残念ながら入り口のところで反対意見が多数出され、内容についてもっと深めることなく賛成少数で否決いたしました。一事不再議の原則で本定例会では条例制定は絶対できません。来期の審議会において早期に条例制定を行っていただくことを求めるものであります。  本町においては、現在、太陽光発電設備が各地に造られ、住民から様々な不安の声が寄せられています。特に一本松地域においては、その設置が集中しており、各地で様々なトラブルが発生し、ある地区においては住民間のいさかいにまで発展をしております。  住民の皆さんの心配事は、無秩序に設置されるソーラーパネル、そのための農用地や山の乱開発、それに伴う土砂の流出等、そして何よりこれらが約20年といわれます耐用年数を経過して撤去の時期を迎えたときに、果たして当初の約束どおり速やかに撤去がなされるだろうかという点です。  こういった問題について、明快に規制、約束等が守られ、設置業者も、土地提供者も、地域住民も、納得のいく条例制定を行うことを強く願うものです。  このことについて、理事者の所見をお伺いいたします。  1つ、現在設置をされている箇所数とパネル数、発電量、そして2つ目には、今後設置の計画が出ている箇所数、それと発電量等をお示しいただきたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 西口議員から、答弁分割での質問がありました。  初めに、太陽光発電等に関する条例改正を早期に求めることについて、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 西口議員の質問にお答えをします。  まず、第1の質問、太陽光発電等に関する条例改正を早期に求めることについて、1点目の現在の設置箇所数及びパネル数についてですが、現在、本町において届出が提出され許可をしているものは109か所であり、発電出力は総計で1万4,023キロワットとなっております。なお、パネル数については、パネルの規格が異なることから、あくまでも試算ですが約7万6,500枚程度になると考えられます。  2点目の今後、設置が見込まれる箇所数及び発電量等についてですが、経済産業省による認定情報資料などで確認しますと、現在、愛南町内で産業用に分類される、発電出力10キロワット以上の発電事業は、件数で404件、発電出力の総計で2万7,407キロワットが認定を受けております。  ただ、今後の設置見込みにつきましては、事業者の都合による取下げや、新規の認定などによる増減が考えられることから、正確な件数の把握はできておりません。  以上、第1の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、1の1について再質問はありませんか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 今、発表のありました1万4,000キロワット、パネル数で約7万6,500枚、そういうソーラー発電の状態ですが、これなかなか1万4,000キロワットと言われてもちょっと分かりにくいんですが、担当課のほうでこの発電量というのは、例えば愛南町の一般家庭を賄う電力は幾らで、それが今この発電量でどれぐらいあるのかとかいうふうな、もうちょっと一般の人が聞いて分かることで発表していただきたいんですが、できますか。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  ただいまその資料は持っておりませんので、ええっと答えることはちょっと難しいとは思いますが、一応あの、今家庭用、いわゆる10キロワット以下という形で屋根の上にある物で使っている中で、その分の約、数字的にはちょっと把握はできていないんですけど、2、30%が発電、家の中で使われて、あと残りを売電しよるという形になりますので、そこの詳しいとこまではちょっとまだ答えることはできません。申し訳ございません。 ○議長(内倉長藏) 西口議員。 ○16番(西口 孝) まああの質問1、2というのは(1)にでもないか、1つの今の発電量の目安をお聞きして、本題を深めようというつもりで出したわけですが、その前の理事者の所見を、このことについての所見をお伺いしますという点で提出をしておりますが、今、住民の一番の心配というのは、今建設をされている案件、地元の住民がその設備を所有して売電収入を得るものももちろんありますけれども、今問題になっておるのは、そのほかに土地を貸したり土地を売って、その発電設備は都会の住人が全く現場を知らない投資目的で資金を出している、お金持ちがオーナーになっている、管理会社や世話人は地元の人であっても、本当に責任が持てるのかという点が心配なわけです。  今、非常に災害も多いわけですけれども、耐用年数が近くなってこの管理会社が倒産をしてまた新しい管理会社になる。それから、この7万6,000枚のパネルが、少し支柱や何かがさびて物すごい台風などの折に飛び出す、そういうふうなことの折に本当に責任を持って改修をし、できるのかというのが、みんなの心配のところだと実際思うわけです。  この点について、このですから条例をしっかり決めていただいて、そういう点での責任の明確化や、まあ造ったら最後の撤収まではっきりできるように、そういうことをしていただかないと、ほかの住民、町民の人たちが安心できないのではないか、こういう点を今お聞きをしておるわけです。  これについて、まだお答えがないんですけれども、一つぜひ理事者の所見をお伺いしたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えします。  この太陽光発電につきましては、この法律第1条または同施行規則第5条、また資源エネルギー庁のガイドラインで事業終了後の届出義務や終了後の撤去、また処分の実施については明記されており、事業者の責務となっております。また、今回こういう届出が出たときには、事業者のほうからは誓約書というものを添付していただきまして、予算の確保、また必ず撤去するという誓約書のほうも提出していただいておりますので、そこら辺に関しては必ず町、事業者とは説明のほうをしていきたいと、必ず撤去していただくような形でうちのほうも指導、話合いを設けていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 西口議員。 ○16番(西口 孝) 実際に、今、あの設置をする場合に隣地との境界が曖昧であったりとか、支障木だといって隣の木を切ったりというか、そういうトラブルなどが聞こえてまいります。ソーラーパネルが隣接をしている住宅では、反射光による影響とか温度の上昇、また電磁波の問題を心配する方もおられます。そういう住民の心配というのが尽きないわけですが、そういう点に本当に安心できる条例というものを早期に設置をしていただくことを重ねてお願いして、1の質問を終わりたいと思いますが。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、1の2について再質問ありますか。 ○16番(西口 孝) 一緒でもういいです。 ○議長(内倉長藏) それでは、次に2の質問を許します。 ○16番(西口 孝) 第2の質問、活力ある産業を育てるまちづくりについて、質問をいたします。  この質問は、来年度当初予算に関する問題です。本町の産業といえば、一次産業、特に水産業については様々な施策が次々と取り組まれ、それぞれ成果を上げていると考えます。また、農業についてもそれぞれ施策に取り組んでおられます。そのことは結構なわけですが、そうした中にあって、本町にあって広大な面積を占める森林について、表題にもあります活力ある産業を育てる観点から、思い切った施策を講じていただきたいと考えるものです。昨今の豪雨災害が頻繁に起こる原因の一つにも、この山の荒れが挙げられているところであります。  戦後一斉に植林をされた杉・ヒノキの伐期が来ているのに需要がない。また、里山と呼ばれる身近にある照葉樹林、いわゆる雑木林も、かつては町内に3か所もあったチップ工場がなくなり木材が動かない。雑木は20年から30年の周期で伐採ができ、それなりの収入を得ることができておりました。それが今では人家の裏山や道路沿いでも大きくなり過ぎて危険だということで、お金を出して伐採をしてもらい、お金を出して産業廃棄物として処理をしてもらっている、そういう状況です。どう考えても理屈に合わない理不尽な、理不尽といいますか、不合理な状態だと言えるのではないでしょうか。  現在、農業分野ではかんきつ加工場の話が浮上しておりますが、ぜひ木材加工場についても真剣に検討、取り組んでいただきたいと提案をするものです。このことが均衡の取れた産業の発展、雇用の拡大、ふるさとの景観を守ることにつながるのではないでしょうか。  このことについて、理事者の所見をお伺いいたします。 ○議長(内倉長藏) 2の活力ある産業を育てるまちづくりについて、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第2の質問、活力ある産業を育てるまちづくりについてですが、現在の木材産業につきましては、戦後造成した人工林が本格的な利用期とされる40年生以上を迎える中、これら森林資源を循環利用し、林業の産業成長を図ることが重要とされております。本町におきましても、7,009ヘクタールの人工林があり、そのうち5,797ヘクタールが利用期を迎えている状況であります。  また、天然広葉樹林につきましては、7,153ヘクタールあり、合わせまして本町面積の約77%と広大な面積を占めております。しかしながら、現状としましては木材価格の低迷等による林業環境の悪化が原因で、残念なことに近年の本町の林業従事者は減少傾向の状況にあると認識をしており、林業が潤っていた時代に比べ、林業振興の向上が図れていないのが現実であります。  議員の御指摘にあります、均衡の取れた産業の発展、雇用の拡大、ふるさとの景観を守ることは重要であり、行政の責務だと考えておりますので、今後もより一層林業関係者の声に耳を傾け、本町の担い手の中心であります南宇和森林組合と連携し、木材加工施設も含めた林業振興の成長に向け、また活力ある産業を育てるまちづくりの継続に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、第2の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 西口議員、再質問はありませんか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) 質問の1でも議論をいたしました、再生可能自然エネルギーとして、木材の活用の用途、バイオマス発電事業にもぜひ参画をするべきだと考えるものでありますが、また、一番の大きな問題というのは、国の林業政策の無策だと思います。今後、国に対しても強力に物申していっていただきたいと考えるものであります。  また、そうですね林業政策に資するための林地所有者に対してのアンケート調査、ぜひほかのものでも今盛んに行っておりますが、やっていただきたい。今の本当に林家がどういう思いでおるのかというのを分かっていただきたいと思いますが、これらの点について、再度町長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 農林課からお答えいたします。  先ほどのアンケート調査につきましては、現在、森林環境譲与税を使用しまして、目的としましては今、個人林につきましてアンケート調査を取っております。その内容につきましては、今後、個人で間伐等手を入れていくのか、また、なかなか難しいということであれば、まとまった地域であれば町のほうが森林環境譲与税を利用しながら森林整備を行っていくという考えのものをアンケート調査をしております。  また、先ほど言われました国に対してということがありますが、現在、愛媛県の中でも林業躍進プロジェクトという形で事業展開を図っております。このことにつきましては、木材の伐期が、かなり多く伐期のですね利用期につきまして、多くの人工林が愛媛県にあるということを含めまして、その分につきまして、今後どういう形でやっていくのが一番いいのかというところを協議、また勉強させていただいておる途中であります。  以上です。 ○16番(西口 孝) いいです。 ○議長(内倉長藏) いいですか。はい。これで、西口議員の質問を終わります。  次に、吉村議員の質問に入る前に、執行部より資料の差し替えがあるとのことです。  ただいまから配付を許可します。                  (資料配付) ○議長(内倉長藏) それでは、吉村議員の質問を許します。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 質問に入る前に、新型コロナウイルスという感染症、未曽有の感染症に阻まれてちょうど1年、待望のワクチン接種が連休明けからという答弁も先ほどあったようですが、少しながら明るい兆しも見え始めたようです。しかし、まだまだ油断は禁物です。しかしこの間、大変厳しい経済状況の中、地元企業で雇用を継続していただいておる経営者の皆様方、そして、個人事業主の方々、またいろいろと制約をお願い申し上げ協力をいただいておる住民の皆様方の生活がですね、一日も早く元どおりの生活に戻れるよう、経済活動が元どおりになるよう願っておる次第です。  それでは、久しぶりの一般質問ですが、理事者におかれては明快な歯切れのいい答弁をお願いをいたしたいと思います。  さて、2月27日、「正当な理由なく不許可 町、業者に補償申し出」大きく報道され、連日の新たな報道の衝撃に目を奪われたのは、町民のみならず町内外からの問合せなど、大変大きな反響を呼びました。県庁OB、職員OBの方々からは、不細工な、あってはならない行政執行、情けない、肩身の狭い思いは職員の皆さん全員の方だったんではないかと推察をいたしております。  二元代表制の一翼を担う我々議会は、町に対して、住民の代表として自覚の下、行政が適正に執行されているかどうかを監視、批判、牽制をするのが責務でございます。本事件、私1人でなく議会としても看過することはできません。町民の皆さん、非常に注視しておられます。  そこで、限られた時間の中での質問です。せめて質問1項目だけは終わらさなければ尻切れとんぼに終わってしまいます。経過のところは少し早口になりますが、理事者には聞き漏らさないようしっかりメモなどを取っていただき、明快な答弁をお願いいたします。  それでは、早速質問に入らしていただきます。  まず、小山地区太陽光発電事業に対する不許可処分について。  1点、条例に定められていない不許可処分の根拠を、2月17日開催の全員協議会資料に沿って順序よく説明を求めます。  2点目、申請事業者に送付した公文書には、本町の不適切な行政手続を認め、貴社には全く非のないものであるとの回答文書、全て事実に相違ないかお伺いをいたします。  3点目、トラブルの原因の一つでもある区長印、なぜそこまで行政区の任意団体の区長に責任を持たせるようにしたのか、お伺いをいたします。  4点目、許認可権を持つ町にとって、同意書の条件事項に協力金まで必要事項だったのか。また、作成当時の担当者と理事者は煮詰め、また専門分野である法律関係者と相談の上つくったのかお伺いをいたします。  5点目、「地域振興費過大請求。町へ一部返還、監査請求へ発展」という見出しでしたが、そこでどのような地域振興費、手続で支出するのか、また返還するのかをお伺いいたします。  6点目、小山地区での太陽光発電事業者と当時の担当課長とのトラブル。町長はいつから知っていたのか、知っていたとしたなら知って何かアクションを起こしたのかをお伺いをいたします。  7点目、原因究明こその反省、そして再発防止へ向かい努力する、それが順序のはずです。そこでお伺いをいたします。全ての原因は何だったのか。  8点目、最後に補償について。どのように町長は考え実行に移していくつもりかお伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員から、答弁分割での質問がありました。  初めに小山地区太陽光発電事業に対する不許可処分について、理事者の答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 吉村議員の質問にお答えをします。  まず、第1の質問、小山地区太陽光発電事業に対する不許可処分について、1点目の不許可処分の根拠についてですが、小山地区において、令和元年9月に太陽光発電事業者から審査依頼書が提出をされ、同月中旬に審査結果通知書により許可書を交付しておりましたが、令和2年1月下旬に地区の住民と思われる方から事業申請箇所の現場確認の依頼があり、担当課が現地を確認し、課内で協議した結果、造成工事により、災害の発生及び生活環境への被害のおそれがあるなどの理由により、2月下旬に申請事業者に対して、事業不許可の行政処分の通知書を郵送で通知をしております。  その後、9月初旬に申請事業者が来庁され、不許可理由について疑義があるため、経緯の説明を求められ、併せて事務手続上の不備などの指摘を受け、不許可処分の取消し及び質問に対する回答書の提出依頼がありました。  その依頼に基づき、申請事業者からの不許可処分の取消し及び質問に対して、内容を課内で精査するとともに、不許可処分に至った経緯の事実確認を当時の担当課長と担当者に行い、また顧問弁護士からの助言等を参考に協議、検討した結果、不許可理由とした事項は存在しなかったとの結論に至り、同月下旬に不許可処分の取消し及び質問に対して、不許可処分取消通知書と質問の回答書を郵送をしております。  その後、回答書の内容について追加質問等があり、2度、回答書を郵送しておりますが、11月中旬に申請事業者が来庁され、町長室において自分を初め、関係職員同席の下、今回の不許可処分についての経緯や、これまでの質問及び回答について確認、協議を行いました。また同月下旬には自分を初め、当時及び現担当職員の計6名で申請事業者へ謝罪に行き、同月27日に最終回答書を郵送をしております。  今回の不許可処分に対する事務については、状況により緊急性があるものと判断し不許可処分を行いましたが、結果、不許可理由とした事項は存在せず、事業者には全く非がなかったこと、また許可の取消しによる不許可処分の事務も条例に規定されていないにもかかわらず、事務手続を行ったことは誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。  次に2点目の回答文書、全て事実に相違ないかについてですが、今回の不許可処分につきましては、回答書でもお示しのとおり、申請事業者には全く非はなく、本町の不適切な行政処分に基づくものに相違ありません。  3点目の区長印、なぜそこまで責任を持たせるようにしたのかについてですが、本条例の基本理念、また事業者の責務にもあるように、地域の関係者との相互の密接な連携の下、行われなければならないと定めており、また事業者は地元地区への説明会を開催し、地元地区の代表者である区長に同意を得なければならないと定めております。それにより、設置における地区の同意に対する意思表示、確認という意味で同意書に地元区長の押印をしていただくこととしております。  4点目の同意書の条件事項に協力金まで必要事項だったのかについてですが、内容については、審査機関に審査を依頼しており、その中で意見等を踏まえながら条例、規則などを作成をしております。また協力金の項目については、地区と事業者との協議事項ですが、今後は改めて地区に説明、協議をしながら進めてまいりたいと考えております。
     5点目の地域振興費はどのような手続で支出をするのか、また、返還するのかについてですが、地域振興費は、行政区から提出された申請書類により、4月1日現在の加入世帯数を確認し、交付決定をしております。  その後、交付決定額の7割を概算払いで、残りの3割については、行政区の決算確定後、対象経費について確認をし、精算払いとして支払いをしております。  返還につきましては、精算時に行政区の決算額が概算払い額を下回った場合などが想定されますが、通常、返還が生じるケースは少ないものと考えます。  6点目の事業者と担当課長とのトラブルについてですが、事業者とのトラブルというのがどういったことを言われているのか推しはかれませんが、役場の業務上でのトラブルというものは、なかったと認識をしております。  7点目の全ての原因は何だったのかについてですが、今回の不許可処分に対する不適切な行政手続事務の原因は、関連法令や条例などの確認や認識不足を初め、事業者との確認事項の徹底など、事業を実施するに当たり相互の情報共有がうまく機能していなかったことに尽きると考えております。なお、職員が行った不適切な事務は、全て自分の責任であり、今後は職員に対し、関係法令や条例などの認識や理解を深めるよう指導するとともに、事業者や住民の皆様には説明責任の徹底を図るなど、各種の事業が円滑に行われるよう、再発防止に努めてまいりたいと考えております。  8点目の補償について、どのように考え実行に移していくつもりかについてですが、今回の不許可処分につきましては、本町の不適切な事務処理であり、申請事業者に対しまして多大な御迷惑をおかけしましたことを、改めて深くおわびするとともに、補償につきましては、誠意をもって対応する所存であります。  なお、今後の対応につきましては、町では補償額の算定が難しいことから、事業者に提示をいただくよう依頼しておりますので、事業者との協議をさせていただかなければならないと考えております。  以上、第1の質問に対する答弁といたします。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の1について質問ありますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 先ほど質問前に差し替えということで文書が届いたんですけども、通告後のこの配付資料、2月17日に全員協議会でなぜこれを出さなかったんですか。2月17日の資料と今回出した資料違いますよ。どのように考えているのか。  それとですね、1月28日、今からスピード出します。小山地区からの依頼、これも2月17日の全員協議会と違いますよ、文書。通告を出したからこれ訂正文書ですか。令和2年1月28日、小山地区の住民と思われる方から、思われる方、匿名で行政は動くのですか。お答え願います。  次にですね31日、現場確認とあります。地区住民とのトラブル、申請地以外の造成確認、造成工事により災害の発生及び生活環境への被害のおそれ。3項目が挙げられております。これ、前もって3項目を依頼されたんですか。それとも現場で3項目を確認したのかお伺いをいたします。  次に3点目、2月21日、現場状況等により協議の結果不許可処分の書類を郵送と。ここで決定されたんでしょうけども、この決定の出席者を発表してください。決定の当時のですね。  次に4番目、架空の事実と関連し、協議会で写真に付された説明は、まるで悪徳業者のような印象を受けたのは、私1人ではなかった。そこで、複数の議員からも質問が出ました。だから条例改正が必要だとの説明に至りました。11月17日、申請者への謝罪回答書の写真は4日前の11月13日の現場写真です。一方、2月17日全員協議会での説明写真は、前年1月13日の現場写真です。この全員協議会はですね、説明に当たっては当然担当者と理事者、それなりに打合せをされてのことでしょうが、そこで質問です。打合せのときにですね、これ誰の助言とか等を受けたと思うんですけども、お聞かせ願います。  2点目、事業者に瑕疵、過ちはあったのかどうか、悪徳業者だったのかどうか、そして4点目、回答書とのそご、回答書っていうのは事業者に出された回答書と我々の2月17日の説明、そのそご、これ町長にお聞きします。  それでですね、このときのどうしても印象操作にしか感じてなりません。印象操作だったのかどうか、お伺いをいたします。  そして5点目、全員協議会では5名で出席です。今日、町長の答弁は6名。何でここまでうその報告をしなきゃいけないのか。  まず、そこで質問します。  第1点、この課長とか担当者とか職員が謝罪したことよりもですね、町長、最高責任者の町長です。町長が謝罪したということは重要だと思わなかったんですか。  で2点目、これだけの問題がありながら、なぜ関わった担当者を異動させてしまったんですか。  3点目、議会軽視というよりこれ議会侮辱です。その辺はどのように感じておられるのかお伺いをいたします。  議長、担当課長が答えられなかったら前担当者もおられます。町長もおります。補足を願います。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) まず、1月の28日のところに記載されております住民と思われる方からの現場確認の依頼というのは、私の担当者のほうからそういう連絡があったということで、現場が詳しいので地元の方だろうということで連絡があったというふうに記憶をしております。  そして、その現場に行ってですね、当時、その確認をしましたところ、盛土や切土の構造上の検証をすることはできないため、目視のみによる現場確認におきまして、災害の発生、生活環境への被害のおそれがあると想定した判断をしてしまい、設置工事を止めなければならないという思いが優先をしまして、結果、不許可処分を行ったということであります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 議員全員協議会での訂正に伴う経緯でございますが、私、2月17日開催の議員全員協議会におきまして、本事案の説明をさせていただきましたが、一般質問に向けて再度確認準備を進めていたところ、内容について認識誤りから一部誤った内容を表記していたため、修正するとともに、併せて詳細的な内容に変更し、分かりやすい資料として差し替えをお願いしたいということで、今回提出させていただきました。  このたびは議会に対しまして、多大な御迷惑をおかけしましたことを痛感し、深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした。  以上です。 ○14番(吉村直城) 質問いっぱいあったよ。  議長、カウントしないんだったらもう一回言いましょうか。 ○議長(内倉長藏) 確認のためもう一度、今の答弁以外のところでお願いできますか。 ○14番(吉村直城) カウント数えんようにお願いします。  議長。 ○議長(内倉長藏) はい。 ○14番(吉村直城) まず、この1月28日ですよね、これ、住民と思われる方からという答弁だったんですけども、そこは匿名ででも思われる、思われるそれで動くんですか、行政は。で、そこと、この3項目ですね、これは前もって3項目を依頼されたのか、現場で3項目を確認したのか。それもお聞きしたはずです。  で次にですね、この2月21日の現場協議の結果不許可処分の書類をここで決定されたんでしょう。このときの出席者を発表願いますということやったでしょう。  次に4番目の今、担当課長お断りやいうことやったんですけど、誰と、誰かの助言を受けたのか、受けて全協に臨んだのか。それと事業者に瑕疵、過ちがあったのか。悪徳業者であったのか。  それとこれは町長にお伺いしました。あのこの回答書と、相手事業者に対する回答書と、いわゆる矛盾、全協との矛盾、どう説明されますか。  それと、印象操作ではなかったのかと、これは写真です。我々にタブレットで見せていただいたのは、先ほど言いましたように1年前、前年1月13日の現場写真、だから質問が出たでしょう。同僚議員から。どうも印象操作のような気がしてならんと。そうではなかったのか、イエスかノーかお伺いをいたしたいと。  それでいわゆる最後に5人の報告が全員協議会では、今日の町長の答弁では6人。ほで町長に最高責任者がいったのが重要じゃなかったのかどうか、2点目は関わった担当者をなぜ異動させてしまったのか、議会軽視じゃないんかと、軽視というか侮辱じゃないかということです。  回答願います。  今の時間、入っとったの。入ってないの。 ○議長(内倉長藏) 入ってないです。 ○14番(吉村直城) 入ってないの。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えいたします。  まず、全協の資料の写真、事業者のイメージが悪いという御質問でございましたが、私のほうで現場確認時の写真として資料としてさせていただきましたが、議員の御指摘のとおり、結果、この不許可処分という理由は全て該当するものはなかった。また事業者には何も非がなかったということを考えると、必要ではなかったのではないかと改めて感じております。大変申し訳ございませんでした。  そして、謝罪に行った11月24日、このときの資料としましては、職員という形で私のほうが作成いたしましたが、町長が遅れて来ていましたので、ここのほうは町長という表記をしていませんでしたが、今回、この一般質問とかを考えるに当たり町長を入れたほうがいいと私が判断いたしまして、今回、追加で入れさせていただきました。  先ほど町長の答弁、また私のほうでも言いましたが、事業者には全く非もなく、悪徳とかそういうものでは全然ないと私のほうは考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 初め5人というて回答しておったのが6人だと、入れ替わった分については、その日、自分はほかの所用があって5人の方が、5人のその職員がエネロさんのほうに行っていろいろとお話しされておったところに、私がちょっと遅れて、大分遅れたんかな、遅れて行って、その社長、副社長、ヤマグチさんですかね、違う・・・ ○14番(吉村直城) そういうこと聞いてませんので。 ○町長(清水雅文) いや、分かっています。ミズルさんに通していただいたのが、奥の部屋であってこちらに待ってくださいと。ということで、私はほかの部屋で2人で話しました。まず、お断りをして、うちの本当不手際で皆さんに申し訳なかったということをお断りさしていただきました。そのときに、自分は会社の方と差しで話して、20分から30分の間話したと思いますが、お断りして、そしてあと、もちろんこちらの不備であったということは、重々お断りして、そして詳しい内容についてはそこの場所では話していません。一切というか、本当に1対1の話でですね、一般的にそのこういう我々のところに、町のほうに来ていただくのは大変ありがたいことやし、そこでいろいろと皆さんは利益を上げていただくと、そしてそれによってうちのほうにもある意味、地域活性化になるんだというようなことの、そういう話だったと思います。  そういう話をさせていただいて、一応、2人の話が済んだところで職員がおるとこの部屋を通って帰りましたけど、中へ入らしてくれるかなと思ったけんど、そのままでもう部屋もいっぱいやったし、そこで私は一応ほた今日は帰らしてもらいますということで帰ってきたわけです。  最初にその5名やなかったのに、6名やったのにということは一切これ隠しとるいうことでもないし、そういうことで人数を間違うとるわけではありません。これはただ付け出しの間違いであったと。それで、今日、差し替えをさしていただいたのは、不備な点があったということで、今日、突然議会のほうにお願いして、差し替えをさしていただいたわけです。全然ほかの他意はありませんし、そういうことです。 ○議長(内倉長藏) 議長、私はそんなこと聞いてないんです。町長、最高責任者の町長が謝罪したことが重要だと思わなかったのかという質問をしてたんです。人数はもちろんですけど。  それと、なぜ関わった担当者を異動さしてしまったのかと。 ○町長(清水雅文) 職員をですか。 ○14番(吉村直城) そうです。あの私らは人事権には当然、あの人事のほうには関係ないんですけど、質問のときに言えばよかったんですけども、今の担当課長は昨年4月ですか、でしょう。関わった、この件に関わった職員はおるんですか、今の担当課に。おらんのでしょう。それを何でこれだけの大事件が、大問題があるのに、2人とも関係者を異動さしてしまったのか、それをちょっとお聞きしたかったんで聞いたまでです。  どうですか。 ○議長(内倉長藏) 町長どうぞ。清水町長。 ○町長(清水雅文) 人事のことなんで余りあからさまにできんけど、この件があるから、また後々問題になるからと、そういう考えはこっから先ありません。たまたま異動したのは、その適材適所いうか、そういう形で持っていっただけで、全然そういうあれは、吉村議員、そういう形で思われるかもしれんけど、一切ないですよ、それは。 ○14番(吉村直城) いやいや、そういう形で聞いているんじゃない、なぜこの担当者を。                (発言する者あり) ○14番(吉村直城) 回答してないから言っている、議長に断りしよるやない。                (発言する者あり) ○14番(吉村直城) 立ってやない。何で、何で後ろから茶々入れる。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) それは議長であれしてください。 ○議長(内倉長藏) 発言のときは起立して。 ○14番(吉村直城) いや、これ議長。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) じゃあ、私の質問事項をですね、皆さんに最初言うたでしょう。メモしてくださいと。回答がないから私何回も、さっき議長に了解を得てさしていただいとる。それだけです。 ○議長(内倉長藏) 今、そのように立って質問していただいて、理事者が答弁をしますので。  担当者異動の件は、答弁今されたと思います。  それから、その町長が謝罪に同席した件については、まだ答弁はいただいていないと思うんですが。  印象操作ではなかったと。これは不備な点があったので差し替えをお願いしたと。  5人から6人というのは町長をカウントしていなかった、ですね。 ○14番(吉村直城) 議長、今、私質問これ2分減っとるが、おかしいやないですか。議長がちゃんと進行してくれればこれ発言2分、私、2分いうたら今貴重なんです。 ○議長(内倉長藏) はい。浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 現場に匿名で行くのかという質問があったと思うんですけど、案件がそういう状態だったということで、匿名でも行ったというのが事実であります。  それから、2月21日の不許可処分の理由の項目についても、先ほど私が説明したように、想定した判断の結果であります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、今の答弁でよろしいでしょうか。 ○14番(吉村直城) 議長、またこれカウントするんですか。さっきのカウントを取り消してください、カウントじゃなくて時間。私、2分貴重なんです。  さっき最高責任者の町長が謝罪したことのほうが重要だと思わなかったのかいうて、何回も言ってるんですけども、どうなんですか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  言われるようにですね、最高責任者といわれる自分がその中に入ってなかったと、抜けとったというのは、これは故意にとかわざとやったわけでないことは承知していただきたい。自分が漏れとったのは、これは本当にミスといえば大きなミスだと思います。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 町長、ちょっと勘違いされているようですけども、もうこれ今私が言ったのはですね、町長が行ったのが重要だと思わなかったのかという質問です。隠したことを言っとるんじゃない、もう回答いいです。  それではですね、これに時間取られるのもどうかと思うんですけども、じゃあですね、この2月17日、私は2回質問をしました、町長に。全員協議会で。このような簡単なさらっとした説明でいいのかと2回も言いました。町長はあのときにですね、きっちり調べて確認すると、二度目に回答されました。あれから1か月、一切説明もないまま今日です。本当になぜ、なぜ、あの残念でならないのは2月17日の全員協議会で、なぜこうでこうだったということを正直に報告してくれなかったのか、非常に不信感が、それ以来ずっと続いているんです、今日まで。  お伺いをいたします。なぜしなかったのか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  あの、そういうて全協のときに言っておりますけど、あれから先方とも一切その進行してないし、内容についてもどういう出方をしたらいいんか、向こうからも言うてきてないし。だからあれ以来皆さんに報告する事項が、新たな事項がなかったということで、あれからは議員の皆さんにもしていない、そういう状況であります。
    ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) あの町長、質問と回答がちょっとずれとんですけども、じゃあですね、議会の初日に8日でしたね、私のほうから公文書を要求しました。そしてその要求を議会から要請をし、公文書が我々に提出されたと。もしあそこで公文書の要求をしなかったら、このまま我々は知らないまま、核心を全く知らないまま幕引きをされていたように、今の町長の答弁からすれば感じます。  再度、お伺いをいたします。  なぜ協議会で正直に説明しなかったのか、今、進展がなかったというのは全く詭弁です。お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) はい。お答えします。  その公文書ですかね、要求されたいう、あれから一切進展がないとさっき言うたようにですね、もう説明する内容が、皆さんに説明、新しいものがなかったということで、ただそのままにやっておったというのが事実です。 ○議長(内倉長藏) 4回目。 ○14番(吉村直城) 議長、会議規則55条でですね、今の答弁、了解できません。  いいですか、2月17日が全員協議会です。3月8日に公文書を請求できたんです。  議長、すみません、55条で議長の許可あらばということで、議長、許可してください。 ○議長(内倉長藏) 許可はしません。55条ですね。  暫時休憩します。               午前 2時33分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 2時45分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。  吉村議員、1の2について再質問はありますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 先ほどの件は許可しないということで、残念ですけども2に移ります。  2点目、先ほどですね、町長は全て貴社に非はないということで、冒頭にお認めになりました。事実に認めたということであればですね、よほど非合理なことを言われない限り、事業者の言い分、言い値で補償をせざるを得なくなりかねません。  そこでお伺いをいたします。  まず1点、この町に大きな損害を与える行為、これ事実でした。町の不許可の行政処分、これ重大な非違行為ですね。非違行為、ひは非常識の非、いは違法の違、非違行為、法律にあらず、法的根拠のない行為、これ非違行為と言います、そうですね。お伺いします。  次に2点目、動機は何かお伺いします。  3点目、これ3項目、虚偽報告、業務処理不適正に当たるのではないでしょうか、お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えします。  まず、1点目の補償についてはですね、ちょっとあれなんですけども、まず動機、動機ですか、条例にない非違行為ということなんですが、現地の状況を確認し、災害の発生及び生活環境の被害があるなど、緊急性が高いと想定の判断により不許可処分を行いましたが、その結果、その判断には法的な根拠もない上に、ないんですけど、事業、その当時ですが、事業の中止を最優先事項として条例にない、明記がない事務処理を行いました。その件につきましては、その後、判断内容については再検証した結果、不許可処分の理由に該当するものが一切ないということで、今回、全て事実に非がないということで認めた経緯がございます。  そして、3つの理由というのですが、現地の状況を確認した結果で、協議をしましたが、事業者に確認しないままちょっと現場状況や申請地以外の造成、また災害発生、生活環境への被害のおそれがあると想定し、結論づけたような理由となっております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) もう1点、虚偽報告ではないのかということ。  3点目、虚偽報告ではなかったのかについて、答弁なかった。  山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 虚偽報告の件でございますが、当時の状況は、先ほど総務課長のほうからも回答がありましたが、当時はそういう形で想定の判断ということで考えていた形がありますので、虚偽というふうには当時は捉えてなかったということと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の2よろしいですか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 1点目、この非違行為であったということですね、確認ですけども。法的根拠のないいわゆる行為、これを非違行為といいます、先ほど言いましたように、ということで非違行為とお認めですね。これ確認です。再度お聞きします。  次、動機です。動機はこれ事実のないこれ3項目といったんですが、これじゃあ誰が3項目つくったんですか。緊急性が云々とさっきから言ってますけども、この3項目誰がつくられたんですか、それでは。お聞きします。  3点目、虚偽報告、いわゆる業務処理不適正、それはどう判断されるんですか。今、現担当課長が答弁していますけども、これは現担当課長に答弁求めるのは酷じゃないかとは私は思うんですけども、どうですか。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 3項目につきましては、担当課で協議をして、その当時の上司の副町長と協議報告をして決めたという経緯であります。  以上です。 ○14番(吉村直城) 答弁ないんですか、あと。 ○議長(内倉長藏) 1点目、ひふ行為は…… ○14番(吉村直城) ふじゃない、い。  議長、座ったままですけども、非常識の非に違法の違です。非違行為。法律にあらず法的根拠のない行為。 ○議長(内倉長藏) 非違行為は認めるのか認めないのか。 ○14番(吉村直城) 議長認めたじゃないですか、さっき。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 非違行為いうんですかね、非違行為は、それはもう我々が非を認めておるんだから、非違行為はあったということです。 ○14番(吉村直城) 議長、黙っとったって進まんよ、前に。答弁促してください。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) ええっと、ちょっと繰り返しになりますけど、不許可決定の流れにつきまして、当時担当課が現地に確認に行った後に、課内で協議をして、副町長に報告決済、そして町長のほうに決済を受けたという決定プロセスであります。  以上です。 ○14番(吉村直城) 動機。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) ええっと、これも繰り返しになりますけど、連絡があって現場に行って、そして想定で判断をしてしまったというところです。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) いいですか、今、非違行為をお認めになったんですよ。非違行為を認めたということは、当然これ動機を解明しなければなりません。これ動機は事実のなかったんでしょう。事実のないこれ3項目、全く事実なかったんでしょう。いわゆるこの3項目、私がこだわっとるのは、3項目これつくられた事実じゃないんですか、これ。で、不適切な行政処分をしてしまったということにつながっとんでしょう。それは虚偽報告とか業務処理不適正に当たるんじゃないかということであるならば、懲戒の対象になるはずです。それをお聞きしとるんです。 ○議長(内倉長藏) 今の質問に対して答弁できないようでしたら、また休憩を取る必要があるんですが。  暫時休憩します。               午後 3時00分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 3時01分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。  浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) お答えします。  判断ミスでありました。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の3について。 ○14番(吉村直城) 1の3。 ○議長(内倉長藏) 今、3回されたと思うんですが。 ○14番(吉村直城) あのですね、これ懲戒には当たらんのですか、それでは。それをさっきから聞いとんでしょう。非違行為いうことを認めたんでしょう、非違行為を認めたということは、これ故意、重大な過失なんですよ。  いいですか。非違行為をお認めになったということは、これ故意、重大な過失なんです。よく調べてください。それを聞いとるんです。ないんですか。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の2は3回済みましたので、1の3について再質問お願いします。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) はい。ええっともうこれ、時間が気になってしようがありません。3、トラブルの1つの原因での区長印ですね、これ町長、確かにあのように答弁をされましたけども、これ副町長がこの間答弁したとおりですね、あくまでもこれ任意、自主団体の行政区長です。その区長に憲法で保障された民間事業者の営業の自由とか財産権の自由を、これほど制限させる責任と同時に権限を持たせたのは、これもう結果ですけども、今振り返っておかしいと思いますか。今振り返れば。お聞きします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 私のほうからお答えいたします。  先ほど議員のほうからおっしゃいました区長印の件なんですが、最初、町長のほうの答弁もありましたが、同意書、区長印の必要性につきましては、事業に対する地区の同意の意思表示、また地区の代表者である区長から条例規則に基づき押印していただくことと、今現在は条例のほうはなっております。しかしながら、決して地区への責任を持たせるようなことというのはないものと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) 同意書の件は、今現在も動いておることなので、私のほうからも答弁をさせていただきたいと思います。  現条例の中で、地元地区の代表者である区長の同意を得なければならないということで、議会でお認めをいただいて定めておるという流れから考えると、条例がある以上、同意書については違法性はないというふうな認識をしております。  で、ただ、町として地区住民の意向を尊重できる同意書があれば、地区の理解が得られているということで、許可に当たっても住民の理解を得たものだということで、同意書を今までは重要視してまいりましたが、先般もお答えしたように、町の許可と地区区長の同意ということを双方図ったときに、その辺がやや問題があるのではないか、違法性もあるのではないかというような判断がありましたので、前回全部改正で同意書は削除さしていただくというような流れをしたものであります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の4について。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) ええっとですね、この議会初日の条例改正の質疑でですね、現行条例も専門機関に依頼していたと答弁がありました。それで、この条例の下に金額欄がある同意書ですよね。これ条例の下に規則に基づく別文書です。  質疑でも当初言ったように、あの同意書を見て実際驚いてもいたんですけども、これもですね、一応、そういう機関に見せて、いわゆるチェックを受けていたのかどうか、お伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えします。  審査機関のほうには審査をしていただいております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 審査していただいているという答弁でしたけども、これですね、あの同意書はこの申請時に添付必須としてですね、町に提出されております。だから、幾ら支払っているのかが把握できます。が、事実上ですね、町が協力金を強要していたように受け取られる可能性があの同意書では大です。そのように感じませんか、お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。
     議員のおっしゃるとおり、協力金の項目については、地区と事業者との話合いにおけるものだと考えております。様式につきましては、ほかの事例があったとは思うんですけど、それを参考にして作成したものと思われますが、先ほど議員がおっしゃるように、地区や事業者が強制的と捉える可能性も考えられることから、これらの状況を鑑みまして、今回、条例同様、地区等に説明、または協議しながらその意見を踏まえながら、どうあるべきかをまた考えていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 先ほどの再質問でお聞きしたかったんですけども、分かりました。  それでですね、これ1点、この町職員としての条例や規則、それに伴うこれ小山の件なんですけども、同意書で協力金を強要と言ったらちょっと、あの文書ではですね。一方で地元のですね役員として協力金を受け取る、これができてしまう構図になります。あの中では。公平・公正な業務が求められる公務員の立場との、質問、回答書にもいっぱい出てまいりましたけども、利益相反にこれなりませんか。これは理事者のほう、お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 私が調べたところではですね、国の法律の中で大型の風車とかについては業者が地域の活性化に資するという規定があります。これ国のほうでですね、法律で。ですけど、太陽光であるとか風車の小型のとか、水力発電、そういったものについては、愛南町独自の条例のほうで地域に貢献、応援してほしいという、そういう地域のために少し貢献してもらったらという考えの下でですね、こういう同意書の協力金のほうが必要であったというように、そういうふうに考えてお聞きしております。考えたんだということをですね、当時の担当された方からも聞いております。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の5について・・・ ○14番(吉村直城) 議長。議長、ちょっと待ってください。私の質問に答えてないやないですか。協力金が駄目や言いよるんやないんですよ。さっき質問したでしょう。 ○議長(内倉長藏) 利益相反にならないか。  清水町長。 ○町長(清水雅文) その利益のあれには該当しないと思います。 ○議長(内倉長藏) 次に、1の5について再質問ありますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) えっと、この大きな見出しだったんですけども、この地域振興費なんですけども、これですね、確かに地域との信頼関係に基づくこれ申請主義、確かにそのとおりなんです。ただしですね、今回小山の件は全く違うはずなんです。30年6月に大量脱退、後脱退者らが役場本庁に来庁、当時の木原総務課長に相談、そして一本松支所が担当ということで、支所長に相談。  そこでですね、そもそも脱退時、30年です、平成。過大請求が始まった31年の地区会計は町の職員です。31年度分は過大受給認定され返還をされました。その年の会計は企画財政課長、いわゆるですね、これ請求地区と支出部署、これ疑問には思わないんですか。1点お伺いをいたします。  そして、これは大量脱退は旧一本松ではですね、一本松の住民にとっては周知の事実でした。町当局がそれを知らなかったでは済まされません。知っていたと思いますが、1点、知っていたか、いなかったかお伺いをいたします。  そしてですね、これ町長は地元に出向いていく町政を唱えております。一般論ではなく、今回の小山についてはですね、出向いて行ってでも正確な実態把握をすべきではなかったのか、残念でなりません。  そこでお伺いをいたします。実態把握になぜ努めなかったのか、現状を知っていながら公金を申請のまま過大に支出し続けたこと、これ全て町の職務怠慢ではないのか、お伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) お答えをします。  まず、知っていたのかということについては、今議員おっしゃったとおり、当時本庁のほうに行かれまして、支所のほうにも来られました。で、地区でこういう問題が出て退会を何名かしたという形で、新たな行政区をつくってほしいというお話も、支所にその当時来られました。で、その辺の話は担当の退会をした方々とはお話をしたということです。  30年度の申請時に、今の企画財政課長という形と地区の会計という形で、知っていたのかということについては、その当時は区長さんから申請を受けますので、そのことについては特に問題はなかったと認識しております。  申請時の時点につきましても、当然、退会世帯があったということについては承知をしておりました。  ただ、地域振興費の目的に関しまして、良好なコミュニティの形成ということが事業の用途としてあります。小山地区におきましては、地区内の問題解決を図りたいと、再加入後の常会活動の支援が行えるように、今までどおりの申請をしたいというような地区代表者の思いを尊重しまして、地区事業の内容等も地域振興費の目的に適合しているという判断で、交付決定をしたという経緯がございました。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) それを尊重して交付決定をしたという答弁ですけども、これ事実に基づく決定じゃないんですか。見越して決定、町長決済できるんですか。2年半ですよ。だから、それを支出し続けた。これ職務怠慢ではないんですか、お伺いします。  で次、併せてですねこれ振興費と同じ構造の行政協力員業務委託料、これ脱退世帯数の支出返還はどうなっているのか、1点。  行政協力員業務委託料が、脱退分がそもそも支出されていなければ、振興費との差額から町は事態を把握し振興費の適正支出へ改善すべきだったと思うんですが、そこで、質問です。脱退分は支出されているのか、もしいるなら返還させなければならないし、そもそも振興費の過大受給が発覚した段階で気づくべきではなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 地域振興費の件について、回答させていただきたいと思います。  当然、制度の運用上、現在は問題があったと、行政区加入世帯のみというような制度になっておりますので、そこを小山地区の特段の状況を配慮をして、先ほど御説明しましたとおり地域の良好なコミュニティが今後も続く、そういう地域であってほしいという地域の思いで、私どもの行政としても小山地区が今までどおりの地域のコミュニティを取り戻してほしいと、そういう思いから制度を認めたということでございます。  ただ、運用面に関しまして、精算時に本来行政区の加入名簿というのは行政では把握し切れないという状況がございますので、地域のほうから申請をしていただきます。精算時におきましても、未加入状態のままの状態ということが地域からの報告がなかったということもありますけども、町としてもそこの状況を確認をしなかったということについては、深く反省をしております。  返還が生じた理由につきましても、同様でございます。そこが甘かったという認識は持っております。  それと行政協力員の委託料ということについてですけども、これにつきましては、広報の配布数という形で行政協力員の方々にお支払いをしているものであります。未加入世帯であってもですね、広報を配布していると、行政協力員の方々が配布している場合には、当然組入りしている人、していない人も中にいる場合があると思います。その数につきましては、特に問題はないと認識をしております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、よろしいですか。 ○14番(吉村直城) 議長。職務怠慢ではないかに回答していないんですけど、どうですか。  進行ちゃんとしてください。 ○議長(内倉長藏) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) はい。お答えいたします。  今、一本松支所長が答弁をさせていただいたように、今回のケースは東小山常会の中で脱退者があって、もともとおられる方がいると、そういう判断で、できればその以前に脱退をして一つの行政区ができれば単独活動ができるというような話をいただいたときに、今の行政区の規則上は世帯数の縛りとかいろいろあるので、どうしてもそういう活動はできないので、何とか従来どおり、元のように地域の活動に戻っていただけないでしょうかというようなところの話だったんですけど、ですから、そういうことも踏まえると、支所長が申し上げましたように、何とか元に戻って東小山の脱退した方々も当然地域の活動はされてるわけなんで、その方々に地域振興費の部分が還元されるように、小山が拡大解釈をしてくれたということで、もし地域振興費が届くんであれば、変則的なルールも在りかなということで、職務怠慢というふうには理解をしておりません。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) ええっと、まあ当たり障りのない答弁ですが、ここでですねこれ把握が難しいと言いますけども、これ逆に言ったらですね過大請求しようと思えばできることにつながります。  そこでですね、これ以上ここを追求しませんけども、この過大請求受給をですね、この生まない、これを機にですね制度設計見直しをここでは提案をいたしたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) お答えします。  現在、地区の組入りの確認世帯の確認方法につきましては、交付申請をしていただく段階で、自由様式にて加入世帯が確認できる一覧表を添付してもらっております。あの多い地区では200世帯を超えるっていう世帯もありまして、自署または印鑑なども求めておりません。住民票がなくても地区入りしている方などもおられるため、確認ができない状況であります。  今後におきましては、交付申請書に地域振興費算定上の加入世帯に相違ないことを宣誓しますというふうな文言を追加させていただきまして、対応をすることといたします。また、あの行政協力員総会の資料として配付いたします地域振興費の手引につきましても、地区加入世帯の判断基準となります内容を、Q&A方式で追加をして、再発防止に努めたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の6について再質問ありますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) これ町長はいつからその小山のトラブル知っていたのかということですけども、町長記憶にないということで、実はですね、私も本当に多くの方からいろいろといわゆる右の方、左の方、お聞きをいたしました。ここでざっと述べさしていただきます。  平成29年、当時の環境衛生課長がですね、造成工事を口頭で停止さしたと。困った事業関係者がですね、代理人を、代理人が町長室で1時間、平成29年6月、町長と話をしたと。翌日、町長のほうから環境衛生課長に注意をしたと、電話までわざわざされたと。頂いたと。そして翌日、その叱責された課長が謝罪、そして地元住民と和解し、文書を取り交わし署名までしたと。そういう事実があるんです。  そこでなんですけども、町長記憶やと思いますけども、これをですね、早めに知って対処していれば、この問題は起きてこなかったんではないかと推察されますが、そこで質問です。  1点、当時、課長に注意したのかどうか。  2点目、口頭での業務停止は非違行為ではないか、先ほどの非違行為。  3点目、課長権限で工事4か月止まっとったんです。これ職権濫用ではないんですか。これが分かっていながらなぜ注意だけで済ましたんですか、これ懲戒処分をなぜしていないのかお伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 今、平成29年の6月とか言われましたけど、もうはっきり言って余り記憶にないんですよ。そちらの地区から、誰かあれですかね、後で構わなんだら教えてください。その内容もですね、余り本当のところは覚えていないということですね。  そのときに来られた方、誰やったかちょっと思い出せんのですが、やっぱりその地域振興費やとかいうのは、やっぱり町としては地域のためにこれこれで使ってくださいと、そして融和を図ってくださいということで、今6,000円ですかね、1戸当たりあげておると。それで地区の街灯の電気代とかいろいろそれでコミュニティを図ってくださいというて送ってます。それで恐らく足らないとこのほうが多いと思います。ところについては、1戸当たり何ぼずつ出してくださいという形で、それで地域を運営していると思うんですが、それは自分らの地区がそうなんで、多分よそもそうやろうと思う。  ただ、そのときに来られとった方がちょっと後で分かったら、ひょっとしたら来られとったいうて思い出すかも分かりませんが、自分としたらやっぱりそういう形で地域は仲よくやってくださいというのが、我々町の上の立場なんで、そういう形で運営しているのがその地域なんで、だからそういう形のですね、ことは一々小山でこういうトラブルがあった、・・・のどこそこであった、そこで区長さんと役員さんとかいろいろもめたりとか、それは確かにあると思います。ですけど、地域のことについては、細々したことは、やはり自分らで解決すると、そういうようにしていただかなければ一々そういうところに町のほうから出向いて行ったり、担当には、そのときは担当は大体中に入っていったと思いますけど、そこまでですね我々が地域のトラブルの小さいことまで、一々取り上げよったら、本当に仕事にならんですよ。  だから、そのために区長さんとか役員さんがおるんで、そういうことはやはりその地区地区で片づけていただくというような形に、ぜひぜひそういう形にこれからはしていただきたいというのが、今ここでの答弁です。自分のはですね。 ○14番(吉村直城) 議長、地域振興費は、私もう終わってます。地域振興のことは。 ○議長(内倉長藏) 職権濫用の件については。 ○14番(吉村直城) 町長全く覚えてないいう回答なんですか、今の質問は。 ○町長(清水雅文) そうですね。・・・。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 町長が覚えてないということなんで、もうこれ以上聞きようがありませんが、これですね、地域のトラブルではないんですね。職員が絡んでいた。それをお聞きしておるんです。それが全く覚えてない、文書まで取り交わしとんですよ。先ほど言ったように。  でですね、これその程度の町長が覚えてないということだったら、その程度の事態としか受け止めていなかった証なんで、いわゆるこれその29年の口頭による工事中止、4か月止めたそうですが、事態をこれ軽視、放置したことの責任が問われますが、これについては町長どう答弁されます。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 恐らく29年といえば結構たつけど、そのときの職員は多分もう退職されとるんじゃないですかね。処分と言うても今さら処分できるわけでもないし。 ○14番(吉村直城) なぜ処分をしなかったのかと、懲戒処分ではないんですかと先ほどお聞きしたんですが。今じゃない、当時です。  覚えてないということだったら、もう仕方ないです。 ○議長(内倉長藏) では、1の7について。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 時間が迫ってまいりました。全ての原因は何だったのかお伺いをいたしますが、今ですね、総務省では事実の隠蔽が追求されております。そして今、この本町はですねつくられた事実でしかありません。この事実のないことによって、不適切な行政処分。  そこでお伺いをいたします。  町長、補償問題にまで発展した今回の問題は何が、原因は何だったのか。先ほど少し触れられましたけども、お聞きをいたします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 最初の答弁でですね、7点目のところで答えておるのが、これが全ての回答です。原因だったと思います。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 先ほど情報共有がなかったということだったんですけども、そうじゃないでしょう。事実がなかったんでしょう。事実がなかったことがこれで不適切な行政処分。先ほどから質問の中で出てきたじゃないですか。そうじゃないんですか。再度お伺いします。  そしてですね、この最後の8番目の補償と実は関係してまいりますが、国家賠償法の1条2項に基づき、町が原因となった町職員に損害の一部を負担させることができると。求償、つまり職員に損害を負担させなければ、住民訴訟で町が職員に償いを求めるよう町民から訴えられかねません。だからこそ、原因を明確に究明しておかなければならないんです。  そこで、先ほどの質問、再度いたします。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 最初に答弁したようにですね、補償について、こちらが悪いということは、補償につきましては、誠意を持って対応するという所存であります。  もうそれが何よりこちらが果たすべき責任じゃないかと思っております。 ○14番(吉村直城) 議長、補償はまだ入ってないんです。事実のない証拠による不適切な行政処分だったんでしょうと質問したんです。  そのとおりですね。それじゃあ答弁だけしてください、議長。 ○議長(内倉長藏) 1の。 ○14番(吉村直城) いやいや、今の質問。答弁だけ町長に求めて。 ○議長(内倉長藏) 町長、今のもう一度はっきりと答弁をお願いします。1の7の再質問。事実がなかったことについて。  清水町長。 ○町長(清水雅文) もう最初にした答弁どおりです。そのままです。 ○14番(吉村直城) 議長、最初の答弁どおりと言いますけど、休憩時間に不適切な行政処分だったという確認でよろしいんですね。  ではですね、町長、この就任時、町長ですね、所信表明でですね、職員の皆さんには法律にとらわれることなく仕事をしていただきたい、一生懸命仕事をしていただきたい。責任は自分が取ると、議会で堂々と発言をされました。そのとき、私が法治国家じゃないんですかという質問もしたんですけども、そういうことでですね、今回、町長の意向を忠実にその方針に、意向を忠実に職員が履行していたという流れになってしまいます。  そこでですね、全ての質問にも係ってはくるんですけども、重大な責任は町長、全て自分が取るということでよろしいんですか。
    ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) もちろんそうです。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) きっちりとどのような責任を取られるんですか、答弁してください。歯切れのいい答弁をしてください。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 今のこの現段階では、答えることはできません。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員、1の8について再質問ありますか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) えっとですね、もう本当に聞きたいことも抜けてしまいましたけども、最後、補償をするということを先ほどの7番目の質問でも町長が補償はすべきだという答弁もされましたけども、どのように考えて実行していくつもりかなんですけども、ここで今担当課長、町長にもお伺いしたいんですけども、これは補償、この間初日に出ておりましたけども、担当課長先に、金額聞いておりますか。お伺いします。町長も続いてお願いします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えいたします。  事業者の代理の方からですね、事前の事前ということで口頭での話はありましたが、ちょっと金額につきましては、相手方のこともありますので、ちょっとここでは金額のほうは差し控えたいと考えております。  以上です。 ○14番(吉村直城) ちょっと待ってください。まあそれは担当課長じゃ聞きにくいかもしれませんが、聞いておると答弁されたでしょう、この間初日に。ちゃんと発表してください。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  あの、今の段階で文書とか来ておるわけでもないし、具体的なことは今の段階では答えられません。 ○議長(内倉長藏) よろしいですか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 口頭で聞いとると答弁がありましたよね、初日に。今の段階で答えられないとはどういうことですか。これ再質問でするのもこれなかなかできないんで、正式を私は聞いとるんじゃないんです。同僚議員の質問であったんですけども、聞いとるということやったでしょう。これ2回にカウントされるのが非常になんですが、議長、その辺は1問目で配慮してください。許可願います。  いいですか。  議長、議長に聞いておるんです。1問目ということにしてください。 ○議長(内倉長藏) 質問、1問目に認めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  あくまでも口頭での話であって、正式なものではないということで、答えることはできません。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 議長、非常に時間も迫ってまいりました。質問回数3回しかできません。そこの中で、答えれないと言ったら進まんじゃないですか。残念でなりません。もうこれ以上聞きようがありません。  でですね、それでは再質問をさせていただきます。  これ不適切な事務処理、いわゆる行政手続、それとですね、私非常に当初聞こうと思ったんですけども、許可したものが不許可、これ後先になりましたけども、行政用語で不許可ってあるんですか。許可したものを取り消す場合は許可取消しやないんですか。それはまあ、あの基本的なことなんで、それは1点お聞きします。  それでですね、実はもう一つ言うのもあれですけども、ええです。ええっと、11号議案でですね、これの議案がこの次に出てまいります。この後のこの賠償責任の一部免責に関する条例改正にも関係してまいります。善意かつ重大な過失がないときは町長等が賠償の責任を負う額から一定額を控除できるようになるということです。  お伺いをいたします。  1点、今回は先ほどお認めになりましたが、善意ではなく故意であったということでしたが、これ確認ですが、1点、答弁されましたが、故意、間違いないですね。  2点目、重大な過失があった、これも先ほど、ということでお認めになりました。これは町長答えてください。で、そのとおりですね。  3点目、賠償責任を負うのは町長ですか、元課長ですか、前課長ですか。  3点お伺いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○14番(吉村直城) 町長に聞いとるのやけん、町長でええ。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) えっとですね、重大な過失というのは、誰に対してかということですよね。重大な過失は業者に対してあったということです。故意ではない。 ○14番(吉村直城) じゃあ善意だったんですか。 ○町長(清水雅文) 責任を今の段階で誰が誰にと、これは今の段階では答えられません。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 3回目ですかね。 ○議長(内倉長藏) 3回目です。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) これ今の段階はって、さっき途中でですね、この善意ではない故意だったということやったやないですか。故意か善意かって故意でしょう、善意やなかったでしょう。善意であの取消処分やったんですか。そうじゃなかったでしょう。  これはもう、あの先ほどのあれでもうこれカウントになりますので、それでさっきの質問、答えてないでしょう、この賠償責任の件。これもお答え、今の段階ではということやったんですか、回答は。回答されなかったんですけども。 ○議長(内倉長藏) 誰が責任か今の段階では言えないと。 ○14番(吉村直城) そうですそうです。  これ、そしたらさっきの追加ということで。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  賠償責任は、今の段階では誰かということ、お答えすることはできません。 ○14番(吉村直城) 議長、そしたらさっきの質問の、これ3回目です、最後です。さっきの途中ですから。 ○議長(内倉長藏) さっき何番目でしたかね。 ○14番(吉村直城) 今の町長はカウントしないということやったでしょう。答弁漏れがあったということやったんで。で、これが3回目です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) あのですね、最後になります。故意または重大な過失に当たらない、つまりですね、善意かつ重大な過失がないとするなら、条例改正ができてしまうと、今回補償する金額は大きな金額のようですけども、町民の大切な血税、税金から払われ、町長または原因となった町職員は何も責任を問われなくなります。  それが分かっていながら、町長はその約束を勝手にいわゆる事業申請者のほうに文書でしてしまっております。この次から次へのこの失態、まず1点目は、先ほども言ったように血税で支払われてもいいんですか、これが1点目。正式に出たときにですね。  2点目、全ての責任は前段で自分にあるということでしたが、この際責任を取って潔く辞職すべきじゃないんですか。お伺いをいたします。  そしてですね、答弁はそれで終わりますけども、私たちのこの任期はですね、来月で終わります。一方で監督権限者と行政区の役員、さらに事業用地の隣地権者という3つの立場の公私混同の疑いが1点出ております。そして、何よりも町のこの重大な責任、これを茶番劇としては許さないと町民はしっかりと見ております。  改選後、百条委員会での疑惑解明をしっかりしていかなければならないと確信をいたし、質問を終わります。答弁だけ願います。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) はい。お答えします。  その職員が犯したことについては、もうこれ自分の責任であるということは最初から言っております。やはり、あの司法のまた判断とかも仰ぎながらですね、解決に向けてこれからやっていきたいというように思います。 ○議長(内倉長藏) これで、吉村議員の1の質問を終わります。 ○14番(吉村直城) すみません、ええっと質問通告は出しておったんですけども、議長、もうへとへとです。  2点目、3点目を通告しておりましたけども、もうエネルギーを全て使い果たしてしまいました。議長の許可を頂きまして、2点目、3点目の質問はもう取下げさしていただきたいと思いますが、お許しを頂けますでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 取下げを許可いたします。  これで、吉村議員の質問を終わります。  暫時休憩をいたします。  4時から再開をいたします。  休憩中に消毒、換気を行います。               午後 3時49分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 4時00分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第3 第11号議案 愛南町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について ○議長(内倉長藏) 日程第3、第11号議案、愛南町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題とします。  本議案につきましては、提案理由の説明を終えております。  議案審議に先立ちまして、地方自治法の改正に伴い、監査委員への意見聴取、根拠法令を地方自治法第243条の2第2項に改め、この規定により監査委員からの意見書が提出されております。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 新しい条例の制定のときに通常パブリックコメントを取るんですが、今回も、当然取られたんでしょうね。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) お答えします。  町の基本的な制度を定める条例、住民の生活及び事業活動に大きな影響を及ぼす条例、また住民に義務を課し、または権利を制限する条例のいずれにも該当しないという判断をしたため、パブリックコメントはしておりません。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あの多分ホームページ、いろいろインターネットで見たらお分かりのように、取られている自治体も結構あるんですね。この条例の制定について。まあ確かにそうではないと、自治法の規定により、条例ではありますが、やっぱりパブリックコメントを取るということ、行為そのものが住民に対する説明責任の一つにもなるし、パブリックコメントを取りましたということで、自信を持って上程もできると思うんですけど、この私の今の考え、どう思いますか。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) おっしゃられることも分かりますが、今回、条例で規定しておる参酌基準の設定をですね、地方自治法と同じ乗数、係数にしております。もしこれを変える場合は、他の自治体でもパブコメをしておるところがあるのは確認しておりますけれど、それを変えないことで、もう先ほど言った要件も満たしとるという判断の下、パブコメはしなかったということであります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 他にございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
     続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第11号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第11号議案、愛南町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      ◎日程第4 第23号議案 令和3年度愛南町一般会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第4、第23号議案、令和3年度愛南町一般会計予算についてから、日程第14、第33号議案、令和3年度愛南町病院事業会計予算についてまでの11議案は、提案理由の説明を終えております。  日程第4、第23号議案、令和3年度愛南町一般会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出科目1款議会費から、4款衛生費について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) あの午前中の一般質問でありました、新型コロナウイルスの今後のですね予定、優先順位等ありましたが、ちょっと追加で御質問します。  えっと、接種可能な施設は11か所というふうにありましたが、そのワクチンのですね、低温冷凍庫ですね、それを置いとる施設は何施設あるんでしょうか。お聞きします。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) はい。お答えします。  ワクチンを管理するディープフリーザーのことだと思うんですけれど、それは愛南町では1か所置いております。3月17日で設置をしております。そこにワクチンを供給をしていただいて、そこから各11の医療機関に配付するという流れで進めたいと思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) まあ、そしたら、その接種予約をしてここの病院に行きたいということになったら、そのワクチンを移動するというような捉え方なんですかね。それとですね、今このワクチンの副作用云々と言われていますけど、その重大なアレルギー、いわゆるアナフィラキシーですか、そういったことで、町民とかも副作用があるんやないかなとか結構心配される方もおられるんですけど、この接種した方の今後のデータですね、データ化、そういうことも考えているのか、その2点お聞きします。 ○議長(内倉長藏) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) はい。ワクチンの配送につきましては、各接種券が届いた段階で各個人から予約を城辺保健福祉センターに入れてもらいます。そこで予約で各医療機関にこの週は何人予約が入っていますという、その本数をワクチンの数と合わせて、適宜城辺保健福祉センターから各医療機関に配送します。  冷凍で2か月で冷蔵に戻して5日間ですので、5日間で使える分量というところで配送をする予定です。  そして、2点目のアナフィラキシーに対する不安というところですが、報道等でも随分と出ているので、その点について不安な方っていうのは確かにおられるかと思います。それに対応するということで、問診のほうでかなりアレルギーのチェックを1回します。そして、接種後は15分、今までアレルギーのある方は30分、その場で待機をしていただいて観察をします。そして、万が一そういった疑わしい人がいた場合には、医療機関で接種をしますので、医療機関の接種医師のほうで応急処置をしていただきます。それから、次の処置が必要である場合は、県立南宇和病院へという、その後の体制というところも整えているところです。  住民接種が始まった際には、消防とも連携をして進めていきたいというふうに思っています。  そこの副反応のデータなんですけれど、あの、まあ国のほうで今具体的にこういうふうなデータをというところの指示はないんですけれど、そういった相談内容があるというところは、町のほうでも把握はしていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかにございますか。  山下正敏議員。 ○12番(山下正敏) 119ページ、選挙公営負担金1,529万9,000円、これあの例えば町長選挙と町議会議員選挙を同日選挙にした場合は、この金額が削減されると思うんですが、それはいかがなんですか。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 議員おっしゃられるとおり、削減はできます。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 山下正敏議員。 ○12番(山下正敏) この大体金額ですか、1,500万円程度の。 ○議長(内倉長藏) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 金額的な面はちょっと細かくは申せませんが、町長選のほうが候補者の関係から金額は安くなります。この町議選掛ける2以下にはなると思います。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 山下正敏議員。 ○12番(山下正敏) もう1点、211ページの下段の愛南町水道料金差額補助金640万円が計上されておりますが、これ内海地区の宇和島水道利用者への補助金だと思いますが、本当に皆さん大変喜ばれております。これは多分補助金なんで自己申告と思うんですが、この申告の方法、どのように周知をされるのか。そして、結構今高齢者が多いんで、高齢者、申告漏れもあろうと思うんですが、その点についてお尋ねします。 ○議長(内倉長藏) 金繁水道課長。 ○水道課長(金繁末廣) はい。お答えいたします。  この制度は今年、昨年に要項を制定いたしまして、昨年の4月1日から本年の3月31日までの分が対象となるわけなんですが、申請につきましては、まず、4月にあります行政協力員総会のほうで、行政協力員さんのほうに御相談をして、特に内海地区につきましては、支所に帰られてからまた総会があるようでしたら、そこで説明をさしていただきます。昨年する予定でしたが、コロナの関係でできませんでしたので、そういう方法と、ホームページへの掲載、それと広報誌への掲載も予定しております。それで、申請はですね、6月から7月末までの2か月間ということをしております。  それで、申請に必要な物につきましては、検針票とか領収書とか、その払ったこととか検針を受けている、量水器の番号とかが分かるものであればいいことにしておりますし、場所につきましては、内海地域の最寄りの公民館、内海支所、本庁の水道課ということで、議員おっしゃられたように高齢者の方もおられます。ですから、その地域の中で区長さんが代表で、皆さんの申請を持ってきていただいたりするということは可能にしておりますので、あのそれぞれの体の悪い方とか高齢者の方がおられましたら、近所の方で話し合っていただいて、代表で申請書を持っていただく行為をしていただいたらと思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) はい。ほかにございますか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 123ページの監査委員費です。昨年の当初予算の審議の中で、余りにも少額の監査委員の報酬を見直したらどうかという質問をいたしました。その質問に町長もそういう捉え方で結構との答弁があり、しかし、まあ今回地域経済がコロナウイルスの影響もあり、町民の理解が得られないとして据置きになっております。  1年前にも発言しましたが、見識監査委員、代表監査委員の報酬は年額25万7,000円、監査委員は毎月2日間の例月検査、多くの日数を要する決算監査、県での会議や今日のような議会への出席などで50日程度足を運ばれるとお聞きしております。  そして、まあほぼ1日をかけて業務をなさっております。それを日数割り、時間割りすると1年前も発言しましたが、最低賃金にも及ばないのではないかと。まあ愛南町の全ての私、職員の中で、日数、時間割りしたら一番低報酬ではないかと思います。また、今回のように監査請求が出されましても、その報酬の中で行われるんだろうと思います。  まあ、仕事の重要性、本当に大変な仕事だと思いますが、ただコロナというだけで捉えていいのか。やっぱり仕事の重要性からしたら1年前の答弁のように見直すべきだったんではないか。これがですね、協議会でも説明がなく、議運が終わって突然タブレットに流れたんで、忘れとったけんこういう答え出したんやないかなというふうな私は受け取りをしておるんですけど、まあそれは仕方ないとして、やはりこれを見直す考えはないんですか。 ○議長(内倉長藏) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 申し訳ありません、あの約束しとったのに。見直してやり直したいと思います。  すみません。報酬検討委員会ですかね、かけて来年度からさしてください。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) 報酬審議会かけて来年度ということなんで、まあ期待をしたいと思いますが、25万7,000円といえば、町長の給料の10日分ですので、仕事の重要性を考えて、十分答申してほしいと思います。  それとですね、もう1点、これ数年前になるんですけど、愛媛県の東京事務所や大阪事務所に職員を派遣して、いち早い情報の収集と職員研修を行ったらというような提案をしましたら、そのときもすごい前向きな答弁をいただきました。  けど、どうも派遣したという話も聞かない、やめたという話も聞かないんですが、これ今年度も多分ないと思うんですが、全くこれは報告がないんですね、このことは。この派遣というのはもうしないということなら、ここでしないと言っていただいたらいいんですけど。 ○議長(内倉長藏) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) はい。お答えいたします。  その件につきましては、私が総務課長のときに確かに承りました。で早速ですね、あのやはり東京、大阪となると本人の意向も十分反映しなくてはならないので、そのときの自己申告書にその旨具体的に記載をして希望を募りました。ただ、希望がなかったことから、一応口頭で議員のほうには報告はさせていただいたことは覚えておるんですけど、ただ今聞きますと、今年度というか昨年度の自己申告書にその旨の記載はなかったように聞きましたので、また改めてそういう希望を広く募ってみたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) なかったと言われましたけど、出したけどどうも私は適当でなかったか知らん、外されたという話もあるんですけど。どうですか。 ○議長(内倉長藏) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) はい。お答えいたします。  その発言が言葉足らずというか、なかったということが不適切だったかも分かりませんが、一応、実際いざ派遣するとなると、当然、人材とかいろいろ出てこようかと思いますが、その辺は当時理事者とも協議をして、異動の結果となったものですので、一応改めてその件については、受け止めさしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかにございますか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、次に、6款農林水産業費から8款土木費について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  原田議員。 ○4番(原田達也) 247ページなんですが、そのページの下段のほうでロゴマーク等の活用支援事業補助1,000万円ほど組んでおりますが、この制定したロゴマーク、これからどんどん愛南町をPRするために使っていただきたいと思っておりますけど、具体的にどのような事業でこのロゴマークを今から使っていくのか、ちょっと説明を願います。 ○議長(内倉長藏) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長(兵頭重徳) お答えいたします。  今年度、愛南町の一次産品を中心とした産品を全国に発信するためと、それと愛南町のブランド化を図るために、ブランディングのロゴマーク及びキャッチフレーズを作成いたしました。  これは町ならず町民の事業者に幅広く使ってもらうことが重要だと考えております。  使い方につきましては、町の事業者それぞれ活用方法が異なると思っております。それと、新年度に入りましたら、先進的なロゴマークとかキャッチフレーズを活用した事例とかの説明会を、町民の事業者向けに開催したいと思っております。その中で、またそれぞれの事業者が必要とするものの助成を行いたいと思っております。  助成の基準につきましては、6月に上程予定の中小企業の支援メニューと整合性を合わせながら提案したいと思っております。  町のロゴマーク、ブランドマーク、それからキャッチフレーズが産業の支援になればと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかに。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 6款農林水産業費の中の215ページ、青果市場の運営負担金186万6,000円が計上されております。2年度当初の予算が、この説明資料によりますと181万7,000円、そして元年度の決算は153万8,000円なんですね。少額でも状況から見て今回運営費が、負担金が増額になった理由と、数年前までは300万円ぐらいの負担だったと思うんですが、この合併後、これに対してどれだけの総額、負担金を支払ったのかお聞かせ願いたいと思いますが。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) お答えいたします。  まず、金額についてなんですけど、現在、出荷量等の減少が見られると思います。その分、人件費に当たっとるということで、助成金が増えていると考えております。また、総額につきましては、平成16年度合併時より約4,500万円程度助成をしております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あの以前から度々この件については、もう役割は終わったんではないかという指摘は議会もしております。多分、JAとの運営協議会でもその意見は出とると思います。これ、あのその都度、来年にでももう話決着つけますと言うて長いんですよ、正直言うて。やり出したらやめないというのが、どんなに赤字になっても町の事業の特色かもしれませんが、どうなんですか、もうそろそろという話をつけてもいい頃ではないですか。役割はもう十分果たされたと思いませんか。
    ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) はい。お答えいたします。  議員おっしゃることなんですけど、その中身についてなんですが、今後、私どもが今考えておりますのが、継続を含め、また一度行政評価委員会でも廃止という答申も受けておりますので、継続を含め廃止、またどういう形で行うのかというところを共同出資者であるJAと協議の上、生産者、仲買人、また従業員との配慮策を考慮しながら、令和3年度には方針を決定をしたいと考えてはおります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ1年間かけて来年度には廃止の方向で行くというような受け止め方でいいんでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 廃止っていう形とは、私どもは現在は考えていないところで、また継続というところもあるというところで、どういうやり方があるのかというところで、協議をしたいとは考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかにありませんね。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、次に、9款消防費から14款予備費について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) あの10款の教育費の中に、閉校となっている学校の管理費が880万円計上されております。そして、その中の旧の西海中学校、魚神山小学校、中浦小学区、赤水小学校は、一本松にあります町有地2か所とともに県のえひめ企業立地ガイドに登録されておりまして、売却や貸付けを受け付けるとなっております。  問合せ先は町有地2か所は商工観光課となっておりますが、学校は学校教育課となっております。なかなか学校教育課の対応するような業務では、私はないと思うんですよ。そのような考えがあるんなら、現在の行政財産から普通財産へ移行して、それに対応できるような部署が管理すべきではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(内倉長藏) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 議員おっしゃるとおり、これは長年の提案であるというふうに受けております。それでまた、そういった普通財産の管理部門とまたよく協議をして、そういった方向で考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) あの、学校教育課は、立地ガイドに登録されたの、担当は学校教育課ですよ、学校教育課が登録したんですか。それとも知らなかったのか。 ○議長(内倉長藏) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 当時、商工観光のほうからも声がかかりまして、そういう形で載せていただいて結構だというふうに、打ち合わせた記憶があります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) そのときに、そういう活用をするのであれば、うちの所管から外れるべきではないかという意見は出なかったんですか。 ○議長(内倉長藏) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) まあ、そのときかどうかはちょっと覚えてないんですけれども、そういう協議、打合せといいますか、相談はしたときがありますが、まだちょっとなかなかそこまではというところではございましたが、今後、進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) 歳入全般の件なんですけど、まあこんだけ人口が減りまして、直接あるその町税ですね、町税は今後下がるであろう。で、まあこうやって国とか県の支出金、コロナ関係等々で増額はしている。そして、地方債ですね、町債あるいは基金、その辺の流れですね。今後、コロナの収束っていうこともあるんですが、今後、例えば3年から5年後、この辺の収入減、地方交付税は恐らく下がってくると思いますし、その辺、担当課、町長でもいいですが、担当課からどういう予測をしているのか、所見をお聞きします。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 企画財政課からお答えさせていただきます。  一つの例で申し上げますと、地方交付税、本町に占める割合のほうもかなり高い状況にございます。来年度の当初予算につきましては、29ページのほうに前年度比較という形で記載をさせていただいているところであります。次年度につきましては、新たに地域デジタル社会推進費、仮称ではありますが、こういった経費のほうも加算されるということで、前年度に比較しまして増額となっておりますが、ただ、地方交付税の算定基礎となります町の住民といいますか、国勢調査に基づく人口、こちらのほうは、残念ながら減少していくというふうに見込んでおります。国の動向に左右されるところ多々ありますが、国庫の支出金等は少なからず減少していくというふうに見込んでおります。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 失礼しました。1点お答え漏れがございました。  町債の見通しですが、こちらにつきましては、過去の推計資料については説明資料のほうに推移のほうはお示しをしております。で、今後の見込みなんですけれども、先ほど申しましたように、国庫の支出金が残念ながら減少することも想定しながら、事業の優先順位、それによって町債、起債の活用なども考えて適正な財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 財政運営に当たってなんですけどもですね、この間協議会でもちょっとお聞きしたんですけども、経常収支比率、ここ5年のこの比較、今分かりますか。どのように変化しているのか。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  私のほうで持ち得てるのが過去3年でございますので、過去3年の推移を報告さしていただきます。  経常収支比率、平成29年度は91.2%、平成30年度は93.3%、令和元年度は97.2%、以上であります。 ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) これ、その経常収支比率なんですが、75%以下が好ましいということですが、そのとおりですね。それに向かって鋭意努力をされていますか、お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  先ほど申しましたように、過去3年間、経常収支比率の割合は高まっている状況ではございます。ただ、吉村議員が言われましたように、一般的に75%を超えると均衡化、弾力化といいますか、そういったものが失われつつあると捉えられるというふうに言われているのもそのとおりでございます。  経常収支比率のほうは高い状況にありますが、先ほどちょっと他の回答で触れましたように事業の優先順位、また決算統計時に財政健全化の判断比率、そういったところは比率内、全て基準内を下回っておりますので、適正な財政運営、事業の優先順位、取捨選択により財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 他に。  土居議員。 ○15番(土居尚行) あの、53ページの17款の寄附金で、ふるさと納税をふるさと寄附金を2億5,000万円計上されております。まあその経費として歳出でふるさと寄附金事業1億2,770万円が計上されております。まあ、この前の説明でもありましたけど、約50%、52%ぐらいになるかなということですが、これ町民から見ると、案外納税された金額2億5,000万円だけしか出んのですね、余り。2億5,000万円が全額町の増収になったというふうに取るんですよ。  それでですね、全国の自治体の中には、これを特別会計にして、納税額歳入と歳出をはっきり分かるようにして、そして返礼品などにこのようなもの使った、そしてそれに伴う運営会社などに経費を出した。また支出のほうでもこういう事業に使いましたとして、はっきり分かりやすい計上をされとる自治体があるんですよ。  正直言いまして、今これなかなか分かりづらいんですよ。もうどこの自治体もそうですけど、大体、200億円ありましたとかテレビでも出ますけど、そうではない、実際本当に幾らの金が町の増収になったかという。まあ、このそういう前例もありますし、やっぱり寄附者に対してもこういうふうに使いました、こういうあれですというのを特別会計として送るのは分かりやすいことなんですね。  1年間でも研究して、それがいい方法なら、私が見たのにこれはすごくいいなと思ったんですよ。  まあ、この2億5,000万円、これらの寄附金のレベルが今からも続いていくのであれば、続いていってほしいですけど、そういう計上の仕方も検討してみたらどうかと思いますが、いかがですか。 ○議長(内倉長藏) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  正直申し上げまして、そのような特別会計の運用は、私はまだ考えたことはございませんでした。ただいま頂いた御意見を踏まえ、研究をさせていただきたいと思います。   以上です。 ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、これで歳入分を終わります。  次に、第2表債務負担行為及び第3表地方債について、まとめて行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第23号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第23号議案、令和3年度愛南町一般会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第5 第24号議案 令和3年度愛南町国民健康保険特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第5、第24号議案、令和3年度愛南町国民健康保険特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。
                  (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第24号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第24号議案、令和3年度愛南町国民健康保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第6 第25号議案 令和3年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第6、第25号議案、令和3年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第25号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第25号議案、令和3年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第7 第26号議案 令和3年度愛南町介護保険特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第7、第26号議案、令和3年度愛南町介護保険特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第26号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第26号議案、令和3年度愛南町介護保険特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第8 第27号議案 令和3年度愛南町小規模下水道特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第8、第27号議案、令和3年度愛南町小規模下水道特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) 135ページの公債費、元金が6,242万8,000円に対して長期利子償還額が1,056万9,000円、この町起債の償還利息ですね、これが率にして16.9%になったんです。これ、まあ、その後の浄化槽のほうでしたら、1.6%、この利息がですね、何でこんなに高いのか。本来でしたら、乗り換えるとか、一回長期、これを償還してですね、また再度借り受けるとか、まあそうすればこの1,000万円の利息というのは結構高いように思うんですけど、契約の固定金利等の契約の関係もあろうかと思いますけど、その辺どうなんでしょうか。お伺いします。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えします。  今回この本起案なんですが、主に農業、また漁業集落排水施設のですね建設、整備に充当しております。借入れ先につきましては、愛媛県によってそれぞれ振り分けられ、その借入れ先の内容については、資金調達をいろいろしております。確かに議員の御指摘のとおり借入れは約20年前と比べますと低金利にはなっておりますが、起債の借換えを行う場合は、まず初めに繰上償還というのが必要になると思います。それをする場合、利子相当の違約金が発生いたしますので、新たに借換えを行う利子も必要になることから、今の財政負担等を考慮すると、現行のままの償還を継続するほうが有利になるという形で、借換えのほうは考えておりません。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。  鷹野議員。 ○3番(鷹野正志) まあ、この間聞いたんですけど、小規模下水水道の使用料金、2,000円ちょっとと。で、浄化槽のほうが4,000円弱と。この料金の差ですね。当然、この小規模下水道、その立地と広さ、ポンプアップ等々、それだけの設備がかかっとるわけで、大体施設7施設のうちほとんどがもう20年たってると。今後ですね、その設備投資やないけど、まあ、改修とか修繕費とか、その辺も見込むと思うんですけど、この浄化槽の使用料と小規模下水料の料金の差ですね、それを一緒とは言いませんけど近づけるとか、料金改定、この辺はどういうふうに考えているのか。まあ、ほんで、令和6年に広域企業化になる、それまでにですね、この料金体系はしっかりともう一度見詰め直す必要があろうかと思うんですけど、その辺いかがでしょうか。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) はい。お答えいたします。  議員の御指摘のとおり、まあ、あの両施設とも生活環境の保全などを図るという目的は同じでございますが、集落排水施設、町営浄化槽、それぞれは対象となる人数、処理能力、また規模が異なっております。その施設の維持管理においてこの使用料というのは差が生じてくるのが現状でございます。  そのような中ですが、本町の小規模下水道及び浄化槽の整備事業、特別会計におきましては、先ほど議員も話しましたとおり、総務省からの要請を受け、財務状況の明確化などを図り、経営の効率化、健全化を推進するため、令和6年度から官公庁会計から水道等と同じような公営企業会計のほうに移行するようになっております。  その移行期間、約3年あるんですが、そのときにですね、使用料についても住民の生活の影響やその配慮、また皆さんからの理解を得ながら、適正かつ公平な負担となるような料金体系を検討する必要があるのではないかと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第27号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第27号議案、令和3年度愛南町小規模下水道特別会計予算については、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  時間内に本日の全日程審議を終了することができないと思われますので、本日の会議時間は90分間延長いたしたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  90分間延長いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
      ◎日程第9 第28号議案 令和3年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第9、第28号議案、令和3年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  西口議員。 ○16番(西口 孝) ページ数はちょっと不明ですが、あの浄化槽50基を来年度は新設の予算が組まれたと聞いておりますが、生活環境の整備がその町の文化度というか、そういうものをはかる一つのバロメーターにもなるという中で、改良されていないまだ世帯というのが、どの程度あるとつかんでおられるんでしょうか。大幅な助成を出してでも、この浄化槽、トイレのそういう水洗化というのを積極的に早急に進めるべきだと考えますので、答弁を願いたいと思います。 ○議長(内倉長藏) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  ちょっと古い資料にはなるんですが、令和2年3月31日現在で農業・漁業集落排水、また浄化槽に伴う資料になるんですが、令和2年3月31日現在の人口で2万774人が該当となっております。  そのうち、単独槽5,730人、浄化槽処理人口が7,265人、くみ取り自家処理人口で5,382人、水洗化人口9,200人となっており、水洗化率44.3%、汚水人口普及率46.5%でありますが、愛媛県下でも愛南町のほうの汚水処理人口普及率というのは、かなり低いほうになっていますので、この浄化槽、また下水道、両方合わせた上で、積極的にいろいろ汚水人口の普及率を上げていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第28号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第28号議案、令和3年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第10 第29号議案 令和3年度愛南町温泉事業等特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第10、第29号議案、令和3年度愛南町温泉事業等特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) まあ、あのあけぼの荘、人口減少も著しいですし、またこのコロナの影響で経営は大変だと思います。そうした中、今何か手作りおにぎり弁当などやられて、大変職員の方も努力をせられていると思いますが、宿泊客の書き込みを見ますと、料金の割にはいいと、大変高い意見を頂いておりますが、その中で、要望として一番多いのが、やっぱり泊まっている人が9時までのお風呂は早いと、大浴場。もう少し延ばせないかと、通常のとこへ泊まったら9時でお風呂が切れるということはないので。それとチェックアウトの、今度、朝の9時も早いと。田舎に来て少しゆっくりしたいのに、9時には出なければならないと。そらもう当然所長が知っておると思います。この書き込みが多いというの。なかなか努力をしないとこれは経営難しい、その努力はお客さんの要望にいかに応えるかなんですね。  どうですか、まあいろんな事情でそういうことになっとるかとも思いますが、これを見直すような考えはありませんか。 ○議長(内倉長藏) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) ホームページのほうの中のほうも確認をいただいたっていうんで、すごくありがたいなと思っております。  今、土居議員御指摘のとおり、宿泊棟には入浴施設、お風呂がある宿泊棟というのは2棟、個別の部屋を合わせたら3棟しかございません。あとの部屋については、当然大浴場を利用していただくという現状のスタイルなんですけども、今は今年度2月、3月、特に魚釣りの方が多くてですね、お風呂のほうもよく利用していただいております。職員の方につきましては、基本的にはあとの翌朝の清掃もありますし、職員の勤務の関係もございまして、9時半前後ぐらいには浴槽の清掃をしたいというようなことがございますので、その時間の中でですね、多少一般の方と比べて入浴の方で宿泊の方がどうしても遅く来られた場合等含めてですね、できるだけ対応するようにという話はしております。  で、朝のチェックアウトの時間ちょっと早いというような御指摘についてはですね、職員のほうも9時ぐらいまでは宿直の職員が対応しておるんですけども、女性の職員を含めて職員が対応できる時間帯というのがなかなかフロントの業務もありますので、難しい状況はありますけども、なるべくそこは融通を機かしながら対応をするようにということで、職員のほうには周知をしているところです。  以上です。 ○議長(内倉長藏) 土居議員。 ○15番(土居尚行) どちらも職員の都合でということなんですけど、やっぱりこんな大変な時期になると、職員の都合ではなくお客さんの要望に応えるという形じゃないと、なかなか商売はやっていけないと思います。  それとですね、やっぱり世の中キャッシュレスの時代で、キャッシュレスに対応するようにしないかと言うたら、以前質問しましたけど、まだというようなことなんですけど、まああのネットで予約される方はそのようでしょうけど、それ以外の方は全てあそこで現金なんで、我々もちょっと泊まるときに、急なときには、やっぱりそこがカードが使えるかどうかというのも確認をしますし、また特に途中から来られた人は、今、なかなか現金を持って歩かないというような時代になっとるんで、やっぱりキャッシュレス化もそろそろ考える時代ではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(内倉長藏) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) お答えをさしていただきます。  キャッシュレスにつきましては、キャッシュレス関係の手数料等も当然発生をするわけですけども、現状の今のコロナ禍の中でですね、宿泊の状況を踏まえて、以前から検討はしておりましたけども、そこの費用対効果の問題で、今まで具体的により話を進めてないという状況がございましたので、費用の係る面、維持管理に係る経費も含めて、これから検討さしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(内倉長藏) ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 他に質疑がないようなので、これで歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第29号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第29号議案、令和3年度愛南町温泉事業等特別会計予算については、原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。  休憩中に換気と消毒を行います。  5時10分から再開いたします。               午後 4時57分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 5時10分 再開 ○議長(内倉長藏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第11 第30号議案 令和3年度愛南町旅客船特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第11、第30号議案、令和3年度愛南町旅客船特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第30号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第30号議案、令和3年度愛南町旅客船特別会計予算については、原案のとおり可決されました。
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第12 第31号議案 令和3年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第12、第31号議案、令和3年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第31号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第31号議案、令和3年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第13 第32号議案 令和3年度愛南町上水道事業会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第13、第32号議案、令和3年度愛南町上水道事業会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第32号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 全員起立であります。  よって、第32号議案、令和3年度愛南町上水道事業会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第14 第33号議案 令和3年度愛南町病院事業会計予算について ○議長(内倉長藏) 日程第14、第33号議案、令和3年度愛南町病院事業会計予算についてを議題とします。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第33号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第33号議案、令和3年度愛南町病院事業会計予算については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――       ◎日程第15 第34号議案 町有財産の減額貸付について        日程第16 第35号議案 町有財産の減額貸付について ○議長(内倉長藏) お諮りします。  この際、日程第15、第34号議案と日程第16、第35号議案、町有財産の減額貸付についての2議案について、続けての提案理由の説明としたいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  これより、直ちに議題とします。  提案理由の説明を求めます。  浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 第34号議案及び第35号議案の町有財産の減額貸付について、一括して提案理由の説明をいたします。  まず初めに、第34号議案は、令和3年2月2日に新規の減額貸付け申請がありました旧赤水保育所の土地及び建物について、起業支援及び普通財産の有効利用を図るため減額貸付けをいたしたく、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1の貸付けの財産は、愛南町赤水734番1外土地339.75平方メートルと、建物木造平家建て1棟、152.12平方メートル、2の貸付けの目的は、食品加工場、3の貸付けの相手方は、愛南町御荘平城2254番地、企業組合パトリクッキング、代表理事、小野山かをりであります。  4の貸付料は、減額貸付額年額8万9,400円、なお、条例で定める価格は年額44万7,400円、5の貸付け期間は令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間であります。  2ページには、貸付けする町有財産の明細を、また、別ファイルで参考資料として位置図等を添付しておりますので御確認ください。  次に、第35号議案は、平成31年3月20日に貸付料減額の議決をいただいた案件である旧赤水保育所の土地及び建物について、先ほどの第34号議案の減額貸付けに伴い、現在の減額貸付け内容が変更することで、改めて地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1の貸付け財産は、愛南町赤水734番1外土地339.75平方メートルと、建物木造平家建て1棟、199.66平方メートル、2の貸付けの目的は、食品加工場及びグリーンツーリズム、3の貸付けの相手方は、愛南町御荘平城2254番地、株式会社季節園、代表取締役、小野山浩司、4の貸付料は、減額貸付額年額11万2,100円。なお、条例で定める価格は年額56万900円、5の貸付け期間は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間であります。  2ページには、貸付けする町有財産の明細を、また、別ファイルで参考資料として平面図を添付しておりますので御確認ください。  以上、第34号議案及び第35号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、第34号議案についての質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第34号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第34号議案、町有財産の減額貸付については、原案のとおり可決されました。  次に、第35号議案についての質疑を受けます。
     質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、第35号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、第35号議案、町有財産の減額貸付については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――      ◎日程第17 発議第1号 愛南町議会会議規則の一部改正について ○議長(内倉長藏) 日程第17、発議第1号、愛南町議会会議規則の一部改正についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。  吉村議員。 ○議会運営委員長(吉村直城) 発議第1号、愛南町議会会議規則の一部改正について  上記の議案を提出する。  令和3年3月19日提出。  提出者、愛南町議会議員、吉村直城、賛成者、愛南町議会議員、佐々木史仁、同鷹野正志。  提出理由を申し上げます。  議員活動と家庭生活との両立支援策を初め、男女の議員が活動しやすい環境整備の一環として、出産・育児・介護など、議員として活動するに当たっての諸要因に配慮するため、育児・介護など、議会への欠席事由を整備するとともに、出産については母性保護の観点から、出産に係る産前産後の欠席期間を規定するものである。  また、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続について、請願者に一律に求めている押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めるものである。  それでは、内容について説明をいたしますので、2ページの新旧対照表を御覧ください。  第2条第1項中、「事故」を「公務、傷病、出産、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に改め、同条第2項中、「議員」を「前項の規定にかかわらず、議員」に、「日数を定めて」を「出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」と改めると。  第88条第1項中、「請願者の住所及び氏名」を「及び請願者の住所」に、「名称及び代表者の氏名」を「所在地」に改め、「押印しなければ」を「請願者(法人の場合にあってはその名称を記載し、代表者)が署名又は記名押印しなければ」に改めるものであります。  議案にお戻りください。  附則としてこの規則は公布の日から施行することとしております。  以上、発議第1号の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いをいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 討論なしと認めます。  これより、発議第1号を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  全員起立であります。  よって、発議第1号、愛南町議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――       ◎日程第18 発議第2号 愛南町議会基本条例の制定について ○議長(内倉長藏) 日程第18、発議第2号、愛南町議会基本条例の制定についてを議題とします。  趣旨説明を求めます。  原田議員。 ○副議長(原田達也) 発議第2号、愛南町議会基本条例の制定について  愛南町会議規則第14条の規定により提出する。  令和3年3月19日提出。  提出者、愛南町議会議員、原田達也、賛成者、愛南町議会議員、鷹野正志、同じく坂口直樹、同じく中野光博、同じく濱本元通、同じく吉村直城、同じく土居尚行、同じく西口孝。  提案理由の説明をいたします。  愛南町議会では、町民の負託に応えるため、積極的な情報公開と町民参加の推進、町長その他の執行機関との緊張感の保持、議員間の自由な討議の展開、議会活動を支える体制の整備等について、この条例に定める規定を遵守し、公平性と透明性を確保し、真に豊かで活力のあるまちづくりを目指し、町民から信頼される品格と存在感のある議会を実現するため、ここに議会基本条例を制定したく提案するものであります。  それでは、内容について説明いたしますので、2ページ以降を御覧ください。  第1条から第2条では、目的及び最高規範性について、第3条から第6条までは、議会及び議員の活動原則について定めております。  第7条から第8条までは町民と議会の関係について、第9条から第11条までは議会と行政の関係について、第12条では自由討議について定めております。  第13条から第16条までは、議会及び議会事務局の体制整備について、第17条から第19条までは議員の政治倫理及び身分及び待遇について、第20条では、災害対応について、第21条から第22条では、継続的な検討及び補則について規定しております。  最後に附則として、この条例は、令和3年4月1日から施行することとしております。  以上、発議第2号の説明といたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(内倉長藏) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。  山下議員、賛成ですか、反対ですか。 ○12番(山下正敏) 反対です。  私は反対の立場で討論を行います。  私も議会基本条例をつくることには異論はありませんが、今回、パブリックコメントを通じて住民の方から60件近い意見や議会への厳しい指摘を受けました。その内容を審議した結果、本条例案に対し、一言一句修正がないことに強い違和感を覚え、もっと丁寧な説明が必要だと強く感じました。  本会議初日には、町からの再生可能エネルギー電気の発電促進に関する条例案に対する質疑の中で、同僚議員から区長初め地区住民に説明を、もっと丁寧な説明をすべきと指摘があり、また4月には区長も変わることから、新しい区長の同意を得て提案をすべきということで、提出の議案を否決いたしました。  ところが、今回、住民の皆さんに丁寧な説明のないまま議案を提出して可決をしようとしております。全く整合性がありません。他人には厳しく自分には甘い、これで愛南町議会はいいんでしょうか。  議会基本条例は、議員のための条例です。今回、5人の議員が退任され、すぐそこに新しい議員が7名近く生まれる中、何でそんなに慌てて議会基本条例をつくる必要があるのでしょうか。開かれた議会を目指すためにも、新しい議会で新しい議員を交えて、住民懇談会なども開催し、意見のキャッチボールをしながらじっくりとしっかりした議会基本条例をつくることこそ、これからの議会活動の在り方と強く感じております。  以上のことから、今回、上程するのではなく、改選後の新しい議会体制での内容審議を経て上程すべきと考え、今回の上程には反対とさせていただきます。  最後に、愛南町議会議員の皆さんの良識のある判断を期待して、反対討論とさせていただきます。 ○議長(内倉長藏) 賛成討論ありますか。  土居議員。 ○15番(土居尚行) 賛成の討論を行います。  議会運営の基本を示した議会基本条例は、全国の多くの地方議会が制定し、我々が先進地として視察したほとんどの議会も制定済みで、その必要性は以前から認識されておりました。  昨年から制定への声が出て、議会運営委員会で11回の会合を重ね素案をつくり、その後、その素案をたたき台として全員協議会で10回の活発な議論の展開で、幾度の修正を行い、この最終案を全会一致で決定いたしました。  その後、住民からのパブリックコメントを頂いて、ここに提案の運びとなりました。  先ほど指摘のありました初日の条例案は、パブリックコメントも取っていない状態なので住民からの意見を聞くべきではないかということで、皆さんが賛同したと思っております。  また、賛成討論された議員の意見も、十分修正案の中に盛り込みました。それでここに全会一致の素案であります。提出であります。  町民から信頼される議会実現のための22条からなる愛南町基本条例が皆様の賛同の下に制定されますことを期待して、賛成討論といたします。 ○議長(内倉長藏) 反対討論ありますか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) ないということですので、賛成討論をいたします。  今、土居議員が詳細については討論をいたしました。私は重複は避けますけども、他人に厳しく自分に優しいですか、そっくりお返しをいたしたいと思います。  また、議会運営委員会で取りまとめを任された責任者として、議会運営委員会の委員の1人は最後になって賛成を辞退するということを、非常に議会のルールとして、筋道として残念に思っております。  議員の皆さんにおかれましては、全員が全員協議会で協議を重ね、そして3月議会に向かってということで進んだはずです。どうか良識ある議員の皆さんの判断をお願いして、討論とさしていただきます。 ○議長(内倉長藏) それでは、ほかに討論はないようなので、これより、発議第2号を採決します。
     お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(内倉長藏) 着席ください。  起立多数であります。  よって、発議第2号、愛南町議会基本条例の制定については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――         ◎日程第19 閉会中の所管事務調査等申出について ○議長(内倉長藏) 日程第19、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題とします。  議会運営委員長から会議規則第72条の規定によって、お手元に配付しております閉会中の所管事務調査等申出一覧表のとおり申出がありました。  お諮りします。  議会運営委員長からの申出のとおり、議会の運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の所管事務調査等を実施することに異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(内倉長藏) 異議なしと認めます。  よって、議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに決定しました。  これで、全日程は終了しました。  閉会に当たり、町長より挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 令和3年3月議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、3月8日の初日以来、慎重に御審議を賜りましたことお礼申し上げます。今議会におきまして、議員各位から頂きました御意見、御指摘等につきましては、十分留意し、今後の町政運営に当たってまいります。また、令和3年度当初予算を初め、今年度の繰越し予算につきましても、適正執行に努め、町民の暮らしの安全・安心の確保と、活力と希望のある「愛顔あふれるまちづくり」を推進してまいりたいと考えております。  さて、先般の選挙管理委員会におきまして、愛南町議会議員選挙の日程が、告示日が4月の6日、選挙期日が4月11日と決定をされております。既に、今回の選挙で引退を表明されている議員の方もおられ、現在のメンバーでの定例議会は、これが最後となります。引退される議員におかれましては、長きにわたりまして町行政の推進に御協力をいただきましたことを、この場をお借りして心より厚くお礼を申し上げます。  また、引き続き議員活動をなされる議員各位におかれましては、これからの選挙戦に向けて大変なことと拝察いたしますが、大いに頑張っていただき、再びこの議場におきまして、町政に対にする、御指導、御提案をいただきたいと思っております。  さて、まだまだ、朝夕は肌寒い日がありますが、ところどころに山桜も咲き始め、春の訪れを感じられる季節となりました。議員各位におかれましては、季節の変わり目の折、くれぐれも御自愛いただきまして、ますますの御活躍を祈念申し上げまして、3月議会定例会、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(内倉長藏) これをもって、令和3年第1回愛南町議会定例会を閉会します。                午後 5時40分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長  内 倉 長 蔵        会議録署名議員  山 下 太 三        会議録署名議員  中 野 光 博...