令和 2年 9月定例会 令和2年第3回
四国中央市議会定例会会議録(第5号)議事日程第5号 9月25日(金曜日)午前10時開議 ※開議宣告 ※議事日程報告 ※諸報告日程第1
会議録署名議員の指名日程第2
議会改革調査特別委員会の中間報告について (委員長報告、質疑) ────────────────日程第3
地方創生特別委員会の中間報告について (委員長報告、質疑) ────────────────日程第4
広報ICT推進特別委員会の中間報告について (委員長報告、質疑) ────────────────日程第5 認定第1号 令和元
年度四国中央市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第2号 令和元
年度四国中央市
水道事業会計決算、四国中央市
簡易水道事業会計決算、四国中央市
工業用水道事業会計決算及び四国中央市
公共下水道事業会計決算の認定について (委員長報告、質疑、討論、表決) ────────────────日程第6 議案第61号 四国中央市手数料条例の一部を改正する条例について 議案第62号 四国中央市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第63号 四国中央市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について 議案第64号 令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第6号) 議案第65号 令和2
年度四国中央市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第66号 令和2
年度四国中央市
水道事業会計補正予算(第2号) 議案第67号 令和元
年度四国中央市
水道事業会計剰余金の処分について 議案第68号 令和元
年度四国中央市
簡易水道事業会計剰余金の処分について 議案第69号 令和元
年度四国中央市
工業用水道事業会計剰余金の処分について 議案第70号 令和元
年度四国中央市
公共下水道事業会計剰余金の処分について (委員長報告、質疑、討論、表決) ────────────────日程第7 委員会の閉会中の継続審査について (表 決) ────────────────日程第8 議案第79号 令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第7号) (説明、質疑、討論、表決) ────────────────日程第9 議員提出議案第1号
四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則について 議員提出議案第2号
四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例について (説明、質疑、討論、表決) ────────────────日程第10 意見書第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について (説明、質疑、討論、表決) ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2
議会改革調査特別委員会の中間報告について日程第3
地方創生特別委員会の中間報告について日程第4
広報ICT推進特別委員会の中間報告について日程第5 認定第1号、第2号日程第6 議案第61号~第70号日程第7 委員会の閉会中の継続審査について日程第8 議案第79号日程第9 議員提出議案第1号、第2号日程第10 意見書第2号 ────────────────出席議員(22名) 1 番 飛 鷹 裕 輔 2 番 吉 原 敦 3 番 石 川 剛 4 番 国 政 守 5 番 眞 鍋 幹 雄 6 番 三 好 平 7 番 山 川 和 孝 8 番 三 宅 繁 博 9 番 谷 内 開 10 番 川 上 賢 孝 11 番 篠 永 誠 司 12 番 山 本 照 男 13 番 苅 田 清 秀 14 番 吉 田 善 三 郎 15 番 井 川 剛 16 番 原 田 泰 樹 17 番 青 木 永 六 18 番 石 津 千 代 子 19 番 谷 國 光 20 番 曽 我 部 清 21 番 石 川 秀 光 22 番 西 岡 政 則 ────────────────欠席議員(なし) ────────────────出席理事者 市長 篠 原 実 副市長 坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長 宮 崎 淳 子 総務調整課長 古 東 圭 介
総務調整課長補佐兼行政係長 薦 田 敬 宏 (財 務 部) 部長 高 橋 徹 財政課長 高 橋 誠 (市 民 部) 部長 大 西 賢 治 市民くらしの相談課長 井 川 剛 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長 大 西 緑 高齢介護課長 宮 下 浩 (経 済 部) 産業支援課長 大 西 信 也 (建 設 部) 部長 今 村 昭 造 建設課長 石 田 暁 裕 (会 計 課) 会計管理者兼会計課長 三 崎 敦 夫 (水 道 局) 局長 田 辺 敏 文 (消防本部) 消防長 近 藤 英 樹 (教育委員会) 教育長 東 誠 教育管理部長 石 川 正 広 教育指導部長 古 川 拡 延 文化・
スポーツ振興課長田 邉 真 二 (
監査委員事務局) 代表監査委員 宝 利 良 樹 事務局長 前 谷 美智子 ────────────────
出席事務局職員 局長 東 澤 博 議事調査課長 青 木 鈴 子
議事調査課長補佐 山 内 政 樹 議事調査係長 合 田 仁 人
議事調査係主事 亀 山 恭 弘 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分開議
○
石津千代子議長 これより本日の会議を開きます。 ────────────────
○
石津千代子議長 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第5号のとおりであります。 ────────────────
○
石津千代子議長 この際,御報告します。 まず,監査委員から
例月現金出納検査の結果について4件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,本日市長から議案第79号をもって議案1件,
三宅繁博議員外6名から議員提出議案第1号及び第2号をもって議案2件,
三宅繁博議員外6名から意見書第2号をもって意見書1件の提出がありましたので,お手元に配付しております。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第1,
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において青木永六議員,谷 國光議員を指名します。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第2,
議会改革調査特別委員会の中間報告についてを議題とします。 本件に関し,会議規則第43条第2項の規定により,同委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありますので,許可します。
篠永誠司議会改革調査特別委員会委員長。 〔
篠永誠司議会改革調査特別委員長登壇〕
◆
篠永誠司議会改革調査特別委員長 皆さんおはようございます。 ただいまから
議会改革調査特別委員会の中間報告を行います。 本委員会は,平成29年6月定例会において委員が選任されて以来,ほぼ同じ委員にて31回にわたり委員会を開催し,付議事件であります議会運営上の課題の整理及び具体的な議会活性化策に関することについて協議を重ねてまいりました。 以下,本委員会での協議事項や今後の課題等について御報告申し上げます。 特別委員会の発足から数々の協議を重ね,平成30年9月には議会の最高規範であり,地方議会運営の基本原則を定めた
四国中央市議会基本条例を策定いたしました。 また,昨年8月に実施した女性議会の開催の提案,9月には災害時における議員の活動を明確化した議会BCPを策定,それを受け11月には,災害発生時を想定した
初動期対応訓練を実施し,並びに
レスキューナースを講師に招き,生き抜くための
サバイバル講座と題した講演会を開催いたしました。 全議員による積極的な取り組みの結果,早稲田大学の
マニフェスト研究会が実施する2019年度
議会改革度ランキングにおきまして,四国では1位,全国では1,788議会中55位という高評価をいただきました。所管委員会としてはうれしい限りでございます。 今までさまざまな施策について熱心に協議をしていただいた吉原 敦副委員長初め各委員に厚く御礼申し上げますとともに,議会事務局並びに市職員のサポートにも敬意を表する次第でございます。 今後も引き続き市民にわかりやすい開かれた信頼される議会を目指し,条例に基づく着実な業務遂行並びにさらなる改革に取り組む必要があると考えております。 議員各位には,本委員会の活動に対する御理解と御協力をお願いいたしまして,
議会改革調査特別委員会の中間報告といたします。
○
石津千代子議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第3,
地方創生特別委員会の中間報告についてを議題とします。 本件に関し,会議規則第43条第2項の規定により,同委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありますので,許可します。
眞鍋幹雄地方創生特別委員会委員長。 〔
眞鍋幹雄地方創生特別委員長登壇〕
◎
眞鍋幹雄地方創生特別委員長 皆さんおはようございます。 ただいまから
地方創生特別委員会の中間報告を行います。 本委員会は,平成28年12月定例会において
議会運営委員会から議案が提案され,全議員の賛成により新たに特別委員会として設置され,それ以来16回にわたり委員会を開催し,付議事件でありました地域産業の振興に関すること,新たな成長戦略の育成に関すること,産業基盤強化に関すること,公共施設の管理等に関することについて慎重に協議を重ねてまいりました。 以下,本委員会での協議事項や今後の課題等について御報告申し上げます。 まず,先ほど申し上げました4つの付議事件に関しまして,
内陸型工業団地の造成,
サテライトオフィスの誘致,
産業振興アクションプラン,移動販売事業,
立地適正化計画,
コミュニティバスにつきましての先進地視察を実施いたしました。 ほかの特別委員会とは異なり,付議事件に対しての調査項目が広範囲にわたり,目に見える成果というのはなかなか作成できなかったものの,視察を実施した後の一般質問や各委員が所属する常任委員会において質疑を実施するなどいたしました。 また,将来の人口減少を見据えた生活利便性の向上を目指すための
コンパクトシティ・プラス・ネットワークや,市の総合戦略などに関して理事者との勉強会を開催しましてさまざまな知識を習得し,それぞれの議員活動に役立てることができました。 議員各位には,本委員会の活動に対する御理解と御協力をお願いいたしまして,
地方創生特別委員会の中間報告といたします。
○
石津千代子議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第4,
広報ICT推進特別委員会の中間報告についてを議題とします。 本件に関し,会議規則第43条第2項の規定により,同委員会から中間報告を行いたいとの申し出がありますので,許可します。谷
國光広報ICT推進特別委員会委員長。 〔谷
國光広報ICT推進特別委員長登壇〕
◎
谷國光広報ICT推進特別委員長 ただいまから
広報ICT推進特別委員会の中間報告を行います。 本委員会は,平成29年12月定例会において新たな特別委員会として設置され,現在7名の委員が選任されております。以来,20回にわたり委員会を開催し,付議事件であります
タブレット導入,議会報告会,広報・広聴等について協議検討を重ねてまいりました。 ここに,進捗状況と見えてきた今後の課題等について中間報告を申し上げます。 まず,
タブレット導入については,平成30年11月より
タブレット端末を導入することができ,同年12月議会より議会資料の閲覧や市役所からの連絡事項にそれなりに活用いたし,資料作成や連絡文書の費用削減に効果を上げておりますことは御案内のとおりであります。 また,コロナ禍にあってICTを活用した遠隔での議員間協議も試験的に行いました。 しかしながら,当市は紙のまちでありながらペーパーレスの時流を甘受しなければならないという側面もあり,複雑な心境であることも否めない事実であります。 議会を両輪に例えるもう一方の理事者における
タブレット導入が進まないのは,あるいはその思いが強いのかもしれませんが,議員だけがICTを推進しても,片輪走行による理事者との乖離は大きくなるばかりとの懸念が,ここに来て委員会の中でも論じられていることが問題となっておりますことをつけ加えさせていただきたいと存じます。 次に,議会報告会についてでありますが,議員が自身の出身地域の会場に参加するなど,身近な報告会を感じてもらえることにより,課題でありました参加者数についても,少しはふやすことができたものの,まだまだ発展途上でありますだけに,市民にとってただの議会報告会ではなく,より身近な議会報告会となるよう,創意と工夫を持って協議を重ねていくべきと考えます。 最後に,広報・広聴についてでありますが,議会啓発事業として,
四国中央テレビの協力のもと議会熱中討論を開催し,市民に身近なテーマである子育てや地域医療,公共交通について議員間で討論をいたしました。
地方創生特別委員会というものがありながら,地方創生というテーマにまで踏み込んだ討論を実施いたしましたが,ともかく放送を通じて市民の皆様には地域の現状を少しでも知っていただき,情報を共有できる機会になればと考えております。 なお,今後の課題としましては,ICTの可能性を探りながら,議員個人の
タブレット端末の操作技術をさらに向上させ,機能を最大限活用できるよう定期的に操作研修を実施していく必要があると考えます。 この議場にもし帰ってくることができましたら,一議員として市民により身近な議会を発信できるよう,引き続き精力的に活動を行ってまいりたいと思いますので,理事者各位には何とぞその御協力をお願いいたしまして
広報ICT推進特別委員会の中間報告とさせていただきたいと思います。
○
石津千代子議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第5,認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題とします。 本件に関し,委員長の報告を求めます。
吉田善三郎決算特別委員会委員長。 〔
吉田善三郎決算特別委員長登壇〕
◆
吉田善三郎決算特別委員長 おはようございます。
決算特別委員会委員長の吉田でございます。 それでは,
決算特別委員会の御報告を申し上げます。 当委員会に付託され,ただいま議題になっております認定第1号令和元
年度四国中央市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について並びに認定第2号令和元
年度四国中央市
水道事業会計決算,四国中央市
簡易水道事業会計決算,四国中央市
工業用水道事業会計決算及び四国中央市
公共下水道会計決算の認定については,9月11日に委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果につきましては,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 決算の審査に当たり,予算審議段階で明らかにされた点と実際の執行結果はどうか,期待された行政効果は達成されたかなど,総合的に検討いたしました。 以下,審査の過程の中で特に論議されました事項について申し上げます。 初めに,認定第1
号一般会計決算の歳入についてでありますが,まず委員から,軽自動車税の環境性能割の当初予算額と収入済額に開きがあることについて理由を伺うとの質疑に対し,環境性能割は新しい税金であり,当初予算の編成段階の軽自動車の販売台数が見込みであったため,決算では減額となったとの答弁がありました。 次に,委員から,消費税が10%に上がったにもかかわらず,
地方消費税交付金が減少している理由を伺うとの質疑に対し,景気の後退である。過去の消費税増税時にも景気が落ち込んでおり,国において想定の範囲内での景気後退だったようであるとの答弁がありました。 次に,歳出についてでありますが,2款総務費について,委員から,
市民文化ホールの開館記念事業について,中止となったイベントもあったが,委託料に変更があったかどうか伺うとの質疑に対し,1件のイベントが中止になり,580万円の支出が不要になったほか,委託料全体で730万円が減額となったとの答弁がありました。 次に,3款民生費について,委員から,
在宅寝たきり老人等介護手当支給事業扶助費の内容や金額を引き上げることについて伺うとの質疑に対しては,寝たきりの高齢者を6カ月以上介護している方で,課税者へは月5,000円,非課税者には月7,000円を年4回に分けて支給している。財源は全て市の一般財源であることから,引き上げる予定はないとの答弁がありました。 次に,4款衛生費について,委員から,
寄附講座設置支援補助事業が増額している理由を伺うとの質疑に対しては,令和元年度から寄附講座の数が2つにふえたためで,1件につき200万円を支援しているので,合わせて400万円となったとの答弁がありました。 また,母子保健事業の
産科医等確保支援事業補助金の支給要件や支給先について伺うとの質疑に対しては,
産科医等確保支援事業は分娩手当を支給している医療機関が対象となるので,補助対象は四国中央病院だけであるとの答弁がありました。 次に,7款商工費について,委員から,
企業立地促進事業交付金について,令和元年度に交付金を受けた事業所について伺うとの質疑に対して,令和元年度に交付を受けた企業は7社であるとの答弁があり,委員から,交付金の対象企業をもっと広げることはできないのかとの質疑に対しては,業種の拡大や交付金の対象となる要件などについては,愛媛県にも同様の奨励金制度があり,近隣他市の動向を注視しながら検討したいと考えているとの答弁がありました。 次に,10款教育費について,委員から,
特別支援教育就学奨励扶助費の内容について伺うとの質疑に対しては,特別支援学級に在籍する児童生徒に対して,国の補助を受けて給食費,修学旅行費用,学用品などについて2分の1を上限に教育費の一部を補助するものであるとの答弁がありました。 次に,特別会計についてでありますが,
国民健康保険事業特別会計では,委員から,令和元年度の
国民健康保険加入者1人当たりの
国民健康保険料は幾らになるか。県下では何番目か伺うとの質疑がありました。これに対し,1人当たりの
国民健康保険料は8万8,417円で,県内市部で3番目であるとの答弁がありました。 次に,
後期高齢者医療保険事業特別会計では,制度の被保険者の人数と1人当たりの平均保険料について伺うとの質疑に対しては,令和元年度末の被保険者数は1万4,438人で,1人当たりの保険料は,軽減適用前の金額で8万1,274円であるとの答弁がありました。 次に,
介護保険事業特別会計では,委員から,第8期の介護保険料の増額はないのかとの質疑に対しては,現在第8期の事業計画の策定作業にかかっており,介護ニーズがどれだけあるかを調査・分析から始め,それに対応した給付額の見込みを立て保険料額を決定するということで総合的に考えたいとの答弁がありました。 次に,
住宅新築資金等貸付事業特別会計では,委員から,滞納者からの回収方法について,専門家の力をかりるなどの考えはないか伺うとの質疑に対し,回収困難事例については,顧問弁護士とも相談しながら回収に努めている。本事業については,個人情報などデリケートな部分もあり,慎重に取り扱うべきものと考えるので,職員において徴収業務を実施することが適切であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,本決算は予算の議決目的に沿った執行がなされているものと認め,挙手多数で認定すべきものと決定いたしました。 続きまして,認定第2号についてでありますが,水道事業会計では,委員から,
中田井浄水場整備事業費の契約金額について伺うとの質疑に対しては,最終契約額は83億480万6,000円であり,2,415万4,000円の減額となったとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,本決算は予算の議決目的に沿った適正な執行がなされているものと認め,全員異議なく認定すべきものと決定いたしました。 なお,認定第1号及び第2号の決算審査における質疑等は,お手元に配付してあります
決算特別委員会の質疑応答をごらんください。 以上,当特別委員会の審査概要を申し上げましたが,理事者におかれましては,決算審査を通じて出されました指摘,意見を真摯に受けとめられるとともに,新年度の予算編成に当たっては,開かれた市政を目指し,全力で取り組まれることをお願い申し上げます。 以上をもちまして
決算特別委員会の報告を終わります。
○
石津千代子議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 「討論通告書」により発言を許可します。青木永六議員。 〔
青木永六議員登壇〕
◆青木永六議員 皆さんおはようございます。 それでは,私が,認定第1号のうち,令和元
年度四国中央市一般会計及び
住宅新築資金等貸付事業特別会計について,
日本共産党市議団を代表いたしまして反対討論をいたします。 歳入総額455億6,119万円,前年比1.5%増であります。歳出総額は426億8,947万円,同2.9%増と大型予算となっている原因は,昨年に続きまして新庁舎建設や
市民文化ホールなど
大型箱物建設事業の関係であります。 起債残高も過去最高の631億1,285万円となり,相次ぐ借金による大型箱物建設を物語っています。 これまでも議論をしてきたところでありますが,
臨時財政対策債や合併特例債の国が交付税措置をすることになっている部分を除外いたしまして,市が直接責任を負う起債残高は210億円ということでありますが,差し引き421億円を本当に国が負担してくれるのか,財政再建などどこ吹く風で,既に1,100兆円を超えると言われる国の借金体質の中で,大きな不安を残しているところであります。 監査委員は,財政力指数は平成20年度以降減少傾向であり,前年度より0.01ポイント,0.75となった。経常収支比率は1.4ポイント増加し,財政構造の弾力性が失われつつあると言える。
公債費負担比率については,前年度より3.3ポイント改善し16.8%となったが,警戒ラインとされている15%以上の数値である。このように警鐘を鳴らしているところであります。 税収面では,アベノミクスにより景気が回復するとして,法人市民税の増収を当て込みましたが,見事に期待が裏切られ,約2億6,400万円も減収となり,償却資産税など固定資産税の2億1,800万円の増収ものみ込まれた形となっています。 また,格差社会をますます進行させるアベノミクスは,庶民には百害あって一利なしと言わなければなりません。 歳出面では,
市民文化ホール開館記念事業2,697万5,610円を初め,一連の開館準備業務費などはもっと節約すべきだったと思います。 愛媛地方税滞納整理機構の負担金500万円は,税の滞納徴収に憲法が存在しない強権徴収に徹する滞納整理機構を支えるもので,認めるわけにはまいりません。 今日では,納税誓約書が守れないと悪質滞納者のレッテルを張られかねず,消費税増税とコロナ禍の不況で納税もままならない市民が多く,整理機構には一律40件を送り,整理機構送りを心理的圧力に使っての税の徴収からもう卒業しようではありませんか。滞納者の正面からの説得や場合によっては自力執行など,自前で十分可能だと考えます。 四国中央市人権対策協議会補助金1,980万円は,同和問題の民間運動団体への補助金であり,これまで一貫して述べてまいりましたように,本来運動団体が構成員の会費などを持ち寄って運動すべきであり,到底認められず,一日も早く廃止すべきであります。 人権教育協議会の補助金も同様であります。 このように,歳出にはまだまだ多くの問題支出や節約すべき支出があり,厳しくチェックされなければならないと思います。 その一方で,生活困窮者就労準備支援事業926万3,017円,地域おこし協力隊事業また三島小学校に準備をしております新居浜特別支援学校分校建設費2億1,083万4,000円,また小中学校のブロック塀・冷房設備対策事業10億4,967万円などは,それぞれ評価をされる取り組みであります。 以上,問題点の指摘と評価されるべき事業にも言及いたしまして一般会計の反対討論とします。 次に,四国中央市
住宅新築資金等貸付事業特別会計についてであります。 令和元年度は,歳入387万2,000円,歳出857万7,222円,歳入歳出差し引き不足額470万5,222円は,例によって実態が伴わず,官庁にしか通用をしない繰上充用処理でつじつまを合わせています。 また,滞納残額は2億6,805万88円となっており,当年度元利収入は333万9,000円を1年間の回収額として計算をいたしますと,全額回収するまでに今後80年余りかかることになります。全く気の遠くなる話であります。 この事態は,さかのぼって考えますと,同和団体に対して主体性を持って対処をしてこなかった,また回収業務に弁護士などの専門家に依頼することを後回しにした行政側の責任があります。同時に,借りたお金は返すという当然のことを守らなかった借り手の責任もあります。さらに,借り出すことには熱心に取り組みながら,返すことには取り組まなかった同和運動団体の責任を指摘しなければなりません。 どちらにいたしましても,市民の血税がかかった重要問題ですから,全額回収に向けてそれぞれにさらに大きな努力が求められていると思います。このことを強く指摘をいたしまして,
日本共産党市議団を代表しての反対討論とします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○
石津千代子議長 川上賢孝議員。 〔川上賢孝議員登壇〕
◆川上賢孝議員 それでは,私から認定第1号令和元
年度四国中央市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について,賛成の立場から討論を行います。 昨年度は,新しい元号令和が幕をあけた記念すべき年であり,本市においては新庁舎の総合落成や
市民文化ホールの開館といった象徴的な出来事があるなど,国においても,市政においても,新時代に向けた大きな一歩を踏み出した歴史的な年であったと思います。 そのような中,消費税増税により個人消費や企業活動が低迷し,厳しい経済環境下に置かれながらも,本市においては,市政発展の根幹をなす新庁舎やホールといった大型事業を確実に成就させる一方で,国策として急遽進められた学校のブロック塀改修や空調整備,幼児教育・保育の無償化,そしてプレミアム付商品券等々の政策にも,迅速かつ的確に対応されたことは,大変な苦労があったものと拝察いたします。 その結果,歳入決算額は456億円と,合併後最大規模に達し,歳出決算額も過去2番目の427億円という大型決算となり,実質収支が19億円の黒字決算となったことは,さまざまな財源を最大限に有効活用し,積極的に執行された結果であると評価するところであります。 歳入面では,市税は若干の減少があったものの,安定的に確保されておりましたが,大型事業に伴い市債の借り入れが増大したことは,今後の財政負担が懸念されますので,一層慎重な活用を望みます。 一方,歳出面では,新庁舎やホールに係る普通建設事業の支出が増大しておりますが,そのほかにも社会保障の充実や防災対策,地域経済の活性化など幅広い行政ニーズに対し,市民の期待と信頼に応え得る予算執行の結果となっていることが認められます。 このように,ハード・ソフトともに積極的に施策を推し進められた中にあっても,財政調整基金を取り崩すことなく,7年連続で60億円台を堅持できたことは,将来不安が一層拡大している昨今の災害多発時においては,不測の事態にも対応でき,今後は安心感の持てる財政運営に大いに寄与するものと思われます。 しかしながら,決算における各種財政指標を見てみると,実質公債費比率が0.1ポイント低下し8.6%と改善したものの,将来負担比率は大型事業による市債借入額の増大により3.8ポイント上昇し108.0%と,2年連続で悪化しております。 また,財政構造の弾力性を示す経常収支比率も,前年度からさらに悪化し,1.4ポイント増の88.8%となり,財政の硬直化が懸念される状況にあります。 したがって,今後は各種財政指標に十分注視しながら,財政健全化に向けたより一層の努力を念願する次第であります。 最後に,一般会計及び特別会計全般の決算内容については,適切かつ効率的な予算執行がなされていると認められるものとなっており,限られた財源の中で健全で持続可能な財政運営をされた理事者に,心から敬意を表するとともに,今後も中長期的な視点と緊張感を持った財政運営に努められることを強く期待しております。 なお,現下において
新型コロナウイルス感染症という未曽有の危機により,市民生活と市政運営は多大な影響を受けておりますが,市民の生命と健康を守ることに加え,地域経済の安定に向けた積極的な取り組みを切に願い,私からの賛成討論とし,議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○
石津千代子議長 以上で討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。本決算に対する委員長の結果報告は,お手元に配付の「決算特別
委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず,討論のあった認定第1号の採決を行います。 本件は
決算特別委員会委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○
石津千代子議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18名,反対3名。 賛成多数であります。したがって,認定第1号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 ────────────────
○
石津千代子議長 次に,認定第2号の採決を行います。 本件は
決算特別委員会委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,認定第2号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 以上で
決算特別委員会の任務は終了しました。 ────────────────
○
石津千代子議長 日程第6,議案第61号四国中央市手数料条例の一部を改正する条例についてから議案第70号令和元
年度四国中央市
公共下水道事業会計剰余金の処分について10件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,原田泰樹総務市民委員会委員長。 〔原田泰樹総務市民委員長登壇〕
◆原田泰樹総務市民委員長 おはようございます。 それでは,総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案3件について,9月16日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告を申し上げます。 議案第64号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第6号)当委員会所管分について,まず委員から,保健活動費のオンライン相談や電話相談の件数や内容について,相談窓口として周知され,機能しているのかも含めて教えてもらいたいとの質疑に対し,オンライン相談は,設備が整っていないため実績はない。電話相談は市報等で案内しているが,保健センターに来庁される方が多く,電話のみでの相談はほとんどない。今後外出制限がなされた場合などに,自宅からスマートフォン等を使って相談できる環境整備を行いたいとの答弁がありました。 また,市税等還付金及び還付加算金の内容と年間の件数を教えてもらいたいとの質疑に対して,市税等還付金とは,納め過ぎた市税,延滞金,督促手数料を言い,還付加算金はその期間に応じて加算されるもの。今回の2,000万円の補正は,主に法人市民税において既に納付した中間申告額より確定申告税額が下回ったことで生じた差額を還付するためのものである。全ての税が該当し,全体で毎年500件から600件で推移をしているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第64号については,全員異議なく,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第61号につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で総務市民委員会の報告を終わります。
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石津千代子議長 次に,石川秀光教育厚生委員会委員長。 〔石川秀光教育厚生委員長登壇〕
◆石川秀光教育厚生委員長 おはようございます。 それでは,教育厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案4件について,9月16日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第64号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第6号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,児童福祉費において
新型コロナウイルス感染症予防の物資は必要量を確保できているのかとの質疑に対し,まとめて大量購入する場合は時間がかかるものもあるが,個別に購入する場合は,必要量を確保できているとの答弁がありました。 次に,委員から,教育費においての事務局費県補助金について,支援員10名の業務内容を伺うとの質疑に対し,臨時休業時の学校の業務増加への対応のため,学校教育活動支援員が10校に10名配置された。支援員の業務は,学習支援やプリント印刷など多岐にわたり,1日3時間勤務となっているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第64号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第62号,第63号,第65号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で教育厚生委員会の報告を終わります。
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石津千代子議長 次に,国政 守産業建設委員会委員長。 〔国政 守産業建設委員長登壇〕
◆国政守産業建設委員長 皆さんおはようございます。 それでは,産業建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案6件について,9月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第64号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第6号)当委員会所管分について御報告いたします。 委員から,水利施設整備事業負担金3,002万8,000円の内容について伺うとの質疑に対し,水利施設整備事業については,銅山川第2地区と蕪崎地区があり,銅山川第2地区については,分水工の更新整備を行うものである。蕪崎地区については,蕪崎の排水機場の施設の老朽化に伴う補修工事等を行う予定であり,事業費の25%の負担金となっているとの答弁がありました。 次に,委員から,狭あい道路拡幅整備事業について詳細を伺うとの質疑に対し,狭隘道路の整備事業については,当初予算分で5件の申し込みがあり,全て執行予定となっているが,今回の補正は,問い合わせがあった狭隘道路の測量委託8件と拡幅工事6件を予定しているとの答弁がありました。 次に,委員から,特定空家等除却工事130万円の支出予算が計上されており,行政代執行
費用弁償金で同じく130万円の歳入予算が計上されている。お金が入る見込みで行政代執行を行い,執行後に費用を請求するのかとの質疑に対し,所有者にお金があれば自分で除却するのが本来の状況であり,所有者の方が除却するように何度も文書指導や相談,協議しながら進めているが,応じていただけない,除却していただけない中で,市がかわりに行政代執行することになる。それに伴う費用については,所有者に将来的にわたって払っていただく形が必要になるので予算を計上している。執行にかかった費用については後になるが,できるだけ回収をしたいと考えているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第64号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第66号,第67号,第68号,第69号,第70号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
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石津千代子議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し,委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「
委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は一括して行います。 本件は,各委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。 ────────────────
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石津千代子議長 日程第7,委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務市民委員長及び産業建設委員長から,現在委員会において審査中の請願1件,陳情3件について,委員会条例第42条の規定により,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。 これより採決を行います。 本件は,各委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
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石津千代子議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18名,反対3名。 賛成多数であります。したがって,各委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。 10分間休憩します。 ──────────────── 午前10時57分休憩 午前11時06分再開 ────────────────
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石津千代子議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8,議案第79号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 これより本件について提案理由の説明を求めます。高橋 徹財務部長。 〔高橋 徹財務部長登壇〕
◎高橋徹財務部長 私から,追加いただきました議案第79号について御説明申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,追加議案書の1ページをお開き願います。 議案第79号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第7号)は,第1条のとおり,6,500万円の追加補正で,補正後の予算総額を464億8,800万円とするものでございます。 1-2ページをお開き願います。 歳入には,歳出で申し上げる災害復旧に係る15款国庫支出金及び22款市債1,140万円のほか,20款繰越金を4,826万4,000円計上しております。 1-3ページをお開きください。 歳出でございますが,今回補正予算は,新型コロナウイルス対策及び災害復旧の予算でございまして,7款商工費に中小企業経営継続支援金を5,000万円追加し,11款災害復旧費には,さきの台風に伴います市道19カ所,河川3カ所,その他公共施設として霧の森施設のそれぞれ災害復旧工事費など合わせて1,500万円を計上しております。 また,1-4ページ第2表地方債補正では,歳入で申し上げました合計1,140万円の災害復旧債を追加しております。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
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石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。議案第79号については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 議案第79号令和2
年度四国中央市
一般会計補正予算(第7号)について,本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
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石津千代子議長 日程第9,議員提出議案第1号
四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則について及び議員提出議案第2号
四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。三宅繁博議員。 〔三宅繁博議員登壇〕
◆三宅繁博議員 それでは,私のほうから議員提出議案第1号,第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。 本案は,議員活動のより一層の円滑化を目的とし,本会議及び委員会の欠席等の届け出に係る規定を整備する措置を講じるために,
四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則の制定及び
四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例を制定するものであります。 改正の内容は,会議規則第2条第2項及び委員会条例第16条第2項に規定しております本会議及び委員会の欠席または遅参の理由に出産を加えて育児と介護を明記し,議員活動と家庭生活の両立を支援するための環境整備を図るものでございます。 なお,この規則及び条例は,公布の日から施行したいと考えております。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして,提案理由の説明といたします。
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石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。議員提出議案第1号並びに第2号については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は一括して行います。 議員提出議案第1号,第2号について,原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
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石津千代子議長 日程第10,意見書第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書についてを議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。三宅繁博議員。 〔三宅繁博議員登壇〕
◆三宅繁博議員 それでは,意見書第2号については,朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。 意見書第2号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書について。 地方自治法第99条の規定に基づき,政府等に対し別紙のとおり意見書を提出する。 提出者,四国中央市議会議員三宅繁博。賛成者,四国中央市議会議員石川 剛,同眞鍋幹雄,同川上賢孝,同山本照男,同吉田善三郎,同青木永六。 意見書提出先,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,内閣官房長官,総務大臣,財務大臣,経済産業大臣,経済再生担当大臣,まち・ひと・しごと創生担当大臣。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書(案)
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し,我が国は,戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び,本年度はもとより来年度においても,地方税・地方交付税など一般財源の激減が避けがたくなっている。 地方自治体では,医療介護,子育て,地域の防災・減災,雇用の確保など喫緊の財政需要への対応を初め,長期化する感染症対策にも迫られ,地方財政は巨額の財政不足を生じ,これまでにない厳しい状況に陥ることが予想される。 よって,国においては,令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け,下記事項を確実に実現されるよう強く要望する。 記。 1,地方の安定的な財政運営に必要な地方税,地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際,
臨時財政対策債が累積することのないよう,発行額の縮減に努めるとともに,償還財源を確保すること。 2,地方交付税については,引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3,令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから,思い切った減収補填措置を講じるとともに,減収補填債の対象となる税目についても,地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4,税源の偏在性が小さく,税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに,国税・地方税の政策税制については,積極的な整理合理化を図り,新設・拡充・継続に当たっては,有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5,とりわけ固定資産税は,市町村の極めて重要な基幹税であり,制度の根幹を揺るがす見直しは,家屋・償却資産を含め断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は,臨時,異例の措置としてやむを得ないものであったが,本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって,今回限りの措置とし,期限の到来をもって確実に終了すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年9月25日。 四国中央市議会。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御決定くださいますようお願いいたします。
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石津千代子議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。意見書第2号については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 意見書第2号について,原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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石津千代子議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
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石津千代子議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって本日の会議を閉じます。 ────────────────
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石津千代子議長 閉会に当たり市長より御挨拶があります。篠原 実市長。 〔篠原 実市長登壇〕
◎篠原実市長 令和2年第3回定例会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 御案内のとおり,9月は通常ならば敬老月間であります。それぞれの地域で実行委員会を設置し,さまざまな事業を展開してくれております。今年はどうしてもソーシャルディスタンスがとれない,密になってしまうということで,敬老会の事業そのものがほとんど中止になりました。そのかわりできる限りの代替事業を行うということにいたしました。 担当の部局もいろいろなことを工夫してくれました。先日敬老の日に,それぞれの皆さん方が長寿をお祝いすべく,ささやかではありましたが,本市の4地域で打ち上げ花火を約5分から10分打ち上げさせてもらいました。 あさっての日曜日には,敬老事業の「コロナに負けるなテレビで敬老会」を,ケーブルテレビのコスモスチャンネルにおいて生放送を予定しております。 最高齢者の訪問や記念インタビュー,実行委員会を初めNPO法人カノンによる催しなど,地域の皆さんの御協力をいただきながら,工夫を凝らした楽しい内容となっていると聞いております。 また,御案内のとおり,これも中止になりました書道パフォーマンス甲子園の代替プロジェクトとして,現在全国の高校から出展された33校の作品を,市内の公共施設等で展示しております。明日土曜日になりますが,このプロジェクトをテーマにした放送番組「書道ガールズ2020証」が,南海放送にて放送される予定であります。 生徒たちの本大会への思いやコロナ禍での心の葛藤を描いた番組であると伺っております。敬老事業の番組とともに,ぜひごらんいただければありがたいと思っております。 これから冬を迎えるに当たり,季節性インフルエンザと
新型コロナウイルス感染症の同時流行が懸念されております。 こうした中で,国から今年のインフルエンザ予防接種については,開始時期を例年より早めるとともに,重症化リスクの高い高齢者等に優先的に接種機会を確保する方針が示されました。 このことを踏まえ,予防接種法に定める定期接種の対象である65歳以上の方,インフルエンザ予防接種について今年度においては,従来の自己負担金1,000円を無料とすることといたしました。接種を希望される方の一助になればと思っております。 議員各位におかれましては,9月1日の開会以来,本会議や各委員会におきまして,上程いたしました補正予算を初め各議案について熱心に御審議をいただき,御決定を賜りました。また,先ほど追加提案いたしましたコロナ対策及び災害復旧に伴う補正予算につきましても,御同意いただきました。重ねてありがたく御礼を申し上げておきます。 本議会で頂戴いたしました御意見や御提案につきましては,十分参考にさせていただき,これからの市政運営に反映できるよう,鋭意取り組んでまいります。 本日をもってメンバーの議員さんと議会が最後になります。この4年間,それぞれの議員各位におかれては,いろんなことありましたが,市政発展に前向きに議論していただき,そして貢献いただきました。理事者を代表して,あるいは市民を代表して心から御礼申し上げます。 これからは,11月に向けて改選期本番となります。立候補される皆様は,つらく,厳しい選挙戦を迎えますが,四国中央市の市議会議員としての勇気と誇りを持って,堂々とした選挙戦を戦われますよう祈念いたしております。 最後に,この任期をもって勇退される議員さんには,長年にわたり御尽力賜りました。心から敬意と感謝を申し上げます。議員を勇退されても,引き続き市民として四国中央市の発展に引き続きお力添えを賜ればありがたいと思っております。 暑い暑いと言っておりましたが,朝夕かなり涼しくなってまいりました。夕方も暗くなるのが早くなって虫の音が早くから聞こえる,そんな時期になりました。例年であればもう太鼓の音が聞こえるんですけれども,秋祭りの太鼓台の運行もほぼ各地域で自粛になっております。これも本年度は仕方ないことかなと思っておりますけれども,本市といたしましては,自粛したり規模を縮小したり,人数を制限したり,それはもう感染拡大を防止するために仕方のないことだと私は思っておりますけれども,でき得る限り事業を継続する。そのために何をしなきゃならないか。そういうことに職員皆さん方が鋭意配慮していただきまして,それぞれの事業をやっていきたいと。中止や延期は最終の手段であります。ぜひ議員各位にもそういう視点で物事を見ていただいて御協力賜ったらありがたいと思っております。 昨日もスポーツ協会,旧の体育協会でありますが,理事会がありました。ほとんどの事業がアウトになっておりますけれども,それでもいろんな事業をぜひやってくれと。感染予防はできる限り配慮して,人間の知恵を使ったらやれないことはないと,そのように各理事さんにもお願いをいたしました。 選挙は厳しいですから,ぜひ体と心の健康も保っていただき,納得できる選挙運動を展開していただいたら,いずれそれが市民の,市議会の隆盛につながっていくと私は思っております。 約1カ月,大変ありがとうございました。選挙は頑張ってください。以上で終わります。
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石津千代子議長 以上で市長の挨拶は終わりました。 ────────────────
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石津千代子議長 皆さん大変お疲れのところで恐縮ではございますが,今任期最後の定例会が閉会となりますので,議長として一言御挨拶を申し上げます。 顧みますと,平成28年11月,市民の皆様からの厚い負託に応えるべく22人の議員で今任期の四国中央市議会がスタートし,早いもので任期も残り2カ月になりました。 四国中央市政におきましては,厳しい行財政運営の中,新庁舎,
市民文化ホールや川之江ふれあい交流センター,東部学校給食センター等,まちづくりの核となる拠点施設の整備が完了し,第2次総合計画の将来像であります「四国のまんなか 人がまんなか ~人を結ぶ 心を結ぶ あったか協働都市~」の実現を目指し,着実な進捗を遂げてまいりました。 一方,四国中央市議会も全国的に議会改革の機運が高まる中,議員の責務や活動原則などを明らかにし,市民の負託に応え,市民の福祉の向上や市政の発展に寄与することを目的とした
四国中央市議会基本条例を平成30年9月に制定いたしました。 以降,
タブレット端末の導入,議会BCPの策定,政策提言の実施等,さまざまな取り組みを推進してまいりましたが,このように時代に即した議会改革を着実に進めることができましたのも,篠原市長を初め理事者,関係者の皆様方の御支援と御協力のおかげであると心から感謝を申し上げる次第です。 さて,任期満了とともに議員それぞれ新しいスタートラインに立つことになります。今期で議員を勇退される議員各位におかれましては,これまでの豊富な経験と見識をもとに引き続き市政の発展のため御指導,御尽力を賜りますようにお願いを申し上げます。 また,次期市議会選挙に引き続き立候補される議員各位におかれましては,再び本会議場で席をともにできますように念願し,そして先輩方から受け継がれてきました四国中央市議会のよき伝統を守りつつ,二元代表制の機能を果たすことにより,市民の負託に応え,市民福祉の向上を目指していただきたいと思っております。 最後に,議員各位並びに理事者,職員の皆様方には,任期中は大変にお世話になりました。これまでの御厚情に対し深く感謝を申し上げるとともに,本市のさらなる発展を祈念いたしましてお礼の御挨拶とさせていただきます。 4年間まことにありがとうございました。 ────────────────
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石津千代子議長 これにて令和2年第3回四国中央市議会定例会を閉会します。 ──────────────── 午前11時36分閉会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 四国中央市議会議長 石 津 千 代 子 議員 青 木 永 六 議員 谷 國 光...