令和 4年 6月定例会 令和4年第2回
四国中央市議会定例会会議録(第5号)議事日程第5号 6月24日(金曜日)午前10時開議 ※開議宣告 ※
議事日程報告 ※諸報告日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第38号 土居財産区の名称を変更する条例の制定について 議案第39号 四国中央市基金条例の一部を改正する条例について 議案第40号 四国中央市老人つどいの家条例の一部を改正する条例について 議案第41号 四国中央市
国民健康保険条例及び四国中央市
介護保険条例の一部を改正する条例について 議案第42号 四国中央市財産区
管理会設置条例の一部を改正する条例について 議案第44号 令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号) 議案第45号 令和4年度四国中央市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第46号 令和4年度四国中央市財産区
管理会特別会計補正予算(第1号) (委員長報告、質疑、討論、表決) ────────────────日程第3 委員会の閉会中の継続審査について (表 決) ────────────────日程第4 議案第50号 令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第3号) 議案第51号 令和4年度四国中央市
水道事業会計補正予算(第1号) (説明、質疑、討論、表決) ────────────────日程第5 議案第52号 四国中央市
教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて (説明、質疑、討論、表決) ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第38号~第42号、第44号~第46号日程第3 委員会の閉会中の継続審査について日程第4 議案第50号、第51号日程第5 議案第52号 ────────────────出席議員(22名) 1 番 横 内 博 之 2 番 茨 木 淳 志 3 番 杉 浦 良 子 4 番 猪 川 護 5 番 三 浦 克 彦 6 番 眞 鍋 利 憲 7 番 飛 鷹 裕 輔 8 番 吉 原 敦 9 番 石 川 剛 10 番 眞 鍋 幹 雄 11 番 三 好 平 12 番 山 川 和 孝 13 番 三 宅 繁 博 14 番 谷 内 開 15 番 川 上 賢 孝 16 番 篠 永 誠 司 17 番 山 本 照 男 18 番 吉 田 善 三 郎 19 番 井 川 剛 20 番 原 田 泰 樹 21 番 谷 國 光 22 番 曽 我 部 清 ────────────────欠席議員(なし) ────────────────出席理事者 市長 篠 原 実 副市長 高 橋 誠 (総 務 部) 部長 安 部 弘
総務調整課長 古 東 圭 介 財政課長 富 家 秀 典 人事課長 吉 岡 達 也 (政 策 部) 部長 大 西 賢 治 税務課長 石 川 光 伸 (市 民 部) 部長 高 橋 哲 也
市民窓口センター所長 尾 崎 智恵子 (福 祉 部) 部長兼
福祉事務所長 細 川 哲 郎
介護保険課長 守 谷 忠 (経 済 部) 部長 大 西 信 也 農林水産課長 星 川 賢 二 (建 設 部) 部長 今 村 昭 造 下水道課長 寺 岡 達 宏 (水 道 局) 局長 宮 崎 啓 三
水道総務課長 篠 原 健 (消防本部) 消防長 近 藤 英 樹 警防課長 東 山 和 史 (教育委員会) 教育長 東 誠
教育管理部長 石 川 元 英
教育指導部長 森 実 啓 典
教育総務課長 宮 下 浩 ────────────────
出席事務局職員 局長 高 橋 徹
議事調査課長 青 木 鈴 子
議事調査課長補佐 篠 原 寛 将
議事調査係主事 大 西 重 成
議事調査係主事 亀 山 恭 弘 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分開議
○井川剛議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第5号のとおりであります。 ────────────────
○井川剛議長 本日市長から,議案第50号から議案第52号をもって議案3件の提出がありましたので,お手元に配付しております。 ────────────────
○井川剛議長 日程第1,
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において谷 國光議員,曽我部 清議員を指名します。 ────────────────
○井川剛議長 日程第2,議案第38号から議案第42号まで及び議案第44号から議案第46号までの8件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,
川上賢孝総務市民委員会委員長。 〔
川上賢孝総務市民委員長登壇〕
◆
川上賢孝総務市民委員長 おはようございます。 それでは,
総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案5件について,6月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第44号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号)当
委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,
戸籍住民基本台帳手数料について,コンビニで発行することによる費用のことだが,詳細を伺うとの質疑に対し,
戸籍住民基本台帳手数料について,コンビニ交付を利用いただく際の手数料として300円をお支払いいただくが,そのうち
コンビニ事業者には117円を支払うこととなるため,歳入について別途予算計上するものであるとの答弁がありました。 次に,委員から,
新宮窓口センター機能移転事業の
施設整備工事と
施設改修工事の内容,またその財源を伺うとの質疑に対し,
施設整備工事は砂利敷の駐車場を舗装するものである。改修工事はカウンターと天井部分について,県産材・市産材を使い木質化を行うものである。財源として,
森林環境譲与税基金500万円を充てるものであるとの答弁がありました。 また,委員から,
航空写真撮影業務委託料2,200万円の内訳を伺うとの質疑に対し,航空写真約600枚を撮影し,データ化したものを
土地評価システムに活用し,地目の認定や家屋の新築,滅失等の状況を確認するための課税資料とするものであるとの答弁がありました。 質疑終了後,本件に関し討論に付したところ,住民の命,暮らしを守っていく立場で予算の有効活用をすべきであると考え,デジタル化の予算などについて見直しをすべきであるとの反対討論がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第44号については,賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,その他の議案につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で
総務市民委員会の報告を終わります。
○井川剛議長 次に,
篠永誠司教育厚生委員会委員長。 〔
篠永誠司教育厚生委員長登壇〕
◆
篠永誠司教育厚生委員長 皆さんおはようございます。 それでは,
教育厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案5件について,6月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第39号四国中央市基金条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 委員から,
書道パフォーマンス甲子園に係る費用と基金の使途を伺うとの質疑に対し,
書道パフォーマンス甲子園の1大会当たりの費用はおおむね1,500万円前後である。また,基金の使途としては,大会を永続的に発展させるための財源の安定確保が第一にあるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第39号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第44号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号)当
委員会所管分について御報告いたします。 委員から,
老人福祉施設整備事業について,新たに整備する施設の場所,定員並びに宿泊定員等について伺うとの質疑に対し,施設は分類で言うと看護小規模多
機能型居宅介護事業所であり,川之江町の井地山に整備するものである。また,定員については,登録定員が29人,うち宿泊定員は9人である。来年の3月20日から開設予定になっているとの答弁がありました。 次に,委員から,
こども木育推進事業は,
森林環境譲与税を利用して実施すると聞いているが,積み木をプレゼントに選定した経緯を伺う。また,地産地消を推進すると聞いたが,市産材・県産材を使うのかとの質疑に対し,経緯については,少子化対策を考える中で,
森林環境譲与税を利用した事業ができないかということでスタートした。積み木をプレゼントに選定したのは,木育が全国的に取り組まれており,小さいお子さんにとって,特に発達段階で効果があるとされているためである。また,木材については,市産材・県産材のヒノキを使用する予定であるとの答弁がありました。 また,委員から,
グラウンド管理委託料の内容を伺うとの質疑に対し,
寒川グラウンドの整備工事が7月末に完了予定となっているため,8月以降の管理が必要になる。グラウンドの管理内容については,
寒川グラウンドを土の飛散防止対策で天然芝生化したことから,芝刈りや目土入れ,草枯らしや
エアレーション等の各種芝生管理が必要になるため予算化をしているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第44号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,そのほかの議案につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で
教育厚生委員会の報告を終わります。
○井川剛議長 次に,
吉田善三郎産業建設委員会委員長。 〔
吉田善三郎産業建設委員長登壇〕
◆
吉田善三郎産業建設委員長 おはようございます。 それでは,
産業建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案1件について,6月20日に委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 議案第44号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号)当
委員会所管分について御報告いたします。 委員からの,ひめの凛生産・
集荷強化支援事業補助金について,ひめの凛の生産農家数とその生産のためにどのような事業を行うのかとの質疑に対し,現在市内のひめの凛の作付面積は4.6ヘクタールで,市内全体の0.72%であり,農家数は6戸のみである。生産者が少ないため,自前で乾燥を行っている
状態であるが,愛媛県が3か年計画でJA等へ乾燥施設の整備を進めており,まずは乾燥施設等の施設整備を充実させ,集荷体制の整備を行うことが先決であるという愛媛県の方針により,この補助事業に至ったものであるとの答弁がありました。 次に,委員からの
小売店等応援商品券事業について,購入方法などの詳細について伺うとの質疑に対し,商品券については,前回と同様に,3,000円に対して2,000円のプレミアムがついた5,000円分の商品券を1セットとし,1人につき2セットまで購入できることとしている。販売期間は9月1日から12月20日までで,利用可能期間は販売開始日である9月1日から,年明け1月31日までとしている。販売は郵便局やJAなど24店舗で行い,商品券を利用できる取扱店については,これから募集予定であり,準備が整い次第,広報紙やしこちゅ~通信等でお知らせする。商品券の引換券については,9月1日から順次郵送する予定としているとの答弁がありました。 次に,委員からの
公園施設長寿命化対策事業について,都市公園関係の年次計画がどのようなものか伺うとの質疑に対し,
公園施設長寿命化対策事業については,令和2年から令和6年までの5か年計画で進めており,今回の補正のほか,来年度以降では,土居町の大地山公園あるいは川之江町の浜公園等の照明施設などの更新を計画しているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第44号当
委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で
産業建設委員会の報告を終わります。
○井川剛議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 「討論通告書」により順次発言を許可します。 議案第44号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号)について討論を行います。まず,三好 平議員。 〔三好 平議員登壇〕
◆三好平議員 おはようございます。 議席番号11,日本共産党,三好 平です。 議案第44号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第2号)についての反対討論です。 私は,これまでデジタル化の問題点として4点を提議してきました。 1点目は,
個人情報保護をないがしろにし,
プライバシーを侵害するおそれありと。2点目は,デジタル化によって行政サービスが低下と。デジタル化の最大の弱点は,災害などで電源が確保できずに業務ができなくなるおそれ。3点目は,統一標準化と
マイナンバーによって監視社会がつくられる。政府は,民間事業者,中央省庁などの行政機関,
独立行政法人ごとに分かれている個人情報三法も含めた統制の一元化を進めるとのことです。
マイナンバーで国民の所得や資産,健康
状態,教育・学習データ,資格など個人データが丸ごと国家に管理されると言われています。 4点目は,官民が一体で推進するデジタル改革で,大企業のもうけに個人情報が利用されるということです。
プライバシーを守る権利は,憲法が保障する基本的人権です。今必要なことは,個人情報や
プライバシーを保護するための法整備や
ガイドライン策定と,個人情報を扱う行政と企業を国民の立場で監視,監督する第三者機関の設置,事業者の
個人情報漏えい事実の消費者への通知義務,十分な被害救済や仕組みの整備,罰則の強化,情報の自己決定権などを保障することです。それなくして国民の暮らしと命に貢献する真のデジタル化はできないと言われています。 こうしたことを克服することが求められます。本市は市議会より提言のあったデジタル化の推進についてに対する提言の反映状況報告について,4点にわたって報告をされ,デジタルディバイドの解消,
情報セキュリティー対策の徹底などに努めるとのことですが,確実に保証ができたとはなっておらず,推進は慎重にしていくべきと考えて今回の補正予算の歳出16,17ページの2款総務費1項総務管理費10目一般経費17節
電算処理用備品2,347万1,000円,
情報システム構築事業の12節
システム構築業務委託料2,853万円は賛同できません。 また,4,5ページの歳入で,15款国庫支出金2項国庫補助金1目
総務費国庫補助金2節
戸籍住民基本台帳費334万8,000円は,
個人番号カード交付事務費補助金で,
マイナンバーです。
マイナンバー制度は,経団連などの要望のままに国民の所得,資産,社会保障給付を把握し,国民への徴収強化と社会保障費の削減を進める仕組みと言われています。 21ページの歳出で,2款総務費3項
戸籍住民基本台帳費1目戸籍台帳費18節
マイナンバーカード普及促進事業負担金334万8,000円は,国庫補助金そのままで普及促進は控えるべきと考え,賛同できません。 議員の皆さん,市民の命,暮らし一番の市政を目指し,御賛同いただくこと,心より呼びかけて反対討論終えさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○井川剛議長 次に,
眞鍋利憲議員。 〔
眞鍋利憲議員登壇〕
◆
眞鍋利憲議員 おはようございます。会派みらいの眞鍋利憲です。 私からは,議案第44号について,賛成の立場から討論を行います。 今回の補正予算案は,補正額15億8,100万円で,篠原市政第3期目の公約実現に向けた
アクションプランに基づく各種施策の積極予算となっております。 具体的に内容を申し上げますと,デジタル技術の活用による
市民サービスの向上や庁内業務のデジタル化の検討を図るための
DX推進事業,またコンビニでの証明書を交付するための導入事業や
オンライン手続の推進事業などにより,デジタル化の推進が図られております。 また,老朽化が著しい川之江体育館につきましては,緊急性の高い漏水対策及び
エントランス関係の改修工事を実施することで,地域住民の健康増進に大きく寄与していくものと考えます。 子育て支援の充実では,
森林環境譲与税基金や子育て基金を活用した
こども木育推進事業の実施により,子供の生育環境の充実が図られるとともに,林業振興や森林環境の整備に寄与するものと考えます。 また,
子ども食堂機能充実事業補助金を支給することにより,子供の居場所づくりの取組が継続的に行われるものと期待いたします。 さらに,豊岡保育園,北保育園や金田こども園の改修工事など,
保育施設整備事業の実施については,保護者が安心して子供を預けることができる環境づくりの一環として大いに評価するところであります。 国庫補助金を活用した事業では,公園遊具,公営住宅や市道などの
インフラ整備を引き続き進めるとともに,平成28年から実施してきた
城山公園整備事業につきましては,検討を重ねられた上で公園全体のリニューアルが完了する工事費の予算の計上がされたところであります。 また,
新型コロナウイルス感染症が長期化する中,ロシアによる
ウクライナ侵攻などにより,原油価格や物価の高騰が続いており,市民生活や経済各般において多大な影響が生じております。
小売店応援商品券事業では,昨年実施し,好評でありましたが,現状を踏まえ改善されたものとなっており,全市民に向けた
プレミアム商品券の発行により市民生活の支援となることに加え,事業者に対しては商品券事業に参加をお誘いすることで,コロナ禍の中,前を向いて仕事ができる環境づくりに寄与するものと考えます。 また,財源につきましても,国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を今後活用していくことを検討した上での予算化としており,健全財政の確保も図られております。 このほかにも,不登校対策として
校内サポートルーム設置事業や,
書道パフォーマンス甲子園を永続的に発展させていくための
書道パフォーマンス甲子園振興基金積立金,
コミュニティ事業予算での自主防災組織や
コミュニティ備品の整備に対する自治会への助成など,より身近な事業にも配慮がなされ,予算全般において市民目線に立ったきめ細やかな予算編成であると高く評価するところであります。 議員各位の御賛同をお願い申し上げて賛成討論を終わります。
○井川剛議長 以上で討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「
委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず,討論のあった議案第44号について採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○井川剛議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19名,反対2名。 賛成多数であります。したがって,本件については原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
○井川剛議長 次に,議案第38号から議案第42号まで,議案第45号及び議案第46号の7件を一括して採決を行います。 本件は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。 ────────────────
○井川剛議長 日程第3,委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。
産業建設委員会委員長から,現在委員会において審査中の請願1件について,委員会条例第42条の規定に基づき,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の継続審査の申出がありました。 これより採決を行います。 本件は委員長からの申出のとおり,閉会中の継続審査とすることに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○井川剛議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19名,反対2名。 賛成多数であります。したがって,委員長からの申出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ────────────────
○井川剛議長 日程第4,議案第50号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第3号)及び議案第51号令和4年度四国中央市
水道事業会計補正予算(第1号)の2件を議題とします。 これより本件について提案理由の説明を求めます。安部 弘総務部長。 〔安部
弘総務部長登壇〕
◎
安部弘総務部長 私からは,議案第50
号一般会計補正予算について御説明申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 議案第50号令和4年度四国中央市
一般会計補正予算(第3号)は,第1条にございますとおり,3億5,700万円の追加で,補正後の予算総額を398億5,100万円とするものでございます。 次の1-2ページをお開き願います。 まず,歳入では,財源として20款繰越金を計上しております。 次に,1-3ページ,歳出でございます。 3款民生費1項社会福祉費4,000万円は,介護や障がい
福祉サービス事業者の安定的な事業継続を目的に応援金を支給するもので,次の3項児童福祉費1,500万円は,保育所や認定こども園など保育施設の安定運営を目的に応援金を支給いたします。 次に,4款衛生費1億8,000万円は,水道料金の
基本料金部分を3か月間免除する費用でございまして,5款労働費2,200万円は,国の
雇用調整助成金の
支給対象期間延長に伴う追加分の補正でございます。 6
款農林水産業費2,000万円は,困窮している漁業者及び漁業協同組合の経営の安定・継続を目的に支援金を支給するもので,7款商工費8,000万円は,燃油高騰の影響を受けている道路運送事業者等に対し,経営維持・改善を図ることを目的に支援金を支給するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○井川剛議長 宮崎啓三水道局長。 〔宮崎啓三水道局長登壇〕
◎宮崎啓三水道局長 私からは,議案第51号令和4年度四国中央市
水道事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 議案書の2ページをお開き願います。 本予算は,
新型コロナウイルス感染症対策として,水道料金負担軽減事業を実施することに伴い,営業収益の水道料金を1億7,940万円減額し,営業外収益の他会計負担金を同額増額する収入の組替えでございます。 なお,予算総額に変更はございませません。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定いただきますよう,よろしくお願い申し上げます。
○井川剛議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 議案第50号及び議案第51号の2件を一括して採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。 ────────────────
○井川剛議長 日程第5,議案第52号四国中央市
教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを議題とします。 〔東 誠教育長退場〕
○井川剛議長 これより,本件について提案理由の説明を求めます。篠原 実市長。 〔篠原 実市長登壇〕
◎篠原実市長 議案第52号四国中央市
教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて提案理由を御説明申し上げます。 お手元の議案書1-3ページをお開きください。 御案内のとおり,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項に基づき,教育長は人格が高潔で,教育行政に関し識見を有する者のうちから,議会の同意を得て市長が任命することとなっております。その任期は3年でございます。 このたび東 誠教育長が,本年6月29日をもって任期満了となります。 つきましては,引き続き東 誠氏を令和4年6月30日付で四国中央市
教育委員会教育長として任命いたしたく,議会の同意を求めるものでございます。 東氏は,教諭として学校現場や教育委員会事務局に長年勤務され,令和元年の教育長就任以降,本市教育行政の発展・充実に努められておりますことは御案内のとおりであります。 東氏はいかなる困難にも強い信念と深い情熱を持って諸般の課題に取り組んでこられました。とりわけ近年のコロナ禍において,教育行政全般にわたる深い経験を生かし,強い指導力を遺憾なく発揮され,本市教育行政の安定と発展に多大な貢献をいただいております。 申し上げるまでもなく,東氏は高潔な人格と教育・学術・文化に対する幅広い識見と教育全般にわたる情熱は,他の範とするものであり,今後も教育のみならず市政発展のためにも誠意を持って取り組んでいただけるものと思っております。 当市の教育行政を担う教育長として最も適任であると考えておりますので,任命につきまして御同意賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○井川剛議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○井川剛議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○井川剛議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。 〔東 誠教育長入場〕
○井川剛議長 ここで,先ほど教育長の任命に関し同意を与えました東教育長から挨拶の申出がありますので,これを許可します。東 誠教育長。 〔東 誠教育長登壇〕
◎東誠教育長 議会中の大変貴重な時間に,また高いところからではございますが,一言御挨拶をさせていただきます。 ただいま私の教育長再任につきまして御同意を賜りましたこと,井川 剛議長様,石川 剛副議長様,議員の皆様方に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。 もとより浅学非才の私でございまして,この重責に改めて身の引き締まる思いでございます。 ふるさと四国中央市に誇りを持ち,未来を開く活力ある子供たちを育成するために,学校や地域づくりとともに社会教育のさらなる推進に,微力ではございますが,誠心誠意努めてまいりたいと思います。 議員の皆様方におかれましては,引き続き御指導,御鞭撻を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)(発言する者あり)
○井川剛議長 以上で東教育長の挨拶は終わりました。 ────────────────
○井川剛議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって,本日の会議を閉じます。 ────────────────
○井川剛議長 閉会に当たり,市長より御挨拶があります。篠原 実市長。 〔篠原 実市長登壇〕
◎篠原実市長 令和4年第2回の定例会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 議員各位には,6月7日の開会以来,本会議,各委員会において,補正予算をはじめ市政に係る重要案件について御審議,御決定を賜り,誠にありがとうございました。 今後速やかに事業執行に努めてまいりますとともに,本会議で頂戴いたしました貴重な御意見,御提案は,今後の市政運営にできる限り反映してまいりますので,よろしくお願い申し上げます。 また,先ほど原油価格をはじめとする物価高騰により影響を受けた関係事業者の経営継続のための追加補正予算案や人事案件につきましても,可決,同意を賜り,重ねてありがとうございました。 今回任命されました東 誠教育長におかれましては,引き続き本市の教育行政のさらなる発展に向け,その手腕を十分発揮され,御活躍いただけるものと御期待申し上げております。 また,6月29日をもって任期満了を迎えられる篠原祥子教育委員が御退任されます。篠原委員は,四国中央市が誕生した平成16年から18年間の長きにわたり,教育課題の解決に御尽力いただきました。その御功績に深く感謝申し上げます。 篠原祥子委員には,引き続き大所高所より本市教育行政に御助言を賜りますようお願い申し上げておきます。 さて,本市では,新型コロナウイルスの感染者がほぼ毎日確認されており,夏本番を迎え,様々な事業を展開しながらも,感染防止対策の徹底等の啓発を並行して行ってまいりたいと考えております。 また,
新型コロナウイルス感染症の重症化予防を目的とした4回目接種についても,来月からの実施に向けて準備を進めております。 次に,
書道パフォーマンス甲子園も開催に向けて,担当部署を中心に準備が進んでおります。今年度は地元から,御案内のとおり,三島高校と川之江高校が出場を果たし,両校そろっての出場は8大会ぶりの快挙になりました。ぜひ議員各位も熱い応援をひとつよろしくお願い申し上げます。 次に,懸案の,心配事の水不足問題ですが,本市では,銅山川3ダム貯水確保率が20%を下回り,6月21日に第4次取水制限が始まりました。 市民の皆様方に節水対策への御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。 さて,今週22日水曜日に参議院議員通常選挙が公示され,昨日より期日前投票も始まっております。大変重要な国政選挙でありますから,一人でも多くの有権者に投票を呼びかけ,投票率向上に努めてまいりたいと思っております。 また,議員各位には,それぞれのお立場があると思いますけれども,本市の発展に向けてぜひ御尽力賜ったら大変ありがたいと思っております。 暑い季節を迎えます。くれぐれも健康管理に御留意されて,市民福祉の増進と市政のさらなる発展になお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。 以上で閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○井川剛議長 以上で市長の挨拶は終わりました。 ────────────────
○井川剛議長 これをもって令和4年第2回四国中央市議会定例会を閉会します。 ──────────────── 午前10時50分閉会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 四国中央市議会議長 井 川 剛 議員 谷 國 光 議員 曽 我 部 清...